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* オレンジ・ブレンドの花色には、この薔薇にしかない特徴がいくつかある。 |
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| -栽培ワンポイント- 「草木灰の使い方(2)」 2009年10月現在までの当サイトへのアクセス解析の累積によると、検索 フレーズで最も多いのが「剪定鋏の研ぎ方」と「草木灰の使い方」。意外に思うと 共に、それらが多いのも、おそらくはアクセス者数がまだまだ少ないからだろうと 推察している。 そこで上のワンポイントに引き続き、草木灰の使い方についてもう少し補足して おく。 園芸を始めたばかりの人たちは、上記の②を目的としていることが多いと見受け られる。燃焼灰はつまりはアルカリで、酸度調整に使うのだと。確かにまちがいで はない。ただし、植物の枝葉を燃やしたものと、木部がほとんどの燃焼灰とでは、 木灰の方が10ポイントもアルカリ性が強い。草木灰とは主として枝葉の内、80 %は葉の灰である。だからアルカリの強さに大きな差が出るのであり、酸度調整の ためであれば木灰の方がよいことになる。少なくて済むからだ。しかし一般に、間 伐で得られた木灰を入手するのは難しく、市販の草木灰や自分で落ち葉などを燃や して得たものを用いている。 実は、薔薇栽培では木灰よりも草木灰の方が施肥効果が高い。木灰の方が灰にす るときに燃焼温度が高く、草木灰の倍もある温度で燃やしている。その結果カリウ ムは草木灰の半分の3.3%に減り、アルカリ度は逆に20%に近い。そして、草 木灰のカリウムは魚滓肥料のリン酸との相性がすばらしく、その効果を自分のカリ ウムともども高める。これが木灰であると、アルカリ性が強すぎて、魚滓のリン酸 含量を速く分解し、速く肥効を減らす。そして魚滓のカリはわずか1%しかないの で、それを草木灰が補うことになる。その結果、魚滓と草木灰を併用すると、薔薇 の花色が以前よりも冴えた発色になってわたしたちをよろこばせる。薔薇以外の園 芸花卉でもぜひ両者を一緒に施してみられたい。 もちろん当サイトでは、カリは硫酸カリまたは塩化カリを中心に考えてお薦めし ている。特に元肥で。草木灰は補助的な、また追肥で用いるように指導している。 それは一応の基本として、NPKのうちNとKは多くの場合同量になることを求め ているからだ。薔薇にはそのことがたいせつで、二義的にKがやや少なくてもよい という考えをとっている。だから草木灰を薔薇へ効果的に与えるには、酸度調整で はなくカリの補給として用い、また年間に二度三度となる場合にも、少量ずつでよ いとしている。 |
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| -栽培ワンポイント- 「リン酸と花のボリューム」 一般に花肥として意識されることの多いリン酸が花のボリュームを左右するか どうかについて知りたい人は、以下のことに留意しよう。 (1)たとえば冬に元肥を施しておき、春先にリン酸の単肥またはリン酸のみが 多い肥料を花肥として与えると、前者ではNとKの土壌内の構成が1:2 :1や1:3:1等の目標を、元肥との合計量で超えれば、開花期中に枝 の細いままの徒長が起きやすいこと。後者では開花期の末期に伸び出すシ ュートが勢いのよい反面、開花期後半の開花において花が小さくなりすぎ たり(その時期に小さくなりやすい品種はますます小さくなったり、また 小輪品種では房の未開花の蕾が開かなかったりする)、葉面が凸凹状にな って光合成能が低下することが多い。 (2)仮にNPKのバランスが悪い元肥だったとき、礼肥としてのリン酸はシュ ートと二番花の内容をよくする結果も多い。しかし反面、リン酸と微量要 素とのバランスがくずれ、真冬の開花に似て、開ききったときにだらしな い花型になることもある。 (3)一番花の開花期に、事実上の二番花への生長がすでに始まっている。そこ で礼肥や夏の元肥の遅い施肥をすると、二番花以後の開花リズム全体がゆ るやかでも乱れる。その結果短枝が多発しやすくなる。つまり十分な花梗 の長さにならぬまま蕾を付けることがある。迷ったなら礼肥は与えずにお き、夏肥は必ず7月中に。 (4)一季咲きでのリン酸を含む礼肥は、花後の時のみでよく、それ以外の、夏 の元肥前後のいずれかの月に与える必要はない。与えるならNPKすべて を含み、三つの合計が30を超えないようにしよう。 (5)ランブラーやノワゼットでは、またテイローズも、リン酸が土壌から切れ ないように与えていると、非常に樹勢を高めて、よい結果をもたらしやす い。といって、過肥の状態が年間を通して常態になると逆に伸長力に隠れ ているたくましさ、丈夫さを枝から奪うこともある。それは翌春の花付き の悪化を招く。 (6)シュラブで樹高が2m前後のものや大輪のクライマーはリン酸追肥がすば らしい花を咲かせ、ボリュームをアップさせやすく、しかも過剰害の心配 もない。単肥・三要素肥料、いずれでも施せる。 以上のことから、(6)以外の四季咲き品種には元肥で十分なリン酸を与えて 済まそう。そうすれば花のボリュームが増す。また花型も乱れにくくなる。一方 一季咲き品種では、少量ずつで様子を見ながらリン酸を与えつづけよう。過剰が 心配なときは、堆肥のみでリン酸切れを防いだ方がよい。そしてオールドローズ でシュラブ性の強い、枝をつるのように長く伸ばすタイプは、堆肥と共に液肥を 活用したい。希釈濃度は特に薄くする必要はないが、盛夏には与えない。夏季で も盛夏ほど高温にならない時期は与えられる。特に、標準地と寒冷地では高温期 の液肥がショックを与えやすいから気をつけたい。 なお、リン酸を与えすぎたためにリン酸のみのせいで花型がくずれることは決 してない。むしろ不足していたときに、HTやF、ER、ガリカなどで花型がく ずれやすい。それでもうっかりして過剰に与えたというときには、一度だけ、た っぷりと灌水しておこう。湿度が高い日を避けて。団粒化の進んだ、ふわふわの 土であれば灌水しなくてもよい。そのような土では根の働きが各段によく、NP Kいずれの過剰害も出にくい。すべての無機養分の保持バランスがよいからだ。 |
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ob. オレンジとイエローの複色 径12~13cm 26~40枚
樹高は高くなる(1.5m以上) 直立性 微香 強健