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Lecture 2 品種グループ関係表 compatible
Lecture 2 庭の四季-生育の推移
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Album
Beautiful Fukuyama ビューティフルふくやま

r.  レッド  径11~13cm
1.2m( 高 )×40cm( 横 )
半剣弁高芯咲き
弱香  強健

 5月初旬に蕾ができ、中旬以降に開花する中咲き。花保は12日間。花期は
 3538日間。秋は長くなる時と短い時がある。蕾の時から散るまで、花色は全
 く
変わらない。盛夏にも色褪せず、ぎらぎらとした直射光の下でいっそう鮮やか
 に
咲いてみせる。そのような薔薇は稀ではないが多くもない。かつてジューンブ
 ラ
イドの花嫁に、カットローズにこの花を一輪混ぜて贈り物としたことがあった。
 たいへん喜ばれたものの、披露宴が終わる頃にこの花だけが萎れていたらしい。
 水切れを起こしていたようだ。
 容器植にして3年目に、主根が一本、底の濃度の高い肥料の中へ伸びていたこ
 とがあった。そのようなことは初めて見たもので、驚いたのをよく覚えている。
 通常はそんなとき枯れてしまうのだが。またハミルトンガーデンでの地植でも、
 年間を通じての多肥で平気だった。ただしいつもそうかというと、場所や土壌の
 質が問題で、排水を特によくしてやらないと花が奇形となる。
 元肥は1:3:1とし、硫安250g、過石450g、離したところへ草木灰で
 100g。過石と草木灰は決して混ざらないようにしなくてはならない。Kを硫
 酸カリにしてもよいが、草木灰の持つPがこの薔薇には非常に合っている。礼肥
 と追肥には魚粉を300g。つまりNが多い方がよい。葉がいささか大きすぎる
 感も否めないが、全体が丈夫に育つ。また10月下旬に、開花中であっても骨粉1
 00gと苦土石灰30g。
 この品種には液肥は有機液のものでないかぎり合わない。とぎ汁で希釈して与え
 ると、それが蕾の色づく前であれば、花色のみずみずしさが倍増する。ごく薄め
 でよい。
 剪定は暖地で強剪定を基本とし、寒冷地では中剪定とする。またいずれの地で
 も、秋剪定と同時に芽だし肥が必要。配合油粕を置き肥にする。5-5-5や6
 -7-2といった比率のもの。また、剪定の際に充実しないまま細い枝になって
 いれば必ず切除した方がよい。残すとベーサルシュートが年々出にくくなってい
 く。
 整枝は花後に本葉を枚付けて。また懐枝やYの字になる枝は方向を見定め
 て落とす。特に、冬になる前にそのような手入れをしておくべきだ。
 耐病性はあり、頻繁な予防をしなくても葉や花がうどん粉や黒点病で大きなダ
 メージを受けることはまずないと言ってよい。特にうどん粉病に対しては抜群の
 抵抗力があり、発症も稀。若い間は黒点で葉が黄変して落葉することもあるが、
 概ね酷くならずに乗り切れる。時に葉の一部が欠けるようなことがあり、これは
 病気でも多肥のせいでもなく、原因はよくわからない。シュート処理の仕方と関
 係がありそうなところまではわかっている。
 害虫ではカミキリとバラクキバチ。ある個人庭園で、バラクキバチのためにほと
 んどの新芽が萎れさせられたことがある。ニンニク木酢には予防効果はなかった。
 そこで遮蔽しかなくてアサガオの葉とその液汁で対処。五月のみの飛来だから防
 ぐことができた。シャクトリムシやアブラムシも来るけれども、捕殺が最も簡単。
 地植での中耕は腐葉土を土へ混ぜるようにして。容器植では細い棒を突き刺す。
 灌水や降雨後に行うと効果が高まる。またミリオンやゼオライトを土壌へ混合す
 るだけでなく、表土へも混ぜるようにするとよい。混ぜた後は必ず灌水を。
 プラ鉢だけでなくテラコッタのような容器も、この薔薇は悦ぶし、デザインが
 マッチしていればより引き立つだろう。根の呼吸のためにと、素焼きでは飽きた
 らずに容器にたくさんの小さな穴を開けて植え込んでいる人があるが、盛夏には
 どうしても二重鉢にしてやる必要があるし、この薔薇にはそこまで通気にこだわ
 らなくてもよい。むしろできるだけ大きな容器に換える方が賢明。
 平凡でもムーディな名が付けられた。そこで考えてみる   わが町福山で最
 も美しいところはどこだろうかと。見所の多さを誇る街だからこそ、

