高知の
四季いろいろ
高知の春は早い!

  2月には高知県・大豊町の「福寿草の里」で福寿草が雪の間から黄金色の花びらを開いて春を告げます。今年も2月の第2日曜日に福寿草まつりが始まりました。
 3月には早くも県東部で田植えが始まりました。
 高知市は例年のようにサクラ(ソメイヨシノ)の開花予想のトップグループに入っていますが、今年は3月10日、全国のトップを切って高知市で開花宣言が出されました。
 3月10日の開花は55年、73年、59年に続いての全国トップタイ記録です。
今年の開花は平年より13日、昨年より6日それぞれ早かったそうです。
 高知の桜の名所の一つは高知城三の丸です。2004年からの石垣の改修工事で閉鎖されていましたが、今年1月に工事が終了、5年3カ月ぶりに三ノ丸広場でのお花見ができるようになりました。
 ちなみに気象台の開花の標本木は、三ノ丸広場にあります。
 大河ドラマ「龍馬伝」と合わせて高知県内4ヵ所で開かれている「土佐・龍馬出会い博」で、観光客も増えている高知城ですが、今年は待ちかねていたお花見客でさらににぎやかになりました。
 土佐の真夏の祭典「よさこい祭り」は8月に全国から踊り子が参加して開かれます。 この祭りを見て感激した当時の北大生が札幌で発展開花させたのが「よさこいソーラン祭り」です。
 鳴子を打ち振り、そろいの衣装でダイナミックに踊る「よさこい祭り」は、本家の高知や札幌の隆盛を契機にいまや全国的な規模に広がっています。
 秋は台風シーズン。
 昭和50、51年には連続して猛烈な台風が高知県を襲い、大きな被害を出しました。
 高知県はよく台風が接近、上陸することから「台風銀座」と言われています。特に2004年は台風の当たり年で、日本に上陸した台風は10個と年間上陸数を一気に更新しましたが、うち5個が高知県に上陸、一時孤立する集落も出るなど大きな被害が出ました。
 今年はどうなるのでしょうか、、、台風常襲地帯ですので、今から心配です。
 冬
 南国高知とはいえ、県西部や山間部では雪が降り、積もるのは当然ですが、高知市内に雪が積もるのは、年に1度あるかどうかー、また冬季の雨量は少なく、暖かい高知市です。
 ところが05年には2月1日に6aの積雪がありました。5a以上の積雪があったのは実に18年ぶりという“大雪”を記録しました。子どもたちは大喜び、大人たちは久しぶりの銀世界にびっくりでした。
そんな中、日本最後の清流と言われる四万十川では寒風を突いて、天然のスジアオノリ採りが行われます。この青のり採りは、数年前の1月に取材、高知の四季に載せました。
 こうした冬の風物詩など、諸々の高知の四季をこれから順次紹介してまいりたいと思っております。平成22年6月


春を告げる福寿草