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* 花弁数が17という数字は極めて珍しく、わたしはこの薔薇でしか |
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| -栽培ワンポイント- 「ぼかし施肥成功の判断と団子づくり」 EMを用いたぼかし肥料を講座の通りに与えれば、肥効がちゃんと目に見えるはずで 以上のすべてが観察できることが多く、またすべてでなくとも三つ以上該当すれば成 |
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| -栽培ワンポイント- 「ぼかし作りが失敗するとき/失敗したら」 失敗になる原因には以下のようなことがある |
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| -栽培ワンポイント- 「ビタミンB1( チアミン )」 健康志向が強まり、多くの情報や製品があるにもかかわらず、いまだにわが国にも 脚気に罹る人は多いらしい。よく知られているように、この病気はビタミンB1不足 から起こる。わたしも幼い頃に罹ったことがあり、足の「だるさ」に悩んだ。 ところでこのビタミンB1は、人間の健康に必要な多種のビタミン類の中で、唯一 薔薇を丈夫にし、各部位の生長を助ける働きをしてくれる物だ。水溶性で、過剰害も なく、しかもアルカリを嫌って弱酸性を好む。 ビタミンB1は、土壌中にはもともと植物の遺体からごく微量にしか検出されない ほど少なく、ほとんど存在しないと言ってもよい。ところがこの物質は人間や動物の 生理活性物質であるだけでなく、植物においても同様である。その根拠はリン酸と結 合しやすいことにある。三種類ある化学結合のうち、二番目のチアミン二リン酸にな ると、薔薇と土壌の各種酵素の働きを助ける補酵素として水溶後に大活躍する。つま り施肥されたリン酸が薔薇の体内でアデノシン三リン酸となってからの、エネルギー としての活動を始めやすくする。この補酵素は蓄積されず、すべて使い切られるとい う過程を経て、消えていく。そのおかげで、薔薇の生長部位の活気が違ってくるのだ。 すでに知られているように、ビタミンB1をたくさん含むのが米ぬか( 胚芽 )なので ある。米ぬかをふんだんに用いたぼかしが、なぜ薔薇によいか、これでおわかりだろ う。ぼかし材として入れたリン酸肥料を、無駄なく有効に生かしてくれるのが米ぬか なのだ。 そして講座で注意したように、アルカリ系肥料を決してぼかし材にしてはならない。 もし入れれば、ビタミンB1はアルカリによって分解されてしまい、少しも当てになら ないものになってしまう。そのことが知られるはるか昔から、ぼかしや米ぬか単独施 肥に際して、草木灰や石灰を同時使用してはならぬことが知られていた。その知恵は、 ほんとうにたいへんなものだったのである。これはもう、お米というものが先人たち へ( 胚芽からの成長という感動も含めて )、何かの心によって伝えたとしか思えない。 もちろん、水溶性であるからこそ米のとぎ汁にも溶けており、だからときおり土へ 注いでやるのが有効となる。かつて、わざわざ人の飲み残しのサプリメントを砕き、 土へ入れた人がいたが、そんなことをしなくとも、とぎ汁で十分であり、しかも推奨 したぼかし制作をしてあるなら、元肥としてのぼかし施肥で十分なビタミンB1の量で ある。したがって、もしも元気のない薔薇の株があるとき、少量ずつたびたびぼかし を追肥するか、または米ぬかを鉢でも地植でも、一握りか二握り程度、中二週間で与 えればよい。ごく浅いところの土と混和しさえすればよく、簡単に行える。 わたしたちは感謝しよう、この日本で薔薇を育てられることに。 |
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