日光白根山
(2006/8/7)
7、8日と連休だったので泊まりがけで南アか八ヶ岳にでも行こうかな、と思っていましたが、どうも8日の天気がよろしくないので、日帰りで行く場所を探していました。でもって日光白根山を選んだわけですが、当日の初電で行くと9時スタートになってちょっと遅い。前夜泊ならどうか、と思い色々と考えてみましたが、どう考えても日光に漫画喫茶があるとは思えないので、やむなく宇都宮の漫画喫茶で夜を明かし、JR日光線の初電で日光へ向かいました。結局バス一本分しか早くならないわけですが、それでも一時間強は早めに行動できるのは魅力です。ましてや今回のように8時間を超える行動時間の場合には。

☆湯元温泉〜前白根
湯元温泉でバスを降りると(日光駅からずっと寝てた)、抜けるような青空の下、男体山か太郎山か、その辺の山がそびえ立っているのが見え、好展望が期待できるかなあと思いつつ湯元スキー場の方へ進みます。コスモス?が咲き乱れるゲレンデをリフトに沿って登っていき、2本目のリフト下り場の側に標識があり、ここで左に入り登山道に入ります。炎天下にさらされていたゲレンデと異なり、樹林帯に入るのでとりあえずは涼しいのですが、ちょっとじめじめした道です。
沢に沿って登っていくわけですが、途中の堰堤の所で本当は沢を離れて樹林帯の中を登っていかなくてはならないのですが……沢を登り続けてしまいました(´д`;) だってトレースあるし、赤テープあるし……いや、流石に途中でおかしいと思って地図見ましたよ。一応黒の点線がついてるから道なんだろうと思って登り続けてしまったわけですよ……ですがガレガレの沢で、あちこちに土砂崩れやら雪崩の跡があり、3点ホールドでよじ登り続けなくてはならなくなったので断念しました。分岐の堰堤まで戻って時間をロスすること30分……ああ、宇都宮で夜を明かした意味が台無しにOTL
改めて正規のルートで登り出します。これがとんでもない悪路! 土の部分は雨で流出しまくっていて塹壕状態。当然滑りやすく斜面もキツい。かと思えばガレガレでコメツガの根が入り組んで3点ホールドしながらよじ登っていく急斜面。これがひたすら続きます。標高差にして約400bを一気に登ります。なお途中に休憩できるような腰を下ろせる場所は一切ありません。しかし、遅れた時間を取り戻そうと、この急斜面をハイペースで登ってしまったことが、後々大きく響いてきます……
尾根に出るとようやくなだらかになります。針葉樹とシャクナゲの葉が生い茂る中を進みます。一旦少し下って沢の源頭のようなややガレた場所に出ます。ここが天狗平で、私が入り込んでしまった沢を登り詰めるとここに出てくるようです。そしてまた少し登って尾根に戻ると、やがて周囲はダケカンバが目に付くようになります。尾根も幅広くなだらかで、気持ちよく歩けます。周囲のダケカンバの背がどんどん低くなり、小さなピークを一つ越えると突如森林限界となり、周囲が開けます。そして眼前に大きな溶岩台地状の日光白根山が姿を現します。ものすごい存在感を放っています。
そしてそのままなだらかな尾根歩きをすればすぐに前白根に到着します。それにしても、ガスがかなり出てきており、周囲の景色はあまり見えないのが残念でした。
☆前白根〜日光白根山
前白根からは砂礫の斜面をジグザグに下っていきます。ここからは右手に五色沼が見えて実に良い感じです(ガスでしょっちゅう隠されましたが)。下りきればしばし青々とした稜線歩きが楽しめます。外輪山の尾根なんでしょうね。それもつかの間。また一気に下ると(ややガレ)、避難小屋の前に到着します。天狗平から休んでなかったのでここで休憩&昼飯にしました。さて、今回は電子ライターを持っていたのですが、これが高地では全く使い物になりません。というわけで、登り始めてから一本もタバコを吸えず、非常にキツい状態が続いておりました。避難小屋の前で休んでいるおっちゃんがタバコを吸っていたので「すいません、火を……」と頼んだら、おっちゃんは予備のライターを譲ってくれました。いや、本当に助かりました。おっちゃん、ありがとうございました。
腹も膨れたところで最後の登りに取りかかります。最初は樹林帯の中のガレた急坂を登り、さらに黄色いマルバダケブキが一面に咲き乱れるガレた急斜面を延々と登ります。最後は砂礫の急斜面を登り切ると山頂の一角に躍り出ます。火口や祠を通り抜けてたどり着いた所が関東の最高峰・日光白根山の山頂です。360度の大パノラマが展開するはずなのですが、あいにくガスガス。五色沼さえ見下ろすことができません。山頂には平日だというのに多くの人が休憩していましたが……三角点のある岩峰まで来る人は案外少なく、おかげでゆっくりとすることができましたヽ(´ー`)ノ

