72.北陸周遊の旅 2017.6
梅雨が始まった時期に北陸方面をワイフと旅行した。6月18日から20日の2泊3日の旅
である。幸いに3日間とも好天続きで、添乗員さんも白川郷の展望台から白山がくっきり見
えるのは珍しと驚いていた。トラピックスの団体旅行だったが、ほとんど個人旅行に近く、自
由時間が多くて、金沢の21世紀美術館では建物そのものを楽しむと同時に、幸運にも池田
学展を見ることが出来た。現代の若冲のような気がした。2日目に永平寺に行った。高野山
は訪れたことがあるが、ここは初めてだ。巨大な木造建築、奥行きの広さにびっくりした。若
い修行僧とすれ違う。そういえば私が小学生の頃、世田谷の我が家の2階に駒澤大学の学
生が下宿していたのを思いだした。彼らもここで修業して立派な僧侶になって、日本の各地
のお寺でお勤めされたわけだ。冬は寒かっただろうな・・・
東尋坊、白川郷、飛騨の高山、ずいぶん欲張りな日程だったが、変化に富んでいて十分楽し
めた。今回の旅行もワイフが提案、私はぶら下がってついてゆくパターン。今後も、これで
行こうと思っている。
1 金沢兼六園霞が池は、鏡のように内橋亭と
松を 映して私たちを迎えてくれた。
2 金沢21世紀美術館は、兼六園や城址公園の
緑豊かな環境に近いユニークな現代美術館。
池田学展を見て、現代の若冲かと驚く。
4 東茶屋で、結婚式の花嫁さんがポーズをとり
新郎は誰にも写真を撮られず片隅で見ていた。
3 東茶屋は、風流な和の雰囲気。
金箔のお店もあり観光客が多い。
5 永平寺 長い長い廊下や階段の床はピカピカ。磨くのもお坊さんの修業で、心も磨き上げるとか。
6 仏殿には曹洞宗の御本尊であるお釈迦様が祀られて
おり、朝晩のお勤めで世界平和をお祈りしている。
7 華麗な四天王像は、山形市長岡金銅工場の
寄進。懐かしい山形の伝統工業に出会い驚く。
8 快晴の東尋坊は、波静かで荒々しい岩と対照的。遊覧船に乗りたかった!
9 世界遺産の五箇山と白川郷集落。たたずまいが良く似ている。
外国人の観光客と共にこのタイムスリップを楽しんだ
10 飛騨高山 高山祭屋台会館には、誰でも祭りの屋台が見られるように4台と神輿が展示されて
いる23台の町内ごとの屋台を交代で展示しているという。飛騨の匠の技の粋を見た思いで感動。