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トルコの旅  2014.9

    9月の22日〜10月3日の12日間、ワイフと二人でトルコへ行ってきた。出かける直前まで私の健康
  状態が気になり、医者に旅行の話をして、いろいろ調べてもらったりした。「まあ旅行中に倒れたりす
  ることはないよ」とお墨付きを頂いたら、にわかに元気が出てきて、ルンルン気分で飛行機に乗った。
  トルコはワイフが若いころ行ったことがあり、私の友人がドイツの帰り立ち寄ってしばらく滞在してい
  たところだ。バブルの頃,トルコ大使館で個展を開いていたトルコ人の美人画家の絵を衝動的に買っ

  たトルコチューリップの絵がお店の壁にかかっている。また、ワイフの故郷、山形の寒河江のチェリー
  ランドにはトルコ館があり、サクランボの時期にはトルコ大使がやってくる。そんな縁もあって古代遺跡
  が建ち並ぶトルコはぜひ行ってみたい国のひとつだった。イスタンブール観光で始まりアンカラ、カッパ
  ドキア、コンヤ,アンタルヤ,パレッカム、アイワルク、イスタンブールとバスと船で相当の距離を走ったが
  好天に恵まれ、ツアーコンダクターのHさんをはじめガイドのジハンさん、10日間ベンツのバスを運転

  してくれたドライバーの方などすべての方が素晴らしく、大変、居心地の良い旅立った。参加したメン
  バーもプライバシーを配慮しながらも全体にファミリー的な空気が流れ、Hさんも感心していたようだっ
  た。実は、出発直前に確約という前宣伝のイスタンブールのインターコンチネンタルホテルが取れなく
  てリッツカールトンに変更の手紙が届いた。成田で契約違反の返金額を参加者全員がもらった。ところ
  が実際に最後の二日間泊まったリッツカールトンの設備の素晴らしさに驚いた。ベテラン添乗員のHさん

  がこのホテルは通常一泊6万円ぐらいしますとバスの中で説明していた。連泊だったから、旅行代金の
  半分以上の値段にあたる。私のような庶民は2度と泊まれないような豪華なホテルだった。イスタンブ
  ールでは新婚気分で一夜を過ごした。「トルコではどこが良かったですか?」「イスタンブール!!!」
  ローマの休日のあのヘップバーンのセリフが胸に湧いてくる。一昨日、突然、旅行でご一緒したMさん
  が奥さんと一緒に姿を現した。お店を早めに閉めて2階でトルコ旅行のハイライト版をワイフの教え子
  のKさんと5人でスライドショウで観た。ワイフの解説を交えながら楽しいひと時を過ごした。
                         写真 16枚↓ 追加1枚 NO.17

7.これを見るために気球に乗った様なもの。 ご来光 右に見えるのはカッパドキア富士(笑) 
  エルジェス山は富士山より高い。時期が違えばダイヤモンドエルジェスが見られそう。
 2.地下宮殿(ヒポドローム) 
   大寺院の地下の小さな入り口から入るとその中には列柱が建ち並ぶ
   貯水池が・・・   ローマ水道橋が外敵に抑えられても、町の住民が
   何とか水を確保して生き延   びることができたという、イスタンブール
   の都市の守りの要。

  
15.ベリーダンス 
  夜のデナーショーでは、民族ダンスとベリーダンスが交互に繰り広げら
  れた。お腹の出ている踊り手には、「もっと腹筋やらなくては?」との声
1.ブルーモスク(イスタンブール)
  女性は、スカーフを被り肌の露出を避けた服装で入場。細かな
  モザイクタイルが,美しい様々な青い色に輝くところからブルー
  モスクと言われている。
3.カッパドキア  
  柔らかな凝灰岩主体の高原地帯。昼と夜の気温差と水の浸食で削られて
  キノコみたいな奇岩が見渡す限り続く。下から見ただけでは全景は捉えられない。
6.気球 この日は80あるという気球がすべて上がった
  色とりどりの気球が夜明け前の空に昇る。以前トルコ旅行した山形の慎重 
  な友人夫妻は、危険だと言って乗らなかったぞ・・・
  私たちは、ホイホイと乗って大丈夫かなあ?
9.カッパドキアの見所「オルタヒサール」
  その岩をバックに結婚したばかりの男女はまるでモデルの様。観光客の要望
  に応えてニッコリ。 
13.エフェスのギリシャ時代の円形劇場
  ここは、巨大でした。 20万人の都市国家で2万人収容の円形劇場。
  かつて、剣闘士が戦った場所では、時々野外コンサートが催されます。
12.棚田のようなパムッカレ温泉 
  人気の観光地です。石灰分を含む温泉川のお蔭で白い階段状の温泉棚
  が下の湖まで続く、面白い景色の中で観光客は足湯を楽しみました。  
  20年前は、水着を着て温めの温泉にすっぽりつかれたそうです。
Topics
  
  
8 シルクのトルコ絨毯を織る女性 
 何か月もかけて手織りの絨毯を織る。模様は頭の中にあるという。
 繊細な手技と力が必要。つい、美しさに魅せられて小さな壁掛け購入。
  
5.気球  ガス点火 
  午前4時半、カッパドキアの全ての景色と夜明けを見るための準備完了。
  20人乗りでゆっくり上昇。約1時間半の空の旅に期待が弾む。
4.泊まった洞窟ホテルのテラスから見た夕暮れ、前方も洞窟ホテルの明かり
11.カッパドキアの町の夜景は、洞窟ホテルの灯りで幻想的。
10.メブラーナ教団の回旋舞踊
  隊商宿(キャラバンサライ)の中の土間で回転しながら祈る宗教  
  儀式を見学。宗教心が無いせいかだんだん眠くなってしまいました。.
14.トロイの木馬
 トロイは、ギリシャに敗れるまではエーゲ海交易の中心地。 
 丘の上のほとんどが今も発掘作業中。観光用木馬と将軍。

 
16.ボスポラス海峡大橋
  日本の技術協力で建設された橋は、アジア側とヨーロッパ側を  
  結ぶ大動脈。運河クルーズで、下を潜り抜け、誇らしかった。
17.ローズバレー(カッパドキア)