雑記帳 2004年 6月第5週

2004/06/27 Sun.

……あー、しまった。今日は映画でも観にいこうかと思ってたのに、財布の中身が1,400円ちょいしか無かった。運が悪すぎだ。
今日観ようと思っていたのが「天国の本屋 - 恋火 -」ってヤツです。竹内結子が主演ですね。最近は邦画に色々と興味がある。
レビューサイトを見て回って、いいと思ったモノだけをピックアップして観る方針なんだけど、自分の感性と合うレビューが少ない。
最近のレビューサイトでも「世界の中心で、愛を叫ぶ」をレビューしたものは多いけど、何かベタ褒めしまくりのトコばっかりだな。
映画ってのはちょっとキツめに評価した方がいいと個人的には思うんだけど、その辺どうなんでしょうかね、映画好きのZ林さん。

家の居間においてあるノートPCがそろそろ逝きそうで困ってます。スクリーンセーバーから復帰させるとブルースクリーン落ち。
で、何もしてないのにHDDがカリカリと妙な音を立てたり。アクセスしてもカリカリと音がするだけで、処理が行われてなかったり。
これはもうハードウェアに障害があるとしか思えないんですが。音声を再生すると、ヒドいもんです。何でもブツ切りに聞こえる。
マルチメディア系は全滅ですね。DVDを再生してみても、やたらとカクカクになるし。そんなに古いノートPCじゃないんだけどな。
マルチメディアで思い出したけど、母親が携帯を「vodafone」にした。俺のを主回線として、家族割引適用で月2,000円前後。
まさかとは思うけど……あ゙あ゙あ゙!ハッピーボーナスに加入してるよ。あちゃー、「vodafone」の詐欺もヒドいもんだからなぁ。
契約時に俺も同行して、全部プランを見てやればよかった……。個人的には7月1日に解約量が激増する予感。その内書くよ。

2004/06/28 Mon.

昨日書いた「vodafone」について少々触れる。いつから詐欺を行う企業になったんだろうか。ダ○ル・グ○ーン逝ってよし。
J-PHONEから「vodafone」にブランドが変わった際、「10の約束」というものを提示してきた。公式HPにあったが、知らないかな。

  1. 機種変更、お求めやすく
  2. 料金プランや割引サービスをパワーアップ
  3. 先進機能搭載、優れたデザインのケータイを次々と
  4. Eメールの受信は今までどおり
  5. 「J-スカイ」は「ボーダフォンライブ!」へと飛躍します
  6. 「J-フォンショップ」は「ボーダフォンショップ」へ
  7. もっとグローバルに
  8. TVコールサービスを使いやすく
  9. パッケージプランの提供
  10. 「J-フォン」の携帯ケータイは引き続きご利用いただけます

一体何が問題あるのかと。この場合は上記の「10の約束」のうち、2つ目の注釈の後半部分が非常に重要になってくる。

好評いただいている「自動くりこし」、「メール受信無料」、「家族割引」に加え、
今後もさらにお客さまのコミュニケーションをサポートする料金プランや割引サービスをお届けしていく予定です。
現在の料金プランは10月以降も変わりません。

……寝言を言いつつ必死になって契約者との約束の証拠を隠滅しようとして、詐欺まがいの行為をしている企業はここですか?
要するに、いつの間にかこの「10の約束」ってのが消されたりしています。「料金プラン変更無し」との文言も同時に削除だし。
で、先ほどから詐欺まがいと言ってるけど、これは一体何なのかと。これにも「10の約束」がしっかり絡んできてたりします。
前提として「料金プランの変更は無い」と明記しているにもかかわらず、勝手に料金を改悪して違約金だけは取ろうとする姿勢。
すなわち「安いから契約 → ハッピーボーナスなどの割引適用 → 料金改悪 → 解約したい → 違約金はしっかり頂く」って流れ。
もうね、文字通りアホかと。馬鹿かと。しかも利用者にはこれらの内容に関しては一切の通達もなされていなかったのだ。
さらにもう一点「料金プランや割引サービスをパワーアップ」について。これはヒドい。特にハッピータイムの事実上増額とか。
例えばバリューパック契約の人が1時間の通話で料金は約4倍になる計算。2時間通話で料金は6倍になる。もうね、ア(以下略
加えて、無料通話時間帯である30分ですら、1.3倍になってしまう。何が「バリュー」パックなんだ。このプラン契約してるんだが。

……書いてる内にムカついてきました。もうこの辺で切り上げます。明日にもまた似たような内容を書くかもしれないけど。

2004/06/29 Tue.

