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左が展示された作品です。
カーブミラーを題材にしたシリーズの作品です。カーブミラーは交差点
や見通しの悪い曲がり角等に、見えない方向を見るために設置してあり
ます。
行き先(未来)やこれから来る車等の到達前の姿(過去)が写っていて、
言い換えれば未来や過去が写っていると言えます。
この作品では、過去からタイムスリップして出てきた駕籠かきが現代の
車の洪水にビックリした様子を、有名な浮世絵安藤広重「東海道五十三次
三島(朝霧)」の一部を借りて、現代への風刺をこめてパロデイ風に描いた
ものです。
技法はMixed Media(木版とデジタルプリント)。和紙(阿波紙AIJP忌部)を
使い、木版には日本画用絵具(水性)を使っています。
紙のサイズは33X48cm
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