「木酢について」
かつて安全性や効果について議論・動揺が起きた木酢液であるが、2000年に日本木
酢液協会がつくられ、翌年協会基準が定められ、抽出法や成分、酸度等について規格が確
定したことにより、2008年現在品質のよいものがホームセンターなどでも販売されて
いるようになった。。まだ特定防除資材として認可されていないが、方向としては認可へ
向かっているのはまちがいなさそうだ。
そこで市販のものを選ぶに当たってその規格の一部を以下に掲げておく。この「表示」
がされていないものは避けた方がよい。それが協会の良心であり、使用するわたしたちの
良心でもある。
表示 木酢液の容器等には、次の事項を表示する。
( 1 )木酢液の種類
( 2 )原材料
( 3 )炭化炉の種類
( 4 )商品名
( 5 )内容量
( 6 )製造年月
( 7 )製造者または販売者の氏名及び住所
品質に係わる試験項目及び適合範囲
「木酢液」 pH…1.5~3.7 比重…1.005以上
酸度…1~18%
色調・透明度…黄色~淡赤褐色~赤褐色、
または透明( 浮遊物無し )
「蒸留木酢液」 pH…1.5~3.7 比重…1.001以上
酸度…1~18%
色調・透明度…無色~淡黄色~淡赤褐色、
または透明( 浮遊物無し )
以上の他にも製造方法や試験方法等細かく定められているが、わたしたち使用者にとっ
ては上の二項で十分だろう。特に表示の( 7 )と品質の色については比較・判断が容易だ。
つまり製造責任と品質責任を問えるのである。
わたしたち薔薇栽培者が自家製造することはまずないし、できるものではない。今後の
農家の人たち、山林に働く人たちがますます良質で土壌改良や薔薇の健全生育に役立つ木
酢を生産して行かれるよう、共に願っていたい。
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