Salon  無機質肥料
Lecture 2 HTの施肥設計と実践
Lecture 2 HTの春剪定
Lecture 2 HTの秋剪定
Lecture 2 HTの整枝
       



              
                   -栽培ワンポイント-

                    「暑さ対策、二重鉢」

 薔薇を植えている鉢を、一回り大きな鉢の中へ収めるのを二重鉢という。ただしその
まま空の鉢へぽんと入れて終わりなのではなく、隙間に庭土や畑土をぎっしりめに詰め
る。そうした土が手近になければ、小粒の赤玉土でもよい。ポイントはとにかくぎゅう
ぎゅうに詰めることと、常にその土を湿らせておくようにすることだ。そうすることで
植土の温度が上がるのを防ぐことができる。
 中の鉢がプラスチックではなく焼成のものの場合、以上のようにするとそれまでの通
気の良さが阻害されるのではないかと思うかもしれないが、実際にはやや悪くなるだけ
である。また土でなく川原石の細かいものを詰めてもよい。この場合はいっそう乾かな
いように努める必要がある。そして外鉢が9号以下であるときは石を避けて土にしよう。
重くなるのは嫌だとして適当に石を押し込んだだけでは効果はない。石は出し、砂を詰
めよう。川の中で常に流れで濡れている石や砂であればよい。
 確かに二重鉢も中鉢が12号以上ともなるとたいへん重い。移動がたいへんだ。非力
や苦痛であるなら全体をキャスターの付いた板へ乗せておこう。
 猛暑日が連続する時期には、さらに土表へ寒冷紗を敷き詰める。太陽光を乱反射させ
土表が異常に熱くなるのを防げる。
 このようにしても、薔薇の地上部は暑さに喘ぎ、生育は鈍るものだ。これは仕方がな
い。風通しがよく、直射光が当たらない明るい日陰へ鉢を置くようにしよう。あるいは
直射が3時間以内である場所へ置く。
 二重鉢の最大の効果は、用土内の水分が早く蒸散して減るのを防ぐだけではない。用
土にいる微生物たちをまいらせないためでもある。少しでも保護してやれば、根の働き
がやや衰え気味となっても彼らの活動はさほど落ちずにつづけられる。特に夏の元肥が
土へ入っているから、秋の花や枝葉の生長のためにも微生物には肥料へしっかり係わり
続けてもらわなくてはならない。したがって二重鉢が逆効果になるケースとは、その元
肥も含めて未熟な有機物をやや多めに入れてしまったときだ。この場合、根を傷めてし
まうおそれが強い。決して腐植していない、発酵が済んでいないものを入れないように
しよう。

                                                








                   -栽培ワンポイント-

                    「とぎ汁液肥について」

栽培解説で述べた米のとぎ汁を利用する方法。
まず米をといだときに得られた残り汁を、目の細かい布などでざっと漉して
おく。
そこに液肥の希釈倍数に必要なだけの水を入れ、さらに木炭を一つか二つ浮
かべる。それから木炭ごと水を軽く攪拌する。
炭を取り出し、液肥を加えて再び攪拌。これで散布も灌注もできる。

 このとぎ汁の利用は、実は米以外のものでも可能だ。ただし、その希釈前の
汁へ液肥を一滴垂らしたとき、水がかなり濃く濁ったり、あるいは色がまるで
変わるようであれば、使えない。たとえば玄米は問題ないが、健康食として見
直されているヒエやアワで、ときに深い色に水が濁ることがある。変わらなけ
れば使える。
 とぎ汁をプラスするとよいのは、その中に微生物たちの餌が豊富に含まれて
いるからで、その効果で彼らが有機成分全体で繁殖することになり、薔薇の根
が吸収しやすい状況をつくりあげる。
 木炭を先に入れてみるのがよいのは、水道水の塩素を取り除くだけでなく、
米等をといだときにとぎ汁へ入ってしまう微生物の内有害なものを減らす作用
があるからだ。
 なお、液肥を単に希釈しただけのものであれば作り置きができる。しかし米
のとぎ汁も加えたときには作り置きはできない。置いている間に有害微生物も
増えるからである。だから使い切るようにし、余ったら土へ流そう。あるいは
EM菌を一滴垂らしてから台所やその他の排水口へ流せばよい。とぎ汁の環境
問題である富栄養化の原因を消すことができる。

検索 Q&A  米のとぎ汁はどんなタイミングで与えればよいか? 


