○--------------------------------------------------------------------------------
でんぼ 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月31日(月)18時23分25秒 返信・引用
ばんじまして。金沢さん。
デンボの薄造りは5枚おろしでしょうかね。
私の腕では3枚おろしがせいぜいです(^_^;)
しかも家族からはアラのほうが身が多くおいしいと言われています(^_^)v
おおつもぐーは なんぞかんぞ 気ぜわして えけませんがね(^o^)
おちん かかが あーが 足らんてて いーだけん スーパーね えか くーまの とめばがなて あじーこじーし、レジね 並ば えっと またな えけんし、よーね やれませんがね(^_^;)
やらやっと 戻ってみら「こーが ちょんぼし 足らんけん もえっかい えってこい」てて いーもんだけん「えまごら 携帯電話ち−もんが あらがや、 電話してごさよかったね かーね」てていわ「オジジ。携帯ならかいたども コタツの上で なっちょーましたじね」てていわいて「おん、そげだったかや。ほんな もえっかい えってくわ。も足らん もんは ねかいの」てて 言って 出かけました。
先ほど戻って やっと コンピューターの電源を入れることができました。
では、では
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でんぼ 投稿者:金沢 投稿日:2007年12月31日(月)15時25分17秒 返信・引用
もりやまさん お父上が99歳で、それはご愁傷ですが、天寿の全うされたともいえますね。おくのさん、でんぼは、ほんに煮魚としてもサイコーですよ。「みばなれ」がよてえですがー。最近は「薄すづくり」にした刺身がスーパーで売れていますよ。
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もりやまさん 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月31日(月)14時37分53秒 返信・引用
それは御愁傷様でした。
先日、勤め先のわけもんらちとボーリングをしました。慣れないことをことをしたせいか腰が痛くなり、恒例のそば打ちもアイタタ!アイタタ!と言いながら、何とか打ち終えました。もりやまさんのお父上に比べれば人生の半ばを過ぎたところ。がんばらなくてはと思います。
デンボ。クロアイ釣りの餌取りですが鍋にするとおいしいですよね。身離れの良いコリコリとした身は何ともいえませんよね。
では、では
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なだあるき 投稿者:もりやま 投稿日:2007年12月30日(日)19時16分13秒 返信・引用
金沢さん 今晩は。
年末が暖かく冬の到来が遅かったのか、ようやくこの頃スーパーの店頭に、ベニイカ デンボが並ぶようになりました。今日はこの冬初めての大時化ですので、明朝あたりが絶好の機会です。十一月に父が九十九歳の天寿を全うし、喪中ですので自粛していますが、正月の初めに満中陰を迎えますので、機会があったら歩いてみます。
喪中につき年始のご挨拶はご遠慮申し上げます
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拾い漁 投稿者:金沢 投稿日:2007年12月30日(日)18時16分53秒 返信・引用
もりやまさん こんばんわ 去年でしたか 浜の拾い漁のお話し聞いたのは。また季節がやってきましたね。まもなく正月 また獲物の話聞かせてください。
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減反政策 投稿者:金沢 投稿日:2007年12月25日(火)23時26分12秒 返信・引用
もりやまさん こんばんわ そういうことですか。なんか自然を弄ると必ずどこかで逆のマイナスが出るわけですね。ま、田んぼはもともと人工的なものだとはいえ、いま起きている地球の危機と同じようなことのような気がしますね。すべては人間の浅知恵から起きることなんだなと思います。いや勉強しました。
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もし 投稿者:もりやま 投稿日:2007年12月24日(月)21時18分35秒 返信・引用
耕して天に至るまで米を作った昭和四十年代前半までは、稲の害虫「カメムシ」はあまり問題にされませんでした。減反政策が始まり、そこら中に荒地ができ雑草にカメムシが大発生し、隣接の水稲が被害を受けるようになり問題になる様になりました。減反政策と言う悪政の申し子と言えます。カメムシは種類が多く、稲穂を食害する種類は私ではわかりませんが、貯蔵中の穀物に発生する「こめもし」「しらめもし」とは全く異種です。
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米の虫 投稿者:f-k 投稿日:2007年12月24日(月)20時55分31秒 返信・引用
遠藤さん、こんばんは。乏しい知識ですが、以下は私見です。
○
【こくぞうむし】は、「つなぐ」ことはしないで、穀類に口吻で穴をあけて産卵し、幼虫は穀粒内を食べて育つそうです。成虫は3ミリ内外、体は長卵形で口吻が長く突き出ていて、好物はコメ、ムギ、アワなど。小豆もねらうのかも知れません。
○
糠や米を「つなぐ」のは、【めいが(螟蛾)】の幼虫であろうと思います。「生活害虫の事典(朝倉書店・2003年)」によると、糸を吐いて「餌をつづる」種類に該当するのは、【すじまだらめいが】と【しのめまだらめいが】の幼虫のようでが、インターネットで「米の害虫」の代表格として登場するのが【こくぞうむし】と【しのめまだらめいが】ですので、「餌をつづる」のは【しのめまだらめいが】のほうだろうと思っています。
○
【かめむし】が【こくぞうむし】と同じものであるのかどうか、穀類の害虫であるのどうかは、そのような方言を経験したことのない私には判断できません。ただ、【かめむし】といえば、猛烈に臭い、加茂の方言では【はっとじ】(泉辞書では【はっとーじ】)、またの方言【おじょろさん】を思い浮かべます。
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もしがつなぐ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月24日(月)19時43分34秒 返信・引用
米は良くわかりませんが、小豆などをつけるのはこくぞうむしでありました。
小豆に穴をあけるので、つなぐと言う感じではないような気がしますが。
こくぞうむしの大きさからいって米をつけるにはちと米がほせやな気がせん
でもないですが。かめむしとはおじょろさんですか、あれは米をつけるのですか。
ぞうむしは鼻がぞうないねなったいちです。
しゃんことよま、ぬかを糸でつないだやねする虫はなんですかね。
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横田の方言カルタ 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月23日(日)21時48分13秒 返信・引用
浄土真宗、大阪の北御堂で発行されている「御堂さん」という信徒向けの雑誌に児玉さんの「横田の方言カルタ」が紹介されています。
当ホームページの「横田の方言カルタ」が編集者の目に留まったそうです。
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かめむし 投稿者:こだま 投稿日:2007年12月23日(日)20時25分43秒 返信・引用
おっしゃっている米の害虫のことですが こちらでは かめむし
といっているようです。これがのさばると影響大なので 駆除には
とても精をだすのですね。秋口の話題に必ずでてきます。
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もしが、、、、、、 投稿者:もりやま 投稿日:2007年12月23日(日)19時28分11秒 返信・引用
独占してすみません。f−kさん今晩は。
仰られてみて繰り返し「もしが、、、、、」としゃべってみますが、出雲以外の人が聞かれたらどう聞こえますかね(笑い)。併記でいいでしょう。
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もしがつなぐ 投稿者:f-k 投稿日:2007年12月23日(日)18時39分25秒 返信・引用
○
もりやまさん、こんばんは。どうやら同じ害虫を指していたようで安心しました。そこでお願いですが、辞書登録の時には【もしがちなぐ】も併記していただけないでしょうか。【つ】と【ち】の違いでしかありませんが、ずっと【ち】で育ったものですから・・・
○
【しらめもし】は初めて聞きます。しかし、「穀象虫」の呼び名であれば、辞書候補に名乗りを挙げてはいかがでしょう。どなたかにご確認をいただけるのではないでしょうか。
○
【こめもし】はお使いにはならなかったのでしょうか?。島根県方言辞典には「穀象虫」の方言として記載されていました。もしお使いのようであれば、併せて辞書候補に挙げていただけないでしょうか。こちらの方は私の方で確認させていただきます。
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もしがつなぐ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年12月23日(日)17時01分23秒 返信・引用
f−kさん 晩じまして。
「もしがつなぐ」確認有難う御座います。
貯蔵中の穀類がピンポン玉ぐらいに糸でつながり、中に数ミリの蛆虫がいました。私は不勉強で分かりませんが「ノシメマダラメイガ」の幼虫かもしれません。低温貯蔵庫など無かった時代ですから、長期保存する穀物は特によく乾燥し保存しました。
「こめもし」は 当地では「しらめ(虱)もし」言い、乾燥の悪いのを貯蔵すると大発生し、クロールピクリンで薫蒸したものです。
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代理投稿です 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月23日(日)16時40分53秒 返信・引用
森山さんから頂いたメールです。
かまかけのへ (カマキリの卵嚢)
写真説明
ブドウの小枝と宇宙イモ(別途説明)に産みつけられたカマキリの卵嚢
枯れ草の茎や木の小枝 たまに家の外回りの柱などで見かけますが、益虫のため数が減ったのか最近は少なくなりました。
宇宙イモ(巨大なムカゴ) 右下が普通のムカゴ
別名 エアーポテト
分類 東南アジア原産ヤマノイモ科
興味のある方 作ってみませんか。家庭菜園は勿論ベランダのプランターでも栽培可能です。泉フアンの方なら若干名の方ならお頒けできます、勿論無料です。電話連絡のうえ取りにこられる方。「森山節夫」でyahooまたはgoogleで検索されると電話 拙宅の場所が分かります。
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おしまず(じ) 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月23日(日)09時40分45秒 返信・引用
金沢さん、守山さんこんにちわ。
「おしまず」は面白い慣用句ですので、確認が取れたのでぜひ載せたいです。
でも、意味は私も守山説で「ひとのじぎ」をするな。ということだと思います。
つまり、心の中で「人が食べるのを惜しむ」ので、罰があたってむせた、という意味の
ような気がします。それは、なんとなくその場の雰囲気でそう思うので、確認
したわけではありません。
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おしまず(じ) 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月23日(日)09時40分41秒 返信・引用
金沢さん、守山さんこんにちわ。
「おしまず」は面白い慣用句ですので、確認が取れたのでぜひ載せたいです。
でも、意味は私も守山説で「ひとのじぎ」をするな。ということだと思います。
つまり、心の中で「人が食べるのを惜しむ」ので、罰があたってむせた、という意味の
ような気がします。それは、なんとなくその場の雰囲気でそう思うので、確認
したわけではありません。
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未確認語彙の確認 投稿者:f-k 投稿日:2007年12月21日(金)16時51分9秒 返信・引用
○ 「もしがつなぐ」湖陵S
(貯蔵中の雑穀類に)害虫が発生する。(水田や畑、貯蔵中の米などに害虫が発生した時は「もしがわく」)
○ 使いましたが、共通語訳を拝見すると、湖陵Sさんの害虫と私の害虫が同じものかどうか、不安があります。もし一緒ならうれしのですが・・・・
○
私の場合は、米びつ等の米粒が綴り合わさった状態(つながった状態)になった時に使いました。犯人は多分、ノシメマダラメイガ(熨斗目斑螟蛾)の幼虫であろうと思います。この害虫が吐く糸によって米粒がクモの巣をかぶったような状態でつながりました。
○ もう一つの害虫に、貯蔵中の米の穀粒に穴をあけて産卵し、幼虫は穀粒を食べて育つ通称「こめもし(米虫)」、共通語「コクゾウムシ(穀象虫)」がありました。
この方は「こめもしがはった(入った)」とか「こめもしがわえた」、あるいは単に「もしがはった(わえた)」と言っていたと思います。
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おしまじ おしまじ 投稿者:金沢 投稿日:2007年12月21日(金)15時20分15秒 返信・引用
もりやまさん こんにちわ 「おしまじ おしまじ」は初めて聞きましたが、むせたときには「惜しまないで吐き出してもいいよ」の意味でしょうね。搭載すべき慣用句だと思います。「かまきりのへ」も初耳です。「ぜんまい」は知っていますが「卵」は見たことがありませんでした。草の葉にくっついているのでしょうかね ?
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ちょーかんぼ(ー) 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月17日(月)20時48分15秒 返信・引用
浦のほは 気が短かてだい どげでだい しゃべぇ言葉まで そげなさで(^^ゞ
出雲だてて しぇまやで ふろだけん じげじげで しゃべぇ言葉が
ちょんぼわて 違っちょったてて しかたねわな と思っちょらんと
えやね ならんだけんね。えけん だえんもで よねよね 相談して
どげなと えしこに してごしない。 f-kさん、だんだん!
ふさしぶーの フル出雲弁だども がっこや仕事で 広島だい 岡山だい
住んじょったし 大阪弁しゃべぇもんとも よー はないちょーもんで
えしこに 出雲弁に なっちょらんかもっしぇんね(^^ゞ
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おしまず 投稿者:もりやま 投稿日:2007年12月17日(月)18時20分20秒 返信・引用
遠藤さん 今晩は。
子供の頃慌てて食事をしてむせると、祖母が仰るように「おしまじ(ず)おしまじ(ず)」と‘さんのじ’を軽く叩いてくれました。ひとの食うものを「惜しまない 惜しまない」の意だと言っていた記憶があります。
候補
(昆)かまかけのへ
共通語 カマキリの卵
用 例 「こりゃ なんだー」「かまかけの屁だ」
用例訳 「これは何ー」「カマキリの卵だよ」
以前はそこら中の草むらに産みつけていましたが、写真を添付しようと探しましたが見つかりませんでした。当地だけの呼び名なかどうかは分かりません。
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あかがね、おしまず 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月16日(日)22時37分8秒 返信・引用
子供のころ、鉄くず拾いをしてこつかいを稼いでましたがそのころ
銅のことをあかがねと言ってましたね。これは古語ですかね。最近は
使わないようです。
別件ですが、食事中にむせる人がいると、周りから「おしまず、おしまず」
と声をかけましたが何のことでしょうか。
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はらかぜ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月16日(日)22時33分3秒 返信・引用
はらかぜもいいますが、腸感冒もいいますね。はらかぜ、のことを
えかともてこむつかしく「腸感冒」といったのかもしれないです。
福岡ではわりと出雲弁と同じ言葉を使いますよ。私が聞いたのは
「はぐる」「しごする」です。用法も同じ、めくる、魚を料理する
痛めつける、です。北九州で使うほうが多いですね。ふても大きい
ことをふとか、というので元は同じでしょう。
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はらかぜ 投稿者:f-k 投稿日:2007年12月16日(日)21時58分40秒 返信・引用
○
「腸感冒」は、もっぱら病院、医院のドクターが診断名に使うケースが多く(職業的方言?)、庶民の間で一般的使うのは「はらかぜ(腹風邪)」ではないでしょうか。「はらかぜ」も『「ウイルス性胃腸炎」または「感染性胃腸炎」』が正式病名のようです。
○
「病院で診てもらったら、腸感冒だとや」は使います。しかし、「チョーカンボ ふいたやなけん 病院へ えきて みーわ」はあまり使わず、「ハラカゼ ふいたやなけん 病院へ えきて みーわ」「ハラカゼ ふいて おぜめ ね あった」などが普通の庶民の言葉であるような気がしますが、いかがなものでしょう。
○ 「腸感冒」の辞書登録がおくのさんのご方針であるならば、格別反対するものではありません。ただし、山陰のドクターでも「ちょーかんぼ」とはあまり言わない気がしますので、表記は「ちょーかんぼ(ー)」が妥当ではないでしょうか。
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ふて 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月16日(日)16時35分49秒 返信・引用
おざささん。
「ふて」の用例をありがとうございました。
出雲弁の代表格「だんだん」も出雲地方のほか愛媛や福岡などでも使われている(いた?)そうです。言葉の分布はほんとうにおもしろいですね。(^^ゞ
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腸感冒 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月16日(日)03時31分8秒 返信・引用
f-kさん、こんにちは。
12月11日の記事にも書きましたが、おっしゃるように「腸感冒」は出雲弁と言えるかどうか検討の余地があるというのは、まったくその通りだと思います。
ただ、お医者さんという特別な方々を除いて、庶民がごく普通に「腸感冒」を使っているのが、出雲弁地域を中心とする山陰地方と山梨付近にほぼ限られるのは、とても興味深いことだと思います。
文字どおり胃腸の感冒(風邪)ですから、偶発的にこの二つの地域に生まれた方言ではとも思えるし、古い病名がなぜかこの地域にだけ根強く残ったのではとも思えるし、あるいは人的な交流の結果なのかもしれず、正直よくわかりません。
私としては、とりあえず出雲弁とみなしましょうとおっしゃる、おくのさんのご意見に賛成です。
共通語としては最も普通に使われているのを選んだつもりですが、正式な病名もあったほうがよいかもしれませんね。
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腸感冒 投稿者:f-k 投稿日:2007年12月15日(土)20時59分17秒 返信・引用
○ 米子医療生活共同組合のホームページに、米子診療所長・岸本 朗先生の次の書き込みがありました。
「・・・・米子の方言と思っていましたが、インターネットで調べたところ、甲府の方でも使われているみたいなので、まるっきり米子の方言でもないみたいです。正式には『ウイルス性胃腸炎』『感染性胃腸炎』と呼びます。(以下略)」
○
インターネットでは、甲府のほか、北海道、青森、山梨などの病院・医院での用例がヒットします。また、山陰地方では、鳥取県のほぼ全域。島根県でも出雲部のほか隠岐地方、石見地方でも使われているようですから、「出雲弁」と特定していいものかどうか、検討する必要があるように思いますが、いかがなものでしょう。
○ 仮に「出雲弁」として登録するにしても、共通語は『ウイルス性胃腸炎』または『感染性胃腸炎』が妥当ではないでしょうか。
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ふて 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月15日(土)19時20分7秒 返信・引用
おくのさん、どうもです。
【ふて】
共通語 たいへんに、ひどい、とても大きい
用例 のがかいた さかなは ふて(がいな)もんだった
用例訳 逃がした 魚は とても大きかった
ふてもんだった と ふてがいなもんだった、どちらも使いますね。
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来年の連続テレビ小説 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月15日(土)17時35分10秒 返信・引用
米子出身の関西人さん。ようこさん。
情報提供をありがとうございました。
どのような出雲弁が飛び出してくるのか楽しみです。
出雲弁指導はどなたがされるのでしょうかね(^_^)
http://www3.nhk.or.jp/drama/html_news_dandan.html
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ふて 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月15日(土)15時49分38秒 返信・引用
おざささん。
さっそく用例を作っていただきありがとうございました。
「ふて」は島根県方言辞典にも「非常に、大変に」という意味で載っていますので併せて登録しようと思います。できれば、「ふて」の用例もお願いしたいのですが・・・・
では、では
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腸感冒 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月15日(土)10時46分54秒 返信・引用
おくのさん、こんにちは。
用例をということですので、こんなのでどうでしょうか。
読み方は ちょーかんぼ ですよね?
【ちょーかんぼ(腸感冒)】
共通語 お腹に来る風邪
用例 せんど ちょーかんぼ して ふて目にあたわ
用例訳 先日 風邪がお腹に来て ひどい目にあったよ
見ると泉辞書には「ふて」が たいへんな とか ひどい の意味では登録されていませんね。鹿島のほうでしか、こんな言い方しないのかな。もし不都合なら
えらい目にあたわ に訂正してください。
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腸感冒 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月15日(土)09時18分4秒 返信・引用
日本国語大辞典にも載っていませんね(^_^)
また、おざささんの仰るようにインターネット検索でヒットするのは山陰地方関係者が多いように思います。
おざささん。
とりあえず登録しようと思いますので用例をお願いいたします。
では、では
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腸感冒 投稿者:まつ 投稿日:2007年12月11日(火)19時06分3秒 返信・引用
おざささん こんばんは。
私は「腸感冒」を普通に使いますから、使わない地域があるというのは新たな驚きです。
医学的にはどうなんですかね。
どなたか医者の方で、これを読んでいる方がおられたら、教えてください。
「ノロウィルス」は、去年あたりからニュースで流れて一般化したように思いますが、「腸感冒」の事なんでしょうかね?。
過去に、何度か「腸感冒」にはなりましたけど・・・。
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腸感冒 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月11日(火)12時43分19秒 返信・引用
「腸感冒」という病名を使っているのかどうか、北海道〜九州まで
各地の通信友達や出稼ぎ先の同僚に確認中ですが、いまのところは、
使わない、知らない、という回答です。
それと、どうやら正式な病名は「感染性胃腸炎」のようですね。
「腸感冒」で検索するとかなりヒットしますが、読んでみると
(1)島根県西部〜鳥取県西部に住んでいる人のブログが多い
(2)感染性胃腸炎の古い呼び名だというお医者さんがいる
(3)山梨県のほうでも使ってる? 他
といったところですね。
出雲弁とまで言えるかどうか・・・?
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腸感冒 投稿者:まつ 投稿日:2007年12月10日(月)20時41分3秒 返信・引用
医学上の、正式な病名かどうかは分かりませんが、「腸感冒」で検索するとかなりヒットしますから、それなりに使われているようにも思えます。
しかし、「ちょうかんぼう」をパソコンで変換すると「腸管某」に変換されます。
と言う事は、一般的な言葉でもなさそうですね。
出雲でしか言わないのですかね?。
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お知らせ 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月10日(月)19時54分47秒 返信・引用
掲示板運営サイトから12月12日2:00〜22:00の間メンテナンスを行うので当掲示板にアクセスができなくなると連絡かありました。
腸感冒が出雲弁ですか・・・・(^_^)
そういえば、「腸感冒 診断名」でインターネット検索してもほとんどヒットしませんね。
みなさん。どうでしょうか。
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腸感冒 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月 8日(土)19時07分2秒 返信・引用
これは共通語ではなかったのですか。よく言いましたけど、確かに病院では
言われなかったような気がします。昔はくさーかけ、せったいなものも食べ
たので今でいうノロウイルス感染だったのかもしれないですね。うちのやつ
など腸感冒は風薬ではなおらんといってます。
思いつくはまさにグレーゾーンの言葉ですね。思いつかないと実行できず、
思いつきが結果につながるのですから。ええ思いつきはっしゃったね。=
ええことをさいましたね。共通語表現を出雲弁に直訳すればこうなるが、
ところが直截な表現はせず、こうはいわないところが面白いですね。
思いつきが行動のもとであるので、なんだかデカルトのような(我思うゆえに
われあり」発想を出雲人はすでに自覚していたのでしょうか。
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腸感冒 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月 8日(土)01時22分24秒 返信・引用
すでに話題になったことがあるかもしれませんが、、、
「腸感冒」といえばご存知 お腹の風邪 ですが、この病名(?)
てっきり共通語だとばかり思っていたのに聞くところによると、
じつは共通語じゃなくて出雲弁地域の方言なんだそうですね。
で、そう思って泉辞書を引いてみると・・・ ありませんね^^;
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Re: 来年の連続テレビ小説 投稿者:ようこ 投稿日:2007年12月 7日(金)19時20分57秒 返信・引用
> No.3250[元記事へ]
こんばんわ。
私も来年の秋からの朝の連続テレビ小説の発表をしり、興奮しています。
こちらの関係者の方々の中で、方言指導とかされないでしょうか???
大変でしょうけど、きっちり練習していただいて『出雲弁の味』を出していただけたらと期待しています。
松江方面の方も撮影が楽しみでしょうね。
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来年の連続テレビ小説 投稿者:米子出身の関西人 投稿日:2007年12月 7日(金)19時05分34秒 返信・引用
来年の連続テレビ小説が発表されました。
出雲・松江が舞台だそうです。
NHKは7日、来年度後期の朝の連続テレビ小説が、双子の女優、三倉茉奈さん(21)、佳奈さん(21)主演の「だんだん」に決まったと発表した。三倉さん姉妹は96年度の朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」で主人公の子供時代を好演、「マナカナ」の愛称で全国区の人気を得た。
物語は京都の花街と松江市が舞台。生後間もないころから離ればなれで暮らしていた2人が「縁結びの神様」出雲大社で再会を果たし、やがてデュエット歌手としてデビュー、スターへの道を駆け上がっていく……というストーリー。タイトルの「だんだん」は出雲地方の言葉で「ありがとう」を意味する。脚本は森脇京子さん。9月29日に放送開始予定。
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人名 投稿者:奈良のブースカ 投稿日:2007年12月 6日(木)22時38分37秒 返信・引用
すっかりご無沙汰です。
出雲独特の人名を列記してみました。
景山・園山・宇山・今岡・柳楽・江角・片寄・芦田・常松・三代・錦織・渡部・鐘築
もっと有るでしょうが…
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〜かーね(に) 投稿者:金沢 投稿日:2007年12月 4日(火)00時12分47秒 返信・引用
はんどいわさん こんばんわ おっしゃるとおりで出雲弁では「〜からに」とは言いませんね。だから今回の掲載案も遠藤さん説のとおり【〜かーね(に)】で搭載されますよ。
どこぞおかしとこがあーますかいね。出雲弁としての大方の範囲は北東部⇒「松江〜安来〜能義」。湖西部⇒「出雲、平田、湖陵、斐川、宍道」雲南部⇒「木次、大東、加茂、仁多」までで、飯南部は含まれません。これは言語圏として確定されています。他に米子、境港、日野も雲伯方言圏として含まれますが。
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古いテーマですが・・・ 投稿者:はんどいわ 投稿日:2007年12月 3日(月)23時20分40秒 返信・引用
PC不調で 失礼し 投稿が見れませんでした。
過去にさかのぼってすみません。
下記・・・・まったく当てはまりませんね。出雲とはどの範囲を仰ってるのでしょうか?
訛りの範囲ではないでしょうか?? 断定的に言うのもエヴィデンスが必要ではないでしょうか??
<<〜からに」とは出雲では絶対にいいませんね。一般語で「〜からにー」は聞いたことはありますけど。遠藤さんの言われるように「〜かーね(に)」で搭載すべですね。>>
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古いテーマですが・・・ 投稿者:はんどいわ 投稿日:2007年12月 3日(月)23時20分37秒 返信・引用
PC不調で 失礼し 投稿が見れませんでした。
過去にさかのぼってすみません。
下記・・・・まったく当てはまりませんね。出雲とはどの範囲を仰ってるのでしょうか?
訛りの範囲ではないでしょうか?? 断定的に言うのもエヴィデンスが必要ではないでしょうか??
<<〜からに」とは出雲では絶対にいいませんね。一般語で「〜からにー」は聞いたことはありますけど。遠藤さんの言われるように「〜かーね(に)」で搭載すべですね。>>
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古いテーマですが・・・ 投稿者:はんどいわ 投稿日:2007年12月 3日(月)23時20分33秒 返信・引用
PC不調で 失礼し 投稿が見れませんでした。
過去にさかのぼってすみません。
下記・・・・まったく当てはまりませんね。出雲とはどの範囲を仰ってるのでしょうか?
訛りの範囲ではないでしょうか?? 断定的に言うのもエヴィデンスが必要ではないでしょうか??
<<〜からに」とは出雲では絶対にいいませんね。一般語で「〜からにー」は聞いたことはありますけど。遠藤さんの言われるように「〜かーね(に)」で搭載すべですね。>>
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おもいつく 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月 3日(月)17時28分4秒 返信・引用
私の地元でも家を建て替えたりするときなどに言うことがあります。
「ええ思いつきさっしゃったね。」
よいとき、おめでたいときに使い、悪いときには使いません。
ちょうど共通語の「思い立つ」、「思い立ち」に相当するような気がします。
共通語:思い立ったが吉日 → 出雲弁:思いついたが吉日 (^^ゞ
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おもいつく 投稿者:金沢 投稿日:2007年12月 3日(月)00時08分47秒 返信・引用
「おもいつく」を「着手する」という意味で使われているのなら方言の匂いがしますね。
「そろそろおもいつかだねか」初めて聞きますが、実際の出雲弁現場で聞けば抵抗なく
「そろそろ やろうじゃないか」という意味にとりますね。
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おもいつき 投稿者:こだま 投稿日:2007年12月 2日(日)20時09分26秒 返信・引用
同じような言葉ですが 思いつき というのがありますね。
着想 ということですが 方言的な感覚の共通語 と言える
かもしれません。
「そりゃあええ思いつきだわ 早速やってみっさいよ」 など
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おもいつく 投稿者:遠藤 投稿日:2007年12月 2日(日)11時47分47秒 返信・引用
おもいたつは知らなかったのですが、おもいつく、という言い方を
思いつきました。これが方言かどうかは諸兄のご意見をまつとして
、何のことか説明します。
「着手する」という意味です。「仕事に」そろそろ思いつかだねか
などと言います。思いつかなければそもそも着手できないので、方言
というか、言い回しなのですが。また同義で仕事にさばるとも言いま
すが、遊びの場合は、思いつくとかさばるとか言わないような気がし
ます。
しかし、中学でそんなこと教えるのですね。私のころは、理科で「ふっつく」
などというと「くっつく」と訂正されたものです。
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国語のテスト 投稿者:おくの 投稿日:2007年12月 2日(日)08時58分53秒 返信・引用
こんにちは、おざささん。
中学校の国語で出雲弁のテストですか \(^o^)/
いいことですよね。出雲弁を後世に残すには子どもたちに伝えるのが一番です。
ぞんぞがつく
まくれる、わに、てんぐーま が分かるなんて、さすがおざささんの娘さんです(^^ゞ
いしたにさん メールを頂けないでしょうか。(^^ゞ
では、では、m(__)m
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国語のテスト問題 投稿者:おざさ 投稿日:2007年12月 1日(土)15時50分36秒 返信・引用
中学生の娘が国語の期末テストの問題用紙を投げっ放しにしていたので見ると、次の出雲弁を共通語に直しなさい、というのが出題されていました。
@だんだん Aばんじまして Bちょんぼし Cぞんぞがつく
Dまくれる Eぼいちゃげる Fわに Gにょうばんこ
Hてんぐーま Iだんべら
それを見て、なんとなくうれしくなりました。
ちなみに娘は、EとIは知らなかったようです。
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いしたにさん 投稿者:おくの 投稿日:2007年11月29日(木)19時53分46秒 返信・引用
「おもいたつ」を確認していただきありがとうございました。
情報提供者として登録したいと思いますので下記までメールをお願いいたします。
izumoben@kfa.biglobe.ne.jp
では、では
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おもいたつ 投稿者:金沢 投稿日:2007年11月27日(火)17時07分28秒 返信・引用
いしたに さん こんばんわ。コメント有難うございます。そうなんですよ、「おもいたつ」はどう考えてみても「ある行動をすることを決心する」の意ですから言葉の使い方としては間違っていますよね。本当なら「おもいたてない = 決心ができない」と言おうとしているのですからね。「そら おもいたてんわの」という表現になるべきなんです。でも出雲弁では「おもいたつやな = 決心がつくようだ」とボカして「〜たてない」という否定語に置き換えて使っているんです。それをさらに省略して「おもいたつ」だけで同じ意味に使っているところが私の言うミソなんです。ところで、いしたにさんは出雲のどちらのご出身ですか ?
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おもいたつ 投稿者:いしたに 投稿日:2007年11月26日(月)10時58分30秒 返信・引用
はじめまして。なんとなくインターネット見てたらたどり着きました。
「おもいたつ = ためらう、二の足を踏む」はうちのおばあちゃんは使いますね。
自分は「おもいたつ = ある行動をすることを決心する」としか思ってなかったので、
会話の意味がわからず聞きなおした事があります。
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おもいたつ 投稿者:金沢 投稿日:2007年11月19日(月)15時05分54秒 返信・引用
本辞書に「おもいたつやな = 決心しかねる、ためらう」が搭載されています。四〜五年前くらいでしたか、この「おもいたつ」で論争しました。そこで当時とはメンバーも変わりましたので改めて提案しますが。私の周辺では、この「おもいたつやな」を単に「おもいたつ」で使うことの方が多い現役語です。この間も使いました。民主党のゴタゴタ劇のあったとき「このタイミングで解散すりゃ、おもっせかもっしぇんの」「いんや そら 福田も小沢も おもいたつわの」・・・というようなやりとりがあったわけですが。このように「おもいたつやな」を省略して単に「おもいたつ」で「二の足を踏む、ためらう」の意味で使うのです。皆さんのところでは「おもいたつやな」しか使いませんか ? 私どものように単に「おもいたつ」だけで「二の足を踏む、ためらう」の意で使われませんか ? これと同じ状況で使われる「よだつ = 二の足を踏む」がありますけど、これは「身の毛もよだつ」の「よだつ」ですから意味はぴったしですが、「おもいたつ」は「ある行動をすることを決心する」の意ですから本来は「思い立てない」という否定形でないと意味は通じないわけで、それを出雲弁では「おもいたつやな」とボカして使っているところが面白いわけで
す。そこで本題の、単に「おもいたつ = ためらう、二の足を踏む」では使われませんか ? 私の周辺ではあまりにも日常的な使い方なのですが。
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こっさえる 取り消し 投稿者:金沢 投稿日:2007年11月17日(土)13時37分36秒 返信・引用
↓ 「こっさえる」は「こ(っ)さえる」で既済でした。取り消します。
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こっさえる(ー) 投稿者:金沢 投稿日:2007年11月17日(土)13時31分52秒 返信・引用
実際の出雲弁現場では「こっさえル」という言い方はなく「こっさえー」といいます。なんのことはない「こしらえる」の単なる訛りですが。こういう言い方は一般に聞きません。
関東あたりでは「こさえる」という下町言葉はありますけど「こッさえる」というように促音になるのは出雲独特ではないかと思います。本辞書には「こっさえごと = つくり話し、作り事」はのっているのに、その根源の「こっさえる」がないのはおかしいと思って提案しました。
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ちとわて 投稿者:金沢 投稿日:2007年11月15日(木)23時42分26秒 返信・引用
ごめんなさい。あげでとたね。 ↓ の【ちとわて】掲載案の採取者名は「まつさん」でした。訂正します。
【ちとわて】
共通語 少しづつ
用 例 そげにごだごだいわすとにだれんもがちとわてこらえらえだがな
用例訳 そんなにあれこれ言わないで みんなが 少しづつ我慢すればいいじゃないか
採取者 まつ[湖陵]
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ちーたて 投稿者:こだま 投稿日:2007年11月15日(木)14時09分36秒 返信・引用
ちとわて ちーとわて を ちーたて と言っていました。
「おおけんなったけん ちーたてどまあ てごをせにゃあのー」
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ちとわて 投稿者:おざさ 投稿日:2007年11月14日(水)17時51分48秒 返信・引用
金沢さん、こんにちは。
【ちとわて】の搭載案についてですが、
採取者は私でなく まつさん ですね。
よろしくお願いします。
いや〜 それにしても、金沢さんの用例の上手いこと(^o^)
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ちとわて 辞書搭載ルール 投稿者:金沢 投稿日:2007年11月13日(火)13時23分53秒 返信・引用
「ちとわて」は確かに面白い出雲弁ですね。「ち(ー)と = 少し」「わて = づつ」どちらも搭載済みですが、「ちとがなかい」は掲載されているのに「ちとわて」が搭載されないまはおかしいのではないか、というご意見もまったくごもっともです。「ちとわて」も,わださかさんのおっしゃるように、今でも使われているあまりにも普遍的な出雲弁の組後です。搭載されるべきと思います。ただ、このようなグレーゾーンはゴマンとあります。ルールを一定化して見やすいようにするべきとのご意見は是としますが、この辞書は長年にわたって、その都度搭載方法を代えてきました。これを見直して統一することは、奥野さんの労力の限界を超えています。この問題は奥野さんが定年後にライフワークとして取り組まれることなのかもしれません。そこでまたでしゃばって「ちとわて」の搭載案を。
【ちとわて】
共通語 少しづつ
用 例 そげにごどごどいわすとにだれんもがちとわてこらえらえだがな
用例役 そんなに あれこれ言わないで みんなが少しづつ 我慢すればいいじゃないか
採取者 おざさ[ ]
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慣用句? 投稿者:ようこ 投稿日:2007年11月13日(火)09時02分52秒 返信・引用
おはようございます。
先月末帰省した折、朝のテレビで藤岡先生の出雲弁番組を見ました。
やっぱり出雲弁は楽しいし面白い。 同伴の息子に、いちいち説明しながら見ていました。
ところで、
今朝、ふとしたことで口から出たので投稿してみます。
「あーことねことさんどれーいちど」
(あること ないこと 三度 礼 一度)
朝一などに、ちょっと縁起(間)の悪いことに遭遇した時などに注意を呼びかけるために言った言葉だと思います。
一日のうちに、似たようなヘマなりミスなどが一度ならず二度三度、おまけまでついてくるかもしれないから
十分に気をつけて行動するように! ということからの言い回しだと思うのですが。
いかがでしょう? (斐川では言っていました 母が)
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ごくろうさんです 投稿者:こだま 投稿日:2007年11月12日(月)06時49分20秒 返信・引用
掲載してあるとかないとか まだだとか いろいろ言うこと
があるようですが このコーナー自体が 奥野さんのお考えで
作られているのですから 皆がわいわい言う それを奥野さんが
まとめて ひとつの方向で示されるのですから 私たちは わいわい
がやがや言う だけでいいのだはないですか。
でも 大変でしょうが おもしろいことだ とも思ってあげています。
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記載方法について 投稿者:おくの 投稿日:2007年11月10日(土)10時08分47秒 返信・引用
まつさん。御提案ありがとうございました。
このところ、出雲弁の泉に割く時間がなく皆さんにたいへん御迷惑をおかけしていることと思います。
さて、御提案の件ですが、当辞書も大きくなり記載方法の変更には膨大な労力が必要な状況となってきました。また、現在公開している記載方法と違う既載があり一貫性がないとのお叱りも受けており、新しく登録する語彙だけに適用することもできず、現状ではお手上げの状況です。
今後、抜本的に見直す機会でもあれば、まつさんの御提案を参考にさせていただきたいと思います。
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ちとわて 投稿者:まつ 投稿日:2007年11月 8日(木)19時28分33秒 返信・引用
おざささん こんばんは。
ご指摘、ありがとうございます。
あげですね、見落としていました。
誰もが、引きやすい、分かりやすい辞書にするのは大変なことだと思います。
「し」と「す」、「ち」と「つ」の、どちらの項目に収録するかということや、組語の扱い(今回の「ちと+わて」等のように)は、奥野さんも悩むところだと思います。
私の掲載案としては、先にも書きましたが、「ちと」の項目に応用例というか使用例として「ちとなかい」や「ちとわて」としてはどうかと思うのです。
奥野さん、どうでしょうか。
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Re: ちとわて 投稿者:おざさ 投稿日:2007年11月 8日(木)18時33分37秒 返信・引用
まつさん、こんにちは。
「ちと」も「〜わて」も個々には辞書に掲載されているようです。
ちなみに「〜なかい」も掲載されていますね。
で、「ちとなかい」が掲載されているから「ちとわて」も掲載してはどうか
ということなら 私は賛成(^o^)/ ですが、責任者の方々のご判断ですね。
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ちーとわて 投稿者:こだま 投稿日:2007年11月 8日(木)05時31分44秒 返信・引用
ちーとわて ちーとがなかい ちょっこし ちょっこーがなかい
ちょんぼしわて ちょんぼーがなかい
気をつけてみると 皆 同じようなことなのですね。
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Re:ちとわて 投稿者:わださか 投稿日:2007年11月 7日(水)22時50分25秒 返信・引用
まつさん
「ちとわて」未掲載とは驚きました。毎日のように良く使うことばですから。
最近は新規登録の語はビミョーな語が多いので,こんなにはっきりとした語は珍しいですね。
まだうっかりしていて未掲載の語があるのではないでしょうか。
「〜わて」は掲載してありますが、「ちと」は未掲載です。「ちと」は「わて」と必ず一緒に
使われるわけではなく,「ちとのくが」(ちょっと熱いよ)とか「ちとおらにゃもちかしとま
っしゃい」(少し私には難しいようです)などと使います。
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ちとわて 投稿者:まつ 投稿日:2007年11月 7日(水)20時40分5秒 返信・引用
今日、職場での会話です。
水量の減った川の流れを見ながら「ちとわて ながれちょー の」(少しずつ流れているな)と、松江の方が言われました。
この「ちとわて」は、私も使いますので、よく分かりました。
早速、泉辞書を見てみましたら、「ちとなかい」が収録されていますが、「ちとわて」は載っていません。
そこで、掲載案ですが、「ちと」→「すこし、又はちょっと」として辞書に登録して、その出雲弁での応用例として「ちとなかい」(少しの間)、「ちとわて」(少しずつ)「ちとばかー」(少しばかり)等の使い方がある、としたらどうでしょうか。
「ちとわて」の「〜わて」も共通語とは思われません。
「ちょんぼわて」とも言いますが、「〜ずつ」が共通語でしょうかね。
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広辞苑・六版 投稿者:まつ 投稿日:2007年11月 6日(火)19時33分13秒 返信・引用
今朝、カーラジオを聞いていましたら、広辞苑の新版が出るようですね。
約一万語、収録が増えるそうです。
そのラジオで、広辞苑の編集に携わっている方(名前を忘れました)が出演して話しておられましたが、新語を収録するときに編集者の間で意見が割れた言葉は、今回の新語の登録を見送ったそうです。
万葉の昔からある日本語を考えたとき、広辞苑の版が変わる十年、二十年は短いもので、次回に持ち越したからといって、いかほどのことか、といった話をしておられました。
しかし、選に漏れた言葉を推していた人はがっかりしていた、とも言っておられました。
この掲示板での、以前の出雲弁のグレーゾーンについての意見交換を思い出しながら、ラジオを聴いていました。
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どげーならーね 投稿者:こだま 投稿日:2007年11月 5日(月)14時09分46秒 返信・引用
こういう使い方をしませんか。
「そげなことをしたてて どげーならーね」
「どげーだーなりゃあせんじ」
つまり 反語がついてくる言い方 だと思います。
「どげーならーぞ」なら 独り言ですわね。
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どげならぞ 投稿者:金沢 投稿日:2007年10月29日(月)13時57分12秒 返信・引用
たしかに「〜どげならぞ」ととめて使う場合は遠藤さんの「独り言説」で「ふん どうなるものだろうね」という感じになりますいね。他人に向かっていう場合は「〜どげならぞや」
となって「ふん(お前がやったのでは)どうなるものやらね、ま、やってみるがいいよ」という揶揄めいた言い方になります。
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どげならぞ 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月28日(日)18時38分31秒 返信・引用
みなさん いろいろ書き込みありがとうございます。
一つの言葉も使われる状況によって、微妙に意味が違って使われるのではないかと思います。
私が「とげならぞ」を使うのは、遠藤さんが言われるように独り言の様に使う場合が多いです。
まず「はぁー」とため息をついてから、「とげならぞ」となるのですが、「どげぞなーわの」と「ケセラセラ」の気持ちも少し含んでいます。
「どげならね」とも言いますね。
相手に対して使うと、例えば「なんぼ おまえさんが そげえったてて どげならぞ(どげならね)」と、「どうにもならない」「どうしようもない」との意味を少しぼかして言っているように思います。
ただ、これは私がそう感じて使っているのですが、もっと違った使い方もあるかもしれません。
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どげならぞ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月28日(日)17時08分45秒 返信・引用
どげならぞ、というのはそのままだと「どうなるのか」と言うことだと思いますが
どういう文脈で使うのかわかりません。「どげぞ」(辞書に載ってる意味とは違います。)
とか「どげなとせ」とは違うのでしょうか。(前者=どうぞかってに、後者=かってにせい)
「どげなとならぞ」という意味で相手に対してではなく独り言のように言うのでしょうか。
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どけならぞ 投稿者:金沢 投稿日:2007年10月27日(土)16時59分45秒 返信・引用
松江では使います。今岡さんの言われるように「どうなるものやら」という若干揶揄するときに使います。言い方としては「どげならぞや」というように使うこととが多いですけど。搭載すべきと思います。
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どげならぞ 投稿者:おざさ 投稿日:2007年10月27日(土)16時40分56秒 返信・引用
まつさん、こんにちは。
「どげならぞ」って聞いたことがあるような気がします。
もっとも、ふつうに聞くのは「どげんなーだ(ら)」のほうかな。
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どげならぞ他 投稿者:いまおか 投稿日:2007年10月27日(土)12時39分47秒 返信・引用
まつさんこんにちわ。関東は朝から本降りで、これから台風も来るそうですわ。
ところで「どげならぞ」、使いますねエ。(当に、どうなるもんでもなかろーに、という意味ですね。)ところで、先日のメールで何の気なしに使ってしまいましたが「さて(さーて)」(アクセントは「て」にあり)という言葉は使われませんか?「しきりに」という意味で。
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どげならぞ 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月27日(土)09時59分46秒 返信・引用
「〜かーに」や「〜だーに」を口の中で唱えていたら、「どげならぞ」という言葉を思い出しました。
「どうなるものぞ」といった意味になると思いますが、どうも文語体風で、普段口にする軽い感じの、口語体の共通語を思いつきません。
出雲弁で「どげならぞ」は、時々、ふっと口に出ます。
「そげなこと したてて どげならぞ」
「そんなことをしたって、どうなるものか」
あ、「どうなるものか」が共通語になりますね。
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〜かーに 投稿者:金沢 投稿日:2007年10月26日(金)23時14分2秒 返信・引用
「〜からに」とは出雲では絶対にいいませんね。一般語で「〜からにー」は聞いたことはありますけど。遠藤さんの言われるように「〜かーね(に)」で搭載すべですね。
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かーに 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月26日(金)21時52分56秒 返信・引用
はんどいわさん、はんどいわててなんですか、出雲弁でしょうか。仁多
の方ですか。
かーにですが、まず仁多のこだまさんの情報でからにのなまりであることは
確認済みです、また、共通語で「からに」がないことも辞書でみてます。
関西弁であるとのことですが、私は関西に10年ぐらい住んでいましたが
聞いたこと無いですね。もしあったとしても出雲弁のうち関西弁でない
ものを除くと「まくれる」とかいった言葉をはじめかなりが消えてしまい
ます。だーには良く知りませんが、だろうに、の略とすれば単に共通語を
いずもなまりで言っただけです。かーには共通語にない点でそもそも単純
ななまりとは大きく違います。
かーにをからにとすべきと言う意見でしたら、申し訳ないがかーにで先に
提案したことと、からによりはかーにの方が使用範囲が大きいようなので
かーにを見出しとしたいと思います。
ます。
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だーに 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月26日(金)19時37分52秒 返信・引用
はんどいわさん こんばんは。
初めまして、ですかね?。
あげあげ、「〜だーに」は使いますよ。
音的に言えば、「〜だらね」に近い言い方を、私はします。
さらに、"しつこたらし"ね
「〜だらね かーね」→「〜だろうに からに」
等とも、言います。
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・・・搭載案を 投稿者:はんどいわ 投稿日:2007年10月26日(金)00時01分20秒 返信・引用
えそがんでも ・・・えーにかーに。
<かーに> ではなくて <からに> と言う 言い方を登録すべきでは? こんな言い方は 出雲独特?・・・でも TV見てると・・・<〜からに> と言う言い方はしますね。特に関西の芸人。 かーに はからに の出雲独特のなまりでは? と思いますけどね。
・・・・・・・・・・・・・
<・・・だーに> とか 言いますね。 これって <・・・だろうに>の訛りだし。
あんまり 早よ 決めて 掲載せんでも えだーに!!??
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〜かーに 投稿者:金沢 投稿日:2007年10月20日(土)19時06分8秒 返信・引用
ほんとですね「〜かーに」は代表的な出雲弁なのに掲載されていませんね。
「あぎゃんこと えってかーに〜」「また えけずしてかーね なんだかいの」。語源は古語の「〜からに」でしょうが。「〜かーね」は「〜かーに」が語法的には中舌母音で変化しただけで同じものでしょう。こんな言葉遣いは出雲独特のものだと思います。辞書登録すべきものですね。それにしても今までなぜ出てこなかったのか不思議なくらいです。またでしゃばって搭載案を。
【〜かーね(に)】
共通語 〜からー、〜てー
用 例 また あぎゃんことえってかーね はじかしがね
用例訳 また そんなこと言ってからー 恥ずかしいよー
説 明 動詞過去形の連用形について強調の意味で遣われる
採取者 遠藤[大東]
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しょんだれ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月20日(土)08時35分43秒 返信・引用
巨人の木佐貫を見ているとしょんだれまいげという言葉を
思い出しまして調べてみると記載でした。
金沢さんのパソコンがめげとる最中に「かーに」または「かーね」
という言葉を提案しましたが、文法的にはどうなっとるのですか。
金沢さんのご意見をまちます。その方面にくらいもので。「といっても
明るい方面はとくにないですが。」
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タイガース 投稿者:金沢 投稿日:2007年10月18日(木)11時06分9秒 返信・引用
あげですが。もともと勝てる気はしてませんでしたけどね。先発が下柳じゃね。ここまでやれてきたのが不思議なくらいでした。先発投手の補強がオフシーズンの課題ですね。
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無題 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月17日(水)21時12分19秒 返信・引用
金沢さんパソコンが直ったのですね。その間に阪神は完璧に負けました。
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すったもんだ 投稿者:金沢 投稿日:2007年10月17日(水)21時04分16秒 返信・引用
「すったもんだ」は全国区じゃないでしょうか。どの辞書にも載っていますし、放送でも
使われそうな言葉のような気がします。
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すったーもんだー 投稿者:こだま 投稿日:2007年10月17日(水)20時05分13秒 返信・引用
要するに 屁理屈をあれこれ並べ立てて 不平がましく言うこと
でしょうね。
すっぺーこっぺー とか或いは つべこべ がありますが これは
ニュアンス がちょっと違うかもしれませんね。
雰囲気を表している言葉 何となく情景が察知できますね。
「すったーもんだー騒いだ揚句が そげなことかや」
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したもんた(すたもんた) 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年10月17日(水)19時04分1秒 返信・引用
共通語:あーだこーだ言うこと。類語:すったのはげたの又は動作がゆっくりしていること
用例:けー、こなはなんべんいっても「したもんた」ばっかいってちとだいととろかんやつだ。
だれかわかる方よく教えてください。宜しく
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ほてしこ 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月15日(月)22時23分19秒 返信・引用
「ほてしこ」はどうも思い違いで、「おもしか」と混同していたのかもしれません。
泉辞書には既載ですが、「寿司を"おもしか"食った」という使い方はしませんか?。
「寿司を思いっきり食べた」となると思います。
「しこたま」を使うところを「おもしか」に置き換えると、ほとんど同じ意味の使い方になると思うのですが。
例えば「しこたま 飲んだ」→「おもしか 飲んだ」のように。
「ばかめる」はあまり使った記憶がありませんが、意味はよく分かります。
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ほてしこ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月15日(月)21時32分21秒 返信・引用
私も聞いたことはありません。関係ありませんが「ばかめる」というのは
バカにすることですが、これまで共通語だと思ってましたが、現国の辞書
にはありません。これは出雲弁でしょうか。そもそもほかでは使いますか。
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ほてしこ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年10月14日(日)20時36分20秒 返信・引用
まつさん 今晩は。
「ほてしこ」は聞いた記憶はありません。
ついでですので。
「へそがあかんべしーほど」「ほてはら」の反意語
「‘はらんかわが せなんかわねふっちくやなー’わー えそえで なんぞくわせー」
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そげそげ 投稿者:おくの 投稿日:2007年10月14日(日)16時19分34秒 返信・引用
こだまさん。
そげそげ、「原が・・・」ではなく「へそ」でした。^_^;
つい、「ほてはら」の「はら」に乗ってしまいました。
では、では、m(__)m
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Re: ほてはら 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月14日(日)15時43分32秒 返信・引用
> No.3183[元記事へ]
もりやまさんへのお返事です。
> 本欄を汚す常連です。
> 投稿が無いようですので。
> 「ししを しこたま食った」 使うこともありますが、こんな場合我々のような年寄りは、
> 「ししを【ほてはら】食った」です。
> 訳 寿司を腹一杯食った
> 寿司を布袋さんの腹のようになるまで食った
> 私の勝手な解釈です。
もりやまさん こんにちは。
私の記憶違いかもしれませんが、「ほてはら」のところを「ほてしこ」と聞いたような、曖昧な記憶があります。
「ほてしこ」という言い方は、ご記憶にありませんか?。
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臍が〜 投稿者:こだま 投稿日:2007年10月14日(日)09時39分55秒 返信・引用
ついでにもうひとつ
大笑いすることを 臍がよじれるほど笑う といいますが
これは 共通語かな?・
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臍が〜 投稿者:こだま 投稿日:2007年10月14日(日)07時52分13秒 返信・引用
奥野さん 久しぶりです。「おんぼらと〜」を見て下さって
いますか。こちらでは
「腹いっぱいよばれて よーね臍があかんべすーやーなわ」
と言いますね。
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腹があかんべすーほど 投稿者:おくの 投稿日:2007年10月13日(土)21時51分29秒 返信・引用
こんばんは。もりやまさん。
平田では「腹が、あかんべしー、ほど、ししよばれた」です。
ところに よって えろんげな いいかたが あーもんですね (^_^)v
今日、古代出雲歴史博物館の企画展「弥生王墓誕生」をみてきました。
なぜ、「ずーず弁」が、出雲地方、沖縄地方、北陸地方、東北地方に残っているのか・・・・、弥生時代に思いを巡らせていました。(*^_^*)
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ほてはら 投稿者:もりやま 投稿日:2007年10月13日(土)19時33分19秒 返信・引用
本欄を汚す常連です。
投稿が無いようですので。
「ししを しこたま食った」 使うこともありますが、こんな場合我々のような年寄りは、
「ししを【ほてはら】食った」です。
訳 寿司を腹一杯食った
寿司を布袋さんの腹のようになるまで食った
私の勝手な解釈です。
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しこたま 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 9日(火)19時28分22秒 返信・引用
Danny★鷹さん こんばんは。
Danny★鷹の書き込みは、別に「出雲弁談話室」を汚しているとも思わないし、謝るまでのことは無いと思いますよ。
ここは、「この言葉は出雲弁ではないか?」とか、それに対して「あーだ こーだ」言う所ですから。
私も、いろいろ批評したりされたりしていますから。
気になさらずに、どんどん書き込んでください。
「しこたま」は私も時々使いますが、言葉は時間の流れの中で変化するものだと思います。
出雲弁には古語が多く残っているといわれますが、これも、その言葉が入ってきた頃は「け 都の言葉を 使ってかーに」と、眉をひそめられていたのかも知れません。
それが、「出雲弁には古語が残っている」と誇らしく思っている私たちを、ご先祖様はどう思っているのでしょうかね。
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おわび 投稿者:Danny★鷹 投稿日:2007年10月 9日(火)11時17分44秒 返信・引用
「しこたま」は九州の方言が由来といわれる全国的に使われている言葉でした。
追って投稿部分を削除し、ここに「出雲弁談話室」を汚したことを深くおわびします。
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しこたま 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月 8日(月)21時21分11秒 返信・引用
少なくとも、大東ではしこたまなど使えば、よそもんであることが
ばればれになったと思います。使ったことはありませんし、そういう
言葉があるのはテレビやラジオの影響で知ったのでしょう。
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こはだ 投稿者:Danny★鷹 投稿日:2007年10月 8日(月)20時50分26秒 返信・引用 編集済
私論ですが、出雲の「こはだ」も安来・東出雲の「こはだ巻き」も浜田の「おまんずじ」も魚が違うのと形態が違うだけで同類の食べ物ですね。
出雲の「こはだ」はコダイ(またはコハダ)の腹開きにおからを挟んだ形。「こはだ巻き」はおからのにぎりに魚を巻いた形。「おまんずし」はおからのにぎり寿司の形。
「おまんずし」の画像とレシピは下記を参照。
http://www.mizkan.co.jp/sushi/chugoku/shimane_1.htm
「こはだ巻き」の魚カワコは中海で獲れる小形の魚の地方名ではないでしょうか。カワコはコハダの代用魚である気もするし、出雲地方ではすし酢で味付けしたおからと酢漬けの小魚との組み合わせ料理を「こはだ」と称する気もします。
江戸前寿司のコハダ(小鰭)は出世魚「シンコ→コハダ→コノシロ」のコハダで、寿司屋で使うのは体長10cm前後のコハダ。晩秋から冬に出回る寿司ネタでこれからが旬です。
江戸前寿司のコハダは下記を参照。
http://secondlife.yahoo.co.jp/images/gourmet/special/060401/01mim02.jpg
上記3つに共通しているのは魚を酢締めすることですね。
http://secondlife.yahoo.co.jp/images/gourmet/special/060401/01mim06.jpg
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かわこ の こはだ巻き 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 8日(月)15時31分5秒 返信・引用
島根県のホームページの出雲の食べ物として「かわこのこはだ巻き」というのがあるようです。
「かわこ」という魚がよく分かりませんので、自分でも食べたことが有るか無いかわかりません。
下記ページをご参照ください。
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/syoko/sangyo/sanhin_ikusei/tuduri/izumo/spring005.html
そうすると「かわこ の こはだ巻き」のネーミングがよく分かりません。
「おから の かわこ巻き」ですと、味付けした「おから」を、酢でしめた「かわこ」で巻いてある、ということで納得できるのですが・・・。
この「かわこ の こはだ巻き」の「こはだ巻き」の意味するところがよく分かりません。
元々「こはだ巻き」があって、魚を「かわこ」で代用して造った、というふうにも理解できます。
すると、元々の「こはだ巻き」に使われた魚は何か?。
数年前、宍道湖で大量の「このしろ」が死んだことがありました。
「このしろ」は出世魚で「しんこ〜こはだ〜このしろ」というそうです。
握り寿司で言う「こはだ」は、この魚を言うそうですが、「こはだ巻き」の「こはだ」は、この魚のことを言ったものなのか?。
どなたか、ご存知ありませんか?。
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まりつきうた 投稿者:こだま 投稿日:2007年10月 6日(土)12時33分30秒 返信・引用
この欄とあまりかかわりがないかもしれませんが ひとつ
一かけ二かけて三かけて 四かけて五かけて六かけて 橋の欄干
腰下ろし 遥か向こうを眺むれば 十七八の姉さんが 花や線香
手に持って 姉さん何処行く尋ねたら 私は九州鹿児島の 西郷
隆盛娘です 明治十年三月に 討たれて死んだ父上の お墓参りに
参ります お墓の前で手を合わせ 南無阿弥陀仏と拝みます
勿論これが正しいなどとは思いません 色々な歌詞になっていて
特に終わりの方は諸説様々です。ほかのも聞かせてもらえませんか。
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こはだ と おまんずし 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 6日(土)09時30分40秒 返信・引用
以前、Danny★鷹さんが「こはだ」を書き込まれていました。
子供の頃からよく食べていましたが、中のおからが口に合わなくて、あまり好きではありませんでした。
「ハレ」の日の「ごっつぉ」だったような気もします。
最近も、スーパーで見かけました。
ところで、浜田に「おまんずし」というのがあるそうです。
イワシなどを酢でしめて、酢で味付けしたおからを詰めたものだそうですが、まさに「こはだ」です。
出雲で食べている「こはだ」と、握り寿司でいう「こはだ」と、「おまんずし」との関係はどうなっているのでしょうね。
どれが昔からあったとか、時代的にはどうだとか興味があります。
Danny★鷹さん、ご存じないですか?。
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がー 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 5日(金)23時58分40秒 返信・引用
ようこさん こんばんは。
やっぱり「がー」のニュアンスが違いますか?。
そう思って「〜もし、ようこさんの「がー」その「がー」でしたら、〜」と書きましたが、言わんとされることは、なんとなく分かります。
それから、出雲弁は「〜懐かしくいとおしく思えます。」とお書きですが ほんね あげですがー。
そーね、出雲弁きくちと 癒されますがー。
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〜 がー! 投稿者:ようこ 投稿日:2007年10月 5日(金)18時53分18秒 返信・引用
まつさん レスをありがとうございます。m(__)m
下のように、種々の例のように同じ「が」や「だ」、「か」の使い方は沢山ありますね。
出雲弁はうまいこと使い分けているのが、他県に住みだすと懐かしくいとおしく思えます。
私の表現の「強調」というのは多少無理があるかもしれませんが、自分の意思を強く表現するというか、不満を表すというか。
うまく言えなくてごめんなさい。
同意するときには勿論使います。
どちらかといえば、女性が使う場合が多いかもしれません。
こちらへおいでの女性陣で、どなたか賛同いただけるかた、うまく表現していただけるかたいませんか?(笑)
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〜が 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 4日(木)21時02分42秒 返信・引用
しかし、「が」は他にもいろいろありますね。
例えば
「そげだねが!、こげだが!」「わかっちょーが!」
とか
「寒なったがー」「あげだがー」
など。
同じように「だ」もいろいろありますね。
例えば、何かを取ってくれと言われて
「こーだ?」(これですか?)
と問い返すと、いや違うと
「そーだない! こーだ!」(それではない!これだ!)
と言われ
「ああ こーかね」(ああ これですか)「そーだ!」
と、最後の「そーだ」は「それだ」と「そうだ」の駄洒落だったりして。
また、「か」もいろいろ遊べますね。
牧野本の最後の方にエピソードとして、電話機を指差して「か かかー か」と言うのがあります。
意味は「この電話は、掛かりますか?」ですけど、皆さん当然解りますよね。
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〜がー。 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 3日(水)20時45分2秒 返信・引用
ようこさん こんばんは。
お久しぶりです。
ところで、書き込みされた「〜かーに がー!〜」の「〜がー!」ですが、これは強調するというより、同意を求める「あげだ がー」「そげだ がー」の「〜がー!」だと思うのです。
これは、私もよく使いますよ。
もし、ようこさんの「がー」その「がー」でしたら、これは泉辞書に無いようですから新規登録語になるのかもしれません。
共通語では「〜ですよね」と、相手に同意を求める言い方になると思います。
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かーね と かーに そして・・ 投稿者:ようこ 投稿日:2007年10月 2日(火)22時36分19秒 返信・引用
「かーね」 という言い方しますね。
そのほかに、「かーに」という言い方をして、さらに、「がー」をつけて語尾の強さを表す場合があると思いますがいかがでしょうか。
(例) 「もー せっかく やってあげたに かーに がー! いらんこと さんでよ」
とか。
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かーね 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 2日(火)19時49分39秒 返信・引用
遠藤さん今晩は。
「かーね」を省いたとしても、文章は成り立ちますし、意味も通じます。
しかし、確かに「かーね」を付けると、さらに強調した感じになりますね。
ちょっと気が付きませんでした。
共通語訳を付けるのは、なかなか難しいもんですね。
「よつかれんことしてからね」を、私は「〜してしまって」としましたが、遠藤さんの「〜しておいて」の方がしっくりするような気もします。
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かーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月 1日(月)20時46分9秒 返信・引用
何回も書き込みしてすみません。野球をみながら考えてましたが、結局
に、かーね、の意味は「のに」、て、かーね、の意味は「して」であって
いずれも、のにという逆接の強調、して、という順接の強調(しておいて、
と置き換えると良くわかります)であって、そのものに意味は無くて強調
するときに使う言葉のようです。
「よつかれんことしてからね=よつかれんことしておいて」というように
強調しているだけのようです。
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かーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年10月 1日(月)20時23分26秒 返信・引用
からね、ですがKENさんも{にかーね}でなく{て、かーね}という
言い回しをあげておられます。{にかーね}のばあいは、のに、で
いいと思うんですが、{てかーね}の場合は、ので、何でしょうか。
このばあい、からね、というのが多いような気もしますが。どうな
ってるのですかね。
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失礼しました 投稿者:まつ 投稿日:2007年10月 1日(月)19時19分55秒 返信・引用
下記↓の書き込みは「まつ」です。
失礼しました。
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(無題) 投稿者:jz 投稿日:2007年10月 1日(月)19時18分34秒 返信・引用
「しぇっかく そーじ したねかーね、足ふいて あがーだ!」
多分、子供の頃、誰もが叱られたことがあると思います。
この場合は「せっかく掃除をした"のに"〜」だと思います。
では、これはどうでしょうか。
「よーね よつかれん こと してからね、どげしたもんだら」
「まったく 寄り付かれないようなことにして"しまって"〜」
これは「〜のに」とは違うと思いますが、こんな使い方はされませんか?。
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〜からーに 投稿者:こだま 投稿日:2007年10月 1日(月)11時17分3秒 返信・引用
のに ですね。
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かーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月30日(日)22時35分1秒 返信・引用
まつさん、KENさん、こだまさんありがとうございます。ご意見を総合させていただきますと、
@仁多では、からーにということからみて、「かーね」は「からに」であるらしい。
A高校生が使うような、現代国語の辞書には「からに」はない。
B古語では「からに」は逆接で使われていたようである。また、現在の出雲でもかーねは
逆接で使われている。
C「に」は逆接の助詞で泉辞書にある。「かーね」は泉辞書に無い様である。
以上を勘案しますと、「かーね」は「に、かーね」という形で逆接で「に」と同様な意味
で「に」を強調するために使われている方言で、泉辞書に未記載と思いますが、どんなも
んでしょう。
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からね 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月30日(日)22時04分40秒 返信・引用
わーが、いいだいちょいて、からね、わっしぇちょーけんのー。
自分が言い出しておいた、のに、忘れているからねー。
私のところでの「からね」の意味は「のに」ですね。
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かーね 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月30日(日)19時55分3秒 返信・引用
遠藤さん、こんばんは。
私の例の古語辞典(某古本屋で\200で購入)を転載します。
著作権の問題があれば、削除してください。
-引用開始-
から-に 接助
《形式名詞「から」+格助詞「に」》【接続】連体形に付く。
【意味・用法】
@二つの動作・作用が相続いて、自然と起こることを表す。・・・と同時におのず・・・。と・・・。・・・やいなや自然・・・。・・・につれて。「吹く"からに"秋の草木のしをるれば」〔古今・秋下・二四九〕
A理由としてはそれのみである意を表す。ただ・・・だけで。たった・・・したばかりに。「ただ一夜隔てし"からに"あらたまの月か経ぬると心は惑ふ」〔万四・六三八〕
B<助動詞「む」に付いて>逆説の確定条件を示す。・・・からといって。「などか帝の御子ならむ"からに"、見む人さへかたほならず物ほめがちなる」〔源・夕顔〕
-引用終り-
私もよく分かりませんが、これは「ので」になるのでしょうか?「のに」になるのでしょうか?。
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かーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月30日(日)19時07分13秒 返信・引用
大変ありがとうございます。そこで古語辞典では「からに」とはどういう意味で
載っているのでしょうか。ので、でしょうか、のにでしょうか。現代語辞書には
ないということでよろしいのでしょうか。
こだまさんがおっしゃるように、からーにという言い方があるようなので、それと
古語辞典が同じならば仁多のほうは古い言い方が残っているということですね。
ところで、おくのさん教えて下さい。かーねは泉辞書にあるのですか。それから
こだまさんmからーにとは、ので、ですか、のに、ですか。
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からに 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月30日(日)17時32分35秒 返信・引用
まつさん仰るように、「かーに」は「からに」、「ちょんぼー」は「ちょんぼり」と平田でも使いますよ。(^^ゞ
ただ、「ちょんぼり」は高校生が使うような新明解国語辞典にも載っています。
では、では、m(__)m
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からーに 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月30日(日)17時23分50秒 返信・引用
〜からーに は いいますね。
「やめなはい言いちょったからーにねえ けーやっちゃったもんだけん」
など
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ちょんぼり 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月30日(日)14時58分27秒 返信・引用
続けて失礼します。
今確認したのですが、私の例の古語辞典には、「ちょっこり」「ちょんぼり」が副詞として載っていました。
どちらも、古語だったんですね。
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からに 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月30日(日)14時27分8秒 返信・引用
遠藤さん今日は。
古語辞典には「からに」が載っています。
接助詞とありますが、専門用語は苦手ですのでよく分かりません。
また、用法も三種類ほど載っていますが、万葉集など古文が用例になっていますので、もうひとつピンときません。
それから「〜かーに」は、「〜からに(ね)」とR音が聞き取れる言い方でも使っています。
なんか「ちょんぼり」と話の展開が重なってきましたが、皆さんは「〜からに(ね)」とは言いませんか?。
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かーね 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月30日(日)14時24分11秒 返信・引用
遠藤さんが仰るように方言かもしれませんね。
「見らでも えね 見てかーね(見なくても 良いのに 見たりして)」
上記のように「に」+「かーね」の「に」の付かない使い方も有るので、登録するとすれば「かーね」のように思います。
では、では、m(__)m
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かーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月30日(日)10時34分9秒 返信・引用
国語辞書をみたのですが「からに」という言葉は載ってないです。
下に「この意味は「ので」なので」と書きましたが、歌の意味は
のでであろう、ということです。それと「からには」という言葉
がありますので「街には住めないからには」の「は」を省略した
ものかとも思われます。そうであれば「かーね」とはもともと違う
言葉として無視してよいと思います。
いったい、からに、とはなんでしょうか。そもそも「かーね」=
「からに」なのでしょうか。
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かーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月30日(日)09時59分25秒 返信・引用
かーね=からに、が辞書を探してもないのですが。
もしあれば別ですが、私が提案したいのは、そもそも
からに、という日本語はありそうでないような気がしたからです、
さらに、「街にはすめないからに」という歌がありますが、これが
あるとしても、この意味は、「ので」なので「のに」という逆接とは
なっていない、ということです。
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にかーね 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月29日(土)16時23分10秒 返信・引用
よく使いますよね(^^ゞ
既載の「〜に」+「かーね(からに)」でしょうかね・・・。
では、では、m(__)m
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〜ねかーね 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月29日(土)11時27分52秒 返信・引用 編集済
だけん、おらが、えったねかーね ・・・
私はかなりナマってますが、よく使いますよ(^^ゞ
訳は、「〜のにからに」でしょうね。
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にかーね 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月28日(金)21時54分33秒 返信・引用
共通語の「のに」の出雲弁として、「にね」が辞書にありますが、「にかーに(ね)」
と言う言い方もあるのですが、これまで取り上げられてないと思います。
「おらが言ったにかーに、なんでこげなことすーだ」という言い方です。これは方言
だと思います。辞書に記載ですか。共通語では「のに」だと思います。歌で「俺たち
や街には住めないからに」というのがありますが、この歌との関係はあるのでしょうか。
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ちょんぼり 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月28日(金)20時27分43秒 返信・引用
いま、牧野本を調べたら「ちょんぼり」「ちょっこり」が収録されていました。
どうも、はやとちりで失礼しました。
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ちょんぼり 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月28日(金)19時27分22秒 返信・引用
KENさん こんばんは。
泉辞書の「音韻の変化」にも、「り」は長音「ー」に変化するとなっていますから、「ちょんぼー」「ちょっこー」となるのでしょうね。
これは時々使いますので、わかります。
私が思ったのは、R音がはっきり聞き取れる「ちょんぼり」「ちょっこり」を使っていなかったかと言うことです。
インターネットで検索すると、北陸、東北あたりに「ちょんぼり」「ちょっこり」があるようです。
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かさふた ちょんぼー 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月27日(木)21時28分22秒 返信・引用
「かさぶた」は簡単な辞書には載っていませんが、それこそ
“ちょんぼー、え”辞書には載っています。
強いて言えば「かさぶた」は共通語ですが、「かさふた」は出雲弁かもしれませんね?
ちなみに、「えー、にょーば」は、私のところでは短縮されて「え、にょば」になります。
この伸びるか伸びないかは、地域によって微妙に違いがありますよね。
なお、この間の「こう・こー」にも関連しますが、出雲弁で「にょうば」と書くのは
私はどうかと思います。やはり「にょーば」でしょう?
まつさんの「ちょんぼり」「ちょっこり」はあると思います。
ただ、実際には“〜り”そのままではなく「ちょんぼー」「ちょっこー」と
長音で使われる場合が多いように思いますが・・・。
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ちょんぼし 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月27日(木)20時01分49秒 返信・引用
こんばんは。
「ちょっこし」「ちょんぼし」が書き込まれていたとき、ちょっと気にかかっている事がありました。
というか、思い違いかなというのもあって、なかなか書き込めませんでした。
前置きが長くなりましたが、「ちょっこり」「ちょんぼり」のように「〜り」を使った言い方をしていなかったか、ということです
泉辞書にもありませんし、記憶違かもしれませんが・・・。
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共通語では!? 投稿者:Danny★鷹 投稿日:2007年 9月27日(木)01時20分52秒 返信・引用
私が住む地域(旧出雲市南部の中山間地)では「かさぶた」(または「かさふた」も)「できもん」と言います。(「でもん」は初耳です)
「かさぶた」「かさふた」「できもん」はいずれも医者も使う共通語です。
「ねつのはな」も共通語で(「出雲弁の泉」掲載済み)、最近は「ヘルペス」といいますね。「くちがさ」は、今で言う「唇ヘルペス」のことですね。
“鼻筋”は「はなしじぃ」と訛る人もいるけど、私は子供のころから「はなすじ」です。
「えーにょば」は「えーにょうば」と言います。参考までに。
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Re: かさふた関連語 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月26日(水)19時10分17秒 返信・引用
> No.3141[元記事へ]
岡(平田)さんへのお返事です。
> 【かさふた】くちがさがでたので投稿しました。もりやまさんへ
> 共通語:傷が治る前に表面が固くなったもの
> 用例:かさふたが出来たけん、もうすぐなおーが。
用例 仰るとおりです。
子供の頃は、衛生状態や栄養が悪かった為か、よく「でもん」が出ました。痛かった「でもん」が「かさふた」が出来て治る前になると、不思議と反対に「かさふた」の周りが痒くなったものです。掻くと親が「掻くと かさふた がとれてなおーせんぞ」と怒られました。
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かさふた関連語 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 9月26日(水)12時11分5秒 返信・引用
【かさふた】くちがさがでたので投稿しました。もりやまさんへ
共通語:傷が治る前に表面が固くなったもの
用例:かさふたが出来たけん、もうすぐなおーが。
どうでしょーか。よろしく
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確認 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月25日(火)19時12分4秒 返信・引用
未確認語彙より
【くちがさ】 牧野本
共通語 口の周囲にできた湿疹 はれもの
用 例 くちがさが出て えたて おっけな口が開けられん
用例訳 口の周囲にはれものが出来て痛くて大口が開けられない
参考 高熱が出た後遺症としてよく出たので【ねつのはな】とも言う。今も使っています。
今日 久し振りに聞いた言葉です。出雲弁かただの訛りかは分かりません。
【はなしょーじ】
共通語 鼻筋
用 例 はなしょーじのとぉーた えーにょばだのー
いかがでしょうか。
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きらず、きらじ 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月24日(月)19時05分0秒 返信・引用
こんばんは。Danny★鷹さん。
高校生が使用する国語辞書にも「きらず」が載っていますね。(^^ゞ
保留語に移すべきかもしれませんね。
ではでは
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きらず ちょっこし 投稿者:Danny★鷹 投稿日:2007年 9月24日(月)17時20分6秒 返信・引用
9月24日、NHK総合「昔話が消えてゆく」は東北で昔話の語り手探しを50年している男性のドキュメントでした。遠野が舞台で、採取したいくつかの昔話が字幕入りで紹介されました。方言の部分にはカッコ書きの共通語が付けてありました。ある昔話のキーワードに「きらず」が登場していましたが、カッコ書きの共通語注釈は付いていませんでした。NHKは「きらず」を共通語ととらえているようです。参考までに。
「ちょんぼし」「ちょっこし」は“おったち”で現在でも使われています。「ちょんぼし」は量的な少しの意、「ちょっこし」は時間的な少しの意が主ですが、語尾の変化で両方の意にも使われています。
「ちょんぼしでええけん」「ちょっこしでええけん」と言うと両方とも「少しの量でいいですから」の意になり、「ちょんぼし待って」「ちょんぼー待って」「ちょっこー待って」「ちょっこし待って」になると「少しの間待って」の意にもなります。
「ちょんぼ待って」「ちょっこー待って」はお客さんのツケの際にしょっちゅう聞くフレーズです(笑)。
※おったちを仮名書きにしたのは漢字にすると検索ロボットの採取で翌週には掲載されるので逃げ対策です。悪しからず。
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奥野さん 岡田本 パソコン 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月22日(土)16時58分26秒 返信・引用
そうでしたか、それはご面倒をおかけしました。
パソコンはヘンなものがとりついて、メールの受送信ができなくなってしまいました。ウィルスではないけどLAN系のヘンなものです。私の力では対処しきれなくてあきらめました。来月に娘がきて新機種に取り替えます。おっしゃるように「Wビスタ」は問題が多いと娘も云ってました。来月取り替えるのは「ビスタ」ではなく「XP」でゆこうと考えています。娘もその方が賢明だとと云いますので。新しいメアドはその際にメールでご一報しますよ。
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きらじ 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月22日(土)09時32分21秒 返信・引用
「きらじ」「きらず」、仰るように見出しと用例が違っていましたね(^^)。「じ」「ず」「ぢ」「づ」の区別が曖昧な出雲弁の特徴が現れて面白いようにも思いますが、次期更新時に修正しようと思います。
岡さん。遠藤さん。
用例および採取地の確認、ありがとうございました。
金沢さん。
Dannyさんからの件ですが、昨年4月に金沢さんから「「岡田鹿之助本」から若干の言葉の引用をしようと思っており事前に了解を得たいがメールアドレスを知らないか」とのメールをいただき、「では、私がメールをしてみましょう」ということで私がDannyさんにお願いのメールしたしだいです。
私も、パソコンの調子が悪く買い換えたのですが、ウインドウズビスタが使いこなせず悪戦苦闘しています。
ではでは。。。
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奥野さん 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月21日(金)20時03分53秒 返信・引用
すみません このところパソコンが不具合でメールの受信ができません。 Dannyさんからの ↓ で書かれているのはなんでしたでしょうか ? できればここで教えて頂きたいのですが。パソコンは来月新機種に代替しようと考えています。
松江でも「きらず」です「きらじ」までは訛りませんね。西日本に多い方言ではないでしょうか。語源は女房言葉ではないかと思っています。
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蛍草 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月20日(木)20時53分6秒 返信・引用
遅れました。蛍草を聞いたのは、松江のいんべ、なかどあたりの人からです。
さて、ちょんぼしは「ちょんぼまってごいた」というようにも普通に使いま
すよ。ちょっこ、はちょっと、が用法としてぴったりのような気がします。
ちょんぼしはすこし、が当てはまるのでしょう。
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ちょんぼし 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月19日(水)17時11分23秒 返信・引用
ようこさん、お久し振りです。
仰るように、「ちょんぼし」は量を表す場合に使いますね。
ちなみに、男性に多いと思いますが「ちょんぼー」もあります。
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ちょんぼし 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月19日(水)15時30分27秒 返信・引用
ごめんなさい。ちょんぼし というのは確かに量を示す時に
のみ用いますね。ちょっこし は 時間的空間ヲ示すのにも
使いますしね。ちょんぼしがなかい というのは 言うかも
しれませんけれど 聞いたことはないですね。
「折角おくってもらーただも えらいちょんぼしだったのー」
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Re: ちょっこーがなかい 投稿者:ようこ 投稿日:2007年 9月19日(水)10時41分32秒 返信・引用
> No.3128[元記事へ]
KENさんへのお返事です。
こんにちわ(^^)
ちょっと思ったことなので書き込みさせていただきますが、「ちょっこー」とか「ちょっこし」というのは時間的なことに使いませんか?
それに対して 「ちょんぼし」というのは、勿論時間的にも使いますが、量をあらわすのに使うことがあるのではと思い出しました。
用例 その 箒 ちょっこし かしぇて ごしなはらんか?
(その箒を 少しの間 貸せて もらせませんか?)
その 水 ちょんぼし わけて もらわれしませんだらか?
(その水を 少し 分けて もらうことはできませんか?)
どうでしょう??? 斐川では言っていたような気がしないでもないですが。。。
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ちょっこーがなかい 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月18日(火)09時47分42秒 返信・引用
「ちょっこーがなかい」は、私のところでも伸びますよ!
