71.彫刻の森で誕生祝い 2017.4
私の誕生日は毎年4月21日だ。最近はその日に小旅行をワイフが計画してくれる。ところが
今年はあくる日の22日「歌声喫茶」だったので、先延ばしになった。そして、一昨日、近場の
箱根に出かけた。お天気が怪しかったので、ロマンスカーで行くことになった。町田、午前10
時1分発である。ホームで待っていたら、「ただいま本厚木で事故がありました」と言う放送が
流れてきた。こんなことがあるもんだ。海外旅行じゃなくてよかったな。とワイフと話しながら
藤沢まで小田急で、そこから東海道で小田原までそして登山電車を乗りついで、目的地の「彫
刻の森」には30分遅れのお昼ごろ到着した。今回はじっくり彫刻やピカソの作品を見るのが目
的だったので、アクシデントも気にすることはない。以前見て回ったのは何年前だっただろうか?
すっかり忘れていた。みんな新鮮に見える。ピカソ館まで来ると人が半分ぐらいになった。だが
ほとんどが外国人には、ショックを受けた。それも個人でやって来た人ばかりだ。目的を持って
行動している外国の観光客と肩を並べて見ていると、何だか嬉しい気分になってくる。お祭り気
分の爆買いブームから本当の国際観光国になり始めた文化の流れを見ているようだった。
その日は知り合いの紹介で彫刻の森に隣接する会社のプライベートホテルに泊まった。そのホ
テルの食事に私たちは大感激、夕食はもちろんの事、朝食も夜に負けない心のこもった和食だ
った。リーズナブルなお値段でこの上質な食事、ワイフは久しぶりに”田舎者ふるまい”を発揮し
てカメラでパチリ。お蔭で翌日は気分よく海賊船でビールを飲み”山のホテル”のツツジを堪能
した。