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 貴重なご助言をありがとうございました。いささかカチンと来てしまったお
言葉もありましたが。
 ところでまた教えてくださいますか? 本によれば毎年のように庭へ新しい
堆肥を入れた方がよいとありますが、どうなのでしょう。実行するならとても
とても市販の物を使わないとまにあいません。堆肥を入れ続けないと庭の土は
痩せてしまうのですか?
                                              MaMaPaPa 
                                              9.9  2008





 失礼な表現、厚かましい申し出があったとしたらお許しください。率直なご
相談でしたから、こちらもできるだけざっくばらんになるように心がけました。
反省です。
 今回のお尋ねのことですが、詳しいことはいずれ地植講座で述べます。ご質
問への結論だけここに記せば
 全く入れなかったら確かに痩せていきます。ただしそれは最初の投入後10
年を過ぎてからであるのが現実です。堆肥が炭素率10の土壌へ進んでいくに
はそれぐらいの年月がかかります。実際には、前回のように、鉢土を毎年のよ
うに新しいものへ換える人が多いのですから、そのときに土はその新しい堆肥
と共に新・団粒化を進めていくことになります。そのまま再び一年が経って、
換える。そのくりかえしを皆さんがしておられるわけです。今回のご質問では
庭土のことですから、半永久的な土と言えます。この場合、実際上施肥の時な
どに堆肥の新しいものと共に入れますね。したがってその範囲に堆肥を投入し
たことになります。その量によっても異なる話ですが、通常は庭全体に向かっ
ては局所施用に過ぎないのであっても、その場所から堆肥効果は土の中で広が
ると想像してください。限定的ですが。つまり、全体へ堆肥を投入し続ける必
要はないということになります。


 以上が要点です。
 できたら鉢植え講座の用土づくりを参考になさってみてください。5年間も
8年間も土替えをしないやり方のメリットの一つがどこにあるか、以上のこと
からもおわかりいただけるものと思います。
 もちろん毎年の用土替えでも、堆肥は土壌変化や気候変化の緩衝材となった
り、微生物の住み家や餌ともなり、用土全体の団粒化を進めます。それは薔薇
にとってたいへんなプラスであり、十分に居心地のよいものです。
                                                    Kei
                                            9.10   2008





 すると庭植のばあい、毎年根が伸びていくということなら、それを追っかけ
るようにして入れなくてはいけませんか? その結果庭があちこちに一杯堆肥
や肥料が入ることになり、痩せるどころか十分太った土へ変わっていくのでし
ょうか。
                                              MaMaPaPa
                                             9.10  2008





 お考えの内容はわかりますが、そのような実践をするのはいかにもたいへん
ですし、広さによってはいささか滑稽です。
 長い年月にわたって同一の場所ばかりへ投入するのは、確かに庭土のために
も薔薇のためにも理に適いません。数年おきに所を変えるのが望ましいことで
す。ただ、薔薇の根は庭土では主根を長く伸ばしていくものなのですが、それ
でもそうした根の途中近くへ施された堆肥・肥料があれば、根もそれに気づい
て細根を新しく出してでも伸びて目ざしますし、その根毛へ養分を運ぶ微生物
たちも繁殖して根を助ける共生関係の場ができます(根圏)。
 ですから庭の広さや形状により、施肥には融通が利きます。あまり限定的に
考えることなく、おおらかなお気持で緻密な手入れをなさってみてください。
                                                    Kei
                                             9.11  2008

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