7月になって「vodafone」の解約ラッシュが始まる前に、もう少しだけこのサービス改悪について書いておきたいと思う。
えーと、昨日は価格について突っ込みを入れたとこまでか。んじゃ、順序が逆になるけど昨日のリストの機種変についてでも。
「機種変更、お求めやすく」とか寝言を言ってますが、本気で言ってたら消費者は不信に陥る。あぁ、だから削除したんですか?
あのな、新規との価格差が激しすぎるんだってーの。1年未満で機種変したらいくらするかわかってんのか。ン万かかるぞ?
この辺の価格差については「Mobile Analyzer」で色々書いたんで、そちらを参照。理論はわかるが、やっぱり高すぎだって。
次に、「先進機能搭載、優れたデザインのケータイを次々と」について。えーと、SH系以外で該当する機種が無い気がしますが。
自分の周りで勘違いしてる人が多いんだけど、別に自分は「vodafone」のファンじゃありませんよ?むしろSH系機種のファンです。
要するに、満足できそうな性能とデザインを持ち合わせた機種がキャリアに関係なくSH系で出たら、キャリア変えるかもってこと。
で、5番目と6番目の項目について。「だから?」ってな感じ。約束も何も、全部そっちの都合じゃん。項目数を水増しすんなよ。
4番目と10番目について。「当たり前だろアホ」としか言えないんですが。約束事だぁ?ンな事でまた項目数を水増しかよ。

……書いてる内にまたムカついてきました。「10の約束」を消す以前の問題で、こんなの約束事ですらないじゃん。

2004/06/30 Wed.

6月最終日。今日も懲りずに「vodafone」についていくつか書いてみますか。ってか、それだけネタ満載の企業ってことですか。
27日の雑記で「7月1日には解約量が激増する予感」って書いたけど、まずはこれについていくつか話してみましょう。
ハッピーボーナスなどに加入することによって月額がかなり割安になるという話は周知の通り。いいサービスだと思ったんだが。
もちろん企業側としても何の打算も無しに割引するはずがありません。一定期間内に解約すると違約金を払わされます。
要するに、「今後1年間は使い続ければ、割安にしてやる」という意味があるワケです。期間内に解約すると違約金が発生。
で、ハッピータイム及びハッピーボーナスなどのおいしいサービスがあったから、加入者が増えていたワケです。ところが!
契約者にまともな通達を出さないままにサービス内容があれこれと変更され、事実上の料金改悪を行ったワケなのです。
そこで、「安いから契約 → ハッピーボーナスなどの割引適用 → 料金改悪 → 解約したい → 違約金はしっかり頂く」の流れ。
これはさすがにマズいと思ったのか、特定期間内に契約申し込みをした人は違約金を免除するという特例の通知を出しました。
これだけならばさっさと解約すればよさそうなものの、サービス内容を熟知している人はそう簡単に解約はしないのです。
7月1日になってから解約することによって、何かメリットはあるのだろうか。もちろんある。それも、結構大きなメリットです。
「解約するとその月の各種割引が適用されない」というのはご存知だろうか。意外にも大きな落とし穴だったりします。
例えば6月の間に解約するとすると、本来6月に適用されるべき各種割引が一切無効になる。その月だけ割高になってしまう。
自分は各種割引を適用した状態で月々4,000円弱の利用料金だが、6月30日とかに解約すると6月の利用料金が4,800円に。
だから、6月いっぱいまでは割引を適用させて7月1日に解約を行い、6月分の利用料金を安く抑える人が多いだろうってこと。

……総務省からの通知が出たのかどうかは知りませんが、6月分及び7月分の利用者の増減が非常に気になるところですね。