多摩市にある「農業者大学校」をご紹介します。
農業者大学校は全寮制(3年制)の学校です。全国から農業を志す若者が集まります。優れた農業経営者、農村のリーダーとなる人材を育成すべく1968年に農林水産省によって設立され、2001年から独立行政法人になりました。
桜ヶ丘公園に隣接する森林の中にキャンパスがあります。記念館前のバス停からゆうひの丘に行く道の途中にひっそりと正門があります。
地元の住民にとってふだん立ち入る機会のない場所ですが、秋の学園祭「豊饒祭」 は、敷地内で学生さんたちと交流する数少ない機会です。
さまざまなイベントとともに農産物の即売会などで盛り上がります。例年11月の土日に開催されますので、近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2005年10月)
農業者大学校は、2008年(平成20年)4月から筑波に移転。新入生はすべて筑波の新校舎に入るそうです。
多摩校舎は、今の在校生が全部卒業したら閉校に。さびしいですね。親しまれてきた豊饒祭も多摩校舎ではもう開催されないそうです。
(2007年11月)
もう一度、多摩校舎で最後の「豊饒祭」が開催されました。
(2008年5月)
最後の卒業式が行われ、多摩校舎は閉校しました。
(2009年3月)