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森近先生へ
 
今晩は。
その後、お変わりありませんか?
 
関東ほどではありませんが、こちらも気温の変化が激しくて春の花達も戸惑って
いるみたいです。
 
前回もご報告した昨年夏に挿し木をしたマダム・イサクペレールですが、
充実した蕾が2個付き、日に日に膨らむ蕾の力で、苞の隙間から真紅の花色がし
っかり
見え始めています!
まだ1年に満たない挿し木新苗なのに凄いな~と、ペレールの旺盛な生命力に感
しています。
多分、気温の極端な低下などなければ、来週半ばにも咲くのではないかと期待し
います。
 
1本の挿し木だったにもかかわらず、新たに横から出てきたシュートは『徒長』
と言う
言葉がぴったりの様にどんどん伸び、現在、本体の高さ40㎝に対し、約
2倍の80㎝は
あろうかという伸びっぷりです!
伸びすぎの為か、上の方の葉がシナシナしている事がよくあり、慌てて水をやっ
ています。
5枚葉も、丁度私の掌くらいの大きさがあり色つやも良いようです。
 
勿論、地植の古株のペレールにも、沢山の蕾が付き葉も茂っています。
伸びた枝を余り剪定せずに横に倒して誘引しておいた方に、特に蕾が多い様です。
 
一方、地植えのダマスクローズには、早くもチュウレンジバチ、バラゾウムシな
どの
招かれざる客たちが飛来し始めました。
今日は暖かさに誘われたのか、チュウレンジバチが3匹もいて、一瞬、躊躇しま
したが、
止むなく補殺しました。
逞しいペレールにはまだ殆ど害虫を見かけませんが、なぜか、ダマスクには好ん
で集まる
ようです。
 
先生の講座で『ニーム』に忌避作用があるのを読み、先日、購入しました。
早速700倍希釈液を作り、2、3日毎に噴霧しています。
厄介なバラゾウムシ対策には樟脳屋さんで買った『クスノキチップ』をぶら下げ
てみました。
 
 
ダマスクにも初めての蕾を確認しましたが、たった1つです(^_^;)
現在我が家にはダマスクとペレールの他にも、マジカルミラクルとブルームーン
ありますが、ダマスクは明らかに他の薔薇達と様子が違うように感じます。
 
特に鉢植えの1本は冬に大鉢に植え替え、肥料もタップリやったつもりなのです
が、
地植えよりさらに華奢でシナシナして頼りない感じです。
ブルガリアの畑で見た薔薇のように、野性的で元気一杯に茂る木にしたいのです
が、
なかなか難しいですね。
柔らかくて薄い葉、まるで腺病質(?)の子供のような黄緑色の葉の色…
我が家の庭は彼らが大好きなブルガリアの土、空気、水、太陽とは全く異質なの
でしょうか、
嫌っているかのようにも思えます。
遠路はるばる運ばれてきた薔薇が少々不憫でもあります。
やはり、ダマスクはバラの谷で育ってこそ……
とはいえ、折角何かの縁で我が家までやってきてくれたのですから、先生のお知
恵を拝借
しながら、健康に育てたいものです!
 
昨年、散々悩まされた病気対策に、先生ご推奨の『重曹1000倍液』を準備し
ました。
これは勿論黒点病予防に使いたいのですが、ニーム液散布との間隔など
には何か注意が
必要でしょうか?
 
又、お時間のある時に教えて頂ければ嬉しいです。
 
それから、もうお一人、Parelliさんと言う方がペレールに興味を持たれ育てて
らっしゃる
様でしたので、その後、どんな風に大きくなったのかしらと気にな
っていました。
又、Parelliさんの近況報告も楽しみに待ちたいと思います。
 
では、また


                                            ユウ
                                    4.17    2010





今晩は、ユウさん。
よく雨の降る四月ですね。日照時間が少ないためにどの薔薇も
元気が今一つです。

重曹とニームの散布間隔ですが、中二日以上空いていれば大丈
夫です。それ以上空ける必要はありません。ただどちらの使用
においても、雨等で葉が濡れている間は散布せず、乾いてから
にしましょう。

ダマスクのことですが、貴女の所にこの薔薇がふさわしくない
のではなく、たまたまのことだろうという気がします。天候次
第でこれから元気になってくれるでしょう。

挿し木のペレールは、この季節に花を確認できたら夏以降は蕾
をピンチしましょう。樹を育てるためです。その方がシュート
の出や伸びもよくなります。

また、Parelliさんのことも気にかけておられるようで、わたし
もうれしく思います。知識も熱意もある人ですから、誰もが期
待するような取り組みをつづけていかれるでしょう。競うので
はなく、わがサイトを通して励まし合って行かれるような関係
を望みます。薔薇がそう願っているのですから。

            
                                               4.19    2010




森近先生へ
 
早速アドバイス頂きまして、ありがとうございました。
これで、安心して散布できます。
ダマスクも、出来る限りの世話をしながら静かに見守りたいと思います。
今日のニュースで、例の噴火の影響でブルガリア上空でも、飛行が規制された
との記事を目にしました。薔薇の谷も何かの影響が出るかもしれないですね。
それから、私はまだまだ全くの薔薇初心者なので、他の方と競うなどと言う
おこがましい気持ちは毛頭ありません(^_^;)
経験豊富なロザリアンの方々から、少しでも育て方を学べれば…という思いで
精一杯ですね。
今後とも、どうぞよろしくお願いします!

                                                 ユウ
                                        4.19    2010
     補足   
     挿し木苗の最初の数年間はクラウンを持たないままの生育になります。
     クラウンとはまさに「根頭」であり、いずれベーサルシュートを出す部位と
     なるわけですが、十分な大きさにならないとそうした成長ができません。
     薔薇も本来自分の子孫を残すために花を咲かせているのですし、そのた
     め蕾を付けて咲かせることに多大のエネルギーを使います。すると根に
     言わば「余裕」が生まれず、根頭を大きくできにくくなります。だから開花
     を制限してやる必要があるわけです。
     根頭はやがて通常の「株」の形となり、それが本来の意味の「クラウン」
     です。 枝葉の形成に見られる活気は、このクラウンができる前と後とで
     は格段に異なってきます。
     もしも早く一人前にさせたければ、やはりワイルドローズの台木に接ぎ木
     する方法が望ましいと言えます。しかし挿し木からでも十分な生育をさせ
     てやることは可能ですし、品種本来の成長における特性や、開花時のみ
     ずみずしい美しさには別次元の透明感があらわれるでしょう。それもまた
     挿し木からの大きな楽しみの一つです。 
     といっても、そうした美しい花はまだ未熟な生態であるがゆえの「背伸び」
     している姿だ、ということをわきまえておくのも重要です。                                            
            
                                               4.20    2010

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       Road to Rosa synthesis





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