町田　

４．聖地モンセラット、ノコギリで引いた様な断崖だ

　　５０．スペイン・ポルトガルの旅　（2013･5･27～6･5）　　２０１３．９　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　思い憧れていたトレドは、若かりし頃マドリッドﾞまで行ったのに、ＯＰツアーのお金を惜しんで参加しなかった。同室になった
　　Ａさんから歴史や街の美しさを聞き羨ましく思い、いつか必ず行こうと心に秘めた所だ。長い飛行機を経てロンドン経由バル
　　セロナ着。朝のサグラダファミリアへ。ｱﾝﾄﾆｵ・ガウディの作品群を中心に市内観光。愉快な彫刻や建物、オリンピック会場に
　　なったモンジュイックの丘から競技場や海を眺める。この急坂を、有森や谷口選手が駆け上がったのかと驚く。連泊なので聖地

　　モンセラットにも行き、山羊のチーズをお土産に買ってこれた。３日目は、超特急AVEでマドリッドへ。
　　首都は肌寒く曇りから雨。プラド美術館とソフィア王妃芸術センターが主だったので、ﾍﾞﾗｽｹｽの「ラスメニーナス」とピカソの
　　「ｹﾞﾙﾆｶ」だけに時間をかけて観る。凄みが印象に残る。首都から１時間のバス旅で、晴れ渡った別世界のトレドへ。５月３０日
　　は、聖体節の祭りということで街中が華やかに彩られ賑わっていて旅の幸運に高揚してしまった。

　　　翌日はラ・マンチャ地方へ。荒涼とした丘が続き、２８℃。コルドバ→グラナダ。アルハンブラは庭園に薔薇が咲きイスラムの
　　建築に映える。マラガのパラドールで昼食後ミハス。６月２日は、セビージャ。国境を越えポルトガルに入る。エボラ大学の卒業
　　　式後の学生たちがパレードに繰り出し、誰もが笑顔で大賑わい。首都リスボン着。翌日、世界遺産観光ロカ岬観光。ユーラシア
　　　最西端到達証明書をいただき、強い風が吹き渡る大西洋を見下ろすと、『地果て、海始まる』旅を終える気分が湧きあがる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２．夜、ライトアップされた池
　　の前から建物を観る
　　　　　　　　　　　　　　　

１．朝のサグラダファミリアへ。アント
　ニオ・ガウディの遺志を受け継ぎ
　　建設が続く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　