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  耐病性 
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 朝陽を受けて輝くピンクは、秋、濃くなる。つる薔薇のタイプとし
ては「つるピース」「ピエール・ド・ロンサール」とまったく同じ。
2年目以降のつるはかなり硬く、誘引時に折らないように注意。
 房咲きで一房に5~10輪。咲きそろうと枝先はたわむ。4~7日
で散るが、散り方は綺麗。
 5月上旬に咲き始める早咲き、花期は約一ヶ月。閉花後、子房のふく
らみの速度が速い。したがって二番花以後の芽出しは遅くなりがち。季
節による日照時間の変動にも敏感。
 シュートをよく出す。この品種の特徴はベーサルとサイドがほぼ同
時に伸びはじめ、同じように伸びていくこと。偏伸びは少ない。夏剪定
で、勢いのないつるは思い切って切除する。本葉が厚い照葉で健全であ
ればかなり大きなものになり、そうならないつるを見極めやすい。
 根の特徴は一定しなくて、わかりづらい。どちらかと言えば太根を
長く伸ばす方か。
 元肥はすべてたっぷりと与えた方がよいものの、追肥のKは控える。
特に塩化カリの与えすぎはよくない。梅雨期のMg吸収を阻害し、生育
が悪化する。年間を通じて葉色がうすいときは一般にカルシウムやカリ
ウムが過剰の時なので、苦土石灰をいきなり多量に与えるのではなく、
まず初めに堆肥をしっかりと混合して土壌要素を緩和の状態へ持ってい
くこと。夏期ならその一ヶ月後に、それ以外の季節なら二ヶ月後に苦土
石灰を。 なおこの品種は草木灰や炭カルの効果がよくわかるので、他
の薔薇へ施用する際の目安となる。
 Pには骨粉とヨーリンが合う。
 うどん粉病に罹りやすく、ダコニール使用が劇的に効く。しかしダ
コニールやミラネシンなどは薔薇が本来持っている抵抗力を伸ばさない。
重曹を用いるべきだ。重曹は胞子や子嚢・菌糸を葉の細胞膜から引きは
がし、菌の生命活動を徐々に停止させる働きをする。効果が穏やかなた
めに使用者に疑問を持たせるものの、使い続けると安心感が広がってい
く。
 黒点病に耐性がある。しかし何も対策をとらないでいると、驚くほど
病班は大きくなり、激しい黄変と落葉を起こす。
 バラノシャクトリムシ( ホソオビアシブトクチバの幼虫 )や、特に
イラガが大好物にしている。イラガの幼虫は体長が3mm以内のとき毒
を持っていないので、群がっている葉を付け根から取り、葉裏を下にし
て水へ浸けておくとすぐに死んでしまう。
 名前のように早朝の花が美しく見えるのは確か。また夜間のライト
アップで浮かぶピンクの輝きも非常に印象的。特に腋蕾の開花が、数が
少ないときでさえ美しい。また典型的な長蕾タイプで、揃うと絵画的。
 コンパニオンには草丈に関係なくブルーフラワーがよく似合う。た
だし大輪のものは避けた方が無難。
 スタンダードの支柱として、わたしは中空の鉄パイプを用いた。1
cm幅のセメントブロックを縦にしてブロックの穴へパイプを入れ、
そこに簡易セメントを流し込んで固める。これをやや深めに地中へ埋め
るのだ。風速50メートル程度では倒れない。

Salon   ピエール・ド・ロンサール





Salon   サイドシュート


Lecture 2 クライマーの秋剪定
Lecture 2 クライマーの施肥設計と実践
Onepoint  肥料配合適否表   























                  -栽培ワンポイント-             

                  「害虫防除後の処置」  

 枯死した薔薇の処置についてと同じように、防除した害虫の死骸に対しても
配慮をする必要がある。もちろん強い農薬を使用したものについてはその限り
ではない。現状では、農薬まで土へ追加すべきではない。ここで言うのは、講
座で述べたような防除をした後の死骸を土へ埋めることについてだ。
 彼らの遺体と、生存中に薔薇から得たものを共に土へとの発想は、堆肥と同
じようなものだと理解したい。ごくわずかであっても、たとえばコガネムシや
シャクトリムシ、蜂の成虫たちにしてもタンパク質の塊であり、地や鉢の用土
などへ混合すれば腐敗もしないしカビも出ない。それもまた土壌中の微生物た
ちの働きであり、一年も経たないうちに土の中で遺体を分解してくれる。何ら
防除をしなかったときには、たとえばコガネムシの幼虫が冬の鉢の土替えの時
などにぞろぞろといたりもする。ところが駆除をしたときには、影も形も見ら
れない。土になったのだ。( 農薬防除でなかったら、小鳥がよく来る庭では彼ら
の餌にしてやろう。フィーダーへ入れておけば肉食の種類が食べてくれる )
 土の中で生きているのではないコガネムシ成虫やアブラムシ、葉裏で害を為
す蜂の幼虫たちなどを、わたしは予防や、駆除の際によほど多い数でなければ、
葉についているまま葉ごと土へ突き刺すように埋めてしまう。彼らには脱出も
生存も無理であり、すぐに窒息して死ぬと共に微生物によって直ちに分解され
始める。薔薇から得たものを薔薇の土へ還してやる。そのように考えてほしい。
 土中の幼虫などは、土の表へ出て来たり施肥の際に見つけたときなどに水の
中へ浸けてしまおう。彼らは水中では生きられず、溺れ死ぬ。それから土へ還
してやろう。
 庭などで目が届かぬところにいる害虫の生体や死骸は、益虫たちが始末して
くれる。そしてその益虫たちが他の益虫や鳥などに食べられたり、寿命が尽き
れば、これまたわたしたちの気づかぬ間に土になっていく。
 決してこのような循環の輪を断ち切らないようにしよう。彼らは皆、ゴミで
はない。もともと自然の一部であり、生命の一つだったのだ。捨てれば済むと
いう考えから、捨てれば悪くなるとの考えに変わろう。わたしたちがつくる堆
肥が一種の堆積であるように、土は生命の堆積なのだと。

                                                    
                           
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       Road to Rosa synthesis
Cultivation
Album
Morning Jewel モーニング・ジュエル

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4m( 長 )×2.5m( 横 )
四季咲き
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耐寒・耐暑性