「ちょっこーがなかい、くーま(車)、おかせて、ごさっしゃい」
「ちょっこー」単独でも
「おい、ちょっこー、そっち、もそんで、ごいた」
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ちょっこし 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月18日(火)03時57分1秒 返信・引用
またまた仁多弁で恐縮ですが いわれている ちょっこ を
ちょっこし 又は ちょんぼし ちょっこー と言うようです。
「ちょっこーがなかい 待っちょりゃー 戻ってだわの」 など
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Re: ちょっこがなかい用例を 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 9月17日(月)20時39分52秒 返信・引用
> No.3119[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
岡さん。用例をお願いできないでしょうか。
>
> 【ちょっこがなかい】
> 共通語 少しの間、しばらくの間
> 用例 手があいちょら、ちょっこがなかいこの子見てごしなはんかね。 。
> 用例訳 暇があれば少しの間見ていてもらえませんか。
> 採取者 岡[平田]
>
> では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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(無題) 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月17日(月)17時44分35秒 返信・引用
昨年の水害は大変でしたね。貴重な資料も無くなったとのこと、残念に思います。
Danny★鷹さんの経営する居酒屋、入ってみたいですね。差し支えなかったら教えてください。(^_^)v
では、では、m(__)m
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こはだ&きらず御礼 投稿者:Danny★鷹 投稿日:2007年 9月16日(日)20時43分43秒 返信・引用
改めまして、皆様お久しぶりです。古参の方々もお元気なようで安心しました。私にとっては新顔の方もたくさんご参加で、談話室が賑やかでなによりです。もうひとつのBBSは閉鎖のようで、考えた揚げ句、こちらに書き込みしました。掲示板管理はどこも大変です。
「こはだ」に関して早々に反応していただきありがとうございます。乙立でも「きらず」と言います。「きらじ」は初耳でした。
最近「ハンドル名占い」で運勢が良いという「Danny★鷹」に改名しました(笑)。
昨年7月豪雨水害で自宅10部屋が30cm前後床上浸水し、水に浸かっていない物まで部屋にある物ごと災害ゴミに処分され、辞書類など書籍をはじめ貴重な物もほぼ全て失いました。ネット関係の控え帖や書きためていた「出雲方言辞典」の原稿も災害ゴミに。いまだにHP「乙立通信」の「出雲方言辞典」はア行だけです(笑)。
それと、一昨年7月末から居酒屋を始め、ネットにかける時間がなくなりました。朝3〜4時に起きてメルマガの発行と道路情報の撮影更新だけは毎日続けています。更新されていたら元気だと思ってください。
おくのさんからのメールが金沢さん絡みとは知りませんでした。詳しいことが分かりませんがお任せします。「出雲方言」がネット上でも意外な関東方面で何件か文献として紹介されており、販売した覚えがなく驚いています。
最近また、少しずつ時間を割いてあちこちの掲示板に参加しています。「web博多んもん」で手づくり料理「小鯛寿司」が載り、小鯛の処理が「こはだ」の外側と同じだったもので、“出雲代表”としていい加減なことが書けないと「出雲弁の泉」にお世話になった次第です。
文献類がなくなったので、あまり参加できませんが、これからは時々のぞきに来ます。ここ数年の近況報告になったことをお許しください。木次の焼きサバに関してはまたの機会に…。
http://www.izumo.ne.jp/~danny/ottachi-index.html
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きらじ きらず 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月16日(日)18時03分58秒 返信・引用 編集済
Danny★鷹さん、お久し振りです!
さて、おくのさん。
改めて、【きらじ】を見てみますと、見出しは【きらじ】ですが
用例では、「きらずはまい のー」となっています。
これは、わざとでしょうか?
ちなみに、出雲弁には「す・し(ず・じ)」の発音があいまいになる特徴がありますが
私のところでは、文字で書くなら、やはり「きらず」です。
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だんだんだんだん 投稿者:奥野 投稿日:2007年 9月16日(日)16時49分16秒 返信・引用
Dannyさん。お久しぶりです。
メールの件について、ご了解いただきありがとうございました。
早速、発案者の金沢さんにメールしたいと思います。
日本国語大辞典および島根方言辞典を捲ってみました。
仰るように、「こはだ」は出雲地方独特の名称のように思います。また、「きらず」は各地に方言として残っているようです。
では、では、m(__)m
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こはだ 投稿者:Danny★鷹 投稿日:2007年 9月15日(土)22時05分36秒 返信・引用 編集済
奥野様ご無沙汰しています。いつかメール頂き返信しませんでしたが、少々考えがあっての事でした。もし内容を覚えておられたら、好きなようにしてください。クレームはつけません。
「こはだ」について調べていますが、ネット検索ではありませんので、よろしければご指導ください。
ここで言う「こはだ」は寿司屋のこはだ(出世魚)ではなく、腹開きした小鯛(または小鯵)を酢漬けにし、おなかの部分に酢で味付けした「きらず(雪花菜)」(=うの花、おから)を挟んだ食べ物です。昔は村祭りの際のごちそうでした。現在でも五十猛の海産物商店が製造していて、山間のスーパーには置いてあります。
ここで言う「こはだ」は出雲弁というか、出雲・石見に限定された名称ではと思います。
「きらず」については、東北地方の呼び名とのサイトがありましたが、京都に「雪花菜(きらず)」という有名店もあり、豆腐屋さんが使っているので標準語(共通語)ではと思います。「きらず」の由来は中国の雪花をそのまま当てはめたとか、料理の際に切らなくてもよい(切らず)からきた説もあり、切らずから縁起の良い食べ物とも言われているようです。「きらず揚げ」という料理や菓子もあります。
「こはだ」「きらず」が出雲弁かどうか、「こはだ」はどんな漢字を当てはめるのか、お分かりなら教えてください。(「きらじ」での登録は確認済みでの質問をご容赦を)
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蛍草 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月15日(土)13時30分50秒 返信・引用
遠藤さん。蛍草をお聞きになった地域はどこでしょうか。
採取地が分かれば教えてください。
では、では、m(__)m
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岡さん。用例を 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月15日(土)12時57分53秒 返信・引用
岡さん。用例をお願いできないでしょうか。
【ちょっこがなかい】
共通語 少しの間、しばらくの間
用例 。
用例訳 。
採取者 岡[平田]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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追加 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月13日(木)23時37分24秒 返信・引用
【めーめんこ】【めーめーこ】は、共通語の「めいめい(銘銘)」+接尾語「〜こ」の方言化であろうと推理しています。
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めーめんこ・めーめーこ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月13日(木)23時20分45秒 返信・引用
まつさん、こんばんは。
「〜こ」は「かけっこ」「とんこ」の「〜こ」だろうと思います。
私もkenさんの「〜こ」の長音化「〜こー」の表記に賛成で、「〜こう」とは表記しないと思います。島根県方言辞典も「〜こー」を採用しています。
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めーめーこ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月13日(木)21時51分52秒 返信・引用
「〜こう」が続いて出ましたので、ちょっと書かしください。
先日、わださかさんが「しまがり」を書き込まれましたが、それに対して私が「すまっこ」から来ているのではないかと書かしてもらいました。
「すまっこ」の「こ」も、広辞苑では「こ(処)」として一つの項を設けてあります。
ここでの「こ」は、広辞苑では、「そこ」「かしこ」、などの例を挙げていますが、「すまっこ」→「すみっこ」も同じグループになると思います。
同じく「はしっこ」→「端っこ」、「かどっこ」→「角っこ」などがそれに入ります。
「こ(子・児)」は、「娘っ子」「江戸っ子」「お針子」「踊り子」「売り子」など人を表すとして、項目が分けてあります。
また、今まで話題であった「かけっこ」「とんこ」などは、広辞苑では「こ」として項目を立てていますが、漢字は示されていません。
同じ接尾詞の「こ」でも、きちんと分類しているのですね。
すると、「めーめーこ」の「こ」は「かけっこ」「とんこ」のグループに入るのでしょうかね。
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各々に 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月13日(木)19時26分36秒 返信・引用
F-Kさん 今晩は。
祖母(明治十八年生まれ)は「めーめーこ」と言っていましたね。
共通語は全く同じです。
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めーめんこね 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月13日(木)18時22分29秒 返信・引用
「めーめんこね」は、かなり高齢のおばあさんですね!
私のところで一般的なのは「めんめこね」です。
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辞書候補・めーめんこね 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月13日(木)15時55分43秒 返信・引用
【めーけん粉】に触発されて思い出しました。ご検証、ご確認よろしくお願いいたします。
またまた「〜こ」で恐縮です。
【めーめんこね】
共通語 各々に。それぞれに。各人に
用 例 そげん ふろふろ せでも (お菓子は)めーめんこ ね わけてやーけん ちょんぼー またっしゃえ
用例訳 そんなに がつがつしなくても 各々に分けてあげるから 少し待ちなさい
参 考 【ふろふろ】(がつがつ)で辞書登録済み
採取者 f−k[加茂]
追記
辞書【めのこざんにょ】(丼勘定、ざっとした見積り)に、【めのこ】(目分量)を空見出し追加するか、あるいは、別項での登録、ご検討ください。【めのこ】での使用頻度が高いと思います。
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替え歌 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月13日(木)05時02分56秒 返信・引用
金鵄あがって15銭 栄えある光30銭 まだまだあがるこの煙草
紀元は2600年 ああ一億の民は泣く
これは何の替え歌か ご存知の方もあると思います。戦争中はこんな
歌を歌って 意気昂揚? していたものでした。
10銭の金鵄が15銭に 20銭の光が30銭になったのでしたから
たいへんな値上がりだったのです。
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タブーの外来語 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月12日(水)23時05分33秒 返信・引用
F-Kさんの敵性禁止用語は懐かしく思い出します。そうでしたね。その敵性語である英語は中学の必須科目でもありました。「This is a
pen」でした。戦後になってなんかでみたのですが管弦楽のホルンなんかのラッパ類は「真鍮製曲金(しんちゅうせいまがりがね)」といったとか、ウソでしょうが。
とはいえ中国語も敵性語の筈なのに勅語などは漢語だらけでした。「朕推うに・・・」皮肉ですね。
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焼き鯖 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月12日(水)22時52分45秒 返信・引用
遠藤さん、こんばんは。
おっしゃる通り焼鯖もありましたが、生鯖のままでは鮮度の維持が難しいので焼いていたと思います。それと、塩鯖が主流であったのは、冷蔵庫の無い時代、各家庭、特に農家での保存に適していたためだろうと思います。
焼鯖は、今は木次町が有名で、隠れた「名産品」となっています。花時には駅前に露店も出て、おいしい匂いで客を惹き付けています。
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鯖 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 9月12日(水)22時26分9秒 返信・引用
FKさんの鯖で思い出しましたが、大東では塩鯖ばっかりではなくて生の
鯖を丸ごと竹串に刺して焼く、焼き鯖もありました。魚屋の店先で
たいてい鯖を焼いて売ってました。焼き鯖にしょうゆをかけて食べ
るとまかったですね。加茂でもあったと思いますよ。あれは京都から西の
日本海側にあるようなのですが、近年出雲で焼き鯖を売る魚屋が
無くなったのはさびしい限りです。
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あちゃら語 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月12日(水)13時11分26秒 返信・引用
もりやまさんの【メーケン粉】を「あちゃら語禁止」の中で使っていたというお話。そう言われればごもっともで、興味をそそられました。
「あちゃら語禁止」いわゆる「敵性用語の排除」は、日中戦争が長期化する中で、蒋介石を支援する英米への反発、憎悪が嵩じて昭和15年ごろから始まったようです。しかし、これは法律や政令による規制ではなく、「自己規制」であったようで、旧制中学・高校・大学や海軍兵学校では、終戦まで英語の授業が続けられたようです。
軍や行政・教育機関はいざ知らず、一般庶民は案外気軽に使い続けていたのではないでしょうか。
私たちの身近なところでは、タバコの名称変更がありました(昭和15年)。【ゴールデンバット】→金鵄。【チェリー】→桜。【カメリア】→椿。
小学校の唱歌の音階【ドレミファソラシド】→ハニホヘトイロハ。
スポーツ関係では【ラグビー】→闘球。【サッカー】→蹴球。野球の【ストライク】→よし。同【ボール】→だめ。【ゴルフ】→打球。ゴルフの【ドライバー】→木の一番。同【アイアン】→金(かね)の00番。「木の00番」「金(かね)の00番」という言い方は、ご高齢のゴルファーが今でも時々使っているのを耳にします。
熱心なのは陸軍だったようです。【スリッパ】→上靴(じょうか)。【シャツ】→襦袢(じゅはん)。【ズボン】→袴(こ)。【ズボン下】→袴下(こした)。【ゲートル】→巻袢(まきはん)。戦時中、教練に来ていた在郷軍人の体罰の一つが、上靴で叩くことでした。
なお、泉・辞書に【こした】(股引、ステテコ)が登録されていますが、元は陸軍用語の全国区語彙です。出雲ではすでに方言化しているのでしょうか。
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「れんげ」と鯖 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月12日(水)10時21分38秒 返信・引用
こだまさん、おはようございます。
【れんげ】にウドンなどと共に食べるのは「塩鯖」だと思います。
「ふるさと再見」(山陰民俗学会・1977年刊)に、「・・・ところによっては塩鯖をたべるともいい、素麺や饂飩をたべるところもある」との記述が見えます。
大原郡「大東町誌」(1971年刊)にも「れんげ(6月15日)。麦祭。麦を持って神社に参り、家庭ではこの日鯖またはうどんを食す。(そうしないと蛆(うじ)になるという)」と記述されています。
輸送手段が荷馬車や大八車主体の子どものころ、大東や加茂で「鯖」といえばもっぱら、塩をいっぱいまぶした「塩鯖」を指していました。
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れんげ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月12日(水)04時27分24秒 返信・引用
れんげ は 蓮華 旧暦6月15日で 麦の収穫を感謝する祭り
のようでして メリケン粉のお団子を供える ということはわか
るのですが ものの本によると 鯖を供えた としてあります。
子どもの頃の記憶にも 私たちのところでは見かけなかったようですが
どうなんでしょうかしら。
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お礼 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月11日(火)23時44分15秒 返信・引用
F−Kさん今晩は。
いろいろ詳しく調べていただき有難う御座いました。
小麦粉で作った蓮華だんごですか。どっちにしても小麦粉で作って神仏に感謝したんですね。
「メリケン粉」が死語になり普通「小麦粉」ですが、蓮華のご馳走を作ってくれた戦時中は、アチャラ語厳禁のはずなのに、祖母も親たちも「メーケン粉」と言っていたのが不思議です。
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有難うございました 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月11日(火)20時28分5秒 返信・引用
別に論争するわけではありません。色々考えがあるものだ と
わかりました。深く勉強しているわけでもないですから 大変
参考になりました。
「お前のもっちょーもんは何だい。見せこうしょーこい」
「ええわりいは おらやちが比べこーしたてて わかりゃあせんじ」
「そこの しまっこにあーやつを 持って来てごせよ」 など
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とんこう(ー)の「こ」 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月11日(火)15時59分18秒 返信・引用
こだまさんの仰っている とんこう の「こ」は、まさに、その かけっこ の「こ」なのです!
泉辞書に、森田さん採取の【とぶ】=走る が載っています。
その 動詞の【飛ぶ】に かけっこの「こ」がついて【とんこ】
他所の地域では、そのまま【とんこ】ですが
仁多郡では、更に名詞化した【とんこ】の語尾が長音化して
類似語として掲載されている【とんこー】=かけっこ になるわけで
「とんこう」では変化の説明がつかなくなります。
「こー」&「こう」は、決して、人或いはその場の都合で
表記されているわけではありません。
こだまさん、これでいかがでしょうか?
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〜こう 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月11日(火)13時38分32秒 返信・引用
別にこだわっているわけではありません。単純に 表記の問題か
とも思っています。全く同じことでも こー こう または こお
もありますが 声にだすと変わりがないので こう こー は 人
或いはその場の都合で表記するのでしょう。ただし かけっこ の
こ は 意味も受け止め方も違ってくるでしょう。
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こー こう 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月11日(火)10時55分21秒 返信・引用
こだまさん、私の「こー・こう」の意見で気分を害されたのなら謝りますが
でも、やっぱり「こー」と「こう」では意味合いが違うんですよ・・・
「とんこー して遊んだ」→「とんこ を して遊んだ」
「とんこう して遊んだ」→「とん行(講) して遊んだ」
金沢さんが↓に書いておられますが、この“を”が問題なのですが
泉辞書に載せるには、やはり、ある程度正確な内容でないと・・・
余談ですが、以前、私の地区に広瀬町上山佐出身の方がいて
「さけー 飲んだ」「かぜー ふいた」などと話しておられましたが
決して、おかしいなどとは思いませんでした。
おんぼらとして、実にいいイントネーションでした!
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れんげ・取り消し 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月11日(火)10時24分54秒 返信・引用
【れんげ】は、泉・辞書登録済みでした。
先の書き込みは取り消します。大変失礼をいたしました。
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れんげ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月11日(火)10時18分59秒 返信・引用
もりやまさん、こんにちは。
【どじょうぎり】は初耳ですが、【れんげ】の方も、正真正銘の出雲方言だろうと思います。
辞書登録を検討されてはいかがでしょうか。
広辞苑「れんげ」の項には、「【蓮華の日】山陰地方で、6月15日の称。神社に麦を供饌し、また、小麦粉で蓮華団子と称するものをつくって食べる」とあります。
「ちょうどこのころ蓮の華が咲くので、それによって寺で行う法会を蓮華会(れんげえ)といったことによる・・・(中略)。古来この日は麦の初穂を寿ぐ日であった。今でも隠岐や出雲では、この前後のころ<麦祭り>といって、麦の初穂を持って神社に参るところがある。(中略)一般にもこの日には小麦団子とかウドンを作って家の神仏に供え、いただくというふうがあった」(島根県大百貨事典・山陰中央新報社)
「・・・(陰暦6月15日の)ころは田植えも麦刈りも終わり、いよいよ暑い夏にかかる時季であるから、ここらあたりで一休みをし、麦の収穫を神仏に感謝し、秋の実りを祈る、という農家にとっては大切な日であった」(ふるさと再見・山陰民俗学会)
郷里の「ふるさと南加茂誌」(平成7年刊)には、「れんげ(麦祭り)には・・・・若い連中が獅子入れと言って獅子頭をかぶって、鈴と幣をもって各戸を廻り、悪魔祓いをした」とありますが、私には「悪魔祓い」の記憶は曖昧です。【れんげ】行事も、小麦団子やウドンを食べる風習を除いて、昭和初期にはかなり形骸化していたのではなかろうかと思います。
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長音化 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月11日(火)05時32分35秒 返信・引用
皆さんのご意見を見ていると面白いですね。聞きようによっては
こう または こー と引っ張るのが おかしい とか 違っている
というようにも感じ取れます。
とんこう つかまえこう ぼっさげこう と幼い頃に思い切って
駆け回っていた頃のことを 思い出しただけなのですけれど。
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〜こう、しまがり 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月10日(月)22時15分24秒 返信・引用
KENさん、金沢さん今晩は。
私も、KENさんの仰っておられる
>「〜こー」は「こう」と混同される可能性があります。
は、おおいにありうると思っています。
私のスタンスは、たとえ10パーセントの確率の説でも、また、80パーセントの確率の説でも結論が出ないうちは、同じように扱うべきではないか、というものです。
それで私の場合、少ない確立の方に思い入れが片寄る傾向があるのです。
どうも、これは私の性分ですので、ご勘弁ください。
「しまがり」ですが、泉辞書に「すまっこ」→「隅」として載っています。
田んぼの四隅(すまっこ)は、機械で刈れませんから、どうしても手刈りになります。
その「隅刈り」の意味で「しまがり」と言うのでしょうね。
農業が機械化されたから出来てきた言葉なんでしょうね。
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〜こう 仁多言葉 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月10日(月)21時18分38秒 返信・引用
KENさん こんばんわ。おっしゃるとおりだと思います。大体に仁多弁で語尾を引っ張るのは格助詞の「〜を」をそのまま引っ張るからだと森田さんも云っておられましたね。広戸先生の「山陰の方言」でも仁多地方の言葉はわざわざ「仁多地方の〜」というページで格別の扱いをしておられます。その中で「酒を〜」は「サキョー」とされています。これを森田さんに示した時には「そこまでは聞いたことはないが〜」とはいっておられましたが。要するに言い方の問題ですね。一般的にも「食いしん坊」は「くいしんぼ」「酔うたん坊」は「ようたんぼ」きりがないからここらへんで置きます。
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れんげ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月10日(月)19時31分43秒 返信・引用
わださかさん 今晩は。
うちの方では、たんに「手がり」と言いますが「しまがり」とは面白いですね。
先日NHKテレビ番組で、甲府市名物「小豆ぼうとう」と言うものが紹介されました。
「ぜんざい」と同じですが、団子ではなく幅の広い「うどん」が入っています。
子供のころ祖母が「今日は れんげ(六月十五日だけん???こっさえー」と言って、幅一センチもあるうどんを打ち、ぜんざい風のものを食べさせました。テレビとそっくりです。当時甘いものは貴重で、あの旨かったことを思い出しました。なんと言ったか、???がどうしても思い出せません。「どじょうぎり」と言っていた様な記憶もありますが定かではありません。どなたかご存知ありませんか。
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こんなのはどうでしょう 投稿者:わださか 投稿日:2007年 9月10日(月)17時50分46秒 返信・引用
出雲弁って古くからの言葉ですが,出雲弁自体にも変化とか,生まれたり廃れたりはあると思うのです。ということは,現在生まれる出雲弁というのもあり,ということではないでしょうか。
前置きはどうでもいいのですが,コンバインで稲刈りをするようになって,機械で刈れない角や機械の進入口を予め手で刈っておく,このことを加茂町では「しまがり」と言っていますが,これは新しい方言にはならないでしょうか?
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〜こー & こう 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月10日(月)17時06分25秒 返信・引用
「〜こー」と「こう」についての私の考え方です。
どんなものでしょうか?
共通語と出雲弁の双方に接尾語の「こ」がある以上、そう簡単により深い意味の
「講」は出て来ないだろう?というのがまず一点。
次に、「〜こー」を「こう」と聞くのは、単に音(発音)に惑わされているのではないのか?
(「こう」は元々母音の長音になるケースなので、共通語でも実際の発音は「こー」)
仁多弁で語尾が長音化するのは、勿論「こー」以外にもありますが
「あー」を「ああ」とか、「けー」を「けえ」などとはまず聞かない(書かない)でしょう?!
しかし、「〜こー」は「こう」と混同される可能性があります。
ついでに言えば、「〜しー」は「しい」と・・・
今回の件も、こういうことではないでしょうか?
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こと 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月10日(月)15時58分1秒 返信・引用
言い添えますが「古事記」を「コジキ」と読むのは後世の便宜的な漢音読みに過ぎず、本来は「フルコトフミ」であるとするのは学会の定説になっています。
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接尾語 〜こ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月10日(月)15時31分20秒 返信・引用
広辞苑に載っている接尾語「こ」は@「こと(事)」の下略A互いにすること・相競うことBさま・そういう状態(どんぶらこ、ちゃんこ)C特に意味を持たずに名詞のの後につく(東北弁など)です。
「こと」はれっきとした和語。「事」は漢字渡来後に同義の漢字として充てられたものだと思います。「事」という漢字が入ってから「こと」という和語が生れたものではないと思います。
○--------------------------------------------------------------------------------
すわぶる 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月 9日(日)20時19分29秒 返信・引用
すわぶる は しわぶる とも言います。しゃぶる よりも
しわぶる の方が実感がこもっている感じですね。
昔 「骨まで愛して」という歌がありましたが それを
「骨まで骨まで 骨まですわぶって欲しいのよ」と感じをこめて
歌った人があったことを思い出しました。
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「〜講」について 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 9日(日)17時57分8秒 返信・引用
「講」説について、私自身、確たる根拠も自信もありません。
ただ、自分で自分の考えを提起する上で、それなりにインターネットや辞書などを調べるのは自分自身の勉強になりました。
造語をする場合、「講」に「お互いに(または皆で)、〜を し合う」という概念を持たせると、いろいろな言葉が出来ます。
頼母子講も参拝講も、その様にして出来た言葉ではないかと思うのです。
例えば「党」なども、甘いものが好きだから「甘党」とか、酒はビールしか飲まないら「ビール党」などの言い方をしますよね。
それから「〜こ」を接尾詞とする場合、広辞苑では次の四つの項目があります。
A.「こ『子・児』」
B.「こ」
C.「こ『処』」
D.「こ『乎』」
このうち、BのAの項に
「互いにすること。相競うこと。くら。くらべ。」
と有ります。
頼母子講でお金を出し合って、お互い助け合ったり、伊勢講でお金を出し合って伊勢参りをすることと、BのAの項の概念は、重なり合う部分がありますから、「講」の字を当てるのは、ありうることだと思います。
そこで、こだまさんが最初の書き込みで「講、行」の字をイメージされたのも、牧野本で「だしこ」の漢字表記を「出講」とされたのも、それは間違いだと、私は言い切ることが出来ないのです。
それから、「お互いに何々し合う」の「〜こ」の場合、ほとんどの動詞に付けられませんか。
「見せる」→「みせこ みせやこ」
「教える」→「おしえこ おしえやこ」
「食べる」→「たべこ たべやこ」
「騙す」→「だましこ だましやこ」
いま、掲示板で出ている「しわぶる」も
「しわぶーこ しわぶーやこ」
とは言いませんかね。ちょっとエッチな出雲弁かもしれませんけど。
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ほーばる しわぶる 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月 9日(日)11時08分55秒 返信・引用
私も「頬張る」は用法の問題で「口にものを入れる」の総称だと思います。共通語の範疇でしょう。「しわぶる」は「すわぶる = 吸う」で既載です。ただし「吸う」という訳語は適切ではなく、それこそ「しゃぶる」でよいと思うのですが。
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Re: ほーばる・しわぶる 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 9月 8日(土)21時14分0秒 返信・引用
> No.3084[元記事へ]
f-kさんへのお返事です。回答どうもありがとうございます。
ほーばるは口に物をいれて舐めながら食べることだと思います。
「しわぶー」は飴とか特に味付き昆布を食べるとき使います。
昆布は吸いながら食べる為と思います。
私はこのぐらいしかわかりませんので後何か有れば補足してください。
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ほーばる・しわぶる 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 8日(土)20時43分59秒 返信・引用
岡さんの【ほーばる(ほおばる)】「頬張る」は新明快にも載っていますので、共通語と云えるのではないでしょうか?
ただし、共通語の【ほおばる】は、「口の中一杯に食物をいれ(て、食べ)る」が語意ですので、岡さんのおっしゃる「なめること」が平田地方の語意とするならば、【ほーばる】の方言用法と言えるのかもしれません。
一方で、岡さんの用例から判断すると、【しわぶる】が相応しいような気がしますが、いかがなものでしょう。
【しわぶる(しわぶー)】
共通語 @舐めたり吸ったりする。A骨付きの身や肉をしゃぶり食う。しゃぶる
用例 あの飴が がえね まえ はで えこして しわぶっとー が
用例訳 あの飴が たいそう美味しいようで 良い子して(お行儀よく) 舐めたり吸ったりして(しゃぶって)いるよ
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ほーばる新規語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 9月 8日(土)19時40分15秒 返信・引用
ほーばる(ほおばる)
共通語:なめること
用例:この飴、ほうばってみてみらっしゃい。まげなあじしとーじ。
訳:この飴なめてみたら、とても美味しい味してるよ。
おくのさん、みなさん泉辞書にないようですので書きましたが、宜しく
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よー 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月 8日(土)16時48分2秒 返信・引用
面白いご指摘だと思います。良くなる は よーなる よりも
よんなる と言った方がいいかもしれません。
よーなる よんなる 私自身が曖昧なのですね。どちらも使って
います。
なお こちらでは しとー よりも しちょー ですね。
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〜しとー 〜しちょー 講 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月 8日(土)15時55分51秒 返信・引用
松江でも八雲と同じように「つつきやこ しちょったてて〜」になります。もちろん松江でも西部出雲との交流があって「ちちきやこ しとったてて」も違和感なく通用しますが、特に「〜しとー」は遣いませんでした。「ウ音」をそのまま遣うのは八雲の特長でしたね。KENさん。ちなみに「〜しちょー」も「〜しとー」も既載です。
「講」は私も当て字的な思考だと思います。これは日本語に多くある接尾語「〜こ」と同じで、やまと言葉「こと」の上略されたものだと思いますが。こうした漢音的な発音をムリして漢字に当てはめるのは考え物だと思います。
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しとー しちょー 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月 8日(土)13時05分28秒 返信・引用 編集済
f-kさんの用例
「そげね相手の わりとこばっかー ちちきやこ しとったてて 日本の政治は よんなー へんわや」
八雲では↓になります。
「そげね相手の わりとこばっかー つつきやこ しちょったてて 日本の政治は よんなー せんわな」
旧大原郡と八雲はお隣の地域で交流も多いですが
言葉に関して八雲側から言わせて頂くと、「しとー」は
代表的な“大原弁”ということになります。
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辞書候補【よー】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 8日(土)11時08分35秒 返信・引用
こだまさんの【よー】に触発されて書き込みます。ご確認、ご検討よろしくお願いいたします。
【よー】[5]
共通語 (助詞)〜より。〜よりも
用例 おら よー 背が たかん なった
用例訳 私より 背が高くなった
【よー】[6]
共通語 (副助詞)〜しか
用例 こー よー ね げな わ
用例訳 これ しか 無いそうだ
泉・辞書【よー】[1]の共通語は「良く」とされていますが、「(副詞)@十分に A上手に。うまく」が妥当だと思いますがいかがなものでしょう。
[良く]には、【良く・なる】に【よん・なる】の方言形がありますので、混同する可能性があるように思います。
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仁多弁のルーツ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 8日(土)11時07分9秒 返信・引用
こだまさんの次の用例に興味を持ちました。
「そげね相手のわりーとこばっかしつつきこーしちょったてて 日本の政治はよーなりゃーせんわの」
私の場合(出雲弁)だと、次のようになります。
「そげね相手の わりとこばっかー ちちきやこ しとったてて 日本の政治は よんなー へんわや」
【わりー】→【わり】。【つつきこー】→【ちちきやこ】。【しちょった】→【しとった】。【よー】→【よん】。【なりゃーせん】→【なーへん】。
こだまさんの用例のうち、【わりー】【しちょる(しちょー)】【よー】は鳥取県方言辞典にも日野・西伯方言として載っています。【なりゃーせん】は、飯石、石見、広島でも耳にします。仁多方言のルーツに興味をそそられます。
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ぽぽー 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月 7日(金)23時27分55秒 返信・引用
ねこPさん はじめまして。
確認の投稿が無いようですので。
結論から言うと「ぼぼ」は聞いたことは無く、共通語の「ぽぼー」と言っていました。
春芽吹くと同時に濃い紫の花をつけ、タマゴ二ケ大の、口を開けていないアケビのそっくりの実を一〜二個つけます。西洋梨と形は違いますが、口に入れると溶けるようで西洋梨と似ていますが、甘みが強く独特の香りの高い果物です。特有の香りの為か、営利栽培や店頭に並んでいるのも見ませんでしたね。
私は大好きで植えており、最後の木は元ゴミ捨て場の実生でしたが、残念なことに昨年の旱魃で枯れました。仰られてみると最近は見かけませんね。
ちなみに、家内や子供等は大嫌いで、家へ持ち帰ることさえ臭いといって嫌われました。
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ぼぼ?! 投稿者:ねこP 投稿日:2007年 9月 7日(金)10時21分20秒 返信・引用
数年ぶりに失礼します。
最近、うちの職場で「ぼぼ」なるものが話題になりました。
西洋梨のような形をした実がなるそうで、昔はいろんなところに植えられていたそうです。
ネットで検索したところ、本来の名前は「ポポー」で、バンレイシ科、ポポー属。北アメリカ原産で、明治27〜28年頃に小石川植物園に植えられ、戦後、家庭用園芸樹として全国的に栽培が流行したそうです。
ところが果肉は甘みが強く、独特の香りがあり、すぐ腐りやすい、種が多いために急速にすたれていったそうです。
果たして「ポポー」は、出雲では「ボボ」とよばれていたのか?
呼ばれていたとしたら、一応方言ということになるのか?
とれとも単なるジイさんの記憶違いなのか?
今も栽培している(勝手に生えている)家庭はあるのか?
とっても気にかかって仕方がありません。
情報提供、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
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〜やこー 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月 7日(金)04時02分12秒 返信・引用
おっしゃるように こちらでは 〜やこー でなくて 〜こー
ですね。
〜やこー は 〜あいこー が縮まったものだ と思います。
つまり お互いに〜する というところから出来ているのでしょう。
「そげね相手のわりーとこばっかしつつきこーしちょったてて 日本の
政治はよーなりゃーせんわの」
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だしこ・だしやこ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 6日(木)23時33分4秒 返信・引用
まつさん こんばんは。
【だしこ】も使いますが、出雲では【だしやこ】の方が一般的ではないかと思います。
お金を出し合うこと、特に、お金を出し合って飲み食いする場合に使っていました。
島根県方言辞典によると、この場合も仁多地方は【だしこー】【だしやーこ】に転化するようです。石見地方がほぼ全部【だしこー】ですので、仁多方言はあるいは、石見方言圏と重なるのかも知れません。
「〜講」の使い方は、伊勢講、稲荷講、大師講、薬師講など、講目的を明示しますし、相互扶助の講も、頼母子講、恵比寿講、無尽講など、講の性格を明示しています。その目的・性格が曖昧な「出講」なる成語が本当に存在するのでしょうか。広辞苑はじめ、手元の事典には見当たりません。当て字だと思うのですが、いかがでしょう。
ちなみに、接尾語「〜こ」の当て字【子・児】を日本国語大辞典で調べてみると、その発音欄に「コー・平安来」との表記が見えます。古くは「こー」と発音していたのかも知れません。
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本当かいな? 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 6日(木)21時33分3秒 返信・引用
下記Wikipediaでは、「講」が中世の頃から民間に浸透していった、とあります。
親たちが、「何々講」と称して皆で助け合ったり、楽しんだりしているのを見た子供たちは、自分達もなにかその真似をしようと思ったのではないでしょうか。
いつの時代も、子供は親を真似るものです。
「よし 俺たちも皆で追っ掛けあって遊んでいるが、これを"追っかけ講(こう)"と呼ぼう」
なんぞと言ったりしたんじゃないかと。
これは自分自身でも「本当かいな?」と思う、私の想像でした。
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〜こう、だしこ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 6日(木)20時12分50秒 返信・引用
私も別に「講」説にこだわっている訳ではありませんが、インターネットのWikipediaで「講」が以下のように載っていたので、「講」説もありかも、と、ふと思いました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AC%9B
平安時代からあった「講」が変化して「〜こ」になったとしても、想像できる範囲ではないでしょうか。
ところで「〜こう」を考えていて、「だしこ」を思い出しました。
泉辞書には載っていませんが、牧野本には収録されています。
牧野本の中では「出講」と、漢字が当ててあります。
お金などを出し合って、皆で何かするときに
「だれんも で だしこした」
「皆で 出し合った」
というように使います。
皆さん、聞いたり使ったりしたことはありませんか?。
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〜やこ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 9月 5日(水)22時23分58秒 返信・引用
既載の「〜やこ = しあいこ」でよいと思いますね。「〜こ」だけだとちょっと一般的になりすぎるきらいがあるように思います。
私も「〜こう」は仁田訛りの語尾伸ばしとするKENさん説に全面的に賛成です。それ以外には考えられません。「行」とか「講」などの漢音は当て字に過ぎないような気がします。
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「〜こ」「〜やこ」語 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 5日(水)18時47分45秒 返信・引用
06年6月28日に書き込んだことがありますが、再度整理して書き込みます。辞書への追加等の措置を、ご確認の上あらためてお願いいたします。
○ かけーやこ(走り競争・かけっこ) 泉・辞書【かけやこ】。
いまおかさんの【とんこ】と同意語で、泉・辞書には【とんこー】で登録済み。「とんこー(こう)」に「とんこ」の追加が必要では・・・・。
○ ちかまえやこ(つかまえっこ・鬼ごっこ) 泉・辞書登録なし
○ こだまさんの【つかまえこう(こー)】で泉辞書登録済み。
○ ちばえやこ(ふざけあう・じゃれあう) 泉・辞書登録なし
○ たたきやこ(互いにたたき合うこと) 泉・辞書登録なし
「肩がこってえけんは。たたきやこ しょこい」
こだまさんの【たたきこう(こー)】も未登録。
○ とびやこ(跳び比べ・幅跳び競争) 泉・辞書登録なし
○ ぼっちゃげこ・ぼっちゃげやこ(追いかけごっこ) 泉・辞書登録なし。
こだまさんの【ぼっさげこう(こー)】も未登録。
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〜こう 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 5日(水)18時46分24秒 返信・引用
「〜こう」は、KENさんの「語尾伸ばし」説に大賛成です。語源は、例えば「かけっこ」の接尾語「〜こ」の転化(語尾伸ばし)であろうと思います。
【こう(行)】の接尾語用法は、文字や列などのつらなりを数えるのに用います。「ごう」。
この場合は検討の余地はないでしょう。
【こう(講)】の内「頼母子講」の「講」は、【しぎ】(辞書登録済み)という立派な出雲方言がありますから、援用されることは無いと思います。
【こう】が、こだまさんのおっしゃる「お互いに〜し合う」を語意とするなら、【講】の語意の内、「ある娯楽をしたり、親睦のために同好者が集まった寄り合い」(日本国語大辞典)が当てはまるのでしょうが、子どもの遊び用語にこの語彙と語意が援用されることはないように思います。日葡辞書は「ただし、この語を単独で用いることはなく、必ずその習うべきことを示す名詞の後に付けて用いる。例、鞠こう。嘘こう。将棋こう。」としているようです。
接尾語「こ」は、「子」や「児」が当て字として用いられ、「こー」と長音化して用いるケースもあるようです。例えば【てご(手伝い)】は「手子」と漢字表記され、岡山では【てごー】と長音化するようです。また、出雲では多くの場合、【〜やこ】(辞書登録済み)を併用しています。
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用例ほたーぐさ・おとんだら 投稿者:f-k 投稿日:2007年 9月 5日(水)13時26分21秒 返信・引用
【ほたーぐさ】
共通語 (植)たちてんもんどう(立天門冬。別名・たちすぎくさ)
用例 ほたーかご ね ほたーぐさ えれて やーと ほたー が よろこんじ
用例訳 蛍かごに 蛍草(たちてんもんどう)を入れてやると 蛍が 喜ぶよ
採取者 f−k(加茂)
【おっとんだら】【おとんだら】
共通語 大ばか者
用例 おっとんだら(おとんだら)! ! なに しとーだ! !
用例訳 大ばか者! ! 何をしているのだ! !
説明 「おっとん」「おとん」は、強意の接頭語【おと】(辞書登録済み)の訛り。【だら】は「馬鹿」(辞書登録済み)
採取者 【おっとんだら】miyake(東出雲)【おとんだら】f−k(加茂)
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〜こう 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 4日(火)21時40分42秒 返信・引用
「講」をインターネットであたって見ました。
元は仏教用語のようです。
それが、頼母子講とかねずみ講とか、いろいろと転用されるようになっていったようです。
こだまさんの仰られるように、「おたがいに〜しあう」という意味でもあるようですから、「講」が語源かもしれませんね。
昔、若かった頃、飲み会で「今日は、無礼講だ」と叫んだら、先輩から「だらくそ、おまえが いーこと だね」と、叱られました。
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〜こう 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月 4日(火)03時44分0秒 返信・引用
仁多弁が 長音化するが それではないか と言われて そう
かもしれない と思いながら「こう」は おたがいに〜しあう と
いう気持ちがこもっている そんな言葉ではないのか という気が
します。つかまえこう とんこう(かけっこ) ぼっさげこう(追い
かけっこ) たたきこう などの言葉に 昔の元気な腕白どもを思い
出すのです。
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ふたいぐち すみつけこう 投稿者:KEN 投稿日:2007年 9月 3日(月)21時27分0秒 返信・引用
【ふたいぐち】の「ぐち」は、こだまさんの接尾語説に一票です。
前にも書きましたが、私のところは「ふたえごち」ですので
ここの「体に関する出雲弁」を見るまで、まさか「ぐち」の訛りの「ごち」とは
思ってもみませんでした。
それまでは、ゴッチンとか、骨がゴチゴチの部分などの意味の
いわゆる接尾語的な「ごち」なのだろうと・・・
ところで、【すみつけこう】の「こう」ですが、こだまさんは「講」や「行」の字を
当てておられますよね。
しかし、私は、これは仁多弁の特徴の一つ“語尾伸ばし”ではないかと考えていますが
どんなものでしょう?
この件は、次回更新時に追加修正予定の【つかまえこー】(鬼ごっこ)にも当て嵌まり
おくのさんの作業メモに
“*【つかまえやこ】【ぼいちゃげやこ】【ぼっさげこう】に空見出しを付ける”とあります。
【ぼっさげこう】が【つかまえやこ】【ぼいちゃげやこ】と同意語であるなら
やはり「〜こう」ではなく、「〜こー」だと思うのですが
いかがなものでしょう?
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ふたいぐち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 3日(月)19時37分35秒 返信・引用
こだまさん こんばんは。
書き込みありがとうございます。全然いらぬおせっかいでは有りません。
なるほど、同じところを別の言い方で言うこともありますよね。
「ひざっこ」は「ひざばーず」とも言ったりしますね。
「ふたい」と「ふたいぐち」の違いは、「ひざ」と「ひざっこ」と「ひさばーず」はどう違うのかと同じことで、どうも徒労だったかもしれません。
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すみつけこう 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月 3日(月)17時50分19秒 返信・引用
お正月の行事に 墨や煤を付け合うのがあります。で この こう
ですが おこなう ふるまう から来ていて つけこう とは
一緒につけあう ということなのだから ひらがな で 表すのが
いいけれども 漢字で表せば 講 でなくてむしろ 行 となる
と思うのですが。かけっこ という言葉もあるから つけっこ と
言ってもいいでしょうか。
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ふたいぐち 投稿者:こだま 投稿日:2007年 9月 3日(月)15時00分21秒 返信・引用
いらぬおせっかいでしょうが ひとこと。
ふたいぐち とは 位置とか場所とかを示すのではなくて 単に
ひたい のことを 接尾語をつけて慣用的に言っているのではないでしょうか。
例えば 膝 のことを ひざっこ と言うように。
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〜ぐち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 2日(日)20時34分59秒 返信・引用
なになに口と言うのは、その対象物本体の端っこのことを言いませんか?。
「入り口」は、建物とか公園とかの端っこ。
「袖口」は、袖の手首のところで、服の袖の先端。
「切り口」は、なにかをズバッと切ったときの、一番端っこ。
そうすると、「ひたいぐち」は「ひたい」の端っこ、周辺部、と定義は出来ませんか?。
ただ、皆さんがそういう認識で「ひたいぐち」と「ひたい」を使い分けておられるのかが、私の疑問なのです。
言葉は、特に方言は、生まれて初めて覚えた言葉です。
「ふたいぐち が 赤ん なっちょーが、蚊ね 喰われたかや」
と聞けば、
「ははー この赤んなっちょー とこは "ふたいぐち"と言うのか」
と覚えるのです。
で、出雲弁では「ふたいぐち」と「ふたい」は同じ意味を持っているということなのでしょうかね。
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ふたいぐち 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月 2日(日)19時51分48秒 返信・引用
なるほど、「ふたいぐち」そのもが共通語ではないという御意見ですね。
インターネットで額口を検索しても額、額際という用例は見あたりませんね^_^;
私は額口=額際と認識していましたが・・・・
では、では、m(__)m
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ふたいぐち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 9月 2日(日)19時09分8秒 返信・引用
おくのさん こんばんは。
そもそも「ひたいぐち(額口)」は、共通語なんでしょうか。
広辞苑で調べてみました。
「額際」は「額の髪の生えぎわ。こうぎわ。」とあります。
「額口」も載っていて、「ひたいのさき」とあります。
「ひたいのさき」とは、どこの辺りのことなんでしょうかね?。
まくれて でごはちを ぼつけー のは、 大体、右目か左目の目尻の上辺りです。
これは、なんぼ酔っていても、本能的に顔の正面をぶつけるのをさけてどちらかに顔をよけるからだと思います。
それで、絆創膏を張るのは大体、額の右側か左側になると思うのです。
職場の絆創膏氏も、左の眉の上の方でした。
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ふたいぐち 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月 2日(日)17時21分2秒 返信・引用
出雲弁では額と額口の両方に使うような気がしますが、皆さん、いかがですか。
「ふたいぐちから じねんじねんね もげあがってのー」
「お釈迦さんの ふたいぐちには 何が さばっちょーだらかのー」
では、では、m(__)m
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ちょちょくさ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月 1日(土)20時52分44秒 返信・引用
奥野さん 今晩は。
【ちょちょくさ】は既戴でしたか。
お尋ねの二点のような使い方は、聞いたり使ったりはしません。おなじものと早とちりでした。
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ちょちょくさい 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月 1日(土)20時11分22秒 返信・引用
もりやまさん。
【ちょうだえ】など、牧野本の確認をしていただきありがとうございました。
【ちょちょくさ】は既載ですが【ちょちょくさい:そそっかしい、こそこそする】【ちょちょくさする:そそっかしくする、あわてる 】という使い方はご存じですか(^^ゞ
では、では、m(__)m
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確認 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 9月 1日(土)19時01分27秒 返信・引用
8/19の牧野本の確認
【ちょうだえ】
共通語〈幼〉手を重ねて頂戴する
用 例 よそでえーもん まーときは ちょうだえしてまーだぞ
用例訳 よそでおやつを頂くときは 手を重ね頂戴して貰うんだよ
【ちょちょくさ】
共通語 そそっかしい あわてもん
用 例 ちょちょくさなけん 又あえまちしたか
用例訳 そそっかしいから 又怪我しか
で いかがでしょうか。
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採取者と用例 投稿者:おくの 投稿日:2007年 9月 1日(土)08時24分46秒 返信・引用
みなさんの仰るとおりだと思います。
f-kさん。用例をお願いできないでしょうか。
【ほたーぐさ】
共通語 〔植〕タチテンモンドウ
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
なお、下記出雲弁もmiyake[東出雲]さんから連絡がなく用例作成ができていません。確認者のf-kさん。用例をお願いできないでしょうか。
【おっとんだら】
共通語 馬鹿
用例 。
用例訳 。
採取者 miyake[東出雲]・f-k[加茂]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
○--------------------------------------------------------------------------------
ふたいぐち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 8月31日(金)22時30分3秒 返信・引用
KENさん こんばんは。
確かに、「体に関する出雲弁」では「額」ですね。
すると、「額際」と「額」は出雲弁では曖昧だということなのでしょうかね。
実は、共通語で言う「額口」「額際」と「額」の違いは、私もよく分かりません。
それに、「体に関する出雲弁」の画像の矢印が指し示している所が、微妙にコメカミあたりなのも、悩ましいところではあります。
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ふたいぐち 投稿者:KEN 投稿日:2007年 8月31日(金)00時02分42秒 返信・引用
なるほど、「ふたいぐち(額口)」ですか!
だったら、「額」との使い分けがあっても不思議ではないですね・・・
ちなみに、私のところでは「ふたえごち」なので
「ふたえ」との使い分けはありません。
なお、出雲弁の泉トップの左メニュー「体に関する出雲弁」では
「ふたいぐち」「ふたえごち」の両方とも訳は「額」になってますね。
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あたまじり語彙確認 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月30日(木)21時37分46秒 返信・引用
共通語:秀才、学問に優れている。
用例:あすこは代々、「あたまじり」だけん、えー大学ばっかいきてだがのう。
用例訳:あの家は前々から秀才家系だから有名な国立大学ばっかり行かれるがね。
宜しく
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ふたいぐち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 8月30日(木)21時19分6秒 返信・引用
「ふたいぐち」(額口)と「ふたい」(額)は違うのか?。
この二〜三日考えていたことです。
泉辞書には「ふたいぐち」→「額際」とあります。
この「額際」は、髪の毛とおでこの境の辺りのことだと思います。(ですよね?)
そうすすると、「ふたい」はおでこの真ん中あたりになるのでしょうかね。
皆さんは「ふたいぐち」と「ふたい」を使い分けておられますか?。
私は、そこらへんは曖昧で、適当に口から出たままを使っています。
それから、なんで用例が「ばばくたの ふたいぐち」なのか、です。
お婆さんの額の皺のことを言ったのでしょうかね。
でも、これはお爺さんの額も同じですから、女性差別とも受け取られかねない。
最近の、私の職場の話です。
「○○さんは ふたいぐち ね 絆創膏 張っちょらいが、どげさいた だーか?」
「飲んで まくれた とや」
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ほたーぐさ 投稿者:KEN 投稿日:2007年 8月30日(木)18時16分7秒 返信・引用
別に、モメてはいませんが、通常は8月更新時に登録されたはずの語彙が
ちょっとした手違いで登録されずに残ってしまっているのが
確認者の一人として寂しかったので・・・。
とはいえ、該当の方を何度も名指しした書き込みをして
すみませんでした。
用例の件は、やはり正式名をご存知で、しかも採取者と同じ言語圏にお住まいの
f-kさんが適任だと思いますので、どうかよろしくお願いします。
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採取と用例 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月29日(水)21時35分38秒 返信・引用
わたしが用例作りを他の方に丸投げしたのでもめたようで
すみません。採取者が聞いて知っているだけで用例を作れない
場合、用例作りを他の人におまかせと宣言すれば、採取者は
その人で用例は確認した人でいいのではないですか。
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採取者と用例 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月29日(水)15時53分59秒 返信・引用
採取者が聞いて知っているだけで実際に遣ったことがないから用例は作れない、というケースはよくあります。この場合は誰でも知っている人が用例を作ればよいわけで全く問題はないと思います。まったく。
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採取者と用例について 投稿者:まつ 投稿日:2007年 8月28日(火)20時39分20秒 返信・引用
私の場合で言いますと、以前「たきな」を投稿しました。
しかし、私の生活の範囲で「たきな」は有りませんでした。
生活の中での自然な言葉で語られたものが用例にふさわしいと思い、用例の作成をお願いしたところ、こだまさんに作っていただきました。
こういうケースもあると思います。
原則にこだわると、自分が使っている言葉しか投稿できなくなります。
こういう言葉を聞いたが、皆さん使われますか?。出雲弁ですかね?。
という書き込みをした場合、用例までは作れないと思います。
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うたさか 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 8月28日(火)20時27分54秒 返信・引用
KENさん 今晩は。
【うたさか】は【おたさか】で登録済みでしたね。「お行」は確認しませんでしたので失礼しました。有難う御座いました。
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うたさか ほたーぐさ 投稿者:KEN 投稿日:2007年 8月28日(火)15時28分29秒 返信・引用
「うたさか」は「おたさか」で登録済みです。
確か、牧野本に載っていたのを私が確認したような記憶があります。
それと、過日提出された「ほたーぐさ」ですが、用例の作成が出来ず登録が見送られたようですね。
私の指摘の書き込みが分かりにくかったのかもしれません?
経緯をもう一度書いておきますので、ご確認の上、おくのさん、再度の用例の依頼をお願い致します。
「ほたーぐさ」は遠藤さんが提出され、f-kさんと私が確認しました。
その後、遠藤さんょり「私は名前と、ある程度の形を知っているだけで現物は知りませんので、どなたか用例をお願いします」
という主旨の書き込みがありました。
その直後、おくのさんから遠藤さんに対して用例作成依頼の書き込みがありましたので、てっきり、おくのさんが遠藤さんの書き込みを見過ごされたのだろうと思い、私がその間の経緯を説明したのが先日の書き込みでした。
出雲弁の泉では、採取者が用例を作成するのが原則ですが、このようなケースでは、採取者以外が作成してもいいのではないでしょうか?
ちなみに、遠藤さんは大東町、f-kさんは加茂町の方のはずで、言い回しもよく似ています。
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追加訂正 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 8月23日(木)21時38分9秒 返信・引用
朝棟梁が・・・・・・・を、
朝棟梁が塩とお神酒で仕事場を清め、全員梅干をなめてお神酒を飲みます。に訂正します。
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確認ほか 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 8月23日(木)20時20分13秒 返信・引用
牧野本の確認
【ちょうな(の)はじめ】
共通語 新築起工式
用 例 ○○日が日がえぇーけん ちょうな(の)はじめ しーか
用例訳 ○○日は吉日だから 起工式するか
参考 (西部の習慣)地鎮祭は氏神の代宮家さんを迎え厳粛にお祓いをあげるが、「ちょうな(の)はじめ」は朝棟梁がお神酒で仕事場を清め、夕方の仕事じまいには、施主が酒肴を出して大工さんをもてなす。
以前の普請は丸太や太鼓落し(丸太の両面だけ鋸目を通したもの)が多く「ちょな(の)」が活躍したが、近頃は四面鋸が通った角材ばかりで「ちょうなの」の出番がありません。
候補
【うたさか】
共通語 賑やかな酒宴
用 例 初孫が男ん子で よんべは うたさかで飲んましたわー
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ちょうしもん 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月23日(木)04時16分6秒 返信・引用
ちょうしもん は 調子者 つまり すぐ図に乗る人 のことでしょうね。
ちょうしまつ とも言っていました。語尾に「まつ」をつけるのは
どちらかといえば 蔑称 ということになるでしょうね。
「こなはの− ちょうしまつだけん あんまーあてくそにゃーならんじ」
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ちょーしまん 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月22日(水)22時50分28秒 返信・引用
いまおかさん こんばんは
お調子ものは【ちょーしもん】と言ったと思います。@ほめられるとすぐに調子よく図にのる人。尻馬に乗る人。のほかに A運しだいの状態(ゴルフもチョーシモンだけん えけんことも あーわや)などの用法があるように思います。
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ちょーしまん 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月22日(水)22時16分47秒 返信・引用
f-kさん有難うございます。ところで、「ちょーしまん」ですが、僕が田舎で聞いたこの言葉は「お調子もの」と、人を蔑んだ意味合いで使われていたように記憶しています。「あのしはちょーしまんだけんのー」てな具合に。
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ちょうしまん 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月21日(火)21時31分1秒 返信・引用
懐かしい言葉です。ちょうし は 体の調子 まん は 運、巡り合わせ
ですね。
「よっぽど ちょうしまんが わーかったもんだのー 気の毒に」など
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未確認語彙確認&辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月21日(火)15時12分45秒 返信・引用
ご確認、よろしくお願いいたします。
未確認語彙確認
【ちーに】(1)牧野本
共通語 まるで。全然
用 例 よんべ の こた ちーに おぼえ が ね が
用例訳 昨夜のことは 全然 憶え(記憶)がないよ
参 考 「つい(終)に」の方言化
採取者 f−k(加茂)
辞書候補
【ちーに】(2)
共通語 暗誦、暗記して
用 例 この経は ちーに あげられーやね なった
用例訳 このお経は 暗記して 唱えられるようになった
参 考 「ちゅう(宙・そら)に」の方言化
採取者 f−k(加茂)
未確認語彙確認
【ちょーしはえし】牧野本
共通語 いい加減な言葉。その場逃れの無責任な言葉
用 例 こな が また ちょーしはえし ばっかー えっとー わ
用例訳 彼奴がまた その場逃れの無責任なことばかり 言っていることよ
参 考 【ちょーしはやし(調子囃)】とも。
採取者 f−k(加茂)
未確認語彙確認
【ちょーしまん】牧野本
共通語 運
用 例 ちょーしまん が わるかった はで あいまち した とや
用例訳 運が悪かったようで 怪我したそうだ
参 考 既登録【まん】(運)の同意語。
【まん(間)】=(名詞・「間」の変化した語。一説に「間(ま)」と「運(うん)」が結びついたものとも)はずみ。回り合わせ。めぐり合わせ。しあわせ。運(以上、日本国語大辞典から)
採取者 f−k(加茂)
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【えっころ】の漢字表記 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月21日(火)13時54分14秒 返信・引用
いまおかさん こんにちは
【えっころ】は共通語にない語彙ですから、漢字表記自体が難しいのではないでしょうか。【越頃】は、当て字表記としては面白いと思いますが、語意・語源が「ええ(好い)頃(合)」と仮定すると、語意・語源と少し離れた漢字表記になるような気もします。
それと、「越」は「エツ(漢音)」「オチ・エチ(呉音)」。「頃」は「ケイ(漢音)」「キョウ(呉音)」で、「ころ」は日本流の発音ですので、この二文字の組み合わせにも少し無理があるような気もしますが、いかがなものでしょう。
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えっこー 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月20日(月)23時49分23秒 返信・引用
「えっこー(ね)」は後に否定語を伴っているようですが、「えっころ」は副詞で使うケースが多く見られますね。後者は漢字を当てはめるとどういう字になりましょうか?私は勝手に「いい頃合を越えた程度」と看做して「越頃(長い間)」と考えましたが.....。
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えっころ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月19日(日)21時00分21秒 返信・引用
「えっころ」の語源は「一向に〜」ではなくて「よいころあい」だとする(文献をひいた)f-kさんの説にまったく賛成です。「よいころあい」であれば適用範囲もひろがって「時間的に長い」から「よい加減」まで巾が広がります。殆ど正解であろうと思いますね。
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用例 他 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月19日(日)20時17分35秒 返信・引用
「よーねはなーあけられたのー まいったわ」
「そげねはなーはじくやーな格好せんでもええがの」
おっしゃっているように えっころ は違いますね。余程 と
いう意味だと思いますけれど
「えらいええもんなやーなが えっころしただらーがね」 など
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【えっころ】と【えっこ(−)】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月19日(日)17時03分46秒 返信・引用
私は(加茂)は「えっこーがなかえ」と発音していました。岡さんの「えっころがなかい」の訛りであろうと思います。
こだまさんは「えっこうがなかい」で、【えっこう】に「一向」を当てておられますが、【えっころ】と【えっこ(−)】は違うような気がしますが、いかがなものでしょう。
「一向」の出雲弁は、「エッコネ(少しも、一向に) シジシン(涼しく) ナラン」や登録済みの「エッコ ドゲダエ(全くどうしたものか)」等、【えっこ】で使う場合が多いような気がします。
日本方言大事典、日本国語大辞典の【えっころ】は、古語の「よいかん・好加減(名詞=好い加減。ほどほど)」の副詞用法の方言区分に掲載されていました。方言の語意は次の通り地方によって様々です。
@ 必要なだけ。好きなだけ
A おおよそ。たいてい。だいたい
B かなりの程度。よほど。ずいぶん。相当。たくさん
島根県「この品は えっころすーかね(相当高価かね)」「えっころ 人が集まった」
「お前の方が えっころ 悪い」
C 無理に
D かえって
隠岐「えっころ せんほうが よかった」
E もう少しのところで。今少しで
島根県「えっころ 転ぶところだった」
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牧野本からです 投稿者:おくの 投稿日:2007年 8月19日(日)11時12分50秒 返信・引用
牧野本からです.
ご存じの出雲弁が有りましたら用例をお願いできないでしょうか。
・ちゃわかわ:騒ぎ廻るさま、多数の者が集まって騒ぐさま
・ちゃわんおもし:茶碗蒸し
・ちゃわんかご:食器を入れる粗めの籠
・ちゃんこ:幼児が足を出したまま座ること
・ちゅうー:夏至
・ちゅーとはん:中途半端
・ちょーしはえし:いい加減、その場逃れ
・ちょ−しはえしにかける:いい加減なことを言って馬鹿にして嘲笑する
・ちょーしまん:運
・ちょーだえ:〔幼〕お重ね、手を重ねて頂戴すること
・ちょーなはじめ:新築起工式
・ちょーば:仕事場、仕事
・ちょーらかす:Aいろいろと言って子どもの機嫌を取り喜ばせる B茶化す、馬鹿にする
・ちょーれんげた:駒下駄、日和下駄
・ちょちゃまる:ウツボ
・ちょちょくさい:そそっかしい、こそこそする
・ちょちょくさする:そそっかしくする、あわてる
(P210まで)
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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ちょっこしがなかい 投稿者:おくの 投稿日:2007年 8月19日(日)10時01分57秒 返信・引用
「ちょっこしがなかい」は使いますよ。(^^ゞ
「もてもん運ばな えけんもんだけん、ちょっこしがなかい 軽トラ貸してごしなはい」
もちろん、「ちょっこがなかい」「ちょっこなかい」も使います。
では、では、m(__)m
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ちょっこしがなかい 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月18日(土)21時24分31秒 返信・引用
度々顔を出すようですみません。ちょっこし 少し ですね。
こちらでは ちょんぼし ともいいます。
ざんじ は 暫時 しばらくの間 ですから それこそ
ちょっこしがなかい ですね。
「急なことが入ったもんだけん ちょっこしがなかい
まっちょってごさんかね」 など
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Re: ちょっこがなかい(新語彙?) 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月18日(土)19時30分19秒 返信・引用
> No.3027[元記事へ]
これに訂正します。
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ちょこがなかい(新語彙?) 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月18日(土)19時28分59秒 返信・引用
少しの間(えっころがなかいの反対語)
では、よろしくn(_O_)n誰か返事下さい。
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えっころがなかい 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月18日(土)19時09分36秒 返信・引用
こだまさんへの返事です。
えっこうがなかい について 思っていることを
述べてみます。平田では両方使いますが「えっころがなかい」が多いです。
だいぶん(かなり)長い間と言うことです。「ひたすら=ちょっと意味が違うような感じです。」「かなり長い間=これがいいと思います」
用例:こなが、そうでもくうかともて「えっころがなかい」まっとってやったわな。
類字語:ざんじ
用例:ざんじ待ったがこなは、やっぱしこんだった。
どうでしょうか?
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こだわり解説 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月18日(土)17時48分55秒 返信・引用
えっこうがなかい について 思っていることを
述べてみます。独断偏見です。
いっこう は まるっきり、全く、ひたすら などの意味
がありますが ここでは ひたすら に近い と考えます。
なかい は 間 ですから ひたすら物事に打ち込んでいる間
つまり 長い間 ということになる と 勝手に考えています。
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えっこーがなかい 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月18日(土)16時35分2秒 返信・引用
既載の「えっころ = 随分、久しく」とこれも既載の「〜なかい = 間だ、うちに」の組み合わせによる慣用句に間違いありませんよ。ですから「長い」ではなくて「なかい(え)」ですね。私は使いませんでしたが「えっこーがなかい」は余所から聞けばなんのことかわからないでしょうね。メジャーな慣用句だと思いますよ。始めて聞いてもなんの違和感もありません。
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なるほど 投稿者:おくの 投稿日:2007年 8月18日(土)16時31分55秒 返信・引用
なるほど、なるほど(^^ゞ
原手のほうが【えっと(が)なかい】で山手のほうは【えっこう(が)なかい】かもしれませんね。
では、では、m(__)m
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えっこうがなかい 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月18日(土)16時07分31秒 返信・引用
こちらでは えっこうがなかい と が を入れます。
そうすると えっこう と言う期間 それも長いのだ と
示していることになるのだ と思います。
「どうもどうも えっこうがなかい顔を見せじゃったのー」
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どこだいのほどから 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月18日(土)14時49分17秒 返信・引用
どちらかといえば「いつの間にか」の意味合いで使うケースが多いような気がします。奥野さん、「えっこうなかい」は聞かれたことはないですか....、結構メジャーな出雲弁だと思っていました。「えっこーなかい」は、想像ですが「越頃」(長い)+「なかい」(間)から成り立っているのでは....と。「えっこうなかいさんごしたね、めちからだったが。」てな具合に。
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どこだいのほどから 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月18日(土)14時03分50秒 返信・引用
「どこだいのほどから」は直訳では、場所的に「どこかから〜」ですが、こうした直訳的な遣い方のほかに、既載の「いつのまにか」という時間的な副詞句的な遣い方もあります。
いかにも出雲弁的な慣用句だと思います。
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どこだいのほどから 投稿者:おくの 投稿日:2007年 8月18日(土)10時15分8秒 返信・引用
こだまさん。
「心安げな出雲弁 暮らしの中の方言川柳」は同感できて面白いですよ。
創作し続けるのは大変だと思いますががんばってください。
「オジジと将棋しちょったら、どこだいのほどからオババが、茶だいてごいちゃった」
「どこだいのほどから」は「何処からか」ではなく「いつのころからか」の意味で使っていますよ。
「えっこーなかい」というのは聞いたことがないように思いますが・・・・。平田では「ちとなかい(少しの間)」「えっとなかい(長い間)」を使います。
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えっこーなかい 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月18日(土)07時34分0秒 返信・引用
えっこーなかい、というのは「結構長い間」といった意味で、
どこだいのほどから、とは「いつのころからか」という意味
ですか。
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「おんぼらと出雲弁」 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月16日(木)04時02分59秒 返信・引用
この場を借りたりして申し訳ありません。
松江、出雲、雲南の各ケーブルテレビで 藤岡さんの
「おんぼらと出雲弁」が 月1回ずつ放映されています。
その終わり頃ちょっぴりと 私が顔を出させて貰っています。
「心安げな出雲弁 暮らしの中の方言川柳」 です。
・言葉を映像化する(これはネックです)
・郷土色豊かであること
・年齢を問わず 親しんでもらうこと
などなど考慮しているつもりです。
お目にとまったら ご覧になってください。
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かのことんぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月15日(水)11時39分31秒 返信・引用
> No.3012[元記事へ]
遠藤さんへのお返事です。
どうもありがとう。
平田の友達いませんか。50代〜60代の人
聞いたらそう言うと思います。
こだわりはしませんが、真実が大事ですから
絶対「かのことんぼ」と言ってましたよ。
とんぼにそっくりでしょ。
宜しく
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ついたーこくったー 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月14日(火)23時57分43秒 返信・引用
私は知りませんでしたが職場の先輩が使っておられたような気がします。「(思案を)あれこれ考える、ひねくり回す ⇒ しきりに」というような意味だったような。
「えっこーなかい」は聞きませんが、たとえ聞いてもなんの違和感なしです。「どこだいのほほどから〜」と同じほどの意味でしょうね。セット言葉、つまり慣用句ですね。「どこだいの程から」使います。
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ついたー、こくったー 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月14日(火)21時50分46秒 返信・引用
今日もクソ暑い東京京橋界隈を仕事で歩いていて思い出しました。「ついたー、こくったー」の前に副詞で「さて」という言葉がよく付いていたと....。「しきりに」という意味合いだったと記憶していますが。「えっこーなかい」という言葉も前についていましたっけ。そうこうするうちに、「どこだいの程から....」などと結論に至ったりして。これらはセット言葉でよく使われていたような。
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おえたーふぱったー 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月13日(月)21時38分23秒 返信・引用
同じような意味合いだとは思いますが、「ついたー、こくったー」は聞きましたが....。(但し、贈り物を押し返したりなどには一寸使わないような言い方ですが。)
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だいなつ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月13日(月)12時50分44秒 返信・引用
急に暑くなりましね。連日かんかんでりですが、このような猛暑の日
を「だいなつ」と言ってましたが、他ではどうですか。
このだいなつね、はたけなんかいでらいたもんだね。
岡さん、かげろうはわかってますが、特に呼称はなかったような
気がします。かげろうとも言わず、毒にも薬にもならず、むしで
かたずけてたんでは。
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かのことんぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月12日(日)09時19分16秒 返信・引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%AD%E3%82%A6
かげろうの写真です。
これが「かのことんぼ」です。
皆さん取った覚えは無いですか?教えてください。
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てれぐれ 他 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月11日(土)05時15分1秒 返信・引用
押えたー引っぱったー につけて てれぐれ とか
しっちりかっちり とかいう言葉があると思います。
どちらも あれこれ ためらっている様子だと思いますが
「よーねテレぐれして迷うがな」
「いつまで しっちりかっちり しちょうかい」 など
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押したり 引いたり他か 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 8月10日(金)16時00分6秒 返信・引用
f-kさん 今日は。
立秋を過ぎてからの連日の暑さ、とくに今年から設けられた「猛暑日」と聞くとよけい暑く感じます。
【おえたー ふっぱったー】直訳すると「押したり 引っ張ったり」だと思いますす。品物の遣り取りに、繰り返し遠慮する状況を言ったものです。
未確認語彙(は行)より
【ばらけだす】掲示板(大社H)
共通語 雨が降り出す
用 例 雨がばらけだえたぞ 洗濯物えそえでえれなー
用例訳 雨が降り出したぞ 急いで洗濯物を入れなくては
夕立など急に降り出した時につかいます。年配の者は今も使っていますが、未確認語彙あるのが意外でした。
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おいたーふっぱったー 投稿者:KEN 投稿日:2007年 8月10日(金)15時22分58秒 返信・引用
【おえたーふっぱったー】は「押したり引いたり」の出雲訛りですね。
共通語そのままの意味もありますが、進物の品を前に
贈り主と受け取る側が押したり引いたり・・・
まさに出雲人ですね。
確かに発音は「え」に近いですが、表記は「い」でいいような気がします。
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おえたーふっぱったー 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月10日(金)10時37分54秒 返信・引用
もりやまさん こんにちは。
【おえたーふっぱったー】聞き覚えがあります。
これは「置いたり 引っ張ったり」の出雲訛りでしょうか? よもや「植えたり 引っ張ったり」はありませんよね? 教えてください。
いずれにしろ、「心が定まらない」「逡巡する」「気兼ねや遠慮する」などの場合に用いる出雲流の慣用句に間違いないと思います。
これに似た出雲流の言い回し(慣用句)に【えんで ふ たかんやね あがーませ】「帰って火を焚かないように、食べてください」がありました。
来客にご飯やご馳走を強いる場合に、祖母などがよく使っていました。お聞きになったこと、ありませんか?
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かのことんぼ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 8月 9日(木)19時30分21秒 返信・引用
http://www.insects.jp/kon-gaganbomikado.htm
岡さん こんばんは。
「かのことんぼ」は私も知りませんが、上記URLの「ガガンボ」とは違うものですか?。
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かのことんぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月 9日(木)18時36分0秒 返信・引用
遠藤さんへのお返事です。
川の上を夕方飛んでるカゲロウの一種だろうとわかりました。
トンボに似てますね。頭、胴体、羽、尻尾に長いけんのような糸みたいなひげがありました。どうも失礼しました。
かげろうは今でも川に飛んでいるもんでしょうか?
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手つなぎ鬼 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 9日(木)16時11分27秒 返信・引用
今岡さん そうです「手つなぎ鬼」のことです。なぜ「手つなぎ三代」というかは多分、何人か以上になると鬼が分かれることができたので、そういったのだと思います。だからますます鬼は強くなり、まず勝ちになるのが常でしたね。
「かのことんぼ」はよくわかりません。私の実家は宍道湖畔の幸町というところで、山陰線の間際、旧松江藩家老三谷家の邸宅があって、その田圃があり、いわゆる旧市内では町内に田圃があるという風景の中で育ちました。トンボの種類は山ほども知っているつもりでしたが、「かのこトンボ」ねー、まさか「殿様トンボ」のことではありませんよね。
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かのこトンボ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月 9日(木)14時48分5秒 返信・引用
> No.2995[元記事へ]
遠藤さんへのお返事です。
> 黒い、かわかわとんぼのことでなければ、いととんぼのことだと
> 思いますが、いととんぼの方言名はわかりません。
かわかわトンボは茂みや竹林にいる羽黒(黒い羽4枚)とんぼだと思います。
糸トンボ(通称線香とんぼ)は川のもばにいる小さいトンボだと思います。どちらも
まったく違います。胴体は少し太くカーキー色(黄橙の薄い色)、羽は透明、大きさは普通のトンボの半分程度です。川の上を夕方飛んでいました。今は見かけません。
知っておられる方教えてください。宜しく
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おとさた 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月 9日(木)13時02分43秒 返信・引用
訳:音信、連絡
用例:でたきり、こなからちーたい「おとさた」がないがのー
訳:家からでたきりあの人から連絡がまったくない。
どうでしょーか。新語だと思いますが。
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訂正 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月 9日(木)00時54分9秒 返信・引用
金沢さん、先ほどのメール中、秋分は誤りで、正しくは立秋でした。間違えました、ごめんなさい。
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ぼいちゃげやこ 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月 9日(木)00時52分17秒 返信・引用
金沢さんこんばんわ。秋分だというのにこちら千葉は連日の熱帯夜ですがね、あばきませんわ。クーラーさまさまです。ぼいちゃげやことつかまえやこの区別までは知りませんでした。ところで、「手つなぎ....」とは「手つなぎ鬼」のことですか。我々は単に「手つなぎ」と言って、小・中学校の始業前に講堂いっぱいに長ーく横一線に手を繋いで相手を追い込んで遊んだアレですよね。今は廃れた遊びでしょうが....。
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ぼいちゃげやこ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 8日(水)15時50分44秒 返信・引用
今岡さん こんにちわ。思い出しました。松江では「ぼいちゃげやこ」といいました。ですから既載の「ぼいちゃげる」は副見出しでもみられるように地域によって「ぼいしゃげる」だったりいろいろのようです。ただ「ぼいちゃげやこ」と「つかまえやこ」には使い分けがあったような気がします。松江では「ぼいちゃげやこ」はふざけ半分の「おいかけっこ」を指し、ルールに基づいた「捕まえ鬼ごっこ」を「つかまえやこ」といっていたような気がします。「こらこら家ん中でぼいちゃげやなんやすーだねが」。「つかまえやこさーこい」「おん きょは 手つなぎ三代ですーか」というようにです。
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ぼっさげる 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月 8日(水)04時06分18秒 返信・引用
つかまえこう を するのに 相手を追いかけることを
ぼっさげる と言っていました。または ぼったくる と
つかまえこう ぼっさげこう どちらでもよかったですね。
「ぼっさげこう しょうこい 手つなぎですーか」 など
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つかまえやこ 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 8月 7日(火)23時09分32秒 返信・引用
金沢さんこんばんわ。「つかまえやこ」ですが、私が子供のころは「ぼっちゃげやこ」だったような記憶があります。「ぼっちゃげやこさこい(すーかあ)、鬼決めらこい!」てな具合でしたが.....、どなたか記憶のある方おられーますか?
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候補 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 8月 7日(火)20時37分8秒 返信・引用
慣用句?出雲弁?候補
【おえたー ふっぱったー】
共通語 遠慮
用 例 そげね おえたー ふっぱったーさでも貰っちょかしゃえぃ
用例訳 そんなに遠慮せず貰いなさい
いくら欲しくても一応じぎするのが出雲人の美徳(笑い)。候補になるでしょうか。
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いととんぼ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月 7日(火)06時50分0秒 返信・引用
黒い、かわかわとんぼのことでなければ、いととんぼのことだと
思いますが、いととんぼの方言名はわかりません。
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かのことんぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月 6日(月)18時33分17秒 返信・引用
夏に川の上を飛んでいる普通のトンボより小型な形をしていて早くは無いので橋の上からたもで取ってました。とても楽しかったです。
誰か詳しく知っておられませんか。非常に思い出深いものですので。
宜しく願います。
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つかまえやこ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 6日(月)14時37分19秒 返信・引用
松江でも「つかまえやこ」でした ! 「鬼ごっこ」なんて云おうものなら「ハネ」にされますね。なんでこんな言葉が今まで出なかったのか不思議なくらいな出雲弁ですね。
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つかまえやこ類字語 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 8月 6日(月)12時27分15秒 返信・引用
平田では「つかまえやこ」と言います。登録願います。
【つかまえこー】
共通語 鬼ごっこ
用例 つかまえこーしょう こい。じゃんけんで鬼ーきみょう や。
用例訳 鬼ごっこしよう よ。じゃんけんで鬼を決めよう よ。
採取者 児玉[横田]
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なるほど 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 5日(日)16時56分16秒 返信・引用
なるほど「おんなぼどが入る」ですか。このような「ほど」は一般的には聞かれませんね。
そこで古語辞典をひもといてみました。「ほど(程=名詞)」と「ほど=副助詞」の二つに分けて登載されています。どちらも「程度、度合い」を示しますが、補助説明にこうありました。「室町時代までは程度を示す副助詞には『ばかり』があった、その後「ほど(程)」が使われ始め「ばかり」は主に「限定」を示す言葉になり、代わって「度合いを示す」言葉として「ほど」が遣われるようになった。」つまり元は「ばかり = 限定」という言葉しかなく、その後に「ほど」がやや曖昧な程度を示す副助詞として遣われるようになった。」とあります。
思うに「女ほどが入る」というのはおっしゃるように「限定」であって「程度」ではありませんね。今はこのような使い方はないように思います。
「お前ほどでやれ」は出雲弁だと思います。掲載案を作りました。
【ほど】
共通語 《副助詞》〜だけ(限定)
用 例 そげなだらちけたこた おまいほどでやーだ
用例訳 そんなバカげたことは お前だけでやれよ
採取者 遠藤[大東]
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ほど 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月 5日(日)15時30分15秒 返信・引用
下の書き込みは、我ながら情けない論理のはっきりしないことを書いてますので
整理すると次のとおりです。
@「ほど」は広辞苑には、程度、数量の度合いを示すとある。
A大東の「ほど」は「女風呂はおんなほどが入れる」というような限定的用法である。
Bこだまさんの例のように、出雲弁でも@の使い方はある。
C共通語「だけ」には@とAの用法があるので、Aの場合にも「ほど」を「だけ」に
置き換えると一見意味は通じるが、本来とは違う意味に変わっているのでしっくりこ
ない。
以上です。
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なるほど 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月 5日(日)15時19分54秒 返信・引用
金沢さん、わかりやすい説明でよくわかりましたが、なんとなくしっくり
こないのです。金沢さんの挙げられた例は数量の限界を示しているのに対
し、おまえほどで、は限定を示すとでも言いましょうか、ちょっと違うよ
うなしっくりこないのです。
女風呂へはいれるのは女ほどだ。というような限定的用法で「ほど」を使
うことがあまり無いような気がしますが。こう書いているうちに、金沢さん
の用例は程度、限界を示すもののような気がしてきました。とれほどのことが・・
は、どの程度のことが、とかどこまでの範囲のことが・・いえばいうほど・・は、いえ
ばいうにつれて程度(範囲)が・・たったこれほどの・・たったこの程度(範囲)の、
と言うようにも置き換えられます。
共通語「だけ」には「できるだけ」というように「限界」を示す意味もあるのではない
でしょうか。そのため、「ほど」を「だけ」に置き換えても意味が通じますが、程度
の意味と限定の意味が意味合いが違うのですね。だからしっくりきませんでした。
書いているうちに自分で納得しましたが、どんなもんですか。
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ほど 投稿者:こだま 投稿日:2007年 8月 5日(日)06時51分6秒 返信・引用
ほど というのはおもしろいですね。
数量を示す言葉なのでしょうが 程度 度合い 加減 など
色々なとらえかたができるようです。
程が悪い というのは 程度が悪い ということで 人格を
見下げた言い方になるようです。
「そげなにんげじゃったかや ほどがわりーのー」
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ほど 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 4日(土)22時16分54秒 返信・引用
遠藤さん こんばんわ。「おまいほど〜」の「ほど」は広辞苑の「ほど」のCある数量を表す、があります。「どれほどのことが〜」「云えば云うほど〜」「たったこれほどの〜」
などですが。即ちこのすべてが「〜だけ」に置き換えることが出来ます。
ですから「おまえほどでやれ = お前だけでやれ」で標準的な言い方と云えると思いますが。つまり「お前ほどで〜」は「お前(一人)だけで〜」とも使われると思います。数値の程合いを示しているわけです。
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遠藤 投稿者:ほど 投稿日:2007年 8月 4日(土)17時05分47秒 返信・引用
「ほど」というのは、「そげなだらちけなこた、おまいほどでやれ」
というときの「だけ」という使い方なのですが辞書をみてもないよ
うなので提案します。これは出雲だけのような気がしますがどうで
すか。国語辞典をみても限定の意味はないようですが。
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初物 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 8月 4日(土)17時00分6秒 返信・引用
初物で検索してみたら「かつお」の初物は750日長生きだそうです。
毎年食べてれば死なないわけです。ことわざではなくて「慣用句辞典」
というものには載ってるみたいです。特に教訓的な意味合いはないよ
うですから。初物を食べたときは西を向いて笑う、という話もありま
した。
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初物七十五日 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 2日(木)13時28分47秒 返信・引用
たしかに江戸時代からの言い伝えでしょう。でも今でも一般的に云われているような気がします。一般的といったのは、私としては、例えば新聞のコラムやエッセイの類で使われても一向に違和感がないからです。広辞苑にも「初物七十五日」は引用されていますから、私としては死語ではないと思いますね。「ことわざ、故事集」などにみあたらないというのは、この慣用句があまりにも無意味で、単なる「言い伝え」にすぎないから登載されていないのだという気がします。ましてや「出雲弁の泉」でとりあげる言葉としては不適切だと思います。ま、個人的な見解ではありますけど。
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初物 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月 2日(木)11時38分54秒 返信・引用
金沢さん こんにちは。
【初物七十五日】は、「譬喩尽(1786年)」に「初物(ハツモノ)喰(ク)へば七十五日(シチジフゴニチ)生延ばるる」で登場するようです。
粋で初物好きな「江戸っ子発」の言葉(俗信)ではないでしょうか。
しかし、このことば、図書館にある手ごろな「故事・ことわざ事典」の類には出ていません。全国区では、一部の料理、割烹等の世界を除いて、既に「古語化」した言葉のような気がしますが、いかがなものでしょう。
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用例 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 8月 1日(水)17時43分14秒 返信・引用
f−kさん ばんじまして。いろいろ調べていただき有難う御座います。
用例
【へた】
共通語 鍋や釜の底についた煤
用 例 「その 真っ黒けな顔 どげした」「鍋へた をこさげちょたけん」
用例訳 「その真っ黒な顔どーした」「鍋の煤を落としていたから」
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初物 七十五日 投稿者:金沢 投稿日:2007年 8月 1日(水)17時22分16秒 返信・引用
「初物 七十五日」で検索すると沢山出てきますよ。「人のうわさ〜」とともにです。
わりあいと全国区ではないでしょうか。
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初物 投稿者:f-k 投稿日:2007年 8月 1日(水)15時15分47秒 返信・引用
もりやまさん こんにちは。
「初物は七十五日長生き」は、大原郡「大東町誌」(1971年刊)、大原郡加茂町「ふるさと南加茂誌」(1995年刊)ともに採用していました。大原郡では使われていたようです。
いくつかの「ことわざ事典」に当ってみましたが、この成句は見当たりません。出雲地方の「ことわざ」「言い伝え」と見てよろしいのではないでしょうか。
石川五右衛門の挿話は、博学なおばあさん、もしくは聡明なご近所の先人の創作ではないでしょうか?
