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  耐病性 
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* オールドローズ・ブルボンそのままの特徴。20世紀に生まれた薔薇に
は、ときおりこうしたオールドローズをそのまま受け継ぐ品種が出現した。
* 開花の初めはクリアピンク、次にそのピンクが紅くなり、絞りのクリ
ムゾンレッドが次第にパープルへと変化していく。秋は春の1/3以下の
花数。葉はライトグリーンで枝は大輪のクライマー( LCL )のように太
くなる。月上旬に咲き始める早咲き。花期は3週間。
* 枝の伸長力がすぐれているせいか、たいへんな肥料食い。年間通して
たっぷりと与える。シュートはまちがいなく2mを超えて伸び続ける。す
べての施肥でNPKを1:2:1にする。その分液肥は2000倍くらいにと
める。は油かすに尿素を少し加え( 決して尿安や硫安を加えてはなら
い )、Pは骨粉と過石を等量。Kは硫酸カリ。施量が多いだけにEMの
期灌注は欠かせない。
* 春の剪定は月に行う。芽のふくらむ前に。夏は、蔓薔薇と違って整
枝にとどめること。側枝は少ないのに、出るとよく伸びる。ポイントはそ
れを短枝にしてしまわないところにある。支柱やトレリスを利用して固定。
* うどん粉病の広がりとハダニがすさまじい。そうなる前に予防で食い
止めておかないと、枯死する危険さえ高い。テッポウムシも好む。ハダニ
にはシリンジよりもハゴロモジャスミンを添わせる方がこの品種には合う。
* 一番花のつぼみが一斉に開く様は壮観。ところが弁質が弱く、雨量が
多いと総崩れになる。祈るしかない。薔薇はこうした水分に弁質の弱いも
のがたくさんあり、だから花の罹る病気も多い。通常は耐性があり、また
予防効果も手伝って発病しないことの方が多いのだが、弁に厚みが無く、
質的にも軟弱なときボトリチス等やっかいなものに犯されることになる。
花弁の厚みや質は、施肥や天然薬剤によって改善することはできない。
* 最初のブルボンローズが誕生し、発表されたのは1817年。その後ジョ
セフィーヌのマルメゾンの庭園で500種類に増えた。最初のHPは「プリ
ンセス・エレーヌ」で、1837年。その後「スノウ・クィーン」のよう
なモダンローズのHPが登場して今日にいたっている。他にHPの有名品
種として「マダム・アルベリック・バルビエ」、「ミセス・ジョン・レー
ン」
「ロジャー・ランベリン」などがあり、冷涼な気候帯の国での人気は

高い。
* コンパニオンには、まずゴールデンマジョラム。土質を選ばず、殺菌
・解毒力もある。次にフレンチラベンダーのストエカス系。花と葉がこの
薔薇の持つ雰囲気にユニークな調和をもたらし、両者近接による土との相
性が好ましい関係をつくりだす。さらに、冬季に取り去らなくてはならな
いが、ヘリオトロープがまさに”絵になる”情景を演出する。トレリス仕
立てにしてあるとき、その足下にヘリオトロープの濃紫色の花が咲いてい
ると、ピシャールの紫味の強いクリムゾンと互いに呼応して美しい。ただ
し、香りはまったく調和しない。

Lecture 2 ブルボンの施肥設計と実践
Lecture 2 ブルボンの春剪定
Onepoint  肥料配合適否表  
Lecture ブルボン

Lecture ハダニ

Flower ハゴロモジャスミン










                   -栽培ワンポイント-
 
                 ボトリチス(灰色カビ病)対策

 不完全菌であるボトリチスの厄介なところは二つある。薔薇での発症は20~
23℃に限られるが、氷点下以上の低温であればいくらでも繁殖するように低温
に強い。その際湿度は無関係で、湿度は発病のきっかけに過ぎない。次に、紫外
線を歓迎する糸状菌であることだ。そんな菌がいるのかと思われようが、彼らは
紫外線すら利用している。
 鉢植講座で7つの対策を述べたが、対症予防・治療以外の対策について触れ
おこう。


( 1 )罹りやすい品種……本来罹りやすいほどではないのに地方や環境により罹
   病しやすくなってしまうことがある。その場合も含めて、日頃から月に二
   回はマルチ交換しておこう。新鮮なマルチ材には当面菌がいない。またこ
   の糸状菌は他と同じで高温には弱い。発病したときのマルチ材を何かの箱
   に入れるなどして熱湯をかけよう。夏であればゴミ袋等で日光にさらして
   袋内を高温に保てば菌は死滅する。
( 2 )紫外線の遮断……明るい軒下などへ薔薇を移動させる。地植なら蕾と首を
   黒い和紙で覆う。蕾包装法の応用だ。必ず黒でなくてはならない。よく市
   販されている紫外線遮断フィルムなどでは蒸れやすい。
( 3 )縁から予防……目につきにくいが、病状は葉でも花でも必ず縁から進行す
   る。そこでカモミールオイルでも重曹でも、湿度が高めの20~23℃に
   なる時期が来たら早々に縁へ丹念に塗布したり散布する。また、下葉の本
   葉の縁すべてにボンドを塗布したり、木酢の原液に葉先を軽く濡らしても
   よい。葉でも花でも全体へこのやり方を用いるわけにはいかないが、限定
   的な効果を求めよう。
( 4 )天気予報……雨天が数日続いた後に発病しやすい。そこでテレビの週間予
   報などで情報を得ておき、降雨が始まる前の三日間に予防を集中させる。
   特に農薬を使う人は耐性菌が出現しやすい菌なのでその方法がよい。治療
   目的の農薬連用は耐性菌を増やすだけだ。
( 5 )葡萄との関係……貴腐ワインづくりに欠かせない菌であることからわかる
   ように、葡萄畑が近隣にあるときには要注意。葡萄は実に多くの菌を呼び
   寄せる果樹で、その中には病原菌だけでなく有益菌も多い。ところが薔薇
   にとっての有益菌は少なく、そばにあるメリットがない。

Lecture 灰色カビ病
Salon   品種別耐病性一覧表 
Salon   病害と肥料 
Refer  カビ対策マニュアル基礎編
                                               
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検索 Q&A  ボトリチス菌は人体に影響するのか
       Road to Rosa synthesis
Cultivation
Album
Ferdinand Pichard フェルディナント・ピシャール

rb  クリムゾンとピンクの中間色の濃淡  ストライプ
カップ咲きの整型八重   径8~10cm  25~30枚
1~1.5m(長)   四季咲き   強香

耐寒・耐暑性