|
* 栽培し始めてから2008年になるまで、これがバリエガタである |
|
||||||
![]() |
![]() |
||||||
![]() |
|||||||
| -栽培ワンポイント- 「枝が暴れる薔薇の育て方」 この薔薇のような、枝が暴発したように伸びるタイプは、オールドローズやモダンロ ーズとは同じ育て方はできない。もともと痩せた土地、下草、繁みの密な山林、砂地の 近くで適応してきたからだ。その野性に惹かれ、手間がかからないとして地や鉢に植え てみる人もあるが、施肥も剪定も防除においても、注意が必要になる。 ( 1 )施肥……種子からにしろ挿し木にしろ、初年度に元肥でなく堆肥から始めなくて はならない。通常以下の量や回数であっても肥培をしようとすると、枝 の出はあなたを大いに困らせることになる。堆肥も窒素量の多い鶏糞や 米ぬかを避け、藁や豚糞の方がよい。あるいはオガクズ。量は、最初だ けたっぷりと20リットルほど株周りに施し、翌年度からは2リットル でよい。 それに伴い、株周りの土は年々硬くなることと、土壌内の嫌気的状態が 進行する。これに関しては、耕す方がよいかどうかの判断のために、古 い主幹を1,2本クラウンから切除してみる。もしも二か月以上経って もシュートが伸びてこないとき、耕すことになる。 ( 2 )剪定……基本的に無剪定とするが、鉢植えの場合は下位で混みあう短い枝や、上 位で徒長するものを切除。中位の枝には手をつけぬように。切ればサイ ドシュートもしくは短枝が多発して、樹形そのものが見究められないほ どになってしまう。つまりそのような整枝はすべて生長整枝になる。 ( 3 )病気……うどん粉病や黒点病は普通に発病する。その他の病気はまず生じない。 そしてそれらの病気も防除に努める必要はない。耐性が非常に強く、夏 の高温期や秋の気温下降期に病害は消えていく。仮に予防や治療をした 場合、樹勢が一層強くなると共にブラインドが増える傾向となりやすい。 その理由はよくわからない。 ( 4 )昆虫……ハナバチやハナアブがよく訪れる。するとアシナガバチやスズメバチ、 コガネムシも訪れやすくなって、周囲の薔薇へ被害を及ぼす。したがっ て、害虫を見かけたら彼らに対しては防除の措置を。スミチオン等の農 薬ではなく、木酢やニームの散布を。 ( 5 )耐寒性……たいへん強く、寒冷の影響を受けにくい。しかし積雪する地方では雪 の重みで折れるほど枝が硬いから、早めに雪を取り除くこと。また春が 来る前の丁寧な点検を怠ると、折れた枝や傷んだ枝の存在に気づくのが 遅れる。特にモダンシュラブの多くは、そのような傷みから病害が広が ることも多い。 |
|||||||
| ▲ |
|
||||||
|
|||||||