雑記帳 2012年 5月第1週

2012/05/01 Tue.

トレッキングブーツなるものを買ってみた。思っていたより歩きやすい。普段からでも履けそうなモノなんだな。

2012/05/02 Wed.

トレッキング用のパンツなるものを買ってみた。思っていたより動きやすい。普段からでも履けそうなモノなんだな。

2012/05/03 Thu - 05/04 Fri.

ド素人が4人、雪山に挑む!3日から4日にかけてのGWのメインイベント、アルペンルートを雪中行軍しに行こう、というモノ。
まずは朝の5時にN村の新車がお迎えに来るというので、それに間に合うように起床。起きることすら一苦労なんですが。

境川にて朝食、朝っぱらからラーメンを食う。つい最近もどっかのSAで朝食を食った覚えが。あ、ワカサギ釣りの時か。

N村の新車の安定の走りで、思ったより早い時間に扇沢に到着。まだ寒くなるような場所じゃないどころか、結構暑かったり。
有効そうな防寒具はダウンジャケットしか持ってきていないため、否応なしに着るハメになるけど、少し暑苦しい感じが。
雪中行軍用の装備を突っ込んだ登山用リュックも、手に持つと重いけど背負ってみると意外にイケる感じがしないでもない。

トロリーバスという電気で走行するバスに揺られること数分、黒部ダムへと到着です。うん、予想に反してまだまだ暑い。
ダム見物ってのは興味が無かったんだけど、実際に目の前にしてみると非常に気分がいい。ダムの高さが日本一なだけある。
水がほとんど溜まっていないようだけど、単に雪解けが遅いだけなのか?ちなみに観光放水は来月かららしいです、残念。
この黒部湖からはケーブルカーを使って大観峰へと向かうことになります。こちらも乗車時間は数分程度、どこも間隔は短い。

まだ寒くないぞ、標高2,300mでも10度あるらしい。展望台に出ると気分爽快なんだけど、またすぐにトロリーバスに乗るハメに。
そろそろ食事がしたい時間だったけど、おいもスティックなるものを売店で買うくらいの時間しか無い。食事は室堂に出てからだ。
次のトロリーバスの移動は少々長めだったけど、トンネル内を写真撮っても微妙だしな。県境の印は撮っておけばよかったか?

室堂に着いたものの、メシを食わないと動けない。山の情報を横目に、1,350円のカレーを食す。ボッタクリ食堂は滅びとけ。
ここからは本格的に雪道を歩くことになるので、日焼け止めなどを念のために塗っておく。紫外線はかなり強そうな予感。

外に出ると、そこは一面の銀世界。まずは雪の大谷を見るべく、周囲を散策。一番高い雪の壁で最大17mもあるらしい。
周囲が雪の壁のせいか、かなり気温が低く感じられる。天然冷蔵庫の中にいるのと同じか。ってか、落書きの貞子って何だ。

さて、ここから雪中行軍を開始です。40分程度で宿の雷鳥沢ヒュッテというトコに着くらしいのですが、辿り着けるのか?

延々と雪の中を歩くことに。途中で幸いにも噂の雷鳥を目撃。確実にいるってワケじゃないし、運が悪いと見れなさそうだ。
この周辺は硫黄の香りが強く、硫黄に弱い自分は途中から頭痛に悩まされるハメに。この体質は治ってくれないものかね。
30分ほど歩いたところで休憩所みたいなところがあり、そこでソフトクリーム休憩。甘いものが無いと体が動いてくれない。
もともと、雪の中を延々と歩くなんてことはしたこと無いし、どれだけ体力を食うかも出発前は全く想像がつかなかった。
が、これは予想以上にキツい。足を滑らす度に体力を持っていかれる。1時間も経つ頃には心が折れそうになったわ。
宿の雷鳥沢ヒュッテに向かう途中で、別の雷鳥壮という宿泊施設があるんだけど、その辺から微妙にルートを外れることに。
このルートの外れ方が酷く、延々と下った後にまた登るという、よりによって一番厳しそうなミスをしてしまったのです。
おかげで、宿に着く頃には文字通り体力の限界という状態になり、寝ろと言われれば数分で寝られるような状態に陥った。

さっさとチェックインして、荷物を部屋へ置きに。この部屋、壁はコンクリ打ちっぱなしに床はゴザ。なかなか凄い部屋だ。
殺風景といえば殺風景だけど、別に宿自体に快適さを求めるような人は、そもそもこんな場所には泊まりには来ないんだろう。
到着は16時ちょいだったけど、食事の18時半までは風呂入るくらいの気力しか残ってなかった。雪中行軍って過酷なんだな。
今日は朝が早かったせいか、食事が終わる頃には全員が討ち死に状態。20時半くらいには全員が寝てしまったんだっけ?

翌朝、6時半に朝食を取ってから宿を出発。途中でついに強い雨に降られたため、レインコートを導入。買っておいてよかった。
少しは歩き慣れたせいか、または睡眠時間が長かったせいか、帰りの道は行きの工程ほどはハードには感じなかった。
そうそう、雪道用に伸縮できるストックを一本持っていったんだけど、実際にはあまり必要性は感じなかったと思う。
行きも帰りも使ってはいたんだけど、やっぱり無いなら無いでキツかったのかな。あって困るものでもないんだけどね。

で、無事に下山、扇沢まで帰ってこれました。戻りの道中は特に時間をかけて見るものも無く、11時くらいには扇沢に到着。
まずは食事ってことで、どうやらK岡が行ったことのある店へ向かうことに。店名は不明だけど、イワナが食える蕎麦屋です。
時間が早かったせいか、自分たちが入った時には誰もいなかったけど、昼食の時間帯になると結構人が入ってきたかな。

食事の後はもう一度温泉に入ろうということで、またK岡が行ったことがあるという薬師の湯へ。ここは気持ちよかったな。
室内湯と露天の両方を楽しめたけど、渋滞予測が酷いことになっていたので、渋滞に巻き込まれる前に早めに東京へ帰還。
途中で諏訪湖と談合坂で休憩を挟む。談合坂ではデカい虹に遭遇。夕食は八王子で牛角を食って締めとなりました。

いやいや、ネタとして雪中行軍だ何だとは言っていたけど、実際にやってみると大変なモンだ。雪国の人はすげーわ。
予想に反して、気温がそれほど低くなかったってのも助かったかな。あれで極寒の環境だったら、本気で泣けてくるわ。
もしかして、5月に入ってからあれだけの雪を目にしたのは、人生で初なんじゃないか?貴重な体験になったのかもしれない。

2012/05/05 Sat.

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