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  耐病性 
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 4月上旬から咲き始めることも多く、超早咲き。花保は4~6日間。
 花期は二ヶ月を超える。秋に花付きは減るものの、花期は変わらない。
 ただし寒冷地では短くなる。この薔薇は典型的な暖地向きと言え、寒
 冷地だと温室栽培をすれば、温室特有の厄介な病気すべてに強く、罹
 病しないために長く楽しめる。
 真夏にもしっかり咲かせようとすれば春の花が終わったときの切り
 方がポイントで、樹高が70cmを超えていなければ長めに残すよう
 に整枝し、超えていれば深く整枝する。後者の場合にシュートが一度
 に五本以上伸びはじめることが多く、それらをすべて伸ばしてもよい
 ができれば減らすように。そうすれば残された枝の充実には目を見張
 るような成長があり、寿命も延びる。
 地植で順調に成長すれば、二年目には最上端の花が地から1.5m、
 四年目には同2mを超えるはずである。もちろんほとんどの花は人の
 目の高さに咲く。ところでこのとき、他の品種ではまず見られないよ
 うなことがある。それはその高さで多く起き、花梗途中の芽が他の房
 咲きの開花中に伸びはじめ、まるで、先行の房と併せて一つの房のよ
 うになることだ。しかもそれはさらに下の芽を動かし、そこからも1,
 2輪の蕾を付けて咲く。つまり花数を減らしながらでも房が次々と連
 続して生じる現象となる。どの薔薇でもありそうなこの状態も、実際
 には処置をしなかったシュートの上位でしか見られない。このことか
 ら考えられるのは、グリーンローズのほとんどの花梗がシュートとし
 ての樹勢というか、花枝の発生力を持っていることを意味する。この
 薔薇の「驚異」はそこにこそある。
 では、通常のシュート処置のように下段の二本の房だけを残してその
 上をすべて切り取るとどうなるか? その二本に咲かせた後、花梗が
 枝として充実していく時期を待つかのように全く動かない。不可解で
 もそのような成長方向の転換が起きる。従って株全体を大きくしたい
 のであれば、ひっきりなしに処置をつづけることになる。
 無施肥ではほとんどまともに生育せず、葉も小さく、花付きも径も
 まるでミニバラのようになる。生長活動が停止する。そこで元肥や追
 肥は欠かせない。当市のような温暖な地方では、地植への元肥施用は
 株周りに半径40cmで円溝形に行い、追肥は二箇所程度の局所施用。
 前者は硫安と過石を150g、350g。後者で魚粉100g、硫酸
 カリ100g。さらに2月と9月に苦土石灰を100gずつ単独施肥。
 12月の元肥時に、表土に草木灰を30gほど撒いておく。土に混ぜ
 る必要はない。花付きが減ったかと見えた年の12月は草木灰でなく
 炭カル200gを表土に混ぜる。
 容器植ではオールインワンタイプの化成肥料でもできるだけ速効性の
 ものを与え、月に一度カニ殻を50gぐらいずつ鉢縁に埋める。浅め
 でよい。
 一通りの病気に罹りやすい。見た目に症状がひどく見え、出る枝が
 細くなるようなことが多くても、状態さえ改善されればケロリとして
 成長が旺盛になり、ダメージはさほど受けていなかったことがわかる。
 したがって年間を通じて罹病に神経質になる必要はない。施肥が十分
 であれば、成熟期以後症状がどんどん小さくなる。強耐性がある。
  害虫の害もすべて被るものの、殺虫系生薬や木酢30倍液の灌注・散
 布で軽減できる。あわてて撲滅を図り、強力な効き目のある農薬に頼
 らないように。もしも油断して全体が甚大な被害を受けたと見えると
 きには、この薔薇の生涯を通じて一度だけと限定の上で、劇薬指定の
 ランネートを用いる。二度と使わないように。またこの薬剤はできる
 だけ他の品種には用いない方が無難。
 ブッシュ性がキネンシスらしく強くて、地植の時主幹は年々太くな
 りながら雄大な株元を形成していく。だから剪定は毎年地際からの枝
 だけしか残さないような強剪定をせず、三段目程度の所で強く切る。
 するとサイドシュートに力強い伸びが生まれ、ベーサルシュートが多
 すぎて幹が混み合うのを防げる。万一混み合いすぎたと見えるときに
 は、古い方ではなく新しい方の幹を付け根からいくつか切除するよう
 に。通常の更新をしようとすると、この薔薇はたいへんな数の細枝を
 林立させて、却って混み合いを酷くさせることになりかねない。
 地植で新鮮な堆肥を毎年のように投入する必要はない。むしろ中耕
 をたびたび行なって土壌へ酸素を送りこみ、既定の土質の数年がかり
 の質的向上を求めるべきだ。



















