じんとーこ(じんとり:陣取り)

遊ばれていた地域:加茂町・湖陵町・平田・佐田町

 

説明1

私の子供の時分には、まず庭に大きな円を釘か棒切れで描きます。

各自が円周上の適当な所を選んで、親指を支点にして中指で弧を描き、その半円状の地域を自分の陣地とします。

(何と言うのか忘れましたが)ガラス状の平べったいおはじきで、陣地から円の中に弾き、三回の弾きで元の陣地におはじきを戻ってこさせられたら、その部分は全て自分の新しい陣地となります。

且つ(絵が描けなくてエラクラしんなーやねしが)サービスとして、拡大した陣地の一辺と外周を、親指と中指を広げた範囲が届かなくなるところまで貰えるというのがルールでした。

従って、陣地を増やすためには、出来るだけ、第一回目と第三回目を出来るだけ左右の円周に接して弾くのが、陣地拡張のコツでした。

今岡[加茂]

説明2

まず地面に大きな四角を書いて、四隅のひとつに小さめに自分の陣地を書きます。

自分の陣地から小石を大きな四角の中で3回指で弾いて、3回目で無事小石が自分の陣地に入れば小石の通った内側は自分の陣地になり、それをお互い繰り返して、最終的に陣地の広い方が勝ちという遊びでした。

おはじき遊びの一種のようなので、主に女の子の遊びだったのかもしれません。

天気が悪くて外で遊べない時は、紙を四角に見立てて、鉛筆を立てて滑らす方法で線を描いて同じような事をやっていました。

よし[平田]

 

説明3

じんとり は女の子、くぎたて は男の子が良くやっていたように記憶しています。

まつ[湖陵]

 

作成者:今岡[加茂]

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