J-PHONEにまつわる逸話など、小ネタのようなものを掲載する。
J-PHONE初の簡易デジカメ搭載機となったJ-SH04。
それが巻き起こした「写メール」ブームはまだ記憶に新しいだろう。
そんなJ-SH04、何とカタログには載っていないタイプが存在するのだ。それが「J-SH04B」。
普通のJ-SH04とは何が違うのかというと、まずデジカメ機能が無い。
詳しく言うと、携帯本体裏面に付いていたはずのカメラのレンズ部分が、プラスティックのコーティングで埋められているのだ。
しかしながら、自分撮影用のミラーは残っている。
電源をつけてメニューを見ても、「カメラモード」が消えている。
要はJ-SH04の廉価版ということだ。
もちろんカタログにもホームページにも掲載されていない。しかし存在するのだ。
東京・新宿の某カメラ量販店で販売されているのを見た。
当時のJ-SH04は新規で14,800円。それと比べてJ-SH04Bは9,800円。
発売されているカラーは「ブルームシルバー」のみ。
様、重量などはすべてJ-SH04と同じ。こんな知られざる機種も存在するのだ。
SDカードスロットなどを搭載し、新しい携帯の可能性を広げてくれたJ-SH51。
パケット通信による12KBものメールの送受信や音楽データの再生など、J-PHONEユーザー以外の人でも知っている人は多いのではないのだろうか。
そんなJ-SH51に、限定モデルが存在するという。その名がJ-SH51m。
これは一般の量販店などでは販売されておらず、J-PHONEショップなどの限られた店でしか販売していないという。
では、J-SH51と何が違うのだろうか。
まずは、付属するSDカードの容量が8MBから64MBに増えている点。
例えば、今までのSDカードに音楽データを入れようとしたら2曲が限界だろう(128Kbps録音の場合)。
ところが64MBのカードを使うことにより、約一時間もの音楽データを収録することが可能になったのだ。
いわゆるMP3プレイヤーとして携帯を持ち歩きたい人には、かなりオイシイ話だろう。
また、あらかじめ5MB前後のデータが入っていることも見逃せない。
壁紙やフォトフレームなど、エンターテイメント性に富んでいる。
加えて、エルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road」がMP3(かどうかは保証できないが)で収録されている。
これからJ-SH51を買うならば、ぜひともJ-PHONEショップを見てまわって、J-SH51mの在庫の有無を確認するべきだろう。
ちなみに、本体の色はハイドロシルバーのみ。
J-PHONEのE-mailアドレスで@マークの後にくるドメインは、契約している地域によって異なるが、何の略称が付いているか知っているだろうか。
例えば関東圏で契約した機種のアドレスには「***@jp-t.ne.jp」となる。
これは東京圏内だから「t」が付くと推測できるが、これが北陸地域となると「***@jp-r.ne.jp」となる。
「r」は何の略称だろうか。この辺をまとめてみた。雑知識として知っておこう。
ドメインで地域を簡単に判別できる手段の一つとして覚えておくのも悪くはないだろう。