Onepoint  円耕施肥





























                    -栽培ワンポイント-           

                     「局所施肥」 

 実際に行おうとして迷う人たちのためにこの施肥法を簡単に解説しておこう。
当園のように70,90リットルといったペールに植えてあるのでなければ、通
常鉢植えで局所施肥はできない。それは15号を超えるようなものでないと、た
とえ施したとしてもすぐに肥料からの養分は鉢の用土全体に広がるからだ。それ
では局所に施したメリットはない。
 つまりこのやり方のメリットは養分が土壌の一部へ十分に広がってから、一定
以上に広がる前に肥効が消えることにある。
 したがって地植で、近接した二箇所あるいは三箇所ではなく、株元を中心とし
て対角線上に施すことになる。隣接の別株との株間距離によって変わるが、だい
たい株元から30cm以上の距離になるところを掘る。長年の株や横張り性の強
い株であれば最も株から横に遠い位置へ張りだしている枝先の真下でよい。また
つる性の強いもの、枝が長い品種では50cm~1mのところが目安となる。
 対角の位置に適切な掘り方ができないとかそもそも掘れないといったケースで
は、一箇所のみでよい。礼肥や追肥をそこに施す。
 掘る深さは肥料の量を10で割り、さらにその半分の数字のcmを基準にする
とよい。株周りに十分にこの施肥をする余地があればそのような基準は必要ない
ことになるが、普通の家庭花壇であれば毎回同じ場所か前回の近くへ施すことが
多いだろう。
 掘る広さも深さと同じかまたは少し広げる。そしてとにかく土と肥料を丁寧に
こまかく混ぜることだ。
 かつては元肥のようにできるだけ深く掘ろうと指導されることが多かった。し
かし現在は浅い施肥の方が推奨されている。その根拠は肥料の養分の溶脱のあり
方にある。降雨によって養分は土の下へ下へとおりていくからだ。しかもほとん
ど広がりながらである。そのことから、毎回同じ箇所に施す場合少しずつ前回よ
りも深く掘るのがよい。しかも前回耕すように施した土も含めて混ぜよう。土の
量と肥料の量との比率は無関係である。一度にどれだけの量を与えるかだけが重
要となる。
 なお、円耕施肥法のように、根を切るまいとして慎重に掘る必要はない。局所
施肥のメリットの一つが多少薔薇の根を切ってしまってもよいことにある。ただ
し行き当たった根がかなり太いときには切らないようにして、場所を変えよう。
誤って切ったりするとその株全体の成長が悪化することになる。太いのかそうで
ないのかの判断がつきにくいのであれば円耕施肥を何度もくりかえして、根を観
察する経験を積んだ方がよい。 これ以上詳しくは地植講座で。

      (例…200g÷10÷2=10cm)
                                                    
                            
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       Road to Rosa synthesis
Cultivation
Rosa chinensis viridiflora グリーン・ローズ


       Album
    g  グリーン
    径4~5cm  75~90cm( 高 )×60cm( 横 )
    無香   四季咲き
    花弁数約100枚  雄しべ・雌しべは退化していて、包葉の形
    緑色がブロンズ化することがあり、これも一種の退化であって
    通常の褪色とは言えない
    1833年にカリフォルニアで発見されたとする説もある
耐寒・耐暑性