副鼻腔炎による一次性頭痛あるいは 二次性頭痛の臨床的検討
副鼻腔炎は二次性頭痛の原因として鑑別診断上重要であるばかりではなく、片頭痛などの一次性頭痛を増悪させる原因としても正確な診断が必要である。
今回、頭痛をきたした副鼻腔炎の臨床的特徴について検討した結果を学会にて発表した。
発熱や鼻汁・鼻閉などの炎症を伴わず、片頭痛様の拍動性頭痛を示す症例も多いため、副鼻腔炎を見落として一次性頭痛と診断を誤らないよう注意する必要がある。
また片頭痛あるいは群発性頭痛の既往のある患者においても、副鼻腔炎等の二次性頭痛により頭痛発作が増悪する可能性があるため、強い頭痛発作の場合は画像診断による確認が望ましい。