マスターの日記


    
 NO.594「気分爽快」 2023年9月30日(土)                

 9月も今日が最終日、暑い夏は6月頃から始まり10月初
旬まで続くようだ。今年が例外と言いたいところだが、
地球温暖化のスタートとの年と考えて充分な対策を国を
挙げて真剣に取り組んでほしいものだ。

政治がその場主義に動き、マスコミがその後を追いかけ
ている。チェックする者がいない。知らない間に国民も
それに慣れ、身近な愉しい時間を追い求めている。まあ
何とかなるだろう。コロナやウクライナの影響もあるだ

ろうが時代は刻々と変化してゆく。以前の私はそんな状
況を嘆いていたが、今は違う。今の4・50代の人の価
値観は変化している。社会を引っ張る若者のポイント・
オブ・ビューは我々の時代と違うのだ。そんな環境の中

で私は自分が共感するものと出合う時がある。夕方の散
歩で私より年配のご夫婦を見かける。いつも決まった場
所でご主人が脚の不自由な奥さんを丁寧にしっかり時間
をかけて手・脚を曲げ伸ばしている。「こんにちは!

やってますね。」と声を掛けると、ちらっと会釈しただ
けで手を休めず作業を続ける。何回か声を掛けたが関心
事は奥さんの方に向いている。私の声掛けより妻のリハ
ビリに集中している。日常生活でこんな感動的な光景、

観たことがない。嬉しい気分をもう一つご報告。
今年は本当に暑い夏だった。我が家の前を子供連れの若
い家族が通り過ぎてゆく。目的は近くにある芹ケ谷公園
の水遊び場だ。若い父親が楽しそうに乳母車を引いたり

り、テントを担いだりしている。奥さんより寧ろお父さ
の方が積極的だ。50年前から描いていた姿が外国ではな
く目の前にある。私は思わず子供に声をかけると父親の
嬉しそうな会釈が返ってくる。感動を分けてもらってい

る。男性が外で稼いで家族を養う。この家族にはそんな
哲学は存在しない。嬉しいねえー 気分爽快です。