| * 「メイアンディナ」シリーズの中で最も丈夫で、最も完成度の高い品種。「レディ ・メイアンディナ」と妍を競う。五分から七分開いたときの花容は、端麗でさわやか 初めは密な房咲きでも、完全開花では各輪は離れていき、折り重なってしまうことは あまりない。上の写真のように、高温期には花色は白く抜ける。 * 元肥はミニの標準で。追肥にはボカシ肥と有機液肥が向く。若葉が目にやさしいラ イトグリーンであるときに肥培がうまく行っている。化成肥料でも十分育つが、この 品種の特徴である丈夫さを活かすことにあまりならない。10月に苦土石灰20g。 * 重曹・木酢・EM等の浸透と働きがよく、根と土壌の関係にかなりのゆとりという か、柔軟さがあるようで、そういうときはあらゆる有機物が、適切なものを適切な量 で施せば、ゆとりのないものより効果が高い。植土には必ず腐葉土を入れて排水をよ くすること。その分保肥力を持たせるためにバーミキュライトやヤシ殻も混合するよ うに。11月に草木灰を一握りの半分。この中のカリウム、カルシウムが、翌年の生 育のために株と根に蓄えられ、12月に元肥で与えられるNとPが効き始める2月以 降、そして亜鉛やマグネシウム等微量要素が効き始める3月以降、それらの要素に対 して理想的なふるまいをすると考えられる。このことが、この品種において顕著であ るということ。ただ、NとPの土中養分濃度が高すぎると、雄しべが突出する奇形に なるので注意。 * 5月上旬に開花を始めるやや早咲き。花保は7~12日間で、花期が40日前後と 長い。これは、若く勢いのある枝の花から咲いていき、全ての枝の花が終わるまでに 時間差があるということ。一般に、花期が一か月を超えるものは全てそうかというと 実はそうではない。基本的に、各枝の開花速度は等分である。ところがこの薔薇のよ うに、稀に枝によるばらつきが生ずるのだ。 * 剪定は、冬は12月~翌年2月の間のいつでもよい。夏は8月に限る。遅れると、 秋の生育が乱れる。それだけ夏季の芽の動きが速いからで、秋への影響が大きい。剪 定期以外の時期の整枝は弱い枝を思い切って地際から切除。残してもほとんど生長し ない。 * 耐性は各面で強い。まず耐暑性。夏に疲弊しない丈夫さ。次に耐湿性。水分がだぶ ついても( 早春や晩秋 )、それまでに葉に十分な大きさがあれば蒸散が活発で、根が 窒息しない。さらに耐病性の強さ。ほとんどの病気について平気。黒点病も、落葉は ふつうに起きるが樹勢を少ししか弱めない。害虫への抵抗力もよい。アブラムシが群 がって吸汁しても衰弱はわずか。薬剤を使わず、新鮮なニンニクとタマネギを刻んで 一昼夜汲み置きしておいた水に浸け、それをガーゼなどで包んで表土へ絞って与える するとアブラムシは他へ逃げる。この漉し水は根から蕾や新芽まですぐに移動する。 なお手に匂いが付くことを避けるには、やはり手袋で。厄介なのはゾウムシ。ニンタ マ液は効かない。深夜か早朝に、ニンニク木酢液の100倍を散布。ただし盛夏には 行えない。葉や花が日焼けを起こす。 なお、各耐性は土にゼオライトと蠣殻を混ぜることで増すようだ。少量でよいから必 ず混ぜた方がよい。しかし蠣殻とマグネシウムは相互阻害の関係にあり、冬は時期を ずらして施すように。 * ほとんどのミニはかわいく明るい。その上でそれぞれの個性があるわけだが、この 薔薇のしっとりとした穏やかな色合いと花弁の形、そして花型は、開ききった萼すら も、そのサイズ・色合い・厚み・形が一輪ずつの魅力を高めており、いつまでも見飽 きない。 |
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| -栽培ワンポイント- 「有機液肥の使い方」
すでにpoint38「液肥の使い方7つのポイント」でも触れているが、液肥には化成 |
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mp ミディアム・ローズピンク( 中桃色 ) 径4~5cm
5~7輪の房咲き
直立性 微香 強健
