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  耐病性 
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 このカクタス咲きは黄色い花火を思わせる。開き初めからロールするのではなく
 そのときは普通にフラットで、開くにつれてロールするという変化を楽しめる。
 月中旬から咲き出す中咲きで、花保は10日間と比較的短い。しかし花期は長く
 月は約40日間になる。蕾初見からちょうどヶ月で開花。二番花は月早々。散
 り際は見苦しい。節間は長く、分枝力もほどほど。

 元肥のPは骨粉よりも魚粉中心に与えた方がこの薔薇には合うようだ。また追い
 肥に油かすの粉末を用いるとよい。10月下旬の苦土石灰施用後、週間以上空けて
 硫酸カリを微量追加する。ボカシ肥料中心に肥培すると花色が濃くなり、これが本
 来の色。液肥にはKの割合が少ないものを選ぶように。炭カルとの相性はよくない
 耐病性はある方でも、黒点病に罹ると生育はストップする。そして感染してから
 病班が出現するまでが速い。従って春から秋にかけて重曹1000倍の撒布を定期的に
 行うこと。アブラムシやチューレンジバチの幼虫が好むけれども、木酢の灌注によ
 って防除は簡単。また植底に木炭を敷くとガン腫病の進行を食い止められる。その
 効果が出やすい品種。
 なお、薔薇のある品種が黒点病への耐性をどの程度持っているかは、熱湯に15分間
 浸けておいたネギ汁を撒布すればわかる。耐性が低ければ病班がぼけず、高ければ
 翌日にぼける。
 健全な白根を出しやすいので、排水のよい土で。つまり土中の酸素の吸収がたい
 へん活発だということ。
 冬の剪定では太い枝も思い切って強く切りつめ、樹形が整うようにする。夏はそ
 の主幹をフリーにし、シュートのみ処理するが、特別よい条件下でない限り段は三
 段ほどで止まる。
 鉢植えの時、さまざまな試みの結果を判断しやすいものだが、この薔薇に与える
 ボカシ肥料の発酵過程で、アルコール度14%のごく普通の赤ワインを加えてみた
 施用直前の香りは加えていないものとほとんど変わらず、効果も変わらなかった。
 ワインに関しては、おそらくワインそのものの発酵途中のものを加えなければ、は
 っきりしたことはわからないと思える。
 咲いた花の多くがロールしないとき、しても不完全なとき、体液の調整をしてい
 るカルシウムの欠乏である場合がほとんど。とりあえず砂糖を700倍に薄めたも
 のを葉面撒布して様子を見る。カルシウムの補給になる。
 カクタス咲きのミニは多くありそうなものでも、意外に少ない。高性の薔薇だか
 ら、元気に育っているとミニたちの中でも際立った存在感を示す。わが園ではミニ
 のほとんどをハンギングにしていて、外から見上げる人たちは真っ先にこの薔薇へ
 視線を送っている。


Lecture 2 地植薔薇の施肥設計と実践
Onepoint  肥料配合適否表  

       
Onepoint 木炭、その効用





Lecture 2 ミニの春剪定











              -栽培ワンポイント-

                根毛( 2 ) 「炭と堆肥と酒の日々」

 冗談のようなタイトルだが、真面目な話である。根毛の特徴や力を( 1 )で述べた。
そこで今度は根毛に対してわたしたちがどんなことをすればよいのかを記しておこう。
それが炭と堆肥と日本酒だ。
 炭は「木炭、その効用」でのミクロの孔隙以外に電子の働きによっても根毛をよろ
こばせる。つまり堆肥がマイナス荷電であるようにマイナスであり、プラス荷電の養
分要素を引きつける。すなわち炭と堆肥が土中にあれば、それだけ保肥力が付いてい
ることになる。たとえばピートモスのような酸性堆肥とであっても阻害し合わず、保
肥効果を発揮する。
 堆肥の側からしても、炭が持つ有害菌除去の力によって有益菌の住み家兼食糧とし
て、堆肥の物理性・化学性が保たれやすい。
 ただし、炭も堆肥もマイナス荷電であるから、マイナスどうしは反発し合うことの
ように、両者が大量に混じり合うのは決してよいことではない。自然と、炭の方を少
なくすることになる。
 根毛のマイナスは、当然プラスの養分に向かって進み、炭と堆肥とに結び合う。根
毛一本一本に小さな電極の世界が生まれる。根毛にくっついて、炭・堆肥・養分など
が、多数の微生物訪問者たちの出入りによって活気づきながら、薔薇と土壌の理想世
界を維持し、微細な変化を楽しむ。その動画を観ることができたら、どんなにうれし
いか。
 さてそこに、酒、それも純米吟醸酒も加えよう。大吟醸でなくともよい。醸造用ア
ルコールでつくられたものでなければよい。酒のアルコールと酸が微生物たちの活動
をいっそう高めてくれる。高級な酒ほど高品位なアルコールが酸としっかりと結びつ
いていて、炭の中にまでは住めない弱酸性好きの有用微生物たちの餌となる。よいお
酒ほど暴飲さえしなければわたしたちも悪酔いしないように、微生物たちに対しても
高品位な発酵後の世界を提供することになる。
 ところで講座で述べたぼかし肥料を入れているのであれば、酒はあえて必要ない。
入れても入れなくてもどちらでもかまわない。入れるべきなのはあのぼかしを用いて
いない場合である。容器植であれば二か月に一度、お猪口一杯でよい。水で薄めたり
せず、そのまま注ぐ。( もちろん燗酒や燗をして冷ました後のものもダメだ )。地植
には紙コップに軽く半分の量を数カ所に分け、土表へ注げばよい。月に一度。いずれ
も、酒の中に生まれているアルコールとエステルが悪玉菌を遠ざける働きもする。も
ちろんその力は微々たるもので、しかもすぐに効力は消失する。
 皆さんも発芽してまもない雑草から土を落とし、ガラスコップの中の100倍に薄
めた吟醸酒に一昼夜浸けてみられたらよい。その草は枯れず萎れず、お酒を飲みなが
ら新しい根毛を出すだろう。かくて、酒は薔薇にとっても百薬の長なのである。

                                                                
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       Road to Rosa synthesis
Album
Gold Jewel ゴールド・ジュエル

my.  純黄色

径4~4.5cm  50~60枚

4~5輪の房咲き  直立性

無香  強健

Cultivation
耐寒・耐暑性