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森近さま

前々から森近さまより質問・ご指導を頂いております施肥量の事ですが、、
私のこれまでの経験を記させて頂きます。

どの品種も春の開花は、肥料が足りない事はありませんでした。
出来た堆肥13Lは高さ90cm以内のバラに対しての堆肥量めやすとしています。
堆肥作りの時に入っている鶏糞300g、
堆肥投入時には、さらにわらと籾殻を加えていますので、それに対して鶏糞とその際に
よう燐を150g(有機よう燐:鈴成 http://www.sunbiotic.com/shop/000040.html )を加えています。

つるバラは、その大きさによって堆肥量が違いますので、施肥量を比例増加させています。
また、地植えの株は、ぐるっと一周円を描くように堆肥を投入しますので、計算するとかなりの
堆肥量です。
ですので、肥料も比例して増えている事になり、円を描くようにに投入すると70L位~の投入となる
株もあります。
春開花前に液肥を2~3回。私はオールドローズが中心のバラ栽培ですので、今年は夏の終わりに追肥を
1回施しました。

バラの大きさだけでなく、品種によっても施肥量は、違って来ますのでここを含めて私の検討点ですが、
これまでの経験では、イングリッシュローズは、オールドローズの1.5倍~、HTsは、3倍~必要と
感じています。

さらに多肥を好む品種・四季咲き品種はそれに応じた施肥量(追肥としても)が必要だと思います。
今年は追肥として、堆肥を投入した上に10cm位の土の層がありますので、そこへ1株当たり
鶏糞300g~を3倍の繊維質(わら・もみがら)を基準にして与えてみました。(これは
日比野さまによるご指導で。)

私の場合はアスカマン21による堆肥投入を始めて、今冬で4回目になりますので、
肥料は概して少なめを心掛けなければいけないかな、とも思っています。

ここから、さらに森近さまのご意見なども伺いながら正確に施肥量を探っていければ
こんな嬉しい事はありません。

長くなって申し訳ありません。・・・質問があります。

今まであまり体験して来なかった枝枯れ(キャンカー)についてです。(画像添付・ラトール)
今年は、ウィリアム・モリスの今年発生のシュートの何本かをカットするはめになりました。
2株全体で5~6カ所(長・短合わせて)とラトール2株のうちの2カ所(この枝は古く細い枝)。
剪定鋏は、必ずアルコールウェッティーで拭いて使っています。(拭きが足りないかも)
継ぎろうを塗る事も忘れていません。
何か他に原因となるものがありましたら教えて頂ければ助かります。

いつも温かいご指導を厚く感謝しております。
よろしくお願いします。

   



                                                  Parelli
                                           11.28   2009





























 Parelliさんへ、

こんばんは。お久しぶりです。
堆肥等の施肥内容をお知らせくださってありがとうございます。
貴重なデータの一つとして数字等を記録し、保存しておきます。
当方の経験というか試行錯誤がまだ必要ですので、今の時点で
特にアドバイスできることはありません。アスカマンを用いての
根の生育や枝葉の生長、開花の状態などをつぶさに観察していく
つもりです。その途中で何かわかることがあれば、お知らせしま
す。
薔薇の培地全体への影響の度合いや内容によっては、ほんとうに、
これまでのわたしの推奨してきた肥培が、がらりと変わる可能性
あります。楽しみですね。

ご質問のキャンカーのことですが、モリスもラトゥールも罹病の
頻度は高くないはずです。ラトゥールには確かに華奢な面があり
ますが、モリスは年々耐性が増進していくタイプですので、来年
以降あまり心配は要らないと思います。このタイプは、罹病が
年続いたり、数年おきに罹るということもほとんどありません。

ラトゥールの方も、堆肥さえ与えないような育て方をしない限り、
頻繁に発病することは考えにくい方です。
一般に、キャンカーが次々に他の株へ伝染し、手持ちの薔薇の
とんどが発病した、という話を聞かないのも、薔薇がもともと

の病気で枯死するほど弱くはないからです。ミニ薔薇などで
例外
はありますが。

原因としては、根が養分を欲しがっているときに不足していて、
そこにちょうど低温や高温が重なったときに起こりやすく、やは
り温度の急激な変化が感染の強化をもたらす最大の要因でしょう。

次に大雨や長雨の後で、乾燥した日が数日連続した時期にも、
れが薔薇の生長力がやや停滞気味であるタイミングの時、
発症し
やすくなります。いずれも樹勢がその時点よりもさらに
ひどく落
ちないようにと、薔薇の方もその枝を犠牲にして枯らす
ようにし
ています。その証拠に、キャンカーの進行が途中で止まる
ことが
あるからわかります。樹勢が回復傾向へ向かえば、止まることも

多いと言えますし、それはキャンカー以外で、枝の切り口の茶色
くなる
枯れ込みが切り口付近で止まることがあるのと同じです。
そのように
進行が止まった枝をまるごと切除する必要はありませ
ん。
添付写真によると、いずれも細い枝が黄色くなっていますが、こ
の色が、
薔薇が自らキャンカーの進行をくいとめようとしている
サインであり、
ところどころに見える赤っぽいところがキャンカ
ーです。どちらも
深刻な病班ではありません。
しかし施肥の時か剪定期に思い切って付け根から切除するのも決
して
まちがいではありません。また、写真の時点で緑色の分枝が
見えているので、
残して見守る方法もあります。できれば確認的
に、写真のような病班のある
枝の一本を、先端に近い方と付け根
に近い方の2箇所を切り、切り口を
観察してみてください。維管
束の部分に、元気な枝のようなみずみずしさが
あれば、切除しな
くてよかったということになり、もしも乾ききっている
ような切
り口の時には、切除した方がよかったということになります。


今後、枝の細い品種は秋口に、講座で紹介しているいずれかの予
防を
行っておくとよいでしょう。古い枝ほど丁寧に。

            
                                               11.30    2009

Salon   品種別耐病性一覧表 
























森近さま

こんにちは。
何かとお忙しい中、ご回答を頂き有り難うございました。
森近さまからご回答を頂く度に、問題に対して自信がついて来て嬉しくなります。
キャンカーに対しても見守り、また対処してゆけるようです。

12月に入って、いつもの事ですが、外は何やら急にせわしない様子、
さらに寒くなって来ますので、お体にご留意されて下さい。

改めて有り難うございました。


                                 
Parelli
                                             12.1    2009
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