滝子山
天気の良い平日休みなので山へ。ただ、連休でも何でもなく翌日からはしばらく休みが無いので、気軽に行けて展望の良い山はないかと考えていて、思い浮かんだのが滝子山。天気が良ければ富士山はもとより、南ア、八ヶ岳まで見えるらしい。というわけで、6時15分高尾発の松本行きに乗り、笹子駅で下車。結構冷えるなあ。国道20号線の温度計を見ると15度。東京ではこの時期には考えられない気温。ちなみに、笹子駅で降りたのは私以外には一人だけ。その人は本社ヶ丸方面へ向かっていきました。
☆笹子駅〜道証地蔵
ともあれ国道20号線を東へ向かって進みます。上空は抜けるような青空ながら、山の上には雲がかかっています。こりゃ展望は望めないかなあなどと考えているとやがて吉久保の集落への入口の所で左に曲がります。JRのガードをくぐって突き当たりを右に曲がり、さらに神社に沿って歩いて道なりに左へ曲がると中央道の高架の上を通ります。集落の中で通学中の小学生に元気良く「おはようございます!」と声をかけられるのが嬉しくもあり恥ずかしくもあり(´д`*) 東京では考えられないことです。
中央道の高架を抜けると、もう林道が始まります。桜森森林公園というキャンプ場のような所を抜けると、大鹿川に沿って高度を上げていきます。随分と立派な林道で道幅も広いために、日当たりが非常に良いです。干からびる……⊂⌒~⊃。Д。)⊃
林道が分岐するあたりから未舗装区間になります。傾斜もきつくなっていきます。

駅から一時間は国道、集落、林道歩きです。早く登山道に入りたーい!!!
☆道証地蔵〜大谷ヶ丸への分岐
道証地蔵から林道を外して登山道に入ります。地図に名前が出ているくらいだから、さぞかし立派なお地蔵様が……と思っていましたが、実にこぢんまりとしたお地蔵様でした。しばらくは沢沿いを登っていきます。登山道のあちこちに地元の小学生が作った看板がかかっています。登山道は一部崩れている所もありますが、そういう所はきちんと巻き道が造られています。
沢沿いの道をどんどん登っていきます。沢は滝がいくつもありますが、大きめの物には名前がついているようです。大きめの滝の側には地元小学生作成のプレートがかかっていました。しかしこの辺の沢沿いは紅葉の時期は綺麗なんだろうなあ……沢の左岸を進むようになってからは斜面が急になります。ロープを掴んで登ったり、大きな岩を乗り越えたりする所もあります。この辺であまりにパンツの裾がドロドロになってしまったのでスパッツを装着しました。が、スパッツを取り出そうとザックを開けたら勢い余って缶詰が登山道をゴロゴロと……(´д`;)
缶詰の回収にことのほか時間をとられてしまいました。沢に落ちなくて良かった……
しばらくすると曲り沢峠への分岐に到着します。滝子山へはこのまま沢沿いを進むことになりますが、エアリアにも「悪路」と書かれているように砂地で滑りやすかったり、ヤブになっていたり、岩を乗り越えたりと、かなり歩きにくいです。沢筋ではなく、ちょっと高い所を巻く道もあるようですが、まあここは標識通りに。
立派な滝(名前失念)の側を通り抜けます。ここを過ぎて急登を終えれば高いところを巻いた道と合流します。するとちょっと開けた広い谷のような場所に出ます。急登はこれでお終いで、しばらくはなだらかな道が続きます。
ちょろちょろと流れる沢を渡ってもう少し歩くと防火帯の登りが始まります。傾斜はそんなに急ではありませんが、直射日光が差し込むので結構しんどいです。防火帯の下草はかなり生い茂っているので、足下がびしょびしょになってしまいました(´д`;)


