雑記帳 2005年 6月第2週

2005/06/05 Sun.

  • 7:30
    • 起きると同時に食事の時間。最近はこんなんばっかだな。
  • 12:00
    • 朝食後に寝直してみて、起きたら今度は昼食。これだけ寝てるのに、よくもまだ寝られるモンだ。
  • 12:40
    • 売店でカミソリを買ってきて、約2週間ぶりにまともにヒゲを剃る。電気シェーバーは趣向に合わないので却下です。
  • 15:30
    • 売店で「SPA!」を買ってきて、隅から隅まで熟読。時間潰しに必死です。
      それにしても、学割を使って節約するために「放送大学」に入学しておこうとかって記事はどうなのよ。
  • 17:50
    • 今まで二人部屋を一人で使うという素晴らしい環境だったのに、隣に人が入ることになった。あと数日待ってくれよ。
  • 18:00
    • 夕食。病院でもウナギが出るとはな。もちろん、うな丼やうな重であるはずもありませんが。
  • 19:50
    • 隣のベッドに人が入った。見るからに手間がかかりそうな爺さんだ。看護婦の出入りがやたらと多い。
      今日で静かな生活は終わりってことか。むしろ、ここでの生活をさっさと終わらせてくれ。
  • 23:10
    • 読んだばかりの「SPA!」を読み直したり、テレビをだらだら見たり。
      たまたまやってた「シルミド」を途中から見る。結構面白かったが、終わり方がちょっとイマイチだった気がする。
      さて、歯磨きして顔洗って寝ますよ。人間に寝溜めができたのなら、この入院生活で2週間分は寝溜めできてるな。

2005/06/06 Mon.

  • 8:30
    • 起きたら朝食の時間が終わってた。素敵な一週間の始まりを予感させますね。食い逃がしはしなかったが。
      それはともかく、何故こんなに寝過ごしたのか。理由は至極簡単である。昨日に隣のベッドに入ってきた爺さん。
      明け方に隣のベッドで寝てる見知らぬ爺さんのいびきで目が覚めることを考えてくれ。これほど理不尽な話があるか。
  • 9:50
    • 最後の審判となるであろうレントゲン撮影。さて、吉と出るか凶と出るか。
      どうでもいいけど、ウチの会社の営業のK野さんが来るはずなんだが、なかなか来ないなー。
  • 10:30
    • 噂のK野さんから電話。どうやら支店にいるらしい。
      今朝のレントゲン次第で今後が決まるとだけ伝えておき、結果が出たら折り返し連絡すると言っておく。
  • 12:00
    • 「海辺のカフカ」を読み直すことで有り余った時間を潰しつつ、何とか昼食の時間。
      それにしても、最後の審判はまだ下らないのだろうか。これじゃ営業のK野さんにも報告できんぞ。
  • 13:30
    • 医師の先生が来て、退院可能だと告げられる。ようやくか!今日か明日にも退院可能だとのこと。
      自分としてはさっさと引き払いたいな。でも、診断書の都合とか色々あるし。ってか、いつもらえるのかすら知らんし。
      んで、診断書を貰ったら今度は会社に渡しに行かなきゃならないし。何かとメンドくせーな。
  • 15:20
    • さて、帰るためにある程度の荷物をまとめておく。何とかして今日中には引き払うぞ。
      ちょい前に光浦靖子似の看護婦が来て傷口を消毒するみたいなこと言ってたけど、来る気配が全く無いんですが。
  • 16:30
    • ついに ねんがんの いしのしんだんしょを てにいれたぞ!
      これさえあれば、堂々と一ヶ月間の休暇が取れる!ってか、事実上一ヶ月間引きこもれって言われてるんだよな。
  • 17:25
    • 営業のK野さんより連絡が。何やら明日に多摩セン辺りで会うことになりそう。
      んで、診断書やらはその時に渡すことになるのかな。印鑑が全て青梅に置きっ放しなんだけど平気かな。
      ってか、そろそろ出ることになりそうなんだけど、傷口の消毒はどうなったんだ。光浦靖子は信用できないでFAか。
      ちなみに、ここまでで日記用のノートを20ページほど使用。打ち込みするのが激しく鬱だ。
  • 18:00
    • 最後の晩餐。本来なら悲哀の感情を持つところだが、むしろ歓迎して夕食を頂いてから帰ります。
      ささっと食ってから、やらなきゃならないことを色々とまとめる。精算の手順とか、次回の外来予定日の確認とかね。
  • 18:30
    • 精算についてなのだが、今日は流石に入院費用を現ナマで出せる状態じゃない。そんな大金持ち歩いてるはずない。
      今度の土曜にまた来ることになってるので、その時にまとめて払うとの確約書を書いて、精算の受付に渡しておく。
  • 19:20
    • ようやく監獄を脱出。初の入院生活はこうして幕を閉じたのでした。もう二度とこんなとこで暮らしたくない。

