2009/10 UP





セキュリティソフトの評価と比較データ





様々なソフトがありますが、数が多いため何を目安にソフトを選ぼうかと迷ってしまったり しないでしょうか。

そこでここではこれから導入しようと考えてる人または他のソフトに 変えてみようと思っている方の参考になればと思い紹介します。





☆data base世界的に権威あるウィルス対策評価テスト、Virus BulletinによるVB100テスト検証結果 合格と失格の内訳は次の通りです。

【合格】
GDATA
K7 Computing
AVG (Grisoft)
Kaspersky
BitDefender (SOFTWIN)
CA eTrust
McAfee
Quick Heal
Microsoft Forefront
Eset
Symantec
F-Secure



【失格】
VirusBuster
FRISK
Fortinet
Filseclab
Sophos
Filseclab
Fortinet
Kingsoft Standard
Kingsoft Advanced
Authentium



日本でメジャーなところで、 失格となったのはソフォスとキングソフト、それと一番上のウイルスバスターです


☆AV-TESTによるウィルス検出率テストの9月分が発表


順位 プログラム 検出数  検出率


#1 G Data     907,248 99.91%
#2 McAfee     906,639 99.84%
#3 Symantec 902,793 99.42%
#4 Microsoft  893,025 98.35%
#5 Eset Nod32 885,735 97.54%
#6 K7 Computing 883,943 97.35%
#7 Kaspersky 882,924 97.23%
#8 Trend Micro 878,738 96.77%
#9 AVG(Free) 873,719 96.22%
#10 Rising 794,194 87.46%


テストの対象は国内で流通している主要ウイルスソフト。

アジア=パシフィック地域、特に日本、台湾、中国において頻発しているウイルスを中心に採集されており、
検体は6ヶ月以内に発生したものに限定されている。 今月のテストのサンプル908,051種が使われた。





☆考察(あくまで個人で使用した感想です。)


「総合セキュリティソフト」とは、 アンチウイルス、ファイアーウォール、 その他の機能が全て入ってるソフトのことです。
総合が付かない「アンチウイルスソフト」は、 ファイアーウォール機能が無いソフト。 会社によって機能が違いますので悪しからず。


【GDATA】(ジーデータ)

ドイツの会社が開発したウイルスソフト。 検出率がどのソフトよりも優れていと思います。 ただどのソフトよりも重かったです。 対策が充実=重くなる、と思って下さい。 高スペックのパソコンじゃないと 動かないと言いませんがストレスを感じると思います。 安心感はありましたが、
作業等する際に重過ぎる。


【McAfee】(マカフィー)


アメリカの会社が開発したウイルスソフト。 前は検出率が悪いイメージがありましたが、 世界最大規模のウイルスソフト会社だけあり
検出率を上げて良いソフトになったと思います。 ずば抜けて良いとこはないと思いますが、 逆に悪いとこも少なく軽さもあるので良いと思います。


【Eset】(イーセット)


スロバキアの会社が開発したウイルスソフト。 日本語版を出してるのはキャノン。
NOD32というアンチウイルスソフトのみでしたが、 総合セキュリティソフト、ESET Smart Securityを 最近リリースして評判になってます。
自分はNOD32しか体験してませんが、 このソフトの軽さはびっくりしました。 動いてるのか疑うほど快適でした。
気になったとこはウイルス定義更新が、 2〜4日1回と更新頻度が低いところです。 ウイルス対応が少し遅いかと思います。
総合ソフトになっての口コミ評判ですが、 未知の脅威に異常に強い、既存のウイルスに少し弱い、 ファイアーウォール機能が他社に比べ弱め。
やはりソフトの軽さが災いしてる部分も。 コスト的にはダウンロード版が4000円と安く、 1年使って更新費用が2000円くらいと、 他社の半分と
コストパフォーマンス最高です。


【ウイルスバスター】


言わずと知れた日本のシェア率1位のソフト。 検知率が良くないのに嫌がらせとしか思えない重さ。
自社の広告がポップアップさえそれを防げない、 他のパソコンソフトとの相性がすこぶる悪いです。
しかし、2010年度版は軽くなっている。