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はつもん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月31日(火)21時13分12秒 返信・引用
http://homepage1.nifty.com/tadahiko/ZOKI/ZOKI-078.HTML
もりやまさん こんばんは。
「キュウリの初物か。七十五日長生きする」
は、初めて聞きましたが、「〜七十五日〜」は「人の噂も七十五日」の言葉を思い出しました。
「七十五日」に何か意味があるのかと思って、インターネットを検索してみました。
とりあえず上記サイトをみつけました。
どうでもいいことのようにも思うし、「なるほどね」と軽く聞き流しても良いような話でもあります。
語源にこだわるのも、ほどほどと言うことですかね。
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はつもん 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月30日(月)23時45分44秒 返信・引用
以前 五月ごろキュウリを初収穫し食卓に並ぶと、祖母が「キーリのはちもんか しちじーごんち ながえきすーわ」と必ず言いました。
訳 「キュウリの初物か 七十五日長生きする」
謂れを聞いたら、石川五右衛門が刑場に引き出され、役人が最後の望みを一つ叶えてやるから申してみよと言ったら「今種を蒔いてできた物を食いたい」と言ったそうです。一番早くできるキュウリの種を蒔いたそうです。当時キュウリがあったのか分かりませんがね。
事実キュウリは七十五日ぐらいで収穫できます。キュウリに限らず初物を食うと「七十五日長生きす」といいました。
昨今は野菜に果物そして魚まで年中あるのでいつが初物かわかりません。収穫が終わり食い納めで来年まで食われないものは【すえの はつもん】といいました・
石川五右衛門では全国的に言われているでしょうね・
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スイカ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月30日(月)22時24分55秒 返信・引用
いまおかさん なんと ふさしぶーです。
まめねしたか。
えまんごの こどもやちゃ あんまー スイカを くわん げねすね。
冷蔵庫ね ひゃーらん てて どっこともね まーた は 嫌われちょー しこです。
わしらの 子供んころは まーたを えど ね つーさげて 冷やしましょったねね。
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ひにち薬 投稿者:いまおか 投稿日:2007年 7月29日(日)21時42分47秒 返信・引用
久し振りに顔を出させていただきます。「ひにちぐしー」で記憶しています。会社(東京)での雑談でも「骨折」「ギックリ腰」など、所謂外科的な症状(怪我)を話題にする際に
使います。(勿論使い手としてですが、相手からは特に問われませんから多分言わんとすることは分かるのでしょう。)話はガラッと変わりますが、今日、家内が買い物に行き、スイカを買ってきた時、思わず「まーた」買ってきてや?半分でもえかったになア。そして、包丁ではやしたスイカを見て一言、「あらー、棚が落ちとーがの!」。結局、赤い身の部分がフニャフニャのスイカを食べました。
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ちゃがまのへた 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月29日(日)15時53分43秒 返信・引用
こだまさん。もりやまさん。
牧野本の確認をありがとうございました。
もりやまさん。
調べてみたら、2004年に「へた」に関するメールをいただいていました。(^^ゞ
もりやまさんのメールを牧野本で確認できましたので登録しようと思います。
用例をお願いできないでしょうか。
では、では、m(__)m
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ひにちぐそー 投稿者:KEN 投稿日:2007年 7月29日(日)12時14分53秒 返信・引用
金沢さん、お久し振りです。
「日にち薬」は、八雲では「日にち」はそのままで「薬」だけが訛りますので
「ひにちぐそー」です。
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牧野本 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月29日(日)10時48分59秒 返信・引用
自分で書き込んだものと同じ内容ですので確認にはなりませんが。
【ちゃがまのへた】
共通語 釜のそこについた煤
鍋や釜など台所で使うものについた煤はみな【へた】と言った。鍋についたものは【なべへた】など。
台所や屋根裏についているのは【しし】
煙突や風呂釜につくのは【えん】
同じ煤でも着く場所で呼び名が変わり、真っ黒なものの例えに【なべへたのった(塗った)やな】といいました。
前に【へた】を書き込みましたが確認がとれず、未確認語彙に登録されました。
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用例 他 投稿者:こだま 投稿日:2007年 7月28日(土)16時20分52秒 返信・引用
「折角ええ方向にまとまーかけちょったに お前さんが
よーね ちゃらんぱらんに混ぜくってしまーたなー」
人をちゃにする 見下してあしらう
「そげね人をちゃにせんでもえからーに」
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牧野本からです 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月28日(土)15時07分35秒 返信・引用
牧野本からです。
ご存知の出雲弁がありましたら用例をお願いいたします。
・ちちいっぱい:入れ物いっぱい
・ちじむ:結論がでる
・ちぢめがつかん:しめくくりがつかない
・ちどんじゃ:少々
・ぢぶり:無意識に頭を振ること
・ちぼろし:ジンマシン
・ちまめ:乳首
・ちゃいする:捨てる
・ちゃがまのへた:釜の底についた煤
・ぢゃがらんぽん:にようはち、葬式・法要に使う楽器
・ちゃちゃつける:からかいいじめる
・ちゃってゆう:上品ぶって言う
・ちゃっとる:気どる
・ちゃぼ:背の低い人の悪口
・ちゃぼこる:A増える、茂る B悪化する
・ちゃらちゃら:じゃらじゃら
・ちゃらんぱらん:ちゃらんぽらん
(P208まで)
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いれれ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月28日(土)00時41分9秒 返信・引用
まつさんの「〜しーわんに飯いれれ」があんまりおかしかったので書きます。そうでしたねー。「入れる」命令形は「いれれ」でした。普通なら「入れよ」「入れろ」の筈なのに出雲弁では「いれれ」でしたねー。「水が出らん」と同じく特別な活用だと思います。おそらくは古形が残ったものでしょうが。懐かしく思い出しました。
ちなみに「日にち薬」は「ひんちぐすり」は既載です。八雲では「ひんちぐそー」でしたかいね ? KENさん。
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言い伝え 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月27日(金)21時22分2秒 返信・引用
私の知っている言い伝えを、思い出す分だけ書きます。
○家の中で傘をさすと、大雨になる。又は、大水が出る。
○朝の蜘蛛は、縁起がいい。
○朝から、汁かけ飯を食うものではない。
三番目の「朝から汁かけ飯〜」は、私は今でも汁かけ飯が大好きなんですが、子供の頃、どうしても汁かけ飯が食べたいと、親に駄々をこねました。
すると、親はどう言ったか。
「ほんなら、しーわんね 飯いれれ。そげさ めしかけしー(飯かけ汁)だけん、そげして くえ」
なるほど、まるで一休さんのトンチ問答みたいですが、ホントの話です。
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日にち薬 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月27日(金)20時03分20秒 返信・引用
f-kさん こんばんは。
二〜三初めて聞くものもありますが、だいたい聞いたことがあります。
その中で、こだまさんも書いておられた「日にちが薬」は、実体験もあって、今、一番身近な言葉です。
去年、母親が骨折して、三ヶ月近く入院しました。
その時、
「こいつばっかしゃ 骨がふっつくまで、どげしゃもない。ひんちぐすー(日にち薬)だ。」
と、見舞いに行っては話したものです。
あせってもしょうがない、という気持ちで話していました。
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言い伝え 投稿者:こだま 投稿日:2007年 7月27日(金)17時12分49秒 返信・引用
ずいぶんたくさんの言い伝えを集められたと思います。
それぞれが皆私にもわかる言葉ばかりです。
全部についていいたいのですが その中のひとつ
日にちが薬 要するにたいしたことはないので 日を
追って直っていくでしょう ということですね。
「親の意見と茄子の花は 千にひとつの仇がない」これは
今でも通用するでしょうか。今頃の親子関係は どうなって
いるのでしょうか。
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三人の真ん中は死のー 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月27日(金)13時31分48秒 返信・引用
写真を撮るとき「三人の真ん中におーもんはしのー」はかなり信じられていましたが、これは全国区みたいですね。
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えくなしちんち 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月27日(金)12時43分8秒 返信・引用
f-kさん こんにちは。
草鞋がけで旅に出る時代の言葉が、近年まで生きていたことはそう言うことでしたか。「えくなしちんち」は、七日はいくら大安吉日でも結納や祝言を避けたかもしれませんね。納得々。
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出雲のことわざ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 7月27日(金)12時23分28秒 返信・引用
うろ覚え、聞き覚えのあることわざを集めてみました。
禁忌ことば
○ 生米食うとカワキヤマエ(乾きの病)になる。
○ メシ(ご飯)に箸をタテーナ(立てるな)
○ メメジ(蚯蚓)にションベ(小便)かけるとチンコ(陰茎)が腫れる。
○ クチナワ(蛇)を指さすと指が腐る。
○ 家の中で口笛吹くとクチナワ(蛇)が出る。
○ 雨の日にドドクー(吃る)とドドクリ(吃り)になる。
○ 食ってからすぐヨコンナー(横になる)とオシ(牛)になる。
○ 妊婦が火事を見るとアザのある子ができる。
○ 夜、爪をつむと親に死に別れる。
○ 北枕でネーナ(寝るな)
○ 戸口の敷居にあがらない(敷居は家長の頭との意)
○ 子供がフワーサシート(火わるさすると)ヨバーコク(寝小便する)
○ カラサデサン(神等去出・御忌祭)の晩にはセンチ(大便所)に行かない(尻を箒で撫でられる)
格言ことば
○ アーコト(有ること)三度エレ(入れ)一度(良いこと悪いことが三度続くと、さらにもう一度は予想される)
○ 親の意見とナシビ(茄子)の花は、セン(千)ねフトチ(一つ)のアダ(無駄・徒労)がナエ(無い)
○ タダヨータケモンワネ(徒・無料より高いものは無い)
○ チキアエナラエデモヤケ(付き合いなら家でも焼け。交際の重要性を言ったもの)
○ フニチ(日にち)がクシー(薬)
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えくなしちんち 投稿者:f-k 投稿日:2007年 7月27日(金)12時22分6秒 返信・引用
きのうの同窓会の席で、大東町出身の女性から、「結婚したとき、大きいおばあさんから、里帰りするときの心得として、くどくどと聞かされた」と聞きました。
彼女によると、「もどるな五日」は、里帰りのとき、五日目には帰るな、六日目以上か、そうでなければ、四日目までには帰れ、という意味だと言うのです。
旅行の禁忌のほかに、嫁の里帰りにも用いられていた模様です。
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まのひ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月26日(木)20時36分29秒 返信・引用
今日、会社からの帰りの横断歩道の信号待ちの時間に、米子の方に「まのひ」を聞いてみました。
やはり、農業をしておられる方です。
その方は、
「ああ『まのひ』ね、今でも、そう言うよ」
と言っておられました。
しかし、「まのひ」に田植えをすると何々だと言った言い方ではなく、ただ、「まのひ」には田植えをしない、と言うことだったです。
時間が無かったので詳しい話は聞けませんでしたが、「まのひ」は結構広い範囲で言われているのかもしれません。
それが、"たちばの米"になる、の言い方はどの程度の範囲で言われているのかは分かりません。
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まのひ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月25日(水)20時06分9秒 返信・引用
わださかさん こんばんは。
わださかさんは、確か加茂でしたよね。
加茂でも「まのひ」を言うのですね。出雲の百姓は、どこも同じような農耕文化があったのではないでしょうかね。
その他の「いくつかのそんな日」も、もし確認が出来れば、ぜひ投稿していただきたいと思います。
この手の禁忌とか、迷信、ゲン担ぎは、農家に限らず結構あると思います。
ご存知のものがあれば、ぜひ書き込みをお願いします。
金沢さんが、仰っておられた「午の日 田植え」で、インターネット検索をしてみました。
すると結構、「そういえば昔、こんなことを聞いたな」と思うものがいくつかありました。
また、おいおい書き込んでいこうと思います。
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まのひ 投稿者:わださか 投稿日:2007年 7月25日(水)17時51分55秒 返信・引用
「まのひ」に田植を避けるというのは,おちらちのじげのことばっかだねかや。という感じで
驚いています。私の父に言わせると,昔の百姓は年中休み無しで働かねばならなかったので,
特に忙しい田植時期に休み無しでは体が持たないので,まのひぐらいは休むためのいわれだと
いうことです。そのほかにもいくつかそんな日があったり,神社のお祭りが農休日になってい
たようです。
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みせうれ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月25日(水)14時32分24秒 返信・引用
お話はよくわかります。「青いバナナ」と同じですね。でもね、トマトなんかは「店熟れ」にも限度があって、適度に店熟れしたのはいいですが、度が過ぎると赤みも薄汚れた色になり、中はびしょびしょで味も格段に落ちます。そんなのを「みせうれ」といってバカにするわけです。私の記憶ではトマトしかないのですが西瓜も同じでしょう。もちろん今はああして切り身で売られているのでわかりますけどね。
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みせうれ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月25日(水)12時32分26秒 返信・引用
金沢さん 今日は。
みせうれ は農家では聞きませんが、農家は みせうれ をみこして野菜や果物を出荷したものです。代表的なものがトマトと桃です。トマトは以前流通と店頭に並んでいる日を考え、僅かに一部が赤くなったものを出荷しました。今は畑で完熟したものを出荷されるようです。桃やメロンなどは「みせうれや冷蔵庫うれ」がかえって旨いとおもいます。
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みせうれ他 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月24日(火)20時16分12秒 返信・引用
もりやまさん こんばんは。
ご指摘は、当たっています。我が家は、禅宗です。
しかし、こういうものは昔の人の知恵ではないかと思うのです。
時々休むことは、仕事の能率を上げることにもつながります。
何かの理由を付けて、休んだのではないでしょうか。
今の我々も日曜日に休みますが、これも、キリスト教の安息日から来ているのではないでしょうか。
人は何か理由を付けないと、休んだり遊んだりすることに罪悪感を感じるのかもしれませんね。
金沢さん、「みせうれ」は大変よく分かるし、巧い言葉だと思います。
しかし、あまり聞いた記憶がありません。
我が家は、「冷蔵庫熟れ」が多発します。よく熟れ過ぎる事があります。
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みせうれ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月24日(火)13時28分42秒 返信・引用
町屋でないと知られない言葉かもしれませんが。以前ここで出して確認されない言葉です。
「みせうれ = 店熟れ」つまりトマトや西瓜などがいわゆる完熟ではなくて、店に並べられたままで熟れて色づいたものを指して今でも使います。
「なんだー このトマト みせうれで あかんんなっちょーだけだがの」というように使います。町屋言葉ですかね。どなたかお聞きになったことはありませんか。
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午のひの田植え 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月24日(火)11時32分17秒 返信・引用
昭和三十年代ぐらいまでは、“まのひ”の田植えを避ける家もあったように思います。我が家はあまり気にかけなかったようです。親父が「禅宗は言うが真宗はあまり気にしない」と言っていました。ちなみに我が家は浄土真宗です。
機械化が進み、また時代の流れで農家の兼業化が進み、“まのひ”を避けるなど言っておられなくなり言葉だけが残りましたね。
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まのひ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月23日(月)19時29分21秒 返信・引用
金沢さん こんばんは。
いやー、わざわざお調べいただき恐縮です。
大体、日々にも干支があるなんぞ、知りませんでした。
大安、仏滅ぐらいは知っていましたけど・・・。
「まのひ(午の日)」の謂れを親に聞きました。
しかし、
「さー まのひ は ま(魔)の日 てことだないかや」
ということで、よくは分かりません。
「丙午の年に生まれた女は、男を食い殺す」という話は、全国的に有名ですよね。
それで、丙午の年の出生率が低いなどという話を聞きます。
確たる根拠は分かりませんが、結局、単なる語呂合わせなんぞということもありえます。
迷信も、盲信するとあらぬ差別の元という事ですかね。
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午の日の田植え 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月23日(月)18時58分52秒 返信・引用
「午の日 田植え」で検索するといろいろでてきます。中に「禁忌」というのがあって「午の日に餅米は植えない(秋田)」「午の日に田植えをすると不幸になる(山梨)」「午の日に田植えはしない(熊本)」「五月五日に田に入ると悪い(栃木)」などがあります。
午の日を佳日とする伝えもあるようですが、このように禁忌とされている風習があったことは間違いありませんね。「出雲の慣習」として伝えておくとよいと思います。
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失礼 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月22日(日)21時41分1秒 返信・引用
↓の書き込みは、まつ です。
あわてて投稿ボタンを押してしまいました。
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まのひ 投稿者:jz 投稿日:2007年 7月22日(日)21時39分46秒 返信・引用
もりやまさん 確認ありがとうございます。
自分の事ばかり書いて申し訳ないですが、もう一つ書かしてください。
親と話していたときに、
「もかしゃ まのひね おえたえねは たちばのこめ ね なー ててえって、まのひね
たおえは せだったもんだ」
「昔は、『午の日に植えた稲は"たちばの米" になる』と言って、午の日には田植えはしなかったものだ」
と言う話を聞きました。
「たちば」は、泉辞書に「たちばのぜん」で記載されている「たちば」です。
毎年、干支があります。一日にも干支があって かのえうま とか ひのえさる とか言いますが、その午の日のことだそうです。
それで、大抵の家は午の日に田植えを休んだものだそうです。
しかし、大百姓の家ではなかなか人手が集まらず、逆に、休んでいる人が多い午の日に人手を頼んで田植えをするところも有ったそうです。
出雲だけの風習かどうかは分かりませんが、興味深い話だと思います。
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とーちけ ふぇーぞ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月22日(日)18時03分20秒 返信・引用
まつさん 今晩は。
とーちけ ふぇーぞ 知っています、使います。私のばあい「とーちけ ふぇーじ」」ですがこれは個人の発音の違いで、意味や使いどころも書き込まれた通りです。
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とーちけふぇーぞー 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月22日(日)16時35分52秒 返信・引用
先ほど、不在者投票に行ってきました。
いい加減に、政治が変わって欲しいものです。
ところで「えくなしちんち〜」を親に聞いたところ、当然知っていました。
どうも、私だけが知らなかったようです。
でも、母親は「もどーなごんち」を「もどーなくんち(九日)」と覚えていたようです。
その謂れを聞いてみましたが、やはり分かりませんでした。
昔から、そういっていたとの事です。
その時、父親が面白い言葉を使いました。
「さーら もかしのもな そげな "とーつけへーぞー"を えよった もんだ」
「さーて 昔の者は そんな とってつけたような出鱈目を 言っていたものだ」
「とーつけへーぞー」は発音に忠実に書くと「とーちけ ふぇーぞー」です。
どなたか、この「とーちけ ふぇーぞー」を聞かれたことはありませんか。
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えくなしちんち 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月22日(日)16時31分42秒 返信・引用
まつさんの「立待ち月」「語呂合わせ」説に一票です。ただ5や10の日を決済日にしたのはおそらく戦後で、戦前は月末、お盆、年末だと思います。いずれにせよ近代になってのことです。「立ち待ち月」は早く暮れるから旅立ちはしない方がよい、という説には一理あると思いますね。25日もなんか旧暦でないでしょうかね。
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しみかんこ新規語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 7月22日(日)15時48分25秒 返信・引用
共通語:凍結して冷え込みがきつい。
用例:けさは「しみかんこ」だけん、とくにきいつけーだぜ。
用例訳:早朝は特に冷えこんじょうけん注意するんだよ。
宜しく願います。では、よろしくn(_O_)n
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えくなしちんち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月22日(日)13時32分3秒 返信・引用
五日、七日、二十五日を自分なりに考えてみました。
陰暦で、ひと月は新月から新月までです。
その間の日々の月の変化に名前があり、十七日目の月は「立待月」と言うそうです。
立って待っている間に出てくる月 と言う意味だそうですが、その「立待ち」を「出立を待つ」と読んで、旅に出かける日を決めるのにゲンを担いだのではないでしょうか。
岡田さんの本に「ゆくな十七日〜」となっているのが元の使い方だったのかもしれません。
それが「えくなしちんち〜」となったのは、全体を読んでみると分かりますが、七五調になっています。
言葉のリズム重視して、「しちんち」になったのかもしれません。
もしかすると、田舎芝居の決め台詞だったのでは、などと考えてしまいます。
五日、二十五日ですが、「ごとーび(五十日)」と言う言葉があるそうです。
五と十の付く日に決済をした事のようですが、ここらへんは金沢さんかf-kさんが詳しいと思います。
そういう慌ただしい日を避ける、と言う意味ではないかと思います。
以上、私の勝手な想像です。読み飛ばしてください。
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候補 わじー 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月21日(土)21時17分16秒 返信・引用
みなさん 今晩は。
先日の中越沖地震の被害ニュース映像で、大きなお寺の倒壊がたくさんありました
観ていて出た言葉が「壁や柱が少いね、屋根泥と瓦で【わじー】なけんの」。
車などに荷物を積むとき、思い物は下に、軽い物は上に積みます。逆だと不安定になり危険です。
共通語か出雲弁かは私では分かりませんが、広辞苑 泉辞書ではみあたりません。今も使います。
【わじー(り)】
共通語 上のほうが重く不安定
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ばーふる 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 7月21日(土)19時55分8秒 返信・引用
共通語:心棒の芯がずれ回転が揺れ振動する事。
用例:お前の自転車は「ばふって」はしちょうがのう。
用例訳:あんたの自転車は車輪が揺れて走っている。
牧野の本に載ってました。新規確認、登録語彙だと思いますが宜しく願います。
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座棺の寸法 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月21日(土)18時58分14秒 返信・引用
当時もいろいろ調べた記憶がありますが。座棺の寸法は全国各地まちまちで決められた寸法はないようです。私が3〜40年前に木次の葬式にいって見た土葬の座棺が最初で最後でした。記憶は不確かですけどなんか縦横は真四角だったような気がします。17×25のような形ではなかったような感じでした。17×25では黄金律にもなりませんね。
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えくなしちんち 投稿者:f-k 投稿日:2007年 7月21日(土)11時37分39秒 返信・引用
山陰民俗叢書(7)「言語伝承」(1997年刊)には、「エクナシチンチ モドルナゴンチ エクナモドルナ二十五日」(岡 義重「童言葉・言い草・諺」・1956年)で載っています。
大原郡「大東町誌」(1971年刊)は、「行くな七日(しちんち)もどるな五日(ごんち)行かずもどらず二十五日」で載っています。
岡 義重氏の注釈には、「御幣かつぎがよく口にする」とあります。もりやまさんのおっしゃるように、御幣担ぎ、縁起担ぎの言葉であろうと思います。ただし、七日、五日、二十五日の意味はよく解りません。
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えくなしちんち、、、、 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月21日(土)08時54分42秒 返信・引用
訂正します。 〜もどーなごんち でした。
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いくな七日 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月21日(土)08時44分15秒 返信・引用
もりやまさん 金沢さん おはようございます。
私が初めて聞いたときは、もりやまさんの書かれているような意味で聞きました。
日にちが確かに地域で違うようですね。
もりやまさんも「〜帰りは十五日〜」としておられて、私の聞いた「〜もどるな五日〜」と微妙に違います。
しかし、元の言葉は同じだと思われます。
それが、棺桶が元で出来た言葉なのか、はたまた、そういう言い回しがあって、それに棺桶を当てはめて日にちを少し変えて言うようになったのか、いまはよく分かりません。
面白いですね。
どなたか、この言葉に関する話をご存知の方はいらっしゃいませんか。
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えくな〜もどるな 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月20日(金)22時35分6秒 返信・引用
手元に安来市の岡田徳治さんという方が書かれた「出雲最東部の方言録」という本の中には「ゆくな十七日もどるな二十ごんち」とあります。この数字が今岡さんのお父さんが云っておられた棺桶の寸法にピッタシだったので、このことではないかと推測したものです。
地方によっては数字も違うんですね。
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いくな しちんち、、、、、 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月20日(金)21時52分6秒 返信・引用
まつさん 今晩は。
子供の頃 祖母がよく言っていました。祖母にいわれなどの知識はなく、謂われを聞くと「昔からそげえわえちょうは」。
祖母の言うには、何日もかかる長旅の出発日は七日、帰りは十五日、行き帰りとも二十五日は避けるのが安全の意味だそうです。
実際にこの日を避けた記憶はありません。
座棺の寸法とは初めて聞き驚いています。
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いくな七日 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月20日(金)20時36分51秒 返信・引用
私の手元に、一冊の本「湖陵の民話」が有ります。
最近知った本で、湖陵町教育委員会が平成八年に発行したものです。
その中に
「いくな七日もどるな五日、いくなもどるな二十五日」
が、大池地区の方から収録して記載されていて、それ以外詳しい解説は載っていませんでした。
これは、以前、私が松江の方から初めて聞いた言葉として投稿しています。
2003年の10月ごろの過去ログを見ていただくと、その頃の、金沢さんや今岡さんとの遣り取りが書いてあります。
その中で今岡さんのお父さんの話として、これは棺おけ(座棺)の寸法を言ったものだ、との報告がありました。
今回、湖陵でもこの言葉が使われていると知り、ちょっと驚いています。
私が知らなかっただけなのかもしれませんが、どんな使われ方だったのか興味があります。
棺おけの寸法以外に、なにか別の意味で使われていたのではないか、と思っています。
周りの年配の方などに聞いてみようと思いますが、もりやまさんはご存じないでしょうか。
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とと 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月19日(木)19時28分19秒 返信・引用
遠藤さん こんばんは。
子供の顔をなぞるあやしは記憶に無いです。
それから、ようこさんの書き込まれた「とっとのめ」で、魚の幼児語は出雲弁で「たいたい」だと思うのですが、どうでしょうか。
他地域で「とと」という所でも、同じような遊びは当然あると思います。
いま情報が発達して、いろんな言葉を耳にしますから、聞きなれた言葉でも「はて、これは出雲弁かいな?」と迷うことが多いです。
お年寄り(自分の親も含めて)がマメなうちに、もっと聞いておきたいです。
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幼児言葉 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 7月17日(火)22時19分9秒 返信・引用
「めやまへよって」ではなくて「めやまへまって」でした。訂正します。
きじと山火事の話はたまに聞く話ですが、もとがなにかあるんではないですか。
なんとなく、中国の故事のような感じですが、真偽は別として忠孝などを説く
説話のような感じですね。インタネットでも雉で検索するとでてきます。
蛇足ながら、雉とやまどりは違います。ヤマドリのほうがまいらしい。
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ヤマドリ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月17日(火)21時35分9秒 返信・引用
独占してすみません。書き足らずでした。
掴み損ねて逃げられたのはキジです。すぐには飛ばずまず走って逃げ、行く手に障害物などあると飛立ちます。
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ヤマドリの続き 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月17日(火)21時05分31秒 返信・引用
書き込み中に投稿がありましたので。
キジはケンケンですが、↓にも書き込みましたが、ドドードドーと羽音は山家にいたためよく聞きましたが、これはヤマドリだという鳴き声は記憶にありません。
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まつさん やまどり 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月17日(火)21時03分17秒 返信・引用
まつさん 有り難うございました。よくわかりました。同目だが異種なんですね。飛ぶのはあまり上手ではない、とありますから地べたを歩くことも多いですかね。鶏と雉の中間くらいの鳥でしょうか。たいへんよくわかりましたよ。感じとしてはキジよりヤマドリの方が旨そうです。
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ヤマドリ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月17日(火)20時55分28秒 返信・引用
金沢さん まつさん今晩は。
くだらぬ話に興味を持っていただきありがとうございます。
お二人にお答えします。
雉とヤマドリは近種らしいが全く異種です。雉は平野部の農耕地まわりに、ヤマドリは里山の広葉樹地帯に生息します。メスは見分けがつきませんが、オスはキジもきれいですがヤマドリはやや赤茶ぽく、キジよりさらに長い尾羽ねがあり勇ましい姿で、一見識別できます。
タマゴ探しをしていて一度抱卵中の親鳥を掴んだことがあります。掴み所が悪く逃げられ、手には尾羽ねだけ握っていました。抱卵中は一二メートルまで近づかないと飛びたちません。吃驚もしましたが、容易くタマゴが取れました。
ヤマドリは数がすなく食べたことはありませんが、キジ肉はクセがなく“けじめし(キジ肉の炊き込みご飯)”は最高のごちそうでした。
近年、ヤマドリのドドー ドドーと、求愛か縄張りか山全体にひびく羽音や姿をみかけません。ドングリの木少なくなり絶滅が心配です。
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ヤマドリ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月17日(火)20時52分38秒 返信・引用
http://homepage2.nifty.com/takibi_club/bird/kizi-2.html
金沢さん今晩は。
同じキジ科ですが、違う鳥です。
上記サイトを、ご参考までに。
私は、ヤマドリは見たことがありませんが、鳴き声も違うのではないかと想像しています。
「山鳥のほろほろと鳴く声聞けば 父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ」(玉葉和歌集)
雉が「ケーンケーン」と鳴くのは、よく聞きます。
もりやまさん 鳴き声は聞かれたことはありますか?。
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あ そげですか やまどり 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月17日(火)19時57分47秒 返信・引用
雉とやまどりは違うもんですか。もりやまさんのお話では雉を探しにいってヤマドリの卵をとってかえった、という風に聞こえたものですから。同じ種目の鳥なんですかね ?
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ヤマドリ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月17日(火)19時37分31秒 返信・引用
もりやまさん こんばんは。
職場で聞いた話ですが、キジも卵を抱えていると逃げないそうですね。
その人は
「なんと キジは卵抱えちょーと 逃げらん てだが、ほんとだの。こないだ 山で草刈しちょったら、キジがおったの分からで その首 はねてしまったわ」と。
エンジン式の刈り払い機での話です。
初めは法螺話かと思いましたが、どうも本当の話らしく、友人とそのキジを肴に1杯やったそうです。
金沢さん、ヤマドリとキジは違いますよ。
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子供唄 やまどり 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月17日(火)19時18分2秒 返信・引用
f-kさんの「お月さんなんぼ〜」は聞いたことがあるような気がしますけど定かではありません。「♪ お月様 いくつなの 私は十五の親なしご〜」と混同しているのかもしれません。もりやまさん 相変わらず野趣にあふれたお話で敬服します。やまどりというのは雉のことなんですね。雉の肉は旨いものですか ? 鹿の肉は食べたことありますが雉の肉は見たこともありません。時代小説などではたまに見ますけど。たとえば信長が家康を接待した時の献立に「やまどり」がみえます。
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ヤマドリ 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月17日(火)13時03分43秒 返信・引用
【やまはやけても やまどりゃ たたぬ】
(山は焼けても ヤマドリは 飛びたたない)
悪ガキの頃、春五月頃に麦畑や草むらで雉の巣探しをよくやりました。タマゴが目的です。わりとよく見つかり、五個ぐらいありました。新鮮なのは茹でタマゴ、抱卵し時間がたったようなのはチャボに抱かせて孵化し育てます。見事な成鳥まで育てるのに何度か成功しました。生家が山が近かったため、三尺近い尾羽持ったヤマドリも、家周辺まで出ました。
どうしてもヤマドリも育てたく、タマゴ探しをしましたが、尾羽の抜け毛を拾うぐらいで一度も見つかりません。
あるときいつもの様に山に探しに入ったら、時期が遅かったのかヒナ連れの親鳥に出くわし、逃げ遅れたヒナ一羽捕まえ持ち帰ろうとすると、全身逆毛を立てほんの近くまで来て威嚇するんです。あまりの執拗さと親鳥の形相に可愛そうになり放して帰りました。
帰って祖母に話すと、「【やまはやけても やまどりゃ たたぬ】ててなー、山火事で焼けてきても、わが身は焼けても子供を守る鳥だとやー」と話してくれました。
出雲弁と直接関係ない話かもしれませんが、昨今 親による児童虐待、良い悪いは別として「赤ちゃんポスト」なるニュースで、六十年前に体験したことと、祖母の言った言葉を思い出したものです。
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幼児言葉 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 7月16日(月)07時58分20秒 返信・引用
幼児の顔を指でなぞって、目のところでは「め山へよって」、鼻ではなんといったか忘れまして、
口のところでは「池の周りで」、なんとか、といってあやしてましたが、だれか覚えてませんか。
「おちゃどものんで」というフレーズもあったような。
そつが出るは知りませんが、肯定語が否定で使われるようになったり、逆はけっこうありますね。
「言うに及ぶ」、とか、「とてもよい」とか最近は「全然よい」など聞くと愕然としますが、
そういう昔の用法が残っているんでしょう。
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そつがでる 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月15日(日)21時10分20秒 返信・引用
HNKでも紹介された良書、杉村つとむ氏の「語源海」に「そつがない」があけられていました。それによると「率爾」「率直」などの「卒」をあてて「卒がない」とするのは当て字。
一説によると「損費(そんつい)」の訛りともいわれている。いずれにせよ、「損」や「費(ついえ)」などに関係するものと思われる。江戸時代には「そつがある」「そつがでる」という言い方があり、「あくびもそつにせまいとて、口あけついでに念仏を〜(近松)」「損費(そつ)(早節用集)」「おれが詞にはそつにはしねぇ〜(滑稽本)」「俗語 ⇒ ソツガデル、ソツガアル」といんようされています。これが「そつがない」という慣用句になったのは二十世紀以降で「万事そつがなくって〜(漱石)」「そつなく女給の方にも会釈して〜(大仏次郎)」と使われるようになった。
つまり「そつがでる」「そつがある」という言い方は古語で既に死語となっていると思われますから完全に方言の範疇に入ると思われます。辞書登載すべだと思います。どなたか用例をお願いします。
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おちきさん なんぼ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 7月15日(日)15時22分17秒 返信・引用
昔の唄の書き込みを拝見していて思い出したフレーズです。
おちきさん(お月さん)なんぼ
じーさん(十三)ななち(七つ)
そらまんだ わけぞ(若いぞ)
祖母の背中で聞いた唄ですが、この続きが曖昧で、思い出せません。
ご記憶の方があれば教えてください。
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お久しぶりです 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月15日(日)09時34分34秒 返信・引用
ようこさん。お久しぶりですね。(^^ゞ
台風4号の被害はありませんでしたか。
森山さんの仰るように「幼児をあやす唄やことば」を集めてみるのも面白いかもしれませんね。
【島根の弁護士】は最初の頃しか見ていませんが、思った以上に出雲弁が使われていまたね。 \(^o^)/
では、では、m(__)m
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皆様に感謝m(__)m 投稿者:ようこ 投稿日:2007年 7月14日(土)21時20分43秒 返信・引用
早速のお返事ありがとうございます。
うるおぼえ(もしかしてこれも出雲弁?)の箇所もあって、にゃんこのめー は、ねーこのめー だったかもしれませんし
とっとのめー の とっと は、魚を意味していると思います。
どなたかはっきりしたことを覚えてくださるといいですが。。。
もりやまさま、 ♪あーがりめー ・・・・♪ そうです、そうです。 よく歌ってました。
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幼児ことば 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月14日(土)20時09分0秒 返信・引用
ようこさん はじめまして。
【(幼)ちょち ちょち】思い出していただき有難うございました。
幼児をあやすのに、いろいろな唄やことばがありますね。
【(幼)にゃんこのめー】
♪あーがりめー さーがりめー くるっとまわして にゃんこめー
だったように記憶しています。
【(幼)あわわー あわわー】
も思い出しました。出雲だけのものかどうかは分かりませんが、集めてみるのも面白いかもしれません。
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ちょちちょち 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月14日(土)15時39分22秒 返信・引用
ようこさん こんにちは。
この唄は にゃんこのめー で覚えています。
にゃんこのめ は猫の目のことでしょうけど、とっとのめー の"とっと"は何でしょうかね?。
魚を幼児語で"とと"というのは、何かで読んだか聞いたかした様な気がしますが、記憶違いかもしれません。
とっとのめ→魚の目?。
または、ニワトリ?。
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ようこさん ちょちちょち 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月14日(土)13時24分38秒 返信・引用
お久しぶりなんてもんじゃないですね。ほんとに何年ぶりですねー。お元気でしたか。
松山も雨や台風でたいへんじゃないですか ?
【ちょちちょち】の子供唄はなつかしいですね。今でもまだ使われていると思いますよ。
話しは変りますが、同じ【ちょちちょち = 損得なし、おあいこ】は美空ひばりの歌にありますね。「お客お客と笑わせやがら ○○○で ちょちちょちだ」○○のところは思い出せませんが、案外全国区かもしれませんね。もっとも、ひばりの歌には方言も出てきますし、もともと方言に違いありませんから、もし使われているのなら辞書登載に異議はありません。ただ松江では聞きませんけど。
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ついでに・・・ 投稿者:ようこ 投稿日:2007年 7月14日(土)09時52分35秒 返信・引用
思い出しました。
♪ ちょち ちょち あわわ かいぐり かいぐり とっとのめー ♪
これも幼児に覚えさせる動作のひとつで、歌って教えていました。
ちょち ちょち は、手をたたくこと。
あわわ は、手を口に持っていって声を出しているところの口元をたたく動作。
かいぐり かいぐり は、両ひじをおってまわす(この表現で理解できますでしょうか?)
とっとのめー は、正確には とっとのめー だったか、 にゃんこのめー だったか定かではありませんが、
両目の横に手のひら(或いは指先)を置いて中のほうへ皮膚を寄せる動作。
こうした一連の流れを歌って、幼児をあやしていた記憶があります。
いかがでしょうか。
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お久しぶりです 投稿者:ようこ 投稿日:2007年 7月14日(土)09時45分40秒 返信・引用
すっかりご無沙汰しております。m(__)m
↓の投稿、2つほど賛同をさせてください。
1.「てにあわん」
これは、斐川では 「てにゃわん」 というふうに聞こえてましたが、『手に負えない』あるいは、『したたか』というような意味で使っていたと思います。
2.「ちょち ちょち」
これは、幼児に(1歳前後から)物事を覚えさせようとする頃のひとつで、手をたたくことを表現していました。
変わらぬ皆様の投稿、聞きなれない出雲弁も含めて懐かしくまた楽しみにしております。
そうそう、今夜、フジテレビ系列で【島根の弁護士】が放送されるようですが、果たしてどこまで出雲弁がでてくるか
とても楽しみです。(なかなか ほんもの になるには無理でしょうけど(苦笑))
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候補 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月13日(金)21時02分20秒 返信・引用
先日はいい加減な確認でお騒がせしました。
未確認語彙集(ち)より
【ちょち ちょち】掲示板 岡さん(平田)
共通語 かちかち
【ちょち ちょち】掲示板 児玉さん(横田)
共通語 少しづつ 僅かばかり
↑の使い方はしませんが↑から浮かんだ候補です。
(1)【ちょち ちょち】
共通語 損にも儲けにもなららない
用 例 「儲かったかぇ」「ちょちちょち だった」
用例訳 「儲かったかい」「損もしなかったが 儲けにもならなかった」
(2)【〈幼〉ちょち ちょち】
共通語 手をたたく(拍手)
用 例 ちょち ちょち してみー
用例訳 おててを たたいてみー
参考 幼児のお守りは兄や姉の役でした。お負ってばかりいるのは大儀だから、降ろしていろいろあやしながら遊んだ一つです。思い出したものを三つ四つ挙げてみました。
【(幼)めのめの ばー】
既済 松江 金沢さん採取
【(幼)ちょち ちょち】
【(幼)だんご だんご】手を握ったり 開いたりする
【ばんざぁーい】文字どうりのバンザイ
【(幼)でんご でんご】体を前後にゆする
湖陵あたりのことばです。
○--------------------------------------------------------------------------------
てにあわん 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月13日(金)19時07分57秒 返信・引用
まつさん。
皆さんからの御意見がありませんが、私も出雲弁だと思います。(^^ゞ
では、では、m(__)m
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そつ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月11日(水)22時25分30秒 返信・引用
「そつにならんやに」「そつがでんやーに」は、私はあまり使った事が無いですが、共通語でも、使い方や言い回しが出雲独自のものも有るような気もします。
先に書き込んだ「てにあわん」も、それに該当しませんかね。
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そつ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 7月11日(水)20時36分25秒 返信・引用
「そつがでんやーに」というのは 出雲弁としての用法だ
と思います。共通語だ 方言だ という意識にあまり捉われて
考えなくてもいいのではないでしょうか。
方言だとばかり思っていたのが 共通語であった ということを
私など ずいぶん経験していますが それはそれでかまわないと
思います。
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そつがない 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月11日(水)19時58分20秒 返信・引用
「そつがない」はよく使うのですが、「そつにならないように」「そつが出ないように」という使い方は出雲弁のような気がしますがいかがでしょうか。^_^;
では、では、m(__)m
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再訂正 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月11日(水)11時39分20秒 返信・引用
【そつ】私では出雲弁か共通語かの見極めができませんので、未確認語彙は出雲弁として認識し、いろいろな共通語の中で、よく使ったり聞いた「はした」の共通語で書き込みました。言われてみると共通語のようですね。この項は取り下げします。
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念のため 投稿者:f-k 投稿日:2007年 7月10日(火)21時14分49秒 返信・引用
誤解の無いように追記します。
【そつ】や【かまかける】の登録に反対という訳ではありません。むしろ大賛成です。ただ、既登録語彙の選定基準との整合性を、ぜひ考慮して欲しいと願う立場からの問題提起としてご理解ください。
私自身、かって、【ちけぎ】(付け木)、【あくたえもくたえ】【しのごのいう】などの投稿をを、共通語としてボツにされた苦い経験があります。これらは島根県方言辞典も【つけぎ】【あくたもくた】【しのごのいわずに】で採用している語彙ですが、不採用の本当の理由は今でもよく分かりません。
採用基準が、そのときの気分によって揺れないように願っています。
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そつ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 7月10日(火)20時05分11秒 返信・引用
【そつ】、こだまさんのご指摘、ごもっともだと思います。
「そつがない」は現役の共通語です。
広辞苑 @むだ。無益 Aてぬかり。ておち
「そつが無い」(むだがない。ておちがない)
新明解 〔語源不詳〕何かをする時におこりがちな、不注意な点やむだな点。
「そつがない」「何でもそつ無くやってのける」
牧野本の語意は「はした」ですが、共通語の「むだ。無益」と大同小異です。
7月更新案の牧野本未確認語彙【かまかける】も、広辞苑、新明解に「鎌をかける」で掲載されており、語意も大同小異で、牧野本語意に格別、方言特有の用法、語意があるようにも思えません。
牧野本といえども、吟味して臨む必要があるように思います。
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そつ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 7月10日(火)17時19分27秒 返信・引用
そつ と言うのは 手抜かり 手落ち 端 無駄 粗末
など 色々な意味にとらえている と思いますが 御一考を
「あの人のすることは そつ がない」
「そつが出んやーに 切ってごせよ」 など
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訂正 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月 9日(月)20時17分11秒 返信・引用
↓の
【だんぎり】
共通語 大鋸(横切り用)は(横引き用)の誤りでした。
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未確認語 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月 9日(月)19時55分54秒 返信・引用
未確認語彙(そ〜た)より
【そつ】牧野本
共通語 はした
用 例 そつにならんやね 案分して切れよ
用例訳 はしたにならないように 案分して切れよ
【だつなぎば】登録済み
【たてもん】登録済み
【だんぎり】牧野本
共通語 大鋸(横切り用)
用 例 腰鋸では無理だぁー だんぎり持ってこい
用例訳 腰鋸では切れない 大鋸持ってこい
参考 腰鋸 小さな手曲がり鋸は鞘に入れ 腰に吊るす
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Re: 程度副詞の追伸 投稿者:ミラクル仮面 投稿日:2007年 7月 9日(月)03時01分1秒 返信・引用
> No.2895[元記事へ]
ご丁寧にありがとうございます。参考にしますm(__)m
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Re: ほたーぐさ 投稿者:KEN 投稿日:2007年 7月 8日(日)11時21分27秒 返信・引用
ご無沙汰しています。
「ほたーぐさ」について、提案者の遠藤さんが以下のように書かれています。
> ほたーぐさ ・投稿者:遠藤 ・投稿日:2007年 6月16日(土)07時14分47秒
> 忙しくて書き込みする時間も無く蛍草を提案しただけで失礼しました。
> 実は蛍草というものがあって、すいすいとした草だという話を聞いた
> だけで私は見たことが無いのです。蛍草の正体を突き止めていただいて
> ありがとうございます。誰か用例を作ってください。
当語彙は、f-kさんと私が確認したと記憶していますが
遠藤さんとf-kさんは、確か同市内だったと思いますので
用例の作成は、f-kさんが適任ではないかと考えます。
よろしくお願いします。
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Re: つきーね用例 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 7月 7日(土)21時51分6秒 返信・引用
> No.2898[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
【つきーね】
共通語 突きって寝ること
用例:おじじはこたつにあたーとすぐつきーねしてだが。
用例訳:おじじはこたつにあたるとすぐつきってねてだが。
採取者 岡[平田]
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もた 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月 7日(土)18時37分1秒 返信・引用
わださかさん 晩じまして。
【もた】記憶にあります。私が記憶しているのは、下記の様なものですが、丸太に変わりありません。
この頃の土木工事でブロックなどを積むときは、捨てコンクリを打ちその上に積み上げます。昔 水田や川などの石垣を積む時は、地面を掘り下げ松の生木丸太を置きその上に積みます。今の捨てコンクリです。石垣の沈下を防ぎ、絶対にくさらないそうです。
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梅雨に 投稿者:わださか 投稿日:2007年 7月 7日(土)18時01分12秒 返信・引用
母を手伝って雨で流れた畑の土をスコップで上げていた時のこと。
母「ここんとこね もた してごしとえだどものぉ」
私「じいさんがしてごすわね。」
「もた」=土を止めるための丸太
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用例をお願いできないでしょうか 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月 7日(土)15時39分47秒 返信・引用
○岡さん
【つきーね】
共通語 突きって寝ること
用例 。
用例訳 。
採取者 岡[平田]
○遠藤さん
【ほたーぐさ】
共通語 〔植〕タチテンモンドウ
用例 。
用例訳 。
採取者 遠藤[?]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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てにあわん 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月 7日(土)14時12分39秒 返信・引用
手に負えない、手に余るという意味の「てにあわん」は出雲弁ではないかとの御指摘、そういえばそのような気もします。(^^ゞ
皆さん。いかがでしょうか。
ちなみに、インターネットで「手に合わない」を検索すると「手になじまない」と「手に余る」は9対1程度でした。
では、では、m(__)m
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Re: てにゃわん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 7日(土)11時57分5秒 返信・引用
> No.2893[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
> まつさん。児玉さん。金沢さん。森山さん。
> 「てにゃわん」等のご検討をいただきありがとうございます。
>
> 皆さん、仰るように
> 「てにゃわん」「てにゃわず」
> 「てくそねあわん」「てしこにあわん」「てこにあわん」
> は整理したほうが良いように思います。
>
> 1.「てくそねあわん」「てしこにあわん」「てこにあわん」は今のまま「手に負えない」という共通語訳で良いように思いますがいかがでしょうか。
>
>
2.「てにゃわず」は、まつさん仰るように「手に合わない人、やんちゃな人」だろうと思います。「こな にょばは てにゃわず だけんの」と女性にも使いますので「人」としたいと思っていますがいかがでしょうか。
>
> 3.「てにゃわん」は「てくそねあわん」とは別物だと思います。「手に合わない、手に余る」という共通語訳で独立した語として登録するということでいかがでしょうか。
>
> では、では、m(__)m
おくのさん こんにちは。
1,2については、私は賛成します。
ただ、3について、反対ではないのですが、「てにあわん」を牧野本が採用しています。
共通語で「てにあわん(手に合わない)」と言ったとき、「手袋のサイズが、手に合わない」などのように、大きさのことを言っているように思うのです。
「手に負えない、手に余る」の意味で「てにあわん」と言っているのであれば、出雲弁独特の言い回しのような気もするのです。
「て(手)+に+あわん(合わん)」の言い回しが、「てにゃわん」と一つの単語化していって、「いけず、やんちゃ」の意味で使うようになったのでは、とも思えるのです。
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程度副詞の追伸 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月 7日(土)10時18分13秒 返信・引用
出雲弁の研究者としては古くは広戸惇(元島根大学教授)、現在では友定賢治(広島県立保健福祉大学教授)がたずさわっていらっしゃいます。私の知る範囲では「出雲弁の程度副詞「たくさん」の使用の仕方の違いのような研究」は目にしたことがありません。
「たくさんある「たくさん」の話は小林忠夫出雲弁保存会副会長が講演の中でおもしろおかしく紹介されています。
では、では、m(__)m
」
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たくさんある「たくさん」 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月 7日(土)09時53分50秒 返信・引用
ミラクル仮面さん。お久しぶりです。(^^ゞ
「たくさん」という出雲弁はたくさんありますよ。
左フレーム「出雲弁雑学村」の「たくさんある「たくさん」(2002年9月1日)」をご覧ください。
では、では、m(__)m
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てにゃわん 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月 7日(土)09時48分33秒 返信・引用
まつさん。児玉さん。金沢さん。森山さん。
「てにゃわん」等のご検討をいただきありがとうございます。
皆さん、仰るように
「てにゃわん」「てにゃわず」
「てくそねあわん」「てしこにあわん」「てこにあわん」
は整理したほうが良いように思います。
1.「てくそねあわん」「てしこにあわん」「てこにあわん」は今のまま「手に負えない」という共通語訳で良いように思いますがいかがでしょうか。
2.「てにゃわず」は、まつさん仰るように「手に合わない人、やんちゃな人」だろうと思います。「こな にょばは てにゃわず だけんの」と女性にも使いますので「人」としたいと思っていますがいかがでしょうか。
3.「てにゃわん」は「てくそねあわん」とは別物だと思います。「手に合わない、手に余る」という共通語訳で独立した語として登録するということでいかがでしょうか。
では、では、m(__)m
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てにあわん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 7日(土)08時24分35秒 返信・引用
泉辞書には「てにゃわん」を「てくそねあわんと同意語」とし、「てくそねあわん」の副見出しで「てこねあわん」を記載しています。
この流れでいくと、「てにゃわん」と「てこねあわん」が同意語となります。
しかし、もりやまさんが指摘され、私も同じように感じているのですが、この二つの言葉は意味が違って、明確に使い分けています。
泉辞書の「てにゃわん→てくそねあわんと同意語」を「てにあわん→てくそねあわんと同意語」としたほうが良いように思いますが、どうでしょうか。
これは湖陵だけの感覚かもしれません。
そうすると、「てにゃわん」と「てにあわん」をどう整理するかですが、さて・・・。
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(無題) 投稿者:ミラクル仮面 投稿日:2007年 7月 6日(金)22時25分53秒 返信・引用
>こだまさん、まつさん
なんで出雲弁はこんなに「たくさん」の表現方法が多いんでしょうね??ご丁寧にありがとうございましたm(__)m
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Re: 程度副詞の使い分け 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 5日(木)19時32分35秒 返信・引用
> No.2889[元記事へ]
追伸
ミラクル仮面さんへ。
卒業論文、頑張ってください。
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Re: 程度副詞の使い分け 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 5日(木)19時24分38秒 返信・引用
> No.2886[元記事へ]
ミラクル仮面さんへのお返事です。
> 議論の途中で申し訳ございません。
> 愛媛に住む大学生です。少し質問させてください。
>
> 出雲弁の程度副詞「たくさん」の使用の仕方の違いのような研究は、メジャーなものなのでしょうか?卒業論文で取り扱おうと思ってまして、、、
>
> 教えていただけると幸いです。すみません。よろしくお願いします。
ミラクル仮面さん こんにちは。
ご質問は、程度副詞の出雲弁に関する研究の論文、または文献等があるのか、という意味でしょうか。
または「たくさん」という言葉を、出雲弁でどう言うのか、というご質問でしょうか。
前者については、私はよく分かりませんが、出雲弁で「たくさん」をどう言うのかであれば、「よーけ」「ろーちき」「がいね」「あばかんほど」「へらへと」「えっぱい」・・・と、まだあると思いますが、そんなところです。
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じゃーに 投稿者:こだま 投稿日:2007年 7月 5日(木)05時49分14秒 返信・引用
ご提案の意に沿わないかもしれませんが たくさん のことを
じゃーに といいますね。じゃー が 多い ということなの
でしょう。強めると じゃんじゃーに また じゃんこと
更になまって じゃーね になります。
「えらいじゃんこと持ってきてごしなはったね だんだんだんだん」
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Re: てにゃわん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 4日(水)20時26分39秒 返信・引用
> No.2885[元記事へ]
もりやまさんへのお返事です。
> まつさん 今日は。
> 【てこねあわん】を採用していただいた時の用例を思い出せませんが、私は、
> 「こげな【てにゃわん】子の守しちょれてて言われても、年寄りの【てこねあわん】」と違った意味で使っています。
> 【てにゃわず てにゃわん】 子供では いけず子の意味で、大人はやや悪知恵のはたらくような人に使います。
> 【てにゃわん】と【てこにあわん】は全く別の意味でつかいます。いかがでしょうか。
もりやまさん こんばんは。
私も、「てにゃわん」と「てこにあわん」は違う言葉ではないかと思っているのです。
「てこにあわん」は、「てくそにあわん」「てしこねあわん」と同じグループで、その意味として「手に負えん、手に余る、苦手だ」で、「手に合わん」もやはり同じグループだと思います。
で、「てにゃわん」は「やんちゃ、いけず」等の意味で限定的に使います。
しかし「手に合わん」と「てにゃわん」は、音的にも近いし、「手に合わん」が変化して「てにゃわん」となったとも充分に考えられます。
それを湖陵では、はっきり意味を分けて使っているということなのでしょうかね。
他の地域ではどうなんでしょうか。
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程度副詞の使い分け 投稿者:ミラクル仮面 投稿日:2007年 7月 4日(水)18時26分24秒 返信・引用
議論の途中で申し訳ございません。
愛媛に住む大学生です。少し質問させてください。
出雲弁の程度副詞「たくさん」の使用の仕方の違いのような研究は、メジャーなものなのでしょうか?卒業論文で取り扱おうと思ってまして、、、
教えていただけると幸いです。すみません。よろしくお願いします。
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てにゃわん 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 7月 4日(水)14時29分16秒 返信・引用
まつさん 今日は。
【てこねあわん】を採用していただいた時の用例を思い出せませんが、私は、
「こげな【てにゃわん】子の守しちょれてて言われても、年寄りの【てこねあわん】」と違った意味で使っています。
【てにゃわず てにゃわん】 子供では いけず子の意味で、大人はやや悪知恵のはたらくような人に使います。
【てにゃわん】と【てこにあわん】は全く別の意味でつかいます。いかがでしょうか。
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てにゃわん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 3日(火)22時37分56秒 返信・引用
牧野本には「てにゃわん」が収録されていなくて、「てにあわん」が収録されています。
えーと、ちょっと頭が混乱しています。
皆さん「てにゃわん」と「てにあわん」を同じように使っておられるのでしょうか?。
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てにゃわん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 2日(月)20時42分37秒 返信・引用
金沢さん、こだまさんの書き込みを見て、「てにゃわん」は「手に合わん」が訛ったというか、変化した言葉のようですね。
泉辞書では「てにゃわん」は「てくそねあわん と同義語」として、「アチャラ語は てくそねあわん」と用例があります。
この言い方はよく分かりますが、では「てにゃわん」を当てはめて「アチャラ語は てにゃわん」とは、言わないのではないでしょうか。
一瞬「え、アチャラ語は やんちゃだ」って、どういうこと?。
と、勘違いしそうです。
またまた私の勝手な想像で申し訳ないですが、もともとは「手に合わん」=「手に負えない、手に余る、苦手だ」という言葉があり、それが「てにゃわん」と変化する過程で「やんちゃ」のことを言うようになり、さらに「てにゃわず」(やんちゃ子)と変化していったのでは、と思うのです。
だから「アチャラ語は どーも てにゃわん です」に違和感を感じるのではないか。
これが「アチャラ語は どーも てねあわん です」だと違和感を感じません。
私の感覚では「てにゃわん」と「てねあわん」が、ちょっと違って聞こえるのです。
(湖陵では、もりやまさんが確認されているように「てこねあわん」を使う場合が多いです。)
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手に合わん 投稿者:こだま 投稿日:2007年 7月 2日(月)04時09分28秒 返信・引用
手に合わん は 言いますね。もっとひどい言い方で 手糞に合わん
とか 手糞んならん とか しごならず とか しごんならん とか
この しご というのは 始末 ということで 始末に負えないいた
ずらっこ ということなのでしょう。
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てにゃわず 投稿者:金沢 投稿日:2007年 7月 1日(日)22時15分4秒 返信・引用 編集済
おっしゃるとおりです。「てにゃわん」は「手に合わない○○だの or
こらてにゃわん子だじ」・・・でその前後になんか続かないと成立しません。つまり「てにゃわんだじ」とは使いにくいです。形容詞ですね。
それに対して「てにゃわず」は「こなこ子はてにゃわすだじ」という独立した使い方になりますので、名詞句に間違いないと思います。
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てにゃわず 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 1日(日)21時47分28秒 返信・引用
「はんぱく」の言葉をあれこれ頭の中で考えていたときに、「てにゃわず」の言葉が頭の中に浮かびました。
それで、泉辞書を見てみると当然ありました。
「てにゃわん」の副見出しで「てにゃわず」とあります。
しかし、ちょっとこの二つの言葉は、自分の感覚では微妙に違うのです。
「てにゃわん」は「手に負えない」で形容詞的な感じがしますが、「てにゃわず」は「手に負えない子」汚い表現では「手に負えないガキ」といった、名詞的な感覚がするのです。
この感覚の違いは、皆さん感じませんか?。
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Re: 接尾語 投稿者:まつ 投稿日:2007年 7月 1日(日)19時40分22秒 返信・引用
> No.2877[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
おくのさん こんばんは。
わざわざ他の文献にまであたって調べていただき、ありがとうございます。
勉強になりました。
「女だてら」の説明で、「はんぱく」も接尾語の定義に当てはまるという事、よく理解できました。
また、「おなごはんぱく」を熟語として取り扱った方が自然だ、とのご意見には、私も賛成です。
なにか、牧野本の荒さがしのような書き込みになってしまいましたが、全くそういう気持ちはありませんので、念のため。
牧野本を読んでいましたら、以前私が投稿して辞書に登録していただいた「すもじ」が、「しもじ」で載っていました。
嬉しかったのと同時に「おっ」と思いました。
そこらへんは、また書き込ませてもらいます。
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こてこて 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 7月 1日(日)18時59分28秒 返信・引用
はんぱくで色々論議していただきありがとうございます。
共通語:あっちこっち
用例:きどがせめだけん、もの、はこんと【こてこて】あたっていけんわ。
用例訳:通り道が狭いので運ぶときあっちこっち当たっていけない。
誰か知っておられる方確認してください。
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接尾語 投稿者:おくの 投稿日:2007年 7月 1日(日)09時15分9秒 返信・引用
私は国語の専門家でなく、間違っているかもしれませんが、レスがないので書かせていただきます。
日本国語大辞典の【接尾語】の項には
語構成要素の一つ。独立した一語としての機能を持たない造語成文(接辞)のうち、語や語基のあとにつくもの。
とあります。
「おなごはんばく」を「女だてら」とすると「だてら」は接尾語ですので「はんばく」も接尾語ということになります。
ただ、日本国語大辞典によると「おなごはんばく」とその派生語は出雲地方以外に使用地域がなく、島根県方言辞典が接尾語としている【はんぱく】は日本国語大辞典及び日本方言大辞典に採用していません。私も「おなごはんばく」以外は「にょばはんばく」も含め聞いた記憶がなく、「おなごはんばく」を一つの熟語として取り扱うのが自然だと思っています。
では、では、m(__)m
○--------------------------------------------------------------------------------
接尾語 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月30日(土)10時50分40秒 返信・引用
接尾語とはなんでしょうか。
私は専門語のことがよく分からないので、インターネットで調べてみました。
http://abacus.bates.edu/~kofuji/StudyResources/kanji.html
その結果、とりあえず上記のサイトを見つけました。
また、一応広辞苑も調べました。
その結果、一つの接尾語でも、それをつける言葉は複数あって、その言葉に一定の資格を与えるものである、と理解しました。
ですから、「はんぱく」も接尾語であるとするなら、「おばばはんぱく」があってもいいし、「おとこはんぱく」や「あんやはんぱく」もあってもいいのでは、と思ったのです。
しかし、どうも「おなご(にょば)はんぱく」しか使わないようです。
このようなケースも、やはり接尾語というのでしょうか?。
どなたか専門語の詳しい方、ご教示願えないでしょうか。
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おなごはんばく 投稿者:おくの 投稿日:2007年 6月30日(土)07時52分37秒 返信・引用
「け、ほんね、おなごはんばくね チャンバラごっこ ばっかしてからね。どげしたもんだらか」と祖母が言っていました。私は「おなごはんばく」という使い方しかしりません。
「おなごはんばくね」で「女だてらに、女のくせに」という意味にで使っていました。(^^ゞ
牧野本の共通語訳や用例には、まつさんの仰るように、島根県方言辞典を踏襲したものが多いように感じています。(^^ゞ
では、では、m(__)m
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はんぱく 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月29日(金)20時31分19秒 返信・引用
岡さん こんばんは。
確認ありがとうございます。
重ねてお尋ねしますが、「はんぱく」の意味が「勝気な女、慎みの無い女」となるのですか。それとも頭に「にょば・おなご」が付いて初めて、「にょばはんぱく」「おなごはんぱく」の意味として「勝気な女、慎みの無い女」になるのですか。
私の想像で申し訳ないですが、私は後者ではないのかと思うのです。
そうすると、牧野本の表記はおかしいと思います。
また、f-kさんが
一方、島根県方言辞典は【はんぱく】【わんぱく】を「接尾語」とし、「女の慎みのない者にいう」としています。
と書いておられます。
私は、実際に島根県方言辞典を見ていませんが、「はぱく」=「女の慎みのない者にいう」と書いてあるのであれば島根県方言辞典もおかしいと思います。(後者が正しいと前提した場合)
牧野さんは、その島根県方言辞典を踏襲しているのではないか、と想像しています。
また、女(にょば・おなご)にしか付かない語でもやはり接尾語というのでしょうか?。
私の解釈は、変でしょうか?。
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Re: はんぱく 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月28日(木)09時44分30秒 返信・引用
> No.2872[元記事へ]
まつさんへのお返事です。
「はんぱく」だけでは使わないです。
では、よろしくn(_O_)n
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はんぱく 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月26日(火)19時52分56秒 返信・引用
実際に使ったことの無いもの同志があれこれ言ってもしょうがないと思います。
そこで、ちょっと分からないところがあるので、普段使っておられる岡さんにお尋ねします。
まず「はんぱく」の意味として、男まさり、力のある勝気な女、女の慎みがないひと
と書いておられます。(牧野本もほぼ同じ)
すると「はんぱく」がすでに女性を意味する言葉になっています。
それが、「にょば〜」「おなご〜」に続けて接尾語として「はんぱく」を付けると、意味がダブってきます。
要するに「頭痛で頭が痛い」のような言い方と同じになり、ちょっと違和感を感じます。
それで、女性を表す「にょば」「おなご」以外に接尾語として使われている例は無いのでしょうか。
また、単独で「はんぱく」だけの言い方はされないのでしょうか。
遠藤さんの言われるように、まず、事実はどうかということから調べていかないと、知らないもの同志の議論から、答えは出ないと思います。
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わんぱく 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月26日(火)15時19分35秒 返信・引用
なるほど、そうですね。今まで「腕白」の語源なんて考えたこともなかかったのに、「関白説」ですか、なるほどそうだと思いますね。納得できます。「関白」は公家の位くらいなものと考えていましたが「偉い ⇒ 怖い」というような庶民感覚があったのかもしれません。「おぜもな せんせ」の類ですか。全く頷けます。
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はんぱく 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月26日(火)13時55分11秒 返信・引用
金沢さんがおっしゃるように、「関白」が根っこにあるような気がします。
小学館・日本方言大事典は、@慎みのない女性。おてんば。【おなごはんぱく】(出雲市)A女だてら。【おなごはんぱく】(出雲市・大原)【おんなはんばく】(簸川・仁多)【おんなわんぱく】(大原)を挙げています。
一方、島根県方言辞典は【はんぱく】【わんぱく】を「接尾語」とし、「女の慎みのない者にいう」としています。
興味深いのは島根県方言辞典の「接尾語」説と【わんぱく】です。以下、私の珍説です。
「腕白」の語源説の一つに「クヮンパク(関白)の転」(俚言集覧・語?)説があるそうですが、「関白」そのものを使うのは恐れ多いから、【わんぱく】を使い、「関白」ほど偉くないから【はん(半)ぱく】を造語し、「○○〜はんぱく」の形で接尾語として使ったのではないか。いかがなものでしょう。
とはいえ、「おなご」「おんな」以外に接尾語「はんぱく」「わんぱく」が付く出雲弁が見つからないのと、このことばを使ったことがないのが弱みです。
ちなみに、「腕白」の出雲弁は【あんぱ】【あんぱく】【あんぱくな】(島根県方言辞典)などですから、【おんなわんぱく】の用法は、ことさらに「関白」を意識した用法ではなかろうかと思った次第です。
なお、登録語彙に【あんぱく】(満腹)がありますが、普通は【あんぷく】(登録済み)と言うと思います。【あんぱく】(満腹)は、平田での特殊な用法ではなかろうかと思いますが、いかがでしょう。
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かんぱく 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月25日(月)22時41分46秒 返信・引用
まつさん こんばんわ。男は「亭主関白」でしょう。つまり「おなごはんぱく」も「おなご関白」で近代(明治〜昭和初期)になってから出来た揶揄言葉かもしれません。江戸時代も考えられますけど、「関白」という位が庶民言葉になるとはちょっと考えにくいです。
「かんぱく」も「はんぱく」も「お転婆」の意で使われていたようです。私も初めて聞きましたよ。
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はんぱく 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月25日(月)22時28分43秒 返信・引用
にょばはんぱく おなごはんぱく ともに初めて聞きました。
知らない出雲弁が沢山あると、改めて感じます。
ところで、この言葉は「にょば〜」「おなご〜」の様に女性にしか使わないのでしょうか。
例えば、逆に女っぽい男性を「おとこはんぱく」などとは言わないのですか?。
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はんぱく 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月25日(月)18時03分11秒 返信・引用
漢東本に「おなごはんぱく」でありました。私は知らなかったもので提出できなかったものです。漢東さんの用例は「教室では えぎょうぎしちょーなはえよ おなごはんぱくみたえなことしぃーだあーませんでね」です。「はんぱく」とは一体なんでしょうか ?
響きからみると「〜関白」だと思われますが、関白が庶民言葉にねー。ちょっと不思議ではあります。
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Re: はんぱく 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月25日(月)17時57分48秒 返信・引用
> No.2863[元記事へ]
共通語【はんぱく接尾語】:男まさり、力のある勝気な女、女の慎みがないひと
用例:にょば【はんばく】だけん、もてもんぐらい楽にはこんが。
牧野本にも載ってました。今日もおばさんがこの言葉を話してました。
未確認語彙と思いますが?宜しく
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はんぱく 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月25日(月)16時27分34秒 返信・引用
「おなごかんぱく」の「かんぱく」が「はんぱく」と訛るのではありませんか。松江では確認できませんがなにかで見たような気がします。
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国語大辞典 日萄辞書 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月25日(月)16時24分55秒 返信・引用
国語大辞典は分布も書き込まれており、かつて、いわゆる「確認資料」として使われましたよ。日萄辞書にいたっては古語の原典みたいなものですから、充分な確認資料と云えます。
「あんのうち」が「案のうち」で「あんち」と訛るのは日本語として当然です。
「あんち」は松江では確認できませんが、はっきりしているのではありませんか。
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はんぱく 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月25日(月)14時39分5秒 返信・引用
共通語【はんぱく接尾語】:男まさり、力のある勝気な女、女の慎みがないひと
用例:にょば【はんばく】だけん、もてもんぐらい楽にはこんが。
用例訳:あの女は男まさりだから重くても簡単に運ぶ。
誰か知っておられますか。今でも使ってます。宜しく
てんば「活発な女子」とちょっとニュアンスが違う。
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和製漢字【案中】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月25日(月)14時27分22秒 返信・引用
6月17日新規登録していただいた【あんち】の投稿に際し、次の参考欄を併記しました。
参 考 【あんのたま】の同意語。古い成句「案のうち(内)(考えの通り)」の漢字当て字読み「案中(あんぢゅう)」の出雲訛りであろうと思われます。
しかし、登録に際しては、参考欄は「【あんのたま】の同意語」のみとなり、「古い成句〜」以下はカットされてしまいました。
理由は「推論としては大変興味深いのですが、語源としては明らかと言い難く」掲載しなかったと奥野さんからお返事がありました。
実は、この【案中】、どの漢和辞典に当っても出てきません。いま金沢さんが問題提起されている和製漢字で、しかも、当て字の造語と思われるのです。また、広辞苑にも【あんぢゅう】または【あんじゅう】という語彙は見当たりません。
一方、日本国語大辞典「あんの内」の項は「考えのとおり。当然わかっていること。計画どおり。思っているとおりになること。思いのままのこと。案中」とされ、日葡辞書(1603〜04)の「アンノ ウチヂャ」または「アンヂュウデ ゴザル」の用例を掲載しています。また、同辞書「あんの図」の項の方言区分には【あんのたま】【あんち】などと共に、島根県迩摩郡、大田市の【あんちゅう〔案中〕】を採り上げ、しかも〔案中〕の漢字を当てています。日葡辞書や日本国語大辞典も推論なのでしょうか。
参考欄には、語源だけではなく、方言語意の理解に役立つような解説を付記してもよいのでは、と思いますが如何なものでしょう。
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Re: 突入寝、突き入る 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月25日(月)08時44分35秒 返信・引用
> No.2860[元記事へ]
遠藤さんへのお返事です。
辞書既載の「つきる」のことだと思います。
平田では【つきーね】と言い、突きって寝ること
単純に合体語だと思います。
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突入寝、突き入る 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月24日(日)17時55分24秒 返信・引用
これらは辞書既載の「つきる」のことでしょう。漢字の当て字か
もとの語源かわかりませんが、なんとなく当て字っぽいですね。
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本字と略字 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月24日(日)15時46分36秒 返信・引用
私の登記簿名は「金澤」ですが通称には「金沢」を使います。「澤」が当用になかった頃は印鑑証明なども「金沢」でした。ですが漢字で「澤」と「沢」はまるで違う言葉で本場の中国でも本字、略字の関係はありません。広辞苑には「澤」は「沢の本字」とされていますが、こういったことも我が国で勝手に作り上げたものです。それと同じデンで、「弁」は「辯」の略字たり得ません。戦後の中国では簡略漢字に変りましたが、それは国策によるもので漢字本来の意は残ります。また知識のひけらかしですが。
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かんべん 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月24日(日)15時33分32秒 返信・引用
「勘弁(辯)」は旺文社や学研の漢辞典によると、本義は「考え極めること」で「辛抱する
、許してやる」の意はなく、「許す、辛抱する」の意で用いるのは我が国独自のもの、とされています。「勘定」も「調べ定める」が本来の意で、「計算」の意で使うのも日本独自のものと明記されていました。
なお「勘弁」という熟語は中国にはなく「堪辯」なら有り得ますが確認できませんでした。
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つ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月24日(日)13時06分57秒 返信・引用
「つ」というのは古語で「唾」のことですね。今でも「固唾をのむ」などで残っています。
その訛り「ち」は取り上げるべきだと思います。松江では聞かれませんでしたが。
それにしても「ち(つ)たれかけ」は今まで出なかったのがおかしいくらいですね。以前でませんでしたかね。登載されるべきです。
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ち 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月24日(日)11時43分38秒 返信・引用
こちらでは よだれのことを ち といいますね。
したがって だらしなく長くたらしているのを ごぼうじ
といいます。
「まあまあ ごぼうじをたれて はよーふいちゃーだがの」
こんなことをいわれる年寄りになってはね。
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牧野本からです 投稿者:おくの 投稿日:2007年 6月24日(日)10時23分42秒 返信・引用
牧野本からです。
ご存じの出雲弁が有りましたら用例を作って頂けないでしょうか。
・ちきりね(突入り寝):前に突入って泣き寝入りすること(突入り寝)
・ちきる(突入る):A精根尽き果てて前かがみになり、気が遠くなってころがる B前にのめって寝る
・ちけおし(つけうす):米搗臼
・ちたれ:よだれを垂れる者
・ちたれかけ:よだれ掛け
・ちじ:A縮れ髪 Bおおよその見当 Cばかり、ほど D何時も、終始きりなし
・ちち:動詞に付き強くその動作をする意などをそえる
(P205まで)
では、では、m(__)m
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【めごした】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月23日(土)23時09分28秒 返信・引用
もりやまさん、こんばんは。
【めごした】初めて聞きました。島根県方言辞典に【めご】(目籠・目の荒い籠・使用区分石見)はありましたが、【めごした】は採用していませんでした。鳥取県方言辞典も【めご】(めかご・目籠)のみを採用していました。
それにしても、【めご】が、石見と鳥取にあって、中間の出雲に無いのはいかにも不自然ですから、出雲でも【めご】は使われていて、そこから【めごした】という言い方が生まれたのも頷けます。それも、【めごした】の語感から、【とーしした】より古い侮蔑語であるような気がします。
【めご】【めごした】が確認されるよう願っています。
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かんべん 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月23日(土)14時53分5秒 返信・引用
まつさん 「勘弁」について調べてみました。それがどうもはっきりしないんです。
中日辞典に「勘弁」は載っていませんし、第一「勘」という字には「辛抱、耐える」などの意味はなく本来的な意味は「調べる、計る・・・」などの意です。他に「堪」という字がありまして、これの意味が「〜に耐える」が主意です。しかし「堪弁」という漢字語もありません。また「弁」は「冠」などの意で「多々弁ず」などという使い方はないようで、この場合は本字の「辯」という字を使うようです。そこで思うのですが「勘弁」というのは和製漢字語かもしれませんね。ちなみに中日辞典に「勘定」という字もありませんから、これも和製漢字語の匂いがしますね。
そこで「勘弁する」は「耐える、こらえる」の意で使いますから、拡大解釈して「節約する」の意味で使われるようになったのだと思います。
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かんべん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月23日(土)08時38分19秒 返信・引用
金沢さんおはようございます。
へえー、「勉強」はそういうことだったんですか。勉強になります。
似たようなので思い出したのは「かんべん」です。
泉辞書に既載です。
もともと過ちを許す「勘弁」だと思っていたのですが、ひと年取った頃に「かんべん」→せつやく の使い方を聞いて、そういう言い方もあるのかと思ったものです。
「つめね ひともすやねして かんべんして 年金かけちょったね、そーが あやが ねことね なっちょーだことの け ほんね・・・」
と、時事に合わせてみました。
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べんきょうする 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月22日(金)21時16分32秒 返信・引用 編集済
以前この欄で「べんきょうする = 商品の値段を負ける」を提出したことがありました。
その際はどなたのお答えもなく、私には宙にういた形になっていたのですが、今日の午後のNHKの「言葉おじさん こと梅津アナ」の解説でわかりました。この言葉は全国区でした。
で、語源は当然漢語の「勉強」です。「勉強」を「学問する」の意味で使うのは日本だけで
、本来の漢語の意味は「強いて勉める = 無理強いをする」の意だそうです。それが我が国で「学問に励む」の意でも用いられ始めたのは明治時代だそうです。ですから「勉強する」を「商品の値段をまける」というのは「利益のことをもっと考える = 無理をしなさい」ということになるそうです。
たまたま今日聞いたものですから。
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語源論 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月22日(金)20時59分51秒 返信・引用
まつさん こんばんわ ご紹介のサイト拝見しました。このような東南アジア渡来説はかなりありますね。確定的ではないにしろなんらかの形で和語というものができあがった、ということは間違いありませんね。で、思うのですが私も含めて語源を辿るのに漢字語を追う、という過ちを犯す癖がありはしないか、ということです。漢字は2〜3世紀ごろから入りだしたと考えられ、それまでにも言葉は当然あったわけですから、漢字の訓読み、即ち和語語源の立場で考えてゆかねばならない、とつねがね考えていました。とはいえ「はいごん」「らんごくする」など明らかに漢語が語源となって残っている方言も多いわけですから、無視することはできないのですが、いずれにせよ「和語語源」の立場で考えることは必要ですね。こうした「日本語はどこからきたのか」の類の論文を読む度にそのことを考えるようになりました。
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日本語? 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月22日(金)19時38分9秒 返信・引用
こんばんは、まつです。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070621/12395
語源の話とちょっと違うかもしれませんが、上記のページは面白かったです。
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とーしした 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 6月22日(金)11時35分5秒 返信・引用
f−kさん 今日は。
【とーしした】は湖陵あたりでは、「めごした」と言います。意味も同じです。以前書き込みましたが、未確認語彙に登録されました。
参考(広辞苑より)「めご」 めご又は目篭=目の粗い竹篭 篩
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【べんせんきした】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月22日(金)06時52分43秒 返信・引用
こだまさん、おはようございます。
ご指摘いただいて、思い出しました。確かに使っていました。ただし、私の方では【べーせんきした】です。
米選機(ライスグレーダー。籾摺り後の玄米から、くず米やごみ等を取り除き、良質の玄米を抽出するための機械)が普及したのは、昭和の初め頃からだそうですから、【べんせんきした】または【べーせんきした】は、それまで使っていた【とーしした】を模した、比較的新しいことばではないでしょうか。
いずれにしても、スパイスのよく効いた侮蔑語です。
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べんせんきした 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月22日(金)04時51分1秒 返信・引用
とーしした で 思い出しました。こちらでは べんせんきした
というのです。べんせんき とは べいせんき 米選機 つまり 篩 と同じ
ものでしょう。結局 篩いにかけられて廃ってしまった くず
ということなのでしょう。侮蔑語ですね。
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辞書候補【とーしした】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月21日(木)22時38分37秒 返信・引用
ご確認、よろしくお願いいたします。
【とーしした】
共通語 能力のない人。頭の悪い人。役立たず。
用 例 なにや おまえみたえな とーしした ね ぐだぐだ えわれーこた ねわ
用例訳 何だと お前みたいな 能無しに ぐだぐだ(小言を)言われることはないよ
参 考 【とーし(篩)下】。ふるい(篩)の下に溜まるくず米。転じて、能力のない人や役立たずの人を指す侮蔑語。
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あめちゃん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月21日(木)19時37分0秒 返信・引用
同じ話題を引きずってすいません。
インターネットで「あめちゃん」を検索すると、「飴」のことであり、名詞に「ちゃん」とか「さん」を付けるのは西日本、関西に多いそうです。
また、アメリカ人を「あめちゃん」というところもあるようです。
例えば、会社の名称にさんを付けて「トヨタさん」とか「中電さん」「JRさん」なども有ります。
そう思って出雲弁を振り返ってみると、どうなんでしょうか。
関西弁の影響もあるのかなと、思いますけど・・・。
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あめちゃん 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月21日(木)12時43分14秒 返信・引用
収録済みでしたね。そうですね、語源をあれこれと考えると楽しいです。「あめちゃん」は
和語とも思われず漢字語でも思い到りませんから、ほんとにおっしゃるように「アメリカ式」というほどの意味かもしれません。「アメリカ説」に一票です。こんな呼び方は戦前にはないと考えられますから、入ってきたのは戦後でしょうね。他に「アメちゃん」ねー、ちょっと思いつきませんけど。
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おんぼらと出雲弁 投稿者:おくの 投稿日:2007年 6月21日(木)07時54分48秒 返信・引用
今日の出雲ケーブルビジョンの「おんぼらと出雲弁」で児玉さんが出演されます。
18時〜、20時〜です。是非ご覧ください。
では、では、m(__)m
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おっぱい考 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月20日(水)23時29分8秒 返信・引用
おっぱいの話で重要なのは事実関係です。おさらいしますと、
まつさんが教えられた「支え綱」のおっぱい綱、FKさんが祖母様から
聞かれた「口上手」(ただし、発音はおっぱえ)私が中学のとき先生から
聞いた「いっぱいいっぱい」という意味の3つがあったということです。
おっぱい、とおっぱえがまず同一かどうかと言う疑問があり、アクセントを
聞いてみましたが、FKさんは覚えておられないようです。島根大事典のFK
さんが調べられたおっぱえでは@からBまでとDは石見の用法でいずれも
みかけという意味を含んでおります。CとEが出雲ですがCが口上手、E
が支え綱で、意味はかなりかけ離れております。この点、おっぱえ、とおっ
ぱいを同じ言葉としたことに無理があるとみておるのですが、なんせ、他に
事実関係がわからないので、どうにもなりません。先生がいわれたおっぱい
が子供のざれ歌でないことは念のため申し上げておいて、最初の3つがある
ことが確認されたということまでですね。
あめちゃんは、戦後、洋風のものをあめちゃんとかあちゃらもんとかよく言
っていたのではないですか。岡さんの提案もありました。結びかたのみならず
ほかにもあめちゃんがありそうですがどうでしょう。
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おっぱい他 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月20日(水)20時06分31秒 返信・引用
金沢さん今晩は。
「あめちゃん」はすでに収録されていますし、もちろん、反対するものではありません。
もし「アメリカ」が語源であるとすれば、かなり歴史の浅い出雲弁になるのでしょうね。
f-kさん今晩は。
仰るように、語源をあれこれ考えるのは楽しいですね。
「おっぱい綱」の語源は、先輩に教えてもらった「おっぱいのブラブラを止める」が今の私の一番のお気に入りです。
しばらくは、これを信じることにします。
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候補 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 6月20日(水)19時55分24秒 返信・引用
【は がえー】
共通語 型が大きい
用 例 今日釣れーゴヂ(キス)は、は がえーのー
用例訳 今日釣れるキスは、型が大きいねー
参考 魚だけに使います。野菜果物などは大きさ形が良くてもつかいません。釣り好きの方使われませんか。
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未確認語彙【ねが】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月20日(水)16時55分22秒 返信・引用
[ねが] 岡[平田]さん
共通語: たかが。たったの
用例: 魚取ったが【ねが】こーほどだが。
用例訳:魚が取れたがたったの、これだけだ
【ねが】は使いますが、加茂では「たかが、たったの」の語意で使うことはありません。
「もともと」とか「本来」とかの語意を表す場合に使い、用例の場合だと、「魚捕ったが、もともと これほどだった(これほどしか獲れなかった)」となるように思います。
共通語の【ね(根)】は、新明解では「本来の性質」に使い、「ねは いい人だ」の用例を挙げています。しかし、出雲では「性質」に限らず、「もともと・本来」の語意でより広く使っていますから、方言として扱うのには問題はないと思います。
島根県方言辞典も方言として採用しています。
平田の【ねが】は全く新しい用法のように思います。もし確認されたら、新方言となると思います。楽しみです。
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あめちゃん 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月20日(水)01時27分59秒 返信・引用
元出しの金本さんは農家出身で工場関係の仕事(エンジニア)をしておられる方です。少なくとも輸送の専門家ではありません。だから元は業界用語だったとしても一般的に使われるようになったのだと思われます。森山さんの証言もあります。でも共通語ではない、だとしたら方言の一つとして【あめちゃん = 車などに積む際の荷綱の縛り方の一つ】として登載すべきと思います。語源の話しはおくとしてです。まつさん いかがでしょうか ?