で、ようやく帰宅。ってか、さすがにちょっと今日はあまり語れる余裕は無いな。疲れ果てました。
病院なんかに長らくいると、周囲が病人ばかりだから、自分の体調までそれに感染してしまうような錯覚がある。
ってなワケで、今日はさっさと寝かせて下さい。そういや、まだ荷物整理も終わってねーんだよな……。
そうそう、5月24日からの雑記がガラ空きだけど一応日記は書いていたんで、随時入院生活を披露していきます。

2005/06/07 Tue.

職場の上司さんに休職手続きの話をするべく、キツい体に鞭打って多摩センまで出る。歩くだけでもかなりキツい。
バスとかで行こうと思ったんだけど、最寄のバス停行ったら次のバスが20分後とかだったので、歩いてみたのが失敗。
まぁ、多摩センまで会社の人が来てくれたのはせめてもの救い。17時に京王線の改札で待ち合わせをしていたのです。
営業のK野さんと課長(課長代理だっけ?)のHさんと合流して、何故かカリヨン館の7階のサイゼに行くことになる。
あれこれ書類を書いたり、医師の診断書を渡したり、あれこれと容態を訊かれたり。50分くらい話をしてたのかな?
一通り手続きを済ませて帰ろうかと思ったけど、今日は家に親がいないことを思い出し、多摩センで食ってから帰る。
さすがにまた歩くワケにもいかないので、バスで帰ることにする。バス停から家までの距離は我慢するしかない。

2005/06/08 Wed.

文字通り何もしてない一日。何かをするワケにもいかないんだけどさ。かといって、寝てると腰と背中が痛い。
何故か親父に投資信託の話をされた。貯金いくらあるって質問に始まって、貯めるだけじゃなく増やせと何故か怒られる。
株がややこしいのはわかってるようだが、だからと言って投資信託ねぇ。あれって確か国債とかと買うってヤツだっけ?
さすがに自分にはまだ縁が無い話だし、適当に相槌打って受け流しておく。そういうのはまだまだ先の話なのです。

2005/06/09 Thu.

会社にも行かず、かといって無目的に外をふらつくこともできず、そんなんでどうやって雑記のネタを作れと?

そうそう、ようやく今の携帯に寿命が見えてきました。使用期間は2年3ヶ月、結構長いほうじゃないのかな。
通話時の不具合が目立つようになってきた。わかりやすく言うと、相手の声は聞こえても向こうに声が届かない。
静かな場所でなら聞こえるらしいんだけど。どうやら相手に届く時のこちらの声量が半分以下になってるらしい。
家の電話と自分の携帯でも実験してみたけど、こっちが叫ぶ感じで会話しないと使い物にならなくなりました。
ようやく機種変する理由が出来たか。また最近の最新機種を色々と調べておかないとならんワケだな。

2005/06/10 Fri.

後輩が結婚するという事でパーティーの出欠確認のハガキが来てたらしい。んで、届いたのはどうやら入院中の時。
先日、メッセで早く送って下さいねーと言われたんだが、二週間だか三週間前の郵送物なんて既に行方不明になってる。
とりあえず体調さえ良くなっていれば出席したいんだが、とにかく場所が遠い。表参道ですか。今の体調じゃ無理だな。
ちなみに、家から多摩センまでの約1kmの距離でも歩くのに休憩を要する状態。肺に衝撃を与えない歩き方だから遅いし。
ってなワケで、とにかくハガキは見つかったら送り返します。無くなってたらメッセで返事するってことで。すまんですな。

明日はようやく抜糸する。傷口が縫合されたままなのです。ってか、ホントに気胸は治ってるんだろうか。かなり不安。
ついでにレントゲンでも撮ってもらうかなー。金はかかるだろうけど、安心を買うために大金を支払うのはやむを得ないのです。

2005/06/11 Sat.

ようやく抜糸。外来の予約が午前10時という凶悪な時間にもかかわらず、何とか時間通りに病院に辿り着く。
2針ほど縫ってるとこの抜糸なんだけど、これってすんげー痛いのな!糸と肉の間に無理やりハサミ突っ込むし。
抜糸して消毒して、担当の医師だった先生から話を聞いたり。喫煙歴を訊かれて不覚にも正直に答えたがしょうがない。
21日に最後になるであろう外来の予約を入れてもらって、精算して帰る。レントゲンは次回撮ることになりました。