【Symantec】(シマンテック)


アメリカのウイルスソフト会社。 ソフト名は「ノートン」。 ウイルスバスターの次に有名なソフトかなと思います。
検知率や更新率、ウイルスバスターに比べ、 比べ物にならないくらい良いと思います。 ただGDATAに負けず劣らず重いソフトです。
それとゲームや新しいソフトを入れようとすると、 100%といっていいほど作動を止めてしまいます。
ホームページなどで「ノートンはオフにして下さい」 と書かれるほど色んな動作を止めてしまいます。
検知率や機能では申し分ないと思いましたが、 なにせパソコンで何をするでも動作確認されるので、
通常使用に支障きたすので使用をやめました。 それとここのサポートセンターの評判は最悪です。 まず電話がつながらない、サポート対応も・・・。
誤検知も多いので難あり。


【Kaspersky】(カスペルスキー)


ロシアの会社が開発したウイルスソフト。 ヨーロッパのシェア1番で日本でも人気が少しあります。 日本版はジャストシステムが出してます。
検知率は申し分ないと思います。 ファイアーウォールもAV−TESTで1位と最高クラスです。 パソコン関係の仕事してる人は好きなソフト。
ウイルス定義更新は45分間に1回と ウイルス対応は最高クラスだと思います。 ただ少しパソコンスペックは要求される。
低くても動きますが重く感じるかと思います。 少々スペックさえあれば群を抜いて快適なソフトです。
カスペルスキーは細かく設定を変えられますので、 自分に合わせた設定が出来るのが大きいです。 少しパソコン知識ある人だと使いやすいソフト。 無償バージョンアップのサービスがあります。 2009年度版→2010年度版と毎年アップできます。
サポート対応は良いと思います。 混雑時でなければ、すぐ電話もつながります。





☆【最後に】


他にも無料で良いソフトはあると思います。 有料だろうが無料だろうが試用してみるのが一番です。 人によって体感、パソコンのスペック、違います。
有料のウイルスソフトは試用版をまず試すのをお勧めします。
どの会社もホームページにいけば30日間無料使用の 試用版のソフトをダウンロードきます。 まずは買う前に体験してみるのが良いと思います。
それと複数年のお得のソフトもありますが、 僕は1年ごと更新の方をお勧めします。
ウイルスバスターなどは3年間使用のありますが、 2008年に買ったとすると2008年度版を 3年間使うことになります。
毎年バージョンアップしたものが発売されますので、 最新版を使えるように1年の方が良いかと。 まずは自分で使ってみて、人の評価も参考に。





☆上記以外のソフト


☆outpost

 日本製ファイヤーウォールソフト


☆zonealsrm

 ファイヤーウォール。ソフト名は「ZONEALSRM(ゾーンアラーム)」。1年間無料で使用出来る  海外ソフト。


☆FileCapsule(ファイルセキュリティ)

 ファイルにパスワードを付けることが出来る。ローカルエリアの情報漏れを防ぐことも出来る  ファイルセキュリティーソフト。


☆spybot

名前「スパイポット」  スパイウェア除去ソフト。それ以外には、「ワーム」・「トロイの木馬」等の不正プログラムも除去が 出き、
不要なファイル等も除去が出来る。アクティブXの保護機能やネットからの侵入を阻止する「免疫化」  機能もあり
バージョンアップの際は現バージョンに上書きする。
海外完全フリーソフト。
無償版との違いはアップデートが手動か自動かの違いのみ。性能は同じです。
通常に使う分には操作は分かりやすく見やすい。
PCの細かい設定が出来るなど多機能だが、その分あるていどの知識が必要なので検索意外の細かい設定はいじらないほうが吉



☆spywareblaster

名前「スパイブラスター」  ネット上からのスパイウェアの侵入を防ぐことが出来る。スパイポットと組み合わせることにより、  更にセキュリティーが強固になる。侵入を感知すると強制的にサイトをシャットダウンする。海外ソフト。