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【おっぱい】考 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月19日(火)23時02分11秒 返信・引用
1・ことば遊びの【おっぱい】
「あっぱい、いっぱい、うっぱい、えっぱい、次なーんだ」と言って、相手に「おっぱい」と言わせる遊びがあるようです。遠藤さんの先生は、この遊びことばを援用されたのではないでしょうか。
2・方言としての【おっぱい】
小学館・日本方言大事典を見ても、【おっぱい】は@幼児語・立派な着物(益田市)A幼児語・たくさん(山形ほか)。形容詞・塩辛い(茨城)。【おっぱい(え)こ】鬼ごっこ(隠岐ほか)などが挙がっていますが、「お乳」の方言に使っている事例は見られません。
3・「控え綱」の【おっぱえ】
島根県方言辞典によれば、「控え綱」の【おっぱえ】を【うっぱい】とも言うようです。もしそうなら、【うっぱい】の語源に「お乳」の【おっぱい】を充てるのは、少し苦しくなるような気がします。
語源探しは、決定的な証拠がない限り、どこまでも「仮説」の域を出ません。だからこそ、あれこれと「仮説」を膨らませることに、素人なりの楽しさがあるように思います。
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あめちゃん 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 6月19日(火)20時31分5秒 返信・引用
まつさん 今晩は。
私事ですが、昭和三十八年に初めて軽三輪トラックを求め、農作業に利用していましたが、かさばるワラなど高く積むといくら強く縛っても荷崩れして困ったりました。益田の電力会社にいた弟が帰省した折に「アメちゃん」を教えてくれました。荷が緩んでも追い締めが簡単で以後重宝しています。この結びをなぜ「あめちゃん」と言うのか今迄しりませんでした。
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あめちゃん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月19日(火)19時35分57秒 返信・引用
この縛り方は、運送屋さんとかトラックの運転手には、必須〜・・・、と書きましたが、少なくとも一番普及している軽トラックの持ち主、百姓、大工、左官、配送その他、の方はほとんどこの縛り方を知っておられると思います。
ただその方々が、この縛り方をどう呼んでおられるかは分かりません。
泉・辞書にこれを書き込まれた金本さん、目黒さんがどんな職業かも私は知りません。
それに対して、私の知っている範囲で書き込ませてもらいました。
ですから、業界語と決め付けるのはまだ早いのではないでしょうか。
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おっぱい 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月19日(火)18時51分34秒 返信・引用
そもそも、女性の乳房をなぜ「おっぱい」と言うのかも疑問です。
インターネットで検索してみるといろいろあるが、母乳を飲んで「お腹一杯」から来た幼児語というのが、有力そうです。
また、遠藤さんの授業で聞いたという「いっぱいいっぱい」の表現として「おっぱい」を先生が使っていたというのも、言葉の核のイメージとして正しいのではと思います。
綱(ロープ)がいっぱいいっぱいの状態とは、ピンと張っている状態だと思う。
私の場合で言えば、電柱が振れないように左右から引っ張っているロープがだらんとしていれば、振り止めの効果は無いので、若干張り気味で「おっぱい綱」を掛けています。
そうすると「控え綱」とするよりも「張り綱」の方がいいかもしれません。
f-kさんが書き込まれた「おっぱえ」(口先が上手)は牧野本にも収録されています。
これも、例えば「大風呂敷を拡げる」(大言壮語する)という言葉がありますが、風呂敷をいっぱいいっぱいに拡げた様子の表現と考えれば、イメージは合います。
そして女性の「おっぱい」ですが、授乳期の乳房はパンパンに張っています。
幼児語である「おっぱい」が、いっぱいいっぱいに張っているイメージがあり、他の物が張っている状態の表現にも「おっぱい」を使うようになったのでは。
と、これも私の勝手な推理です。
失礼しました。
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隠語と方言 おっぱえ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月19日(火)14時55分13秒 返信・引用
たしかに業界語というか集団語というか線引きしなければキリがないことになりますね。
f-kさんが考えさせられる、とおっしゃるのは頷けます。「テイめられたシャ」で索引してみてください。これは法律関係の政府機関で云われている言葉だそうです。法務省関係での会合での話しですが「定められた者は〜」をわざわざ「テイめられたシャは〜」というような漢音の言い方をするのが慣例になっているのだそうです。このような言葉が方言化することは百年経ってもあり得ないから論外ではありますが、業界語もしくは専門語というような検証は必要なことと考えます。「あめちゃん」もそうだとすればぎりぎりのところにあるのかもしれませんね。「〜あります」はもともと山口方面の方言でした。「ありがとうあります」というように使われていたようです(全国方言辞典)。これが長州閥が陸軍の実権を握ったことにより、明治以降軍隊専門用語として遣われだし、現在は普通の演説言葉になりました。これなどは「方言 ⇒ 集団用語 ⇒ 共通語」となった好例でしょう。
「おっぱえ = 口先上手・・・etc」はどなたかお聞きになったことはないのでしょうか ?
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隠語と方言 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月19日(火)13時36分39秒 返信・引用
「あめちゃん」を拝見していて、隠語(特定の仲間の間だけ通用する特別の語)と方言の境界をどこに引くのか、考えてしまいました。
仕事仲間だけに通用する言葉は、挙げて行ったら切がないほどあると思います。
例えば、私が勤めた銀行用語の【げんそう】(現送・現金輸送)。広辞苑にも新明解にも載る立派な共通語になりました。【いっさん】(一算・勘定、特に現金収支が一発で合うこと)は、新明解に語彙は載っていますが、語意は、ソロバンの「一算で願いましては」の「一算」です。【しめご】(〆後・営業時間後の取引)は、どこにも見当たりません。
これらの語彙は、銀行取引のあるお方なら、今でも普通に使われています。
大工さんの「酒」の隠語【けんずい】(出雲では「建瑞」と表記することが多い)のように、立派に方言化したものは別の話でしょうが・・・・。
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おっぱえ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月19日(火)13時04分45秒 返信・引用
【おっぱえ】は、40数年前になくなった祖母が使っていた言葉のうろ覚えでしたが、どうやら【うっぱい】とも言うらしく、日本国語大辞典には、次のように掲載されていました。
【うっぱい】[名]方言 @外見。外観。視掛け。風貌。A気前。また、きっかけ。「おっぱい」とも。B病気の様子。容態。C容量 D口のうまいこと。口じょうず。「おっぱい」(島根・出雲) E見えを張るさま
島根県方言辞典は【うっぱい】の語意に@見かけ(石見) A見えを張る(石見) B様子、容態(石見) C口上手(簸川・出雲・大原) D容貌がよく円満な(石見)のほか、E支え綱(飯石・八束・大原・仁多・能義)を加え、「出雲地方は(おっぱえ)が多い」と注記しています。
【おっぱえ】は、「口上手」(簸川・出雲・大原・能義)、「支柱・控え綱」(飯石・八束・大原・仁多・能義)で掲載されています。
語源については、今のところ以下の「仮説」でさ迷っていますが、いかがなものでしょう。
@日本国語辞典の【うっぱい】は、共通語っぽく誤って表記されたもので、もともとは【うっぱえ】が源で、それが【おっぱえ】に訛ったものではないのか。
A「うっ」は、古語の接頭語「うつ」(@全部、すべての意 A空虚、うつろの意 B内、内部の意)のA。「ぱえ」は「はえ・映え」(見た目によいこと)とは考えられないか。
B「控え綱」も見せかけの綱だから【おっぱえ】ではないのか。
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あめちゃん 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月19日(火)01時39分41秒 返信・引用
まつさん 見ましたよ。素人ですから図を見てもよくわからないけど、確かに専門的な縛り方ですね。業界用語なんでしょうね。「あめちゃん」という独特の言い方ですから、確かに戦後にアメリカから伝わってきて「アメちゃん = アメリカ式」というようにもとれます。ほかに「アメチャン」なんて言葉は思いつきませんもんね。正解かもしれません。
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おっぱい 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月18日(月)23時37分19秒 返信・引用
中学校の数学の時間ですが、図形の問題のとき先生がここをおっぱいにして
云々とよく言っていました。ちょうどいっぱいいっぱいにしてという意味で
言っておられたのを鮮明に覚えています。ですので「おっぱい」というのは
そういういっぱいいっぱいの状態、支え綱でいえばうまくバランスを取って
いる状態のことを言うのでしょう。そのための綱だからおっぱい綱といった
のでは。
「おっぱえ」は知りませんが、別の言葉でたまたま似てるだけでしょう。
アクセントはおっぱいは普通の女の乳の言い方で、おにストレスがあります。
おっぱえはアクセントなしではないですか。
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あめちゃん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月18日(月)21時07分7秒 返信・引用
金沢さん、こんばんは。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~ojima/ROPE/ROPE6.html
上のページを見てもらえますか。
この縛り方は、運送屋さんとかトラックの運転手には、必須の縛り方です。
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おっぱえ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月18日(月)20時57分11秒 返信・引用
綱の結び方なんてさっぱり知りませんが。「おっぱえ」という綱があって、それが遊び綱のようなものであれば「尾這え綱」とかいうのが語源とは考えられませんか ?
「あめちゃん」は確かに綱の縛り方のようですね。実際がわからないのでなんとも云えませんが「アメリカ式」というような意味でしょうか。
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あめちゃん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月18日(月)19時55分39秒 返信・引用
偶然というか、今日の仕事でトラックの荷を縛ることがありました。
縛っていた人に「これ アメリカ だろ?」と聞くと「オーソーデース。コレ アメリカンネ」だと。
ほんね、我が職場は ちょーたまつ ばっかで どげしゃもないです。
ところで、インターネットで調べると、その縛り方はトラッカーズヒッチ(昨日書きました)とか、ワゴナーズヒッチとも言うそうです。
ワゴンは幌馬車のことですから、アメリカの西部開拓時代から使われていた縛り方のことなんでしょうね。
ですので、「あめちゃん」「あめさん」はもともと「アメリカ」から来ているのではないかと思います。
ただ、全国的に「アメリカ」と言うのかどうかは分かりません。
日本語では「万力」という呼び方もしているようです。
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おっぱえ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月17日(日)19時18分23秒 返信・引用
既載の「ちょっぱい(え)」とは別に「おっぱえ」があるのですか ? 初めて聞きますね。
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おっぱえ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月17日(日)18時50分54秒 返信・引用
出雲弁に【おっぱえ】(口先の上手なこと)という言い方があります。
「こな(彼) の おっぱえ(口上手) ねは き(気) ちけな えけん」
「見せ掛け」や「外観だけ」という語意がありそうです。
「支え綱」も予備の「見せ掛け」の綱ですから【おっぱえ】というのではないでしょうか。
お乳を【おっぱい】という出雲方言は無いように思います。
【おっぱえ】の語源は、これから勉強してみたいと思います。
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あめちゃん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月17日(日)18時15分6秒 返信・引用
「おっぱい」に関連して過去ログを読んでいまして、荷台に荷を縛るやり方として「あめちゃん」との書き込みがありました。
これは、職場では先輩方が「アメリカ」と言っていました。
インターネットで検索すると「トラッカーズヒッチ」と呼ばれている縛り方のようです。
米式のトラックの荷の縛り方だったのかもしれません。
話は変わって、職場で昼休みに将棋を指します。
持ち駒を手に持って握り締めている人に「なに持っちょーかね」と尋ねると、手を開いて見せずに「アメリカだ!!」と言う先輩がいました。
「なんでも沢山持っているぞ!」と言う意味です。
もう亡くなられましたが、戦争を知っておられる世代の方でした。
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おっぱい 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月17日(日)17時16分11秒 返信・引用
国語大辞典の方言項目に「おっぱい・おっぽ@AD」「おっぱえD」があります。残念ながら私が所持しているのは奥野さんから頂いた「索引版」だけで意味は確認できません。
奥野さん おひまな折りにお調べ頂けませんか ?
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うすにわ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月17日(日)17時10分35秒 返信・引用
我が家では曲がりなりにも「ウスニワ」と云っていましたが、これは松江が一種の混合地帯であることによるもので、出雲部の各地の言葉やたまに中央の標準発音が薄く混じっていることによると考えられます。松江では「牛」は「ウシ」、「馬」は「ウマ」です。前述の理由から「ウ ⇒ オ」の出雲弁法則が薄れたものであることはまず間違いありません。
別語でないことは明らかだと思います。
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おっぱい 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月17日(日)16時02分0秒 返信・引用
当辞書に「おっぱい」→控え綱、として収録されています。
この語源について、以前に人から聞いたことがあります。
仕事で電柱を立てるとき、穴を掘ってから、人力で電柱をおこすかクレーンで吊って電柱を立てます。
その時電柱が振れると危ないので、左右からロープで引っ張っているのですが、これを「おっぱい綱」といっていました。
それで、なんで「おっぱい綱」と言うのか先輩に聞いたことがあります。
先輩(松江の方)が言うには「おっぱいはブラブラ揺れるだらが。それをブラブラせんやに止めちょくけん、おっぱい綱 だわの」との事。
わたしは「ふーん」と感心してそれ以来、本当か嘘か分からないこの語源を信じています。
みなさん、似たような話か何か聞かれたことはありませんか。
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うすにわ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月17日(日)15時47分31秒 返信・引用
【うすにわ】の語源、金沢さん始め、皆さんのお説の通りだと思います。
日本国語大辞典も【臼庭】(昔は臼を置いていたところから)を採用しています。この【臼庭】を語源とする方言は全国各地に分布し、かつ、@土間 A内庭 B入り口の沓脱ぎ C農家の室内作業場などの語意に分かれるようです。ただし、島根県は、@(入り口の)土間 A 内庭の二つの語意に限られるようです。
語彙も【うすにわ】の他に【うすんにわ】【うすにゃあ】【うすな】【うしな】【うすが】【うしにわ】【おしにわ】【おしのわ】【うすなわ】【うすなが】など、様々です。
島根県方言辞典によると、「入り口の土間・内庭」の語意で、【うすにわ】美濃・益田・那賀・邑智、【おしにわ】出雲全部、【おしねわ】出雲・簸川・大原、【おしのわ】簸川・八束・大原・仁多 などを挙げています。
金沢さんの【(お)すにわ】、こだまさんの【うしのわ】は見当たりませんでした。方言表記の違いか、さもなければ、新しい語彙と言うことになるのかも知れません。
ちなみに、加茂(農村部)では【おしにわ】を使い、その語意に「内庭」は含まれません。
当辞書は【おしのは】【おしのわ】の二つを登録していますが、折角の機会ですから、出雲 各地の【臼庭語】を空見出し登録していただくと喜びます。なお、【おしのは】は方言表記の仕方なのかもしれませんが、語源からみて「オシノハ」に変化することはないと思いますが、いかがでしょうか。
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おぞ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月17日(日)12時29分58秒 返信・引用
おぞの使い方で、金沢さんの出されたおぞおそんならんうちに、は使いますね
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おしのわ 投稿者:おくの 投稿日:2007年 6月17日(日)11時13分46秒 返信・引用
平田では更に訛って「おしのわ」です。
臼庭が訛ったものだと聞いたことがあります。
f-kさん、いかがでしょうか。
では、では、m(__)m
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うしのわ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月17日(日)10時22分15秒 返信・引用
私は玄関を入った土間のことを うしのわ と言いますが
内庭 が そうなったもの とばかり思っていましたが
そういえば 昔は たいていの家に 土間に臼がおいてありました。
臼庭 うしのわ そういえば そこからかもしれませんね。
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うすにわ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月17日(日)00時25分43秒 返信・引用
松江の私の周辺では「う(お)すにわ」でしたが、我が家の玄関、つまり町屋のタタキの玄関も「うすにわ」と呼ばれていました。
で、語源ですが。f-kさん これは「臼庭」からきたもの、つまり昔は町屋でも、土間でお米を搗いたことからきているのではないかとかねがね考えていましたが、どうでしょうか ? もちろん江戸時代のことかもしれませんが。
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おぞ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月16日(土)23時49分26秒 返信・引用
「おぞ〜」は松江でもあまり聞かれませんでしたが「おぞ暗んならんうちにもどーだでね」は聞いたことがあるような気がします。我が家では遣いませんでしたけど。
でも今聞いたとしてもなんの違和感もありませんね。まつさんの「おふぞう語源説」でますます近親間が増しました。
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おぞ 投稿者:おくの 投稿日:2007年 6月16日(土)17時08分18秒 返信・引用
「おぞ気分が悪いかね」・・・私も平田ですが・・・あまり聞いたことがないような・・・
でも、そんな使われかたは無いと言い切れないのが方言なんですよね・・・^_^;
島根県方言辞典にも「おぞ気分が悪いかね」「おぞ引っぱーな」と簸川郡、出雲市、八束郡、大原郡で使われているとしています。もちろん、昭和30年代の話です。
では、では、m(__)m
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Re: おぞ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月16日(土)12時47分6秒 返信・引用
> No.2809[元記事へ]
まつさんへの返事です。
「おぞ気分が悪いかね」「おぞなんぎだないかね」といった会話はよくします。
「おぞ」は程度の度合いを表す言葉ではないかと思っています。
現在だいたい平田では両方使ってます。意味として「だいぶん」「かなり」「がいね」
「我慢がならないくらい」とかで、相手に問いかけるとき使うと思います。
宜しく。では
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サイトでの論議 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月16日(土)12時25分55秒 返信・引用 編集済
こだまさん こちらこそ失礼しました。ただ私は「きさんじる」というような言葉が動詞形でで「そうだそうだ」という確認という名の下に誤り伝えられるこちを避けたかったのです。知識をひけらかして不愉快とおっしゃる気持はわからないでもありませんが。
ただ「本人は大真面目だろうが〜」というおっしゃり方は、本来的に「相手を揶揄する、バカにする」場合の日本語における慣用句です。教養ある地名人のこだまさんとしてはちょっと言い過ぎだと思いましたので、あえて申し上げました。失礼いたしました。
軽いサイトの多い現代の事情の中でこの「出雲弁の泉」は珍しく真面目なサイトだと思って下ります。およそ批判のないものに発展はないと思います。
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おぞ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月16日(土)12時04分58秒 返信・引用
牧野氏は平田で医院をしておられましたから、患者との会話でも「おぞ気分が悪いかね」といった会話はしておられたと推察します。
私自身は、遠藤さんが仰るようにあまり使いません。
私は「おぞ」は程度の度合いを表す言葉ではないかと思っています。
100パーセント気分が悪い、は正に「気分が悪い」ですが、7〜80パーセント気分が悪いと「なんだいら 気分が悪い」と言ったりします。
これが「おぞ気分が悪い」と言うことだと思いますし、それを他の人が言ったとしても理解できます。
また「おぞ しゃんもんだ」→「おおよそ そんなところだ」と言う使い方ははませんか?。
仮定法でよく使うと言うことであれば「もし〜ならば、〜である」の「もし」の使い方で「おぞ」が使われていると考えられます。
どちらが正しいと言うことではなく、出雲ではどちらも使われていると言うことなのでしょうかね。
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未確認語彙確認【さなど】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月16日(土)10時49分7秒 返信・引用
未確認語彙【さなど】(格子戸) 牧野本
使いました。
共通語 格子戸
用 例 さなど だけん えかぜ が とおー わ
用例訳 格子戸だから よい風(気持ちのよい風)が 通る(流れ来る)ね
参 考 【しじど】の類語。【しじど】が【おしのわ(おしにわ)】と【くど】【ながし[1]】廻りとを仕切るのに対し、【さなど】は一般的には、上部が格子状、下部が板張り構造の引き戸で、主に「だえどこ(台所・もっぱら食事をする部屋)」廻りの建具に使ったと思います。
「さな」は、もともと稲や麦などの穂を打ち落とすための農具で、割った竹を横に並べて、床机のような形にこしらえたもの。そこから、格子状の七輪などの仕切りも出雲では【さな[2]】と言い、格子状の引き戸を【さなど】と呼んだものと思います。
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Re: おぞ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月16日(土)09時55分53秒 返信・引用
> No.2806[元記事へ]
「おぞ気分が悪いなら」「悪かったら」「悪けら」「悪いやなら」「悪いようだったら」とかいうようにはっきりしてない仮定法で一般的に使うと思います。
平田の場合です。では、では、n(_O_)n
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おぞ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月16日(土)07時21分11秒 返信・引用
まつさんの挙げておられる牧野本の「おぞ気分が悪いかね」は少なくとも大東では
そんな使いかたはしません。おぞは仮定法で使います。例えば、「天気がおぞわるけら、
運動会は中止」というような場合にのみ使います。他でもそうではありませんか。
牧野本の盲信は危険です。せっかく実際の出雲弁の使用者が集まっているのだから
自分の経験、言葉で話しましょう。辞書の用例などは最低限にすべきだと思います。
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ほたーぐさ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月16日(土)07時14分47秒 返信・引用
忙しくて書き込みする時間も無く蛍草を提案しただけで失礼しました。
実は蛍草というものがあって、すいすいとした草だという話を聞いた
だけで私は見たことが無いのです。蛍草の正体を突き止めていただいて
ありがとうございます。誰か用例を作ってください。
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思ったまま 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月16日(土)06時10分10秒 返信・引用
失礼しました。まあわが道を行くと言うこと自体は
それでかまいません。ただ 見る人が 楽しくゆかいになるほどな 方言とはこういうものか そうなんだ などと
共感したり 或いは どうかな と思ったり して 見ていく そうしたものだ とおもいます。まあ十分にやってください。こっちの考えを言ったまでです。
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おぞ おど 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月15日(金)23時48分13秒 返信・引用
まつさんの「おぞ・おど」の「おおぞう説」にまったく賛成です。出雲弁では「ど = ぞ」ですから。なるほど「おおぞう」ですか、三省堂の古語辞典にも「おほぞう = ありふれた様・いい加減」とあり「ナリ活用」とあります。間違いないと思いますね。今までなんだろうと思っていましたが古語だとはね。恐れ入りました。
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おぞ、おど 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月15日(金)22時41分2秒 返信・引用
牧野本の「おぞ 気分が悪いかね」は、私の感じでは「かなり 気分が悪いですか」ぐらいで、最上級の気分が悪い状態には聞こえません。
「(非常に。大変に。強く。)気分が悪いですか」を出雲弁で言うと「がいね 気分が悪いかね」がしっくりします。
同じく、牧野本の「おどつまらんやなら、早く帰れ」は「たいして つまらんようなら、早く帰れ」の共通語訳がしっくりします。
これも、「非常に。大変に。つまらん」と、出雲弁でいうと「くそおもっしぇもねやなら」か「がいね つまらんやなら」の方がしっくりします。
皆さんは、どんな感じで聞こえますか?
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方言を後世に伝える 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月15日(金)22時05分15秒 返信・引用
こだまさん このサイトの本来の趣旨は、使われている方言を後世に伝え残すという意味もあるでしょう。ただ、発音だけで「遣っていた」「そうだそうだ」だけでなんの検証もないままに発音だけで認証するというのもどうかと思われます。大長老である貴方にはたいへん
失礼だとは思いますが、私のような者もいてよいのではないでしょうか。私のものの言い方が直截的で、時に皆さんの気持を逆なですることも承知の上ですが。金沢は以前からこうだったとお許しください。私は今後も語源や文法的な検証をしてゆきたいと思っております。
こういったことはこのサイトの憲法の趣旨でもあると思いますがいかがでしょうか。
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〜おと 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月15日(金)22時00分48秒 返信・引用
出雲弁の辞書には、近い発音と意味で「おぞ」→「非常に、あんまり」と「おど」→「あらかた、全く、非常に、大変に」が登録されています。
「おど」は以前、私が投稿しています。
投稿者:まつ 投稿日:12月27日(土)09時10分19秒
おど ですけど、あらかた とか おおかた と言う意味のような気もします。
(2003年の過去ログより)
また、牧野本にも
「おぞ」→非常に。大変に。強く。「おぞ 気分が悪いかね」
「おと」→(古)@最後。尻。「俺が一番おとまで居った」A強意の接頭語。「おとやかましい」「おとだら」「おとぼえる」
「おど」→@非常に。大変に。「おどつまらんやなら、早く帰れ」A全く。「おど忘れた」
と、それぞれ収録されています。
私の例の古語辞典に「おほ-ざう」という言葉が載っています。
『大様(おおざま)の音便か』なおざりだ。通りいっぺんだ。と載っていました。
また、広辞苑で「おお-ぞう」を見てみると、
(オホは「大」か。ゾウは仮名遣い不明。一説にオホザツ{大雑」からとも)おおかた。通りいっぺん。おおざっぱ。
とあります。
ここで、私が投稿した「おおかた」と広辞苑の「おおかた」が一致しています。
出雲弁の辞書には、牧野本の「非常に、大変に、全く」と、私の「あらかた」を纏めて収録していただいたのだと思います。
以上から、古語の「オホ-ザウ」が語源ではないか。
この説は、どんなもんでしょうか。
こだまさん、すいません素人の勝手な推理です。
読み飛ばしてください。失礼しました。
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どうでしょうか 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月15日(金)21時10分54秒 返信・引用
ご批判を承知の上でちょっと一言。方言は元来その土地
に根ざしたもので 庶民が使っていて不自然ではないものです。
語源はどうだかとか 文法的にはこうだとか そんなことを詮索
して どれほど このコーナーで見ている人があるでしょうか。いっている
本人は大真面目でしょうが どれほどの人が納得しているでしょうか。
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おと〜 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月15日(金)16時49分6秒 返信・引用
登載されてましたね。子供の大泣きを「おとんぼえ」というのも同じですね。語意からみて「愛らしい」よりも、おっしゃるように「落とす」「劣る」の「オト」の方が語源としては当たっているように思います。「オト説」に一票です。
f-kさん 言葉の採取検証もいいですが、ときには語源を探るのも楽しいですね。
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【おと〜】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月14日(木)20時15分40秒 返信・引用
【おと〜】は、泉・辞書で【おと】(強意の接頭語)で登録済みですし、島根県方言辞典も同様に「強意の接頭語」としています。
一方、共通語の接頭語【おと(弟・乙)】は、@「末」「次」「幼い」などの意を表す。A「愛らしい」「美しい」などの意を表す(広辞苑)とされています。出雲弁にも【おとご】【おとで】などの用例が見られます。
興味深いのは、広辞苑【おと(弟・乙)】の注釈に(「落す」「劣る」のオトと同源)とされていることです。
このことから、素人考えですが出雲弁の【おと】は、「落す」「劣る」の【オト】が源流で、【はなのむいたやに】よりもう一段劣悪な「さま・様子」を強調するため【おと】を加えた【おとはなのむいたやに】となったのではないのか。このことが結果として「強意の接頭語」と言われる所以ではないのか、と考えますが、如何なものでしょう。
ご批判をお待ちします。
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おと〜 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月14日(木)16時56分19秒 返信・引用
既載の「おとはなのむいたやに or おとんばなのむいたやに」出雲弁に時々現れるこの「おと〜」はいったいなんですかね。強調の接頭語みたいにもみえますが。
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未確認語彙【おっとんだら】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月14日(木)12時08分10秒 返信・引用
未確認語彙【おっとんだら】東出雲m
加茂では【おとんだら】で使っていました。大声で怒鳴る場合などは「オットンダラ」と言ったのかも知れませんが、普通は【おとんだら】でした。方言表記の違いのような気がしますが、いかがなものでしょう。
【どんだら】と【おとんだら】は、どちらが【だら】か?
【どんだら】の「ど」は、罵り、卑しめる意を表し、「どん」は「ど」を強めていう語。
【おとんだら】の「おとん」は「おと」の訛りで、島根県方言辞典は強意の接頭語としています。
【だら】の強調の仕方から考えると、【どんだら】の方が、より【だら】ではなかろうかと思いますが、いかがなものでしょう。
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ばたくちゃ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月14日(木)11時42分15秒 返信・引用
初めて聞く言葉です。
古い成語の「ばたくさ」[副詞](多く「と」を伴って用いる。あわただしく事を行うさまを表す語。ばたばた。以上、日本国語大辞典)が方言化した言葉であろうと思います。
この「ばたくさ」が動詞化したものと思われる各地方言に【ばたくる(じたばたする。もがく。暴れる)】【ばたぐるう(あわてる。うろたえる)】などがあるようです。島根県方言辞典は【ばたくれる(仕事せずにばたばた動き回る)】で掲載しています。
【ばたくちゃ】は「ばたくさ」の転か、「ばたくれる」の転か、判断し兼ねますが、今も平田で使われているとしたら、さすが出雲弁の郷【ふらた】と、改めて感じ入った次第です。
なお、【はながじ】【きさんじ】【えきび】は登録済みです。
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ええきび きさんじる 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月14日(木)10時47分34秒 返信・引用
ケチをつけるようですが。「ええきび」は「いいきみ(気味)」のことで、新明解には「きび」は「きみ(気味)」の古形・方言形とあります。ですが「いいきみ」が「いいきび」となるのは殆ど全国区のような気もします。
「きさんじる」という動詞形はないと思いますね。あるとすれば「上一段活用」になるはずなのに「きさんじない・きさんじれば(ら)・・・」の活用がないし「きさんじた」という過去形もない。思うに、この「きさんじい」は既載の名詞句「きさんじ」が形容風に応用化されたものではないでしょうか。あげるとすれば「きさんじい」とするのがよいか「きさんじーやな」という慣用句で取り上げるかどうかでしょうね。
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きさんじる 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月13日(水)20時53分50秒 返信・引用
用例:孫にせなかいてもらったら、【きさんじーやな】ったとまっしゃい。
どうでしょーか。では、では、n(_O_)n
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ええきびだ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月13日(水)20時42分39秒 返信・引用
ええきびだ は 懐かしい言葉です。
「ええきびだ ああきさんじ」と続けたのでした。
きさんじい とは 気散じい 気が晴れた、痛快だ という
ことですね。きさんじい は 独特なのでしょうか。?
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ええ(いー)きびだ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月13日(水)19時25分4秒 返信・引用
共通語:普段、悪い行為をしている人にバチがあたるとき使う。
用例:こなが、あいまちしたが【ええきびだった】の。
用例訳:あの人が怪我したがバチがあたったもんだの。
宜しく
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ばたくちゃ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月13日(水)18時54分37秒 返信・引用
共通語:そわそわ動き回ること
用例:あげん【ばたくちゃ】さずに、ちゃんと、しとうだが。
用例訳:そんなにそわそわせず静かにしていなさい。
宜しく
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はながじ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月13日(水)18時48分57秒 返信・引用
共通語:鼻が全然利かない人(現在使ってる)がじは既載済み。
用例:あいちゃ、はながじだけん、くさてもわからん。
用例訳:あの人は臭くても臭いがわからない。
宜しく。では、では、n(_O_)n
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せぎわない 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月11日(月)22時57分6秒 返信・引用
「せぎわう」の派生語で、強調の「〜ない」がついたものだと思います。副見出しでどうでしょうか。
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ちょちょま 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月11日(月)19時34分20秒 返信・引用
共通語:少しおっちょこちょいの人
用例:いまいったばっかしだのに、すぐわすれぇがのう。こなは【ちょちょま】だないか。
だれかわかるかたいませんか。
では、では、n(_O_)n
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せぎわない 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月11日(月)19時27分55秒 返信・引用
共通語:忙しくてたまらない。またれない。落ちつかない。
用例:またトイレいくかいの、さっきいったばっかしだのねぇー【せぎわない】しだの。
用例訳:さっき、トイレに行ったばかりなのにまたいくの、落ちつかない人だね。
どなたか宜しく。では、では、n(_O_)n
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せぎわう 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月11日(月)18時53分50秒 返信・引用
【せぎわう】は使います。既載語に「せぎわい = にぎわい」がありますが、これは名詞句ですから、元は「せぎわう」です。登載すべきです。
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ただつら 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月11日(月)18時23分40秒 返信・引用
ただぐちとほぼ同意語(森田・仁多)確認済。美味しいものを遠慮なく間食まがいに食べること。
用例:まあ、こなは野焼き一本【ただつら】にたべーじね。
用例訳:あの人はご飯食べらず野焼き一本食べた。
副引用でどうでしょーか?
どなたか確認の程宜しく。では、では、n(_O_)n
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牧野本 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月10日(日)19時51分16秒 返信・引用
みなさん こんばんは。
今日、某古本屋(BOOK OFF)で「牧野本」を手に入れました。
程度もよく値段もほぼ半値で、ラッキーでした。
話の流れに関係なくて申し訳ないですが、嬉しくてつい書き込みをさせていただきました。
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未確認語彙【せぎわう】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 9日(土)19時27分10秒 返信・引用
【せぎわう】(賑わう) 松江
使いました。ただし、「祭りの人出が多くて込み合い、混雑する」ような場合に使った記憶がありますので、「賑わう」という語意の確認には躊躇していましたが、「込み合うほどの賑わい」から、「賑わい」も肯けると思い、今回の書き込みに至った次第です。
この言葉は、古語「塞(せ)き会ふ」(動きがとれないほどに立て込む。こみあう・広辞苑)が方言化したものであろうと思います。
小学館・日本方言大事典には、【せぎわう】(人などが込み合う。混雑する。出典・「出雲の方言」漢東種一郎・1961年)で掲載されていました。
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ほたーぐさ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 9日(土)13時13分35秒 返信・引用
KENさん、こんにちは。
【ほたーぐさ】、KENさんと同じ植物を思い描いていたようです。検証ありがとうございました。
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【かどなんね】修正 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 9日(土)13時06分10秒 返信・引用
辞書候補【かどなんね】に、次の「説明」を追加させてください。
説 明 「門並に」の出雲訛りです。
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ほたーぐさ 投稿者:KEN 投稿日:2007年 6月 8日(金)19時53分59秒 返信・引用
蛍草(出雲弁では:ほたーぐさ)は、先日“スギナに似たような”と書きましたが
今回、f-kさんが示された「タチテンモンドウ」で検索してみて
初めて、正式名称が「タチテンモンドウ」であったことを知りました。
別名「たちぼうき」ともいうようですが、この名前も初耳で
私のところでは「ほたーぐさ」と呼んでいました。
ただ、どこにでもあるという植物ではなく
もっぱら私は、ホタルにはヨモギの葉を入れていました。
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辞書候補【かどなんね】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 8日(金)10時15分29秒 返信・引用
岡さんの【かどつけ】の用例から【かどなんね】を思い出しました。岡さんの用例を拝借すると、以下になります。
【かどなんね】
共通語 一軒一軒に。どの家も。
用 例 してえの が かどなんね きて えけんわ
用例訳 棄て犬が どの家にもきて いけないよ
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辞書候補【ちーくさ】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 8日(金)09時44分29秒 返信・引用
蛍草の書き込みの中に登場する「露草」を【ちーくさ】と言っていました。辞書候補に如何なものでしょうか。
【ちーくさ】
共通語 〔植〕露草
用 例 ちーくさ は にいて なげとえても なかなか かれんけん しまちが わる
用例訳 露草は 抜いてなげて置いても なかなか枯れないから 始末が悪い
蛍草の方言を小学館・日本方言大事典で検索すると、実に20種の植物にも及びます。
島根県関係では【つゆくさ(露草)】(鹿足郡)。【ひめこばんそう(姫小判草)】(那賀郡)。【かわらよもぎ(河原蓬)】(美濃郡)などが挙がっていました。
私の記憶では、【すぎな(杉菜)】(山形・新潟・長野・香川・愛媛・大分など)もよく蛍籠に入れましたが、「蛍草」と称したのは【たちてんもんどう(立天門冬)】(秋田・静岡・岡山など)ではなかったかと思います。ただし、自信はありません。
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かどつけ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 8日(金)08時49分33秒 返信・引用
岡さんの【かどつけ】。平田で用例のような使い方があるとすれば、出雲弁の新種になると思います。どなたかの確認が楽しみです。
広辞苑【かどづけ(門付け)】は、「人家の門口に立ち、音曲を奏したり芸能を演じたり金品を貰い歩くこと。また、その人」としています。
島根県方言辞典【かどつけ(門附け)】は、「@旅芸人 A一軒一軒周り歩く旅の僧侶」で載っています。
子供のころ、近所の禅宗の和尚さんから、「わけころ(若い頃・修行時代)ねは【かどちけ(門附け)】して歩いた」と聞かされたことがあります。
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まんまんちゃん 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 7日(木)21時15分53秒 返信・引用
まんまんちゃんを検索して、面白い記事を見つけました。
http://www.asahi.com/kansai/honma/OSK200512140029.html
上記サイトを、見てください。
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かどつけ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月 7日(木)21時12分33秒 返信・引用
共通語:家ごと
用例:捨てえのが【かどつけ】してきて えけんわ
用例訳:捨て犬が家ごとに立ち寄ってきていけない。
では、では、n(_O_)n宜しく
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Re: のんのさん 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月 7日(木)20時58分24秒 返信・引用
> No.2770[元記事へ]
f-kさんへのお返事です。
いつも調査してくれてありがとうございます。
【のんのさん】は、平田では、お月様だけに言うのでしょうか。
@お日様。お月様 A神様。仏様 B御神燈等です。
とにかく、拝むときに使っていたようです。崇める時に、使います。
【ののさん】も使います。幼児のときは【ん】をつけた方が言いやすいようですが。
では、では、n(_O_)n宜しく。やっぱし記載済みでしたか。
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のんのんばあ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 7日(木)19時35分42秒 返信・引用
境港出身の水木しげるさん(ゲゲゲの鬼太郎の作者)が「のんのんばあとオレ」という本を書いておられますが、この「のんのん〜」も岡さんや、f-kさんの書き込まれた「のんのさん」と同じものを指しておられるのでしょうね。
昔、手を合わせて「まんまんちゃん」というギャグ(かなり古い)が流行ったことがありますが、これも同じルーツでしょうかね。
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のんのさん 投稿者:f-k 投稿日:2007年 6月 6日(水)20時20分38秒 返信・引用
広辞苑に【ののさま】で、一茶の句「ととさんや あの ののさんが かかさんか」とともに載っています。「(幼児語)日月・神仏などにいう語。ののさん。のんのさま。」としています。
島根県方言辞典には、【ののさん】(@お日様。お月様 A神様。仏様 B御神燈 C少し馬鹿な人)で掲載されています。
鳥取県方言辞典は【ののさん】(@神様 A仏様 Bお月様)で掲載されています。
共通語っぽい言葉ですが、両辞典とも方言として採用しています。
子供のころ、加茂でお月様は【ののさん】と言っていたように思いますが、仏様も【ののさん】または【のんのさん】と言っていたと思います。
【のんのさん】は、平田では、お月様だけに言うのでしょうか。
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のんのさん(幼稚語) 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 6月 5日(火)21時12分37秒 返信・引用
のんのさん:お月さん
用例:今日は【のんのさん】が明けの
用例訳:今日のお月さんは明るいね。
誰か昔の頃知ってますか?宜しく
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蛍草 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 5日(火)20時11分42秒 返信・引用
つづけて失礼します。
「ホタルブクロ」で検索すると、まさに子供の頃に見た花が出てきました。
白い釣鐘型の花で、花びらの付け根あたりに濃い色の斑点があります。
家の周りにたくさんはえていて、その上をハグロトンボがひょいひょいと飛んでいたのが、子供の頃の夏休みの風景として、残っています。
いまは、どちらも目にすることが無くなってしまいました。
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蛍草 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 5日(火)20時00分53秒 返信・引用
子供の頃、「この花の中で、蛍が寝ーとや」と言っていたのは、白くて釣鐘型の花でした。
インターネットで「蛍草」を検索すると、「ツユクサ」のことだとしている所や、小さい三角形の穂か実のようなものを付けた草(よく見かけます。多分、皆さんも見たことがあると思います。)を「蛍草」としているようです。
また、インターネットで見ると「ホタルブクロ」と言う花が、私の言っていた「ホタルが寝る」花の形と同じですが、青い色の花です。
違うのか、はたまた「ホタルブクロ」は青や白の花があるのか、今のところよく判りません。
遠藤さんの言われる「蛍草」は、どんな植物なんでしょうか。
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のんのん 投稿者:まさき 投稿日:2007年 6月 5日(火)17時28分43秒 返信・引用
突然ですが、思い出したので・・・・
かなり以前のことですが、親父が飲み会で遅くなると、母親や祖母が「今日はのんのんだけんおそんなぁが」とか言ってました。飲み会のこと「のんのん」って言ってたような。
皆さん、ご存知の方いらっしゃいませんか?
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蛍草 投稿者:KEN 投稿日:2007年 6月 4日(月)23時17分47秒 返信・引用
「たきな」の用例は決まったようなので・・・
遠藤さん、「蛍草」というと、スギナに似たような草のことですよね?
もっとも、スギナは角っぽい茎(葉)で、蛍草は丸いですが。
昔はありましたが、最近はほとんど見ません。
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たきな他 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 4日(月)21時14分0秒 返信・引用
こだまさん こんばんは。
書き込みありがさうございます。用例に使わせていただいてよろしいでしょうか。
山間部の方たちにとって、「たきな」は春を感じさせる山菜の一つなんでしょうね。
その感覚が、平野部の私には今ひとつ無いのです。
それから遠藤さん、今日、大東の方に「のぼし」を聞きましたら、「のぼせ と 言うの」といっておられました。
大東も「のぼせ」圏のようです。
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たきな 投稿者:こだま 投稿日:2007年 6月 4日(月)06時18分3秒 返信・引用
「ころあいに歯ざわりがあって このたきなー まいがの」
たきなは 季節のものですね。山に自生していて 採りにいって
まむしに噛まれたりします。気をつけないとね。
茹でて 味付けをして 食べますね。今年も採った方からいただき
ました。
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たきな 用例について 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 3日(日)20時03分51秒 返信・引用
おくのさん、こんばんは。
「たきな」を初めて聞いたのは、十数年前で横田の方からでした。
その時、たしか「たきな くーた ことが あーかい」といったような話だったと思います。
その方との会話では、「たきな てて どぎゃんとこね はえちょーかね」「どけして くと まいかね」ぐらいです。
子供の頃親が話していたとか、近所の人の会話で出てきたとか、そういう日常的な会話で話したことはありませんから、うまい用例を思いつきません。
生活の中に「たきな」があった方、例えばKENさんとかに用例をお願いできないでしょうか。
勝手なお願いで申し訳ありません。
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たきな の用例 投稿者:おくの 投稿日:2007年 6月 3日(日)16時12分6秒 返信・引用
まつさん。
たきな の用例をお願いできないでしょうか。
【たきな】
共通語 〔植〕ウワバミソウ
用例
用例訳
採取者 松尾[横田]
では、では、m(__)m
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のぼせ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 6月 3日(日)08時00分21秒 返信・引用
大東ではのぼせです。もんでから食べました。もんだあと手のひらに載せ起き上がってくるのは
くいませんでした。たくさん食べるとのぼせるなどとも言ってました。
つつじは蜜を吸ってました。
蛍をとまらせる蛍草というものをご存知の方はないですか。
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山つつじ 投稿者:金沢 投稿日:2007年 6月 2日(土)15時06分9秒 返信・引用
町屋の私も食べたことがありますよ。食べるといっても吐き出す食べ方ですが。赤い花びらを両手で一杯に持って、わーっと開けた口一杯に頬張って噛みましたね。甘酸っぱい味でした。のぼしも食べたことがあります。もちろんくちゃくちゃ噛みですが。これはあまり旨くはなかったような。すかんぽ(いたどり)もよく食べました。すいばはまずかったです。
ツバキの蜜もなつかしいです。
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山つつじ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 1日(金)21時08分22秒 返信・引用
食べたのは、小学の後半か中学の頃です。
友達が「山つつじの花が 食われーげな」と言うのです。
「本当かやー?」と半信半疑の私は、その友達と近くの山へ一緒に出かけました。
友達は「お これだ」と言いながら、真っ赤な山つつじの花を引きむしってぱくりと頬張ると、ムシャムシャと食べました。
私も同じように、口に入れかじってみました。
酸味が口の中に広がって、そんなに不味いことも無い。続けて二つ三つ食べました。
その時以来食べたことはありませんが、この書き込みをしていて何十年前の子供の頃を思い出しました。
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花を食う 投稿者:まつ 投稿日:2007年 6月 1日(金)19時30分55秒 返信・引用
わださかさん こんばんは。
しゃっぽばなは記憶がありませんが、花を食べたといえば、山つつじの花を食べた記憶があります。味は、酸っぱかったように記憶しています。
また、椿の花の蜜を吸った思い出もあります。
それから「のぼし」は食べると書きましたが、クチャクチャと噛んでペッと捨てていました。
ガムのような食べ方でした。皆さんもそうだと思いますが、念の為。
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のぼし 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 5月31日(木)14時34分36秒 返信・引用
わださかさん 今日は。
書き込まれたもの 食べましたね。ホタルフクロは記憶にありませんが。「のぼしの穂」はほのかな甘みがあり旨かったです。幼穂を包んだ薄い皮をはぐと、すこし進んだだものはわずかに赤みがあり「コリャ えの(犬?)だー 食われん」と捨てました。懐かしいですね、今年はたべてみます。
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のぼし 投稿者:わださか 投稿日:2007年 5月31日(木)00時36分58秒 返信・引用
私は加茂ですが,のぼしと言って食べていました。私達の年代がのぼしやしんざい(スイバ),
すかんぽ(イタドリ),しゃっぽばな(ホタルブクロ)のめしべを食べた最後でしょう。
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のぼせ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月30日(水)22時41分6秒 返信・引用
f-kさん こんばんは。
のぼせ・のぼし の詳しい検証ありがとうございます。
「しんこ」ですか・・・、初めて聞きました。
わたし(湖陵)は、「のぼし」を使っていました。
「しんこ」が確認されるといいですね。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月30日(水)17時34分17秒 返信・引用
娘夫婦の会話から拾いました。
【のみ】
共通語 酒を飲むこと。または酒宴。
用 例 こんやは のみ だけん めしゃ えらん わ
用 例 今夜は 酒を飲むから 飯(この場合は夕飯)は 要らない よ
【のみくぁえ(飲み会)】
共通語 酒宴
用 例 ここんとこ のみくぁえ が ちぢえて えたし わ
用例訳 このところ 酒宴が続いて (体が)きつい よ
【のみ】【のみくぁえ(飲み会)】とも、共通語っぽい言葉で、普段何気なく使っていますが、調べてみると広辞苑や新明解には、出雲弁の語意では載っていないことに気付きました。辞書候補になるのでしょうか。
ご検討とご確認、よろしくお願いいたします。
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のぼせ(2) 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月30日(水)16時43分21秒 返信・引用
【のぼせ】(つばな)は、小学館・日本方言大事典に、使用区分「島根県大原郡」(出典・「島根県に於ける方言の分布」島根女子師範・1932年)で掲載されていました。
同事典に「つばな」の方言として、【しんこ(新子)】、使用区分・島根県簸川郡(出典・「島根県に於ける方言の分布」島根女子師範・1932年)が載っていました。
【しんこ(新子)】は、今でも簸川地方では使うのでしょうか。
岡山県、広島県比婆郡では、茅(ちがや)のことを【のぼせ】と言うようです。
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のぼせ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月29日(火)21時36分57秒 返信・引用
まつさん、こんばんは。
加茂では【のぼせ】と言い、【のぼし】は使わないと思います。
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のぼせ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月29日(火)19時31分54秒 返信・引用
岡さんこんばんは。
「ねが」は、「ね が しょーじき(正直)」の言い方で聞いたことはあります。
おそらく共通語だと思いますが、出雲弁でも「こんな は 口が わりが ねは えやつ だじ」などとも言います。
それと同じでしょうか。
書いていて思い出しましたが、「ねが ただ だけんの」も言いますね。
共通語で言えば「元がタダだからね」かな?。
話は変わりますが、今日、「のぼし」(出雲弁辞書既載)の穂が、川土手でたなびいているのを見ました。
それを見ながら、一緒に仕事をしていた加茂の方と話をしました。
私「これ(のぼし) なんてて いーよった?」
加茂「のぼせ てて いっちょったね。のぼせて 食うけん のぼせ とか いいよったね えまん 子やちゃ 知らんだらねぇー」
ということで、加茂では「のぼせ」と言っていたようですが、どなたか確認出来ないでしょうか。
http://
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ねが 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月29日(火)14時24分58秒 返信・引用
共通語:たかが。たったの
用例:魚取ったが【ねが】こーほどだが。
用例訳:魚が取れたがたったの、これだけだ
皆さん宜しく では、では、n(_O_)n
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Re: もちょんご など 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月29日(火)09時11分44秒 返信・引用
> No.2746[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
おくのさんいつもお世話になっています。
○「もちょんご(かかえて持ち上げる)」
了解しました。
○「へらたらへらたら」の「ら」音が長音化又は脱落して「へらたーへらたー(へらたへらた)」になるような気がします。了解しました。
では、n(_O_)n
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掲載案について 投稿者:こだま 投稿日:2007年 5月28日(月)14時41分20秒 返信・引用
載っている中で 私のところで耳にするのは
あたまぼっか もく くそんばえ こばえ めくそほど よくたれ(ら)
ふーのふなか はなほーぜり(はなほーだえ) ふげもくた など
他は わかりません。
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もちょんご など 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月27日(日)16時13分27秒 返信・引用
岡さん。いつもお世話になっています。
○「もちょんご(かかえて持ち上げる)」では確認が取れませんが「もちょんごする(取り扱う、もてあそぶ)」という意味なら牧野本にも載っていますので確認できますがいかがでしょうか。
○「へらたらへらたら」の「ら」音が長音化又は脱落して「へらたーへらたー(へらたへらた)」になるような気がしますがいかがでしょうか。
では、では、m(__)m
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Re: へらたーへらたー 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月26日(土)19時09分22秒 返信・引用
> No.2744[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
奥野さんどうもありがとう。
平田では【へらたーへらたー】または【へらたへらた】といってます。
へらたらは聞いたこと無いです。多少ニュアンス的なものもあるとは思いますが
【もちょんご】はありましたか。残念です。泉辞書には無いようですね。
では、n(_~O~_)n宜しく
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出雲弁川柳 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月26日(土)17時07分38秒 返信・引用
こだまさん。
ケーブルビジョンの出雲弁川柳、面白いですよ。
皆さんも、是非見てください。
岡(平田)さん。
「へらたへらた」は「あげん へらたらへらたら わらーだねが」とは言いませんか。
「もちょんご」は牧野本に「もちょんごする(取り扱う、もてあそぶ)」とありますが、いかがでしょうか。
では、では、m(__)m
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たきな 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月26日(土)16時32分23秒 返信・引用
5月13日に森山さんから送っていただいていた画像です。
先日 話題になった「たきな」です。前に一度貰って食べたことはありますが、葉っぱを落とした茎だけもので、湖陵あたりには自生地はなく、奥野さんの紹介されたホームペーシ゛で初めて葉を見ました。掲示板で話題になった頃雲南市の知人に話したら、近くにいくらでもあるが、草丈が短く食用にするには量的に物足りないとのことでした。
知人は、茎四〜五十Cmもあるのを広島県高野町へ採りにいかれるそうです。写真を撮りたいと言ったら根付を持って来てくれましたので、蹲に仮植しました。頓原の入間で採取したそうです。
紹介されたHPでは全体の草形がわかりませんので、見られたことの無い方の参考になればと思いまして送信します。
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もちょんご新規語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月26日(土)11時38分41秒 返信・引用
共通語:かかえて持ち上げる
用例:おまえさん、力があーけんちょっこし【もちょんご】してがっしゃい。
用例訳:あんたは男だけん力があるのでちょっと持ち上げてもらえないですか。
宜しくお願いします。では、では、n(_~O~_)n
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準絶滅危惧種 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月19日(土)14時15分47秒 返信・引用
5月16日付けの山陰中央新報で、「トノサマガエル」が広島、山口をはじめ10県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されていることを知りました。幸い、島根県は、県内のほぼ全域に生息していることが確認されたそうで、ひとまずは安堵いたしました。
それにしても、子供たちの遊び相手でもあった、ごくごく身近な生き物たちが、「絶滅危惧種」に分類される今のご時世。空恐ろしく感じます。
ところで、「トノサマガエル」の方言が、泉・辞書に見当たらないように思います。この機に、「ぎゃー語3題」を書き込みます。ご確認、よろしくお願いいたします。
【あおんぎゃー】・・・「トノサマガエル」の悪童当時の呼び名。
【とのさんがえる】・・・「トノサマガエル」の一般的な呼び名。
【ばばんぎゃー】・・・「ツチガエル」の呼び名。泉・辞書は【ばばがえる】で登録済み。空見出しでの登録、ご検討よろしくお願いいたします。
【ふくんぎゃー】・・・「ヒキガエル」。泉辞書登録済み。
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ぐだぐだ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 5月18日(金)05時29分1秒 返信・引用
そうですね。小言というよりも 愚痴 言い訳 の時に多いですね。
「やっぱーしつこーね ぐだぐだいわんでもええがの。お前さんも
わりーじ」 など
なお 私事ですが 出雲のケーブルテレビの藤岡さんの「おんぼらと・・」
に 川柳で顔を出さしてもらっています。
奥出雲ケーブルテレビでは 二週にいちどずつ更新しています。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月16日(水)17時08分7秒 返信・引用
【げど(−)】の「ど」と、【げだ】の「だ」の訛りを考えているうち、思い出したのがこの辞書候補語彙です。ご確認よろしくお願いいたします。
【ぐだぐだ】
共通語 小言などを くどくどと言う様。しつっこい様
用 例 そげん ぐだぐだ えわんでも もー わかった が
用例訳 そんなに くどくど 言わなくても もう 分かった よ
【ぐだぐだ・に】【ぐちゃぐちゃ・に】
共通語 こなごなに。ずたずたに。
用 例 さはち が けー てぼろけ して ぐだぐだ(ぐちゃぐちゃ)ね めげた
用例訳 皿鉢が つい 手から滑り落ちて 粉々に 壊れた
参 考 @【てぼろけ】(手から物を落とす)で泉・辞書登録済み
A共通語の【ぐちゃぐちゃ】は、@水分が多く柔らかでまとまらない様。A乱れてめちゃめちゃになる様。Bとりとめもなくしゃべるさま。
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げげし確認語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月14日(月)18時39分7秒 返信・引用
共通語:〔鳥〕ヨシキリ牧野本より
用例:夏がくうやんなーと、朝とーから【げげし】が鳴いてやかましていけん。
用例訳:夏が近づくと朝早くから「よしきり」が鳴くのでうるさい。
皆さんどうでしょーか?宜しくお願いします。
では、では、n(_~O~_)n
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Re: へらたへらた 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月13日(日)17時36分49秒 返信・引用
> No.2729[元記事へ]
まつさんへのお返事です。
平田では今、ほとんどの老人が使っています。
> 考えるに、「へらへら」と「にたにた」が組み合わさった言葉のよう聞こえます。
確かにそんな気がしますが・・・・
組み合わせ語も出雲方言になりますでしょうか。
> そうすると、「にたらにたら」もありそうに思います。
「にたらにたら」は使っていませんし、聞いたことありません。
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ちんちんして 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月12日(土)14時28分33秒 返信・引用
まつさん、こんにちは。
【ちんちんして】の語源は、私の勝手な推理ですが、共通語の【ちんちん】@やきもち。嫉妬 A男女の仲の極めて睦ましいこと。 B(幼児語)陰茎 C犬が片足で立って前足を上げる芸 Dちんちんもがもが(子供の遊戯。片足を後方にあげて他の片方で飛び歩くもの。けんけん。E鈴、鉦のなる音 F鉄瓶の湯の沸騰する音(以上、広辞苑から)の内、Dの姿態が、「嬉しげに、忙しそうに立ち回る様」に擬せられ、方言化したものではないでしょうか。
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げだ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 5月12日(土)14時05分20秒 返信・引用
この間のげだですけど、つき物の意味で使うのは知りませんでした。
語源ですが、外道からきてるのではなく「くだ狐」略称「くだ」
から来てるのではないですか。HPで検索してください。
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【せっぺ】 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月12日(土)13時47分4秒 返信・引用
もりやまさん、【ちんちんして】ご確認ありがとうございました。
【せっぺ】。【せっぱい】で使っていました。「精一杯」の出雲訛りだろうと思います。【せっぺ】または【せっぺー】は、【せっぱい】の転でしょね。島根県方言辞典には、これらいずれとも載っていました。
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Re: 辞書候補 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 5月12日(土)12時31分58秒 返信・引用
> No.2728[元記事へ]
f-kさん 今日は。
> 【ちんちんして】
> 共通語 (嬉しげに)忙しそうに立ち回る(または、働く)様
> 用 例 まーじ けー おじじ は まごん ことん なーと ちんちんして せわやえて だね
> 用例訳 まあ(本当に) おじいさんは 孫のことになると (嬉しそうに)忙しそうに立回って 働らくね
上記の用例 愚妻の代弁していたでいているようです。つかいます。
「今日 えっちんち せっぺせわやいた」
訳 今日一日 一生懸命働いた
「せっぺ」聞かれたことはありませんか。
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Re: 辞書候補 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月12日(土)08時10分46秒 返信・引用
> No.2728[元記事へ]
f-kさんへのお返事です。
> 連休中の会話から。ご確認、よろしくお願いいたします。
>
> 【ちんちんして】
> 共通語 (嬉しげに)忙しそうに立ち回る(または、働く)様
> 用 例 まーじ けー おじじ は まごん ことん なーと ちんちんして せわやえて だね
> 用例訳 まあ(本当に) おじいさんは 孫のことになると (嬉しそうに)忙しそうに立回って 働らくね
> 説 明 【世話焼く】泉・辞書(働く)で登録済み。「進んであれこれと面倒をみる」という語意を含んでいる。
f-kさん、おはようございます。
「ちんちん」は、聞いたような気がするのですが、どうも思い出しません。
連想したのが「欣喜雀躍」です。
この「欣喜」(きんき)と、「ちんちん」は何か関連がありませんかね。
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Re: へらたへらた 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月12日(土)08時05分16秒 返信・引用
> No.2726[元記事へ]
岡(平田)さんへのお返事です。
> 共通語:笑いながら話したり、物事を行う事。行動がたわいない事。行動があいまい
> 用例:【へらたへらた】(同意語たわたわ)さすこに、しゃんとやらんといけんじ
> 用例訳:いい加減な持ちでせずにしっかりやらないといけないよ
> これでどうでしょーか。皆さん宜しくでは、ではn(。^。)n
岡さん、おはようございます。
どうも聞いた記憶がありません。
考えるに、「へらへら」と「にたにた」が組み合わさった言葉のよう聞こえます。
そうすると、「にたらにたら」もありそうに思います。
これは、なんか聞いたことがあるような気がします。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月12日(土)06時07分34秒 返信・引用
連休中の会話から。ご確認、よろしくお願いいたします。
【ちんちんして】
共通語 (嬉しげに)忙しそうに立ち回る(または、働く)様
用 例 まーじ けー おじじ は まごん ことん なーと ちんちんして せわやえて だね
用例訳 まあ(本当に) おじいさんは 孫のことになると (嬉しそうに)忙しそうに立回って 働らくね
説 明 【世話焼く】泉・辞書(働く)で登録済み。「進んであれこれと面倒をみる」という語意を含んでいる。
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Re: へらたへらた 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月10日(木)18時20分6秒 返信・引用
> No.2726[元記事へ]
失礼しました。一字脱字ありました。
用例訳:いい加減な気持ちでせずにしっかりやらないといけないよ
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へらたへらた 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月10日(木)18時17分7秒 返信・引用
共通語:笑いながら話したり、物事を行う事。行動がたわいない事。行動があいまい
用例:【へらたへらた】(同意語たわたわ)さすこに、しゃんとやらんといけんじ
用例訳:いい加減な持ちでせずにしっかりやらないといけないよ
これでどうでしょーか。皆さん宜しくでは、ではn(。^。)n
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げだ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月 9日(水)20時25分12秒 返信・引用
f-kさん こんばんは。
早速お調べいただき恐縮です。
インターネットで「げだ」を検索しましたが、うまく見つかりませんでした。
少なくとも出雲を含む山陰の言葉なんでしょうね。
ありがとうございました。
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「げだ」の使用地域 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月 9日(水)09時23分52秒 返信・引用
まつさん、こんにちは。
ご質問の使用地域は、出雲と鳥取県西部のようで、雲伯方言といえるのかも知れません。
ただし、伯耆方言の【げだ】は、年下の者。いたずら者。ひねくれ者。「外道」(米子・境港・東伯・西伯・日野)。【げだご】が@子供 A行儀の悪い子。「外道子」(米子・境港・東伯・西伯・日野)=以上鳥取県方言辞典=となっています。
ご参考までに、日本国語大辞典の方言区分から山陰関係方言を転載いたします。
@ 人を罵っていう語
【げどー】(石見)【げどーされ(去れ)】(石見・仁多・能義)【げどされ】(飯石・出雲・大原)【げどーたれ】(石見)【げどーのかわ】(石見)【げだー】(飯石・仁多・隠岐)【げだ】(飯石・簸川・八束・大原・能義・隠岐)【げだら】(八束)【がいんどう・がいんどうのかわ】(美濃・益田)
A 子供の卑称
【げだ】【げだご】(米子・境港・東伯・西伯・日野)
B 乞食
【げどう】(美濃・益田)
C 憑き物
【げだ】【げだー】(飯石・簸川・八束・大原・能義・隠岐)【げどー】(石見)【げだご】
【げだーご】(簸川・八束)
D むささび【動物】
【げどー】(仁多)
【注】使用市郡名は島根県方言辞典から拾いました。
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はだばなれ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月 9日(水)08時35分20秒 返信・引用
岡さん、こんにちは。
【はだばなれ】のご指摘、ありがとうございました。確かに衣料品などの宣伝に「肌離れ」と言う言葉が使われていますが、出雲弁の【はだばなれ】は、これとは別物です。
出雲弁の【はだばなれ】は、用例のほか、障子紙や襖紙が糊落ちした時や、壁などの上塗りの時、下塗りに上手く乗らずに隙間が出来た時などに使っていたと思います。
日本国語大辞典、広辞苑、新明解などは、衣料品などの【肌離れ】を採用しておりません。
私の推測ですが、衣料品などの【肌離れ】は、共通語の「肌触り」から派生した業界用語で、それがPR広告にも使われ出したものではないでしょうか。
建築業界用語に【肌落ち】(トンネル工事などで、掘削してきれいにした後から一部の岩石や土がゆるんで崩れ落ちること)という言葉があるようですが、これも辞典類には見当たりません。
衣料品などの【肌離れ】が、一般的な言葉として認知されるようになれば、新明解などは早速採り上げるのかも知れません。出雲弁の【はだばなれ】は、小学館・日本方言大事典に既に掲載されていましたので、その時は出雲弁が晴れて全国区言語に出世することになります。そうなれば愉快ですね。
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げだ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月 8日(火)20時31分56秒 返信・引用
f-kさんこんばんは。
いつも緻密な考察に、驚くと共に感謝しています。
私の薀蓄のネタにパクらせて貰います。ありがとうございました。
ところで、「げどう」→「げだ」の音韻変化は出雲独自のものなんでしょうか。
他地域でも「げだ」という言葉があるのでしょうか。
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はだばなれ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 8日(火)19時31分23秒 返信・引用
肌離れ(肌離れ)下着や化粧品の宣伝広告でよく聞きますが
封筒の【はだばなれ】とまた意味が違いますでしょーか。
例:この素材は肌離れが良く気持ちがいい。
例:この化粧品は肌離れが良くおとすのにテッシュがいりません。
使い方は私にはわかりませんので誰か教えてください。
では、では、n(_~O~_)n宜しく
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月 8日(火)15時57分40秒 返信・引用
同窓会の案内状を発送していて思い出した語彙です。共通語っぽい語彙ですので、日本国語大辞典を引いてみましたが、載っていませんでした。
【はだばなれ】
共通語 糊離れすること。くっついていたものが離反すること。
用 例 ふーと が はだばなれ して えけん は のー が かぜふいた だーか
用例訳 封筒(の閉じ口)が糊離れしていけないよ 糊が風邪を引いただろうか
参 考 【風邪を引く】古くなって湿ったり、乾燥して役に立たなくなること。また、鮮度が落ちること。
泉・辞書の【かぜをひく】は、「(絵の具などの練り物が)乾いている」とされていますが、日本国語大辞典は、もう少し語意範囲を広げて、「膏薬・墨・蝋燭・茶・薬などが古くなって湿り、あるいは乾燥して役に立たなくなる。また、一般に、鮮度が落ちる」としています。また、新明解の用例【風邪を引いた】は、「漬けてから時間がたち過ぎて、うま味がほとんどなくなった」としています。
島根県方言辞典の【かぜをひく】は、「句」食品など寒風のため、味が落ちる(石見・益田)としています。
【風邪】も,いろいろのようです。
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げだ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 5月 8日(火)15時06分1秒 返信・引用
「こな げだ が」の【げだ】と、憑きものの【げだ】は、語源は同じ【外道(げどう)】ですが、語意は全く別物だろうと思います。
日本国語大辞典で【外道】を引くと次の7つの語意が載っています。
@仏教以外の教え A真理にそむく説 B厄災をもたらすもの。悪神。悪魔 C悪魔やばけものの姿をした仮面。また、その仮装 D他人を罵っていう語 E非道徳な行為 F(釣魚用語)目的の種類とは違って釣れた魚
このBが憑きものの【げだ】に、Dが「こな【げだ】」に、それぞれ方言化したものだろうと思います。
島根県方言辞典の【げどー】は、(外道)@人を罵る語(石見全部)A狐。犬神(石見全部・仁多・能義)B乞食(美都・益田)を挙げています。
なお、憑き物の【げだ】【げどー】は、出雲は「狐」ですが、石見は一般的には「犬神」を指すようです。
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げだ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月 6日(日)17時02分20秒 返信・引用
「こな げだ が!」
と怒鳴るのはよく聞いていましたが、「げだ」とは人に取り付く狐のことだったのですね。
知りませんでした。勉強になります。
以前にも書き込みましたが、狐持ちの家のことを「しろ」とか「くろ」という言い方があり、実際、聞いたことがあります。
色を表す「しろ(白)・くろ(黒)」が、隠語として「狐持ちの家→黒」「狐持ちでない家→白」と言います。
これには差別意識も含まれていて、それが原因で結婚に反対されたという話は、実際私の知人にも居ます。
私は、あらゆる差別には反対しますが、隠語としての「しろ・くろ」もまた出雲弁であると思います。
以前読んだ「出雲の迷信」( 速水保孝著)に詳しく書いてありました。
興味のある方は読んでみてください。
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Re: たきな 投稿者:まつ 投稿日:2007年 5月 6日(日)16時23分47秒 返信・引用
> No.2708[元記事へ]
KENさんへのお返事です。
> まさに、↓これが「たきな」です!
> よろしくお願いします。
>
> まつさん、いかがでしょうか?
返事が遅くなり、すいません。
KENさん、おくのさん ご指摘の写真のとおりです。
平野部か海岸部の人で、奥出雲に親戚か知人のある人は食べたことのある人はおられると思いますが、そうじゃない人は、多分ご存知無いかも。
しかし、昨今の山菜ブームで知っている人もいるかもしれませんね。
私は、職場の横田の人に教えてもらいました。
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よっこらしょっと 投稿者:金沢 投稿日:2007年 5月 5日(土)21時11分43秒 返信・引用
「よっこら」「よっこらしょっと」「よいこらさ」「よいこらさっと」これらは勿論各辞典にも載っていますし、私のカンでも共通語のような気がします。つまり全国どこへいっても通用するような言葉でしょうか。
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Re: たきな 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月 5日(土)19時57分50秒 返信・引用
> No.2708[元記事へ]
KENさんへのお返事です。
> まさに、↓これが「たきな」です!
KENさん。確認をありがとうございました。
KENさんの出雲弁語彙の豊富さには感服しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
では、では、m(__)m
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Re: げだがつく 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月 5日(土)19時52分22秒 返信・引用
> No.2713[元記事へ]
岡(平田)さんへのお返事です。
> 少し前に投稿済み【げだがさばる】とよくいいます。【呪い】とも言いませんか。
なるほど なるほど、【げだがさばる】=狐がさばる・・・
「げだ」の共通語訳は「人に憑く狐」ということでいかがでしょうか
では、では、m(__)m
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Re: げだがつく 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 5日(土)19時37分12秒 返信・引用
> No.2712[元記事へ]
おくのさんへのお返事です。
少し前に投稿済み【げだがさばる】とよくいいます。【呪い】とも言いませんか。
>参考島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)に「げだ(人に憑く狐)」とあります。
では、では、n(_~O~_)n
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げだがつく 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月 5日(土)19時23分4秒 返信・引用
島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)に「げだ(人に憑く狐)」とあります。
出雲地方でいう「狐もち」のことでしょうかね。
では、では、m(__)m
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あくたもくた 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 5日(土)16時08分33秒 返信・引用
あくたれぐち「奥野平田で登録済み」と同意語(悪口、にくまれ口)
用例:こら、あげん【あくたもくた】たれーだねがや。
では、では、n(_~O~_)n 宜しく
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ぞんぞんする確認語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 5日(土)15時50分36秒 返信・引用
牧野本より
共通語:寒さが身にしみる。寒気がする。
用例:晩方からえらい、【ぞんぞんしー】やなが今日は底冷えかや
用例訳:夕方から寒気がしていけないが今年一番の冷え込みになるのかい。
では宜しくお願いします。
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よっこらしょっと新規語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 5日(土)15時18分40秒 返信・引用
よっこする「登録済み」松江金沢さん
【よっこらしょっと】一人で持ち上げて運ぶときの掛け声
福引用、関連語彙ではどうでしょうか。では、では、n(_~O~_)n
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たきな 投稿者:KEN 投稿日:2007年 5月 5日(土)11時04分47秒 返信・引用
まさに、↓これが「たきな」です!
よろしくお願いします。
まつさん、いかがでしょうか?
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「たきな」の確認 投稿者:おくの 投稿日:2007年 5月 5日(土)09時34分20秒 返信・引用
皆さん。連休いかがお過ごしですか。
連休終盤、掲示板の整理に取りかかっています(^^ゞ
まつさん。KENさん。
「たきな」は下記URLの「うわばみそう」として登録していいでしょうか?
確認願います。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/uwabamisou.html
では、では、m(__)m
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確認 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 5月 4日(金)21時03分18秒 返信・引用
f−kさん 今晩は。どなたからも確認がないようですので。
【ふげぞ】 髭面
【ふげもくた】 ふげもぢゃ
【ぶらさんご】 ぶらさがる(子供があそんでいる状況)
↑いづれも使います。
【ぶらさんご】より
生家の隣近所はみな農家で、どの家にも庭先に、子供には一抱えもある西條柿の大木が一本や二本はありました。当時はろくなおやつも無く、柿が色づくころになると、熟柿が悪童の絶好の標的です。【はさんば 辞書登録済】は子供が使うのは無理ですので木に登り、それこそ「ぶらさんご」しながら枝の先端まで出て、未熟で少々渋いものまで貪ったものです。
それをはらはらしながら下から見ていた祖母が、「柿の木から落ちーと死ん病ねなーぞ」といって注意されたものです。子供の頃は柿といえば西條柿や平柿など渋柿で、富有柿等は少なかったですね。出雲弁になるか解りませんが、渋柿に対して甘柿を【あじがき】と言いました。
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Re: えっか語彙確認 投稿者:おざさ 投稿日:2007年 5月 3日(木)02時16分33秒 返信・引用
> No.2697[元記事へ]
岡さん、こんばんは。
> えっか:一人で持てる分量の荷でしかも沢山の分量の荷の時使います。
なるほど、ニュアンスは えっかめき といっしょですね。
ありがとうございました(^o^)/
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げだ再確認 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 2日(水)12時31分5秒 返信・引用
げだ(登録済み)外道(人をののしる言い方)と重複します。:斐川(岡田さんより)
「こな、げだめが」とあります。
共通語:呪い
用例:【げだ】が、さばっちょって何してもまいこといかん。
用例訳:呪いがまつわりついて何をしてもうまくいかない。
ニュアンスがちょっと違うような気がしますが誰か教えてください。
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へぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 5月 2日(水)11時50分8秒 返信・引用
採取者、湖陵「森山さん」より【てぼ】で登録済みです。
共通語:(手が地面に付く)ペッタンの反則。
用例:てぼしたなー。わーの負けだ。
【へぼ】とも言いませんか。それとも【へぼ】は標準語でしょーか。
へぼの他の共通語:たとえば「へたくそ」「大失敗」「反則」「ことくそにならん」等
用例:へぼしたな。わーの負けだ。
へぼ将棋の【へぼ】とは意味がちょっと違うような気がします。
出雲地方独特の使い方でしょーか。宜しくお願いします。
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しょーたち 投稿者:KEN 投稿日:2007年 5月 1日(火)01時29分23秒 返信・引用
岡さん、未確認語彙の「しょーたち」を確認して頂き
ありがとうございます。
用例:「こなは、しょーたちが、わりけん、き、つけーだで」
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しょたち(しょうたち) 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月30日(月)22時29分33秒 返信・引用
【しょたち】
共通語:性分、性格
【しょたちが悪い】
共通語:ずるがしこい、悪口を平気で言う、性分性格が悪い
用例:こなは、【しょたちが悪けん】仲間にいれーな。
用例訳:あいつは、悪口を言う人だけん仲間にいれるな。
宜しく願います。聞いたことありませんか?
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辞書候補(3) 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月30日(月)15時36分17秒 返信・引用
(2)の会話の続きから。
【ふげぞ】
共通語 ひげの多い人。髭面
用 例 おまえさん も おとっつぁん ね にて ふげぞ だね
用例訳 あなたも お父さんに似て 髭が多い(人だ)ね
【ふげもくた】
共通語 毛や髭の多い人。ひげもじゃ
用 例 おちんし は ふげもくた で みたんなて えけん がね
用例訳 うちの人は ひげもじゃで 醜くて いけませんよ
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辞書候補(2) 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月30日(月)15時32分35秒 返信・引用
「えけじご」がらみの会話から。
【ひょんげー(る)】
共通語 おどける。ふざける
用 例 まごやち が まえこと ひょんげて みせー もんだけん かなぇじー おおわらえ だが ね
用例訳 孫たちが 上手に おどけて 見せるものだから 家中 大笑い ですよ
参 考 泉・辞書登録済みの【ひょうげもん】【ひょうげまつ】の類語
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月30日(月)15時15分12秒 返信・引用
近所の「えけじご」の遊びを見ていて思い出しました。
【ぶらさんご】
共通語 ぶらさがること
用 例 そぎゃん こめえだ ね ぶらさんご しーと おれて あえまち しーじ
用例訳 そんな 細い枝に ぶらさがると 折れて 怪我するよ
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Re: えっか語彙確認 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月29日(日)10時01分36秒 返信・引用
いっか:(確認済み語彙)「一人で持てる分量の荷」の使い方とよく似ています。
えっか:一人で持てる分量の荷でしかも沢山の分量の荷の時使います。
いっかは普通使っていません。または音韻の訛りでしょーか。ちょっと意味が違うような気がしますが。
福引用どうでしょうか。【いっか】で記載済みだから。
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えっか語彙確認 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月29日(日)09時29分37秒 返信・引用
えっか:(平田で使用)おざささんより投稿
共通語:たくさん
用例:こないだ、野菜を【えっか】もらった。
用例訳:先日、野菜をたくさんいただいた。
確認しました。平田では単純に【えっか】としか言わないです。
では、では、n(_~O~_)n
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えっかめき 投稿者:おざさ 投稿日:2007年 4土)08時25分2秒 返信・引用
出雲弁辞書には たくさん という意味の言葉がたくさんありますが、これは載っていませんでした。みなさん、お聞きになったことはありませんか?
【えっかめき】
共通語 たくさん、大量に
用例 そげんえっかめき荷物抱えてどこ行くかね
用例訳 そんなにたくさん荷物を抱えてどこへ行くの
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じご 投稿者:金沢 投稿日:2007年 4月27日(金)23時14分38秒 返信・引用
そんな古語がありましたか。音意でみてもこれは我が国の造語ではありませんね。
しかし、現代の中日辞典には「尽」「儘」ともに「尽期」はありません。今の中日辞典は古い言葉は載っていないのでしょうが、仏語かもしれませんね。いずれにせよ「尽期」語源説に一票です。「じんご ⇒ じご」は絶対にありますね。
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じご 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月27日(金)21時15分20秒 返信・引用
金沢さん、こんばんは。
【じごなし】の【じご】の語源。
古い共通語【じご】「尽期(じんご)の転。極限。きり。果て」(以上、広辞苑)の方言化したものであろうと思います。
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くそたか 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 4月27日(金)15時41分2秒 返信・引用
一段落したようなので、別の言葉を思いついたので書き込みますが、とんび【鳥】のことを
くそたかといってました。泉辞書に無く、国語辞典に無く、ホームぺージ検索に
もないですが、誰かご存知ですか。
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づごがね 投稿者:金沢 投稿日:2007年 4月27日(金)13時30分0秒 返信・引用
まつさん こんにちわ。出雲弁なら「じご」も「づご」も同じですし、用法もぴったしですから同語であることは、まず間違いないと思います。しかし語源はなんですかね。
八雲で「じごはてもね」と遣われていることから、語呂合わせで「地獄の果て」を思い浮かべたのですが違いますよね。
奥野さん 「じごなし = きりがない」を採用してもよいではないでしょうか。漢東本にもあることですから。
【じごなし】
共通語 きりがないこと
用 例 こなが 酒のんと じごなしだけんの
用例訳 あいつがお酒を飲むと きりがなくなるからね
採取者 金沢[松江] / 【じごはでもね】KEN[八雲]
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じごなし 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月26日(木)19時30分58秒 返信・引用
金沢さん、こんばんは。
先にも書き込みましたが、松江の方が「さけ のんと づご が ないやねなって のー」と言われました。
この時、音的には づご(ZUGO) と聞きました。
また、松江ではよく使うとも言っておられました。
これは「じごなし」または「じごはてもない」の確認にはなりませんかね?。
私は、どちらも知らないので確認することは出来ませんけど。
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じごなし 投稿者:金沢 投稿日:2007年 4月26日(木)17時33分34秒 返信・引用
f-kさんの書いておられる漢東本の「じごなしに くゎれて〜」の「じごなし = きりもなく」は以前提示したことがありますが、確認されずに没になっています。その際にKENさんから「八雲では じごはてもない」というが、とのカキコミがありました。
この際「じごなし」または「じごはてもね」のいずれかをどなたか確認して頂けませんか ?
