櫛形山

中尾根〜奥仙重〜裸山〜アヤメ平〜北尾根
日程
2002年7月8日(月)曇時々晴
        〜9日(火)曇
宿泊
赤石温泉
山名
奥仙重・裸山(櫛形山)
山域
南アルプス前衛
入下山
県民の森
山行形態
単独行・自家用車
歩行時間
6時間18分

(7/8)
自宅 5:24 → 県民の森 7:16 (127q)

県民の森7:38→8:36休憩8:45→9:10林道9:22→9:561700M標識10:01→10:21直登道(廃道)分岐10:30→10:38祠頭10:43→11:27櫛形山山頂(標識)11:42→11:55奥仙重(三角点)12:00→12:12櫛形山山頂(標識)12:18→12:53裸山13:08→13:28アヤメ平13:38→14:30見はらし台14:42→15:18北尾根登山口15:26→15:47県民の森

県民の森 16:05 → 赤石温泉 16:41 (148q) 

(7/9)
赤石温泉 8:01 → 自宅 11:46    
(7/8)
 今回は、梅雨の合間を選んでアヤメで有名な櫛形山を目指す。笹子トンネルまで青空が広がり、こんなにたくさん山々があったのかと思うくらい気持ちのいい天気だ。しかし、甲府盆地にはいるとどんより曇り空になってしまい、楽しみにしていた南アルプスは雲の中になってしまった。
 地図で見ると甲府南インターで下りるのが近そうだったが、最近開通した中部横断自動車道を利用して白根インターまで行く。この道路はまだ一区間のみの開通で対面通行だが、その先も高架の方はだいぶ完成している。この道路が完成すると静岡まで続き、懐かしい国道52号線に取って代わると思うと、なんだか不思議な気分だ。しかも、北に延び佐久インターまで延びるとは驚きである。しかし、全線完成するのはずっと先のことになるようだ。私がよく52号線を利用していたときは、高速道路の件は夢のまた夢の話だった。
 私はカーナビに任せっきりだったが、県民の森までは標識が完備されているので迷うことはなさそうだ。道路の方は一部細いところもあるが、舗装されていて走りやすい。舗装されていない県民の森の駐車場は結構広いが、今日は平日なので自動車は3台しか止まっていない。県民の森には多くの施設があるので、週末には下の第二駐車場を含めいっぱいになりそうだ。水場、トイレはあるが、食料の調達はできない。
【県民の森駐車場】


県民の森駐車場を出発。
後ろはウッドビレッジ伊奈ヶ湖管理研修棟。

(7:38出発)
 中尾根登山道の標識に案内され樹林帯の中を登っていく。山腹にジグザグに登山道がつけられているので歩きやすい。しかし、今日は気温も湿度も高く、この暑さとの戦いだ。大汗をかきながらの登りでタオルはすぐにぐっしょり濡れてしまうが、風が通らないので全然乾く気配がない。とにかく熱いの一言で、いつものようにすぐにばててしまい、休憩を多くとりあえぎながらの登りとなる。
 櫛形山林道のところにオフロード車が1台駐車してあったが、ここのスペースには3台位でいっぱいといったところだ。祠頭までも樹林帯の中で視界が利かないが、少し傾斜が緩くなったようだ。南尾根登山道が合流する祠頭はキャンプサイトになっていて、近くに水場があるようだ。ガイドブックには載っていなかったが、真新しい立派な避難小屋(管理小屋?)もある。
【祠頭】


キャンプサイトには「櫛形山ほこら小屋」が立っている。
2000年に増穂町が設置したようだ。

(10:38-10:43)
 櫛形山山頂の標識が立つ奥仙重の山頂は展望はない。ベンチ代わりの丸太がおいてある静かな山頂だ。一応、三角点があるピークを往復した。こちらも展望はないが、明るく開けた雰囲気の違う山頂だ。南尾根登山道では人と出会うことはなかったが、稜線にでると多くの登山者が歩いているのに驚かされる。池の茶屋林道の終点から、アヤメ平を往復する登山者がほとんどのようだ。
【奥仙重・三等三角点】


