プロレスにはドラマがある
殴る、蹴るだけの喧嘩じゃない!
そこには様々な人間模様があるのだ・・・
■蹴り
キックの使い手といえば、橋本真也と川田利明だ。
橋本は体重の乗せ方がうまかった。
どんな体勢からでも、左足を踏み込んで、右足を前に踏み込んでの
全体重を乗せた左のミドルキックは凄まじかった。
川田の蹴りは所々、力を加減して試合にメリハリをつけている。
エグさに関しては、どのレスラーよりも上だと思う。
気に入らないレスラー(秋○選手)にはサッカーボールキックを
何度もぶち込んでいた。
彼はいつも悲鳴をあげていた。
川田の得意とする技はジャンピングハイキック。
どの試合でも、音が聞こえる程の威力だが、なかでも衝撃だったのが
2004年11月13日、新日本プロレスでの大阪ドーム大会での棚橋にぶち込んだ蹴りだ。
「いぃぃ!」 「ボコッ」
「いぃいや!」 「バキッ」
こんな音聞いたことがない。
棚橋も「マジかよ・・・」と思ったに違いない。
エグさでいえばKENTAもなかなかなもの。
躊躇なく顔面蹴りを入れるレスラーはなかなかいない。
-デンジャラス1決定戦 〜エグさなら負けません〜-
を開催して川田利明 vs KENTAの試合を見てみたい。
壮絶な試合になること間違いない・・・。