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じがない 投稿者:金沢 投稿日:2007年 4月26日(木)17時02分36秒 返信・引用
f-kさんの「つがなし」語源説に賛成です。
宮尾登美子の「鬼竜院花子」で有名になった土佐方言「づないぜよ = わけがない、あほらしい」と同系だと思いますね。
「じごなし」の語源は不明ですが別物であろうと思いますね。
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じごなし 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月26日(木)12時47分22秒 返信・引用
1・【じごなし】の【じご】と、【じがない】の【じ】は、全く別物だろうと思います。
確証はありませんが、【じがない】は、古い共通語【つがなし(分別がない。たわいない)】の方言化したものではなかろうかと推理しています。
2・小学館・日本方言大事典には、【じごなし】が出典、「出雲の方言(漢東種一郎)」(1961年刊)で、次の通り掲載されています。
【じごなし】切りがないさま。絶え間ないさま。
「じごなしね くゎれて えことだ」(出雲)
3・日本国語大辞典の【じんご(尽期)】の方言区分には、【じごなし】は見当たりませんが、方言としては、次の石見方言が載っていました。
【じんご】(限り。際限)
「いくら菓子をやっても じんごがない」(美濃郡・益田市)
4・島根県方言辞典には、【じんごがない(際限がない)】(美濃郡・益田市)で載っていました。
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間違い 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月26日(木)12時13分46秒 返信・引用
つりとめがない⇒とりとめがない
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Re: じ がない 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月26日(木)12時11分46秒 返信・引用
じがない⇒字が無い⇒白紙⇒空白⇒何も無い⇒つまらない(平田)、つりとめがない
こんな感じどうでしょうか。飛躍でしょうか。皆さんの意見お願いします。
では、では、n(_~O~_)n
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じ がない 投稿者:こだま 投稿日:2007年 4月26日(木)05時24分35秒 返信・引用
仁多から松江中学に入って 耳障りだった言葉のひとつに
この じがない がありました。意味はおっしゃっているように
取り留めの無いこと さして取るに値しないこと のようだと
わかってきて 私も使うようになりました。便利のいい言葉ですね。
「そげなこたあ じがないのー やめっさいや」
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Re: じご 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月25日(水)22時06分49秒 返信・引用
> 湖陵ではなんと言うか考えたのですが、「じ が ね」ではないかと思います。
> 「じ が ね 話」→「とりとめの無い話」
> この場合、とりとめが無いとか、きりが無いと言った意味を含んでいます。
> こういう言い方をするのですが、もりやまさん どうでしょうか。
>
まつさん 今晩は。
難しいことは私では解りませんが、
「じがね 話だのー」はつかいますねー。
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じご 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月25日(水)21時17分47秒 返信・引用
湖陵ではなんと言うか考えたのですが、「じ が ね」ではないかと思います。
「じ が ね 話」→「とりとめの無い話」
この場合、とりとめが無いとか、きりが無いと言った意味を含んでいます。
こういう言い方をするのですが、もりやまさん どうでしょうか。
と思って当辞書を見たら
「じがない」→「馬鹿げた、つまらない」
とありました。
ふーむ。
もしかしたら、「じご」と「じ」は元々同じ言葉(多分、尽期)だったとは考えられませんかね?。
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じご 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月25日(水)20時59分5秒 返信・引用
f-kさんの仰るように「じんご-尽期」が語源だと思います。
「じんご "が" 無い」→「じごなし」
「じんご "の" 果ても無い」→「じごはてもない」
と考えると、"が・の"の接続詞が省略されて、単語化されて出雲弁になっていると見るべきだ、と言うご意見なのでしょうか。
どうも学問的な考察は、私の てこ にあいませんので、どなたかお願い出来ないでしょうか。
奥野さん、お願いします。
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じごはてもね 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月25日(水)11時08分40秒 返信・引用 編集済
>「じごなし = きりがなく、たえず」は何年か前私も提示したものです。
>その時は KENさんの「じごはてもね」とはいうが・・・という答えしかなく確認されなかった言葉です。
上記は、過去ログにある金沢さんの発言ですが、まさにその通りで
私が「じごはてもね」を提出したのは、訳の「きりがなく」の部分に対してです。
「〜はてもね」が付いているわけですから、絶え間なくというよりは
「きりがない、限度がない」の意味が強いと思います。
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じご 投稿者:f−k 投稿日:2007年 4月24日(火)20時36分0秒 返信・引用
未確認語彙に【じごなし】(松江)【じごはてもね】(八雲)が載っています
まつさんの書き込みは、この未確認語彙の確認とはみなされないのでしょうか?
もし、新たに辞書登録するとすれば、【じご】は、古い共通語そのものですから、【じごなし】(松江)【じごはてもね】(八雲)などの用法・語彙を採用すべきであろうと思います。
ただし、【じごなし】(松江)【じごはてもね】(八雲)は、いずれも語意を「絶え間なしに」とされていますので、「きりがない。限度がない」とはニュアンスが異なります。そこらあたりの調整が必要なのかも知れません。
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じご 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月23日(月)22時22分23秒 返信・引用
KENさん、f-kさん 早速のご返事ありがとうございます。
あ、そうだ過去ログがあった、と思って「じごなし」を検索しましたら、金沢さん、KENさん、f-kさんの書き込みが以前にありました。
今回、私が職場で他の方から確認をしたことになれば、登録してもいいと思いますがどうでしょうか。
ただ「じごなし」で一つの言葉として登録するか、「じご が ない」という使い方もあるとすれば、「じご」として登録したらいいのか、ちょっと迷います。
しかし、皆さんの反応の速さは、改めてこの掲示板はすごいなーと思いました。
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づご 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月23日(月)21時45分9秒 返信・引用
まつさんの【づご】。
【じごがない】(きりがない。限度がない)のことではなかろうかと思います。
聞き覚えがありますが、島根県方言辞典には載っていませんでした。鳥取県方言辞典には【じごがにゃー】(米子・西伯)で掲載されています。
古い共通語【じご】「尽期(じんご)の転。極限。きり。果て」(以上、広辞苑)の方言化したものであろうと思います。
皆さんの確認が得られれば、立派な辞書候補であろうと思います。
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じご 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月23日(月)21時25分53秒 返信・引用
まつさん、多分、未確認語彙の↓でしょうね?
>じごなし [掲示板等]
>絶間なしに(こなこや あげに じごなしに くゎれてえもんだの えーたい口えごかいちょーがな) (松江)
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づご 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月23日(月)20時09分19秒 返信・引用
今日の職場の会話からです。
相手は、松江の方です。
飲み会の後日・・・
「(家へ)帰ったのは 三時 だったわ」
「あら 一次会で 帰ーてて 言っちょらいたにね(半分冷やかし)」
「いやー 飲んと "づご" が 無いやね なーだ(頭掻きながら)」
という会話をしました。
この「づご」は初耳でしたので、再度聞きなおしました。
「きりが無いようになる」と言う意味で、松江では普通に使うと言うことでした。
金沢さん、確認できないでしょうか。
雰囲気はよく分かる言葉ですが、今まで聞いたことがありません。
湖陵ではなんと言うか考えたのですが、いまちょっと思い浮かびません。
なんか有るはずだけど・・・。
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湖陵と八雲 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月22日(日)19時53分45秒 返信・引用
もりやまさん、湖陵と八雲の言葉に共通性があるのは私も感じていました。
そして不思議でもありました。
可能性があるとすれば、方角から考えて出雲大社と熊野大社の繋がりですが、
それにしても、湖陵は直接の通り道ではありませんし・・・
湖陵と出雲大社には、何か特別な結び付きでもあるのでしょうか?
もうひとつ、他の地域にもある言葉でも、たまたま、ここに来ておられる人達が
ご存知なかったとか?
同じ町村でも、町の中と山間部では言葉が違いますし・・・
また、出雲弁をよくご存知の年輩の方で、インターネットをされる人は、
町には多くても、山間部では少ないでしょうし・・・
個人的には、ネット上で方言の収集をするのは、実はこの部分が
一番のネックだろうな?と感じています。
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ばーばーしば 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 4月22日(日)08時33分18秒 返信・引用
ばーばーしば、と言うのは聞いたことがあるような気がしますが
はっきりとはしません。何の植物かもわかりませんが、現に生えて
いるその植物についてもばーばーしばと言うのでしょうか。枯れ草で
燃やすときにばーばーしばだというような、いかとするめの関係の
ような気もしますが、はっきり覚えてないのでなんともいえません。
ちんがくしゃみというのは、共通語的用法で、略して「ちんくしゃ」
といいますね。あちゃら、というのは昔の流行語のような感じですが
どんなもんでしょう。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月21日(土)22時06分39秒 返信・引用
【はなほ−だえ】
共通語 気が向けば。気ままな。
用 例 こなは え て しとーだども (仕事は) はなほーだえ だけん できーのは えちの ことん なーやら
用例訳 彼はよい手(優れた技量)を持っているけど、(仕事は)気が向いた時しかしないから、出来上がるのは 何時のことに なるのやら
説 明 泉・辞書登録語彙【はながむく(気が向く)】の類語。「鼻放題」の出雲訛りではなかろうかと推理していますが、いかがでしょう?
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訂正 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月21日(土)19時19分5秒 返信・引用
F-kさん
【ほってもない】 確認有難う御座います。
KENさん 今晩は。
ご指摘いただくとよく解ります。「じいき」などとは発音しませんね。「じーき」ですね、訂正します。
掲示板に仲間入りしていない頃、出雲弁候補を奥野さんにメールしていました。奥野さんの仰るには、不思議と八雲に残っている言葉と湖陵の言葉に、共通するものが多いとのことでした。
四五十キロ離れているのに不思議なものですね。
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じいきぼくと 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月21日(土)18時14分8秒 返信・引用
もりやまさん
【じーきぼくと】の確認、ありがとうございます。
ただ、表記としては、登録済みの【じーきぼくた】もあることですし
「じいき 〜」よりは、「じーき 〜」とした方が適切ではないかと思いますが
いかがでしょうか?
「じーき」の共通語発音は「ずいき」ですから、出雲弁でも「じいき」でいいのかもしれませんが
“ zi-i ”と「い」を言い直す言い方は、特に出雲弁では少ないというか
ほとんど例がないように思います。
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未確認語彙確認 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月21日(土)16時37分29秒 返信・引用
【ほってもない】湖陵S
使います。
共通語 あり得ない。全然ない。
説 明 古い共通語【ほっても】「(副)決して。どうしても。(広辞苑)」の方言化であろうと思います。島根県方言辞典には、方言区分、石見・益田で掲載されていました。
【やけのかんぱち】牧野本
使います。
共通語 自暴自棄、棄て鉢、やけくそになること。
用 例 こげんなら やけのかんぱち だ は むかって も こぇ
用例訳 こうなったら 自棄(やけ)くそだ 立ち向かって みようよ
説 明 「やけのやん八(ぱち)」と同意語。「やけの勘八」
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未確認語彙(し〜せ)より 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月20日(金)21時07分24秒 返信・引用
岡さん 【みねがえー】確認有難う御座います。
【しゃち】(掲示板)八雲
共通語 外側が腐れ、硬い中心部が残った立ち木
【しゃり】 湖陵
共通語 同じ
用 例 しゃりのついたネヂンマツの盆栽は見事なもんだ
用例訳 硬い中心部のついた杜松の盆栽は見事だ
【しょうまつ】(牧)
共通語 純粋 原液
【もく】(湖陵)登録済みの同意語
共通語 同じ
【しょのまれる】(牧)
共通語 うらやましがられる
【しよのまれる】(湖陵)
共通語 望まれる で登録済み
参考 湖陵では「うらやましがられる」ことは「しょのん(登録済み)」と言います
【しよる】(牧)
共通語 集まる
【しよう】(湖陵)で登録済み
共通語 同じ
【しりのした】
共通語 自分の住んでいる土地 屋敷
用 例 うちゃ しりのしたが借りもんで、、、、
用例訳 我が家の屋敷は借地でして、、、、
【しろくぽっちりして】(牧)
【しろぽっちー】(湖陵 松尾さん)登録済み
【じいきぼくと】(掲示板 八雲)
共通語 ウドの大木
【じいきぼくた】(湖陵)登録済み
共通語 同じ
【せごまる】(牧)
共通語 猫背の人
参考 老齢で猫背や腰の曲がった人のことではなく、医学の発達で最近は見かけませんが、病気のため脊髄が極端に湾曲し、発育も止まった身障者の差別用語でした。用例は差し控えますが、強いて挙げれば「ノートルダムの○○○男」ぐらいでしょうか。
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みねがえー 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月20日(金)14時50分29秒 返信・引用
未確認語彙確認・・・採取者は湖陵の人
共通語:胸焼け、胸がつかえる
用例:餅よけくって【みねがえー】った。
用例訳:餅を沢山食いすぎて胸焼けがした。
皆さん、これでどうでしょうか。
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訂正 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月19日(木)20時37分34秒 返信・引用
石見の【ちんが・・】は、【ちんがはっくしょんをしたよーなかお】の誤りです。
お詫びして訂正いたします。
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ちんが・・・ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月19日(木)20時33分47秒 返信・引用
こだまさんの【ちんが・・】。島根県方言辞典に掲載されていました。これは聞き覚えがあります。
【ちんがくしゃみをしたえなかお】「句」目、鼻、口を一箇所に集めたような醜い顔。簸川・出雲・八束・大原・隠岐・西郷
【ちんがくしゃみしたーやーなかお】仁多。
【ちんがかっくしょんをしたよーなかお】「句」石見全部。
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ちんが・・・ 投稿者:こだま 投稿日:2007年 4月19日(木)17時01分32秒 返信・引用
投稿を見ていて思い出しました。
「ありゃー ちんがくしゃみしたやーな顔だが」などとは
いいませんかしら。侮蔑的ですわね。
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きつね・・・ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月18日(水)20時18分59秒 返信・引用
もりやまさん、こんばんは。
【きつね まね のせたやな】。これも初耳ですが、島根県方言辞典には、次の通り掲載されていました。
【きつねをまんのせたやな】「句」(1)変な顔をするのを罵って言う。(2)話に取りとめのない形容。簸川・出雲・八束・大原。
【きつねをうまにのせたやなかおをしている】「句」眉のつり上がった顔をしている。簸川・出雲・八束・大原。
もりやまさんの出雲弁語彙の豊かさ。ただただ敬服するばかりです。
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慣用句候補 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月18日(水)18時03分4秒 返信・引用
f−kさん ばんじまして。
いろいろ調べていただき有難う御座いました。
「ばりばり柴」で載っていますか。仰るように、狭い地域でも変化があり、夕立は馬の背を降り分けると言いますが、方言も同じですね。「馬」がでたので、下記のような慣用句がありますがいかがでしょう。
慣用句候補
【きつね まねのせたやな】
(狐を馬に乗せたような)
共通語 いつも落ち着きのない人の例え
猿か犬でもよさそうですが、何故狐なのか解りません。今もつかいます。
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ばぁーばーしば 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月18日(水)13時04分22秒 返信・引用
もりやまさんの【ばぁーばーしば】。初めて聴く言葉でした。
島根県方言辞典で調べたら、「【ばりばりしば(ばりばり柴)】(燃やすとバリバリと音を立てるところから)植物・あせび(馬酔木)。方言区分・簸川郡、出雲市」となっていました。
簸川郡と出雲市地方の狭い範囲の方言のようですが、それが湖陵では、さらに【ばぁーばーしば】と変化するのですね。
谷一つ、川一つで変化する方言。方言は、本当に楽しいし、その分、難しいですね。
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じょぼ 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月18日(水)12時43分13秒 返信・引用
牧野本の【じょぼ】は、泉・辞書登録済みの【じょぼたれ】の同意語だと思います。
日本国語大辞典の【じょぼ】は、[名]着物のすそを引きずって歩くこと。また、そのようなだらしない人。ぞろまき。とされ、方言区分に、島根県の@「丈長の着物のすそを折らないこと。しりからげしないこと(出雲)」A「はだしでしりからげしないこと(簸川)」が挙がっています。
他に、【じょぼじょぼ】島根県。鳥取県西伯郡。【おじょぼ】島根県石見。【じょぼた】鳥取県西伯郡などが載っています。
島根県方言辞典の【じょぼ】は、「裾長の着流し」。【じょぼじょぼ】は、「(副)丈長の着物の裾を折らない様」で挙がっています。
なお、泉・辞書【じょぼたれ】の空見出し【おじょぼ】の方言区分は、石見(美都・益田・那賀)とされています。
岡さんの【じょぼ】は、共通語約と用例を拝見する限り、「(和服・洋服を問わず)裾の長い様」を意味しているように思われます。
もし、そうであれば、牧野本の【しょぼ】(裾長の着流し)、泉・辞書の【じょぼたれ】(着物の裾を引きずりそうに長く着ていること)とは全く別の語彙となりますし、また、用例の【じょぼじょぼ】も、日本国語大辞典や島根県方言辞典の【じょぼじょぼ】と語意が異なりますので、これも新しい語彙となるように思います。
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じょぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月17日(火)17時40分18秒 返信・引用
「未確認語彙」牧野本より
共通語:着流しの裾が長い
用例:ズボンが【じょぼじょぼ】しいけん、ちょんぼし、【にあげ】してごさっしゃい。
用例訳:ズボンが長いので少し裾上げして下さい。
皆さん、確認の程宜しくお願いします。
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あちゃら語 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月17日(火)13時54分10秒 返信・引用
確かに「最強福井弁講座やざ」には【あちゃら語】が載っていますが、このサイトには「面白い福井弁を独断と偏見で選び、勝手にのせて一人で喜ぶためのページです」との断り書きがあります。
【あちゃら語】で検索すると、結構ヒットします。【あちゃら】【こちゃら】の用例も多く見られます。
泉・辞書の【てくそねあわん】の用例に、「あちゃら語はてくそねあわん」(採取者・奥野[平田]、いけもと[松江]、森山[湖陵])が既に掲載されています。
当時は、【あちゃら語】は出雲弁としてのご認識はなかったものと思われます。
みなさんのご見解をお伺いしたいと思います。
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Re: あちゃら 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月17日(火)09時27分7秒 返信・引用
> 【あちゃら】(外国語)は、出雲以外でも普通にに使うと思いますが、私の勘違いでしょうか。
f−kさんより
検索したら福井県の方言にありました。福井県にあるということは共通語ではないということでしょうか?
そうだとしたらまた出雲弁でもあると言うことになりませんでしょーか?
宜しくお願いします。
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あんち 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月16日(月)14時05分20秒 返信・引用
未確認語彙確認
【あんち】
共通語 (副)案の定。思った通り
用 例 きょ は ねじんとー しとーやな きが しとったども あんち ふっかかって しまった と まっしゃぇ
用例訳 今日は、ネズミ捕り(交通取締り)を行っているような気がしていたが、案の定、引っかかってしまったよ
参 考 泉・辞書登録語彙【あんのたま】の類語です。
採取者 牧野本から。F−k[斐川]
斐川町の親戚宅での会話の中で聞き取り、確認いたしました。
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「あたまじり」未確認語彙より 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月15日(日)18時14分7秒 返信・引用
共通語:秀才の系統(血統)
用例:あすこは、昔から【あたまじり】でみんなが医者や先生になっちょってだけんの
用例訳:あの家はなぜか以前から頭が良い子ばかりできて立派なお医者さんや先生になって おられーよ
発掘しましたので担当の方宜しく
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あちゃら 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月15日(日)18時11分16秒 返信・引用
【あちゃら】は、出雲以外でも普通にに使うと思いますが、私の勘違いでしょうか。
【あちゃら】は【あちら】の転だとおもいますが、【あちら】は、新明解によると「日本を(こちら)ととらえた場合に外国を指す」と説明されています。
「あちゃらの人(外国の人)」「あちゃら物(外国の物)」など、ウエブ検索すると数多くヒットします。自信はありませんが、関西辺りが出所ではないでしょうか。
これが出雲弁だと愉快ですが・・・・
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あちゃら語 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月15日(日)09時20分58秒 返信・引用
未確認語彙だと思いますが…
昔(悪童のころ)よく使ってた言葉です。
共通語:外国語
用例:ろくに日本語もしゃべれんもんが、しったかぶりして【あちゃら語】をしゃべっちょうじ
訳:十分に日本語を喋れないのに自慢して外国語を喋っている。
皆さん、昔よく使ってましたね。これって方言の部類に入りますか?泉辞書、牧野の本にもありません。どうでしょう・・・
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馬酔木 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月12日(木)22時13分47秒 引用
候補
【〔植〕ばぁーばーしば】
共通語 あせび又はあしび
用 例 ヤギにやー草ね ばぁーばーしば が混じっちょーせんか気ーつけよ
用例訳 ヤギに与える草に馬酔木が混じっていないか注意してね
参考 花が今満開、ビンク系が特に綺麗です。昔は有毒植物でどうしようもない雑木でしたが、近頃は盆栽や庭木に人気がありますね。家畜を飼っている頃、牛は本能的に食べませんでしたが、ヤギは好んで食べようとするので油断がなりません。中家畜は小枝一本が致死量で、何度か獣医さんのお世話になりました。
燃やすとバリ バリと音をたてて燃えます。素人考えですが燃える音あたりから出た言葉かもしれません。
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最近聞いた歌 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月12日(木)21時24分32秒 引用
最近ラジオで「帰らんちゃよか」を聞いて、ちょっと感動しました。
歌詞が九州弁で、どこの県かはよく分りませんが、それがまた良かったです。
出雲弁で、こぎゃん歌が出来たらいいですね。
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確認 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月 8日(日)10時18分47秒 引用
岡さん お早う御座います。
【ふぃーのふなか】使いますね。用例も最適です。
私は酒が全く飲めませんので、この用例は適用されませんがね(笑い)念のため。
当辞書に載っていませんね。
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ふーのふなか 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月 7日(土)01時11分40秒 引用
共通語:真昼間
用例:けーまた、おまえさん【ふーのふなか】から酒飲んで始末におえん
用例訳:またあんたは真昼間から酒ばっか飲んでどうしようもない
未確認語彙でどうでしょーか?宜しくお願いします。
では、ではn(。^。)n
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未確認語彙(さ)の確認 投稿者:もりやま 投稿日:2007年 4月 6日(金)22時30分53秒 引用
【ざいぎ】(牧)
共通語 材木(建築用)
用 例 わーきにしーねは勿体ねから ざいぎにしたがえー
用例訳 割り木するには勿体無いから 材木にしたがよい
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めめくそ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月 6日(金)21時56分12秒 引用
愛知県 渥美郡とかに「めめくそ」が
目脂、目糞でのってますが耳糞ではないようです。すみません
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めめくそ 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月 6日(金)20時40分53秒 引用
私も、耳糞ではないかと思います。
関係ないですが、つげ義春の"めめくらげ"を思い出してしまいました。
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めめくそはんぼ 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月 6日(金)18時08分5秒 引用
遠藤さんこんにちわ
はんぼは飯を入れておくものですがはんぼの中からほんの少しと言う意味です
飯を気持ちほど下さいと言う時に使います。
めめくそとは耳糞だと思います。
法事などで親戚に行った時、平田とか斐川では昔から良く使いますよ。
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めめくそ 投稿者:遠藤 投稿日:2007年 4月 6日(金)12時25分2秒 引用
めめくそ、という言い方は良く使います。よく考えるとなんのことですかね。
とにかく、量が少ないことの形容です。めくそではなくめめくそでした。
めめくそはんぼは知りません。
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たきな 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月 5日(木)20時46分51秒 引用
f-kさん こんばんは。
「たきな」に関する、詳しい検証をありがとうございます。
私の想像ですが、地理的な出雲の円と、「たきな」の言葉を使う円はかなりずれるのかもしれませんね。
それが重なるのは、出雲の南部の山間部になるのではないかと思います。
平野部や海岸部では、「たきな」そのものが存在しない(自生しない)ので、「たきな」と言う言葉自体が無いと思います。
と、大胆なことを言ってしまいましたが、どうなんでしょうか。根拠はありません。
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たきな 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月 4日(水)21時26分29秒 引用
【たきな】は、鳥取県・大山周辺でも、一般的な呼び名です。旬のころには、スーパーの店頭でも、たまに見かけることがあります。
三朝・三徳山の精進料理は、山菜中心の献立で評判ですが、その中の一つ、「たきなの油炒め」も好評です。
日本国語大辞典の方言区分や、小学館・日本方言大事典には、「うわばみそう」の方言としての【たきな】は見当たりません。ちなみに、「うわばみそう」は漢名で、和名は「みずな」というようです。
一方で、「しまねの身近な草花」(山陰中央新報社・1992年刊)、「大山花の散歩」(山陰放送・1983年刊)ともに「うわばみそう」の地方名を【たきな】と記載しています。
ただし、小学館・日本方言大事典によれば、山口・周防・長門地方、島根県鹿足郡では、植物の「ぎぼうし(擬宝珠)」を【たきな】と呼んでいるようです。
以上のことから、【たきな】は、因伯・出雲方言として、立派な泉・辞書登録の有力候補になるものと思います。
気懸かりなのは、浜松市在住の方のブログ「野良日記」に「・・・インターネット検索してみると、うわばみ草(別名たきな・みずな)イラクサ科の多年草・・云々」の書き込みが見えること。因伯・出雲地方以外に【たきな】の呼び名が在る可能性も否定できません。
島根県方言辞典、鳥取県方言辞典ともに、【たきな】は採用していませんでした。
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たきな 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月 3日(火)23時16分31秒 引用
まつさん、こんばんは。
「ノカンゾウ」の花は一重、「ヤブカンゾウ」は八重咲き
私のところでは八重咲きのカンゾウがほとんど・・・
まつさんの仰るように、「川〜」と「薮〜」の違いは、私もそこから来ていると思います。
「もっそ」が確認されれば一番いいですが、他所の地域ではどういう名前なのかが
分かるだけでも勉強になると思っています。
辞書登録済みの「くずば(葛)」「ぎゃーこくさ(ミゾソバ)」とともに
「もっそ」も繁殖力が強いので、ちょっと油断しているとすぐに広い範囲に
広がってしまう、農家にとっては厄介な植物です。
「たきな」とは懐かしいですね!
昔は我が家の近くの川でも採れましたが、今は水が汚れてなくなってしまいました。
「たきな」のふたしは、まかったです。
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山菜 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月 3日(火)19時30分17秒 引用
KENさん こんばんは。
自分の親の口から聞いた「かわににく」は初耳ですし、KENさんの「やぶにく」も初耳です。
カンゾウには「のかんぞう」と「やぶかんぞう」があるそうですから、「やぶにく」は「やぶかんぞう」から来ているのかもしれませんね。
どちらも若芽のときは、見分けが難しいそうです。
「もっそ」は初耳ですが、なんとなく見当は付きます。
質感、触感を上手くあらわしていると思います。
山菜シリーズで、「たきな」を書き込みます。
正式名称は「うわばみそう」です。
これを初めて聞いたのは、職場の横田の方からでした。おそらく、こだまさんもご存知と思います。
同じ出雲でも、おそらく平野部や海岸部の方は知らないと思います。
標高の高い、沢沿いなどに自生しているからです。
もちろん、私も知りませんでした。
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目糞 鼻糞 耳糞 投稿者:こだま 投稿日:2007年 4月 3日(火)05時25分16秒 引用
めくそ はなくそ はわかります。めめくそ というのは 耳糞のこと
ではないでしょうか。耳垢のことだと思います。
目糞が鼻糞を笑う とは つまらんもん同志がお互いをけなす
めめくそ程 というのは ほんのちょっぴり ということだと
思います。
「ほんの めめっちょ程しかなかったわ」 など。
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やぶにく もっそ 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月 3日(火)00時28分33秒 引用 編集済
まつさんの「かわににく」は、ノカンゾウということですので
私のところでは「やぶにく」です。
最近は食べませんが、子供の頃には私も食べた記憶があります。
川の近くにもあることはありますが、私のところでは山裾のあたりにある
ケースが多いですね。
それにしても、ニンニクは普通に「にんにく」なのに、頭に何かが付くと
「〜ににく」「〜にく」になるところが面白いですよね・・・
植物の話が出たところで、みなさんは「もっそ」をご存知ありませんか?
(遊び方の「てっぽんかっぽん」として、未確認語彙集に登録済み)
青紫蘇の葉を大きくして丈夫にしたような葉っぱで、大きいものは
丈が2メートル近くになります。
道端などによくある草ですが、秋になって枯れる頃には
茎が木のような感じになっています。
食べられませんが、もし食べたら「モソモソ」するだろうな?という感じで
「もっそ」と名前がついた(出雲弁で)のだろうな?と思っていますが
正式名が分かりません。
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Re: 慣用句候補 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 4月 2日(月)23時37分58秒 引用
【めくそほど】=【めめくそほど】=【めめくそはんぼ】と平田では言っているようです
共通語 目糞(目やに)ほど。転じて、ほんの少し。
用 例 こな よくたれ が そーでも めめくそはんぼほど わけて ごえた わ
用例訳 あの欲張りが それでも ほんの少しだけ 分けてくれたよ
空身だしをお願いします。奥野さん宜しく
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慣用句候補 投稿者:f-k 投稿日:2007年 4月 2日(月)21時17分30秒 引用
出雲地方の慣用句候補です。ご検討・ご確認ください。
【めくそほど】
共通語 目糞(目やに)ほど。転じて、ほんの少し。
用 例 こな よくたれ が そーでも めくそほど わけて ごえた わ
用例訳 あの欲張りが それでも ほんの少しだけ 分けてくれたよ
【よくたれ】
泉・辞書登録語彙【よくたら】の空見出し登録をご検討お願いいたします。
【まじなえほど】
共通語 (呪いに使う品物ほどの)ごく僅かな量
用 例 A だんだん だんだん めじらしもん ちょーだえ して
B なんが なんが まじなえほど で はちかしこと で しわ
用例訳 A ありがとうございました 珍しいものを いただいて
B なにが なにが ほんの少しで (かえって)恥ずかしいほどですよ
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かわににく 投稿者:まつ 投稿日:2007年 4月 2日(月)20時45分35秒 引用
先日、頓原の道の駅で山菜の「のかんぞう」を買って帰りました。
家に持って帰ってたところ母が「"かわににく"だの。昔 よー 食べた」と言います。
一瞬「えっ」と思いました。「うみににく」が頭に浮かんだからです。
はやる気持ちを抑えて、とりあえずなんで「かわににく」と言うのか聞いてみました。
それによると、戦時中食べるものがあまり無かった頃、よく採って食べた。
川土手の辺りによくはえて、形がニンニクの新芽に似ているし、少しニンニンの臭いもする、からだそうです。
「それでは"かわにんにく"ではないか」と聞くと、「そげだ」と言うことで、「にんにく」も「ににく」も同じことのようです。
次に、気になった「うみににく」を聞いてみました。
「あー ちーち のことのぉー・・・。"うみくさ"とは 言ったが・・・」
と、どーも「うみににく」は記憶に無いようでした。母親は、佐田の出身でやまがの人間です。
形状を見ると「ちーちぐさ」と「"のかんぞう"の新芽」は、似ているといえば似ています。
どちらも昔から食用にされてきたものです。
「かわににく」と「うみににく」、どちらも「ににく」の組合せの言葉であり、昔の食生活に関連した言葉のように思われます。
また、「にんにく」と「ににく」の言葉の変化は、いまよく分りません。
どなたか、「のかんぞう」→「かわににく」をご存知ありませんか。
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きのん(み)はた 投稿者:KEN 投稿日:2007年 4月 1日(日)13時00分30秒 引用
おくのさん、早速対応して頂き、ありがとうございました。
「きのん(み)=油桐の実」ですが、もう一歩のところまで近付いているのに
確認がとれず、非常にもどかしい思いです。
大東町誌には「木の実畑(このみはた)」の記載・・・。
先日、私は“山裾の部分を開墾して油桐を植えていた”と書きましたが
まさに、その場所が「きのん(み)はた」です。
仮に、「このみはた」と「きのんはた」が同一とすれば
必然的に「きのん(み)=油桐の実」もあるということになるはずですが
実の方はともかく、とりあえず「このみはた」と「きのんはた」は
同じと考えてもいいのではないでしょうか?
「きのん(み)はた」
訳 アブラギリを植えるために開墾、整地した土地
用例 ここは、まえね、きのんはたねしちょったとこだけんの。
用例訳 ここは、昔、アブラギリを植えるために開墾、整地した土地にしていたところだからね。
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Re: 出雲の生活と言葉 投稿者:おくの 投稿日:2007年 4月 1日(日)09時16分2秒 引用
KENさん。ご連絡ありがとうございました。
先ほどKENさん部分を削除しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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出雲の生活と言葉 投稿者:KEN 投稿日:2007年 3月31日(土)18時25分2秒 引用 編集済
おくのさん、「ごろた」「ちばき(椿)」「こえまつ」の登録について
ご連絡を戴き、ありがとうございました。
「ごろた=油桐の実」ですが、私のところでは「ごろた」とは言わず
「きのん(み)」になります。
(未確認語彙集に登録済み)
先般、当掲示板に加茂町の方から、大東町誌に「木の実畑(このみはた)」の
記載がある、との書き込みがありましたが、もしかして出雲弁では
「きのんはた」と読む(言う)のではなかろうか?と考えている次第です。
大東町の方、また近隣の方で、油桐の実=「きのん」をご存知の方
確認をよろしくお願い致しますm(__)m
おくのさん、というわけで、油桐の実は私のところではあくまでも「きのん(み)」ですので
「ごろた」の項目に加えられるのには違和感を感じます。
「きのん(み)」が確認されるまで、掲載は控えて戴きたいと思います。
よろしくお願い致します。
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かえんご未確認語彙発見 投稿者:岡(平田) 投稿日:2007年 3月31日(土)18時18分0秒 引用
共通語:ひっくり返す。裏返す。裏表逆にする。
用例:ナマズは【かえんご】してよーね、やかんとはらがえたなー。
用例訳:鯰は裏返してしっかり焼かないと生焼けして腹が痛くなる。
白身で油気がないのであっさりしていて塩が効いているととても美味い。
皆さん、どんな物食べた?ザリガニ、ライギョ、縞(砂)どじょう、川ニナ等教えて。
では、ではn(。^。)n
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追加 投稿者:f-k 投稿日:2007年 3月31日(土)09時58分56秒 引用
【もーはい】「最早」で登録済みでした。
【もーへー】の空見出し、ご検討ください。
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もーはい 投稿者:f-k 投稿日:2007年 3月31日(土)09時52分45秒 引用
【もーはい】使いました。
共通語の「もはや(最早)」の出雲訛りだと思います。ただし、共通語の語意は、「早くも」より、「今となっては(もはや、時代遅れだ)」が主流ですので、立派な出雲方言だと思います。
加茂では【もーはえ(い)】のほか、【もーへー】も使っていました。空見出しに【もーへー】をご検討ください。
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お礼 投稿者:もりやま 投稿日: 3月30日(金)22時06分27秒 引用
岡さん 今晩は。
確認有難う御座います。
【なーご】で候補一つ思い出しました。
候補
【もーはい】
共通語 早くも
用 例 南瓜に“もーはい”なーごがきちょった
用例訳 南瓜に早くも幼果が生った
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なーご未確認語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月30日(金)16時57分44秒 引用
【なーご】掲示板等…湖陵Sさん採取者
共通語:果菜類などの受粉直後の幼果
用例:なーごをだいじにしとかんと、え、かぼちゃができん
用例訳:幼果を大切に育てないと良いかぼちゃができない
宜しく 確認者:岡(平田)
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再度 きびち 投稿者:まつ 投稿日: 3月29日(木)20時44分18秒 引用
私がこの言葉を初めて聞いたのは、二十年ぐらい前に、宍道の来待の方からでした。
その後、当サイトにいろいろと書き込むようになって思い出し、何人かの人や家で聞いたり辞書(広辞苑)で調べたりしました。
広辞苑では、きびち、こびち、こぶち、などいろいろあたってみました。
その結果、
「こぶち」(首打・機)→(カウベウチの約)獣や野鳥の首を打ち挟んで捕らえる罠。ねずみ捕りもある。くびち。
とあるのを見つけました。
それで、きびち の 共通語の発音は こぶち であると知りました。
それを、書き込んだのです。
実際の仕掛けは、小学生の頃、近所の人が畑に仕掛けておられるのを見たことがあります。
これは以前書き込みましたが、そのときはその仕掛けの名前は知りませんでした。
その後社会人になり、職場で、来待の方から初めて「きびち」の言葉を聞いたと言うわけです。
しかし、これはきわめて狭い趣味(?)の分野の言葉ですから、確認は難しいのかもしれませんね。
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てんかぶち 投稿者:まつ 投稿日: 3月28日(水)23時00分6秒 引用
未確認語彙集に「てんかぶち」→「”つぐみ”を捕る罠 (東出雲)」が載っています。
また、過去ログにも「つぐみを獲る「おとし」=(トラップ)を「てんかぶち」と言うそうです。わたしは見たことはありません」の書き込みがありました。
私は以前に、「こぶち・きびち」と言うことで、ギロチン式の鳥を捕る仕掛けについて書き込みました。
この「てんかぶち」を「てん+かぶち」と考えると「こぶち・きびち」と「かぶち」は同じ物を指しているような気がします。
竹竿の先にこの罠を作って、木立の枝の先に突き出して仕掛けておく、という事も聞いたことがあり、以前書き込んでいます。
このことから「てん+かぶち」の「てん」は「天」の事ではないでしょうか。
天に向かって仕掛ける「こぶち、(または)きびち」、それが「てんかぶち」では無いでしょうか。
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有難うございました 投稿者:こだま 投稿日: 3月28日(水)05時15分1秒 引用
おざささん どうも有難うございました。実は今までにも 方言
だとばかり思っていたのが 全国版に共通する言葉であったりした
ことが いくつかありましたので 今度もふっとその気がしたから
でした。でも「見変わった」というのは様子が変わってきたという
ことであり 全国で通用しているのでもないらしいですね。安心し
ました。ちなみに私の一句はこの「出雲弁の泉」の川柳集「羅生門」
の中から転用し 別なところで発表したのでした。
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ちーち 投稿者:KEN 投稿日: 3月27日(火)23時39分22秒 引用
まつさん、こんばんは。
仰る通り、私も「ちーち」の言葉の方が古くからあったと思います。
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見変わった 投稿者:おざさ 投稿日: 3月27日(火)20時51分8秒 引用
こだまさん、こんばんは。
「見変わった」というのは私の地元でもよく使いますし、私自身も共通語のような気がしていました。ところが今日、出稼ぎ先の職場で九州や近畿方面から来ている人たちに尋ねたところ、聞いたことがない、初耳だ、ということでした。
どうやら紛れもない出雲弁のような気がします。
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ちーち なげたくー 投稿者:まつ 投稿日: 3月27日(火)20時29分20秒 引用
KENさんが「・・・訳の問題ですよね?」と書かれたのを、私は勘違いしていたのかもしれません。
KENさんの仰るのは、元々「ちーち」という言葉があって、ゴム風船を見たときその様態から「ちーち」と言うようになり、「ちーち」がゴム風船の訳として牧野本に記録された。と言うことでしょうか。
もし違っていたら、またご返事をお願いします。
私も、ゴム風船以前に「ちーち」と言う言葉があったのではないかと思っています。なんの根拠も無いのですけど。
語源は「つーつー」→「中空の状態」ではないかと。
「なげたくる」は良く分ります。でも、自分はあまり使わないように思いますが、「なげさくる」よりは違和感が無い感じです。
「おしたくる」は使いますが、同じ用法ですかね。
「なげさくる」「とんさくる」「なげたくる」「おしたくる」につかわれる「〜さ(た)くる」はなにか共通のコアイメージがあるのでしょうか。
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ちーち なげたくー 投稿者:KEN 投稿日: 3月27日(火)00時10分30秒 引用
まつさん、こんばんは。
「ちーち」は、私が知っているのは「ちーちぶくれ」を単に「ちーち」というくらいで
ふくれた(る)ものというイメージはありますが、はっきりとゴム風船の意味では
使ったことも聞いたこともありません。
また、海辺ではないので、海草の「ちーちぐさ」も分かりません。
私は個人的な理由でここの掲示板を卒業した人間ですので、新規発掘語については
あまり発言しないようにしていますが、先日の「おれ」→「おろえ」や
今回の「なげさくる」については、もしかしたら、このことではないか?と
感じるところがあったので、あえて出て来た次第です。
いわゆるお邪魔虫です(^^;)
さて、その「なげさくる」ですが、私のところでは「なげたくー(る)」で使います。
(子供が)「け、らんどせー、なげたくっちょいて、どこへ、えきたかいのー」
「た」と「さ」の変化が確認出来れば、同意語だと思うのですが・・・
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ちーち 投稿者:まつ 投稿日: 3月26日(月)20時07分5秒 引用
KENさん こんばんは。
「ちーち」ですが、言葉の組合せになるのではないでしょうか。
「ちーち + ぶくれ」
「ちーち + ぐさ(または ぼ)」
ようするに「ちーち」に(風船・ゴム風船)の意味があって、「風船のように(火傷で)ふくれた状態」「風船のようにふくらませて遊ぶ草」のような表現になると思います。
ただ、言葉の後先を考えると
「ちーち」→「ゴム風船」が元だとすると、ゴム風船がこの世に出てきた後の言葉になります。また、「ちーちぐさ」が元だとすると、この海草をふくらませて遊んだのはいつの時代からなのか、そしていつから「ちーちぐさ」と言っていたのか調べないと、分りません。
どちらにしても、「ちーち」→「風船、または風船状にふくれたもの」の言葉があって、その組合せと言うことになるのではないでしょうか。
「なげさくる」は、そもそもそういう言葉を皆さん使っておられるのか、まず、確認したかったのです。
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訂正 投稿者:こだま 投稿日: 3月26日(月)19時49分37秒 引用
見変わった が正しいです。
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お尋ね です 投稿者:こだま 投稿日: 3月26日(月)19時48分1秒 引用
方言川柳 ということで
「実変わった町並み これが故里か」というのを発表してしまい
ました。ところが 見換わった というのが 共通語のような気
がしてきたのです。辞書などには出ていません。
すっかり様子がかわった という意味ではあるのですが 皆さんの
ご意見をお願いします。
「ようね見変わった姿にならっしゃったのー」など
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牧野本の 投稿者:KEN 投稿日: 3月26日(月)19時04分45秒 引用
「ちかちか」→登録済みです。
なお、「ちーち」ですが、「ちーちぶくれ」での登録がありますので
訳の問題ですよね?
まつさん、先日の「なげさくる」ですが、未確認語彙集にある
「かきたくる」の「たくる」の訛りの違いではないでしょうか?
「た」←→「さ」の変化があったような気がしますが
どうでしょう?
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ちろく 投稿者:もりやま 投稿日: 3月25日(日)22時19分58秒 引用
こだまさん 今晩は。
「○屋と×屋は しじ(家筋)もえし しんしょ(財産)もちろくしちょうけん、えーはなし(縁談)だねかね」
湖陵も「ちろく」で‘釣り合う 似合う’の意味につかいます。
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ちーち 投稿者:まつ 投稿日: 3月25日(日)21時25分54秒 引用
もりやまさん こんばんは。
「ちーち ふくらかしやね おっけねなる」は、残念ながら聞いたことはありません。
でも、確認されれば出雲弁の慣用句として、ぜひ登録してもらいたいですね。
それから、先日は貴重な戦争体験の話をありがさうございました。
こういった話は、やはり語り継いでいくべきではないかと思うのです。
そして、平和な社会を孫子の代に残して生きたいと思います。
もちろん、出雲弁も。
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ちろくする 他 投稿者:こだま 投稿日: 3月25日(日)21時23分46秒 引用
つうろくする(調和する)を こちらでは ちろくする
と言います。
「そーでもこーが ちろくしちょーやーに思うがのー」
ちかちか
「何だいらちかちかしてえけんが 虫にでも刺されただらーかのー」
気が抜ける 気の抜ける の方をいいますが 皆さんのところでは
どうですか。
「気の抜けたビールぐらいつまらんもんはねーのー はずんが悪いが」
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ちーち 投稿者:もりやま 投稿日: 3月25日(日)20時30分4秒 引用
まつさん 今晩は。
「ちーち ふくらかしやね おっけねなる」と、年寄りの言葉聞かれたことはありませんか。
訳 「風船 膨らすように大きくなる」
子供の成長がはやかったり、商売がうまく当たり急成長した例えに使います。
我々の年代はさすがに「ちーち」とはいいませんでした。
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ちーち 投稿者:まつ 投稿日: 3月25日(日)19時51分10秒 引用
以前「うみににく」が話題になったとき、「ちいちぐさ」「ちいちぼ」の書き込みがありました。
私も「ちいちぼ」を書いたのですが、海草を膨らませて風船のようにして遊びます。
「ちーち」→「ゴム風船」は、記憶に無いようです。なんか聞いたような気もするのですが・・・。
それで、「ちいちぐさ」・「ちいちぼ」は「風船草」・「風船ぼ(?)」と言うのだとしたら、なるほどと納得できます。
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あ!ほんとだ! 投稿者:おくの 投稿日: 3月25日(日)18時46分1秒 引用
「気の抜けたビール」はたくさんヒットしますね^_^;
共通語に近いようですね。
牧野本からです。
ご存じの出雲弁が有りましたら用例をお願いいたします。
・ちーたんだ:少しばかり
・ちーち:ゴム風船
・ちーどり:三段階級(頭分、中取り、下方)の中流
・ちーに:Aまるで、全然 B意外に
・ぢーもち:持病
・つーろくする:調和する、似合う、釣り合う
・ちいたちがしら:一日
・ちかえころ:近頃
・ちかちか:針で刺すような痛み
・ちかじにに:近いうちに
・ちかまえおに(ちかまえやこ):鬼ごっこ
・ちかんのり:生のままの海苔
・ちぎーちぎーに:途切れ途切れに、切れ切れに
(P204まで)
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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気がぬける 投稿者:おざさ 投稿日: 3月25日(日)13時50分2秒 引用
共通語と思われます。
ためしに“気の抜けたビール”をgoogleで検索すると
1万5000件ほどひっかかりました。
日本中あちこちで使われているようですね。
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気がぬける 投稿者:おくの 投稿日: 3月25日(日)09時10分57秒 引用
「このビール気がぬけちょーじ。いつのだや」
よく使いますよね(^^ゞ
新明解国語辞典には載っていますが、現代国語辞典には載っていません。
共通語でしょうか。出雲弁でしょうか。
皆さんのご意見をお待ちしております。
では、では、m(__)m
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気がぬける 投稿者:遠藤 投稿日: 3月24日(土)19時27分4秒 引用
気(漢字では多分この字)がぬける、というのを思い出しました。というのも
晩飯のときに出てきたからせがまーで気がぬけとって、ふとつだいかれことな
かったからです。これは共通語でしょうか。多分皆さん使ってるでしょう。
このわさび(葉っぱ)はまーできがぬけとーじ。こらふたしとおんなじだがな。
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なげさくる 投稿者:遠藤 投稿日: 3月24日(土)19時21分42秒 引用
なげさくる、なげちらかす、なげまんま、さらには、はんなげる、など接尾語、接頭語
が多くてそれだけ表現が豊富なのでしょうか。なげさくるはとんさくると同じ用法、で
すかね。大東ではなげちらかすの方が多いような気がします。
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Re: なげまくる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月24日(土)18時46分46秒 引用
奥野さ〜〜既載の「なげまんま(なげたままの状態)=状態のみ、動作はなしと思います」
ほぼ同意語ですね…「なげまんまにする」⇒「なげまくる=動作を強調してある」動作有
では、では、n(_~O~_)n
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なげまくる 投稿者:おくの 投稿日: 3月24日(土)18時01分23秒 引用
そげそげ「なげまくる」というのもありましたね。(^^ゞ
既載の「なげまんま」と同じ意味でしょうかね・・・
では、では、m(__)m
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なげまくる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月24日(土)17時31分55秒 引用
奥野さん… 同意語でこんな感じでしょうか
「きゃんとこね あったわ。整理さすこね なげまくちょー だけんの。け ほんね」
「なげさくる」→「なげちらかす」⇒平田「なげまくる」
では、では、n(_~O~_)n
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〜さくる 投稿者:おくの 投稿日: 3月24日(土)17時18分46秒 引用
こんな感じでしょうか
「きゃんとこね あったわ。整理さすこね なげちらかいちょー だけんの。け ほんね」
「なげさくる」→「なげちらかす」
「〜くさる」は、やはり相手を見下した言い方で「用もないね来くさってからね」「えらんことばっか言いくさって」と使います。
では、では、m(__)m
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もしかして 投稿者:まつ 投稿日: 3月24日(土)15時03分2秒 引用
もしかして、彼は「なげくさって」を「なげさくって」と言っているのかもしれません。
「さ」と「く」がひっくり返っています。
この一部言葉がひっくり返るのは、以前、金沢さんかどなたかが詳しく書かれていました。
その現象とも考えられます。
職場では彼の影響なのか、時々「なげさくって」と言う人がちらほら居ます。
もっと広がっていけば、ひょっとして新しい出雲弁になるかもしれません。
それに、彼が使う「なげさくって」は、「なげくさって」と微妙に言葉の使われどころというかニュアンスが違うんですよね。
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にほんごであそぼ 投稿者:おくの 投稿日: 3月24日(土)13時18分23秒 引用
児玉さん。
見ましたよ。(^^ゞ
「雨にもまけず、風にもまけず・・・」
まげな出雲弁訳でしたね。\(^o^)/
では、では、m(__)m
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〜さくる 投稿者:まつ 投稿日: 3月24日(土)10時14分17秒 引用
「なげさくって」を「なげさがって」に言い換えると、まったく意味が違ってきます。
私の職場の人が、その言葉を使った状況を説明します。
仕事中、ある工具だったか器具だったかを探していたのですが、なかなか見つかりません。
それでも探し回っていると、他の工具や材料などと一緒くたに倉庫の片隅にまとめて投げ込んでありました。
「きゃんとこね あったわ。整理さすこね なげさくっちょー だけんの。け ほんね」
と、まあ正確な言い方は忘れましたが、大体こんな言い方でした。
ですから「なげさがって」→「投げやがって」の用法とは違います。
同じ平田でも聞いたことが無いのなら、彼の造語かもしれませんね。
そうだとすると「〜さくる」の雰囲気を使った、なかなかうまい言い方かなと思いました。
「〜さがる」は登録済みでしたね。失礼しました。
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さがる 投稿者:おくの 投稿日: 3月24日(土)09時37分42秒 引用
岡さん。ありがとうございました。
「〜さがる(《卑》(相手を見下した言い方))」は登録済みです。
平田では「ネコが 小庭で しょんべ しくさって くさて えけんわ」という
「〜くさる」という言い方もあります。
まつさん。
「や」→「さ」の音韻変化、他にもあるかもしれませんね(^^ゞ
では、では、m(__)m
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Re: なげさくる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月24日(土)09時22分27秒 引用
> 「なげさがって・・・」「なげさがる」を使います。奥野さん
さくっては聞いたこと今までないです。平田は使わないと思いますが…
さがっては強調語でしょーか?「なげやがって」「なげやがる」と同系語と思います。
「…がる」は末尾につける強調語では…
> では、では、m(__)m
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〜さがる 投稿者:まつ 投稿日: 3月24日(土)09時03分4秒 引用
いま書き込んでいて、ふと思ったのですが「〜さがー」は出雲弁でしょうか。
辞書を見てもありません。
「やー さがった な」→「やり やがった な」
「なげ さがって ・・・」→「なげ やがって ・・・」
等。
「や」→「さ」の音韻変化でしょうか。
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〜さくる 投稿者:まつ 投稿日: 3月24日(土)08時20分45秒 引用
「なげさくる」に関連して「とんさくー(る)」を思い出しました。
当辞書にも「とんさくる」→「急いで走る」で登録されていますが、「走り回る」との意味での使い方もしませんか。
「えそがして あちこち とんさくっちょー ますわ」
「忙しくて あちこち飛び回っています」
のように。
「なげさくる」も、「一所にまとめてきちんと置いて置くべきものを、あちこちにいい加減に放置してある」といったイメージで使っているように思います。
そうすると、「〜さくる」の言葉は何かの言葉と組み合わせて使って、ランダムなあちらこらと言った意味なのかなと想像するのです。
どんなもんでしょうか?。
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なげさくる 投稿者:おくの 投稿日: 3月24日(土)08時04分10秒 引用
「なげさがって・・・」を使います。
「なげさくる」は聞いたことがないように思いますが・・・
岡さん。いかがですか。
では、では、m(__)m
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なげさくる 投稿者:まつ 投稿日: 3月23日(金)21時19分8秒 引用
わたしの職場の人で、平田の方が時々使います。
「なげ さくっちょー さがって・・・」
「なげ さくっちょって」
といった言い方で使われますが、会話の流れで語意は分ります。
-ほったらかしにする。
-乱雑に、放り投げる。
-丁寧に扱わない。
等の意味になると思います。
しかし、いままで自分としては、あまり聞いたり使ったりした覚えがありませんし、辞書にもありません。
聞いたり使ったりしたことは有りませんか?。
確認をお願いします。
○--------------------------------------------------------------------------------
はげ 投稿者:遠藤 投稿日: 3月20日(火)22時02分6秒 引用
「はげ」は関西でカワハギ、うまずらカワハギのことをいうのに広く使われます。
カワハギが丸はげ、うまが長はげでまとめてはげです。出雲には関西方面から入った
のではないでしょうか。
境水道では、はげ類を「かわごわ」と呼ぶと聞いたことがありますが誰かご存知で
すか。
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未確認語彙(くか〜こ行)の確認 投稿者:もりやま 投稿日: 3月20日(火)18時24分39秒 引用
【くいりょう】(牧)
共通語 食料 食用 【はんりょ】の同意語
【ぐんだまぜ】(牧)
共通語 ごっちゃまぜ
用 例 とっしょーのこっさえーおかずは なんもかんもぐんだまぜにしたやなもんです
用例訳 年寄りの作る料理は 何もかもごっちゃまぜにしたようなものです
【けんげらぼね】
登録済み 本欄より抹消
【けんげら】
登録済み 本欄より抹消
【げ】(牧)
共通語 屋根のしころ
用 例 雪じーで げの瓦がずった
用例訳 雪ずりで しころの瓦がずれた
【こいじばん】(牧)
共通語 子負い襦袢
用 例 今日は風が寒けん こいじばん掛けな風邪ふくぞ
用例訳 今日は風が寒いから 子負い襦袢を掛けないと風邪をひくよ
参考 【まごごしらい】の代表的なもの 宮参り用はかなり高価
【ご(こ)あん】
共通語 詳しい内容 詳細
用 例 又聞きだけん こあんは分からん
用例訳 又聞きだから 詳しい内容は分からない
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Re: はげ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月19日(月)18時13分46秒 引用
> もりやまさん 今日は。回答ありがとう御座います。
【〈魚〉でんぼ】の同意語
でんぼう(やや丸い)とうまずら(ちょっと細長く三角形)は形で呼び名がやっぱり違いますね。
二つを一緒にして【はげ】と言ってましたか?だいたいわかりました。
でも新規登録語でしょーか?出雲語みたいですが?
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はげ 投稿者:もりやま 投稿日: 3月19日(月)15時49分55秒 引用
岡さん 今日は。
鯛釣りで、外道のカワハギが釣れると、ウマズラでも角デン(やや黄色みのある菱形のカワハギ)でも、「なんだーハゲか」と言いますね。デンボ類をバカにした呼び名です。鍋にしたり、大きなウマズラなどは刺身にし、すり潰したキモを醤油にまぜたので食うと、鯛より旨いですけどねー。
【〈魚〉でんぼ】の同意語
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はげ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月19日(月)06時14分23秒 引用
海魚で「うまずら」(でんぼうによく似ている魚)のことをはげと言ってました。
新規登録語でしょうか?
奥野さん、その他の人、魚釣りの好きな方どうでしょうか?
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保留語彙あれこれ 投稿者:こだま 投稿日: 3月19日(月)05時12分53秒 引用
つぎ 私の方ではいいますね。布切れのことですが 結局 修理
の際つなぎあわせることから派生した言葉なのでは と思います。
「破れたまんまじゃーみたんないわ つぎーあてちょかにゃー」
えとせにゃならん えーとせにゃーえけん といいますね。
こちらで えーかちーほど という言葉があります。
いいかというほど ということなのですね。
「思いもよらん えーかちーほど叱られたわ」
かせる については 「かせてごせ」でなくて「かしてごせ」
といいますね。かねがね どっちがどうだか と思っていましたが・・
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ことばーず(ことーぞ) 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月18日(日)21時16分48秒 引用
幼少の頃、一番怖かったものは【ことばーず】(ことーぞ=ひとさらい)でした。お化けは2番目でした。
用例:えつまでも、あそんじょーと【ことばーず】が籠ね、えてちぇてかえーじ。
訳:遅くまで遊んでいると人浚いが籠に入れて2度と戻れない所に連れていかれるよ。
副引で併用してもらい記載できたらと思いますが…誰か人浚いについて詳しい方宜しくお願いします。
(ばーず)とはだいたい意味は怖いと言うことでしょーか?
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御礼 投稿者:おくの 投稿日: 3月18日(日)11時04分54秒 引用
ホームページ開設10周年を前にして登録語数5,000語を突破しました。
皆様のご協力のたまものと感謝しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
では、では、m(__)m
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いいじゃないですか 投稿者:金沢 投稿日: 3月17日(土)23時04分25秒 引用
f-kさん いいじゃないですか。こんな話しは時に話してみたいものですよ。特に私は思い出したくないような話しではありませんからね。しかし、あの光景は忘れよとても忘れられませんね。山陰の片田舎で戦争を見ようとはね。もりやまさんも同じ気持じゃーありませんかね。
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お詫びします 投稿者:f-k 投稿日: 3月17日(土)22時40分15秒 引用
もりやまさん、金沢さんの書き込みは、ショックでした。特にもりやまさんのおじいさんのご逝去には、言葉を失いました。ご冥福を心からお祈り申し上げます。
私の書き込みから、ご両者にとって、思い出したくもないようなあの事件を、再び鮮明に蘇らせてしまったことを、まことに申し訳なく存じます。
この重苦しい気分を早く抜け出すようにと、辞書候補をソソクサと書き込みましたが、かえってこれが、皆様の空気を読み間違っていたようです。申し訳ありません。
お詫びいたします。
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わらび からの候補 投稿者:もりやま 投稿日: 3月17日(土)22時31分19秒 引用
二次大戦も終わりに近いころ、食料も益々乏しく、戦地の兵隊さんに送るワラビを全校生徒で、近くの「二つ丸」という山へ採りに行きました。その山は近年に山火事があり、子供でも入り易く、良質のワラビがたくさん採れます。採って帰り干しワラビにして供出しまた。
又 私ごとになりますが、生家付近で大規模な山林火災があり、わずか50M付近まで延焼し、現住所への転宅のきっかけでした。
焼け跡は十年ぐらい絶好のワラビ採取地で、「ちゅーはんたばこ」に「とーまいぼくろ(ドンゴロス)」を持って採りに行きます。窪みのような肥やし分の多そうな所には【ふでわらび】が、やや痩せたような所には【しのわらび】が両手採るほどあり、町外からも大勢採りにこられました。
一時間ほどで袋が一っぱいになり【ふりえなって】もどったものです。
十年ぐらいすると山が繁り採れなくなります。そうすると、冗談にせよ「生えんやになったけん、とこぞ又山火事がえかんかえなー」と無責任なけしからんことを言うほど、焼け跡にはわらびがよく採れました。
以下出雲弁になりませんか。
【ふでわらび(筆わらび)】
三十cmぐらいもある長くて太い、穂先部がやや黒味がかっている
【しのわらび(篠わらび)】
短くて細めのもの ふでわらびと比べやや白っぽい色 好みにもよるがこれが旨い
【ふりえなー】
因幡の白兎の大黒様の姿を想像してくだいさい。大きな袋を担いでいらっしゃいます。あのスタイルを当地方は【ふりえなー】といいます。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日: 3月17日(土)11時30分0秒 引用
【まちーご】
共通語 お祭りの時などに着る着物。晴れ着。
用 例 この まちーご こなこ ね よー おつー(うつー) がの
用例訳 この お祭り着 あの子 に よく 似合う がね
説 明 「ご」は着物のこと。各地の方言として「宮参りご」「祭りご」「正月ご」「盆ご」「嫁入りご」「よそ行きご」などの形で用いられる(小学館・日本国語大辞典)
参 考
1・泉・辞書登録済み語彙に【ご】がありますが、これは、「(正月、盆、帯び直し等祝いごとに子供や嫁に与える)新調のオモチャ、道具、着物」で、着物の【ご】とは異なると思います。
出雲ではこれらの節日(節目の日)に、子や嫁に新調の着物や道具を与える慣わしがありましたので、買い与える節日の後に【ご】をつけて「盆ご」「正月ご」などといい、品物名ではなく、節日と与える行為を表しているように思います。
2・泉・登録語彙に【おつー】がありますが、出雲弁の【うつる】(よく似合う)の訛り表記の違いであろうと思います。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日: 3月17日(土)11時27分36秒 引用
【さーさ】
共通語 ちょっと上等なさま。 相当なさま。
用 例 もーちょんぼー さーさ な ネクタエ は ね かね
用例訳 もう少し 良い(上等の) ネクタイは ないの?
女房にイヤミをいわれ、つい思い出した言葉です。
【さーさ】は、「さら(新・更)」(手の加わっていないさま。新しいさま)+その性質、状態の程度、その様子を表す接尾語「さ」ではなかろうかと、勝手に推理をしています。
いかがなものでしょうか。
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続きです 投稿者:金沢 投稿日: 3月17日(土)08時51分37秒 引用
列車の座席に機関砲の弾がめりこんでいました。その大きいことに驚きましたね。後に調べてみたらあの当時のグラマンは20ミリだそうでしたから、列車のかべなどはいとも簡単に貫通したでしょう。人の頭に当たれば飛んでしまうでしょう。その時の三八式は6ミリです。
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玉造の列車銃撃 投稿者:金沢 投稿日: 3月17日(土)08時34分52秒 引用
私の実家は松江の幸町でしたから、線路づたいに歩けば玉湯くらいはいくらでも行けました。で、あの日は銃撃の音に驚いて「玉湯の手前のところで汽車が打たれたげがの」といううわさを聞いて線路づたいに現場にゆきましたよ。あの時の銃撃の音は今でも覚えています。それは「ダダダ」ではなくてもっと間のあいた「ポンポンポン・・・」でしたよ。宍道湖中をとどろき渡るような音でした。で、現場にゆくと、既に死体などは片づけられていましたが、列車はそのままおいてあり自由に出入りできました。凄惨とはこのことです。機関砲の弾はいとも簡単に壁を突き抜けており、社内のあちこちにどろりとした血だまりがありました。表面張力で盛り上がったその血だまりは既に赤黒く変色していましたが、それは初めてで終りの光景でしたね。そこらへんにたむろしていた人たちの話しでは、子供を抱えたあばあさんが子供の頭をタオルで押えておられ、そのタオルは血でびっしょりだったとか。
森山さん そうでしたか、あのときにおじいさんがねー。ご冥福をお祈りします。忘れ得ぬ思い出です。
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戦争体験 投稿者:もりやま 投稿日: 3月16日(金)22時58分45秒 引用
f-kさん 今晩は。出雲弁に関係ない年寄りのたわごとです。
f-kさんもあの空襲を体験されましたか。
家内も神西湖で水泳中に機銃掃射うけたそうです。水面にピシピシと着弾しあわててヨシの繁みにかくれたそうです。私は生家が山の中腹にあり二階の窓から、機種は解りませんが日本海に抜ける敵機を、北山山頂から高射砲か゛発射されるのを「当たらんのー」と、数時間後に届く悲報も知らず見ていました。
衝撃的な悲報は、母方の祖父が来待か玉造近辺の列車の中で機銃掃射をうけ即死し、遺体は松江のお寺に安置してあるから引き取るようにとの知らせです。
祖父は出征中の叔父の武運長久祈願に松江の護国神社?へ参拝の帰途でした。
十四名のうちの一人です。いくら戦時中とはいえ非戦闘員を狙ったひどい残虐行為です。こんな悲惨過去のうえに、今の豊で平和暮らしがあること改めて今晩認識しました。
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海藻爆弾 投稿者:f-k 投稿日: 3月16日(金)22時41分2秒 引用
遠藤さん、こんばんは。
当時の供出資材は、食糧はもとより、コエマツ・松脂のほか、桑・楮・三椏の表皮、茅、兎の毛皮など、軍用に転用できるものはすべてが対象でした。
ただし、それらは資材としての供出で、加工場所、方法等は軍事秘密であったのか、一般には知らされていませんでした。
直江飛行場は、簸伊川の氾濫対策として、幕末に新たに作られた宍道湖への排水路・通称「新川」を利用したものです。「新川」には水が流れていなかったので、飛行場が作りやすかったものと思われます。自衛隊は駐屯してはおりません。
戦後は、国有地として管理されていますが、壊れた滑走路後がところどころ今も残り、有効活用とは、程遠い状況です。
民間に払い下げられたところには、新しい集落が形成されています。
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海藻 投稿者:遠藤 投稿日: 3月16日(金)21時04分49秒 引用
FKさんの話を楽しく(すみません、人の生き死にの話ですが、昔の話としては興味深い)読ませていただきました。今私は千葉の外房に住んでますが、松根油はもちろん、海藻を干して爆弾の火薬
に混ぜて使ったということが歴史の本にありましたが、島根ではどうだったのでしょうか。
直江飛行場は昔自衛隊の駐屯地があったところでしょうか。
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直江飛行場 投稿者:f-k 投稿日: 3月16日(金)20時37分20秒 引用
まつさん こんばんは。
斐川町の直江飛行場は、正式には「海軍航空隊大社航空基地」と言うようです。
ここは昭和20年7月28日、大規模な空襲を受けています。
この日、B29、グラマン、アベンジャー、スピットファイアーなど260数機が来襲し、数度にわたり松江市とその近郊を爆撃しました。
玉造・旧八勝園には3`ロケット弾が命中、航空隊兵士24名が死に、30人が重軽傷を負いました。付近を進行中の列車も機銃掃射を受け、約500人の乗客のうち、14人が死亡、14人が負傷しました。
直江飛行場も攻撃され、隊員一人が負傷、馬一頭が死んだという記録があるようです。
この日、私たち悪童は、部落の灌漑用の堤で、水泳を楽しんでおり、機影をみた途端、例によって「バンザイ」を叫んでいました。ところが急に機首を下げ、よくみると敵機のマークが鮮明に読み取れました。慌てて水に潜り込んで敵機をやり過ごしました。機影はその後直ぐ、大黒山の影に消えました。その時が、直江飛行場が攻撃されたときでした。
戦争は、庶民のすぐ隣にあったのです。
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しらて 投稿者:もりやま 投稿日: 3月16日(金)20時23分15秒 引用
まつさん 今晩は。
「しらて」 初耳ですか。
杉でも松でも樹種はなんでもいいですが丸太を輪切りにします。中心部はあかく外側は白くはっきり色分けされています。白い部分は腐り易く又シロアリなどに食われ易いです。赤い芯部分は樹脂を含んでいて耐久性にすぐれています。家の建築用木材は「しらて」の少ないのを選びますが値もはります。
「しらて」 直訳すれば木材の外側の「白い部分」とでも言いますか。出雲以外ではどう言いますかね。
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削除依頼 投稿者:まつ 投稿日: 3月16日(金)18時58分42秒 引用
おくのさん
どうも私のミスで、 "http://他" が入ってしまいました。
削除をお願いできないでしょうか。
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しらて他 投稿者:まつ 投稿日: 3月16日(金)18時53分57秒 引用
どうも戦時中の話で盛り上がっていますね。
私は生まれていませんので、大変興味深く読ませてもらっています。
そこで、もりやまさん にお尋ねします。
「しらて」は松の木のどの部分のことでしょうか。油質の無い部分のことなのでしょうか?。教えてください。
初めて聞く言葉ですが、共通語なんでしょうか。
f-kさんこんばんは。
飛行場で思い出しましたが、斐川町の新川通りに飛行場跡があります。
第二次世界大戦の末期に造られたもので、それを取材された方が出された本があります。
以前購入したのですが、今、探すのですが見つかりません。(どこ えった かいな・・・)
そこからも、出撃があったそうです。
また、新川通りと交差するJRの鉄橋には、銃撃の跡が残っています。
ご存知でしたら、失礼しました。
http://他
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アカトンボ 投稿者:f-k 投稿日: 3月16日(金)17時21分12秒 引用
「出雲の生活と言葉」候補
【アカトンボ】
戦時中、【アカトンボ】を見つけると、悪童たちは何を置いても高みに駆け上り、「バンザイ バンザイ」と叫びながら、力の限り手を振りました。【アカトンボ】は、悪童たちに大空への夢を限りなくかきたてました。
【アカトンボ】とは、航空機乗員養成所の置かれていた米子飛行場から飛び立つ練習機の愛称で、黄色い機体に単発のプロペラ、二枚ばね(翼)が特徴でした。夕日に映える機影は、【アカトンボ】そっくりでした。
しかし、当時は、飛行機燃料が極端に不足していて、練習もままならなかったようです。
米子飛行場は、昭和13年(1938年)に開設されました。東京〜京城(ソウル)〜新京(中国・長春)を結ぶ国際線(当時の乗員定員は5〜10名)の燃料補給が主目的で、後に航空機乗員養成所も併設されました。
ここで技術を磨いた若者たちは、その多くが「神風特攻隊」となって、戦場に散っていきました。
飛行場跡は今、陸上自衛隊の基地と、米子ゴルフ場・卸団地などとして利用されています。
【アカトンボ】の記憶を留めるものは、自衛隊基地入り口にある、小さな案内標識だけです。
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「生活と言葉」候補 投稿者:f-k 投稿日: 3月16日(金)16時38分4秒 引用
出雲の生活とことば
【こえまつ(ち)】【しょーこんい(ゆ)】
戦時中(1940〜1945年)は、ガソリン等の燃料が極度に不足していました。その対策が、【しょーこんゆ・松根油】の原料となる【まつやに】や【こえまつ・肥松】の供出でした。
【まつやに】は、ゴムの樹液採取のように、松の幹に筋状の切れ込みを入れ、染み出る「やに」を、幹に取り付けたカンガラで受けて集めました。これは主に、女子供の仕事でした。
【こえまつ】は、部落単位、学校単位に何がしかの供出目標が割り当てられ、中高生だけでなく、われわれ学童も山に入って【こえまつ】の掘り出しに精を出しました。
陸・海軍の兵隊さんも、演習を兼ねて、駆り出されていたようです。
【しょーこんゆ】は、わが国独自開発の、特異臭のある無色の液体燃料です。日本国語大辞典によると、明治4年(1871年)の「新聞雑誌16号」に「岸和田県・水島善一郎発明にて松根油(コヘマツアブラ)を新製せり」とあるそうですが、その技術を戦時中に再び利用したものだと思います。飛行機燃料が主な目的です。
これ等国民総動員の努力にもかかわらず、昭和20年(1945年)、わが国は敗戦の日を迎え
てしまいました。
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こえまつ 投稿者:f-k 投稿日: 3月16日(金)16時34分29秒 引用
【こえまつ(ち)】の用例、欲張って、書き込み過ぎていますので、辞書候補と「生活と言葉」に分離させていただきます。ご検討よろしくお願いいたします。
辞書候補
【こえまつ(ち)・(2)】
共通語 地中に埋まって、「さえ(脂質)」だけになった松の切り株。根っこ。
用 例 せんじちー ねは こえまつ(こえまち)を きょーしち させらえた
用例訳 戦時中には こえまつ(肥松)を 供出させられた
参 考 泉・辞書登録済みの【こえまつ】は、用材を指し、こちらとは別物です。供出した【こえまつ】は【しょーこんゆ(松根油)】に精製し、飛行機燃料などに使いました。また、【こえまつ】の木片は、いったん火を点けるとなかなか消えないため、一般でも不時の照明や、松明などに使っていました。
採取者 F−K[加茂]
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用例 投稿者:もりやま 投稿日: 3月15日(木)22時16分20秒 引用
【たなえけ】
共通語 たな池
用 例 ネンパ掬うてて たなえけねぼろけた
用例訳 メダカ掬おうとして たな池へ落ちた
参 考 野良帰りの農具を洗ったり、種籾の浸漬等につかった
【てぼ(1)】
共通語 (手が地面につくペッタンの)反則
用 例 てぼしたなー わーの負けだ
用例訳 反則したから君の負けだ
【てぼじゃくし】
共通語 木製の汁杓子
用 例 おかえ をてぼじゃくしで混ぜてごせー
用例訳 お粥を木の汁杓子でかき回してくれ
【えがま】
共通語 長い柄のついた鎌 造林鎌
用 例 明日杉山の下草刈しーけん えがま研いでおけ
用例訳 明日杉山の下草刈するから 長い柄の鎌を研いでおけ
参 考 両手で持ち築地松の「のーてごり(既戴)」や造隣地の下草刈を「なぐー刈(既 戴)」した。最近の造林地の下草刈は刈払機に変わった
【】
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松根油 投稿者:金沢 投稿日: 3月15日(木)21時39分19秒 引用
出雲弁とは関係ないですが。私が旧制中学一年のころ、一種の学生動員でした仕事が「陣地構築用の松の皮むき」とこの「肥え松掘り」でした。松根油も今は昔の話しで、ワープロの変換でも出てきませんね。死語もいいとこでしょう。ただ全国語ではありましたが。
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こえまち 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)20時58分47秒 引用
もりやまさん、こんばんは。
ご確認、ありがとうございました。
【こえまち】の共通語表記、まさに、もりやまさんのおっしゃる通りです。
【こえまち】
地中におまって(埋まって)いる松の切り株の、「しらて」が腐って、「さえ」だけになっている根っこ。
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こえまつ 投稿者:もりやま 投稿日: 3月15日(木)19時40分33秒 引用
【こえまつ】 と聞けば一番先に頭に浮かぶのは、土中に「おまって」いる松の切り株の、「しらて」が腐って「さえ」だけになっている根っこです。
松材芯材は「松のさえ」で【こえまつ】とは私達は言いません。仰るように戦時中は盛んに掘られ、職業にする人もいましが、お上から隣保に割り当てがあったらしく親父たちが多人数で山え堀に行きました。
本町にも施設があり、抽出は朝鮮の人がやっていました。真っ黒な廃油のようなものでしたが、精製すれば飛行機燃料になりましたかねー。
悪童もよく利用しました。棒の先に金網を吊るし、小さく割った【こえまつ】を燃やし「よぼり(既戴)」に使います。一度火がついたら少々の風や小雨で絶対消えません。
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こえまつ 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)18時02分24秒 引用
記載の【こえまつ】は、そのままお残しいただきたいと思います。折角の採集語彙ですし、ここで「共通語論争」を引き起こすこともないと思います。
「すれすれ語彙」が採用されているのが、泉の懐の深さだと思っています。
私の【こえまち】、どなたかご記憶ございませんか?
【しょーこんい(松根油)】も登録語彙にと思いましたが、これは新明解にも載っていました。松江城の老松にも、【まちやに】を採った傷跡が、今なおな、生々しく残っているものが見られます。
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こえまつ 投稿者:金沢 投稿日: 3月15日(木)17時11分28秒 引用
そうです。広辞苑の「肥え松」のことです。共通語の匂いはしますが・・・。「さえもの」も業界用語だとしても全国共通かもしれませんね。かといって今更削除するのもどうですかね。このようなすれすれの言葉は多いです。
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訂正 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)16時17分45秒 引用
「これ、【こえまつ】と言ったと思いますが〜」です。訂正します。
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こえまつ 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)16時15分44秒 引用
既載の【 こえまつ】は、広辞苑に載っている「肥松」ではないでしょうか?
戦時中、供出した【こえまつ】は、脂(やに)のある木の芯だけが残った、古い松の切り株なのですが・・・・
これ、【おえまつ】と言ったとおもいますが、記憶違いでしょうか?
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あぶらぎ 投稿者:KEN 投稿日: 3月15日(木)13時38分38秒 引用
f-kさん、わざわざ調べて頂いて、ありがとうございましたm(__)m
やはり、【ごろた】があったんですね!
で、「大東町誌」の記載の中で気になったのが
> その畑を「木の実畑(このみはた)」と呼び・・・
の部分ですが、多分、ここ出雲部では「木の実」は“このみ”とは読まず
“きのみ”と読むのではないだろうか、だとすれば「きのん」もありかな?
などと、自分に都合のいいように受け取ったりしています(^^;)
いろいろ勉強になりました。
「油木(あぶらぎ)」も、ありがとうございました。
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こえまつ 投稿者:金沢 投稿日: 3月15日(木)13時23分47秒 引用
「肥松」は「こえまつ」で既載です。この松の木を板材にしたものは「さえもの(冴物)」として珍重されます。これも「さえ」として既載です。方言なのか専門用語として全国的な呼び名かどうかはさだかではないのですが。
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共通語?方言? 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)13時00分55秒 引用
【あぶら語】を読み書きしているうちに、【こえまち(肥松)】を思い出しました。
この語彙、広辞苑には載っていますが、新明解には見えません。しかも、広辞苑は「@脂(やに)の多い松 A幹の肥えふとった松」とあり、戦時中【しょーこんい(松根油)】用に供出した、「古い、脂の詰まった松の切り株」とは語意が異なります。
共通語でしょうか? 方言と云えるのでしょうか?
用例
せんじちー (戦時中)ねは まちんき(松の木)ね しじ(筋)ちけて(つけて)とった まちやに(松脂) や こえまち を きょーしち(供出)した もんだ
そーで しょーこんい(松根油)とって ふこーき(飛行機)とばかえた(飛ばした)
○--------------------------------------------------------------------------------
ごろた・あぶらき 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)11時30分45秒 引用
KENさん、こんにちは。お返事が遅くなって申し訳ありません。
1・【ごろた】は記憶にありません。というより身近にあったのは用材用の【きりんき】(桐の木)で、油桐から採油した風景を見たことがないのです。郷土誌からも見当たりません。
2・加茂の隣町、「大東町誌」(1971年刊)に「〜ゴロタというのは、青桐のことで、海潮地区を中心に山間部の山で多量に栽培されており(明治末でも海潮に約200町歩あった)、その畑を「木の実畑(このみはた)」と呼び、ゴロタの実を拾い、煎って搾油した」と見えます。近在では【ごろた】が使われていたのは間違いないようです。
3・日本国語大辞典で【ごろた】を引くと、@丸太。特に物を移動させるときに下に敷く丸太。ころ。Aごろた石。いしころ。が主流で、油桐を【ごろた】というのは島根県だけのようです。
4・KENさんの「油木」説。日本国語大辞典の【あぶらき(油木)】は、@その実などから、油を搾り取る木。A植物「あぶらぎり(油桐)」の異名。(以下略)とあります。
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アブラギリ 投稿者:KEN 投稿日: 3月15日(木)11時22分22秒 引用
アブラギリ
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/aburagiri.html
栗の花とほぼ同時期に花が咲きます。
白い花びらですが、内側の付け根部分がエンジ・・・
直径2.5cmくらいの可愛い花です。
ある程度の年数が経つと自然に枯れていくようで
最近は数が少なくなりました。
○--------------------------------------------------------------------------------
槙野本確認語彙用例 投稿者:f-k 投稿日: 3月15日(木)10時44分7秒 引用
【こごなる(2)】
共通語 手足などが寒さのため動かなくなる。凍える。かじかむ。
用 例 じ かかてて えびさきが こごなって エンペチが もてんがの
用例訳 字を書こうにも 指先が かじかんで 鉛筆が もてないよ
参 考 泉・辞書登録語彙の【ちぢかなる】【ちぢこごなる】【ちぢこなる】(いずれの語意も「(凍えて)縮かむ」)の類語です。
採取者 槙野本から。F−k[加茂]
【おみける】
共通語 蒸し暑くなる。むれる。
用 例 きょは がえね おみけー とや
用例訳 今日は 大変 蒸し暑くなるそうだよ
参 考 泉・辞書登録語彙の【おみる(蒸れる)】の類語です。
採取者 槙野本から。F−k[加茂]
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「いたが」未確認語彙 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月15日(木)09時40分59秒 引用
痛む病気:牧野本(痺れ、痛風、リューマチなど特に手足と思われる)
用例:手足に【いたが】がはしーやになって動きにくーやになった。
用例訳:手足が痛むので体が動きにくくなった。
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きのん(み) 投稿者:KEN 投稿日: 3月14日(水)20時53分0秒 引用
OBが度々登場して、すみませんm(__)m
「きのみ」の発音は、もりやまさんが仰っているように、私のところでも
「きのん」になります。
ただ、未確認語彙集に載せて頂いているように、私のところでの「きのん」は
椿の実ではなく、アブラギリ(油桐)の実です。
椿の実は、f-kさんと同じく「ちばきのみ」です。
アブラギリ(私のところではアブラギ)に関しては、未確認語彙集に
「ごろたあぶら」(アブラギリの実から取った油・牧野本)がありますが
これは聞いたことがありません。
このように、地域によって植物や魚の名前が違うのはよくあることですが
アブラギリの実は、昭和20年代(30年代?)まで農家の副業の一つとして
山裾のあたりを開墾して栽培され、落ちた実を拾って出荷していました。
出荷先が農協だったのか、森林組合だったのか、あるいは一般の企業だったのか
昭和20年代前半生まれの私はよく分かりませんが、不思議に思うのは
とりまとめをするところで共通の名前はなかったのだろうか?ということです。
そこで、f-kさんにお尋ねしますが、「アブラギリの実」は
何と呼ばれていたのでしょうか?