                                           







                   -栽培ワンポイント-

                     「葉の欠損と変形」

 栽培解説に述べたこの薔薇の葉の欠損という現象は、病気ではなく生理的な要因
で偶発的に起きたものであることは確かだ。一般に、まったくと言ってよいほど液
肥を使わずに施肥をして育てていると、土づくりにおける余分な元素が入ってこな
いことになる代わり、欠損や変形が稀に生じる。ところが養液栽培にも踏み込んだ
と言えるほどの液肥使用をしていると、実はそのようなことが100%に近く起こ
らない。それは速効性や養分の無機質によることよりも、液肥による要素が薔薇の
各部位・全身にくまなく行き渡る力によることが2004年時点で明らかになって
いる。つまり浸透力である。したがって、薔薇の生育が生理的にどうもしっくりと
していない、あるいは、元気はあっても樹の勢いにみずみずしさが感じられず、全
体におとなしい空気が感じられることが数か月間続いている、というときには液肥
も併用するとよい。
 植物全般に、吸収→分解・合成・代謝→部位の形成やホルモンの働き・酵素の移
動→植物体全体の成長(根を含む)という流れにあると言え、葉の一部の欠損や一
部の変形は、葉がやや小型化してしまう現象とともに、この流れの中間部、それも
「部位の形成」においての未成熟さであると考えられるから、根の発達障害でもな
いし、代謝活動の低下でもなく、遺伝的でもない。そこで液肥の併用をせずに欠損
・変形を防ぐには、一時的に土壌を湛水状態にすることでほとんどが解決できる。
しかもそこに高湿度が加われば、まずそれらの現象が起こらない。しかし誰もがわ
かっているように、極端な湛水状態や高湿度は病理のリスクを招いてしまう。だか
ら梅雨期以外の各季節に、一度に限ってそのような生育環境を作り出してやるよう
にしたい。その最もふさわしいときが、真夏の降雨日の翌朝である。
 もちろん、一見して見苦しい姿の薔薇に見えるほどにはならないのが、生理現象
である。だから一部の葉の欠損や萼の偏伸び、刺の異形、若い葉の先端のよじれ等
を気にしすぎない方がよいのも確かだ。風邪でもないのに出たくしゃみのときの表
情のようなものである。どんな美人も一瞬だけ変な顔になる。それは大騒ぎするこ
とではないだろう。(薔薇はトイレの中でも薔薇である。)


                     -栽培ワンポイント-

                     「鉢の選び方と使い方」

(1)鉢は置かれる環境との調和で言えば、形状よりも色や模様を重視すること。
(2)鉢カバーは破損・汚損しても代品を入手しやすく、また変更もしやすいが、
   中に収まる鉢は同じ点で問題がないとは言えない。
(3)ポットとオブジェの違いに注意。環境の特徴また庭の広さや形状によって
   はサイズが最も重要になる。
(4)ラック類やスタンド類との組み合わせは、そのまま環境デザインになる。
(5)薔薇では底径が口径の2/3以下になると危険。その点で室内用の鉢にふ
   さわしくないものがある。たとえば蘭鉢を利用したいときは堅牢なカバー
   に入れること。
(6)品種グループの違いを鉢へ反映させる場合には高さが重要。高低差が似合
   うものを選ぶこと。
(7)台風対策で複数鉢を寄せ合うときには、転がりにくい形状がよい。

(A)鉢の内側上半分に断熱シートを貼れば、内側全体に貼るよりも高温期・低
   温期の鉢土の通気がよくなる。内側下半分に貼れば、鉢土全体の保水性を
   保ちやすい。テラコッタ等では特に全面に貼らない方がよい。用土ブレン
   ドの内容によって上/下を選ぶ。
(B)鉢を土の上に置く場合、できるだけ角形レンガ・板状レンガを敷く。ナメ
   クジを発生させないためにはスリット鉢がよいが、土の漏出防止でスリッ
   トが細すぎるのはよくない。やむを得なければ、ときおりスリットに沿っ
   て細く硬いものを差し込み、根を傷めぬよう慎重に上から下へ動かす。
(C)土表マルチ材は自在に選べばよい。できれば病原菌が居着きにくい素材に
   すること。金属製のものは不可。
(D)講座で述べたように、鉢がぐらつかない程度の、鉢ともレンガ等とも材質
   の異なるものを挟んでおく。
(E)鉢底の下や周囲へも薬剤を散布しておく。鉢底接地面のカビ予防には重曹
   を散布。
(F)軒下へ常設の鉢も、降雨日には雨がかかるところへ移動する。日照が不足
   する場所から充足する場所への移動も重要。
(G)空鉢は小を大へ収めてさかさまに置いておく。シート等でのカバーは底穴
   さえ隠せればよい。蜘蛛その他の定住を防げる。
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んで行えるようにとの掲載

服部樹脂のプラ鉢専門サイト

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       Road to Rosa synthesis
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