写真左は沢沿いの道。紅葉の季節には綺麗になりそう
写真右は登山道が崩れている箇所。写真の左側が巻き道で、ロープが張られています


写真左は登山道が砂地になっている所。足下がどんどん崩れていきます
写真右は沢の上部にある立派な滝(名前失念)。ここを越えれば急な登りは終わりです
☆大谷ヶ丸への分岐〜滝子山
大谷ヶ丸への分岐を過ぎ、なおも防火帯の尾根を登っていきます。この辺でようやく展望が可能になってきます。目立つのはすぐ北側にそびえるピラミダルな大谷ヶ丸。西側の甲府盆地側にもうっすらと山が見えてますが……帯那山あたりかなあ? 雲のせいでよくわかりませぬ┐(゚〜゚)┌
防火帯の尾根を登り切ると、南大菩薩の主稜線に出ます。北へ向かえば延々と大菩薩嶺へ続く稜線ですが、滝子山へはここを南に。そしてすぐに鎮西ヶ池があります。名前とエアリアやその他の地図にも名前が出ていますし、1500b地点にある池ということで、北欧にあるような静謐な湖沼を期待していたのですが……いや、何も言いますまい。
その側に白縫神社という小さな神社がありました。登山安全祈願をしてお賽銭も入れて(100円も入れてしまいました)。
そして初狩駅への分岐の所から、急登が始まります。ここを登り切れば山頂です。イイイイイイイイイイイヤッッホホホホホゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!
ヤマツツジ?の葉が色づき始めていました。秋ですねい……ヽ(´ー`)ノ 山頂は細長くてそんなに広くありません。昼メシを食っている間に、3人が山頂にやってきました。みなさん寂ショウ尾根を上がってきたそうで、沢沿いに上がってきたのは私だけ……(´・ω・`)ショボーン
日は射し込んでいるのですが、どうも山には雲がかかっています。富士山も裾野しか見えず、他の人たちと残念がりました。んなわけで、真面目に展望パノラマ写真を撮っておりませぬOTL



写真左は防火帯の尾根から望む大谷ヶ丸。中央は白縫神社。右はお約束のMeタンとの記念撮影。山頂付近の草は色づいてます
☆滝子山〜初狩駅
粘っても晴れそうにないので、下山することにします。下りは初狩方面に向かいます。頂上直下の急斜面を下ってから東に向かいます。ここがすごい下り坂。マジで急斜面です。ただ、ロープが斜面に取り付けられているので、それを伝って一気に下ることができました。途中、新道と旧道が別れる所がありましたが、迷わず新道を選びます。新しい方が整備されてるってことでしょうから。てなわけで、ロープを伝ってなおも下ります。下って旧道と合流した所が「桧平」という場所です。ちょっと平で開けており、御正体山が見通せます。
そしてまた延々と急坂を下ります。いや、本当にロープがあって助かりましたヽ(´ー`)ノ
尾根を外す地点でキノコ取りのおっちゃん二人と雑談してから、なおも下ります。スイッチバックの連続になりますが、先ほどまでのように斜面を駆け下りるほどではなくなります。ロープもありませんが、まあロープが必要なほどではないですね。
やがて沢に出てきます。しばらくは沢沿いの急な道ですが、渡渉を繰り返すうちに斜面も緩やかになってきます。そんなこんなうちに、ダートの林道に出てきます。
ここまで来ればゴールはもう近くで、やがて舗装された林道と合流して南へ向かうと藤沢の集落です。これを抜けて中央道の高架下をくぐれば間もなく初狩駅です。
さて、紅葉ですが、草葉は色づいている物もありましたが、樹木の方は山頂近くの木々がよく見れば少し色づいているかな、という程度でした。


写真左は桧平。急斜面の連続の中で一息つけるフラットな場所です
写真右は山頂近くのちょっと色づいた木の葉。いくら山の上とはいえまだまだ紅葉には早いようです
沢沿いに下っている時、登山道に何かが落ちていました。何だろうと思って近づいてみると、新聞紙にくるまれた物。じめじめした沢沿いの道にあるのに、新聞紙はまだ全然水気を吸っていません。そしてその中身は……白菊の花束((((
;゚Д゚)))ガクガクブルブル
当然花が萎れていたりはしてません。真新しい物。一体ここで何があったんだろうと思ってしまいます。ちなみに沢沿いの道とはいえ、その場所は切り立っているわけでもなく、斜面が急なわけでもなく……考えるのはやめましょう(´д`;)
全般的に実に登山道が整備されており、登りやすい山でした。崩れた場所には巻き道がしっかりと造られていますし、急な斜面にはロープ。過剰じゃないかと思わなくもない箇所もありましたが、こちらとしては気楽でした。特に下りが苦手なので、実にありがたかったです。
| 日付、天気 | 2005年9月30日 晴れのち曇り |
| メンバー | 単独&Meタン |
| 所要時間 | 笹子駅→道証地蔵 50分 道証地蔵→曲り沢峠への分岐 70分(1回の大休止含む) 曲り沢峠への分岐→大谷ヶ丸への分岐 50分 大谷ヶ丸への分岐→滝子山 35分(小休止、神社参拝含む) 滝子山→桧平 30分 桧平→尾根を外す地点 30分 尾根を外す地点→林道終点 60分(小休止2回含む) 林道終点→初狩駅 30分 |
| 交通 | 駅スタートの駅ゴール |
| 山の中で会った人 | 7人 |