2nd:インターネットの設定2
インターネットオプションの設定の変更をします。
Javaスクリプトの設定です。
ここで変更する箇所は貼り付けに関する場所ですが、何故変更をするのかと言いますと、コピーを行った文章を盗み見られることがあるからです。
今回の話は外部からの不正プログラムの侵入によるパターンの話は除く話です。
どう言うパターンかと言いますと、「悪意のあるサイト」を閲覧しに行くと、訪問しただけでコピーしてクリップボードに貼り付けられた物を抜き出し、
サーバーに転送されたりして見られてしまいます。
しかもサイトの表面上からは全く判らず、簡単に抜かれてしまいます。
抜きだされる時間は1、2秒もあれば十分です。
これは万一、パスワードや個人情報、それに企業内の業務文書等をコピーした状態でそのサイトを閲覧した場合盗み見られて悪用される可能性を示しています。
コピー&ペーストは非常に便利です。利用頻度が高い分狙われやすいのかも知れません。
俺の考えでは、知られたくない情報をコピーしたりしなければ大丈夫かと思ったりしますが、自分達の想像のつかない所から色んなヒントを捕まれる可能性もないとは言えません。
何故なら悪意の持つ人は、どうやって情報を取得するかを考えて行動しています。
そう言った人達には恐らくそれなりのパソコンの知識や技術があると思われます。
そんな人達が見つからないように盗みとる事を考えているのに、初心者である俺見たいな人間の知識で判るようなことをするでしょうか?
こう言う時は慎重な位が丁度いいかと思います。
盗み見られてからでは遅いからです。
必要でない場合は設定を変更しておいてもいいかも知れません。
*操作
まず、ブラウザを開きます。
画面の上にある項目の中の「ツール」をクリックします。
その時に開いたメニューの中の一番下にある「インターネットオプション」をクリックします。
するとインターネットオプション画面が出てきます。
最初は上の項目の「全般」画面が開いていると思いますが、その隣の項目の「セキュリティ」の項目をクリックして切り替えて下さい。
すると次の様な画面になります。
↑図:1
ここで図:1の赤枠で囲んでいる「レベルのカスタマイズ」をクリックして下さい。
すると「セキュリティの設定」画面に切り替わります。
その画面を下にずらして図:2の「スクリプト」の場所で止めて下さい。
↑図:2
図:2の画面に「スクリプトによる貼り付け処理の許可」の項目があると思います。
最初は画面の様に有効にチェックが入っている状態だと思いますが、これを赤線の所の「無効にする」の場所をクリックしてチェックを入れて下さい。
これでペースト出来なくなります。
コピー&ペーストをする場合、コピーは普通にして貰って、貼り付けは右クリックを押して出てくるメニューの中の「貼り付け」をクリックしてください。
☆余談
今回の話はある論議をかもし出しました。
それは「セキュリティホール」ではないかと言う話です。
しかし、マイクロソフト社の公式見解は「セキュリティホールとは言えない」とのことらしいです。
これを解消するにはマイクロソフト社に問い合わせして下さい。