春陽会招待はがきから引用
 
 


 
 
 


  
 

  左が入選した作品です。

  古地図と現代風景の交錯を描いた「タイムスリップ」
 シリーズの作品です。
  この作品ではいわゆる「メビウスの環」を用いました。

  「表」に現代風景を、「裏」に古地図をプリントした帯状の
 紙を一度ひねってループ状にして「メビウスの環」を作ると、
 「現在をたどって行くと、自然に過去に」なっています。
 これにより、現在と過去とが交錯する様を表現したもの 
 です。
 
  古地図は天保年間の江戸の地図を、現代風景には
 高層ビル屋上から俯瞰した東京の道路の写真を使った。
  また、背景にはクシャクシャに折り畳んだ紙を描いて
 いるが、薄っすらと古地図が読み取れ、過去の記憶が
 消し去れない様を暗示してあります。
  
  技法はデジタル・プリント。
 木版画を摺った後にスキャンしてデジタル化したレイヤー
 を取込むことで、木版画的なマチエールも併せ持った独自 
 の作風を狙ったものです。

  手作りの黒い額縁(約95X128cm)にセットして
 あります。

 
 
 

 
 
 
展覧会は終了しました。
日時  2015年4月15日(水)〜27日(月)
(4/21(火)は休館日)
10:00〜18:00
(入場は17:30まで。最終日は15:00まで) 
会場  国立新美術館(六本木) 
主催など  一般社団法人春陽会 
後援:社会福祉法人NHK厚生文化事業団
 
   
   


会場風景及び画集(4/16追記)
 


会場批評会及び授賞式懇親会(4/19追記)
 



 
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