☆日光白根山〜五色沼
真っ白で何も見えないので足早に山頂を後にします。最初は弥陀ヶ池の方へ下りようと思ったのですが、山頂直下のガレた急坂が半端じゃないと聞いていたので、登ってきた道を下ります。まあこれも楽な下りじゃないんですけどね。登りより時間かかりましたし。かなり慎重に下ったおかげでスリップすることもなく避難小屋前まで戻ることができました。そのまま小屋の前を通り過ぎて五色沼のほとりまで行きます。コバルトブルーの水面が実に神秘的でした。
色々と疲れきっていたので、湖面を眺めながらしばしボーっとしていました。時が流れるのを忘れるほど……
☆五色沼〜湯元温泉
当初の予定では五色山から国境平を抜けて中ツ曽根を通って湯元に戻るつもりでしたが、時間がおしているため(五色沼出発時刻は14時20分)、前白根に直接登り返して登りに使ったコースをまた使うことにしました。これもまた大失敗に終わるわけですが。
まず五色沼から直接前白根に出る道が大失敗。稜線に出るまでひたすら樹林帯の中のガレた急坂を登る羽目になりましたOTL あまり人が通らない道なのか、トレースが少なく赤テープ頼りで急坂を登っていきます。さらに稜線に出てから前白根直下の砂礫の急斜面をさらに登り返さないといけないため、前白根まで戻った時点でヘトヘトになりました……
前白根から急坂までは快適に進めましたが、問題はあの急坂。何でこの道を選んでしまったのか、ものすごく後悔しながら下ることになりました……当然、登りよりも時間がかかってしまいました。下りきった所から沢の堰堤に出る道がよくわからず、そのまま直進したら笹藪となり、ゲレンデのネットの穴を抜けてゲレンデに戻りました。
今回の山行きでは多くのミスをしでかしてしまいました。
一、道を間違えて沢に入り込んでしまったこと
標識を見落とし、踏み跡と赤テープに流されてしまった。地図を見て確認したが「道だろう」と過信して突き進んでしまったのも敗因。
二、道を間違えたことに焦ってペース配分を誤る
30分ロスしたのを取り返そうと、急坂を超ハイペースで登ってしまった。これに力を使い切ってしまったため、疲れ切って座り込むことが多かった。
三、電子ライターを持ってきてしまったこと
普通のライターでも高所ではつき辛い。電子ライターは風に強いから高所でも大丈夫だろうと思ったが……
四、下山時のルート選択ミス
時間が無いからと登りと同じ道をピストンしてしまった。あの急坂を下るのに時間がかかるのは目に見えていたのに。また五色沼から前白根に直登するルートを選んでしまったのも失敗。
以上の4点については深く反省し、今後の山行きに活かしたいものです。






| 日付、天気 | 2006年8月7日 晴れ後曇り |
| メンバー | 単独&Meタン |
| 所要時間 | 湯元温泉バス停8:15 → ゲレンデ上部 8:45 30分 ゲレンデ上部8:45 → 沢に迷い込んで分岐に戻る 9:13 28分 分岐9:13 →外山鞍部 10:15 62分 外山鞍部10:23 →前白根 11:02(天狗平で小休止含む) 39分 前白根11:02 →避難小屋 11:30 28分 昼食休憩 避難小屋11:55 →日光白根山山頂12:43 48分 日光白根山山頂 13:00 → 避難小屋 13:54 54分 避難小屋13:54 → 五色沼 14:05 11分 五色沼 14:20 → 前白根 14:48 28分 前白根14:54 → 外山鞍部 15:28 34分 外山鞍部 15:35 → ゲレンデ上部 16:47 72分 ゲレンデ上部 16:47 → 湯元温泉バス停 17:05 18分 |
| 交通 | 日光駅から湯元温泉まで1650円 フリーパスが3000円なので、往復ならそっちの方が安いことが帰りに判明 |
| 山の中で会った人 | 150人くらい |