携帯業界用語

携帯業界用語

アラジン

DoCoMoの機種変更用のROM(Read Only Memory)ライターの呼び名を指す。
主にドコモショップで使われている。
旧機種から新機種への番号の移行やメモリー移行、DoCoMo端末利用者料金の収納状態も調べることもできる。

開通テスト

加入の手続きが終わり、使用可能な状態になったかをテストすること。
通常は開通テストをしてから携帯電話が渡される。
J-PHONEの開通テストの番号は「Sky Navigator」に掲載。
DoCoMoの開通テストの番号は「Mobile-Cracker」に掲載。

解約制限

一定期間の間は、契約した携帯電話を解約できないように制限を加えることを指し、別名を「しばり」という。
安売りをしている量販店の場合は、半年以上使うことを条件にしたりすることがある。
利用者から見ればムカつくことこの上ないが、最低でも半年間は同じ携帯電話を使うのを前提とすることにより、携帯電話の価格を割り引いて販売している。
しかし、解約制限に反して解約しても、販売店から違約金・違反金などを請求されることはまず有り得ないだろう。
ちなみに、販売代理店が一般のお客様に違約金の請求を禁止する通達も出ているらしい。

キャリア

各携帯会社のことを指す。すなわちJ-PHONEやDoCoMo、auなどがキャリアだ。

強制解約

利用料金を滞納したことにより、意志に反して強制的に携帯会社に解約されること。
一度強制解約されると、その情報は携帯各社に出回る。通称「ブラックリスト」に載る訳だ。
そのために信用を失い、新規に携帯を買う時に店側の意向により、買いづらくなることがある。
ちなみに、強制解約をした人に携帯電話を販売した代理店・販売店にも罰金が課せられることがあるらしい。

とばし

購入した直後に解約することを目的として購入すること。
契約した時点では携帯に電話番号が入っているが、解約したことによりその番号を抜く。
番号を抜かれた携帯電話、通称白ロムは番号の入った携帯電話、通称黒ロムよりも高価に取引される。
携帯マニアが端末をコレクションする時などは、これを利用することもあるとか。

白ロム

前述した通り、電話番号の入っていない携帯電話の呼び名。
ちなみに番号の入っている携帯電話を通称「黒ロム」と言う。

モック

展示用の携帯電話。販売店などに置かれている展示用のもので、重さや形は全く本物と同じようにできている。
しかし「白ロム」とは異なるらしい。本物よりは壊れやすいという話も。
N501iのモックは特に壊れやすいと言われているが、だからといって本物も壊れやすいかというと、それは違う。
生産方法が異なるらしい。

ラピッド

アラジンの簡易版で、機種変更とメモリー移行の機能だけを持つものを指す。
量販店には主にラピッドが設置されている。

当たり端末

一般の電化製品のように機器そのものがまったく同じであっても、性能が異なるものがある。
携帯電話でも同じような現象があり、例えば電波の感度が異常に良かったするものがある。
これの反対で「はずれ端末」というのも存在する。

寄せ端末

携帯内部に詳しいマニアなどが、通常では存在しない組み合わせで作り上げた携帯端末のこと。
例を挙げると、本体はDoCoMoの端末なのだが内部の基盤はJ-PHONEであったり、アンテナはau製のものを使ったりなど。
ちなみに、携帯本体を分解または改造することは法律で禁じられているので注意。
また、素人が遊び半分で寄せ端末を作ってもまず動くことは無いだろう。