スーホの白い馬の朗読
後半は、衣装と帽子を替えて演奏
演奏の後に、記念撮影
「ふるさと」を歌う皆のために伴奏
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 62.馬頭琴ホームコンサート 2016.1                            

   
モンゴルから留学生としてやって来たアリウンザヤさん、桜美林大学を卒業して日本の企業に就職
  するということです。その僅かな期間中に横浜市内や都内の小学校で、モンゴルの民族楽器「馬頭
  琴コンサート」を通じてモンゴルの文化や生活を理解してもらう活動を積極的に行っています。
  たまたまま小学校でお話と馬頭琴の演奏を聴いていた友人が、「エリカさんでならアットホームなコ
  ンサートができるのではないかしら?」とイメージがふくらんだそうです。お蔭様で、とても素敵な方
 
  を紹介していただきました。『馬頭琴ライヴコンサート』は、1月22日。金曜日でしたので、若い方々
  には来ていただけませんでしたが、清々しく麗しい演奏者の雰囲気にすっかり魅了されてしまいま
  した。モンゴルではいつでも演奏されるような定番といった激しい曲や胸に響くような物悲しい曲
  1、ツガンス・バラガ(白い祠) 2、イケルのふるさと(母なる大地)3、スーホの白い馬の朗読(山口
  さん) 4、心のメロデー その後は故郷のお話。人口は約300万人、その中の6割が首都ウラン

  バートルに住んでいるとのこと。ゲルに住んでいる遊牧民はヒツジやヤギ、馬を飼い新鮮な肉や野
  菜を街に届けてくれるそうです。ほとんどが仏教徒で、考え方も日本人と似ているとか・・。
  モンゴルについてのお話の後は、「天馬」の演奏。激しい馬頭琴の魅力全開の演奏。そして、コー
  ヒータイムの後、「北国の春」を皆で歌い、最後は「ふるさと」を歌いました。「アリウンザヤさんは、
  モンゴルを、私たちは夫々の故郷を想いながら歌いましょう。」と述べたところ、アリウンザヤさんの
 
  「モンゴルも日本も故郷と想いながら演奏します。」との言葉。自然の違い国の違いを知るよりは心
  の通い合いを感じて胸を熱くして歌いました。アンコールは、「天馬」 3オクターブ出るという馬頭琴
  2本の弦を感情豊かに弾いていただいた贅沢な時間に「ありがとうございました」モンゴル語で、「バ
  イラルラー」と教わりました。帰る一人一人が バイラルラー と口々に言いながら笑顔が広がりました。

     
高い帽子姿で、馬頭琴を奏でる