なお、「アブラギリ」→「アブラギ」の変化ですが、ら行の消滅で「り」が消えた
というより、「油の採れる木」→「油木」となったのではないか?
と、私は考えていますが、どうでしょうか?
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きのみの続き 投稿者:もりやま 投稿日: 3月13日(火)19時49分42秒 引用
私だけが本欄を独り占めしているようですみません。
f-kさん 先日書き込んだ「きのみのき」「きのみあぶら」ですが、書き込んだあと祖母を思い浮かべますと「きのみ」の「み」は はっきりとした発音でなく「きのん」と言っていたようにも思われます。無責任な書き込みで申し訳ありません。
椿油は仰るように絞るではなく煮るでしたね。ぐつぐつ煮ていました。
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うぐい 投稿者:f-k 投稿日: 3月13日(火)17時25分13秒 引用
牧野本の未確認語彙【うぐい】。魚の「ウグイ」では、もしそうなら共通語っぽいと書き込みましたが、漁具の【うぐい(おぐい)】ではないでしょうか。
島根県立古代出雲歴史博物館の常設展に、中海の漁具の一つ「オ(ウ)グイ」(小魚を水の上からねらって捕る漁具)として展示してありました。子供のころ使っていた箱めがねを大きくしたような竹製の漁具です。
私はこの言葉知りませんが、どなたかご存知ではありませんか?
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きのみ・きのみあぶら 投稿者:f-k 投稿日: 3月13日(火)17時23分42秒 引用
もりやまさん、【きのみ】【きのみあぶら】、島根県方言辞典では以下の通り掲載されていました。出雲地方で広く使われていたようです。私の認識不足でした。お詫びします。
ただ、私には、椿は【ちばき】または【ちばきんき】。椿の実は【ちばきんたね】。椿油は【ちばきあぶら】としか記憶がありません。ど忘れしたのかな・・・
【きのみ】椿の実(簸川・出雲・八束・大原・仁多・能義)
【きのみあぶら】椿油(八束・大原・仁多)
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かにのふんどし 投稿者:もりやま 投稿日: 3月12日(月)22時37分55秒 引用
「かにのふんどし」をyahooで検索してみました。約三万件あります。
なんとNO2に『「しまね観光ナビゲーション」かたりべ館・わらべうた館』が載っています。開いて更に驚いたことに、町内で心安くしていた先輩の方が音声つきで「かにのふんどし」という郷土民話を語っておられるではありませんか。こんな特技をお持ちとは今の今までしりませんでした。五十殿(おむか)卯三郎氏です。惜しいことに四年まえお亡くなりになりました。聞き終わりあらためてご冥福をお祈りしました。
みなさん お暇なときぜひ聞いてあげて下さい。
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しかむし 投稿者:まつ 投稿日: 3月12日(月)21時11分14秒 引用
おくのさん こんばんは。
「しかむし」は、初めて聞きました。
鹿のようなツノ(顎ですかね?)の有る虫ということでしょうね。
以前「うみしか」(ウミウシ、アメフラシ)との書き込みがありました。
これもツノ状の突起があります。
出雲人、または日本人の持っているイメージとして、
「ツノ状の突起」→「ツノ」→「鹿」
という固定化されたイメージが有るのでしょうかね。
「鹿」の次当たりは、「ツノ」→「嫁」が来るのかも・・・。
http://他
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しかむし 投稿者:おくの 投稿日: 3月12日(月)20時10分19秒 引用
くわがた虫を(しかむし)と言っていたとのメールをいただきました。
皆さん。ご存じありませんか。
では、では、m(__)m
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Re: 用例作成者の変更依頼 投稿者:おくの 投稿日: 3月12日(月)19時58分0秒 引用
> ご指示いただいた用例作成について、【えがま】は、3月5日もりやまさんが確認しておられます。もりやまさんにご依頼いただきたく、お願いいたします。
>
> なお【おむける】は、「使わなかったと思う」と書き込んでいますが、いかがしたものでしょう?
f-kさん。了解しました。
では、では、m(__)m
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やし 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月12日(月)18時14分35秒 引用
やし=(香具師、野師)興行や物売りを業としている人。テキ屋と載っています。
50年前ごろ祭事ごとがあるといましてが今は露天商だけであまり見ません。
詳しい方どうか教えてください。
この語彙【やし】は共通語か、ひょっとしたら出雲方言の部類にはいりますか?
当てもんで何回やっても、あたらず小ずかいがなくなった思い出があります。
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候補 投稿者:もりやま 投稿日: 3月12日(月)17時50分45秒 引用
【がんてがたつ】
共通語 元気なうちに 【えきがしちょう】(松江 金沢さん)と同意語
用 例 もう歳だけん がんてがたつうちに家を直さないけん
用例訳 もう歳だから元気なうちに家のリホームしなけねばならない
【たんがに】
共通語 沢蟹
用 例 たんがに ね串を刺すときは「ふんどし」から刺すもんだぞ
用例訳 沢蟹に串を刺すときは「ふんどし」から刺すんだよ
参考 「かにのふんどし」裏のタマゴなどをはさんでいる三角形状のもの
山間部の水の湧くところや、湿田にたくさんいました。田起こしのとき腰に袋をぶら下げていて、沢蟹やドジョウを獲っていれます。「たんがに」は串にさして焼き子供のおやつでした。ハサミや足は焦げてなくなり甲羅だけになっていました。香ばしかったが旨かった思い出はありません。山間地の温泉料理に一匹でることがありますが、検索によると全て養殖だそうです。
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おもす 投稿者:こだま 投稿日: 3月12日(月)13時22分25秒 引用
おもす とは 蒸す ことを言ってました。蒸す が言いにくく
お を上につけ おむす といっていたのが おもす になった
ようです。
「こしきーかけて もち米をおもいちょいたが そろそろ おみて
きたじょ」 など
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訂正 投稿者:f-k 投稿日: 3月12日(月)07時07分44秒 引用
下記の書き込み、「我が家では単に、椿は【ちばき】または【ちばきんき】、椿油は【ちばきあぶら】といっていました。」と訂正いたします。
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きのみ・きのみあぶら 投稿者:f-k 投稿日: 3月11日(日)23時16分42秒 引用
もりやまさんが確認された、牧野本の【きのみ】(椿)【きのみあぶら】(椿油)は、我が家では単に【ちばき】【ちばきあぶら】と言っていました。牧野本の方言区分は出雲・簸川郡方面なのでしょうか。あるいは我が家だけの呼び名だったのでしょうか。
我が家の風除けの「屋敷囲い」には、藪椿の大木がぎっしり植えられており、椿油作りは、祖母の重要な年中行事の一つでした。
椿の実を拾うのは子供の仕事でした。拾った実は天日干ししたあと、【ほーろく(焙烙)】で炒り、石臼で搗いて、実を細かく粉砕します。それを大釜鍋で水と一緒にグツグツと煮込みます。しばらくすると、油分が表層に浮かんできます。その油分だけを、貝杓子で丹念に掬い取ります。この作業を繰り返し、油分の濃度を高めつつ精製していました。
椿油は、女性の整髪用のほか、炒め物や天婦羅油などに使っていました。
祖母の椿油作りは、近所でも評判でしたから、椿の実を持ち込んで精製を依頼されたり、毎年、製品を予約する人もありました。毎年一升瓶で2〜3本作っていたように思います。油が貴重な時代のこと、出来立ての油をご近所にお裾分けすると、大変よろこばれたりもいたしました。
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お詫び 投稿者:もりやま 投稿日: 3月11日(日)22時16分26秒 引用
f-kさん 今晩は。
先日のf=kさんの書き込み「きざはし」 見落としていました。大変しつれいしました。
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未確認語彙(き行) 投稿者:もりやま 投稿日: 3月11日(日)22時05分14秒 引用
か行を見ての疑問
【きざはし】 (牧野本)
共通語 かいだん
きざはし 初めてきく言葉ですが、「きだはし(既戴)」は寺 宮の石段で、家や学校の階段には使いませんよね。私は不信心者でお寺のことは解りませんが、お寺の境内から本堂え上がる木の階段も「きだはし」と言うでしょうか。「木座橋」ではありませんよねー。詳しい方いらっしゃいませんか。
確認
【きのみ】
共通語 椿
用 例 きのみの実 しきんに塗ってみー 障子がかるなーぞ
用例訳 椿の実を敷居に塗ると 障子が軽くなるよ
【きのみあぶら】
共通語 椿油
用 例 ほんもんの きのみあぶらだけん ちょんぼしわてつけーだぞ
用例訳 本物の椿油だから 少しづつ使うんだよ
参考 農村では昔(戦前頃まで)中年以上のご婦人はあまり化粧をしなかった。外出時は髪に、きのみあぶらをつけ櫛目を通すぐらいが、お出掛け時のおめかしです。
庭にある椿や山茶花の実拾いをさせられましたが、量が少なく腐ったり虫が食ったりしないので、何年分まとめて祖母がしぼりました。自家製は正真正銘で高級品だったそうです。
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用例作成者の変更依頼 投稿者:f-k 投稿日: 3月11日(日)19時22分45秒 引用
奥野さん、こんばんは。
ご指示いただいた用例作成について、【えがま】は、3月5日もりやまさんが確認しておられます。もりやまさんにご依頼いただきたく、お願いいたします。
なお【おむける】は、「使わなかったと思う」と書き込んでいますが、いかがしたものでしょう?
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用例をお願いします 投稿者:おくの 投稿日: 3月11日(日)16時12分44秒 引用
未確認語彙集の中からたくさん確認していただきありがとうございました。
下記の用例をお願いできないでしょうか。
○森山さん分
【たないけ】
共通語 たな池
用例 。
用例訳 。
参考 野良帰りの農具を洗ったり、種籾の浸漬等に使った。
採取者 森山[湖陵]・f-k[加茂]
【てぼ〔1〕】
共通語 (手が地面に付くぺったんの)反則
用例 。
用例訳 。
採取者 森山[湖陵]
【てぼじゃくし】
共通語 木製の汁杓子
用例 。
用例訳 。
採取者 森山[湖陵]/【てぼ〔2〕】f-k[加茂]
*【てぼ〔2〕】に空見出しを付ける
○f-kさん分
【えがま】
共通語 長い柄のついた鎌
用例 。
用例訳 ね。
採取者 f-k[加茂]
【おみける】
共通語 《自》蒸し暑い
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]/【おみけのくい】f-k[加茂]
【おむける】f-k[加茂]
共通語 《他》蒸し暑い
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
【こごなる〔1〕】
共通語 身をかがめて小さくなる、うずくまる
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
○遠藤さん分
【あたまぼっか】
共通語 頭でっかち
用例 。
用例訳 。
採取者 遠藤[大東]・f-k[加茂]
【ちんこきり】
共通語 水かまきり、たいこうち
用例 。
用例訳 。
採取者 遠藤[大東]
○わださかさん分
【えのこかずら】
共通語 葛
用例 。
用例訳 。
採取者 坂本[加茂]・f-k[加茂]
【くそんばえ】
共通語 〔昆〕黒くて大型のハエ
用例 。
用例訳 。
採取者 坂本[加茂]
【こばい(こばえ)】
共通語 〔昆〕ショウジョウバエなど小型のハエの総称
用例 。
用例訳 。
採取者 坂本[加茂]
○岡さん分
【かまとり】
共通語 〔貝〕カラスガイ
用例 。
用例訳 。
参考 かまとりは川にいる黒い大きな2枚貝です。どべちゃのなかにいるので手でほぜくって取りよく吐かせてから煮て子供の頃食べました。
うまかったです。いまでも沼地によくいます。
採取者 岡[平田]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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〜しき 投稿者:金沢 投稿日: 3月11日(日)15時42分49秒 引用
私がなまじ掲載案を提示したため余計に紛糾したようです。私の云う「〜しき」はあくまでも名詞句としての接尾語てきなもので、それを「〜しきな」「〜しきに」「〜しきの」とかに活用されるべき言葉ではありません。
たとえば「これしき」は「これしきのことで負けてたまるか」の「これしき」ではなくて、「おっつぁんは また これしきかね」と釣りの格好をすると、からかい半分に「好きだねー」というほどの意味の名詞句です。小指を立てれば「女好き」をからかう意味になります。
「〜しき」は名詞句の接尾語としては方言だと考えます。活用はありませんよ。
奥野さんにまでご心配をおかけして申しわけありません。しかし他にもいろいろあるかというと、遠藤さんもご指摘のとおりであまり用例がありません。ゆえに「ぐあいしき」「てあいしき」などの現に使われていた個々の言葉にとどめるべき、というご意見もわかります。
【〜しき】の掲載案は取り下げます。
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げなげなばなしはおそだげな 投稿者:金沢 投稿日: 3月11日(日)15時24分38秒 引用
たしかによく言いましたね。いいのこして置くべき出雲弁的な駄洒落です。この場合は松江でも「ウソ〜」ではなくて「オソ〜」と正確に訛りました。
「けっこーけだらけ猫灰だらけ」も同じくです。言い残すべき駄洒落です。
「えかさま〜」は初耳ですが。
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げなげなばなしはおそだげな 投稿者:f-k 投稿日: 3月11日(日)12時14分36秒 引用
出雲の生活と言葉
テレビなどの娯楽が少なかった時代、悪童たちは様々な、「金のかからないあそび」を工夫した。「ことば遊び」もその一つで、今どきの吉本の芸人さん並みの駄洒落を楽しんだ。
【げなげなばなしはおそだげな】(げなげな話[伝え聞いた話・うわさ話]は嘘だそうだ)
(説明)
【げなげな話】の「げな」と、【おそ(嘘)だげな】の「げな」をかけた言葉遊びで、「〜だげな」と得意げに噂話などを話し出した悪童を、この言葉でけなして、たしなめたりした。
【〜げな】(泉・辞書登録済み)は、古語の助動詞「げな」で、その様子である意「〜らしい」と、伝聞を表す意「〜そうだ」の方言化したもの。
【えかさま たこさま あしはっぽん】(如何様 蛸さま 足八本)
(説明)
【えかさま】の「えか」(出雲訛りで烏賊)と「蛸」とをかけた言葉遊びで、なにかの拍子に「えかさま(なるほど)」といった途端に、この言葉を囃し立てた。
【えかさまたこさま】は、泉・辞書登録ずみで、「なるほどなるほど」と聞き入る時の慣用句にも使われた。
【けっこーけだらけ ねこはえだらけ】(結構けだらけ 猫 灰だらけ)
(説明)
この場合の「けだらけ」は、「毛まみれ」で、調子をつけるための言葉であろうと思われるが、この「だらけ」と「灰だらけ」とをかけた言葉遊びで、「結構です」という場合に、こう茶化した。
【〜だらけ】は、そのことが多くある様。また、そのものにまみれ汚れた様を表す接尾語。
○--------------------------------------------------------------------------------
御礼 投稿者:おくの 投稿日: 3月10日(土)12時03分3秒 引用
皆さん。
未確認語彙集からたくさん確認していただきありがとうございました。
はちまき姿で整理中です。(^^ゞ
昨日、児玉さん出演の「きほんごであそぼ」を見たかたいらっしゃいますか。
私は見のがしてしまいました。^_^;
次回は3月23日8:00〜8:10、16:50〜17:00です。
先ほど録画予約をしておきました。
では、では、m(__)m
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未確認語彙集から削除 投稿者:おくの 投稿日: 3月10日(土)10時01分52秒 引用
>それと管理者の方、語彙確認できたらすぐ未確認語彙集から削除願います。宜しく
とのことですが、私も勤めていますので毎日掲示板を見ることができず、掲示板に書き込みするのも土日程度です。また、確認頂いた言葉を整理した後、未確認語彙集から削除しますので時間がかかります。事情を察し、ご容赦いただきますようお願いいたします。
では、では、m(__)m
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〜しき 投稿者:おくの 投稿日: 3月10日(土)09時16分55秒 引用
「〜しき」の意見交換、興味深く読ませていただきました。
泉辞書に「〜しき」を単独で掲載するかどうかは別として、こうした意見交換が有ったことは後世に残しておきたいものですね。まつさんが『何十年か何百年かして我々の子孫が読んで一番面白いのは"掲示板のログ"ではないかと思うのです。』と仰っていましたが、私も同感です。
過去ログを紙に落として県立図書館に寄贈するのも手かもしれませんね(単なる思いつきですが)
では、では、m(__)m
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しき 投稿者:遠藤 投稿日: 3月10日(土)08時20分12秒 引用
しき、も、しきな、も、しきの、も同じことで、これぐらい、これぐらいな、
これぐらいの、という用法と変わりません。出雲でだけしきな、と使うことは
無いです。
FKさんの言うように、出雲弁でてあい+しき、とぐあい+しき、の用例がある
ことはわかります。それに加えて日本語大事典には他地域で名詞+しき、の
用例があることがわかります。しかし、このことから他地域にあるものの例
を引いて出雲においても名詞+しき、の用法が一般的のような解釈をされる
ことは、「パリでラーメン」でそれこそ100年後に間違いを伝えます。
ですから、ぐあいしき、とてあいしき、が出雲に特異な「用例」で使われて
いる、ことを記載すればそれでいいではないですか。
しき、だけを出雲に特異な用例とすることは反対です。
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〜しき・補足 投稿者:f-k 投稿日: 3月10日(土)07時25分24秒 引用
遠藤さんに誤解があるようです。
「【これしき】が方言辞書にのっているので、【しき】を分離独立させようという提案でした」とされていますが
(1) 島根県方言辞典に載っているのは【しきな】であって、【これしき】ではありません。
(2)
【しき】を分離独立させる提案ではなく、【てあいしき】の語源検証の過程で、【しき】の特異な用法を知り、是非記録にのこしたいものと、「(辞書登録を)ご検討いただくよう要望」したものです。
(3) 経過は次の通りです。
3月6日【てあいしき】確認の中で、「手合+識」か?で書き込み。
3月7日「これしきの〜」をヒントに、「[式]の副助詞的用法の接尾語用法では」で書き込み。辞書登録検討を要望。
3月8日日本国語大辞典で、接尾語【〜しき】を学習。島根県方言辞典は副詞として【しきな】を掲載していることを確認。
【しき・式】の接尾語としての用法は、国語の中でも極めて特異なものであろうと思いますが、それが、出雲で現に生きて使われていることに、出雲の言語文化の奥の深さを感じます。だからこそ、島根県方言辞典も、わざわざ【しきな】を採用したものと思います。この時【これしきな〜】は、たまたま用例に使ったまでで、その他の【〜しき語】全体を想定した【しきな】であったものと思います。
接尾語としての【〜しき】は、まさに無形文化財的な出雲言語のであろうと思います。50年後100年後のために、いま記録にとどめておくことは無駄ではないと思いますが、如何なものでしょうか。
これから先は、共同制作者各位のご見識に、一切を委ねます。
【ご参考】
出雲で使う【〜しき語】
【あれしき】新明解・広辞苑掲載。【おきしき】(ただし、語源検証の要あり)【具合しき】
【これしき】新明解・広辞苑掲載。【それしき】新明解・広辞苑掲載。【手合しき】
日本国語大辞典の用例に見える【〜しき語】
【按配しき】【己しき】【是程しき】【これ等しき】【たぼしき】(女性のこと)【手代しき】(手代如き)【まるしき(孔方)】(ぜに・金銭のこと)広辞苑掲載。【我等しき】広辞苑掲載。
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Re: ぽん 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月10日(土)06時20分12秒 引用
失礼しました。松江(金沢さん)から幼稚語で記載済みでした。お詫びします。
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ぽん 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月10日(土)06時12分58秒 引用
さよなら三角でも【ぽん】が出てきますがこれは出雲弁の【屁】の幼稚語でしょーか?
朝から変な話で申し訳ないですがこの際はっきりさせたく思います。
皆さんどうでしょーか?
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さいなら三角 投稿者:こだま 投稿日: 3月10日(土)04時10分50秒 引用
「さいなら三角」について こちらでの二通り
「〜青いはバナナ バナナはもげる もげるは(放送禁止用語)」
「〜青いはバナナ バナナは高い 高いは二階 二階はおぞい おぞいは先生
先生は偉い 偉いは天皇陛下 ばんざーい」
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しき 投稿者:遠藤 投稿日: 3月 9日(金)21時31分8秒 引用
てあいしき、ぐあいしき、のうち「しき」だけでも方言ではないかということで「これしき」を
例としてあげられたところです。「これしき」が方言辞書にのっているので「しき」を分離独立
させようという提案でした。
これしきが共通語であるのはFKさんも認めるでしょう。島根方言事典の編者は「パリでラーメン」
としか私には思えません。これしきは普通の岩波辞書にも載ってます。高校の辞書に載ってるものは共通語というルールもあったはず。
そこで、てあいしき、ぐあいしきを考えると、てあい、も、ぐあい、も共通語、しき、もこれしき
があるので共通語ですね。「てあい」も岩波辞書に載ってます。ですので共通語ではおそらく
これ+しき、でしか使わないものが、出雲ではてあい+しき、ぐあい+しき、で使われていると
言う意味で方言だと考えます。
しきだけを一般化して方言ということは全く反対です。もし他にしきをつける言葉がたくさんあれ
ば別ですが。
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からくさ・ほか 投稿者:f-k 投稿日: 3月 8日(木)23時21分42秒 引用
もりやまさん、広辞苑に載っていました。
唐草瓦。軒平瓦(のきひらがわら)に同じ。
雁振瓦。冠瓦の転称。
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〜しき 投稿者:f-k 投稿日: 3月 8日(木)21時43分26秒 引用
まつさん、こんばんは。
1) 接尾語としての【〜しき】は、漢語の【〜式】とは別物の和語で、「式」は当て字で使っているだけだと、日本国語大辞典は解説しているのだと思います。
2) 島根県方言辞典は、副詞として【〜しきな】を採り上げています。対して、日本国語大辞典は【これしき】を成語として扱っています。
3)
【これしき】が日本国語大辞典の解説からして、成語であることは間違いないと思いますが、といって、島根県方言辞典の副詞【〜しきな】を論評するだけの見識は持ち合わせておりません。ただ、広戸・矢富両先生とも【〜しきな】を方言として認識されていたことだけは事実だと思います。
4) もともと今回の【〜しき】検証は、【てあいしき】の語源探しから始まったこと。そのきっかけが【これ・しき・な】の出雲弁だっただけです。
5) 【これしき】だけでなく【てあいしき】【ぐあいしき】も同時に検証していただくよう希望します。あくまでも接尾語としての【〜しき】です。
6)
私見ですが、【これしき】は、今も使われているのは事実ですが、それは書き言葉と、話し言葉では時代劇に多いように思いますが、如何でしょう。「なにを これしき 貴様なんぞに 負けてたまるか」等々。
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Re: からくさ・ほか 投稿者:もりやま 投稿日: 3月 8日(木)21時28分16秒 引用
f-kさん 今晩は。
> 【からくさ】軒瓦。これには唐草模様が彫られているから。【たばね】ともいいませんか?
> 【がんぼり】屋根の棟に一列に敷いてある棟瓦。「がんぼり」か「雁ぶり」かのいずれかです。
【たばね】言いましたね。左官さんが「たばね のちかせー」と言われ「唐草のちかせ」とは言われませんでしたね。
【がんぼり】と言っていましたが、「雁振」と書いてあったような記憶もありますがはっきりしません。
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からくさ・ほか 投稿者:f-k 投稿日: 3月 8日(木)20時33分49秒 引用
もりやまさん、こんばんは。うろ覚えです。
【からくさ】軒瓦。これには唐草模様が彫られているから。【たばね】ともいいませんか?
【がんぼり】屋根の棟に一列に敷いてある棟瓦。「がんぼり」か「雁ぶり」かのいずれかです。
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Re: 〜しき 投稿者:まつ 投稿日: 3月 8日(木)20時15分11秒 引用
*お尋ねします。
日本国語大辞典は、接尾語としていました。13世紀後半から現れる古い言葉のようです。
>
> 【しき(式)】の語意を、「D事情。有様。次第。様子」とし、別項の「語誌」欄に次の解説を載せています。
> (1)
有様や様子、ことの次第を表す意味は、本来の漢語「式」にはない日本独自のもので、13世紀後半から現れる。特に、日記・文書など記録体の資料では、「散々」「不便」「言語道断」などの様態を表す語句をうけて「・・・(之)式」の形で用いられ慣用化して、接尾語化した。
> (2)
「これしき」「我等しき」などの接尾語としての用法は、このDの意味に由来し、言外に仄めかされる多数の同種同類のものを包含して卑下や軽視の感を添えるが、まれに、「たぼしき(女性の意)」「まるしき(金銭の意)」「あんばいしき」など、有様や様子を表すのみで、卑下や軽視の意味を持たない用法もある。
>
>
接尾語の【しき】の項では「人称代名詞や指示代名詞について、程度を表す。つまらないものや程度の低いものの意をこめて、私みたいなもの、これぐらいのことの意を表す。ほど。くらい。ばかり。」としています。【てあいしき】がこれに当ると思います。
*ここまでは、所謂共通語の「〜式」のことだと思うのですが。
島根県方言辞典は、【しきな】(くらいな)を方言(簸川・出雲・八束・大原)として掲載し、用例として「これシキナことでへこたれるな」を挙げています。
*この場合「しきな」は、一つの言葉なのでしょうか。
と言うのも
「これシキナことでへこたれるな」の用例は
「これ シキ(な)ことでへこたれるな」
「これ シキ(の)ことでへこたれるな」
「これ シキ(で)へこたれるな」
と、共通語ではこのような言い方もありえます。
出雲弁では、「しき+な」ではなく「しきな」と一言で表すのでしょうか。
私も「これしきな」は共通語で、TV等で当たり前に聞く言葉のような気がするのですが、「しきな」が一つの塊の言葉であれば出雲弁かもしれません。
島根県方言辞典の広戸・矢富両先生も、パリでラーメンをお食べになったようです。
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つぐなる 投稿者:f-k 投稿日: 3月 8日(木)20時10分44秒 引用
【つぐなる】で登録済みです。
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つぐなる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 8日(木)20時02分24秒 引用
「つくまる」と同意語(横田児玉さん例)
共通語:しゃがみこむ
用例:つぐなって草取り。どっこいしょ
訳:うずくまって(しゃがみこむ)草取る。
副引で併用はどうでしょーか?
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確認 投稿者:もりやま 投稿日: 3月 8日(木)16時39分1秒 引用
未確認語彙より(か行)
いく度と無く読み返しても気がつきませんでしたが、新しくなり調べ易くなりました。何十年ぶりに聞いた言葉もあり、欠字や記憶違いもあるかも知れません。用例など不明な点はご指摘ください。
【かいがけ】
共通語 風袋込みの目方
用 例 かいがけで一貫百匁だけん、、、、、
用例訳 風袋込みで一貫百目だから、、、、、
【かかり(3)】
共通語 家の構え
用 例 へーおいもあーし えーかかりだね
用例訳 塀もあるし良い家構えだね
【かかる】
共通語 相続
用 例 親しが早死にだったけん孫ねかかっちょらい
用例訳 親さんが早死にだったから孫さんが相続しておられる
【かずきあげる】
共通語 頭で下から突き上げている
用 例 松葉がもりあがったとこは、マツタケがかずきあげている
用例訳 松葉が盛り上がった所はマツタケが下から突き上げている
【かたでり】
共通語 晴天だけが偏って続く
用 例 天気ばっかーこげん続くが えんま雨ばっかーかもしぇん
用例訳 晴天だけが偏って続くが 今に雨だけかも知れん
【かったら】(平田)
共通語 固太り
用 例 かったーとした まめげな人だったにー、、、、
用例訳 固太りの健康そうな人だったのに、、、、
【かごばらい】
共通語 最後で無くなる
用 例 かごばらいですけん安くしちょきます
用例訳 最後で無くなりますからお安くしておきます
参考 魚の行商の人がよく使っていました。一心太助は浅い桶を担いでいますが、当地は「そうき(既戴)」でした。カンカン(ブリキ製)を背負っての行商は婦人で、「カンカン部隊
」と言い、一番列車で大挙して石州からこられましたね。
【かだむ】
共通語 節約 惜しむ
用 例 わけもんは 骨かだんもだない
用例訳 若者は骨惜しみするものではい
【かせ】
共通語 籾臼や石臼のT字型の引き手
用 例 かせは 力まかせではだめだ、回すように引くんだ
用例訳 引き手は力まかせはだめだ、回すように引くんだ
【からくさ(唐草)】【がんぼり(雁堀)】につて ()の漢字はうろ覚えで違っているかも知れません
当地の屋根瓦はほぼ百パーセント石州瓦です。使用する場所によっていろいろ名称があり、素人の私でも以下の種類を知っています。
敷地 大袖 小袖 大隈 小隅 太鼓 巴 鯱 ノシ 半ノシ 青海? 未確認の【雁掘】【唐草】等です。左官さん 建材店 石州の窯元はよくご存知です。出雲弁にどうでしょうか。
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〜しき 投稿者:金沢 投稿日: 3月 8日(木)15時01分31秒 引用
f-kさんの「〜しき」解説にはまったく賛意を表します。「〜しき」の辞書登載に賛成です。共通語語意としては「ありさま、様子、具合」などを表す接尾語で、ときに「つまらないもの」を指す軽蔑の意をこめて使う。でよいのではないでしょうか。「これしき、てあいしき、ぐあいしき(既載)・・・etc
【〜しき】
共通語 [接尾語]ありさま、様子、具合、などを表す場合に用いる。時に軽侮の念をこめて使う場合も多い。
用 例 これしきかね、てあいしき(が悪い)、ぐあいしき(が悪い)・・・etc
用例訳 (身振りを入れながら)コレですか? 手合が悪い、ぐあいが悪い・・
採取者 f-k[加茂]/金沢[松江]
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〜しき・追加 投稿者:f-k 投稿日: 3月 8日(木)11時38分5秒 引用
日本国語大辞典の【しき】の方言区分には、「ありさま・具合」で新潟、静岡を挙げていました。
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〜しき 投稿者:f-k 投稿日: 3月 8日(木)11時29分56秒 引用
日本国語大辞典は、接尾語としていました。13世紀後半から現れる古い言葉のようです。
【しき(式)】の語意を、「D事情。有様。次第。様子」とし、別項の「語誌」欄に次の解説を載せています。
(1)
有様や様子、ことの次第を表す意味は、本来の漢語「式」にはない日本独自のもので、13世紀後半から現れる。特に、日記・文書など記録体の資料では、「散々」「不便」「言語道断」などの様態を表す語句をうけて「・・・(之)式」の形で用いられ慣用化して、接尾語化した。
(2)
「これしき」「我等しき」などの接尾語としての用法は、このDの意味に由来し、言外に仄めかされる多数の同種同類のものを包含して卑下や軽視の感を添えるが、まれに、「たぼしき(女性の意)」「まるしき(金銭の意)」「あんばいしき」など、有様や様子を表すのみで、卑下や軽視の意味を持たない用法もある。
接尾語の【しき】の項では「人称代名詞や指示代名詞について、程度を表す。つまらないものや程度の低いものの意をこめて、私みたいなもの、これぐらいのことの意を表す。ほど。くらい。ばかり。」としています。【てあいしき】がこれに当ると思います。
島根県方言辞典は、【しきな】(くらいな)を方言(簸川・出雲・八束・大原)として掲載し、用例として「これシキナことでへこたれるな」を挙げています。
島根県方言辞典の広戸・矢富両先生も、パリでラーメンをお食べになったようです。
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ごよごよ しき 投稿者:遠藤 投稿日: 3月 7日(水)20時39分34秒 引用
ごよよりもごよごよで使います。これは御用の意味でしょう。「お上の御用」といった
ところではないですか。意味合いから言って、「遠慮なく」よりは「高圧的に」のほうが
ぴったりきますが、どうでしょうか。
これしき、はいくらなんでも共通語です。出雲で使ってれば出雲弁ではありますまい。パリ
で食べるラーメンはフランス料理ですか。てあいしきは知りませんが、しきを分離するのは
如何なものか。
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〜しき 投稿者:f-k 投稿日: 3月 7日(水)16時47分50秒 引用
【てあいしき】の【しき】ですが、出雲弁に、「これシキな(これくらいな)ことで ほえー(泣く)もんだ ねわな」という用法があることを思い出しました。
この場合の【しき】は、【しき(式)】の副助詞的用法【〜しき】(たかが〜くらい。わずか〜ほど)であろうと思います。
【てあいしき】場合は、【てあい】に「軽んじる、蔑む」意味合いを付加するため、これを接尾語的に用いたものではないでしょうか。
【〜しき】(〜くらいな)を、泉・辞書登録候補としてご検討いただくよう希望します。
【てあいしき】は、今の共通語にない語彙、語意、用法ですから、立派な方言だと思います。
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Re: てあいしき 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 7日(水)12時39分53秒 引用
「てあいしき」f-kさん 有り難うございます。「てあいしき」「ぐあいしき」の「〜しき」
手合(相手)+しき(式?)でしょーか?共通語みたいです。
将棋で手合して下さい。とか剣道で手合して下さいとよく言いますがどんなもんでしょーかねえ
よく検討が必要だとも思います。
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ふとよさがい 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 7日(水)12時29分20秒 引用
ふとよさ(一晩 記載済)がい=一晩おき(前にも記載しました)
用例:まーず、あすこのえんきょは「ふとよさがい」に風呂にはってだげなの。
訳:あそこのおじいさんは一晩おきに風呂に入られるそうですね。
合体語は併用記載できますか?新規登録でしょーか?おしえてちょうだい!
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てあいしき 投稿者:金沢 投稿日: 3月 7日(水)12時22分13秒 引用
「てあいしき」f-kさん 有り難うございます。「てあいしき」「ぐあいしき」の「〜しき」はむりに漢字をあてるより、単なる「〜様子」の意味での和語系の残滓のような気がします。それとも「〜式」が残ったものか、私にも不明です。
【てあいしき】
共通語 顔ぶれ、(あまり面白くない)相手
用 例 「よんべ飲んじょったら 社長やちにぶちかっての〜」「そら てあいしき がわーかっの」
用例訳 「夕べ飲んでいたら 社長の一団に会ってね」「それは 相手が悪かったね〜」
採取者 金沢[松江]
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Re: ソーダ村の村長さんが・・ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 7日(水)12時05分41秒 引用
出雲の生活と言葉 f−kさんよくごぞんじでしたね。60年前のこと
そーだ そーだ
ソーダ村の 村長さんが
ソーダ飲んで 死んだー そーだ
あんましおかして ぽん(へ)がぬけた
平田ではこういってました。なつかしいいですね。
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ソーダ村の村長さんが・・ 投稿者:f-k 投稿日: 3月 7日(水)11時20分37秒 引用
出雲の生活と言葉
【ソーダ村の村長さんが・・】
悪童の会話の中で、だれかが「そげだ(そうだ)」というと、その言葉尻を直ぐとって、この地口歌(語呂合わせの歌)を一斉に高唱した。
そーだ そーだ
ソーダ村の 村長さんが
ソーダ飲んで 死んだー そーだ
そーしきまんじー(葬式饅頭) まかった(美味かった)そーだ
この地口歌は、全国各地で歌われていたようだが、地方によって「葬式饅頭」以下が、様々なバリエーションに変化するようだ。
組内に葬儀があると、各戸から【しばじとめ(死場勤め)】(葬儀のお手伝い)に駆けつける慣わしがあるが、そのお返しが、昔は青と白の【そーしきまんじー】であった。子供にとってはこれがなによりもうれしく、葬式の済むのを今か今かと待ちわびたものだった。
この葬式饅頭、いつのころからか姿を消し、いまでは「アンパン」「菓子パン」の類に代わってしまった。
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いきもらしい 投稿者:f-k 投稿日: 3月 7日(水)09時58分56秒 引用
岡さん、おはようございます。
【いきもらしい】、使っていました。
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いきもらしい 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 7日(水)08時57分49秒 引用
既載分いきどわし=息苦しいと同意語ですが副引で載せて貰ったらと思います。
用例:いきもらしていけんけん窓を開けらっしゃい。
奥野さん、皆さんどうでしょーか?今も使っています。
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ごよ 投稿者:KEN 投稿日: 3月 6日(火)22時45分0秒 引用
自分に関係ある語彙のときだけ出て来ますが・・・(^^;)
岡さん、「ごよ」について書いて頂き、ありがとうございます!
「ごよごよ」は登録済みですが、確か、それに対して、私のところでは「ごよ」一つで使います。
と提出したような記憶があります。
しかし、当時、「ごよ」での確認が取れず、未確認語彙として残ってしまっています。
実際には、「ごよげな」「ごよないな」などで使うことが多く
岡さんの用例をお借りすれば…
「け、となーの、えんきょは、ごよげなこと、ばっかー、えって、くーがのー」
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だぁー 他か 投稿者:もりやま 投稿日: 3月 6日(火)20時57分50秒 引用
f-kさん 今晩は。
私は文章力が弱く、うまく書き込みができません。私の言わんとすることを見通したように、書き込みや語源しらべをして下さいます。ありがとうございます。
お尋ねの【だぁー】の使用例ですが「疲れる ゆるむ」の意味には使いません。「たないけ」は【たなえけ】です。
【たなえけ】は仰るように屋敷内にあります。雨水を溜めたような池は種籾を「かやかし」たり、鍬や手足を洗ったりします。きれいな湧き水は野菜など洗いました。いずも屋敷内か近くにあるので防火用水も兼ねたとおもいます。
私の生まれ育ったのは中山間部で、山からの湧水に恵まれていて、隣近所みな井戸は「たないけ」のようなもので、「たないけ」と違うのは落ち葉が入らないよう簡単な屋根がしてありました。釣瓶で汲み上げる堀井戸にたいして【ぼつけえど(未確認)】と言います。水道の普及で利用されなくなりましたが、水質がよく今もお茶用に利用されているところもあります。
未確認語彙(お行)より
【おーぜまんぜ】
共通語 大勢
用 例 おーぜまんぜお邪魔して ごっちぉさんになーました
用例訳 大勢でお邪魔し ご馳走になりました
【おのーばらたてる】
共通語 自分のしたことにたいして腹を立てる
用 例 ○○ちゃんがぺッタンに負けて おのーばらたてて えんだ
用例訳 ○○チャンがペッタンに負けて 腹をたてて帰った
【おぶ(ぼ)っぱん】
共通語 仏前に供える飯
用 例 飯が炊けたたら えちばんさき おぼっぱんを盛るんたぞ
用例訳 飯が炊けたら一番先 仏様にお供えの飯を盛るんだよ
【おむ(ん)ける】
共通語 蒸し暑い
用 例 たいしたおんけーが 雨が近いねー
用例訳 大変蒸し暑いが近いね
確認になるでしょうか。
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Re: たががゆるむ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 6日(火)14時54分8秒 引用
箍(たが)が緩む」(歳をとって鈍くなる。老いぼれる。緊張がゆるむ)は、新明解国語辞典にも載っていますので、現役の共通語のような気がしますが、いかがなものでしょうか?了解しました。ネットで調べただけでしたので早合点。すみません
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Re: 未確認語彙確認・きれきさんじ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 6日(火)14時50分27秒 引用
> 【きれきさんじ】さっぱりと(槙野本)
> 共通語の【きれい(綺麗)】+【きさんじ(気散じ)】の転だろうと思います。
合体後でも出雲方言語彙として新規登録大丈夫ですか?きさんじるは記載済み。
それと管理者の方、語彙確認できたらすぐ未確認語彙集から削除願います。宜しく
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未確認語彙確認・てあいしき 投稿者:f-k 投稿日: 3月 6日(火)13時15分54秒 引用
【てあいしき】相手(松江)
使いました。【てあいしき】は、「手合」+「識」なのでしょうか。
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未確認語彙確認・きれきさんじ 投稿者:f-k 投稿日: 3月 6日(火)13時14分0秒 引用
【きれきさんじ】さっぱりと(槙野本)
使いました。「きれいさっぱりと・痛快なさま」に用いたと思います。
用 例 のこえとった くゎしが きれきさんじ ね なーなっとー は
用例訳 残しておいた お菓子が きれいさっぱりと なくなっているよ
共通語の【きれい(綺麗)】+【きさんじ(気散じ)】の転だろうと思います。
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たががゆるむ 投稿者:f-k 投稿日: 3月 6日(火)13時12分55秒 引用
岡さん、こんにちは
「箍(たが)が緩む」(歳をとって鈍くなる。老いぼれる。緊張がゆるむ)は、新明解国語辞典にも載っていますので、現役の共通語のような気がしますが、いかがなものでしょうか?
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たががゆるむ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 6日(火)12時47分52秒 引用
気持ちが落ち込む。精神がたるむ。とか
用例:おまえやちゃ、最近「たが」がゆるんで何させてもしゃねがないがの
誰かこの言葉聞いた事ないですか?
ちょっとしたら新発掘かなあ・・・・宜しく
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未確認語彙確認・だあー 投稿者:f-k 投稿日: 3月 6日(火)11時34分48秒 引用
【だあー】低いの意(湖陵)
使いました。「かもえ(鴨居)がダッたはで しょーじの たてしめが ふじよね(不自由に)なったわ」等々
語彙表記は【だあー】【だる】(垂れ下がる・たるむ)の併記ではいかがでしょうか。
古語【たる(垂る)】(@重みで下にだらりとさがる。ぶらさがる。A筋をひいて、また、しずくになっておちる。B力が失せてぐったりする。へなへなとなる。広辞苑)の転であろうと思います。
島根県方言辞典には「垂れ下がる・たるむ」の他に「疲れる」「ゆるむ」の語意と用例を挙げています。こちらの方は使った記憶がないのですが、湖陵ではいかがでしょうか。
「あんまり歩いて足がダッた(疲れた)・簸川・出雲・大原」
「ねじがダッて(ゆるんで)機械ががたがたする・大原」
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たないけ・追加 投稿者:f-k 投稿日: 3月 6日(火)10時53分3秒 引用
【たないけ】は普通、【たなえけ】と言っていました。
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未確認語彙確認・たないけ 投稿者:f-k 投稿日: 3月 6日(火)10時47分14秒 引用
【たないけ】小さな池(湖陵)
使っていました。共通語での説明が難しいのですが、強いて言えば「籾種を浸すなどのために、家周りに設けた小池、堀り池」とでも言えるのでしょうか。
古い共通語【たないけ(種池)】【たない(種井)】が語源のようで、【たない】は「(一説に[田な井])稲の種をひたしておくために、苗代の傍に掘る井戸または池。たないけ。」(広辞苑)とされています。
出雲では「苗代の傍ら」ではなく、「屋敷周り」が一般的ではなかろうかと思いますが、いかがでしょうか。
ご参考までに、鳥取県方言辞典に【たなえち】(屋敷内にある池・西伯郡)があります。これも出雲の【たないけ】と同じものであろうと考えられます。
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ごよ確認 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 6日(火)09時21分15秒 引用
ごよ(八雲の人掲示)未確認語彙
平田では【ごよごよ】と言います。一方的に押し付ける。遠慮がしない、と言う意味も有
用例:隣のえんきょはここやす事をえことにごよごよで頼んにくーけんの。
訳:となりのおじじは遠慮なしで物事を頼みに来ます。
確認同意宜しくお願いします。
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こちける 他 投稿者:こだま 投稿日: 3月 5日(月)20時51分20秒 引用
こちける
「あんまー寒ーて 手がこちけて 思うやーにならんがの」
こぎる
「もちーとぎばんで こぎってみょうや ちーと高いわ」
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清音化 投稿者:まつ 投稿日: 3月 5日(月)19時51分6秒 引用
f-kさんの確認された「こじける」ですが、「こつける」で当辞書に登録されています。
この言葉でも、やはり「じ・ぢ」が清音化されています。
それがサ行の「こ(し)ける・こ(す)ける」になるのではなく「こ(ち)ける・こ(つ)ける」と、タ行に清音化されています。
やはり「じ・ず・ぢ・づ」が清音化されると、タ行の「ち・つ」に変化する法則は考えられませんか?。
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確認 投稿者:もりやま 投稿日: 3月 5日(月)19時32分12秒 引用
牧野本
【たんぽ】
共通語 犬猫の尾の短いもの
用 例 うちのミケちゃんは たんぽだよ
用例訳 うちのミケちゃんは尾っぽが短いよ
昔の猫は‘たんぽ’が多かったですね。最近はいろいろな外国種が入って交雑化し珍しくなりました。犬は解りませんが、猫は切ったのではなく生まれつきです。
未確認語彙より
【いっさん】
共通語 杯一杯の酒
用 例 いっさんではえけませんわ もう一っどうぞ
用例訳 さかずき一杯ではよくありません もう一杯どーぞ
来客にお茶をすすめて一杯飲んでで帰られようとすると、「一杯茶は縁起が悪りてて言いますけん」と言いますが、酒も共通するかもしれません。
【えがま】
共通語 長い柄のついた鎌
用 例 明日 杉山の下草刈しーけん えがま研いでおけ
用例訳 明日 杉山の下草刈するから 長い柄の鎌を研いでおけ
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未確認語彙・槙野本(その3) 投稿者:f-k 投稿日: 3月 5日(月)17時27分25秒 引用
【ごーせな】沢山の
共通語【豪勢な】の単純訛りであろうと思います。
したがって、「沢山の」のほか、「大層な・勢いの良い」などの語意を含むと思います。
ただし、「沢山の」の語意で使った記憶は乏しいのですが、「大層な・勢いの良い」方は使っていました。
用 例
あしこは みょうと(夫婦)でちとめて(勤めて)だけん ゴーセナ(大層な)くらし(暮らし)しとらえーが
【さす】重いものを両手で高く持ち上げる
共通語の【さす(差す・指す)】(A物を上方または前方へ伸ばす。手を上にあげる。物を持って上に上げる。[広辞苑])です。
また、泉・「出雲の生活と言葉」の【こめえなえこ】で、森山さん(湖陵)が書き込んでおられる【こめえなえこ】の競技種目の一つ、【さし】(四斗俵を頭上高く差し上げる。今の重量挙げ)がこの語彙から来ています。
用 例 その たーら かたまで さえ(さし)て みー
用例訳 その俵を 肩まで 持ち上げてみろ
【じょたん】ほいろ
共通語の【じょたん(助炭)】(枠に紙を張って火鉢や炉の上をおおい、火気を散らさず、火持ちをよくさせる具。[広辞苑])ですが、出雲では上部に引き出しが付いていて、メノハなどを入れて乾燥・保存していました。
【じょたん(助炭)】は俳句の冬の季語でもあります。【鉛筆で助炭に書きし覚書 虚子】
用 例 めのは もらってきたけん じょたんね えれとえて ごえた
用例訳 めのは(若布)を貰ってきたから、助炭に入れて置いておくれ
【たくねる】横取りする
共通語【たくる】@奪い取る。ひったくる Aまくる。たくしあげる Bむりに頼む。せがむ(広辞苑)の@の転だろうと思います。泉・辞書登録語彙【たくなる】【たくねる】もこの類語だと思います。ただし、泉・辞書の【たくねる】とは語意が違いますので、別に登録する必要がありそうです。
【たくねる(2)】横取りする。奪い取る
用 例 えかげんな こと えって とーと おらのもん たくねて しまったが
用例訳 いい加減なことを言って とうとう俺のものを 横取りしてしまったよ
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未確認語彙・槙野本(その2) 投稿者:f-k 投稿日: 3月 5日(月)17時23分52秒 引用
【かんわらび】フユノハナワラビ(冬の花ワラビ)
山野草愛好家の間では、普通に使われている言葉だと思います。
用 例 かんわらび もらってきたども まえこと そだちだらか
用例訳 「冬の花ワラビ」を貰ってきたけれども 上手く 育つだろか
説 明 大山周辺の山で時折見かける山野草で、黄金色の粟粒に似た胞子嚢(のう)の美しさが愛され、盆栽用に珍重されています。
【きざはし】階段
共通語の【きざはし(階)】(昇降するために造った段。階段。きだはし。[広辞苑])で、泉辞書の【きだはし(階段)】と同じです。この両方は普通に使うと思います。【きだはし】の空見出しではいかがでしょうか。
【くみこ】障子の骨材
共通語の【くみこ(組子)】(A格子または窓・障子などの、組み合わせた細い材[広辞苑])と同じです。出雲弁では普通【くんこ】と言い、泉辞書登録済みです。この空見出しで如何でしょう。
【こーせん】口銭
共通語の【こうせん(口銭・貢銭)】(売買の仲介をした手数料。問屋口銭。コミッション。[広辞苑])と同じです。
用 例 あしこは ごぶも こーせん とーとや
用例訳 あそこは 五分も 口銭をとるそうだよ
【こぎる】値切る
古い共通語の【こぎる(小切る)】(@小さく切る A値切る [広辞苑])です。
用 例 えらね たかかったの もーちょんぼー こぎら よかったね
用例訳 えらく高かったね もう少し 値切れば好かったのに
【こぐちがたつ】病人が全快に向かう
泉辞書3月新規登録予定の【くぐちがたつ(2)】と同じもので、その語源である共通語の【小口】を使っているものです。空見出しでは如何でしょうか。
【こごなる】身をかがめて小さくなる
共通語【こごまる(屈まる)】の転で、泉辞書登録済み【こごん(屈む)】の同意語です。【こごん(屈む)】の空見出しでは如何でしょう。
なお、【こごなる】は、寒さで身が縮む様。体が冷える様にも使っていました。
用 例 きょは こごなー やな てんき だの
用例訳 今日は 寒さで身が縮む様な 天気だね
【こじける】かじかむ
古い共通語【かじける(悴ける)】(A手足がこごえて思うように動かなくなる。かじかむ。[広辞苑])の転だと思います。
用 例 てが こじけてしまって はし だえ もてんは
用例訳 手が かじかんでしまって 箸さえ持てないよ
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未確認語彙・槙野本( 投稿者:f-k 投稿日: 3月 5日(月)17時20分9秒 引用
【あおた】青く未熟な果実
【あおた】または【あおたんぼ】で使っていました。
用 例 そぎゃん あおた(あおたんぼ)とってきて どげしーてて くゎれもせんね
用例訳 そんな青く未熟な果実を採ってきて どうするの 食べられもしないのに
【うぐい】
魚の【うぐい】(イダ・ハヤとも)のことではないでしょうか。
もしそうであれば、共通語っぽくもないのですが・・・・
【おみけのくい】蒸し暑い
【おみける】蒸し暑くなる
【おむける】蒸し暑い
泉辞書登録済みの【おもしぬくい】(蒸し暑い)、【おみる】(蒸れる)、【おもす】(蒸す)等との訛り方の違いで、空見出し表記すればいかがでしょう。ただし、【おむける】はあまり使わなかったような気がします。
【かかり】月の初め
共通語の【係り(とっかかり・はじめ)】(広辞苑)と同じだろうと思います。
用 例 こんどの じょーかえ は らえげちの かかー(かかり)ね しーとや
用例訳 今度の常会は 来月の初めに行うそうだ
【かかる】交尾する
共通語の【掛かる・係る】(交配される。広辞苑)と同じだろうと思います。
用 例 このごろ おちのえのね のらえのが かかーさがって えけんが
用例訳 この頃、うちの犬に 野良犬が交尾しやがって いけないよ
【かたぎ】カシ・ナラ・クヌギなど堅い木
共通語の【かたぎ(堅木)】(堅固な材木。カシ・クヌギ・ナラ・ケヤキのような薪炭とする木の称。広辞苑)と同じだろうと思います。
用 例 かたぎの しみは もちが えけんのー
用例訳 カシ・ナラ・クヌギなど堅い木の炭は (炭火の)持ちが良いからね
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槙野本「たわたわ」確認 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 5日(月)13時39分12秒 引用
しなって揺れる。揺れるさま。
用例:竿竹が「たわたわ」しとーが危ねことねかや。
【だわだわ】:だわんだわん
物干し竹が「だわだわ」しちょーけん、もてもんのせーだないが。
奥野さん用例どうでしょーか?では、ではn(。^。)n
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だんぎり 投稿者:金沢 投稿日: 3月 5日(月)13時04分53秒 引用
記載の「だんぎる = 輪切りにする」の名詞用法であの巾の広い鋸のことでしょうか。
当然に登載されるべきと思いますね。
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えのこかずら 投稿者:わださか 投稿日: 3月 5日(月)08時54分5秒 引用
f−kさん
えのこかずらは以前私が書き込んで未確認になったままだったと思います。やはり加茂
では使いますよね。確認ありがとうございました。
【だんぎり】
大鋸という名詞ではわかりませんが,割り木にするときに木を2尺あまりの長さに鋸で
きることを【だんぎる】と言っていました。
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えのこかずら・補足 投稿者:f-k 投稿日: 3月 5日(月)08時52分39秒 引用
島根県方言辞典は【いのこかずら(亥の子蔓)】で載っていました。葛の根を【イノコ】といい、その根を粉にして作った餅を【いのこ餅】と言っていたようです。
先の書き込み「犬子でしょうか?」は取り下げます。
加茂にも、葛粉を採る習慣が、かってはあったということなのでしょうか?
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未確認語彙えのこかずら 投稿者:f-k 投稿日: 3月 5日(月)08時38分50秒 引用
【えのこかずら】葛 (加茂・砂)
使いました。「えのこ」は「犬子」でしょうか?
加茂では、葛粉を採ることをしなかったので、【えのこかずら】は単なる厄介者でしかありませんでした。
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未確認語彙あたまぼっか 投稿者:f-k 投稿日: 3月 5日(月)08時28分43秒 引用
【あたまぼっか】あたまでっかち。大頭。(遠藤・大東)
使いました。川魚のボッカ(どんこ)の形状に擬して言ったものだろうと思います。
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用例 投稿者:こだま 投稿日: 3月 4日(日)20時39分48秒 引用
とわず いい加減なこと 少し足りないこと
「そげねたわずばっかし言いたてて だけん信用されんがの」
じーくそが悪い 食い意地が汚い
「あげな時にばっかしぎばむのー じーくそがわりい証拠だがの」
○--------------------------------------------------------------------------------
槇野本の〜 こたえんばん 投稿者:金沢 投稿日: 3月 4日(日)13時34分8秒 引用
○「たわたわ = まごまご」で記載です。
○「だんごろもち」は農家の粗末な代用餅は知りませんが、普通の「だんご」をこうよぶことはありました。用例下記に。
○「たんきり飴」は共通語もしくは登録商標の可能性があります。
○「たんか」はKENさんのおっしゃるとおり、「たんかもん」で記載だと思います。「単独で「こなは たんか だけんの」とは使わないような。
○「ちーさく」は共通語の単純訛りだと思います。
○「こたえんばん」は F=Kさんのいわれるとおりでよく使いました。気がつきませんでしたね。用例下記です。
【だんごろもち】
共通語 屑米の粉をつかった粗末なだんご、または、普通の(小麦粉の)だんご
用 例 今日も だんごろもちかね ごはんはねかね
用例訳 今日も また だんごかい ご飯はないのかい
採取者 槇野本
【こたえんばん】
共通語 嬉しくてたまらないこと、痛快なこと
用 例 昨日は藤村のホームランでタイガースが勝っての こたえんばんだったわの
用例訳 昨日は藤村のホームランのおかげでテイガースが勝ってね痛快だったよ
採取者 [ ]
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牧野本の… 投稿者:KEN 投稿日: 3月 4日(日)13時08分1秒 引用
「もくろがもー」は登録済みだったんですね!失礼しました(^^;)
牧野本の「たんか」ですが、【たんかもん】(短気な人)で登録済みです。
ちなみに、おくのさんの採取です(^^ゞ
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牧野本からです 投稿者:おくの 投稿日: 3月 4日(日)12時30分59秒 引用
ご存じの出雲弁がありましたら用例を作って頂けないでしょうか。
・たわず:いい加減なはなし(既載「とわじ」と同じ)
・たわずく:たわたわする
・たわたわ:Aしなって揺れるさま Bうろうろ動揺するさま
・だわだわ(だんわだんわ):揺れるさま
・たんか:短気
・たんきりあめ:煎り豆を飴で固めた菓子
・だんぎり:大鋸
・たんご:谷間、小さい谷
・たんこぶ:〔魚〕コブダイ、カンダイ
・だんごもち:屑米の粉を蒸して挽いた粗末な餅
・たんころ:痰
・たんぽ:犬猫などの尾の切れたもの
・だんらだんら:だらだら
・ぢーがわるい:食い意地が悪い
・ちーさく:地主の代理人(中作)
(P202まで)
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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けんけんぱー 投稿者:おくの 投稿日: 3月 4日(日)09時57分42秒 引用
岡さん。どうも、すみませんでした。^_^;
「しっけんご」が登録済みだったので「けんけんぱー」をとばしてしまいました。
4月定期更新時に掲載案を提示させていただきます。
では、では、m(__)m
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けんけんぱー遊び 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 4日(日)09時37分20秒 引用
奥野さん…すけんごで遊ぶ「けんけんぱー」新規登録お願いします。詳細投稿記載済み
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くそんばえ 投稿者:おくの 投稿日: 3月 4日(日)08時26分22秒 引用
黒くて大型のハエ。了解しました。
わださかさん。下記で用例をお願いいたします。
【くそんばえ】
共通語 〔昆〕黒くて大型のハエ
用例 。
用例訳 。
では、では、m(__)m
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たいこうち 投稿者:f-k 投稿日: 3月 4日(日)00時20分35秒 引用
遠藤さんの【たいこうち】=【ち○こきり】。島根県方言辞典には【ち○こきり】(水かまきり)で堂々と掲載されています。
方言には「下ネタ語」はよくあること。しかも、この種の固有名称にまで「教育的配慮」が必要なのでしょうか。
私自身は、使った記憶が曖昧で、この語彙自体の確認はできませんが・・・
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未確認語彙こたえんばん 投稿者:f-k 投稿日: 3月 3日(土)23時55分10秒 引用
未確認語彙【こたえんばん】(松江)。悪童時代、使っていました。
【こたえん】(堪らない・やりきれない)と【へーえんばん(平円盤)】(レコード盤)[いずれも泉辞書登録済み〕の【えんばん】を掛けた言葉遊びだろうと思います。
【へーえんばん こたえんばん】と続けて言っていたようにも思います。
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くそんばえ 投稿者:わださか 投稿日: 3月 3日(土)20時29分45秒 引用
言い出しっぺですが、私もギンバエ=くそんばえだとは思っていません。ただ,分類上のハエ
のどれが「くそんばえ」かなどはわかりません。黒くて大型のハエのことを言っていることは
確かだと思います。
「せんちぼんぼ」は加茂では言わないと思います。
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Re: さし 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 3日(土)18時14分6秒 引用
相手の札の下に潜り込ませても勝ちでした。そのことを「さし」と言っていたようにおもうのですが。平田では「さす」と言っていたようですが?
「さし」は一対一で勝負するとき使いますがどうでしょーか?金沢さん
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ギンバエ 投稿者:おくの 投稿日: 3月 3日(土)15時49分19秒 引用
ネットで検索すると「ニクバエ科」のハエ(約100種)をニクバエ、ギンバエ、シマバエとも呼んでいるそうです。
出雲地方ではギンバエとクソバエを区別して使っているなら別物として取り扱ったほうが良いのかもしれませんね。
登録済みの言葉として
【せんちぼんぼ】
共通語 〔昆〕ギンバエ(クソバエ)
用例 スイカにせんちぼんぼがたかっちょーがや
用例訳 スイカにギンバエがたかっているよ
採取者 森田[仁多]
(記録者:奥野)
がありました。
第一採取者のわださかさん、いかがですか。
では、では、m(__)m
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Re: くそんばえ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 3日(土)13時58分45秒 引用
ぎんばえとくそんばえはちがうと思います。背中が金属の光沢があるのがぎんばえで、まっくろででかいのがくそんばえと言っていたと思いまます。
食べ物も違うと思います。銀ばえは主にうんち、くそんばえは腐った食べ物、スイカ、あじうり等共通なものは魚の腐ったもの
はっきりしたほうがいいと思います。ねえ奥野さん…遠藤さんの意見に賛成します。じゃ
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たいこうち 投稿者:遠藤 投稿日: 3月 3日(土)13時12分18秒 引用
水生昆虫の「たいこうち」というのがいますが、最近はもういないかも知れません。
あれを、ち○こきりとか言ってたのですが、この書き込み削除していただいても
かまいません。
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くそんばえ 投稿者:遠藤 投稿日: 3月 3日(土)13時03分15秒 引用
すみません、けちをつける気は無いのですが、ぎんばえとくそんばえは
ちがうと思います。背中が金属の光沢があるのがぎんばえで、まっくろ
ででかいのがくそんばえと言っていたと思います。まあ、厳密なモンで
もないとは思いますが、ぎんばえに限定するのは如何と思いますが。
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わださかさん。用例を。 投稿者:おくの 投稿日: 3月 3日(土)09時04分31秒 引用
わださかさん。用例をお願いできないでしょうか。
【くそんばえ】
共通語 〔昆〕ギンバエ
用例 。
用例訳 。
【こばい(こばえ)】
共通語 〔昆〕ショウジョウバエなど小型のハエの総称
用例 。
用例訳 。
では、では、m(__)m
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さし 投稿者:金沢 投稿日: 3月 3日(土)00時29分9秒 引用
ぺったんで思い出しました。ペッタンでは相手の札をひっくり返すともちろん「取り」で勝ちですが、相手の札の下に潜り込ませても勝ちでした。そのことを「さし」と言っていたようにおもうのですが。
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Re: てぼさく 投稿者:岡(平田) 投稿日: 3月 2日(金)21時15分11秒 引用
> >「てぼ」→ぺったんをしたときの反則で、手が地面に付くこと。
私はてぼさく=「不器用」しかわかりません。よろしく
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お礼 投稿者:もりやま 投稿日: 3月 2日(金)21時11分4秒 引用
f-kさん 今晩は。
確認や「てぼ」の語源調べ、ありがとう御座いました。
語源や由来がはっきりすると、出雲弁の趣が一層深まりますね。
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もくろがもー 投稿者:おくの 投稿日: 3月 2日(金)20時34分16秒 引用
【(もくろが)もる〔2〕】で登録済みでした。^_^;
>「てぼ」→ぺったんをしたときの反則で、手が地面に付くこと。
岡さん。平田でも使っていましたよね。懐かしいですねー。
では、では、m(__)m
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もくろがもー 投稿者:遠藤 投稿日: 3月 2日(金)19時34分56秒 引用
私はもくろは知ってますがもーは知りません。ただ、話を聞いていると
もーと言うのはモグラがトンネルを掘ったのが地上を盛り上げた状態
ということで、もうひとつの穴をあけるということに対応する言葉が
あるとすれば、それが未確認であっても場所を開けておいて、単に悪さを
するではなくて、用例としては単に悪さをするではなくて、もぐらの
トンネルのことだとがわかるような用例のほうがいいと思いますが。
それにしても、モグラがトンネルを掘ることだけに使われる動詞がある
とは出雲弁とは(ほかの方言にもあるかもしれませんが)底力というか
奥が深いですね。
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てぼ 投稿者:まつ 投稿日: 3月 2日(金)19時21分24秒 引用
f-kさんこんばんは。
「てぼ」についての詳しい書き込み、興味深く読みました。
「てぼ+しゃくし」や「てぼ+さく」などのように「てぼ」の組合せの言葉なのでしょかね。
私はぺったんの「てぼ」しか知りませんでした。
インターネットで検索してみましたら、他所では、うどん等の湯きりをする道具も「てぼ」と言っているようですが、語源は同じところから来ているのかもしれません。
応用の広い言葉のような気もします。なんか、面白いですね。
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↓ もくろがもー(る)再び訂正 投稿者:金沢 投稿日: 3月 2日(金)09時32分48秒 引用
KENさん 失礼しました。「もくろがもー」を再び訂正します。
【(もくろが)もー(る)】
共通語 (モグラが)穴を掘る(畦や畑でワルサをする)
用 例 あーけ また もくろがもっちょーさがーわ
用例訳 ええい モグラが また いたずらしてやがる
採取者 KEN[八雲]
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確認 投稿者:f-k 投稿日: 3月 2日(金)03時40分9秒 引用
【てぼじゃくし】使っていました。ただし、日常生活では、略して単に【てぼ】といっていました。
語源は、古い共通語の【てぼう(手棒)】。テボウが撥音化した【てんぼう(手棒)】(指や手首のない人を卑しめていう語〔広辞苑〕)ではないでしょうか。
【てぼじゃくし】の形状を、指や手首のない形状に擬したものと思いますが、如何でしょう。
島根県方言辞典には、木の汁杓子の【てぼ】のほかに、次の【てぼ】が載っています。
【てぼ】@手首から先のない者 A不器用な人の卑称。特に縫物や田植の下手な人にいう。
共通語本来の語意から転じて、Aの不器用な人の卑称が生まれてのではないでしょうか。
なお、こちらの方の【てぼ】は、使った記憶がありません。
泉辞書登録済み語彙に【てぼさく(下手)】がありますが、これも上記の類語のようです。
島根県方言辞典の【でぼさく】は、@金を持たぬ人(能義・隠岐)A不器用な人。特に裁縫や田植えの下手な人(簸川・出雲・大原)B手首から先のない人(大原・能義)と記載されていました。
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もくろがもー 投稿者:KEN 投稿日: 3月 1日(木)22時54分41秒 引用
わださかさん、「もくろがもー」の確認ありがとうございますm(__)m
お陰様で“もくろ”ではありますが、日の目を見ることができます(^^ゞ
そして、金沢さん、用例をありがとうございますm(__)m
ただ、八雲では「あーいけ」とはなりませんので、「あーけ」(登録済み)でお願いできればと思います。
用例 あーけ また もくろがもっちょーさがーわ
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てぼ 投稿者:まつ 投稿日: 3月 1日(木)20時10分9秒 引用
もりやまさん こんばんは。
「てぼ」→ぺったんをしたときの反則で、手が地面に付くこと。
これは使っていました。
私の場合、勢いあまって薬指の爪がはがれて、それが膿んで難儀した事があります。
「てぼじゃくし」は残念ながら聞いた記憶がありません。
アルミの杓子しか記憶にありません。木製は使った記憶が無いです。
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候補 投稿者:もりやま 投稿日: 3月 1日(木)19時58分26秒 引用
【てぼじゃくし】
共通語 木製の汁杓子
最近のテレビ番組でタレントさんが、あまり知られていない秘湯を旅する番組をよく見ます。旅の楽しみは食事、囲炉裏で自在鍵につるした鍋より、主人か女将さんが宿自慢の鍋料理をあれこれ説明しながら、共柄の‘てぼじゃくし’で椀によそってすすめます。汁杓子がアルミやピカピカのステン製ではせっかくの名物料理も台無しです。
アルミ製が出回るまで(戦後)まで汁杓子は、木製で共柄の【てぼじゃくし】でした。
「てぼ」語源などは私では解りません。こどもの頃ペッタンをするとき、勢い余って置いてる札に手が触れると「てぼ」した言い、重大なルール違反でした。関連は不明です。
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↓ 訂正 もくろがもー 投稿者:金沢 投稿日: 3月 1日(木)18時40分1秒 引用
下記の「もくろがもー(る)は訂正します。肝心の用例に「もる」を遣っていませんでした。
【(もくろが)もー(る)】
共通語 モグラが穴を掘る(畑や畦を壊していたずらする)
用 例 あーいけ また もくろがもっちょーさがーわ
用例訳 ええい もう またモグラが いたずらしてやがる
採取者 KEN[八雲]
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もくろがもる(ー) 投稿者:金沢 投稿日: 3月 1日(木)13時04分49秒 引用
「もぐろがもー(る)= もぐらが穴をあけて(わるさをする)」という言い方は、たしか五年くらい前に八雲のKENさんが言っておられた言い方です。広戸敦先生の「出雲方言とその周辺」に詳しく描かれています。要約すると「もぐらが畝などを壊すことには大別して二つの流れがある。@もつるAうぐる(うがつの意か)の流れがあり、その内の「もつる = 土を持ち上げる 」、その内の「もつる」が「もる」に変化して伝播したと思われる」という記述がありました。当時ではそれで確認がつかずに放置されていたものです。
「もくろが もー(る)」の「もる」は「土を持ち上げる」というほどの意かと考えられます。ここにいたってやっと現場確認ができた、と思います。
「(もくろが)もー(る)」は登載されます。
【(もくろが)もる(ー)】
共通語 (もぐらが)穴をあけてワルサをする
用 例 け また もくろが わーさしちょーわ
用例訳 もう また モグラが穴をあけて いたずらをしているよ
採取者 KEN [八雲]
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もくろ 投稿者:わださか 投稿日: 3月 1日(木)00時51分22秒 引用
もくろ=もぐら,は既載ですが,「もくろがもる」という言い方はどこかにあるのでしょう
か?もし無いとしたらどこに載せるのでしょうか?
「もくろがもる」=「モグラの穴が開く」又は「モグラの穴で水が漏る」
後者のみではなく,前者の意味でも使うような気がします。
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ちろくせん 投稿者:こだま 投稿日: 2月28日(水)20時21分39秒 引用
私のところで ちろくせん と言っていた語について よくわかりました。
似合わない という意味で使っていたのですが 流石ですね。
「ええと思うちょっただも どうもちろくせんけん やめーわ」 など
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「しけんご」とけんけんぱー遊び 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月28日(水)12時50分11秒 引用
片足で飛び跳ねること。この遊びが「けんけんぱー」
用例:おーい、こーから「けんけんぱー」さこい。
訳:丸い円(小さいのと大きいの)を前に向けて左、右たがいちがい(時々円と円の間隔が長くなるのでバランスが崩れて、しりもちをついたり、円から足がでると失敗で負ける。)に泥の上に書いた上を片足で飛んで行き途中でぱーがあるところは両足ついてもよい。(ここでちょっと休憩する所)早く最後まで無難に進む遊びです。
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確認 投稿者:f-k 投稿日: 2月28日(水)10時09分4秒 引用
もりやまさん、おはようございます。
【くちのついたもん】【かたくち】よく使いました。
【くちのついたもん】は、家畜や犬、猫だけでなく、ネンパなど魚類にも使っていたように思います。
【くちのついたもんはかたくちでもえらん】は、世話が大変だという意味の他に、世話ができずに結果的に殺してしまう場合など、殺生を戒める意味合いもあったように思います。
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生活と言葉ほか 投稿者:もりやま 投稿日: 2月27日(火)22時00分44秒 引用
出雲の生活と言葉
「くちのついたもんは かたくちもえらん」
終戦前後 子供たちにウサギの飼育が流行りました。軒下に石炭箱(リンゴ箱)を横にして並べ、前に開き戸と割り竹か金網を張った飼育箱で飼いました。雌を飼い繁殖させて育て毛皮(戦時中は飛行兵の防寒用)や食肉用にします。ときたま我が家の鍋にもはいりましたが、結構な小遣いになりました。
「ウサギを飼う」と言い出したら、親たちは「くちのついたもんは かたくちでもえらん」と猛反対です。当時の農家は農耕用として牛を飼っており、年中休みも無く朝昼晩とその世話は大変なことで、これ以上に増えると困るからです。結局一切の飼養管理は子供の仕事で許可が出ました。
「かたくちでもえらん」とは変な例えですが、当時「かたくち」は台所の必需用品でした。
【くちのついたもん】
共通語 家畜や犬猫
【かたくち】
共通語 注ぎ口のある丼
2.10日 こだまさんの【くちつき】の同意語
用 例
岡さん 確認ありがとう御座いました。
【おでーも】
共通語 (植)ながいも
用 例 砂地で おでーも つくーと掘ーが楽だ
用例訳 砂地で ながいも 作ると掘るのがらくだ
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つうろくせん 投稿者:金沢 投稿日: 2月26日(月)17時34分7秒 引用
「つーろくさん = 釣り合わない」で既載の言葉ですね。
この言葉については私に語源論がありまして。古語で「うつろく ⇒ 映ろふ = 映える」という言葉があります。この古語の「うつろく」が音位転換を起こして「つうろく」となったものと私は確信しています。出雲弁にはこのような音位転換語が多いように思いますね。「こごみがしら ⇒ こんがらし(頭で頷く様)」「あとずさり ⇒ あとしざり」・・・ etc
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ふとよさがい(ふとよさがえ) 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)21時36分47秒 引用
一日おき(ふとよさ=一日既語彙有)
用例:まーじ、うちんおじじはくせがの。そげん「ふとよさがい」に風呂にはってだもん。
○--------------------------------------------------------------------------------
えもぜわ 投稿者:遠藤 投稿日: 2月25日(日)20時42分43秒 引用
平田の言葉はおもしろいですね。えもぜわは実に含蓄がありますね。
ちょちょま、はちょちょくさのことでしょうね。
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あなんぼ 投稿者:遠藤 投稿日: 2月25日(日)20時36分9秒 引用
平田では、あなのことをあなんぼというのですか。初めて知りました。
ざっこはざこのことでしょう。
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Re: でしゃばる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)18時46分57秒 引用
すみません。検索したらどうも全国区でした。お騒がせしました。
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つうろくせん 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)18時34分2秒 引用
用例:家のおばやんが色々衣装替えしいけどなかなか身体と「つうろく」せんでこまっちょうがの・・・
訳:妻が衣装を着替えて見るけど見栄えがいいものがなかなか見つからない。
「考えた通りにうまくいかない事」
これでわかりますか?よく考えたでしょー
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でしゃばる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)18時23分0秒 引用
用例:け、ほんね、「でしゃばって」えもぜわ、さでもえがのー。
訳:人の先頭にたってよけいなお世話すると迷惑ですよ。
人の先にたってあれこれ指図すること。「でしゃばる」
誰か同意してね。待ってますよ。えっとかんがえたけん
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(無題) 投稿者:ちょちちょち 他 投稿日: 2月25日(日)17時21分25秒 引用
ちょちちょち は言いますね。少しずつ 僅かばかり という
ことでしょうね。
「まあ ちょちちょちさばっちょーが 能率が上がらんことだわ」
おっちょこちょい は 気の早いどこか間抜けたことをする人 ですね。
「どうもおっちょこちょいで 頼まれんのー」 など
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ちょちょま 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)15時35分14秒 引用
用例:あいちゃ「ちょちょま」でいけんが
訳: おの人は、おっちょこちょいでいけない。
その他の意味:間抜けな人、よく失敗する人
「おっちょこちょいの人」と同意語
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ざっこ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)14時33分25秒 引用
登録語彙に「ざっぺ=雑魚」(周藤 湖陵)は載ってますが雑魚のこを「ざっこ」と平田では言ってます。
用例:きょうはやんべにとれたがみーな「ざっこ」でつまらんだった。
宜しく…毎日考えているがなかなか純な出雲語彙が見つからんで「おおじょーこい」とります。
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ちょちちょち(かちかち) 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)12時53分16秒 引用
用例:このあなんぽからネズミが出入りできーかや、まあ「ちょちちょち」(かちかち)だのー。
用例訳:この穴からネズミが出入りできるか?「ぎりぎり」できますよ。
新規登録どうでしょーか?どなたか…平田ではよくいっちょーますがねえ・・
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だんぶらとした 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月25日(日)12時39分39秒 引用
用例:この洋服は「だんぶら」と、しとって楽でいいがのー。
用例訳:この洋服はちょうど大きさがほど良くていいですよ。
この言葉はひょっとして捜したら無かったのでひょっとしたら新規登録、確認語彙ですか?
誰か宜しく…奥野さん他の人どうでしょーか?今も使用してます。
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出雲弁訛り 投稿者:おくの 投稿日: 2月25日(日)11時36分43秒 引用
こだまさん。用例をありがとうございました。
「どんぶや」「どんぼや」
ご承知のように出雲弁訛りでは「り」が長音化し「どんぶりや」が「どんぶーや」に訛りますので、あえて「どんぶーや」を登録しないようにしています。もし、それを許すことになれば新明解辞典記載語彙の大部分を出雲弁訛りで書き換える作業が必要になってきます。「どんぶや」と「どんぶーや」、空見出しを付けるかどうかどうかですが、私は金沢さんの意見と同じです。
ただ、出雲地方では「どんぼや」の「ぶ」が「ぼ」に訛ることはほとんど無いように思いますし、島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)に「どんぼ(風呂:幼児語)」とあり確認できますので登録すべきではないかと考えます。
「げすい」「げし」「げす」
これもご承知のように、出雲弁では「げし」「げす」は同じ発音になります。また、「げすい」は出雲地方の音韻変化(ホームページ左フレーム「形容詞」を参照してください)により「げす(げし)」となります。
したがって、【げすい(げし)】として登録するのが妥当と考えます。
昨日、わださかさんに下記の用例をお願いしているところです。
【げすい(げし)】
共通語 下品な、卑しい、派手すぎる、どぎつい
用例 。
用例訳 。
参考 【げし】は【げすい】が変化した。『形容詞の「ui」が「i」に変化(形容詞の終止形・連体形)』を参照
・わださかさん。よろしくお願いいたします。
では、では、m(__)m
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用例 投稿者:こだま 投稿日: 2月25日(日)05時47分29秒 引用
おいでませ 「おいでくださいましたね」と 敬意を示している
言葉だと 思います。来なさいませ ということになるでしょうか。
「まあ そこじゃーいけんけん こっちへおいでませや」 など
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遠藤さんのご見解 投稿者:f-k 投稿日: 2月25日(日)04時05分20秒 引用
遠藤さんの「訛りの範疇と了解されれば登録されても良いように思う」とのご見解、大賛成です。
方言は、谷一つ、川一つ越えれば、訛り、語意、用法など様々に変化しますので、本来方言に「共通語」はないものと思います。しかも個々の方言の背後には、その土地、その時代の生活と風土が重なります。大げさにいえば、方言はそれを使い、生活した人々のアイデンティティーです。
例えば先の【おれ】の場合。既登録の【おろえ】の訛りであることは頭では理解できても、「おらの言葉」が否定されるような侘しさがあり、空見出し登録を強く希望しました。
【おれ族】にとっては、【おろえ】は異国語なのです。
【どんぶりや】【どんぶや】【どんぼや】も、単なる訛りの違いで片付けていいものかどうか。それぞれの言葉には、それを使った人々の生活文化が在ることを考えると、可能な限り空見出し登録をご検討いただきたいものと思うのですが、いかがなものでしょう。
それが、おくのさんのお手を煩わすことになることは、十分承知はしているのですが・・・
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さえなら三角 投稿者:f-k 投稿日: 2月25日(日)02時59分6秒 引用
連想遊びの「あそび歌」【さえななら三角・・・】は、遠藤さんご指摘の通り、「全国的なモン」ですが、この歌の場合、もりやまさんのおっしゃるように、「ウサギ」または「カエル」まではほぼ一緒ですが、その後は土地柄、時代背景によって様々なバージョンに変化します。
私の意図は、方言語彙候補としてではなく、@ラジオ・テレビ等マスコミの波に洗われる以前の、戦前の悪童の生活と言葉を記録しておきたかったこと Aこの歌は、いろいろなバージョンに変化するので、各地、各時代のバージョンが皆さんから紹介され、楽しめるのではないのかと考えたこと、です。
いかがなものでしょうか?
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げすい 投稿者:遠藤 投稿日: 2月24日(土)19時48分5秒 引用
私はげすいは知らないのですが、この間のfkさんの提案は貴重で私も以前から思ってました。
たとえば、げすいについて、ある人は「げし」と言い。ある人は「げす」と言い。またある人
は「げしー」と言う場合、この言葉は登録されないわけです。このような場合、これらの人が
意味も用法も同じであり、平田なまり、仁多訛りの範疇と了解されれば登録されても良いよう
気がします。私の気持ちとしてはこちらを重要視しむしろ辞書に書いてあることは結局書いた
人の主観であり、本になっているだけ、我々としてはフィールドワーク的な視点から、本当に
使われている言葉を取り入れるのが良いと思います。
それから、さよなら三角は、よく小説にも出てきます。全国的なモンではないですか。
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ぼんぼ 投稿者:遠藤 投稿日: 2月24日(土)19時36分38秒 引用
だから、岡さんの言うような顔にさばーつくやないつは「ぼんぼ」と一まとめだがね。
こばえはくだものなんかにつけーやつですじね。ふらたではそーも、かおにさばーやつも
ごめでこばえといっとたということですが、うちんはでちょんぼちがーやねすがどげだと
おもい。
どんぼや、というのは銭湯のことで多分昔の共通語だと思います。権威のある辞書には銭
湯のことですと載っていると思いますが。
やっぱ、パンですか。昔はパンもかせてもらえんで、ぱんててこげなもんださなと思いながら
くっちょうました。さすがに給食が始まってパンをくこたなーなーました。
ると
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ハエ? 投稿者:わださか 投稿日: 2月24日(土)18時00分40秒 引用
くそんばえ:確かに「糞と蝿が一緒になっただけの言葉」ですが,それが出雲弁かどうかの
答えではないように思いますが。くそばえは標準語なのです。間に「ん」が入っただけです
から判断はビミョーかな?
