助動詞の変化

 

1.助動詞の「られる、れる」の活用が変化

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1.助動詞の「られる、れる」の活用が変化

  未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
居られる おら おらい(えー) おらい(えー) おらい(えー) おらえりゃ  
言われる いわ いわ いわい(えー) いわい(えー) いわえりゃ  

例文

    言  葉        文       例
居られる(連用形) おじじが居らい(えー)間ね(お爺さんが居られる間に)
居られる(終止形) おじじが居らい(えー)(お爺さんが居られる)
居られる(連体形) 居らい(えー)しね頼む(居られる人に頼む)
居られる(仮定形) おじじが居らえりゃ代わってごしなはい(お爺さんが居られれば代わって下さい) 
言われる(連用形) べっぴんだてて言わたことがね(美人だと言われた事がない)
言われる(終始形) ほーけまちだてて言わい(えー)(阿呆と言われる)
言われる(連体形) べっぴんだてて言わい(えー)しの顔がみて(美人だと言われる人の顔が見たい)
言われる(仮定形) そぎゃんこと言わえりゃ、もー行かん(そんなこと言われれば、もう行かない)
居られる、言われる(終止形、連体形) 居らえー、言わえーは、「れる」が「れー」ひいては「えー」に変化したではないかと思われる

(文法など全く知らない作者ですので皆様のご教授をお願いいたします)

 

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