奥仙重=櫛形山の本当の山頂。
標識はなく、三等三角点があるだけ。

(11:55-12:00)
【櫛形山・山頂 2052M】


櫛形山山頂の標識があるが、実際には、奥仙重三等三角点が山頂だろう。
樹林帯の中で展望はない。

(11:27-11:42)
(12:12-12:18)
 アヤメで有名な裸山は一面アヤメの花が咲いていて、まさに今見頃といった感じだ。ここから南アルプス南部の稜線が見えるはずだが、今日は雲の中で何も見ることができない。アヤメ平の方はまだ少し早いかなといった感じだ。しかし、ここまで来ると登山者の多さに閉口してしまう。平日でこの人出なので、週末は大混雑することだろう。見はらし平から登ってきたと思われる普段着のアヤメ見物の観光客の姿も見られるが、これだけ歩かされるとは思っていなかったようで、皆疲れ切った顔をしている。
【裸山付近のアヤメ】


裸山付近のアヤメはちょうど見頃。
アヤメも多いが、人も多い。
 櫛形山のメインルートになっている北尾根登山道は非常に整備されていて歩きやすい。途中富士山の姿を見ることができる場所がある。今日初めての本格的な展望で感動する。
【北尾根登山道】


北尾根登山道途中から見る富士山の展望。
今日初めての展望。
 櫛形山林道との出会いが見はらし平となっていて、休憩所と仮設のトイレが設置されている。ここまで自動車で来てアヤメ平を目指す登山者も多いようだ。目の前に甲府盆地が広がり、奥秩父や大菩薩の山塊や富士山の姿を見ることができる。見はらし平という名前の通り雄大な展望が得られる場所だ。
見はらし平


甲府盆地を隔てて奥秩父の山々が望める。
この右手に富士山がある。

(14:30-14:42)
 県民の森の駐車場の自動車の数はほとんど変わっていない。櫛形山を目指すのは、池の茶屋林道の終点からと見はらし平からがほとんどのようだ。自家用車利用の場合、わざわざここに止めて長い距離を歩く人は少ないといったところだろうか。今日の暑さを別にすれば、展望こそないが歩きやすい雰囲気のいい登山道だと思うのだが。
 今日は増穂町山奥の一軒宿「赤石温泉」に泊まりゆっくりすることにする。秘湯として結構名の通った温泉宿らしい。建物は古く(よく言えば趣があって)部屋もきれいとはいえないが、山登りの帰りにのんびりするのにはいいとこではないかと思う。内風呂は岩風呂が一つで混浴なのはどうかと思う。今日は宿泊客が少なくのんびりできたが、混雑するときは専用の時間帯だけでは女性は大変ではないだろうか。私も女性とでは(おばさんとでも)のんびり温泉につかることはできない。自慢の露天風呂も、利用できるのは土日と夏休み期間のみだそうだ。食事は、鯉のあらい、馬刺、イワナの塩焼きなどの地味なものだったが、おいしかった。しかし、一つ我慢できなかったのは、宿の人たち(家族)が夜遅くまでテレビを大きな音で見て大騒ぎしていたことだ。たまたま今日、テレビでこの宿が紹介されたので、そのビデオを見ていたようだが。11時過ぎまでうるさくて寝付くことができなかった。
【赤石温泉】


日本の秘湯を守る会会員の宿。
ハードウェア的には悪くはないのだが。
たぶん、私はもう泊まらないと思う。
(7/9)
 朝食は8時から食堂でとのことだったが、7時半には用意ができた旨のアナウンスがあった。内容はまあこんなものかといった感じだ。本当は、今日、甘利山に登ろうと思っていたが、朝食の時間が遅いので登ることは断念した。天気の方もよくないし、気温も昨日以上に暑そうなので。どこにもよらずまっすぐ自宅を目指すことにする。時間はあるので、高速道路は使わないで甲州街道で帰る。
 赤石温泉は宿としてのハードウェアはいいものがあると思うのだが、経営している姿勢に問題があるのではないかと思う。昨夜の大騒ぎ一つにしてもそうだが、プロとしての意識が欠如していると思う。たぶん私は二度と来ることはないだろう。
 櫛形山はアヤメの山だ。登山道の雰囲気などは悪くないが、天気がよくても展望などが期待できない山だ。私としてはアヤメにそんなに魅力は感じないので、もう一度来たいという感じはしない。赤石温泉といい、今回の山行は今ひとつだった。
温泉情報
赤石温泉 日本の秘湯を守る会会
員の宿
山梨県南巨摩郡増穂町平林3243
TEL 0556-22-5188
日帰り入浴:午前8時〜午後5時
(要事前連絡)
入浴料:500円  


戻る