NO.576「我が家の宝物ーフォトブック」 2022年5月28日(土)
5月もあとわずか、梅雨入り前に夏日が続いている。み
なさん十分、気を付けて体調管理してください。
我が家のサボテン 「桃色タンゲマル」に沢山の花が開いた。
品の良い色と香りは何とも言えない。何人かの友人に写真
を送って愉しんでもらっている。花が咲いていないサボテ
ンは全く目立たない。咲き誇る姿は全く別の様に美しい。
連休中は旅行なしだった。友人・知人宅へ出かけたり、我
が家に来てもらったり、長い電話やメールで雑談したり…
そんな時に役に立ったのがフォトブックだった。以前、書
いたように数年前にすべてのアルバムを整理して年度別に
収め手軽な写真集(本)を作った。久しぶりに会う友人が
30年前の自分の姿を観てびっくりするやら、感動するやら。
一瞬にして当時の頃を思い出し、話が弾む。青春を呼び戻
していた。最近は家族の映っているアルバムを観る習慣が
無いようだ。わざわざスマホをもって遠くまで出かけ、現
場中継に夢中だが、目的はそれだけで、すぐ忘れ去られて
しまう。感動を温め育ててゆくと無限に大きく広がる。
ワインを飲みながらNO.3の1997年前後のフォトブ
ックをペラペラめくる。私が会社を辞めて自宅でカフェテ
ラスエリカを始めたころだ。良くもまあ−、あちこち出か
けたもんだ。愛犬エリカを飼い始め、伊豆高原、八ヶ岳、
河口湖、蔵王、那須高原…必ずエリカが映っている。
甥や姪の結婚式、…25年前、亡くなった人や病気で入院
している人も元気な姿で映っている。ほんの10分のくつ
ろぎのひとときだが時間がその当時に戻るのである。
学生時代の友人とは中々直接、合う機会が無い。独身時代
のフォトブックを観ながら彼らと話をする。それぞれ皆ユ
ニークな生活をしている。高校の先生を退職し、今は家庭
菜園、読書、月1回の高尾山めぐり、彼からのレポートが
待ち遠しい。定年退職後、千葉の九十九里に移住して本
格的に農業に取り取り組んでいる千葉のレオナルド・ダ・
ヴィンチ、夜はチェロと語学の勉強、彼から突然、野菜が
大量に送られてくる。大学関係の本を執筆、テニスに夢中
な天才男、彼の指圧は彼がドイツにいたころ実証済み。毎
夜、指圧で奥さん孝行している。さて、私? うーん、何
も見当たらない。困ったな?いつものようにワイフに訊い
てみようかな。