天目山(三ツドッケ)
お盆休みに山に行こうと旧友と盛り上がったものの、悪天続きで結局お流れ。予定日の最終日に集まるだけ集まって飲んでいたら、その翌日は晴れるとのこと。その翌日も休みなのは私だけだったので、結局単独で奥多摩に向かうことに。ただ、日付が変わるまで飲んでいたこと、ほぼ徹夜、朝は気持ち悪くて食事ができないという三重苦のため、とんでもないことになりました。予定では東日原からヨコスズ尾根を上がり、蕎麦粒山から川苔山を経由して鳩ノ巣に下りるはずでした……
ともあれ、6時46分に奥多摩駅に降り立ちます。ここ数日は天気が悪かったため、山に行く酔狂な人はいないんでしょう、登山者は私以外には一人しかいませんでした。その一人は鴨沢行きのバスに乗ったため、東日原行きのバスは貸切状態ヽ(´ー`)ノ
☆東日原〜一杯水避難小屋
バス停の側の民家の間を北に向かい、塀の上を進むような感じで登山道に入ります。いきなり倒木が道を塞いでいました……(;´Д`) 妙に鬱蒼と生い茂っている木々の中には有刺鉄線も走っています。しばらくは登山道に民家や山菜畑が並ぶので、思いっきり生活臭が漂っています。最後の民家の脇を抜けると植林帯の中を登っていきます。スイッチバックの繰り返しが続いて結構急です。
二日酔いで寝不足気味の身体に、植林帯のじめじめした空気、そして急登が重くのしかかります。頭がクラクラしてきて、登山道の脇にゲロを吐いてしまいました……OTL まだ30分も歩いてません。よほど身体がへばっていたのでしょう。登山道脇に腰を下ろして体力の回復を待ちます。水もかぶかぶ飲みます。休んでいる時に頭上を猿の大群が駆け抜けていきました。ギャーギャーという鳴き声は妙に心細さをかき立ててくれます。30分ほど休んでようやく復活したので、再び植林帯の中を歩き始めました。
樹林帯を抜けると尾根に乗っかります(厳密には尾根のすぐ東側を巻く感じ)。ここからはなだらかな尾根道が続きます。自然林と植林帯が半々という感じでしょうか。大雨が続いたせいでしょうか、倒木がすごく目立ちました。しかし、ゲロを吐いて( ´∀`)サッパリしたものの、胃の中が空っぽになったために今度はシャリバテ。再び大休止をとるハメになりました。昼食用のおにぎりとビターインゼリーを口に入れて何とか回復しますが、歩くペースは一向に上がりません……
途中、ちょっと両側が切り立ったような場所はありますが、基本的には広い登山道を進んでいきます。こんなに歩きやすい道なのにペースが上がらない自分が恨めしい……・゚・(つД`)・゚・
時折、木々の間から長沢背稜が姿を見せます。特徴のない単調な山並みが見えるだけですけど。
ともあれ最後に一登りすると明るく開けた場所に一杯水避難小屋があります。


写真左は登山道をいきなり塞いでいる倒木。写真じゃよくわかりませんなあ……
写真右は尾根に上がってからの倒木。倒木が多いのは大雨直後だからでしょう、きっと。道自体はよく整備されています


写真左は尾根がちょっと切り立ったところ。写真右は一杯水避難小屋
☆一杯水避難小屋〜天目山
いつの間にかガスが出てきました。小屋前のベンチの温度計を見ると18度…… Σ(゚Д゚) じっとしていると肌寒いくらいです。しかし、ヘタレまくったせいで、時間を大幅にオーバーしてしまいました。まさか3時間かかるとは……そして何より身体が重いままなので、予定を大幅に変更して天目山の山頂をピストンしてとっとと帰ることに決めました。
小屋の裏手から山頂に向かう道があるとのことですが、発見できず(ヤブの中を尾根に向かって直登するのが正解)。なので、西側から登ることにしました。長沢背稜を西へ進みます。じめっとした鬱蒼とした尾根道は実に雰囲気があります。いつかは完全踏破したいものですなあ。
長沢背稜をしばらく進むと新しめの立派な標識があるので、標識に従って山頂への尾根に取りかかります。ところが、立派な標識とは裏腹に、かなりヤブです。ヤブの中がガスっちゃうと、かなり気分は盛り下がります。写真で見ると結構幻想的じゃないか、と思ってしまいますが。斜面も急で、木の根っこに掴まりながら登っていきます。一つのピークを越え、二つ目のピークが天目山の山頂になります。三ツドッケという別名を持つだけに、三つのピークから成っており、真ん中のピークが天目山というわけですね。
そして山頂です。しかし狭い山頂でした。3、4人で満員になりそうです。山頂標識もどこかのおばちゃんの手作りと思われる物が木の枝にかかっているだけ。山頂の一角には岩があって、ここから南側の展望が開けています。が、ガスのためにうっすらと石尾根(鷹ノ巣山付近)が見えるだけでした。天気が良ければ富士山と鷹ノ巣山が並ぶ風景が見られるとのことですが……(
´Д⊂ヽ



写真左はやたらと立派な標識。道も標識くらい立派だったら良かったんですが……
写真中はガスったヤブ道の天目山への道。道はキツイですが幻想的です
写真右はお約束のMeタンとの記念撮影です
☆天目山〜東日原
岩に腰掛けてお昼を食べた後、下山しました。着た道をそのまま帰るだけですが、山頂から長沢背稜に戻る道は道を失いやすいです。そのまま適当に下ればすぐに長沢背稜の道に出ますけれど。そして一杯水避難小屋からヨコスズ尾根を下ります。尾根を外すまでのなだらかな下りは登りの時の身体の重さがウソのように飛ばして行けます。谷底から吹き上げてくる爽やかな風を身体の正面で受けながら下ります。この日は色々とグタグタしましたが、この下りを経験できただけでも良かったなあと。
自分のゲロの現場を通り過ぎてスイッチバックしながら下ればもう東日原の集落です。
行きのバスは貸切状態でしたが、帰りのバスは鍾乳洞帰りのファミリーでごった返していました。流石夏休みだぜ(´・ω・`)
今回の山歩きは本当にグタグタでした。写真もろくに撮ってませんし、特に登りは結構記憶が飛んでます。そして二日酔い、睡眠不足の状態で山なんぞ行ってはいけません! 十分な睡眠と体調を整えてから山に臨むという当たり前のことを再確認させられました。結果としてみれば、ゲロ吐いてシャリバテになったくらいで済んで良かったかな、と。
それにしても今回はろくな写真がありません(´・ω・`)
| 日付、天気 | 2005年8月17日 晴れのち曇り |
| メンバー | 単独&Meタン |
| 所要時間 | 東日原→一杯水避難小屋 3時間(二度の大休止と無数の小休止含む) 一杯水避難小屋→天目山 40分 天目山→一杯水避難小屋 20分 一杯水避難小屋→東日原 1時間40分(小休止2回含む) |
| 交通 | 奥多摩駅からバスで東日原下車 奥多摩駅からはたぶん450円 |
| 山の中で会った人 | 0人。マジで誰にも会いませんでした…… |