こばえ:腐ったものにたかる小さな虫,ショウジョウバエ(これにも非常に多くの種がいま
すが)のことを言っていると思います。「空き地や墓に行った時目の周りに・・・」の虫が
何なのかわからないですが,昔は昆虫の正確な種類なぞどうでも良くてハエの小さいような
虫をみんな「コバエ」と言っていたかもしれません。
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さえならさんかく 投稿者:もりやま 投稿日: 2月24日(土)17時24分4秒 引用
f-kさん 今日は。
歌いました、歌いました。終戦後まもなく歌われなくなったように記憶しています。
‘蛙ハ青イ’ までの歌詞は全く同じで高唱しましたが、後は歌詞はf-kさんと違っており、声を小さくして歌いました。あとの歌詞は本欄への書き込みは遠慮させていただきます。
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さえならさんかく 投稿者:f-k 投稿日: 2月24日(土)15時49分23秒 引用
出雲の生活と言葉
【さえならさんかくまたきてしかく・・・】
悪童たちが遊び疲れて家路につくとき、誰かが「さえなら(さよなら)」といった途端、お別れの挨拶代わりに、みんなでこの歌を高唱しました。
サエナラ(さよなら)三角 マタ来テ 四角 四角ハ豆腐 豆腐ハ白イ
白イハ兎 兎ハ跳ネル 跳ネルハ蛙 蛙ハ青イ 青イハ蛇 蛇ハ長イ
長イハ煙突 煙突ハ黒イ 黒イハ黒ン坊 黒ン坊ハオゾイ(こわい)
オゾイ(こわい)ハシェンセ(先生)
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Re: くそんばえ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月24日(土)14時30分24秒 引用
> 真っ黒な大きなやつですね。糞んバエと言ってました。
これは糞にたかる蝿の事です。糞と蝿が一緒になっただけの言葉です。
> こばえも言ってました。こばえは夜、空き地や墓に行った時目の周りにしつこくさばってくる
蝿でなく小さい虫だと思いますが?どうでしょーか?
> ながしやき、とはいいませんでしたが、メリケン粉に卵を入れて、ふくらしこ
> を入れて砂糖、塩少々入れて混ぜたものをフライパンで焼いて、パンと言って食べました。
平田でもパンと言ってました。
宜しく
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どんぶや 投稿者:金沢 投稿日: 2月24日(土)14時26分16秒 引用
松江ではなぜか訛って「どんぼや」といいます。本辞書記載の「どんぶりや」が訛ったものですが。副見出しで副えるかどうか、ですが。私としては「どんぶりや」だけでよいのではと思いますが。
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どんぶや 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月24日(土)14時18分38秒 引用
50年前ごろの話…銭湯の事を「どんぶや」(風呂屋の事)と言って毎晩30円ぐらいで風呂に行ってました。
誰かこの「どんぶ屋」を知っておられるか方、名のってください。
用例:今日もさむけん、どんぶやへ行って体でも、のくもうがえのー。
どうでしょうーか?新規登録語でしょーうか?
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くそんばえ 投稿者:遠藤 投稿日: 2月24日(土)12時44分46秒 引用
真っ黒な大きなやつですね。くそんばえとかおおぼんぼとか言ってました。
こばえも言ってました。
ながしやき、とはいいませんでしたが、メリケン粉に卵を入れて、ふくらしこ
を入れて混ぜたものをフライパンで焼いて、パンと言って食べました。
片栗粉を熱湯で溶いたものはかたくりと言って食べてました。風邪を引いたとき
によく食べたような気がします。
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汚い話しですが 投稿者:わださか 投稿日: 2月24日(土)09時27分8秒 引用
昔,地中に埋めたカメ・桶?に板を渡した便所だったころ,「おながじ」「くそんばえ」が
おりましたよねぇ。「おながじ」は既載ですが,「くそんばえ」は無いような。「くそばえ」
は標準語ですが,いかがでしょう。
それとショウジョウバエのことを「こばえ(こばい)」と言いますがこれも方言ではないか
と思いま。朝から何でこんなもの思い出すのか・・・
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確認について 投稿者:おくの 投稿日: 2月24日(土)08時49分33秒 引用
おはようございます。奥野です。
『文献資料等で[裏が取れる]ものは確認と認める』ことについては、昨年4月から5月にかけて共同制作者間で検討して差し支えないことを確認し、そのように運用しています。もちろん、石見地方や京阪神ではなく、出雲地方で使用されていると文献資料等に記載されている場合に限ります。
2006年掲示板過去ログにも議論の発端及び共同制作者間での検討結果を載せていますのでご覧ください。
では、では、m(__)m
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げすい 投稿者:金沢 投稿日: 2月23日(金)19時53分42秒 引用
「げすい」は「ずるい、(心情的に)汚い」の意味で普通に使っていました。高校生の頃です。方言だと思います。確認は f-k
さんのいわれるように権威のある文献等によることでもよい、とすることに賛成です。権威といえども時に冒す誤りは、こちらから反駁してゆけば良いので。
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確認 投稿者:f-k 投稿日: 2月23日(金)06時34分54秒 引用
確認方法の書き込み、舌足らずでした。
書き込まれた語彙すべてに、ということではなく、例えば権威のある文献資料等で[裏が取れる]ものは確認と認める、とかの方法は取れないものかと思ったりもします。もっとも、「権威のある文献とは何ぞや」で、また紛糾するのかもしれませんが・・・
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未確認語彙 投稿者:まつ 投稿日: 2月22日(木)23時28分13秒 引用
ルールについて、私もわださかさんの意見に賛成です。
私は、何十年か何百年かして我々の子孫が読んで一番面白いのは"掲示板のログ"ではないかと思うのです。
二十世紀から二十一世紀にかけて生きていた出雲人が、自らの言葉について喧々諤々と意見を交換している様子は、絶対面白いと思う。
それから、未確認語彙は放り込んであるのではなく、捨ててはいけないから大切に保管してある、と考えた方がいいのではないでしょうか。
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未確認語彙 投稿者:わださか 投稿日: 2月22日(木)22時41分57秒 引用
f−kさんの「ただ・・・」の書き込みについて,このルールは常識的だと思います。ただ一人
の思い込みや記憶違いなどで書き込まれた語が登録されてしまわないとも限りませんので,多く
の方が見るこの掲示板で複数の方の確認を得るというのはフェアなやり方だと思います。
で・・・私が母や母の里で聞いた言葉がいまだに蔵に入ったままです。
「く しゃーり」という言葉(文節?)で,意味は「食べてばかりいる」ということです。
近所でも使う人はいませんし,訊ねても知らないという人ばかり,どなたか知りませんか?
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おでーも(未確認語彙) 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月22日(木)21時29分44秒 引用
湖陵Sさん:こんばんわ…確認しました。
「おでーも」又は「おでいも」は今でも長いもとして日常通用してます。
新規登録語彙だと思います。どうでしょう?
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げすい 投稿者:f-k 投稿日: 2月22日(木)20時43分39秒 引用
こだまさんの【げすい】が訛って【げしい】。「い」が脱落してわださかさんの【げし】。
いずれも、共通語の古語、形容詞【げす・し(下種し)】からの転化で同根だろうと思います。島根県方言辞典は【げすい】を採用していますから、あるいはこれが多数派なのかも知れません。
【げす・し(下種し)】の語意は「身分または品性がいやしく感じられる。げすである。いやしい。(広辞苑)」とされていますから、こだまさんの【げすい】と同じです。わださかさんのは、それに「派手、どきついさま」が語感に付加されたもの、といえるのではないでしょうか。
方言は、その【とこーふーぎ(所風儀)】によって訛りや語意、用法が変化しますから、【げすい】も【げし】も、岡さんの【げし】も、みな立派な出雲弁といえると思います。
ただ、泉ルールでは[確認]が必要ですので、その語彙の使用地域や使用年代の同じ人が泉のメンバーに居られない限り、折角発掘された方言も「未確認語彙」に放り込まれてしまいかねません。この救済方法を、共同制作者の皆さんに是非ご検討いただきたいものと願っています。
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げすい 投稿者:こだま 投稿日: 2月21日(水)11時05分15秒 引用
普通 げすい の方を多く言いませんかしら。げすを漢字で書くと
下種 または 下衆 であり 下品な ということではないですか。
「つきあわれんわ どうも げすーてえけんがな」
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わださかさんの【げし】 投稿者:f-k 投稿日: 2月21日(水)05時22分12秒 引用
わださかさん、おはようございます。
同じ加茂とは存じませんでした。よろしくお願いいたします。
わださかさんの形容詞の【げし】は、よく使っていましたので確認できます。逆に、岡さんの名詞の【げし】は、使った記憶があまりありません。
本来、形容詞であれば【げしい】となるのが本当でしょうが、実際には「い」が脱落して、【げし】で使っていました。「その きもん(着物)のえろ(色)は ゲシテ えけんわ」という具合。
おっしゃるように、島根県方言辞典の「下品な。卑しい」のほかに、「派手すぎる様。どきつい様」が、語意に含まれていますね。
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f−kさま 投稿者:わださか 投稿日: 2月21日(水)00時11分58秒 引用
上手くまとめていただきありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。
ただ,私の言う「げし」が複数の方に認めていただかねばだめですね。
同じ加茂ですがf-kさん聞いたことはありませんか?
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げし 投稿者:f-k 投稿日: 2月20日(火)20時20分6秒 引用
岡さんの【げし】(欲張り、欲たら)は名詞。わださかさんの【げし】(派手すぎる、どきつい)は形容詞で、語源は、両方とも同じ共通語の【げす(下種・下衆・下司)】と思うのですがいかがなものでしょう。
共通語の【げす(下種・下衆・下司)】は、@身分の低い者。使用人。A心の卑しいこと。また、その者(広辞苑)とされていますが、島根県方言辞典の【げす】は、@下層階級の者。A心の卑しい者。B食い汚い者。同辞典の【げすい】は、形容詞で「下品な。卑しい」とし、用例に「この品物は派手すぎてゲスイ」をあげています。
しかし、語源は同じでも、岡さんの【げし】(欲張り、欲たら)と、わださかさんの【げし】(派手すぎる、どきつい)は、共通語に対して語意・用法が明らかに違いますので、それぞれ独立した立派な出雲弁といえるのではないでしょうか。
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げし 投稿者:まつ 投稿日: 2月20日(火)20時00分7秒 引用
いやー、初耳ですね。
わださかさん 使い方が岡さんと同じで意味が違うのでしょうか。
それとも、使い方も微妙に違うのでしょうか。
どんな言い方をするか、教えてもらえませんか。
それと くろくたれ は、言ったりしませんか。
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Re.げし 投稿者:わださか 投稿日: 2月20日(火)00時53分48秒 引用
>岡さん
私が聞く「げし」は,「派手すぎる」「どぎつい」というような意味で使うように思いま
す。どちらにしても登録されていないようです。標準語の「げす」とも違うと思います。
皆さんのご意見を聞きたいと思います。
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Re: ながしやき 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月19日(月)20時45分45秒 引用
> メリケン粉を水で溶いて、フライパンで焼いただけのものです。
ふくらかし粉と砂糖を入れてメリケン粉焼きと言ってたと思います。
そのままだとすぐ硬くなるし「たき」がないので。
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ながしやき 投稿者:まつ 投稿日: 2月19日(月)19時57分18秒 引用
メリケン粉を水で溶いて、フライパンで焼いただけのものです。
子供の頃よく作って食べていました。(砂糖ぐらいまぜたかなぁー)
実は、先日チヂミを作って食べたのですが、職場でその話をしたら話が進んで、子供の頃作って食べた"あれ"はなんだったかいな、という話になりました。
それを「おやき」と言っていたという人は、米子の人、松江の人、大東の人でした。
わたし(湖陵)と大社の人は「ながしやき」です。
チヂミやお好み焼きは、具が沢山入って美味しいし、ビールに良く合います。
しかし、ただメリケン粉を水で溶いて焼いただけの「ながしやき」が、子供の頃は結構美味かったなーと、オジサンモードで思い出しました。
みなさん、これ(おやき、ながしやき)を食べた記憶はありませんか。
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Re: ぐんじょ色 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月19日(月)18時50分30秒 引用
> この色は青濃い藍系統色ののことですが今でも言葉として使っています。
全国版にありました。群青色でした。お騒がせしてすみません。
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げし 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月19日(月)18時48分35秒 引用
用例:あいちゃ、たいした「げし」くさい男だけん相手にしーな。
用例訳:あの人は大変欲張り(欲たら)な人だから付き合いをするな。
新規登録どうでしょーか?平田では話をよく聞きます。
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ぐんじょ色 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月19日(月)14時01分55秒 引用
この色は青濃い藍系統色ののことですが今でも言葉として使っています。
未登録語彙でしょーか?誰か確認してもらえませんか?
「あいつの家は親方しだけんクレヨンの数が30色はあーが。ぐんじょ色までもっちょーがの」金沢、まつ、f−k、こだま、遠藤、奥野さんどうですか?
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おおつけ 投稿者:こだま 投稿日: 2月19日(月)04時45分46秒 引用
おおつけ とは懐かしい言葉です。昔 我が家にも大きい四斗樽が
あり 秋 大根を漬ける時に使用していました。本格的につけること
を おおつけ と言っていた と思います。たくさんの干した宮重大根を
一冬越すための食料として漬けるわけですから それこそ母も本気で
やることも いつものつけものより 大仕掛けだったように記憶しています。
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「おー」と「げーげ」 投稿者:f-k 投稿日: 2月18日(日)22時45分19秒 引用
加茂では、【おーがつく】はあまり聞かなかったように思います。
嘔吐,反吐は、もっぱら【げーげ】で、用法は【げーげがでー(出る)】でした。
念のため、島根県方言辞典に当って見たら、【おー】は吐き気、嘔吐で、使用区分は石見(益田・邇摩)となっていました。出雲部でも使われていたのですね。【おえがでる】は、島根県方言辞典は載せていませんでした。
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遠藤 投稿者:遠藤 投稿日: 2月18日(日)20時11分53秒 引用
つけもんのことはよくわかりません、全くの当て推量です。おおつけ
とは浅漬けとか一夜漬けに対しての意味ではないですか。
おおつけというものがあるのは事実です。
おーがつくの検討もよろしく
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おおちけ 投稿者:f-k 投稿日: 2月18日(日)19時17分18秒 引用
遠藤さん、申し訳ありませんが【おおちけ】の定義は分かりません。梃子式の重しは、【めじ(水)があがー(上がる)】と取り除いて、直接重し石をおきましたから、[重しの方法]が呼び名の元とも思えません。あるいは、浅漬に対して[手間隙かけて漬け込んだ漬物]程度の意味かも知れません。
【おおちけ】という言葉があることだけは、まぎれない事実です。
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おーがつくやな 投稿者:遠藤 投稿日: 2月18日(日)15時54分57秒 引用
下を書いてて、わかったのですが、辞書には「おえがでる」で吐くこととありますが、
うちのほうでは、えづくことを「おーがつく」と言ってました。二日酔いで生臭い魚
をかじんだときにえづきますが、あれがおーがつくです。転じて、あまりにも汚い、
くさいもの、を「おーがつくやな」と言います。
「たまには、釣り道具のそうじせよ、よーねおーがつくやながの」
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おおつけ 投稿者:遠藤 投稿日: 2月18日(日)15時46分38秒 引用
おおつけ、というのは聞いたことがありますが、わしはつけもんがしのーほどすかで
全く興味がありませんでした。というのもてこの原理で大根付けを作っているを見たら
つけもんだるの中におながじがわいとって、それ以来もうまったくすべてのつけもん、
および付けもんくせものがくえんのです。おーつけならぬ、おーがつくもんでした。
少し疑問があるのは、@大根付けは丸ごとつけるのがふつうではないか、A付けモン石
を乗せるだけの製法、てこの原理利用のつけ方があって、後者をおおつけ、という、
のならば、そもそもおおつけとは製品名か製法名か不明、それとも、大根付けでも
製法で明らかに味が違うので、おおつけ方法によって製造した大根付けはおおつけと
いうのか。ということです。
ということです。
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おおちけ 投稿者:f-k 投稿日: 2月18日(日)11時49分4秒 引用
わださかさんの【おおちけ(おおつけ)】、久しぶりに、懐かしく聞きました。
4斗樽に米ぬか・塩、それに丸ごとの大根を敷き詰めて、はで木の先に重し石をぶら下げた、梃子の原理を利用した重しで漬け込みました。
小学館・日本方言大事典には、【おーずけ(大漬)】(大根や白菜を一本または一株のまま塩に漬けること。新潟県佐渡)が載っていました。また、ウエブ検索で、岡山県中国山地の漬物に【大漬】が見つかりましたが、この中身は不明です。
広辞苑や日本国語大辞典には【おおつけ(大漬)】の語彙は見当たりませんから、出雲方言といえるのではないでしょうか。
【おおちけ】を共通語で説明するとなると、苦労しそうですね。「大根を丸ごと4斗樽に漬け込んだ、長期保存目的の本格的な漬物。浅漬の反語」。変ですね。
07・2・18
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ちけもん 投稿者:わださか 投稿日: 2月17日(土)22時54分57秒 引用
久しぶりに書き込みます。
今日,母と茶のん話のなかで,ちけもんの話になり,「おおつけ(おおちけ)」という言葉が
でました。意味は浅漬けの反対でしっかりと漬かったものという感じです。これって出雲弁で
はないでしょうか。
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用例 投稿者:こだま 投稿日: 2月17日(土)16時12分53秒 引用
ちこんぎ ちこんぎり とも言う 片足跳びのこと
「むかしゃー 線を引いて ちこんぎで 石けりをしたもんだのー」
ひてー正月 旧暦2月1日 のこと この日は仕事を休んだものです。
「ひてー正月だけん 話しにでもおいでませや 何だーないだども」
やまわせ 男の 襦袢のような形の仕事着
「久しぶーに 山わせでも着込んで出かけーか 山も寒からーけんのー」
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お知らせ 投稿者:おくの 投稿日: 2月17日(土)13時12分49秒 引用
当掲示板の「こだま」さんがNHK教育テレビに出演されるそうです。 \(^o^)/
「雨にもまけず・・・」の出雲弁篇だそうです。
皆さん。是非ご覧ください。(^^ゞ
3月9日(金)、3月23日(金)の午前8時00分〜8時10分、再放送は午後4時50分〜5時00分です。
○しろくた、くろくたれ・・・聞いた覚えがないように思います^_^;
では、では、m(__)m
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くろくたれ 投稿者:まつ 投稿日: 2月17日(土)11時43分21秒 引用
墨で「くろくた」に塗るとか、おしろいを「しろくた」に塗るという言い方をしますが、共通語かもしれません。
それで、「くろくた」に「れ」を付けて「くろくたれ」と言ったりしますが、これは出雲弁にはなりませんか。
「シャツが よーね くろくたれ だわ。洗濯してごいた」
この場合、汚れて真っ黒になったと言うことです。この言葉、使いませんか?。
この場合の「れ」は、どういう活用法になるか良く分りません。
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だるま 投稿者:まつ 投稿日: 2月16日(金)22時13分16秒 引用
遠藤さん今晩は。
スーパーでも、「だるま鯛」の名前で、刺身やアラがパックで出ています。
メダイが正式名称なんですね。知りませんでした。
学術名と、全国の通り名の違いかもしれませんね。学術名は、わりと世間では使われていないのかと思います。
話は変わりますが、今日の山陰放送で「中海七珍」の話が出ていました。
その中に「おだえび」が入っているそうです。
当掲示板で話題になった「おだえび」が出てきて、「オッ!」と思いました。
残念ながら、未だ食べていません。
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だるま 投稿者:遠藤 投稿日: 2月16日(金)21時21分52秒 引用
まつさんすみません。
メダイをだるまというのは魚市場の業界用語で全国的(メダイのあがるところ)なもんです。
てんがてんがとは聞いたことないですが、方言でなんかあってもよさそうです。
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てんがてんが 投稿者:まつ 投稿日: 2月16日(金)19時14分18秒 引用
今日の仕事中の会話から。
養生シート(ホームセンターで売っている、あの青いシート)で覆いをして、留めていく時
「"てんがてんが"に留めちょいた。(所々を留めておいてくれ)」と言ったところ、「ン?」という顔をされたので「ところどころ 留めて」と言いなおしました。
仕事中でしたので、そのまま次の仕事になったのですが、気になったので今"辞書"を見ましたが載っていません。
「てんがてんが」→「ところどころ」は使われませんか。
岡さん、「えじこじ」はもりやまさんと同じです。
「あてもん」は、祭り等の出店でよくやりました。
昔は、小学校の学芸会や運動会にも出店が出ていました。
それでよくやったもんですが、大体「スカ」でした。誰かが一等を当てたところを見た事もありません。
敗れた所を塞ぐときの「あてもん」は、「あてもの」の訛りで共通語くさい気もしますが、どうでしょうか。
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あてもん 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月16日(金)18時08分54秒 引用
「あてもん」は普通当てくじの事ですが出雲(平田)ではそのほかの意味があると思います。
破れたところを適切な物で塞ぐ。未登録語彙で新規登録になりますかねえ。回答願います。
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えじこじ=えじもじ 投稿者:もりやま 投稿日: 2月16日(金)15時54分57秒 引用
> 平田では同意語として「えじこじ」と言います。
> 語彙に追加してほしいですがどうでしょうーか?
> どなたか回答願います。(もじもじ、ごそごそする様)
岡さん 今日は。
湖陵あたりも「えじこじ」ですね。
「えじこじしちょうと、汽車におくれーぞ」 というぐあいに。
既済かどうかわかりませんが、同意語に
どんじゃ まんじゃ
しちかち
などもあります。
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Re: 用例確認 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月16日(金)15時23分43秒 引用
> 「だらきりなし」
> そげん、まいてて「だらきりなし」にたべーとかわき病がさばーじね。
> 「だらずばら」
> こなやちゃ、なんぼ食ってもまだごせいっちょーが「だらずばら」だねかや。
> 「だらんだらん」
> あの「じゅくし:柿の熟したやつ」ぶらんぶらんしとーが、えまに下におちーじ。
> 「たわいこくたいがない」又は「たわいこくたいもない」
> あいちゃ、一所懸命教えたてて「たわいこくたいもない」すぐ忘れーけんのう。
> 用例はこんなもんでどうでしょーか?
金沢、まつ、奥野、f−kさんどなたか宜しく
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えじこじ=えじもじ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月16日(金)14時46分51秒 引用
平田では同意語として「えじこじ」と言います。
語彙に追加してほしいですがどうでしょうーか?
どなたか回答願います。(もじもじ、ごそごそする様)
○--------------------------------------------------------------------------------
牧野本の確認 投稿者:もりやま 投稿日: 2月14日(水)18時35分30秒 引用
【たらいのき】
共通語 (植)タラヨウ
用 例 たらいのきの葉に‘おき’を置いてみー おもっせ模様が出ーぞ
用例訳 タラヨウの葉に‘熾き’を置くと 面白い模様がでるよ
余談ですが
タラヨウの葉がハガキの語源だそうですが、字を書いたことはありません。子供頃風呂焚きをさせられると、庭からタラヨウの葉をとってきて、炬口より大小の熾きを乗せ色々な模様が出来るのを楽しみました。年寄りの言うにはタラヨウの木で盥を作ったから、たらいのきだと言っていましたが真偽は不明です。庭木には最高です。
【たらんがばち】
共通語 足りないくらい
用 例 カレーがあまーと困ーけん たらんかばちにこっさえー
用例訳 カレーが余ると困るから 少し足りないくらい作ろう
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Re: 用例・はぶ 投稿者:まつ 投稿日: 2月13日(火)21時19分1秒 引用
> > 岡さん、よろしいでしょうか?。
> 宜しくお願います。
岡さん、ありがとうございます。
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Re: 用例・はぶ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月13日(火)21時14分11秒 引用
> 岡さん、よろしいでしょうか?。
宜しくお願います。
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用例・はぶ 投稿者:まつ 投稿日: 2月13日(火)21時07分58秒 引用
おくのさん 返事が遅くなりすいません。
「はぶ」の用例ですが、岡さんが書き込まれたのが、私の使い方とまったく同じです。
岡さんに了解していただければ、岡さんの書き込みを用例としていただきたいと思います。
岡さん、よろしいでしょうか?。
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用例 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月13日(火)16時19分48秒 引用
「だらきりなし」
そげん、まいてて「だらきりなし」にたべーとかわき病がさばーじね。
「だらずばら」
こなやちゃ、なんぼ食ってもまだごせいっちょーが「だらずばら」だねかや。
「だらんだらん」
あの「じゅくし:柿の熟したやつ」ぶらんぶらんしとーが、えまに下におちーじ。
「たわいこくたいがない」又は「たわいこくたいもない」
あいちゃ、一所懸命教えたてて「たわいこくたいもない」すぐ忘れーけんのう。
用例はこんなもんでどうでしょーか?
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用例 投稿者:こだま 投稿日: 2月13日(火)08時35分23秒 引用
私がわかっているのについて やってみます。
ためてみる(これは 確かめてみる からでしょう)
「そりゃーよーにためてみんことにゃーわからんわ」
たよったよ(こちらでは たよんたよん といいます)
「あらまあ よーね たよんたよんして歩いてだのー 気の毒な」
たら(たれ という方が多いですね)
「ありゃー 思いがけん 欲たれじゃったのー」
だら
「あほんだらが 人のいいことを聞かんけんだがの」
だらずばなし
「だらずばなしがきらいなもんは ほんのこたーおらんわの」
だるくるしい(こちらでは だえぐるしい といいます)
「何となくだえぐるしいてえけんわ 気候のせいかのー」 など
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ありがとうございました 投稿者:おくの 投稿日: 2月12日(月)21時34分54秒 引用
遠藤さん。こだまさん。もりやまさん。
牧野本の確認をしていただきありがとうございました。
通行人さん。
そういわれてみれば登録済みでしたね^_^;
ご指摘いただきありがとうございました。
これからも、お目付役、よろしくお願いします。
○再度、牧野本からです。ご存じの出雲弁が有れば用例をお願いいたします。
・ためてみる:よく調べる
・たや(たんや):女性が生理中自宅を離れて別の家で生活する習慣
・たよったよ:老人の危なそうに歩くさま
・〜たら:人や者に相当する接尾語で、人を見下げて言う
・〜だら:〜のやら
・たらいのき:〔植〕タラヨウ
・だらきりなし:区切りなし
・だらずばなし:みだらな話
・だらずばら:大食漢
・たらたらする:心臓がどきどきする
・たらったら:子どもたちが足音をたてて走るさま
・たらんかばちに:足りないくらいに
・だらんだらん:だらだら
・だるくるし:身体がだるくて苦しい
・だるま:〔魚〕メダイ
・〜たれ:人や者に相当する接尾語で、人を見下げて言う
・たわえこくたえがない:A他愛がない、前後を忘れる Bとんでもない
(P200まで)
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
○--------------------------------------------------------------------------------
牧野本の・・ 投稿者:通行人 投稿日: 2月12日(月)20時57分46秒 引用
・たぼ → 登録済みです。
・だまーぼっか → 「だまりぼっか」で登録済みです
・たまたれる → 「たまたれ」で登録済みです。
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槙野本の確認 投稿者:もりやま 投稿日: 2月12日(月)14時37分33秒 引用
【さねばなれ】
共通語 種離れ
用 例 アンズは さねばなれ がええがー
用例訳 アンズは種離れがよいね
【たまたれる】
共通語 道楽
用 例 ‘親のためすけ 子のすてすけ’とは、よーえったもんだ、息子はおっけな たまたれだげな
用例訳 ‘親のためすけ 子のすてすけ’とはよく言ったものだ、息子は大きな道楽者だそうだ
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用例 投稿者:こだま 投稿日: 2月12日(月)13時11分22秒 引用
たばね
「去年の豪雪の時にゃー たばねの折れた家がたくさんあったのー」
だまーぼっか
「だまーぼっかは千里も走るちーこともあーけん こんなにゃー
気ーつけちょらにゃーえけんじ」
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だまーぼっか 投稿者:遠藤 投稿日: 2月12日(月)12時10分28秒 引用
だまーぼっか、とは無口な人のことを指していってました。ぼっかがつくのは
ほかにあたまぼっか=あたまでっかち があったように記憶してます。
たのしは、単なるなまり、たぼは共通語、です。
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牧野本からです 投稿者:おくの 投稿日: 2月12日(月)10時18分7秒 引用
ご存じの出雲弁が有れば用例をお願いいたします。
・たのし:タニシ
・さねばなれ:種離れ
・たばね:軒、屋根の先端、瓦屋根の一番先の瓦
・たぼ:日本髪のまげの中に入れるもの
・だまーぼっか:だんまり
・たまたれる:道楽する
・だまっただんご:黙ってものを言わないこと
・たまにする:A縄等を固く巻きからめる B希にする
(P198まで)
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片目、両目 投稿者:遠藤 投稿日: 2月11日(日)20時27分44秒 引用
片目、両目てて祖父が言ってたそうですが、酒の密造ですな。忘れてた
言葉でした。児玉さん、ありがとうございました。
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ありがとうございました 投稿者:おくの 投稿日: 2月11日(日)09時47分55秒 引用
こだまさん。
用例をありがとうございました。
大変助かりました。(^^ゞ
f-kさん。
【ちょーさいもん】(ちょうし者)の用例もお願いできないでしょうか。
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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用例 投稿者:こだま 投稿日: 2月10日(土)21時06分53秒 引用
用例 と言われても 全部を取り上げることは無理です。ごめんなさい。
ちょーさいもん これは ちょーしまつ とか ちょーしもん とかいう
ことの方が多いようです。人のおだてにすぐ乗る人のこと。
「こんなはにんげがええちーか ちょーしまつだのー まあやってもらーだわの」
かんどがわりい 歌う歌が調子はずれなこと
「かんどがわりーにからーに わじゃーわからんだけんのー ぎばんで歌ーちょー
のー」
口つき 一方に口のあるどんぶり
「ちょっと そこの くちつきー 持ってきてごせや」
くどき 盆踊りの時の囃し唄
「やっぱし あーにたのまーや あーのくどきは天下一品だけんなあ」
くれがえし 鋤で田んぼを2回鋤き返して平らにすること
「もう 鋤でくれがえしをすーことなんかい見られんのー 皆機械がだの」
しろしろ どぶろく
「片目、両目ちーて あの戦後のしろしろは ほんに 酸いかったけんのー」
あらいぜんたく ? は 用例に困ります。
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f-kさん。用例を。 投稿者:おくの 投稿日: 2月10日(土)14時00分46秒 引用
f-kさん。用例をお願いできないでしょうか。
【ちょーしゃげる〔2〕】
共通語 馬鹿にする、愚弄する、からかう
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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まつさん。用例を。 投稿者:おくの 投稿日: 2月10日(土)13時57分30秒 引用
まつさん。用例をお願いできないでしょうか。
【はぶ】
共通語 仲間はずれ
用例 。
用例訳 。
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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児玉さん。用例を。 投稿者:おくの 投稿日: 2月10日(土)13時55分38秒 引用
児玉さん。
「暮らしの中の方言」に載っていた下記出雲弁を確認することができました。
用例をお願いできないでしょうか。
【ちょーさいもん】
共通語 ちょうし者
用例 。
用例訳 。
採取者 児玉[横田]・f-k[加茂]
【かんどがわりー】
共通語 歌う歌の調子がはずれていること
用例 。
用例訳 。
採取者 児玉[横田]
【くちつき】
共通語 一方に口のあるどんぶり
用例 。
用例訳 。
採取者 児玉[横田]
【くどき】
共通語 盆踊りの囃し歌
用例 。
用例訳 。
採取者 児玉[横田]
【くれがえし】
共通語 田んぼの鋤がえし
用例 。
用例訳 。
採取者 児玉[横田]
【しろしろ】
共通語 どぶろく
用例 。
用例訳 。
採取者 児玉[横田]
【あらいぜんたく】
共通語 洗濯
用例 。
用例訳 。
参考 洗う意味の洗濯は「あらいぜんたく」と言っていました。
採取者 児玉[横田]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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どっこ 投稿者:金沢 投稿日: 2月 9日(金)00時12分59秒 引用
本辞書に「出雲弁 どこどこ〜 = 共通語 どれどれ〜」があります。出雲弁は「どコ」の「コ」にアクセント、共通語「ドれ」は「ド」にアクセントです。この「どれどれ」も「どこどこ」も元は代名詞ですが、並べて遣うと感動詞でしょうか ? なんとも云えませんが同じものですね。「なになに〜」も似た言葉ですね。
松江でも「どこー おらに かしてみれ」はいいますから、それの音便形であることは明白ですね。登載すべきと考えます。
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どっこ 投稿者:遠藤 投稿日: 2月 8日(木)23時51分41秒 引用
辞書にあるかどうか、詳しく見てません。共通語ではなんと言うのでしょうか。どれ、
ぐらいですか。この「どっこ」の発音というか、アクセントというか、言い回しは
独特ですね。
びんのふたが開かなくててれぐれしてるときなどに、よこから「どっこ、いっぺんかしぇて
みしぇれ」などと手を出します。おじさん用語。
○--------------------------------------------------------------------------------
論点が 投稿者:遠藤 投稿日: 2月 8日(木)23時46分53秒 引用
なんか水をさすようですが、論点が横道に入ってるような気がしますが。
よばれる、が共通語で「ご馳走になる」という意味であることは、もう
fkさんも金沢さんもたぶん皆さん全員わかっていることなので、問題は
そういうことではなくて、fkさんの言いたかったことは次のことだと思
いますし、私の言いたいことでもあります。
呼ばれるが、「ご馳走になる」という意味であることは周知であるが、能
動的に「呼ぶ」と使う場合、出雲弁では、人の往来を頼む、という以外に
「呼んでご馳走する」ということまでを意味することがある。ということです。
私の考えでは「こなはひとーもんだけん、いっぺんよんじゃらこい」という人
もあれば「こなはひとーもんだけんいっぺん呼んでごっつおしちゃらこい」と
全部言う人もいる。前者でも意味は大概通じるという状況だと思います。
方言とするかどうかは、賢兄の意見に任せます。そういう趣旨ではないですか
fkさん。
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大辞典 投稿者:金沢 投稿日: 2月 8日(木)22時44分10秒 引用
言葉はそれが長い期間、世間で通用すれば普遍語になります。最近例では「〜あげる = 〜やる」があります。本来謙譲語の筈なのに「赤ちゃんにお乳をあげる」で始まって、とうとう「ピンチには、野手がマウンド集まって、投手を元気づけてあげることが大切ですね(大島)」などと、言いようなきところまでに、使われるようになりました。いくら謙譲語なのにと我々が力説しても風潮は治まるどころか、ますます広く使われるようになりました。これを辞書登載したのが新明解です。一昨年の第六版で「あげる = やる の代用として遣われる」と掲載したのです。おそらく広辞苑も次の第六版では「あげる=やる」を登載すると思います。その点、国語大辞典は「大男総身に〜」のデンで小回りが利かず、古いままで今後も過ごしてゆくのでしょう。その点をついただけです。私に辞典は作れませんけどね。
○--------------------------------------------------------------------------------
よんだがちゃがね 投稿者:f-k 投稿日: 2月 8日(木)20時10分59秒 引用
「出雲の生活と言葉」の登録候補【よんだがちゃがね】、金沢さんのご確認とご指摘により以下に修正いたします。
【よんだがちゃがね】
共通語 呼んだが お茶がない。(主に、悪童の言葉あそび。用事も無いのに相手の名前を呼んでおいて、返事をしたらこの言葉を浴びせ返しました)
用 例 悪童A おい ○○ちゃん
悪童B なに?
悪童A よんだが ちゃが ね
用例訳 悪童A おい ○○ちゃん
悪童B なに?
悪童A 呼んだが お茶が無い
説 明 出雲では、お茶や食事に人を招くことを【よぶ】といいます。この【よぶ】と人の名を【呼ぶ】とをかけた言葉遊びです。相手がまんまと引っかかるのを楽しみました。
大人一般も、十分なご馳走がない場合や、十分なおもてなしができない場合などに「せっかく来てもらっただーも、[ヨンダガ チャガ ネハ]」というような言い方で使っていました。
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よぶ 投稿者:f-k 投稿日: 2月 8日(木)18時30分56秒 引用
金沢さんほどの学識がないものですから、日本国語辞典や島根県方言辞典を頼りに、方言語彙を検証している次第です。それにしても、日本国語大辞典やその編者を否定し得る自信には、恐れ入るばかりです。
これから先は、共同制作者の方々のご判断に委ねます。
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よばれる 投稿者:金沢 投稿日: 2月 8日(木)16時42分24秒 引用
ちょっと考えてみたのですが「よぶ」の未然形についたということですが ? 形からいうと連用形の筈ですよね。「よバず、よバむ(未然形)よビきたりて、よバわりたり(連用形)以下略。つまり古語「よぶ」の連用形は「イ段とア段」の二つがあったのではないでしょうか ?
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よばれる 投稿者:金沢 投稿日: 2月 8日(木)16時16分22秒 引用
「およばれ」⇒「今日は およばれ だよ」という言い方はいまや普遍化していると思いますね。たしかに「よばれる = ご馳走になる、接待をうける」の語源は「よぶ」の活用語(文語体の未然形)に「〜れる」がついたものですが、すでに広辞苑には「よばれる[自下一段] = @言われる。称せられる。A招かれる。特にご馳走になる。」とあげられています。下一段の現代語であり、方言ではないことの現れです。コレを方言区分にしている国語大辞典は極めて古いか、選者がいい加減な推定をされたのでしょう。
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よぶ 投稿者:f-k 投稿日: 2月 8日(木)14時38分39秒 引用
出雲弁の【よぶ】は、単に「招くこと」ではなく、馳走、饗応のために招くことで、語意は「馳走する。饗応する」こと。日本国語大辞典も、【よぶ】を「馳走する。饗応する」の語意で方言区分(静岡県、香川県)に掲載していますし、島根県方言辞典も【よぶ】を「宴会に人を招く」で採用しています。
【医者を呼ぶ】の【よぶ】は、声を掛けたり、知らせを出したりして、「来させる。召し寄せる」の【よぶ】。【食事に呼ばれた】の場合はその他動詞。
これが、【食事をよばれる】【食事をよばれた】となると、泉・辞書の【よばれる】と同じ「ご馳走になる」。となります。
日本国語大辞典も【よばれる】は、(動詞「呼ぶ」の未然形に受身の助動詞「れる」の付いて一語化したもの)(食事に招かれる意から)「ご馳走になる。食事をふるまわれる」としています。なお、【よばれる】には方言区分を載せていませんが、島根県方言辞典は「饗応にあずかる。ご馳走になる」で掲載しています。
【よばれ】は「よばれる」の名詞化で、日本国語大辞典も「呼ばれること。馳走されること」としています。これも方言区分は採用していませんが、島根県方言辞典は「招待会。饗応。もてなし」で掲載しています。
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(無題) 投稿者:いぇ 投稿日: 2月 8日(木)11時12分51秒 引用
うふぇえぢぇっぢええうぢえいうぇうwwq
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はんぱく 投稿者:金沢 投稿日: 2月 8日(木)01時15分34秒 引用
「おなごはんぱく = おんなだてらに」で載っていますよ。「おんなだてらに」という訳語はちょっと意味が狭すぎるかもしれませんね。「はんぱく」の語源ははっきりしていません。「関白の転韻説」がありますけど。意味はぴったしです。案外「亭主関白」に対抗して出来た明治語かもしれません。
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はんばく 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 7日(水)23時28分2秒 引用
にょば「はんばく」のくせにさかまたたてて、ちと、えぎょーぎしとーだがや。
この「女はんばく」と言うはっきりとした意味がわかりません。
未登録語彙でしょーか?誰か教えてください。
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おらおら 投稿者:まつ 投稿日: 2月 7日(水)20時30分31秒 引用
今日は「おらおら とした、え天気でした。」
仕事中にいつもの大東の方と話をしました。
「おらおら と えてんき(良い天気) てて いー でしょ。」
「あー、おらおら とした えし(良い人)だ、と言ったりすーの。」
「確かに、性格が穏やかなときも そげいーね。」
早速、帰って「出雲弁の泉」をみましたが、やつぱり登録済みでした。
それで、関連して頭に浮かんだのが「春うらら」です。
昔何かの歌で聞いた記憶がありますし、最近では競馬で「ハルウララ」が話題になりました。
「おらおら」と「うらら」は、何か関連があるか考え中です。
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よんだがちゃがね 投稿者:金沢 投稿日: 2月 7日(水)17時55分14秒 引用
聞いたことがあります。私は使ったことはありませんが職場の大先輩から聞きました。「あい 金沢くん こげなよんだがちゃがねやなことすーとあとがめんだなでや = おい 金沢くん こんなお粗末な対応(接待的なこと)をすれば 後がうまくゆかなくなるよ」大人も使っていたんですね。立派な登載語です。「生活と言葉」の掲載案は f-kさん作ってください。大人も使っていたということも書いてください。
「招く」を「呼ぶ」というのは共通語だと思いますね。新明解「医者を呼ぶ」「夕食に呼ばれる」・・・etc
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よんだがちゃがね 投稿者:f-k 投稿日: 2月 7日(水)09時10分12秒 引用
「出雲の生活と言葉」兼「辞書候補」です。ご確認お願いいたします。
生活と言葉
【よんだがちゃがね】
共通語 呼んだが お茶がない。(悪童の言葉あそび。用事も無いのに相手の名前を呼んでおいて、返事をしたらこの言葉を浴びせ返します)
用 例 悪童A おい ○○ちゃん
悪童B なに?
悪童A よんだが ちゃが ね
用例訳 悪童A おい ○○ちゃん
悪童B なに?
悪童A 呼んだが お茶が無い
説 明 出雲では、お茶や食事に人を招くことを【よぶ】といいます。この【よぶ】と人の名を【呼ぶ】をかけた言葉遊びです。相手がまんまと引っかかるのを楽しみました。
辞書候補
1・【よぶ】お茶や食事、または饗宴に人を招くこと。[同窓会ね ○○先生を ヨブ ことねした]
2・【よばれ】招待の会。饗応。もてなし。[今日は ヨバレに 行ってくる]
説明 【よばれる(ご馳走になる)】は登録済みですが、【よぶ】【よばれ】も出雲特有の用法だろうと思います。
○--------------------------------------------------------------------------------
ちょーさいぼう 投稿者:金沢 投稿日: 2月 5日(月)17時15分33秒 引用
古語の「てうける = チョーケル」語源説に一票です。しかしこれでは「〜さい」がわかりません。そこで進めて「ちょーしゃげる」とされるのには敬服です。「調子」は中日辞典にありますから多分漢語です。「メロディー、拍子」などが主義です。それが「おちょーしもの」「ちょーしゃげる」「ちょーしゃげもの ⇒ ちょーさいもの」などと変化したことは容易に推定できます。「〜ぼう」は「ねぼう」「ようたんぼう」などの「蔑称語尾」ですね。国語大辞典まで「嘲斉坊」などの明白な「当て字」をさも語源のごとく書いている風潮は嘆かわしいです。
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ちょーしゃ−げる 投稿者:f-k 投稿日: 2月 5日(月)10時00分11秒 引用
【ちょーしゃげる】という言い方で、「馬鹿にする。愚弄する。からかう」の語意で使っていたと思います。「おだてられるとその気になって、すぐ図に乗る人。尻馬に乗る人」は【ちょーしもん】ではなかったかと思います。
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はこきめ 投稿者:f-k 投稿日: 2月 5日(月)09時02分24秒 引用
こだまさんの2月4日書き込みの【はこきめ】(知ったかぶりして決めること)。成句で【はこをきめる】または【はーこばちきめる】という言い方をしていました。
【めげばこをきめる】の方は、記憶がおぼろですが、島根県方言辞典には、【めげばこをおさめる】(違っているのに、あれこれと決めつける人に対する悪口)で載っていました。
なつかしい言葉です。
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ちょーしゃーげる 投稿者:こだま 投稿日: 2月 5日(月)05時29分47秒 引用
よく似たのに ちょーしゃーげる というのがありますが
ご存じないでしょうか?調子をあげる ことです。
つまり 調子に乗ってでたらめ いい加減なことを言うこと
です。人から 信用してもらえないのです。
「お前 また ちょーしゃーげたやーなことを言いて 聞かれた
もんじゃーねーのー」
○--------------------------------------------------------------------------------
ちょうさいぼう 投稿者:f-k 投稿日: 2月 4日(日)23時23分59秒 引用
「嘲斉坊」は当て字だろうと思います。日本国語大辞典には、「嘲斉坊主。多く[嘲斉坊にする]の形で、愚弄する、からかう、などの意に用いる」とあります。1723年浄瑠璃文献は「てうさい坊」。1770年歌舞伎文献は「嘲斉(てうさい)坊」。1814年松翁道話は「長才坊」を採っているようです。
「嘲斉坊主」のほうは、1817年狂歌文献の「長斉坊主」を載せております。
語源説明がありませんので断定はできませんが、「てうさい」は、お坊さんの名前とは思えません。古語「てうける(戯ける)チョウケル」あたりに源がありそうですが、いかがでしょう。
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カラスガイ 投稿者:おくの 投稿日: 2月 4日(日)22時01分1秒 引用
牧野本にも「かまとり=烏貝」とありました。
私が烏(カラス)と鳥(トリ)を読み違えていました^_^;
【かまとり】
共通語 〔貝〕カラスガイ
用例 。
用例訳 。
参考
かまとりは川にいる黒い大きな2枚貝です。どべちゃのなかにいるので手でほぜくって取りよく吐かせてから煮て子供の頃食べました。うまかったです。いまでも沼地によくいます。
採取者 岡[平田]
とさせて頂きます。
大変お騒がせいたしました。(^^ゞ
では、では、m(__)m
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トリガイ 投稿者:まつ 投稿日: 2月 4日(日)21時58分31秒 引用
岡さん、レスありがとうございます。
おくのさん やっぱり牧野本で「かまとり」の共通語訳を「トリガイ」としているのは誤りではないでしょうか。
ちなみに、「カラス貝」で検索するとムール貝が多数検索されます。
「カラスガイ」で検索すると、いま話されている貝が検索されます。
「カラス貝」と「カラスガイ」は、厳密に言うと違う貝ということなんでしょうかね。よく分りません。
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Re: トリガイ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 4日(日)21時34分26秒 引用
まつさん…下記文宜しく
岡さん、「カラスガイ」のことを「トリガイ」と言っていましたか?。
> もしそうだとすると、出雲で言う「トリガイ」は本来の「トリガイ」ではないと言うことで、これも出雲弁になるのではと思うのですが・・・。
「トリガイ」は今まで聞いたことがないです。間違いなくいまでもカラス貝のことを「かまとり」と言ってます。
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トリガイ 投稿者:まつ 投稿日: 2月 4日(日)20時11分18秒 引用
共通語で言う「トリガイ」と「カラスガイ」は、インターネットで見る限り違う貝です。
もりやまさんが仰るように、かまとりに「カラスガイ」を使っていた所から「かまとり→カラスガイ」と言ったとすると、牧野本の「かまとり→トリガイ」は間違いと言うことになります。
私は「カラスガイ」の言葉しか知りませんでしたから、これは、あくまでも私の疑問と言うことです。
岡さん、「カラスガイ」のことを「トリガイ」と言っていましたか?。
もしそうだとすると、出雲で言う「トリガイ」は本来の「トリガイ」ではないと言うことで、これも出雲弁になるのではと思うのですが・・・。
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トリガイ 投稿者:まつ 投稿日: 2月 4日(日)19時35分19秒 引用
インターネットで「トリガイ」を調べるのですが、どうも赤貝に似たような貝しか検索できません。
「かまとり→トリガイ」と「カラス貝」は、出雲では同じ貝を指していると考えていいのでしょうか?。
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Re: かまとり(カラス貝) 投稿者:まつ 投稿日: 2月 4日(日)18時52分44秒 引用
>
>アワビの貝殻は硬いのでもっぱら釜を傷つけないようまた貝の曲線がなべの曲線に近いことから作った醤油麹をとるのに一番都合がよかったようですね。昔の人はよく考えたもんですね。
>
大きいのはゴムみたいで10cmぐらいのがうまかったです。醤油と味の素がなかったので「甘みげん」と砂糖を入れて煮て食べた。いっぺんに10個は食べた記憶があります。
> 昔が懐かしいです。つまり「かまとり」とは貝の名前と釜からこさげて取る作業の二つの意味があるということですか?
実は「かまとり」は初めて聞く言葉ですが、牧野本には「トリガイ」となっています。
カラス貝は知っています。
そのつもりで話をしているのですが、「かまとり」・「トリガイ」・「カラス貝」は同じ物かよく分りません。
どなたかご存知ですか?。
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ちょーさいもの 投稿者:金沢 投稿日: 2月 4日(日)18時40分3秒 引用
本辞書にも「ちょーさいぼー」がありますけど「嘲斉坊」というのはなんですかね。まさか漢語とは思えませんが。新しい和製漢字語でしょうか ?
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Re: かまとり(カラス貝) 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 4日(日)16時47分39秒 引用
>アワビの貝殻は硬いのでもっぱら釜を傷つけないようまた貝の曲線がなべの曲線に近いことから作った醤油麹をとるのに一番都合がよかったようですね。昔の人はよく考えたもんですね。
大きいのはゴムみたいで10cmぐらいのがうまかったです。醤油と味の素がなかったので「甘みげん」と砂糖を入れて煮て食べた。いっぺんに10個は食べた記憶があります。
昔が懐かしいです。つまり「かまとり」とは貝の名前と釜からこさげて取る作業の二つの意味があるということですか?
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かまとり 投稿者:まつ 投稿日: 2月 4日(日)16時27分15秒 引用
以前話題になったと思いますが、私も、十数センチのを焼いて食べたことがあります。
焼ける臭いは、まことに良いし味も悪くないですが、とにかくしわかったと記憶しています。
ゴムを噛んでいるような食感でしたから、あまり食べられなかったのかもしれませんね。
絶滅危惧種であれば、なおさら食べずに保護せんといけませんね。
もりやまさん、貝殻を生活用品の「かまとり」として使っていたのですね。
初めて知りました。
「かまとり」の作業自体も始めて聞く話で、昔は何でも自家製で造っていたのですね。(昔の人はエライ)
アワビの貝殻は、井戸端に洗濯石鹸を入れて置いてあるのを覚えています。
穴が開いているので、水切りになって使い向きが良かったのでしょうね。
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Re:未確認語彙「 はぶにする」 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 4日(日)14時04分23秒 引用
無視する。仲間はずれにする。大義では村八分にする。
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はぶにする 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 4日(日)13時58分40秒 引用
未確認語彙2007年1月公開分湖陵Aさん記載分
平田ではよく使ってました。調べたら山口県南でも同意語で載っていました。
出雲方言でしょうかねえ?疑問ひょっとしたら昔の共通語かなあ…
用例:あいちゃー、先輩のいいこと聞かんし遊びの邪魔ばっかしいけん、【はぶだじ】みんな話したりあそばんやねせ・・・と「悪がきの親分」がみんなに言う
だれかしっとらいしおられませんか?
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未確認語彙3題 投稿者:f-k 投稿日: 2月 4日(日)13時10分33秒 引用
1・【ちょーさいもん】(ちょうし者)[横田] 2004年8月
使いました。共通語の「嘲斉坊」からの転化であろうと思います。
2・【とぎれはぎれ】(仕事の合間)[横田] 2004年8月
使いました。日本国語大辞典では【とぎれとぎれ(途切途切)】の方言区分に載っていました。
3・【よいだくれ】(酔っぱらい)[横田] 2004年9月
使いました。【よいだくれ】の使用区分は、島根県方言辞典では出雲全部となっていますが、他に次の語彙が載っていました。
【よーたえじ】簸川、出雲、仁多 【よーたくじ】飯石、簸川、出雲、大原、仁多 【よーたんぼ】出雲、八束、大原、仁多 【よいたんぼー】飯石、大原、仁多 【よえたぐち】仁多 【よえたじ】飯石、仁多
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カラス貝 投稿者:金沢 投稿日: 2月 4日(日)12時26分58秒 引用
あれは大東の親戚の近くの小川で見たことがあります。ありゃ食べられますかね。
たしかにシジミ貝のお化けですが、寄生虫かなんかの中間宿主みたいで気味が悪いです。
うまいものならあんなに大きくなるまで何故川に残っていたのでしょう。
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カラスガイ 投稿者:もりやま 投稿日: 2月 4日(日)10時36分50秒 引用
カラスガイで検索していて開いたページが、偶然に県のホームページでした。
驚いたことに、島根県及び環境省の「準絶滅危惧種」に指定されていました。
当地でも最近見ませんね。
数年まえ孫を連れてゴビウスへ行きました。シジミ貝の水槽に小さな(径10cm)ぐらいのカラスガイもいました。説明パネルが有ったか無かった忘れましたが、見学していた子供づれの若いお母さんが「スゴーイ こんな大きなシジミもいるんだね」と。思わず苦笑しました。若い人はあまり見られたことは無いかもしれません。
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Re: かまとり 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 4日(日)09時24分29秒 引用
> > 【かまとり】通称:からす貝
森山さん調査していただきありがとうございます。
槙野本に未確認語彙で出ていました。これで確認できたことになりますね。
とても旨かったです。今は食べないと思いますが?50年前ごろよく食べました。
はこきめ 投稿者:こだま 投稿日: 2月 4日(日)04時33分33秒 引用
はこだんさん につけて この言葉を思い出しました。えらそうに
知ったかぶりをすること ですね。それが悪口に発展すると
「めげばこを決める」となっていましたね。
「ありゃー はこばっかし決めてだが やっちゃーねーだけんのー」
「あーがいいこたー どうせめげばこだがな」 など
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かまとり 投稿者:もりやま 投稿日: 2月 3日(土)22時17分58秒 引用
> 【かまとり】
> 参考
かまとりは川にいる黒い大きな2枚貝です。どべちゃのなかにいるので手でほぜくって取りよく吐かせてから煮て子供の頃食べました。うまかったです。いまでも沼地によくいます。
岡さん 今晩は。
【かまとり】
子供の頃 醤油麹をつくるため、大量の大豆や麦を大きな釜で煎りました。煎りあがると「かまとり」と言う道具で取り込みます。
「かまとり」=道具と言っても大きなアワビかカラスガイです。
農作業で手指が節くれだった、グローブのような手を「かまとーみたいな手しちょうな」と言われたものです。六十年ぶりに聞き、思い出した言葉です。
最近は見ませんが神西湖周辺や、山間部の溜池にはバカデカイのがいましたが、カラスガイと言いますが同種ではないでしょうか。
余計な書き込み失礼しました。
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はこだんさん また訂正 投稿者:金沢 投稿日: 2月 3日(土)20時07分8秒 引用
すみません、また訂正です。
【はこだんさん】
共通語 格好だけで中身のない人、見かけ倒しの男の人(への蔑称)
用 例 あーわ はこだんさんでの かいしきだわの
用例訳 あのお人は 見かけ倒しでね さっぱりだよ
説 明 町屋で見かける「箱段 = 引き出しのついた階段」と、いわゆる「だんさん =地域の素封家の主人、有名人などへの通称」を掛けた言葉遊び。実際にも蔑称として使われた。子供の悪口囃しにも「だんさん だんさん はこだんさん〜」がある。
採取者 金沢[松江]
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はこだんさん 訂正 投稿者:金沢 投稿日: 2月 3日(土)19時51分6秒 引用
↓ の「はこだんさん」の用例を下記に訂正します。
【はこだんさん】
共通語 だんさん(地域の有名人、素封家の主人などの通称)とは格落ちの人物、格好だけの人、見かけ倒しの男の人、をいう蔑称
用 例 あー あーわ はこだんさんでの かいしきだわの
用例訳 ああ あの人は 見かけ倒しでね さっぱりなお人だよ
説 明 子供の悪口囃しに「だんさん だんさん はこだんさん」というのもあった。
採取者 金沢[松江]
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はこだんさん 投稿者:金沢 投稿日: 2月 3日(土)18時01分41秒 引用
f-kさん 確認を有り難うございました。おっしゃるとおりです。
【はこだんさん】
共通語 だんさん(地域でそれといわれる人、有名人)というにはふさわしくない格落ちの人物、子供の悪口囃しにも使われた。
用 例 あー あーは はこだんさんでの かいしきだわの
用例訳 ああ あれは(あの人は)出来の悪いお人でね さっぱりだよ
採取者 金沢[松江]
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岡さん。用例を。 投稿者:おくの 投稿日: 2月 3日(土)17時18分0秒 引用
岡さん。用例をお願いします。
【かまとり】
共通語 〔貝〕トリガイ
用例 。
用例訳 。
参考
かまとりは川にいる黒い大きな2枚貝です。どべちゃのなかにいるので手でほぜくって取りよく吐かせてから煮て子供の頃食べました。うまかったです。いまでも沼地によくいます。
採取者 岡[平田]
では、では、m(__)m
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未確認語彙確認 投稿者:f-k 投稿日: 2月 3日(土)14時12分14秒 引用
【くぐちがたつ(糸口が見つかる)】 [湖陵] 2004年5月
泉・辞書登録済みの【くぐち(端っこ)】+【立つ】で、次のような場合に使いました。
1) 化膿した時など、小さな穴が開くと【くぐちがたって膿(うみ)が出た】
2) 病人が回復に向かう兆候があると【おばばも よん(良く)なー くぐちがたったけん 安心だ】
【くぐち】の語源は、共通語【こぐち(小口)】と思われ、広辞苑からその主な語意を拾うと、次のようなものがあります。
@ 小さな口 Aきりくち Bいとぐち Cものの端・先の方 D小区分 Eちょっとした口先の才
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未確認語彙確認 投稿者:f-k 投稿日: 2月 3日(土)11時44分0秒 引用
【はこだんさん】[松江] 2004年9月
意地悪な【だんさん(泉・辞書登録済み)】や、少し間抜けな【だんさん】を嘲笑っていうとき、悪童の言葉遊びを兼ねて、【だんさん だんさん はこだんさん】と囃し立てました。
【はこだんさん】は、昔の商家の箱階段の略称【箱段(泉・辞書登録済み)】と【だんさん】をかけた言葉遊びです。
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しょーかちしょんべん 投稿者:金沢 投稿日: 2月 3日(土)09時58分42秒 引用
私も聞いたことがあります。出の悪いもののたとえですね。お囃子の歌詞としてなら残すべきかと思います。f-kさんの解説でよくわかりますね。
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未確認語彙確認 投稿者:f-k 投稿日: 2月 3日(土)09時08分36秒 引用
【しょーかちしょんべん】[槙野本] 2004年12月
2004年12月の未確認語彙に【しょーかちしょんべん】[槙野本]を見つけましたので、以下により確認いたします。これにより、1月18日に書き込んだ【しょーかちしょんべ】は全部を取り下げます。
【しょーかちしょんべん】
共通語 消渇小便。(宴会の時など歌が出そうでなかなか歌わない時、この語を含む戯れ歌を囃し立てた)
用 例 (戯れ歌)でーやで でんのが しょーかちしょんべ(ん) えしやま たけんこ おばばの げっけ
用例訳 出るようで出ないのが 消渇小便 石山 竹の子 お婆の月経
参 考 消渇(しょうかち)は@糖尿病 A女性の淋病に俗称(以上、広辞苑から)。用例は、出難いものを並べ立てた戯れ歌で、これを囃し立て、次の歌を促しました。
なお、同じ月に【しょーかち(女性の淋病)】[槙野本]がありますが、これは共通語そのものですし、また、この語彙を単独で使った記憶はありませんので、この確認は留保します。
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え(ー)なぎ 投稿者:金沢 投稿日: 2月 2日(金)12時31分30秒 引用
登載済みでしたね。ごめんなさい。
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おいからす 投稿者:遠藤 投稿日: 2月 2日(金)06時58分1秒 引用
2003年6月の未確認語彙にありますが、おいからすという
言い方を提案しております。あとからす、という言い方と使い方
は違うようですが、なぜからすなのか面白いです。
えーなぎは話題になったと記憶してますが、違いましたか。なぜ
登録されなかったのかは覚えてませんが。少なくとも、海の気象
用語としては共通語ですが。
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えーなぎ 投稿者:金沢 投稿日: 2月 1日(木)22時25分48秒 引用
「えーなぎ」がなぜ今までに出てこなかったのか不思議なくらいの言葉ですねー。
岡さんの「えーなぎ」当然に登載されますね。
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あとのからすが〜 投稿者:こだま 投稿日: 2月 1日(木)12時13分4秒 引用
これはよく使いましたね。どちらかといえば 後から来て
先に帰る人を非難する時にこういったように思います。
苦労もしないで いいとこどりをする 今も昔もそういう
人はあるもので 非難する人の気持ちもわからなくはない
のです。
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あとのからしが・・・ 投稿者:f-k 投稿日: 2月 1日(木)10時15分0秒 引用
出雲地方の慣用句です。
【あとのからしがさきねたつ】
共通語 後の烏が 先に立つ
用 例 おらよー あとからきて もーえなっしゃーかや あとのからしがさきねたちね
用例訳 私より後から来て もう帰るのですか 後の烏が先に立つね
説 明 後から来た客が先に帰る場合などに言います。共通語に、これとよく似た慣用句「後の雁が先になる」がありますが、これは「油断すれば後から来るものに先を越される(広辞苑)」ことで、語意・用法が随分違います。
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えなぎ 投稿者:f-k 投稿日: 2月 1日(木)10時11分21秒 引用
岡さん、おはようございます。
お尋ねの件、出雲弁辞書に【え(−)なぎ】(よい天気)で登録済みです。
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Re: えーなぎ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 2月 1日(木)09時49分15秒 引用
> 共通語:良い天気
> 用例:今日も「えーなぎ」でよごさんすね
> 用例訳:今日も良い天気で良いですね
> これは出雲語彙にありますか?教えてください今日考えた語彙です。
出雲方言集のあるか?または未登録か教えてください。まつさん、金沢、奥野さん等
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おれ 投稿者:おくの 投稿日: 2月 1日(木)07時16分35秒 引用
了解しました。
次期更新時に掲載案を提案します。
では、では、m(__)m
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おれ 投稿者:遠藤 投稿日: 1月31日(水)22時27分56秒 引用
まつさん、私が「おれ」と言っているのは、文献で読んだとか、人が
そういっていると聞いた、ということではありません。まつさんは聞いた
ことがないかもしれないが、私も出雲では「おれ」「え、おれ」と言いま
すし、大東ではそう言う人はたくさんいます。だから「おろえ」と「おれ」
は両者とも「うるおい」の訛りだとしても大東ではおろえとは言わないの
で「おれ」という発音も残しておいたら、という提案です。文献ではない
生きた出雲弁のユーザーとして提案しているものであるということを理解
してください。FKさんも同じ理由で提案していると思いますが。
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訂正↓ 投稿者:まつ 投稿日: 1月31日(水)20時43分29秒 引用
下の投稿は まつ です。
失礼しました。
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(無題) 投稿者:jz 投稿日: 1月31日(水)20時42分25秒 引用
私の投稿で、皆さん引いてしまわれたようで、どうもすいません。
引かれついでに、思い出話です。
中学生のときの授業時間の話です。
同級生と先生との遣り取りの中で、前後の話の流れは忘れましたが、同級生が「うちわ(団扇)」のことを「おちわ」ときれいな標準語で発音しました。(先生との受け答えは、だいたい標準語でしていたのです。)
クラスの全員は、いっせいに笑いました。
彼が「うちわ」を「おちわ」と勘違いしているのが分ったからです。
この言葉には、「う」と「お」の曖昧音と「ち」と「つ」の曖昧音があります。
あらかじめ「うちわ(団扇)」という言葉を知っていれば、出雲弁で「お(う)つ(ち)わ」と聞いても、頭の中できちんと「うちわ(団扇)」と変換されて(おそらく無意識に)文字にした場合「うちわ」と書き、標準語で声に出しても「うちわ」というはずです。
「うちわ」を知らなかった彼は、ちょっと変な奴だったかもしれませんが、自分の耳に正直に「おちわ」といった彼はたいしたもんだと思います。
方言の音声を文字にするとき、または、文字でしか分らない方言を頭の中で音声のイメージにするとき、なかなか難しいことだと思います。
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おれ 投稿者:まつ 投稿日: 1月29日(月)19時42分18秒 引用
「おれ」は初めて聞く言葉です。
で、方言辞典に載っている文字表現について今議論になっていると思いますが、もともとは音声としてあったものを文字にするとき、その記録者によって微妙な違いが出てくると言うことは無いでしょうか。
例えば、「ticket」は、今は「チケット」と書きますが、昔の本などを読むと「テケツ」と書いてあったりします。
そういう風に聞いたと言うことでしょうね。
それで「おれ」ですが、元の音声が残っていないので分りませんが、それを記録に残した人の耳に「おれ」と聞こえたか「おろえ」と聞こえたか、その違いだとは考えられませんか。
文字で残されたものと、今の私たちが耳にする言葉とは、厳密に比較が出来ないのではと思うのですが、どうでしょうか。
音声で言葉が残されていると、問題は無いと思うのですけど。
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しもおれ 投稿者:KEN 投稿日: 1月29日(月)17時16分38秒 引用
「しもおれ」ですが、「お」にアクセントが来て、simoOreと「お」を言い直しますので
「しもれー」にはなりません。
しかし、「しもれー」と聞くと、私は「け、おまえは、しもれたいな顔しちょーが…」
を思い出してしまいます。
では、これにて、また冬眠します(^^ゞ
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おれ おれやしん 投稿者:金沢 投稿日: 1月29日(月)12時36分17秒 引用
奥野さん 「おろえ」おろえやしん」について f-kさんは 加茂では「おれ」「おれやしん」というのだから添え見出しで登載して欲しいとの要望です。これは島根県方言辞典にもあり音韻的にも間違いありませんから、それぞれを添え見出しで登載すべきと考えます。
KENさん 「しもおれ」についてご意見を聞かせてください。
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おろえ 投稿者:金沢 投稿日: 1月28日(日)23時25分10秒 引用
「オロエ」が「オレ」に変るのは二重母音の典型的な現象です。
「おろえ」は「うるおい」ですから語尾は「〜oi」⇒「〜e」となります。「つよい ⇒ つえ」「しろい ⇒ しれ」・・・etc 。
「おろえ」が表記の間違いならいざ知らず「うるおい」が原語であることはほぼ明らかですから「おれ」という表記も許容の範囲ではないでしょうか。
「しもおれ」は八雲ですからKENさんに聞いてみましょう。
KENさん 八雲では「しもおれ」が一般的ですか ? 「シモレー」という発音はありますか ?
たしかに「しもおれ」は「しも
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追加 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)22時45分16秒 引用
島根県方言辞典は【おれやすみ】(簸川、出雲、大原)と、【おろえやすみ】(八束,仁多、能義)の両方を掲載しています。
同事典に、【おろえる(告げ口をする。訴える)】(出雲、大原,仁多、能義)が載っていました。私は使った記憶はありませんが・・・。ご参考までに。
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希望 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)22時18分24秒 引用
【おろえ】【おろえやしん】。私は全く知らない言葉ですので、【おれ】【おれやしん】を残しておきたいと希望しています。【おろえ】が【おれ】になぜ変化するのかも、今ひとつすっきりしません。
それと、【おろえ】は因伯方言の匂いも感じています。
鳥取県方言辞典によると、米子、境港、東伯、西伯、日野の【おろい(潤い)】を挙げています。島根県方言辞典の【おろえ】は【おろえやすみ】(八束、能義、仁多)のみです。
これから先は、共同制作者の方々のご見識を待つしかありません。おまかせいたします。
【しもれー】もダメでしょうか?
「シモオレ」の訛りであることは百も承知ですが、標準語並みの発音は、記憶にないものですから・・・
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おれやしん 投稿者:金沢 投稿日: 1月28日(日)21時03分3秒 引用
「おれー」「おれやしん」もちろん松江では聞かれない言葉ですが、KENさんが云われるように、この両語とも「おろえ」「おろいやしん」で登載されています。どうみても「おろえ = おれ」「おろえやしん = おれやしん」で同語と思われます。f-kさんは添え見出しで登載を希望なんですか ? もしそうであれば、そこまで音韻にこだわる必要はないような気がします。同例がたくさんありますよ。
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おれ 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)19時49分30秒 引用
島根県方言辞典を調べ直してみると、【おろー(潤う)】が登録されていました。
使用区分に飯石、簸川、出雲、仁多、能義が挙がっています。ただし、用法が分からないので、大東・加茂で言う【おれ(恵みの雨)】に当るかどうか分かりませんが、金沢さん説に近いような気もします。(加茂で【おろー】は聞きません)
いずれにしろ、加茂で恵みの雨は【おれ】であり、雨休みは【おれやしん】です。
この両方をご確認のうえ、空見出しに登録希望します。
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おろん(む) 投稿者:金沢 投稿日: 1月28日(日)18時39分20秒 引用
思い出しました。袖師ケ浦でハゼの見釣りんかをしている時に「わー こら 水が おろんで 見えへのわー = わーこれは水が潤んで見えないよー」という時に「おろん」と訛って使っていました。ただ「今日は え おろいだったの」という「雨降り」の意味では使いませんでしたが。
つまり、この「おろい(え)」の語源は「潤う」という動詞の活用ではなくて、「うるおい」という名詞句の訛りなんですね。私もこの表記は「おろイ」説に一票です。
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おろいやすみ 投稿者:KEN 投稿日: 1月28日(日)16時53分21秒 引用
f-kさん、金沢さん、早速ありがとうございます。
「おれやしん」は、【おろいやすみ】(潤い休み)で登録済みですね。
私のところでは、その2つが合体した「おろいやしん」で使いますが
今、改めて“おろい”を見てみると、確かに「うるおい」の訛ったもののようですね。
恥ずかしながら、これまで私は「降ろい」、もしくは「下ろい」だろうと考え
直接的に、「おろいやしん → 雨降り休み」だと思っていました(^^;)
「おれー」「おろい」は使っていますが、「おろー」についてはよく解りません。
ちなみに、“おろい”“おろえ”の表記の違いは、出雲弁発音での「し・す」「ち・つ」同様
「い・え」もまた区別がしにくい部類だと思います。
個人的には、「おろい」でいいような気がしていますが
「い」の発音は、もともと共通語でも“母音の長音”になるケースも多く
かなり曖昧になりますよね・・・
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おれる 投稿者:金沢 投稿日: 1月28日(日)15時42分17秒 引用
おや KENさん お久しぶりですね。「おれー」は、もしかすると「うるおい」の訛ったものではありませんか ? そうであるなら「おれる = 潤う」という言葉はもともとなくて「うるおう」が訛って「おろー = うるおい」ではないでしょうかね。つまり「今日は おれーだらかの = 今日は雨になる(潤う)だろうか」という言い方はもともとなくて、「今日は おろーだらかの = 今日は雨になる(潤う)」という言い方になる、と考えるわけですが。同義語がダブッて混乱を起こしているのではありませんか ?
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)14時38分36秒 引用
【おれ】の関連語彙です。
【おれやしん】
共通語 潤い雨休み。降雨休み
用 例 え おれ だったのー あしたは おれやしん ね しょこえ
用例訳 よい潤いの(恵みの)雨だったね。明日は降雨休みにしようよ
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おれ 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)14時28分40秒 引用
kenさん、アドバイスありがとうございました。
遠藤さんが前に提案された【おれ】が、【おれー】と同じとしてボツなったと聞いて、混線していました。
結論として、大霜崩れの【しもおれ】と【おれー】が同義語。【おろえ】と【おれ】が同義語ということでしょうか。
加茂では【おろえ】という言い方は聞いた事がありません。島根県方言辞典にも【おれ】は載っていますが、【おろえ】は見当たりませんでした。
いずれにしろ【おろえ】が登録済みですから、【おれ】を空見出しで追加していただくと、うれしく思います。
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おれー おろえ 投稿者:KEN 投稿日: 1月28日(日)12時00分51秒 引用 編集済
ご無沙汰しております、KENです。
「おれ」と「おれー」の議論が続いているようですので、書き込みさせて頂きます。
「おれー」… そもそもは牧野本の「おれる」を、私が「おれー」で確認したものです。
その後、その現象の呼び名としての「しもおれ」が出たものと思います。
なお、辞書での訳は「晴天が急に曇天」で止まっていますが
牧野本では「晴天が急に曇天、雨天になること」とあり、こちらが適切です。
記載漏れでしょうか?
f-kさん、遠藤さんの仰っている「おれ」は、「え、おれ」で使うということですので
どちらかといえば良くない現象の「おれー」と同義というよりは
むしろ、登録済みの「おろえ」(潤い)が変化したものではないかと思いますが
いかがでしょうか?
ちなみに、八雲では「え、おれ」は聞いたことがありませんが
「え、おろえ」(表記としては、“え、おろい”かも?)はよく使っています。
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【こなくそ】 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)10時51分1秒 引用
坂本竜馬が暗殺された時、「賊はいきなり【こなくそ】と叫んで斬りつけた」と中岡慎太郎が証言し、これは伊予弁だからと、松山藩出身の原田佐之助犯人説が補強された由。一方で、薩摩弁の【こげんかくそ】の聞き間違いで、薩摩藩犯人説もあるようです。
【こな】は泉・辞書にも「彼、あいつ、あの」で登録されていますが、【こなくそ】という言い方はあまり聞きません。加茂で使うとすれば【こな くそたれ め が】もしくは【こな くそめ が】でした。
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【しもれー】 投稿者:f-k 投稿日: 1月28日(日)09時46分11秒 引用
【しもれー】は、「大霜の後の天気の崩れ、または、雨」のことですが、泉・辞書に【しもおれ】で載っていました。加茂では【しもれー】です。この語彙を確認していただいた上で、【しもおれ】の空見出しに追加していただくよう希望します。
泉・辞書の【しもおれ】と【おれー】の用例は、次の通りほぼ同じです。【おれー】は【しもおれ】の約で、この二つは同義語ではないでしょうか。
【しもおれ】
今朝の霜がはやこと融けたが やっぱー シモオレがしたの
【おれー】
今朝は霜がはやこと融けたが オレにゃ えがの
恵みの雨の【おれ】は【おれー】と長音化することはありません。
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遠藤 投稿者:おれ 投稿日: 1月28日(日)08時03分56秒 引用
辞書にはおれーとありますね。確かに大東ではおれで延ばすことは
ないです。おれーとはなんですかね。
こなくそ、はわけモンは言ってましたが、出雲弁ではなくてテレビや
漫画でみた言葉を使っていたもんでしょう。
えーなぎは以前話題になったことがあるようなきがしますたい。
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えーなぎ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月27日(土)21時45分21秒 引用
共通語:良い天気
用例:今日もえーなぎでよごさんすね
用例訳:今日も良い天気で良いですね
これは出雲語彙にありますか?教えてください今日考えた語彙です。
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こなくそ 投稿者:ぽっぽ 投稿日: 1月27日(土)20時59分21秒 引用
また また 談義の途中にもうしわけございません。
坂本竜馬殺害の本を読んでて思いだいましたが、
この本では、「こなくそ」言った言葉は四国者が使っている。
と書かれていましたが、そんなことは言えないと思います。
だいとでは、このやろー と言う意味で、使っていたような?
遠藤さん、どげねしだらか?
私成りに考えたのですが、出雲にも殺戮集団が居て
松平定安の命により京へ上った!!
考えたらマサカそぎゃん ことはあーませんはね?
