NO.588「森は輝いている」 2023年4月7日(金)
町田の桜が散り始めた。散歩コースの恩田川、水辺にた
くさんの花びらが浮かんでいる。昨日、歩いていると小サ
ギ、中サギ、青サギ、そして町田のシンボル、カワセミま
で目に留まった。全員集合である。こんな光景はめったに
見られない。春の到来を歓んでいるのかな? サギはいる
かしら?水面に目をやりながら歩いているワイフは上機嫌
だ。あれは嘴が黄色いから中サギよ、得意そうに私に説明
する。その瞬間、その中サギが小魚を捕まえて口にくわえ
ゆっくりと飲み込んだ。最近、川の水の量が増えたので餌
も豊富になったのよ。嬉しそうに解説する。
今日は彼女は友人とデートでいない。千葉に住む友人と年
2回会っている。今頃、白金台の松岡美術館で美人画を堪
能していることだろう。
私は今、遠くの森を眺めながらこうやって日記を書いてい
る。何度かお話ししているように私はこの新緑の頃が一番
好きだ。黄緑の樹木が明るく輝き始める。冬の間、じいっ
と寒さを凌ぎ春の到来とともにパッと新芽が躍り出る。そ
の躍動感が私の体の中に沁み込んでくるのだ。最高の気分
ダンケシェーン!森の妖精たちよ!
コロナの影響かわかりませんが、今年は芹ケ谷公園にたく
さんの人がやって来る。先日の桜祭りの日は大駐車場に入
りきれない車が順番待ちしていた。この光景は私が引っ越
してきた当初から願っていた理想の姿だ。若いお父さんが
子供と手をつないで通ってゆく。坊や!いいなお父さんと
一緒で。子供は嬉しそうにコックリうなずいた。