マスターの日記




 
NO.599「山村の可愛いいパン屋さん」 2024年2月4日(日)                

 高知県の山村に佇む「むすびぎ」という可愛いパン
屋さんがある。地図で調べてみると高知県吾川郡
いの
という山村。店主は東京都出身の三浦さん(女性)
彼女は「地域おこし協力隊」として
いの町へ移住する。

その前は東京のベーカリーで12年働いていた。店名の
「むすびぎ」は
いの町特産物の和紙の原料となるミツ
マタの別名である。添加物を使わず国産小麦や
きな砂
などを使用している。製造から販売まで全てひとり

で切盛りしている。
実は学生時代からの友人である、千葉のレオナルド・
ダ・ヴィンチから突然ラインが届いた。彼は私のこの
日記に何度か登場している。定年退職後、千葉の九十

九里に移住し本格的に百姓をしている。昼は農作業に
励み、夜はチェロを弾いている。彼からたくさんのネ
ギや里芋がドーンと送られてくる。私は親しくしてい
るご近所衆におすそ分けして回る。ネギ外交が定着し

ている。ラインに文面はなくブログの添付だけが貼付
されていた。何だろう?開いてみたら山村のパン屋さ
んがいきなり出てきたのである。じっくり読んでいる
うちに彼女の生き方がダ・ビンチと次第に重なってく

るではないか。店主の女性とダ・ビンチの苗字が同じ
である。彼に問い合わせると、ひとこと「娘です」簡
単な返事が届いた。
悲しいニュースが毎日、流れている。国内だけではな

く世界を見渡してみても気持ちが沈んでくる。
そんな時に小さな山村で地域に溶け込み、愉しく生き
生きと働いている若い女性から元気をいただいた。
親友の千葉のダ・ビンチが羨ましい!
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むすびぎ



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