失礼
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【おれー】と【おれ】 投稿者:f-k 投稿日: 1月27日(土)19時25分43秒 引用
【おれー】は、おそらく、天気が「折れる」で、【おれ】は、遠藤さんのご指摘の通り、現に恵みの雨が降った後にいう言葉ですので、【おれー】とは全く別のものではないでしょうか。
同音、異義語ではないと思います。
加茂では【おれー】という使い方はしませんでした。
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おれ 投稿者:遠藤 投稿日: 1月27日(土)16時53分27秒 引用
以前、全く同じ意味、用法でおれを提案したのですが、没になりました。
辞書には、晴天が急に曇天になること、とありこれと同じだからという
ことだったし、雨をおれと確認する人がなかったんではなかったかと思
います。
FK氏と私と2名になりましたので、おれを恵みの雨で登録しても良いと
思います。ただし既載で同音、異義語があります。少なくとも大東では雨
が実際に降らなくては、曇っただけではおれではないので、急な曇りを
おれという、地区との区別を確認することが必要と思います。
語源は興味ないのですが、私としては「うるおい」という言葉を出雲なまり
に言ったのだと思っています。「良いうるおいで」が「えおれで」、となった
ものでしょう。母親もそういってました。古語までさかのぼらなくても、現代
語のなまりでいいのでは。もちろん古語も現代語も潤いで同じ漢字言葉です。
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辞書候補 投稿者:f-k 投稿日: 1月27日(土)09時33分1秒 引用
今朝の雷雨で、ふと思い出した言葉です。ご確認よろしくお願いいたします。
【おれ】適度な、お湿りをもたらす恵みの雨
用 例 けさは さしぶー ね え おれ だった のー
用例訳 今朝は久しぶりに いいお湿りの 恵みの雨だったね
説 明 「え おれ だった」といった言い方で、恵みの雨の後の挨拶言葉になっていました。古語の【うる・ふ(潤ふ)】が語源であろうと推量しています。
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〜かし 投稿者:金沢 投稿日: 1月26日(金)20時10分3秒 引用
「〜かし」は既載の「かす = 水に浸す」の連用形にすぎませんから、このような取り上げ方はしていません。「たながし」のような連用形止めの専門語はそれで一つの出雲弁ということになりますけど。ここは「たながし」だけでよいと思います。
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牧野本の確認 投稿者:もりやま 投稿日: 1月26日(金)17時55分14秒 引用
整理してみました。
【〜かし】
共通語 穀類などを湯や水に浸す
例1
用 例 苗代さんなんけん たながししちょくか
用例訳 苗代の時期だから 種籾を水に浸しておくか
例2
用 例 急いで餅搗きさんなんけん もち米をゆがしするか
用例訳 急いで餅搗きしなけねばいけないのでもち米を湯に浸すか
【かやかす】の同意語
↑で どうでしょうか。
○--------------------------------------------------------------------------------
すもじ 投稿者:まつ 投稿日: 1月25日(木)22時10分1秒 引用
飲んで帰ったところですので、乱文になるかもしれませんがお許しください。
女房詞というのは、物の名前をそのまま言うのではなく、その一文字を取ってその後に「〜もじ(文字)」という「接尾語」を付けて言います。
直截言うことが恥ずかしく、奥ゆかしく言おうとしたのでしょうかね。
元は宮中の言葉だったのが、江戸時代の頃になると一般庶民も口にするようになったと、ものの本で読みました。
明治以降の近代ではどのようになったのか良く分りませんが、今の平成の時代に耳にすることはあまりありません。
それで「すもじ」ですが、平安の頃の「すもじ」と言えばその頃食べられていた「すし」のことを言ったものでしょう。
江戸時代になり、庶民も「すもじ」と言うようになると「にぎり鮨」や「棒寿司」「ばってら」他、いろいろな「すし」のことを言ったのではないでしょうか。
その中で「ちらし寿司」がいつの時代にかさなるのか、ちょっと分りません。
で、昭和の時代になって出雲のざいごの、私や大社の"おかか
やち"が「すもじ」と言っているのは、どういう繋がりがあるのかと思うと、時代の流れの中で言葉がどのようにして伝わって言ったのだろうとの思いに駆られます。
もし、今の時代に女房詞が当たり前に使われているのだとしたら、私はどんな使い方をしたのかなと思います。
例えば「ぱのじ がないと いのじ ができない」(パソコンが無いと、インターネットが出来ない)とか。
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槙野本より 投稿者:もりやま 投稿日: 1月25日(木)18時34分31秒 引用
【たながし】
共通語 種籾などを水に浸す
↑は聞いたような聞かないようなでしたが、「〜がし」がひっかかっていました。
ようやく思い出しました。
【ゆがし】
共通語 湯に穀類などを浸漬する
穀類などを長時間水に漬け充分水分を含ませるることを‘かやかす(既済)’と言いますが同意語だとおもいます。
昔はなにかとよく餅を搗いたものです。一昼夜ぐらいもち米を水に‘かやかし’ましたが、急に餅を搗くときは【ゆがし】しました。数時間で蒸し始められます。
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えもじ 投稿者:こだま 投稿日: 1月25日(木)04時43分25秒 引用
すもじ という語のことが話題になっていましたので 連想
しました。
湯もじ というのは 腰巻 のことですが それを えもじ
と言っていました。それを使ったざれ歌などがあったのですが
載せません。
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みやしんなる 投稿者:おくの 投稿日: 1月24日(水)20時37分22秒 引用
語源の推理は面白いものですが諸説有るのが常です。
見易い、目安い、身安い、御息い・・・・いろいろな考えが有っても良いような気まします。
では、では、m(__)m
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すしめし 投稿者:遠藤 投稿日: 1月24日(水)20時35分50秒 引用
私はすもじを聞いたことはありません。ちらしずしはすしめしでした。
ちらしもすしの上に刺身が乗ったのではない。やきさばなどが混ぜてある
ものです。
前に、かやくが話題になったとき気になっていたのですが、松江では
そーけめしのことをかやくごはんというのですか。松江は半分標準語圏な
のだと思いました。
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すし? 投稿者:まつ 投稿日: 1月24日(水)20時00分33秒 引用
所謂「本来の鮨」とは、なんになるのですか?。
下記に、すしの語源がありますが、古語で言う「鮨」はどれに該当するのでしょうか?。
http://gogen-allguide.com/su/sushi.html
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すもじ 投稿者:おくの 投稿日: 1月24日(水)19時45分32秒 引用
まつさん。
「すもじ(ちらし寿司)」は立派な出雲弁だと思いますよ(^^ゞ
出雲地方では口が腐っても「にぎり寿司」を「すもじ」とは言いませんよね(^^ゞ
出雲地方固有の言葉(出雲地方でしか使われていない言葉)は少なく、ほとんどの出雲弁は
他の地域(もちろん限定的ですが)でも使われいます。
では、では、m(__)m
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すもじ 投稿者:まつ 投稿日: 1月24日(水)19時07分20秒 引用
もともと「鮨」が何を指すのかは私は分りませんが、「すもじ」は確かに女房詞の古語であり全国的に知られた言葉であると思います。
ただそれが日常語かどうかというと、全国的にも言わないと思うし、出雲でもだいぶ聞いて回りましたが、首をかしげる方がほとんどでした。
自分が子供の頃から聞いていた言葉を、他の方に聞いても知らないと言われていたのが、大社の方が「おー うちの おかか も ぞげ いっちょーわ」と聞いたとき、ホッとして「うちだけ変な言葉ではなかった」と安心したのです。
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女の禁忌 投稿者:f-k 投稿日: 1月23日(火)23時49分13秒 引用
昔の出雲では、赤不浄といって、血のけがれを忌む慣わしがあったようです。女性の月のものがあるときは神社、神棚に近づかないし、出産も同様、産気づくと母屋とは別の部屋に移り、一ヶ月近くの禁忌明けを待って、海や川で身を清めてから母屋に入ったといいます。
美保関町千酌あたりでは、お産用の部落共同の別の建物【こいべや】が昭和初期までは残っていたといいます。
女が労働力で、かつ、新しい労働力を生み出す道具として扱われていた時代。
【みやしんなる】も、そんな民俗・風習を映しているような気がします。
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すもじ 投稿者:f-k 投稿日: 1月23日(火)23時20分55秒 引用
【すもじ】は、広辞苑はもとより、新明解にも載っている語彙で、大社限定ではなく、限りなく共通語に近いとは思いますが、ただ、本来の語意[鮨」が、泉辞書では「ちらし寿司」となっているので、立派な方言かなと理解しています。
【みやしんなる】に対するまつさんのこだわり、よく理解できます。出雲弁は、古い和語がたくさん残っていますので、もともとは出雲弁の語意が本来の語意で、共通語の語意はその転化では、と思えるものもあるような気がします。
そこが出雲弁の限りない面白さだと思っていますが・・・・。
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みやしんなる 投稿者:まつ 投稿日: 1月23日(火)22時19分25秒 引用
f-kさんこんばんは。
「すもじ」は、あちこち聞いてみたのですが私(湖陵)と、他の二人(大社)しか確認が出来なかったのです。
それで、出雲大社との関連をつい連想したのですが、確かにもう少し検証して見るべきですね。
それと「みやすい」ですが、「見苦しくない。感じがよい。体裁がよい。無難である」であるとして、逆に考えると妊娠中は、「見苦しく。感じが悪い。体裁がわるい。多難である」イメージを出雲人は妊婦に対して持っていたのだろうか、と思うのです。
「みやすい」と言う言葉の概念を、妊娠中から出産後に対してオーバーラップさせていたのかなと思うのです。
元の意味とはまったく違う概念を、その言葉に持たせることは無いと思うので、出雲人が妊婦に対して、「見苦しく。感じが悪い。体裁がわるい。多難である」と思っていたのだとしたら、本当にそうなのかと思うのです。
で、なんか違うんじゃないかなーという気持ちが、どうしても残るのです。
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みやしんなる 投稿者:遠藤 投稿日: 1月23日(火)21時57分50秒 引用
まつさんの説は千家家は出雲国造なので、奈良時代、平安時代と京都の宮中の
言葉が使われていてそれが庶民も使うようになったということだと思います。
そういうことだと考えると、割と卑近な感じがしました。
ただ、広辞苑で見ると、女官とか更衣などが出産するとみやしんどころ
となるとありますが、女官が自分のだんなの子を産んでもみやしんどころと
いったのでしょうか。側室として天皇の子を産んだときのことのような気が
しますが、そうだとすると側室、について言うことを正妻につかうのはかな
り違和感があるのではと思います。言われた方はいい気はしないでしょう、
特に昔は。また、単に皇太子妃として使うのは出産と言う意味がなくなりま
す。この話は面白いのではありますが、新資料がないとこれ以上なんだかん
だいっても始まりますまい。やめましょう。
とうねんご、は聞いたこと無いです。共通語では同じ意味で当歳といいま
すね。おおねら、こねら、は既載ではないですか。よく使いますが。
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追加 投稿者:f-k 投稿日: 1月23日(火)21時30分23秒 引用
【みやすんなる】を、泉辞書が(身安くなる?)としているのは個人的には疑問に思っています。これは、共通語の古語【みやすい】を、「お産する。安産する」という語意に用いた出雲弁特有の用法であろうと思っています。
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みやしんなる 投稿者:f-k 投稿日: 1月23日(火)21時17分58秒 引用
共通語の【みやすい】は、@見苦しくない。見た感じが悪くない。A見るのに苦労しないですむ様である。B筋道が立っていて良く理解できる。
【めやすい】は、見苦しくない。感じがよい。体裁がよい。無難である。【以上、日本国語大辞典】
出雲弁の【みやすんなる】は、@お産をする。安産する。A痛みがなくなる。
【みやすい】【めやし(−)】は、容易な。容易い。【みやすげな】容易な。【以上、島根県方言辞典】
出雲弁の用法は、共通語の語意と違うことがよくあります。【ぼんれ(盆礼)】【あくたいもくたい】などがそのよい例です。
以上のことから、まつさんの「で、整理させてもらいますが」以下はその通りだと思います。ただし、女の人本人が[みやしんなった]とは言わなかったと思います。
よく調べてみると【おかた+さま】と【お+かたさま】の二つがあるようです。まつさんご指摘の御方様は、前者の方だと思いますが、この両方とも、遊女語源説があるようです。
【すもじ】は確かに女房詞ですが、本来は[おすもじ]=[鮨]のことで、酢飯はその転化ではないでしょうか。
女房詞、宮中用語を使う方が、たまさか大社に来たからといって、それが方言化するものかどうか。否定はしませんが、もう少し検証する必要があるように思いますが、いかがなものでしょう。
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出雲大社 投稿者:まつ 投稿日: 1月23日(火)20時30分44秒 引用
>出雲大社で宮中や大奥並みに、女官、女房族が日常的に出仕した形跡は無かったように思います。
k-kさんこんばんは。
私は、「〜日常的に出仕した〜」とは言っていません。
皇族との関連性が有ったのではないか、と思っているだけです。
実際、多くの皇族の方が出雲大社を訪れ、近くの旅館等に宿泊されています。
その時例えば、酢飯を「すもじ」と聞いた地元の人間が、それを真似て言うようになった、といった伝わり方が考えられないかと思っただけです。
まあ、これも勝手な私の想像ですけど。
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みやしんなる 投稿者:まつ 投稿日: 1月23日(火)19時31分15秒 引用
出雲弁の辞書には、以下のように記載されています。
共通語 出産する(身安くなる?)
用例 おちん嫁もみやしんなーました
用例訳 我が家の嫁も出産しました
この場合の「みやし」は、「簡単・楽」と言う語感ではないと思われて「身安くなる?」と追記されています。
私自身は、「みやしんなる」→「出産する」と言う使い方は今まで聞いたことが無いので、はっきり言って分りませんでした。
で、整理させてもらいますが、
・出雲弁で「みやし」は「簡単・楽」と言う意味である。
・「みやしんなる」は、「簡単になる・楽になる」という意味だが、出雲弁では「出産する」と言う意味を持った言葉としても使われている。
でいいでしょうか?。
この使い方は、産んだ本人も使うのでしょうか。
例えば、「私、去年 みやしんなってね」→「私、去年 出産してね」
のように。
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お方様 投稿者:まつ 投稿日: 1月23日(火)19時10分23秒 引用
お方様については、下記のURLに書かれているような解釈もあるようです。
http://gogen-allguide.com/o/okaasan.html
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牧野本の確認ほか 投稿者:もりやま 投稿日: 1月23日(火)18時47分13秒 引用
【たてる】
共通語 あおって米麦などの塵をとりのぞく 風選
用 例 この種籾塵が混じちょていけん 唐箕たてするか
用例訳 この種籾塵が混じっているから唐箕で風選するか
参 考 少量のときは、板箕(薄い板で作った塵取りのようなもの)でするが、能率が悪い ので唐箕を使うことが多かった。
候補
「おおねら」又は 「こねら」
共通語 大きな鼠 小さな鼠
「おっけな ねぢん(既済)が飛んで出たー」とも言いますが「おおねらが飛ん で出たー」と年配のものは今もつかいます。
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とうねんご 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月23日(火)18時42分8秒 引用
用例:フナのこめやつがおおけん、とらこい。おお〜〜「とうねんごかい」。こりゃあばこんほどのぼっとの〜すぐたも持ってきたや…
共通語:フナがめだってから一年間成長したもの
だれかわかーましかいね…返事書いてね。「なーべく」早いがえけんね
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Re: じんだくる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月23日(火)13時52分17秒 引用
> 岡さんの【じんだくる】。出雲弁の【じんだまんだ】が変化して動詞化したものではないでしょうか。【じんだまんだ】とは意味が違うような気がします。
「じんだくる」は記憶では相手から無理(おかまいなしに力ずくで)に物品を横取りするという意味だと思いますが…
平田ではよく使ってますが・・・どうでしょうーか?
未登録語彙でしょうか?誰か解釈してくれませんか?
用例:ほんねけー、あいちゃ、たちがわるけん、人がめずらしもんもっちょうとすぐ「じんだくって」取ってしまーけんの・・・宜しく
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みやしんなる 投稿者:f-k 投稿日: 1月23日(火)13時04分32秒 引用
まつさんの宮中用語説。面白い、興味深いご見解ですが、少し無理があるように思いますが、如何なものでしょう。出雲大社で宮中や大奥並みに、女官、女房族が日常的に出仕した形跡は無かったように思います。
共通語の古語【みやす・し(見易し)】、同意語の【め・やす・し(目安し)】の方がごく自然で、日本国語大辞典も、【みやす・し(見易し)】の方言区分に島根の【みやすい】を採用しています。
【お方様】は、上流階級語ではなく、対称代名詞「かたさま(方様)」に接頭語「お」がついた語で、もとは男客に対する遊女語であったようです。のち一般女性も男性に対して使うようになり、さらに男性から男性に対しても使われるようになり、一般語化して行ったもののようです。
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じんだくる 投稿者:f-k 投稿日: 1月23日(火)12時23分26秒 引用
岡さんの【じんだくる】。出雲弁の【じんだまんだ】が変化して動詞化したものではないでしょうか。【じんだまんだ】は、次のような使い方をしていました。
【じんだまんだ】
慌てて騒ぐさま。ジタバタするさま。
用 例 えまんなって じんだまんだ したてて どげんだえ なーへん わや
用例訳 今になって ジタバタしてみても どうにもならないよ
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宮中用語 投稿者:まつ 投稿日: 1月22日(月)22時06分34秒 引用
私が初めて出雲弁の泉に投稿したのは「すもじ」でした。
「〜もじ」は、女房言葉ですよね。
この言葉を確認したのは、大社の人です。
IさんとNさん、二名の確認をしています。どちらも職場の人で年齢はそれぞれ五十代後半と四十代後半です。
私は、大社で宮中用語を確認したということは、出雲大社があったからではないかと思っているのです。
皇室と出雲大社の関係は詳しくは知りませんが、大社を中心として宮中用語の古語が出雲弁の中に残っているのではないかと考えているのです。
ですので、「みやどころ」も形を変化させて「みやしんなる」となって残っていても、そんなにトンデモナイ事では無い様に思うのですが、どうでしょうか。
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おかっつあん 投稿者:まつ 投稿日: 1月22日(月)21時35分7秒 引用
遠藤さん今晩は。
おかっつあん も元は「お方様」で、上流階級の言葉だと思うのですが、「みやすどころ」は、やっぱりトンデモナイ説でしょうかね?。
結構、いいせんいっていたと思うのですが・・・。
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みやしんなる あしたのみやげ 投稿者:遠藤 投稿日: 1月22日(月)20時59分37秒 引用
なんかすごいことになってきました。宮中用語ですか。隣近所の
おかっつあんが皇太子妃とはあんまり思いたくはないですが、
みやすどころというのは聞いたことはありますが、説としては面白い
と言うか、奇想天外というかですが、牽強付会な気がしますが。
FKさんが子供の遊び言葉を提案しておられましたが、時代は下り
私のこどものころは「あしたのみやげ」と言って、別れ際に背中を
叩いてました。
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↓訂正 投稿者:まつ 投稿日: 1月22日(月)20時13分9秒 引用
以下の言葉が要りました。
↓
以下の言葉が有りました。
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みやしんなる 投稿者:まつ 投稿日: 1月22日(月)19時45分20秒 引用
古語辞典をめくっていましたら、以下の言葉が要りました。
以下、古語辞典より
みやす-どころ、または みやすん-どころ(御息所)
@天皇の寝所でそば近く仕える女官。女御・更衣などの称。
一説に、皇子・皇女を生んだ女御・更衣の称。
A皇太子および親王の妃の称。
とあります。
これから、「み(め)やすん なる」と言う言葉が生まれたのではないでしょうか。
@の"一説による"から考えると、他家に嫁いだ嫁さんがその家の長男・長女を生んだことを、これに例えて言ったのでは無いか?。
Aを例えにしたとすれば、昔は子供の出来ない嫁さんは、返されたというような話を聞いたことがあるが、子供が出来たことで、晴れてその家の嫁さん(妃)として認められたと言うことではないか?。
「○○の嫁さんがみやしんならいた」は、「めやしんなる」→「楽になる・簡単になる」を当てはめるより、古語の「みやすどころ」から来た「みやしんならいた」の方が、なんか、しっくりする様に思いますが、どうでしょうか。
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じんだくる じだんだ〜 投稿者:金沢 投稿日: 1月22日(月)18時53分34秒 引用
本辞書に「じだくる = 崩れる、ずれ落ちる」があります。これは多分「ずれたくる」の音便形だと思うのですが、岡さんの「じんだくる」は「荒くれる、大げさに○○する」のようですから違う言葉でしょうか ? 聞いたことはありません。
「じだんだふむ」は共通語ですね。響きからみると「じんだくる」はこの「地団駄踏む」からきたみたいですが、そんなことはないように思われますけどね。
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用例 投稿者:f-k 投稿日: 1月22日(月)09時23分5秒 引用
【あとのかんさんつめ(ちめ)がんさん】
共通語 後の神さん、つめ神さん。(悪童の囃しことば)
用 例 (悪童たちが、部屋からいっせいに飛び出すとき)
一同「あとのかんさん ちめがんさん。(繰り返し)」
ガキ大将「あっ ○○ちゃんがドンベだ ○○ちゃん と しめてこえや」
用例訳 一同「後の神さん つめ神さん(繰り返し)」
ガキ大将「あっ ○○ちゃんが最後だ。○○ちゃん、戸を閉めて来いよ」
説 明 悪童数人が、【ざしき】や【まや】など、遊び場からいっせいに飛び出す時、最後の者に戸を閉めさせるために、この言葉を囃し立てました。
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みやしんなる 投稿者:遠藤 投稿日: 1月21日(日)21時38分7秒 引用
みやしんなる、という言葉は仕事が楽になるという意味が普通にある
みやしんなるで、出産の場合は体が楽になるという使い方なのでちょっと
違ういいかただろうということで特掲されていると思います。ですので
、洗濯機、ガス、電気で家事がみやしんなったという言い回しは前者の
言い回しで当然あると思います。パソコンで計算がめやしんなった、と
いうようなことです。
後者のみやしんなるに気持ちが楽になったまで含めるかどうかが問題に
なっているわけですが、私としては出産の場合それほどのモンではなか
ろう、と思ったまでです。いずれにせよ、女性の気分はわかりませんの
でそげだない、気分的にも全然らくになったという女性がいればその人に
とってはそげだないでしょう。ひとそれぞれで使えばいいのではないでし
ょうか。
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めやしんなった 投稿者:まつ 投稿日: 1月21日(日)17時30分43秒 引用
遠藤さん今日は。
なるほど、「めやしんなる」のイメージが何となく分ってきました。
難儀していた日々が終わって、産後からだが楽になり、一日一日を過ごすのが楽になった、簡単に(めやし)なった、と言うことなんでしょうね。
ただ、先にも書きましたが、似たような状況設定を考えた場合、何かのきっかけで精神状態が楽になった、肉体的に楽になった、と言った場合にも「めやしんなった」と言う言い方を使わないのでしょうか?。
この場合、男でも女でもありえますよね。
誰かのアドバイスで気分が楽になったとか、新しい機械の導入で体が楽になったとか。
例えば、耕運機が導入されて百姓仕事が楽になった場合、田おこしが「めやしんなった」とか、洗濯機なんかでも同じことが言えます。
これは、出産を終えて身体が「めやしんなった」と同じ使い方・表現になるのでしょうか。
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おおやまんぼし 投稿者:も 投稿日: 1月20日(土)20時33分51秒 引用
遠藤さん 今晩は。
「おおやまんぼし」が本欄で話題になった頃、当地の行きつけの理髪店で話をしました。私たちの子供の頃は丸坊主が普通でしたので、伸びて見苦しいのを「おおやまんぼし」と言ったがと話したところ、今でも使っておられるそうです。店主は六十台の半ばです。
井川投手のようなスタイルは当時よほどの変人以外見たことはありませんから、坊主頭のびたのだとおもいます。
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Re: だます 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月20日(土)15時55分43秒 引用
>> ただ、可動堰の深みだけを特にだましと呼ぶというのはしっくり
> きません。危ないのはすべての深みでありますし、可動堰の深み
> だけは浅くみえて実は深いのでだましだということもありえない。
> 他の人が、可動堰の開閉(だまし)にきをつけろ、と言ったのを
> 岡さんは
> 深みに気をつけろということだと勘違いしていたということは無
> いでしょうか。
50年前の幼少の頃なのでどちらかと言われてもさだかでないです。
川に泳ぎに行ったとき先輩からいつもだましがあーけん溺れてしまうので近ずいたらいけんぞ言われてました。さてどっちでしょうね〜よく検討したいです。
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じだんだふむ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月20日(土)13時40分37秒 引用
用例:またわけがわからんこといって「じだんだふんで」みたんなて、よつかえんがのお〜
用例訳:
共通語:すねることでしょうか?
また教えてください。
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じんだくる 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月20日(土)13時34分23秒 引用
用例:こらー、そげん、じんだくらんでも、ちと、おだいかにやってごいた。
用例訳:意味がはっきりしない
まつさん、金沢さんその他の人これって新語でしょうか?教えて
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めやしんなる 投稿者:遠藤 投稿日: 1月20日(土)13時13分51秒 引用
めやしんなるは、難儀でえらい状態が終わって楽になった
ことをいうので、女がよく使うんではないですか。おとこし
らちは、「あすこはうまれたげな」ぐらいで、めやしん
ならいたげななどとはいわないではないですか。なぜならば
実感が無いからです。
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おおやまんぼし 投稿者:遠藤 投稿日: 1月20日(土)13時08分52秒 引用
おおやまんぼし、については私はおおやまで提案したのですが
おおやまんぼしというところもあるようですね。ところで用例に
ボウズが伸びた状態、とありますが、おおやまは特にそういった
制限は無くぼさぼさに伸びた状態(かつての井川慶投手)を言っ
てましたが、おおやまんぼしはやっぱりボウズが伸びた状態に
限るのでしょうか。
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めやしんなる だます 投稿者:遠藤 投稿日: 1月20日(土)12時59分4秒 引用
普通に思いつく理由としては、妊娠中は腹が大きくて動きにくい、
熱が出て熱い、そうですので、そういった難儀な状態が終わって
簡単になったことをめやしんなったといったのだと思ってました。
だますですが、岡さんに確認したいのですが、可動堰の下部にでき
た深みのことをだましというのですか、それとも可動堰を開ける
ことですか。引用例を見ると、だましがあってあぶね、というの
は可動堰においては突然の放水があるのであぶない、とも取れます
し、深みがあってあぶない、とも取れます。
ただ、可動堰の深みだけを特にだましと呼ぶというのはしっくり
きません。危ないのはすべての深みでありますし、可動堰の深み
だけは浅くみえて実は深いのでだましだということもありえない。
他の人が、可動堰の開閉(だまし)にきをつけろ、と言ったのを
岡さんは
深みに気をつけろということだと勘違いしていたということは無
いでしょうか。
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用例ほか 投稿者:もりやま 投稿日: 1月20日(土)11時53分30秒 引用
【おおやまんぼし】
共通語 坊主頭のボサボサした状態
用 例 あしたは卒業式だけん おおやまんぼし つんでこい
用例訳 明日は卒業式だからボサボサ頭 散髪してこい
未確認語彙より
「年貢」
共通語ではないでしょうか。最近農業を止める人が多く、その耕地の貸し借りで「年貢」または「上納」の言葉は頻繁に聞かれます。「年貢のおさめどき」ということばもありますね。
出雲弁としての用例です。
共通語 農地など一年間賃借料
用 例 年貢は えらんけん ただでえーけん作ってごさしゃい
JA や行政の文書は「賃借料」だったとおもいます。
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め(み)やし 投稿者:まつ 投稿日: 1月20日(土)11時33分2秒 引用
岡さんこんにちは。
「め(み)やし」の意味が、簡単だ、とか楽なと言うのは分ります。
出産が楽だった、安産だったと言う意味だとすると、「みやしんなる」と言わず「みやしかった」になるのではないでしょうか。
以下、私の想像です。
「みやしんなる」は、出産を終えた後の状態を言っているように聞こえます。
出産は、生まれてくる子供も母親も、命をかけた大仕事です。
無事出産を終えて、母子とも安泰で、安堵し心が和らいだ状態を「みやしんなる」と言ったのではないか。
それで、「め(み)やし」は、簡単だ、楽だの意味の他に、心が安心・安堵したと言う使い方もあるのかなの想像しました。
ただ、似たような状況、例えば、大手術とか困難な仕事などを無事に切り抜けた後なども、心が安心・安堵しますから、そういう場合にも使うのでしょうか?。
それとも出産の時だけ使うのでしょうか?。
まったくの見当はずれの想像かも知れません。
もっと違う意味なのでしょうか?。
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Re: めやし 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月20日(土)09時56分2秒 引用
> 生まれてからずっと出雲人ですが、出産を「めやし」とは、初耳です。
>
> 「めやし」とはもともと出雲(平田)では簡単なもんだ(楽なもんだ)と言う意味で使います。
目安とはちがいます。
この意味からきたもんでしょうかねえ???まつさん
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めやし 投稿者:まつ 投稿日: 1月19日(金)20時08分58秒 引用
生まれてからずっと出雲人ですが、出産を「めやし」とは、初耳です。
こだまさんの言われるように「もつかし」⇔「めやし」の、「めやし」のことなんでしょうか?。
そうすると、妊娠中は「もつかし」状態があるという概念というか認識のようなものがあるのでしょうか?。
妊娠・出産に対する、出雲人の思いが込められた言葉だと思うのですが、もうすこし、その言葉の持つ気分みたいなものを教えてもらえませんか。
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めやすい 投稿者:こだま 投稿日: 1月19日(金)19時20分38秒 引用
めやすい 懐かしい言葉です。楽にできる と言う意味だと
思われます。だから 安産 の時に「めやすんならっしゃった」
といっていたのですね。
「そげね難しい言わんでも もちーと めやすーに考えたら」
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めやし 投稿者:金沢 投稿日: 1月19日(金)13時32分28秒 引用
岡さん 「みやしんなる = 出産する」で既載です。まあ、音韻的には「めやし」ではありますが。
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しょーかちしょんべ 投稿者:f-k 投稿日: 1月18日(木)23時08分5秒 引用
出入りに関して思い出した悪童の戯れ言葉(歌)をもう一つ。
【でーやで でんのが しょーかちしょんべ えしやま たけんこ】
(出るようで 出ないのが 消渇(しょうかち)小便 石山 竹の子)
「消渇」は糖尿病の古語。順番が来てもグズグズしている時、なかなか思い出せないときなど、出難いときにこの戯れ歌を囃し立てました。大人も、宴席で順番に芸をする時などに用いていたように思います。
「消渇を患う人の小便と石山の竹の子はなかなか出難い」というのが語意。
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めやし 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月18日(木)22時34分44秒 引用
用例:あーなーの話、あすこの嫁さん、ちとだい、みんとおもっとったらこないだ「めやし」にな らいたげねすね。
用例訳:正直な話、あちら嫁さん最近「お産」されましたそうで・・・
共通語:お産(出産)
こんな話よく聞きますが出雲方言ですか?誰かおしえてもらえませんか?宜しく
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なまじっか等 投稿者:おくの 投稿日: 1月18日(木)21時09分15秒 引用
牧野本の確認をありがとうございました。
・「なまじっか」「なまじ」・・・金沢さんと同じ感覚です。
・「あとのかんさんつめがんさん」の用例をお願いいたします。
・「だまし」・・・えんどうさん。岡さんの「だまし」の用例を大東で使っていらっしゃいましたか?
森山さん。
・先日メールが有り「おおやまんぼし」が確認されました。
用例をお願いいたします。
では、では、m(__)m
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なまじっか 投稿者:金沢 投稿日: 1月18日(木)17時20分34秒 引用
「なまじっか」はなまじっか「なまじ」という副詞もあるので厄介ですね。私の皮膚感覚ではどちらも成語の副詞だと思うのですが。ずーっと新聞の社説でもみてみれば使われていそうな感じです。
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あとのかんさんつめがんさん 投稿者:f-k 投稿日: 1月18日(木)09時41分2秒 引用
「たてつめ」で思い出した悪童の囃し言葉(慣用句)です。
【あとのかんさんつめ(ちめ)がんさん】(後の神さん・つめ神さん)
悪童数人が、「ざしき」や「まや」など、遊び場からいっせいに飛び出す時、最後の者に戸を閉めさせるために、この言葉を囃し立てました。
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2007年1月公開だます(だまし…平田)確認 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月17日(水)22時23分2秒 引用
可動堰の出口で泥が掘れて深みになっているところ。です…50年前の事思い出しました。
用例:だましがああけん、危ないけん、そばへよっちゃーいけんずね。
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2007年1月公開分未登録・だます(だまし…平田)確認 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月17日(水)22時00分7秒 引用
可動堰の出口で泥が掘れて深みになっているところ。です…50年前の事思い出しました。
用例:だましがああけん、危ないけん、そばへよっちゃーいけんずね。
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まきの本 投稿者:まつ 投稿日: 1月17日(水)21時19分19秒 引用
もりやまさん こんばんは。
出雲市立図書館へ行くと「牧野本」が読めますよ。
以前、もりやまさんが書き込まれた「しつ もっちょー」を調べようと思って、何年ぶりにいった折、その本があるのを見つけました。
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Re: 初歩的な質問 投稿者:もりやま 投稿日: 1月17日(水)19時38分3秒 引用
> 私は槙野本を持っていません。
> 変換の時最初に出た文字を使っています。間違った文字では失礼になりますので、教えください。
書き忘れました。
「牧」でしょうか「槙」でしょうか。
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初歩的な質問 投稿者:もりやま 投稿日: 1月17日(水)19時30分54秒 引用
私は槙野本を持っていません。
変換の時最初に出た文字を使っています。間違った文字では失礼になりますので、教えください。
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なまじっか 投稿者:f-k 投稿日: 1月17日(水)18時30分45秒 引用
「なまじ」(却って。むしろ)は、島根県方言辞典も採用しています。しかし、「なまじ」「なまじっか」とも、新明解、広辞苑に掲載されていますので、共同制作者の方々のご判断一つにかかるような気がします。
方言と共通語との線引き、厄介ですね。
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なまじっか 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月17日(水)16時31分25秒 引用
共通語:かえって
用例:この時計ちんとばんとしとったけん、中をわーさしたら「なまじっか」よけーのわ るなったがの
用例訳:この時計がくるっとったので直したらよけいに悪くなった。
誰かこんな使い方わかる方教えてください。
採取者:岡(平田)
じっかじっかは登録あったがそれの意味と違いますがどうでしょーか?宜しく
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Re: たてつめ 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月17日(水)09時33分26秒 引用
> たてつめ(たてちめ)=閉(た)て+詰め
>
> あけたて=開(あ)け+閉(た)て
>
> 「あけたて」もよく使います。
「たてつめ」「たてしめ」は平田では現在、よく使っています。
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たてつめ 投稿者:f-k 投稿日: 1月17日(水)02時12分52秒 引用
たてつめ(たてちめ)=閉(た)て+詰め
あけたて=開(あ)け+閉(た)て
「あけたて」もよく使います。
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牧野本の確認 投稿者:もりやま 投稿日: 1月16日(火)23時49分48秒 引用
【たてもの(ん)】
共通語 税金
【やくばだて】 登録済みの同意語
年寄りは両方使っていました。
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あけたて うちまご 投稿者:金沢 投稿日: 1月16日(火)21時42分37秒 引用
松江では、戸や障子を「開けたり閉めたり」は「あけたて」ですね。「たてしめ」とは云わないような。「(戸や障子を)たてる = しめる」ですから。「こら そげん 障子あけたてすーなや さむていけのわ」ですね。
「内孫」「外孫」は完全に共通語ですね。
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てまえまご 投稿者:まつ 投稿日: 1月16日(火)21時27分9秒 引用
遠藤さん今晩は。
「てまえまご」は、あまり聞いた記憶が無いですが、「うちまご」「そとまご」と言う言い方は聞いたことがあります。
出雲弁か、共通語かはわかりませんが・・・。
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てまえまご 投稿者:遠藤 投稿日: 1月16日(火)21時13分31秒 引用
全然違う話題ですみません。自分の息子の子供を「てまえまご」といいませんか。
娘の子をなんというかは知りません。
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もったいねやな天気 投稿者:遠藤 投稿日: 1月16日(火)21時11分36秒 引用
もったいねやな天気というのは聞いたことがあります。天気がいいので家にいるのが
もったいね、ということではなくて、天気がよすぎることです。たとえて言えば、
我が阪神が中日や巨人に12対0で勝った場合に、もったいねやなのう、ほかの試合に
とっとかえね、とつぶやくようなものです。
たてつめとたてしめは違うもののような気もします。たてしめは明けたり閉めたりのこ
とではないですか。
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たてつめ 投稿者:こだま 投稿日: 1月16日(火)19時55分24秒 引用
こちらでは きちんと建て閉めができるかどうか という時
にいいますね。たてしめ ということが多いです。
「雪でもたんなったさーで ふすまのたてしめがまいことえかんやーに
なったのー」など。
「お前 えーもんとえらんもんと しゃんとたてわけをつけにゃーえけん
わな」など。
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槙野本確認(2) 投稿者:f-k 投稿日: 1月16日(火)14時55分48秒 引用
【たてわけ】
語 意 (1)区別 (2)わきまえ・分別・道理
方 言 (1)えもん と ぼろ を たてわけ しとくけん の
(2)まーじ たてわけ の わからん こ だの
共通語 (1)良いものとボロ(不良品)とを区別して置くからね
(2)本当に、道理の解らない子だな
説 明 (1)の語意では【たなわけ】といういい方もありました。
【たてわけ】は、専ら(2)の用例が多かったように思います。
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槙野本確認(1) 投稿者:f-k 投稿日: 1月16日(火)14時53分30秒 引用
【たてつめる】
語 意 (襖・障子などの)建具を隙間なく閉め切るさま
方 言 そげん たてちめー と いき が ちまー やな わ
共通語 そんなに(建具を)隙間なく閉め切ってしまうと、息が詰まるようだよ
説 明 出雲弁では、襖・障子などを閉めるのを【たてる】といいます。
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ないような 投稿者:こだま 投稿日: 1月16日(火)14時22分17秒 引用
何のことかと思っていましたら「もったいないような」と
いうことだったのですね。まさに仰るとおりだと思います。
「温暖化のせいかもしれんが 近頃は 冬にしちゃー
もったいねーやーな天気が続くのー」など。
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もったねやな〜 投稿者:金沢 投稿日: 1月16日(火)00時42分50秒 引用
松江では「もったいねやな天気〜」だと思いますね。「今日はもったいない天気だ」とは云わないような・・・。「もったいねやな天気〜」は構文として推定すると、まつさんの云われる「家にいるのがもったいない、つまり、なんか外で(仕事か遊びごとなどを)すればよいのに〜」という架空の願望のことですから、「もったいないような〜」という曖昧表現がピッタシですね。これを「もったいない〜」としてしまうとなんか味気ないような感じがしますけどね。
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もったいない天気 投稿者:まつ 投稿日: 1月15日(月)22時24分36秒 引用
山陰の冬は曇っていて、雪か雨の多い日々です。
そのような季節の冬の晴れ間は、確かに有り難く、もったいない 一日と言えると思います。
よその地区では「もったいない天気」と言う表現をするのですかね。
今岡さん、遠藤さん、どうですか?。
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もったいない 投稿者:まつ 投稿日: 1月15日(月)21時50分5秒 引用
金沢さん、確かに、物の有難味を含んだ言葉であると思います。
「もったいない」は、ケニア出身でノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが「MOTTAINAI」として、世界に広めようとした日本語です。
物を大切に使用とする概念を含んだ日本語ですが、他国語ではうまい訳言が無いのでしょうかね。
もりやまさん 湖陵以外でも使いますよ。
私の職場は、島根東部の方がほとんどいらっしゃいますが、多分、皆言うんじゃないかと思います。
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もったいない天気 投稿者:もりやま 投稿日: 1月15日(月)21時10分27秒 引用
まつさん 今晩は。
今日は もったいねやな えー天気だーましたね。
今日 遊びに出たわけでわありません。一日中世話をやいていました。昼食時に家内も「もったいないやな天気だがいつまでつづくかしら」と。仕事に勿体なかったら、何に勿体ないでしょうかね。もったいないやな天気=上天気しか考えられませんね。
年寄りが何気なくつかいますが、まつさんのように若い人も使われますか。
湖陵だけでしょうかね。
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もったいない けんしょー 投稿者:金沢 投稿日: 1月15日(月)21時08分59秒 引用
具体的に「○○しなければもったいない〜」ということではなく、漠然とした「有り難い〜」という気持ちを表しているのかもしれませんね。「もったいなきお言葉を賜り〜」「あら もったいなや〜」・・・。
「けんしょー」は全くの初耳でした。もう少し検証してみたいですね。
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もったいないやな 天気 投稿者:まつ 投稿日: 1月15日(月)20時23分30秒 引用
今日は、いい天気でしたね。
「え 天気 だの もったたい ね やな わ」
よくこう言います。
自分でも言うし、人が口にするのもよく聞きます。
それで、ふと思ったのです。「何が、勿体ないのだろうか?」
「こぎゃん え天気 ね 仕事だことの 勿体ない、どこぞ 遊び ね でも えきゃ えねのー」
でしょうか。それとも、
「こぎゃん え天気 ね 勿体ない、さなえけん 家のこざこざ が あーだどものー」
でしょうか?。
今日は、え天気でしたね。
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ぎりぎりまい 投稿者:岡 投稿日: 1月14日(日)20時10分33秒 引用
目が回りすぎる。つむじとか
2つ意味がありませんか?
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けんしょー(公爵=けんしょー大国の大将) 投稿者:岡(平田) 投稿日: 1月14日(日)18時49分6秒 引用
ヤフーで検索できました。
昔、けんしょー公爵軍がいてその大将をして城を構えていた。
しかし敗戦で城を失いけんしょー公爵は無一文の流浪者になったがそこから這い上がり紛争に勝利し城を奪還して後に再び公爵になった。と記載されている。
物貰いのことを出雲地方では乞食=「ほいた」(登録済み)と言うが平田ではもともと格式ある地位にいた人が「ほいた」になったときはけんしょー(流浪者)と言っていたと思われる。今でもけんしょーと言う言葉が通用しています。
登録してください。
岡(平田)詳しい方おられれば応援してください。
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候補 投稿者:もりやま 投稿日: 1月14日(日)18時18分21秒 引用
【たながわり】
共通語 野菜の種や苗を貰ったお礼
用 例 昨日貰ったナスビ苗の たながわり に菓子なと持って行かかい
用例訳 昨日貰ったナスビ苗のお礼に菓子でも持って行こう
参 考 隣近所で営利栽培以外の自家用野菜の種や苗を融通し合いますが、必ず‘たなが わり’をします。しないと良いのが出来ないと今でもやっています。
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〜がまし 投稿者:まつ 投稿日: 1月14日(日)17時39分25秒 引用
辞書には他に、「ほねがまし」が記載されています。
「恩着せがましい」も有りますが、共通語でも言うように思います。
「○○」+「がましい」の組合せ語になるのではないでしょうか。
あと、「やらせ がましの」(やらせくさいね)とか、「おしつけ がましい」これは共通語くさいですね。
出雲弁では「〜がましい」の組合せ語の使用範囲が共通語に比べて広いような気がしますが、いかがでしょうか。
「はちがさいた」は私もやりました。懐かしいです。
子供の遊びの世界にも、伝承されていく遊びがあった。
しかし、今の子供たちは、年代を越えて集団で遊ぶことが少ないように思います。どれだけ昔の遊びが残っているのでしょうね。
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はちがさいた あーがましげな 投稿者:金沢 投稿日: 1月14日(日)17時06分44秒 引用
「はちがさいた」はよくやりましたね。ほんと炬燵ですることが多かったです。懐かしいな。「あーがましげな」は初めて聞きましたが、奥野さんのおっしゃるとおりでしょう。容易に想像できます。辞書登載ものですね。
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あーがますげな 投稿者:おくの 投稿日: 1月14日(日)09時34分32秒 引用
そうそう、そんな言い方有りましたよね。
「ある+がましい+げな」→「あーがますげな」だと思います。
泉辞書の中にも
「騒動する+がましい」→「そーどがまし」が登録済みです。
他にも「がましい(らしい)」の付く言葉が有るかもしれませんね
では、では、m(__)m
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あーがます「げな」 投稿者:岡 (平田) 投稿日: 1月13日(土)23時06分22秒 引用
けに《助》〜から「肯定的意味」(登録済)とは意味が違うと思いますが新規登録出来ませんか?
「げな」は半肯定で疑問な意味有り
用例 :菓子がちょんぼししかないのに「あーがますげな」格好してみせぶらかいちょうがのう。用例訳:実際は少ししかないのに多くあるようなそぶりをいている事。
採取者:岡 (平田)
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確認 投稿者:もりやま 投稿日: 1月13日(土)22時49分12秒 引用
【たながわる】
共通語 (果菜類など)一代雑種 がよいと思います
用 例 西洋カボチャと日本カボチャふつけて植えたけん、たながわった
用例訳 西洋カボチャと日本カボチャを近づけて植えたら一代雑種ができた
同意語 【なーかわる】
参考 果菜などは異品種を近づけて植えると風や虫の媒介で一代雑種(F1と言う)ができやすい。親より優れたものは少ない。
「おなべふど」で思い出した、冬の子供のコタツでの遊びです。
「ハチがさいた」
コタツ板の上に掌をひろげて「いちがさいた」といいながらピシャリとおきます。すかさづ相手が「にがさいた」と言いながら同じくピシャリと掌を重ねます。数をかさねて「はちがさいた」で指でハチの格好をして相手の頭や顔を「ハチが刺いた ブンブン」「ハチが刺いた」と言いながらつついてからかう他愛も無い遊びです。
後攻めがハチになるのは最初から解っているが、小さい子は解らないからいつも刺され役でした。
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Re: おなべふど 変更 投稿者:岡 (平田) 投稿日: 1月13日(土)22時42分15秒 引用
>
各地で少しづつ違いはあっても、これが出雲地方にあったことは確かなわけだから、残しておきましょうや。またしゃしゃりでますが書き直します。岡さん いかがでしょうか ?
>
> 【おなべふど】
OKです。
出雲語集に登録出来れば幸いですが・・宜しく
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おなべふど 変更 投稿者:金沢 投稿日: 1月13日(土)20時00分48秒 引用
各地で少しづつ違いはあっても、これが出雲地方にあったことは確かなわけだから、残しておきましょうや。またしゃしゃりでますが書き直します。岡さん いかがでしょうか ?
【おなべふど】
共通語 子供の指でする占い遊びの呼称
用 例 おなべふど すーけん みんなこいや
用例訳 おなべふど遊びをするから みんなきてよ(集まって)
説 明 占う側は自分の両手の親指を遣い、占われる方は手のひらを出し、親指を交互に指して「おなべふど」で表される将来を占う、という遊び。「お = 狼」「な = なまけもの」「べ = 勉強、または弁護士」「ふ = 不良」「ど = 泥棒」というようにあてる。もちろんこの「おなべふど」の配列は一定ではなく地区によって「おなべ」だったり「おなべふ」だったりする。頭文字も「べ」は「勉強」だったり「弁護士」だったり一定ではない。しかし「おなべふ」で検索するとかなり全国的なものとしてヒットするから普遍的ともいえる。
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槇野本の〜 投稿者:金沢 投稿日: 1月13日(土)19時39分4秒 引用
いやー 見事に確認出来ません。しかしさすがは槇野先生、農村地帯の方言見事なものです。ぜひ確認して少しでも残したいですね。もりやまさん よろしくですわ。
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おなべふど 投稿者:おくの 投稿日: 1月13日(土)17時16分9秒 引用
占い遊び・・・そうだったような気がします。
皆さん。よく覚えていらっしゃいますね(^^ゞ
牧野本からです。
ご存じの出雲弁が有れば用例をお願いいたします。
・たったに:ひたすらに、いちずに
・たてがあわん:対抗できない、かなわない
・たてぎ:稲架の軸になる木
・たてつめる:建具を隙間のないようにきっちり閉める
・たてもの:租税、税金
・たてる:あおって米麦などのちりを取り除く
・たてわけ:A区別 B道理、分別
・たながし:稲籾を蒔く前に水に浸すこと
・たながわる:植物が人工交配や突然変異により新種ができること
・たなびら:タナゴ、ウミタナゴ
(P197まで)
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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おなべふど 投稿者:まつ 投稿日: 1月13日(土)09時21分3秒 引用
「おなべふ」で検索すると、かなりヒットします。
これも、わりと全国的な占い遊びのようです。
私の場合、「おなべふど」と言う言葉がまったく記憶に無く、まるで初めて聞くような言葉なので、完全な記憶喪失か、または、違う言葉でやっていたのかもしれません。
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おなべふど 投稿者:もりやま 投稿日: 1月12日(金)23時21分2秒 引用
岡さん 今晩は。
うちの方はただ「おなべ」と言っていました、遊んだ記憶はありますが「お」以下まったく覚えていません。
家内にきいたところ「お 狼?」「な なまけもの」「べ 勉強」と記憶してしていました。地方によって少し異なるでしょうかね。
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あきすとぜねこ 投稿者:まつ 投稿日: 1月12日(金)22時48分20秒 引用
金沢さんのパソコン検索がヒントで、わたしも「おー そげだった」と「あきすとぜねこ」を検索してみました。
そしたらナナナント、沢山ヒットするではないですか。
これ、全国的な占い遊びだったようですね。
岡さんの書き込みで、はるか小学校の頃の記憶を思い出しての言葉でした。
それ以来、使ったことも聞いたことも無かったのですけどね。
皆さん、聞いたり使ったりしたこと無いですか。
どういう経路で、私の耳に入ったのだろう?。
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Re: おなべふど遊び 投稿者:岡 (平田) 投稿日: 1月12日(金)22時46分33秒 引用
> > この遊びは、一種の将来何になるかの子供の指遊び占いのようなもでした。
お:狼 な:不明 べ:弁護士 ふ:不良 ど:泥棒
何か詳しい方ことがあれば教えてください。
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おなべふど 投稿者:金沢 投稿日: 1月12日(金)22時18分46秒 引用
パソコンで検索したら一件だけヒットしました。香川県の方の「江口梨奈のすてきぺーじ」というサイトにその主人公が「おなべふど」は何かの頭文字だったけど思い出せない。
全国区の「大大臣」なら「大大臣、大臣、貧乏」だけど「おなべふど」はもちろん違う文句で「ど」は多分「どろぼう」だろうけど〜と書いておられます。
つまり子供の指遊びの一つで「なにかの頭文字の羅列を使った占い遊び」のようなものなんですね。
その頭文字のがなんの頭文字なのかがわからなくても確認されたことになりませんか ?
【おなべふど】
共通語 (ものごとの頭文字を使った)子供の指占い遊び
用 例 「おなべふど」さか
用例訳 「おなべふど」しようか
説 明 頭文字の羅列を、指で巾を取りながらこの言葉を唱えてする遊び「ど = どろぼう」だが他は思い出せない
採取者 岡[平田]
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Re: おなべふど遊び 投稿者:岡 (平田) 投稿日: 1月12日(金)22時11分6秒 引用
> この遊びは、一種の占いのようなもでした。
>まつさん・・・ありがとうだいぶん記憶がよみがえりました。
遊び方は解説どうりです。
おは女、べは便所、ふは不良、どはどろぼうだったと思います。なはわかりません。
女の子にやってまらった記憶があります。とても気持ちがよく何回もやってもらいました。
なはなんでしょうね?
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さいね 投稿者:金沢 投稿日: 1月12日(金)21時16分50秒 引用 編集済
本辞書既載の「さらばよね」「さらばいね」「さらよね」と同源の言葉だと思われますね。松江でも「さらばよ、さらよね」と縮めていう言い方もあります。つまり「さらばよな = さ、そのことよ」の意で使う言葉でしょう。
「さらばよ やっぱし藤村だわの(タイガースが勝って)」と縮めて使うこともありました。私もよく使いましたよ。「さらばいね、さらばよ」が主でしたが。「さいね」という言い方があったことは容易に想像できます。
「おなべふど」まつさんの証言で確認できたことになりますね。語源はなんでしょうかね?
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おなべふど 投稿者:まつ 投稿日: 1月12日(金)20時44分21秒 引用
この遊びは、一種の占いのようなもでした。
私の覚えているやり方は、手のひらを上にして相手にさしだします。
差し出された方は、手首の関節辺りから左右の親指を交互にあてていきます。
その時、何かの言葉を唱えながら一つずつ進みます。それが、「おなべふど」だったかは覚えていません。
それで、ちょうど肘の内側で止まった親指をそのままにして、他方の手で相手の肘を曲げます。
そうすると、残していた親指が曲げた肘の内側にグッと挟まれます。
そしてその時唱えていた言葉が、占いの結果という事になります。
このような遊びだったと思うのですが、岡田さん、えっしょですかいね?。
これを女の子にやってもらうと、なんかワクワクしたような記憶があります。
異性を意識しだした頃の遊びだったのでしょうかね。
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けんしょ 投稿者:おくの 投稿日: 1月12日(金)19時27分46秒 引用
こんばんは。岡さん。
平田の奥野です。
「けんしょ」小学生か中学生のときに聞いたような・・・聞かなかったような・・・
はっきりしません。
「おなべふど」・・・そうした遊びをして遊んだ覚えはあるのですが「おなべふど」と言ったかどうか記憶が曖昧です。
岡さん。半世紀前のことをよく覚えていらっしゃいますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
では、では、m(__)m
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未確認語彙(1) 投稿者:f-k 投稿日: 1月12日(金)16時07分53秒 引用
【さいね】(加茂S)
関西弁、または、鳥取方言が転化した、新しい用法ではないでしょうか。南加茂では使っていなかったと思います。
日本国語大辞典によると、【さいな】は古い共通語で、「相手の意見に同意、肯定する際の語。そうですよ。そうですね」で、方言区分には京都、大阪、香川が載っています。
同意語の【さいや】が三重、滋賀、京都、大阪、奈良、鳥取など。
鳥取県方言辞典は【さーいな】(気高、東伯)を載せています。
未確認語彙
【はぶにする】(湖陵A)
島根県方言辞典から。
【はぶ】子供などの仲間はぶき。隠岐西郷
【はぶき】村八分。仲間から除名すること。八束(鹿島)、隠岐(黒木)
【はぶし】村八分。仲間から除名すること。平田(鰐淵)、隠岐(西郷)
【はぶく】村八分にする。仲間はずれにする。八束(鹿島)、隠岐(西郷・五箇・黒木)
日本方言大事典は【はぶき(省)】【はぶく(省)】で掲載し、上記島根県関係語彙のほか、【はぶけ】【はぶせ】【はぶれ】【はぼ】【はべ】【はぶきもん】などの語彙を挙げ、方言区分には三重(志摩)、静岡、浜松、岐阜、山口、香川などが挙がっています。
語源は「村八分の略」説と、「省くの略」説があるようです。
使用地域を見ると、それこそ「浜ことば」「漁師ことば」のような気がしないでもありませんが・・・・。
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おなべふど 投稿者:まつ 投稿日: 1月11日(木)19時57分10秒 引用
岡さん こんばんは。
なんと言っていたのか、どんな遊びだったのかはまったく記憶に無いのですが、その遊びの行為は頭の中になんとなくボンヤリと映像が残っています。(小学生の頃だと思う)
多分、同じような遊びをしていたのではと思います。
「おなべふど」は、それぞれにどんな意味づけをしていたのか教えてもらえませんか。
似たような言葉を、いま思い出したのですが「あきすとぜねこ」などと言ってましたね。
これも同じく、どんな遊びだったか覚えていません。
何かの行為をして、'あ'で止まると何々、'き'で止まると何々と言って遊んでいたのですが、その'何々'も忘れました。
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Re: こんばんわ 金沢さん 投稿者:岡 投稿日: 1月11日(木)19時44分37秒 引用
返事をまっちょうましたわね・・・金沢さんは松江デスネ・・・生まれもですか?
あだんちゃ…ふらたで長し養ってもらっちょうだけんたいげなことしっちょうましじね・・・でもすぐじげ言葉がでてえらしじなあますじね・・・ちと松江とはハンディーがああますね…どちはんじゃくなことあんましかかんやねさかともちょうとこですが・・・
「けんしょ」はふらたでは20人ほど聞いたですがみんなしっちょうらっしゃーましたがね・・・(70代以上の人)「ほえた」ではなく「ほいた」とふらたはいいますがねえ・・・「けんしょ」についての解説はながくなるので今は仕事中ですので「ごしゃ」させてもらえませんか・・・
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こんばんわ 岡さん 投稿者:金沢 投稿日: 1月11日(木)19時19分35秒 引用
やーおいでましたねー ほんばのふらたかーですかね。わたしゃまっちぇですけんとてもかなーませんだども・・・。その「けんしょ」てー言葉自体がようわかーませんとまっしゃいね。「けんしょ」という言葉はどういうものですか ?
「ほえた」はわかりますが「けんしょ」という意味とか使い方とかそのものがまずわからないのですが。もう少し説明して頂けませんか ?
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おもっせ話 投稿者:岡 投稿日: 1月11日(木)18時35分10秒 引用
A:昨日は”ようふる”やんべにふうまくったねえ…
B:きどまで、はだしーばしりで、面白半分にでてみたらやんべにたまっとおました・・
A:さむのにまたどちはんじゃくなこと、しゃっしゃーね…ははは
あだんちゃーさむめしいことがやなたちだけん、こたつにはまーこんどったわね・・・ ははは・・・きゃん話ちとだい、おもっせことなかったね…えんばと(ちとだい)あん ま話がなかっただけん、書いてみたとこだわね〜〜ははは…では、おらふらたの本場で すが・・・またよろしく新人です。
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”けんしょ”について 投稿者:岡 投稿日: 1月11日(木)18時08分52秒 引用
昔、50年前ごろの話、物貰いがあっちこっちにいたもんですが…よく”ほいた”とは聞いてましたがこのけんしょについてわかる方おーなはらんかね?よくお寺や学校の隅にいましたが、これは時々生活で寝る場所を変えてたりして移動していた。でも記憶では自分の家があるのにあっちこっちにいって物貰いしている人もいました。ほいたはけんしょの中に含まれますか?この二つの違いがまだわかりません。また”刃物とぎしてちょっとだけ金を稼いでいた人もいた。犬も連れて歩いていた”早く回答くれませんか…有識者さんまっとるぞ・・・
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おなべふど遊び 投稿者:岡 投稿日: 1月11日(木)17時47分21秒 引用
昔、仲間の手を取って洋服を肘から先をたくなって左右の親指を交互に手首から徐々に肘までいきたときその、おなべふどのどのことばになっているかであそびょっとたが誰かこの言葉の意味がわかーませんか?おらふらたでしが・・・・本場です。まちがいああませんがね・・・誰かきのきいてわかーかた、答えて
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〜に の訛り 投稿者:金沢 投稿日: 1月11日(木)16時01分22秒 引用
なんだ、格助詞「〜に」の訛りですか ! それならあります。お騒がせしました。
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(無題) 投稿者:f-k 投稿日: 1月11日(木)14時50分26秒 引用
A そーで どげしーてて
b そげだの どっちぞ ね(に) 決めな えけんわのー
(しばし、沈黙があって)
A けー どっちだや 早こと 決めて しまえや
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〜どっちぞね 投稿者:金沢 投稿日: 1月11日(木)13時46分23秒 引用
この「〜ぞ」がおっしゃるように古語の「いずくぞ」の「〜ぞ」と同じものであることは疑う余地はありませんが、問題は出雲地方で「どっちぞ?」という語法は少なくとも松江では聞かれないし、仁多でも使わない、とこだまさんも云っておられますね。まつさんも違和感を示しておられるようですし。出雲弁の用法でいうと「どっちだや、どっちかね、どっちだらか」などが普遍的のように思いますが。
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どっちぞね 投稿者:金沢 投稿日: 1月11日(木)13時32分20秒 引用
少し考えてみました。最初に確認しておきたいのですが、この「〜ぞね」の「〜ね」は「〜に」の訛ったものではあませんよね。そこで「どっちぞね = どちらの方ですか?」ですが。
この選択を迫る、といわれる「どっちぞね」という言い方は松江では使われていない、と断定できますね。もちろん終助詞「〜よ」に相当する「〜ぞ」なら「〜ぞね、〜ぞや、〜ぞよ」なら沢山ありますが、この「選択を迫る」と云われる「〜ぞや」、まつさんの云われるように軽い疑問の終助詞「〜か?」に相当する「〜ぞ?」の「どっちぞね?」という使い方は出雲弁としては極めて特殊な用法のような気がしますね。f-kさん いかがですか ?
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どこぞね・あらぞね 投稿者:f-k 投稿日: 1月11日(木)13時30分17秒 引用
「どこ+ぞ+ね(どこかに)」「あら+ぞ+ね(あるだろうよ)」の【ぞ】は、共に「文(語)中の疑問語を受けて不定の意を表す助詞」で、同じ語彙だと思います。
助詞【〜ぞ】のこのような語意・用法は、【どれぞ】(広島市)【どっちぞ】(香川県)の用例が小学館・日本方言大辞典に載っているところを見ると、中四国方言といえるのではなろうかと思います。
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どこぞね 投稿者:こだま 投稿日: 1月10日(水)20時03分10秒 引用
こちらでは どっちぞね は 聞いたことがありません。
どこぞね は言いますが ニュアンスが違いますね。
どこぞ とは どこかに ということですが これは言いますね。
「お前 どこぞへやったじゃーねーかや ほんに癖がわりーけんのー」
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どっちぞね 投稿者:まつ 投稿日: 1月10日(水)19時24分28秒 引用
f-kさん こんばんは。
人間の本質は、欲たら かもしれませんね。
ところで、どっちぞね の'ぞ'は、共通語で言うところの'か'になるのではないでしょうか。
例えば、
どっちぞ→どっちか
だー(誰)ぞ→誰か
どこぞ→どこか
なんぞ→何か
えつぞ→いつか
出雲弁では、ほとんど'か'を使わず'ぞ'を使うと思います。
「どこぞね あらぞね」→「どこかに あるでしょう」
と言った場合、はじめの「〜ぞね」と最後の「〜ぞね」は違う使い方ではないでしょうか?。
出雲弁の辞書には、最後の「〜ぞね」は有りますが、はじめの「〜ぞね」は載っていません。
これは、出雲弁ではないですかね?。
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どっちぞね 投稿者:f-k 投稿日: 1月 9日(火)23時42分5秒 引用
選択に迷うのは、「どちらがいいのか・得なのか」という損得計算があるからではないでしょうか。その結果として「優柔不断さが生じた」と考えますが、如何なものでしょう。
「どっちぞね」は「どちらかに」という語意で加茂でも使いました。「どっちだや」は相手に選択を迫る時などに使いました。
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〜ぞね 投稿者:金沢 投稿日: 1月 9日(火)22時44分43秒 引用
そのシチュエーションでなら松江だと「〜どっちぞね」とはほとんど云わずに「〜どっちだや !(〜だね)」というような気がします。「〜ぞね」は「殺えたうえにきざんだーなんだい あんまーだらぞね(や)」あ、この終助詞「〜ぞね」はおばあさん語ですね。松江ではの話しです。
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えちもとらじ〜 投稿者:まつ 投稿日: 1月 9日(火)21時43分20秒 引用
f-kさんこんばんは。
「どっちぞね〜」は、欲張りと言うよりも優柔不断な性格を諌められたように思います。
「はっきり しぇー」と。
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えちもとらじ〜 投稿者:f-k 投稿日: 1月 9日(火)21時17分26秒 引用
まつさん、こんばんは
「どっちぞね〜」の使い方、あったと思います。いずれにせよ、「あまり欲張るな」という語意が含まれていますので・・・・。
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えちもとらじにもとらじ 投稿者:まつ 投稿日: 1月 9日(火)20時33分9秒 引用
これは親がよく言っていました。
確かに、欲張ってあれもこれもと言うときに、この言葉で注意されたと思います。
あと、AかBか決めかねて迷っている場合、「どっち ぞ ね せな えちもとらじ にもとらじ ね なーじ」といわれたような気もするのですが、f-kさん、この使い方もありませんかね?。
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えちもとらじ〜 投稿者:金沢 投稿日: 1月 9日(火)13時34分11秒 引用
わかりやすい慣用句のようですが初耳ですね。
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えちもとらじにもとらじ 投稿者:f-k 投稿日: 1月 9日(火)10時13分41秒 引用
【えちもとらじにもとらじ】(いち(一)も取らず、に(二)も取らず)
あれもこれもと狙って一物も得られない。欲を深くして失敗する様を言い、今日の共通語【虻蜂取らず】の同意語です。
大学受験を控えた孫にオジジから
そげん たかのぞん(高望み)ばっかーしとーと エチモトラジニモトラジ ね なーじ
祖母のお説教で、よく聞かされた言葉です。
日本国語大辞典によれば、1638年の「俳諧・毛吹草」に用例があるようですが、今日では広辞苑にも載っていない古い慣用句です。山陰民俗叢書・言語伝承(山陰民俗学会・1997年)には収録されていました。
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残念です 投稿者:f-k 投稿日: 1月 9日(火)09時35分5秒 引用
「あくたえもくたえ」は、「ぼんれ(盆礼)」のケースと同じで、共通語本来の語意とは異なる用法の特異な方言だと思います。
出来る限り早い再検討を希望します。
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あくたいもくたい 投稿者:おくの 投稿日: 1月 8日(月)19時13分29秒 引用
f−kさん。まつさん。
用例等をありがとうございました。
3年半前、6名の共同制作者で辞書から削除することを決めましたので即登録というわけにはいかないように思います。一旦保留とし再検討するのが筋だと考えますのでよろしくお願いいたします。
では、では、m(__)m
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用例 投稿者:もりやま 投稿日: 1月 8日(月)19時05分54秒 引用
【いちょーいも】
共通語 つくねいも
用 例 いちょーいも は香気がえーけん蕎麦(山かけ)ね最高だねー
用例訳 つくねいも は香りがよいから山かけ蕎麦に最高だね
f−kさん今晩は。失礼ですが用例で気づいたたことを少し。
【だごえ】は「だーごえ」といいました。
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用例・よわくそ 投稿者:まつ 投稿日: 1月 8日(月)18時52分45秒 引用
みなさま 少し遅れましたが、あけましておめでとうございます。
今年も、「出雲弁の泉」の更なる発展を祈念します。
よわくそ ですが、よろくそ の副見出しでいいと思います。
それと、これは松江の方との会話から採取しました。
湖陵では よろくそ を良く使うと思います。もちろん、よわくそ も分りますが。
それと、よろくそ を、体の弱い人 と有りますが、精神的な弱さやもろさにも使いませんか?。
小心者とか臆病者などが、怖気づいて尻込みしたときなど、「け よろくそ だの」と言った具合に。
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用例 投稿者:f-k 投稿日: 1月 8日(月)17時58分15秒 引用
【かやく】
共通語 加薬。うどんや蕎麦にかける薬味
用 例 こら、わーご くぁてて くいしー は あーが かやく が ねがね
用例訳 これこれ、割子そばを食おうにも、かけ汁はあるが、薬味がないよ
説 明 出雲の薬味は、唐辛子、わさび、しょうがなどの香辛料に海苔、刻み葱、青紫蘇などが一般的。
採取者 F−K(加茂)
【だら】
共通語 (腰にさす煙管用の)煙草入れ
用 例 おじじが また だら わしれて えかえたわ また さわぎん なーわ
用例訳 お爺さんがまた煙草入れを忘れて出掛けられたよ。きっとまた大騒ぎになるよ
説 明 皮製や布製の外、恵比寿さんや大黒さんの頭部を象った桐材の【だら】などもあった。
採取者 F−K(加茂)
【だごえ】
共通語 人糞尿の肥料
用 例 むかしゃ だごえ ちかっとったけん よー もしがわえて もしくだし のんだ もんだわ
用例訳 昔は人糞肥料を使っていたから、よく(回虫などの)虫が寄生して、虫下しを飲んだものだよ
採取者 F−K(加茂)
【だちんま】
共通語 駄賃馬。駄荷を負う馬。または馬車馬や駄馬
用 例 (悪童の戯れ歌)
だちんまが へこえた なんぼこえた とーこえた とーのやまこえて まちがさんぼん ころんで しけかえて おこえた
用例訳 駄賃馬がオナラした いくらした 10回した 10の山越えて 松が3本転んで 支柱をして 起こした
説 明 駄賃馬は本来、駄賃を取って荷物を運ぶ馬のことですが、大正〜昭和初頭には姿を消していました。しかし昭和10年代はまだ、馬車馬や駄馬など馬一般を「だちんま」と呼ぶことがありました。悪童が馬を見つけると、用例の戯れ歌を囃し立て、ふざけ合ったものでした。
採取者 F−K(加茂)
【じゃまくそ】
共通語 邪魔糞。邪魔になる様。邪魔者
用 例 この ぼーくたが じゃまくそ で えけんわ
用例訳 この棒切れが 邪魔になって いけないよ
採取者 F−K(加茂)
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あくたえもくたえ 投稿者:金沢 投稿日: 1月 8日(月)17時17分28秒 引用
奥野さん あのころと今頃では考え方や、検証の仕方が若干違います。私も共通語派でしたが、広辞苑に登載されていることのみを論拠としていました。その広辞苑の記述は「あくたいもくたい」 = 「あくたもくた に同じ」とのみ書かれており、「つまらないもの」の意で、「悪態をつく」の意はありません。新明解にいたっては登載されてもいません。国語大辞典では方言に区分けされています。
検索による「慣用句辞典」でも「つまらないもの」というのが主意です。これを「悪態をつく」の意でもちいているのは我が出雲を含めて分布があります。
つまり我が国の慣用句に「あくたいもくたい = 悪口をいう」という成語はないのです。これは完全に方言ですから登載すべきものと考えます。
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あくたいもくたい 投稿者:おくの 投稿日: 1月 8日(月)16時54分1秒 引用
2003年5〜6月に行った泉辞書からの共通語抽出作業で【あくたいもくたい】を共通語として削除しています。共通語として削除すべし5名、出雲弁として残すべし1名でした。
【あくたいもくたい】
共通語 悪罵雑言
用例 あくたいもくたいつく
用例訳 悪罵雑言を言う
では、では、m(__)m
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更新のご案内 投稿者:おくの 投稿日: 1月 8日(月)14時34分17秒 引用
下記のとおり更新しました。
ごらんいただき、不都合な箇所が有れば遠慮なくメールをお願いいたします。
○出雲の生活と言葉
「タバコ談義」
金沢[松江]、f-k[加茂]、児玉[横田]
「天気占い」
f-k[加茂]、森山[湖陵]
「こめえなえこ」
f-k[加茂]、森山[湖陵]
○出雲地方の慣用句
「ならにゃおやだせ」
f-k[加茂]
「まのこのただあるき」
miyake[東出雲]
では、では、m(__)m
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あくたえもくたえ 掲載案書き換え 投稿者:金沢 投稿日: 1月 8日(月)11時54分0秒 引用
↓ で書いた「あくたいもくたい」の掲載案を下記のように改めます。これはf-kさんが提示された「あくたえもくたえ」と同語でありますので書き換えるものです。私の「あくたいもくたい」も音韻的には「あくたえもくたえ」になることもふくめての書き換えです。
【あくたえもくたえ】
共通語 あくたいを云う、罵詈雑言、悪口の限りをつくす
用 例 あげんまで あくたえもくたえ つかんでもよからぞや
用例訳 あそこまで あくたいをつかなくても よさそうなものなのに
採取者 f-k[加茂]
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用例をお願いします 投稿者:おくの 投稿日: 1月 8日(月)10時29分53秒 引用
この連休は大荒れとの予想なので腰を据えて掲示板の整理に取り組みましたが・・・
f-kさん。森山さん。まつさん。
下記の用例等をお願いします。
【だちんま】
共通語 馬賃をとって駄荷を負う馬、駄馬
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
【いちょーいも】
共通語 つくね芋(捏芋)
用例 。
用例訳 。
採取者 森山[湖陵]
【だごえ】
共通語 人糞尿の肥料
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
【よわくそ】
共通語
用例 。
用例訳 。
採取者 松尾[湖陵]
【だら】
共通語 (刻み煙草を入れる携帯用の)煙草入れ
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
【かやく】
共通語 そば・うどんなどの薬味
用例 。
用例訳 。
採取者 f-k[加茂]
では、では、よろしくお願いいたしますm(__)m
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じゃまくそ 投稿者:金沢 投稿日: 1月 8日(月)09時23分45秒 引用
「じゃまくそ」はいいますね。f-kさん 用例を願います。
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あくたいもくたい 投稿者:金沢 投稿日: 1月 8日(月)06時50分54秒 引用
漢東本に「あくたいもくたい = 悪口雑言」であがっておりますので、辞書登載案を提出します。語源的には誤りであっても現に使われていた言葉として確認できますので。なお【あくてーもくてー = たいしたこどてもないのにことさら言い立てる、要らざることばかりをいう】も登載すべきと思いますが。
【あくたいもくたい】
共通語 罵詈雑言、悪口のかぎりを云う
用 例 へらずぐちばっかーたたきさがーだけん えんでから おじじが怒らさってあくたいもくたいでよーに困ったとまっしゃい
用例訳 余計なことばっかりいうもんだから 帰ってから おじいさんが怒られてね悪口やらなんやらで たいへん困ったよ
採取者 金沢[松江]
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おしめ 投稿者:金沢 投稿日: 1月 7日(日)23時00分56秒 引用
「おしめ」は目を皿にしてみましたがどうも載っていないようですね。我が国には「おむつ」「おしめ」の両方の言い方がありますが、商品の広告などでは「おむつ」と用いられ「おしめ」は使われたのを聞いたことありません。検索によると「おむつ」は「むつき」に「お」の接頭語がついたもので、「むつき」は室町時代から使われた。とあります。
どうも「おむつ」の方が分がいいようです。「おしめ」もまた「しめし = 湿布」に同じく接頭語のついたものです。主に西日本で用いられます。
となれば「おしめ」は方言となるのでは ?
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あくたいもくたい 投稿者:金沢 投稿日: 1月 7日(日)22時04分41秒 引用
そういわれてみると全くそうで、新明解にすらないなら普遍語ではありませんね。私の単なる思いこみでしたね。しゃっぽを脱ぎます。
「あくたいもくたい = 罵詈雑言、悪口をいいたてる」という意味で使っていることをどなたか確認していただけませんか ?
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あくたいもくたい 投稿者:f-k 投稿日: 1月 7日(日)21時34分5秒 引用
金沢さんの「【あくたいもくたい】が罵詈雑言の意で普遍的に用いられるようになったから共通語」とのご見解。「普遍的に使っている」のは、出雲地方始め【特定の地域】で、だからこそ【方言】ではないでしょうか。
「全国的に普遍的に使っている」のであれば、例えば新明解に載っていて不思議ではないのですが、採用していません。広辞苑クラスの国語辞典の語意に、【罵詈雑言】を加えて不思議ではないのですが、採用していません。
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あくたーもくたー 投稿者:金沢 投稿日: 1月 7日(日)17時04分9秒 引用
こだまさんの「あくたーもくたー」は用例からみても「あーいえばこういう、あれこれくだらんことをいいたてる」の意ですね。そういう意味では普遍的だ、というのが私の意見なんですよ。どなたかフォローして頂けませんか。
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あくたいもくたい 投稿者:金沢 投稿日: 1月 7日(日)15時36分3秒 引用
元は「あくたもくた」で諸文献の示すとおり、つまらぬもの、役に立たないもの、だったのでしょう。しかしこれが誤り伝えられ「悪態〜」と混同されて「あくたいもくたい = 罵詈雑言」の意で普遍的に用いられるようになったものだと思います。したがって私は共通語説です。「彼はそこであくたいもくたいを浴びせかけられることとなったのである」「その結果はあくたいもくたいの雨だった」このような使い方です。でもこれらの出典を示すことが出来ない以上は「あくたいもくたい」は共通語の範疇である、との私の主張は弱いですね。「あくたいもくたい = 罵詈雑言、悪口の限り」普通に使いませんかね。
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なだんぼことば(浜言葉) 投稿者:もりやま 投稿日: 1月 7日(日)15時20分32秒 引用
金沢さん 今年もご指導よろしくお願いします。
西浜商人は仰るように北九州や山口が多かったようです。九州弁をあまり知りませんが、それらしき言葉はあまり入っていない様におもいます。永年九州暮らしをして帰られた人でも、標準語に混じって出るのは独特の浜言葉でした。
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浜言葉 投稿者:もりやま 投稿日: 1月 7日(日)14時46分49秒 引用
大社や島根半島海岸部の言葉は離れていてわかりませんが、当地の近隣の海浜地区は荒っぽい独特の言葉でしたね。特に荒っぽいのが、旧西浜の大池 板津 差海、旧園村の高見 外園、隣接の多岐の久村地区でした。同じ多岐でも小田 田儀地区には顕著な荒っぽい海浜言葉は聞かなかったようにおもいます。石見弁?と奥部の出雲弁が混じったような感じです。
おくのさんの仰るように女性がひどかったようです。大部分の男の子は学校を終えると義務教育のように、呉服屋などへ丁稚奉公あがられたそうですから、言葉遣いはきれいでした。
おくのさん 子供の頃聞いた記憶もあり、悪童のジャレ歌の歌詞にもありました。
ちゃっちゃ おとうさん
かっか おかあさん
です。「幼児ことば」だとおもいます。
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あくたえもくたえ 投稿者:f-k 投稿日: 1月 7日(日)14時10分32秒 引用
蛇足ながら、補足説明させていただきます。
1)【あくたえもくたえ】が「悪態もくたい」と混同しているようです。本来、「悪態もくたい」の成語はなく、この語彙についてウエブ検索すると、例えば「話芸・決まり文句事典」は、「【あくたもくた】の前半を【悪態】とし、後半に脚韻をきかせた言い方」としています。
2)広辞苑の【あくたもくた(芥もくた)】は「アクタモクズ(芥藻屑)の転」とし、語意は「つまらないもの。また、人のこまごまとした欠点」としています。【あくたいもくたい】は【(あくたもくた)に同じ】としています。日本国語大辞典も同様です。
3)日本国語大辞典の【あくたいもくたい】の方言区分には、「悪口雑言。また、さんざん暴言を吐くさま」の語意で、青森、岩手その他と共に島根県出雲の方言(出典・出雲の方言・漢東種一郎・1961年)として掲載されています。
4)島根県方言辞典は【あくたもくた】で、鳥取県方言辞典は【あくだもくた】で、共に方言として採用し、掲載しています。語意は日本国語大辞典の方言語意と同じです。
5)出雲方言を仮名表記するのは難しいことですが、加茂の【あくたえもくたえ】の【え】は、強いて言えば「ヘ」に近い「え」です。「い」とは言いませんでした。こだまさんの【あくたーもくたー】という言い方、なるほどと思いました。
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「はまことば」 投稿者:おくの 投稿日: 1月 7日(日)10時19分59秒 引用
平田の島根半島海岸部も他地域の言葉と異なっていました。
半世紀前のことなので記憶が定かではありませんが、女性が「おら」「おまえ」と言っていました。全体として荒っぽい言葉だったように思います。「てて(父)?」「ちゃっちゃ(母)?」と言っていたような・・・
では、では、m(__)m
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西浜商人 投稿者:金沢 投稿日: 1月 6日(土)22時12分15秒 引用
それで思い出しましたが。もりやまさん「西浜商人が通った後は草も生えぬ」といいましたよね。f-kさんは「はまことば」は漁船の寄港地などでも伝播する、といっておられますが、西浜商人の営業先は北九州だけだった、と聞いたような気がします。九州言葉のようなものは聞かれませんでしたか ?
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はまことば 投稿者:金沢 投稿日: 1月 6日(土)21時36分50秒 引用
このまえ、f-kさんが云われた「はま言葉」という分野がこの雲伯方言圏にあったのではないか、と思います。今にしては資料もなく調べようもないのですが。かって米子にいたとき、弓浜半島部の者をやや侮蔑して「はまた」と呼び、言葉も米子弁に輪をかけた荒っぽさがある、と話しに聞いたことがあります。言葉の例も2〜3聞かされたと記憶しますが今は思い出せません。
この弓浜半島西部の対岸に大根島(八束町)があります。ここの言葉が少し出雲の標準形と違っていたのです。もうすっかり忘れてしまいましたが。我々出雲人かが聞くとそのアクセントがまるで余所者みたいだったことを思い出しました。今も残っているかどうか極めてあやしいものですが、あの奇妙なアクセント、まさにこれも「はまことば」だったのかもしれません。誰もご存じありませんよね。
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あくたもくた 投稿者:こだま 投稿日: 1月 6日(土)16時20分6秒 引用
全くの私見で根拠も何もありません。あくたを悪態と考えれば
もくた が わかりません。あくたを 陸上のちり もくたを
海岸ばたに打ち寄せた藻屑など と考えると 一応理屈は通る
のですが・・・。
「お前が あくたーもくたー言いたてて 通りゃーせんよ。黙っ
ちょった方がええよ」 など。
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あくたいもくたい 投稿者:金沢 投稿日: 1月 6日(土)15時32分48秒 引用
「あくたもくた」たしかに古語系の言葉ですね。微妙なところで。「あくたいもくたいをつく」これは全国語ではないかという感じもあります。現に小説なんかには登場しますし、新聞のコラムで書かれても違和感なく受け入れられます。「この地方では遣うがこり地方では遣わない」というような分布もないような気がします。方言の区分にはいるでしょうか疑問ですね。
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あくたえもくたえ 投稿者:f-k 投稿日: 1月 6日(土)10時51分58秒 引用
「あくた」「〜くた」から思い出した言葉です。
【あくたえもくたえ】(散々に暴言や悪口をいう様)
用例 こなが(彼が)お前のこと アクタエモクタエ ね えっとたじ(言っていたよ)
「芥藻くた」から生まれた方言だろうと思います。
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じゃまくた 投稿者:金沢 投稿日: 1月 5日(金)23時12分3秒 引用
「いっしょくた」は共通語でした。以前登場したとき単純訛りで排した覚えがあります。
【じゃまくた】
共通語 じゃまなもの
用 例 このダンボール箱 じゃまくたでいけんわー どけけちょきないや
用例訳 このダンボール箱はじゃまになっていけないよー かたづけておきなさいよ
採取者 金沢[松江]
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〜くた 投稿者:こだま 投稿日: 1月 5日(金)13時22分1秒 引用
こちらで使っている言葉
ごもくた ばばーくちゃ しわくちゃ いっしょくた
やめくちゃ(無茶苦茶なこと) ぼろくた など
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くた 投稿者:f-k 投稿日: 1月 5日(金)11時54分11秒 引用
1) 語源は古語の【くた(腐)】(名)「屑・ちり・あくた」 ではないでしょうか。日本国語大辞典には966年ごろの元真集の用例が載っています。
2)
島根県方言辞典は【くた】(接尾)「人を表す語につけて卑しめののしる意を表す」として、出雲の【ばばくた】【じーくた】を挙げています。仁多は【くたー】、能義は【くちゃ】としています。
しかし、出雲弁の用例からすると、「人を表す語」に限らず他の語にも付いて、「〜くそ(糞)」と同じような、「卑しめ」や「粗末なもの」の意を表す接尾語でもあるような気がします。
3) 【えっしょくた】は「一緒くた」で新明解にも載っていますので単純訛りと判定されるおそれがあるような気がします。個人的には泉・辞書登録大賛成ですが・・・。
4) 【〜くた】で泉・辞書登録済みの語彙を参考までに拾ってみました。
【しわくた】【ばばくた】【ばばくちゃ】【ぼろくた】
5) 次の【〜くた】は泉・辞書未登録ですので、辞書候補になるのではないでしょうか。
金沢さんの【じゃまくた】。同意語の【じゃまくそ】
【ごもくた】塵芥。同意語の【ごみくた】
【しわくちゃ(皺くちゃ)】「しわくた」の同意語
【ぼーくた(棒くた)】棒。木切れ
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じゃまくた えっしょくた 投稿者:金沢 投稿日: 1月 4日(木)21時57分54秒 引用
今日家内が「このダンボール箱 じゃまくたでえけんわー どけちょいてごしない」といっていました。で、連想で「えっしょくた = 一緒、ごちゃまぜ」です。この二つどうも辞書にないみたいで。この「〜くた」というのは「ごみくた」の「〜くた」と同義で、「あくた」の「〜くた」なのでしょうか。
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あけましておめでとうございます。 投稿者:おくの 投稿日: 1月 1日(月)08時23分30秒 引用
あけましておめでとうございます。
旧年中は、いろいろとお世話になりありがとうございました。
本年も変わらずご指導ご協力いただきますようよろしくお願いします。
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〜さら 投稿者:こだま 投稿日: 1月 1日(月)04時46分5秒 引用
別に文献とか語源とかを詮索はしませんが 〜さら は
〜だそうだ 〜だらしい というような使い方をしている言葉
だと思います。うちの方では使っていませんので 何ともいいよう
がないのですけれど。
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〜さ 投稿者:金沢 投稿日: 1月 1日(月)04時25分52秒 引用
「(東京)この間転んでサ、酷い目にあったサー」「(東京)そいでもってサ〜」「(山口)お前が自分で持っていきーサン」「(出雲)ほーらみっサイ」「(出雲)いってみっサイ」「(石見)お前がいっちゃんサイ」「(倉吉)さーはよーいっちゃんチャイ」・・・etc
各地にこの「〜さら」に類するものがありますね。
「浜言葉」というより日本語古来のものといった方がよいのかもしれませんね。この中で「〜さら」というのは一見すると「語源」に近いものかもしれませんね。
もう少し研究の要ありでしょうか。
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〜さら 投稿者:f-k 投稿日: 1月 1日(月)00時32分8秒 引用
不用意に「浜ことば」と書き込みましたが、学問的な定義までは勉強していないのでお許しください。内陸部方言に対する海浜部方言とでもいうのでしょうか。
「浜ことば」の一般的な特徴は、@荒っぽい A簡潔(修辞や接続詞の省略) B忌み言葉を嫌う(「しいら」から「まんさく」へ)C他地方「浜ことば」の混在 などです。
言葉の環境(海上や潮騒・風雨の中での会話)や、船団組成や寄港に伴う他地方との人的交流が、内陸部とは違った方言を生み出しているのではと思います。例えば、片江や境港は、船団の本拠地・寄港地の関係か、北九州の言葉・アクセントが微妙に混在しています。
日本国語大辞典では、「さ(格助)」の項で、文末に添えて念を押したり意味を強めたりする方言用例として「さ」佐渡、山形など。「さあ」埼玉、福井など。「さり」佐賀、長崎など。「さん」新潟。「そお」新潟 を挙げています。
「〜さら」「〜さい」ともにこれと同類ではないでしょうか。
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みなさん 投稿者:金沢 投稿日: 1月 1日(月)00時22分9秒 引用
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
最近はネタ不足でカキコミも少し減りましたが、語彙集めだけでなく、余談も交えてカキコミをがんばりましょうや。