NO.539 「また、教え子が増えた」 2019年8月14日(水)
今年の梅雨は長かった。そして、終わると同時に猛暑が始まった。今年の
夏ほど身体に応える夏は今まで経験したことがない。年齢のせいかな?と
思い、同年齢や若い友人に聞いてみたら、みな同じように厳しい暑さに苦労
しているようだ。日中は外出禁止と宣言している人もいる。私はこの一か月
熱はないのだが、咳が止まらない。確か4年前のクロアチア旅行から帰って
来た後、同じように8月中旬頃まで咳が続いたことがあった。かかりつけの医
者に見てもらっているが、恐らくアレルギー性鼻炎から来る咳ではないかと
思う。先日、咳が収まったので、車で山形の寒河江に出かけた。私の人生
最後の車を使っての旅行と考え、ワイフのリクエストに応じることにした。電
気自動車リーフ、一回の充電で280キロ走るという宣伝を信じて購入したリ
ーフ、結局は寒河江まで3回の充電、しかも電池切れを心配してして、エア
コンなし、外の気温は33度を示している。ワイフがぶーぶー言っている。完
全に無視して走り続けた。今、思うとよく熱中症の死亡記事にならなかった
と不思議に思うぐらいの無謀な運転だった。ホテルに着いて友人にメール
をしたら町田は34度、東北寒河江は36度だった。翌日は疲れが出たせい
か、咳がぶり返し始めた。結局、健康状態を考え、最後のハイライトである
Tご夫妻邸の訪問は実現できず、一日繰り上げて、町田に戻った。もちろん
しっかりエアコンのスイッチを入れて。帰りも充電は3回で済んだ。福島から
米沢を通って山形までの高速道路が部分開通して、時間と距離が短縮さ
れた。これなら充電スポットを上手に組み立てれば、心配性の私は安心し
て山形にまだ行けるかもしれない。もちろん、エアコンつきで(笑)
一昨日、若い夫婦が幼子を連れて我が家にやってきた。母親がワイフの
小学校時代の教え子で今年、二人目の子供を授かった。以前、遊びに来
た時は男の子だけだったが、今年はかわいい女の子が加わった。私もすっ
かり馴染んで、何だか自分の子供が孫を連れて実家に遊びに来ているよ
うな気分になっていた。母親の彼女はアメリカで暮らしている時、お菓子
作りの勉強をして、帰国後、仕事の合間にお菓子教室を開いたりしていた。
その彼女が私のカレーの味に感動して、何回も「美味しいです」と言って
くれる。若いご主人も同じように美味しそうに食べてくれる。実は彼ら二人
は依然やってきた時に私のカレーを食べている。今日が2回目。
カフェテラスErikaを始めた頃、3歳の女の子が「美味しい、美味しい」と
喜んで食べてくれた姿を想い出した。あの感動と重なる。20年以上前の
感動が蘇ってきた。彼女のご主人とも年齢を超えて話が弾んだ。
その夜、ワイフに「彼女はいったい誰の教え子?」と聞いた。また、新しい
教え子が増えた。うれしいね!彼女から長いメールがワイフに届いた。
本当に素晴らしい若い家族だ。彼らからたくさんのパワーをいただいた。