「大変です！自家焙煎コーヒー豆の店ができています。」
自称コーヒー通（つう）の知り合いが駆け込んできたのは、9月半ばのこと。
缶コーヒーを適当にガブガブ飲んでいる人なので、あてになるかどうかわかりませんが、聖蹟桜ヶ丘には良い店が少ないので、遠くまでコーヒー豆を買いに行っていたそうです。
「この店は本当に素晴らしいです。なによりもコーヒー豆への愛情を感じます。」
熱く詳しく薀蓄（うんちく）を語っていましたが、長くなるので省略。
熱心にすすめられたので、さっそく行ってみました。
店名は tak beans（タック・ビーンズ）です。明神橋通りの和菓子の伊勢屋さんの斜め前に2012年9月1日にオープンしました。
カウンター越しにコーヒー豆とテイクアウトのコーヒーを売る小さな店です。
簡素ながらスタイリッシュなインテリアに感動しました。さりげなく配置された調度、そしてマスターのコーディネートのセンスもいいですね。
かもきちのおすすめは、「ブラジル」のシティローストです。ほどよい酸味と苦味、ふくよかな香りでした。苦味を少なくしたい人は、豆を少し荒めに挽くとちょうどよくなると思います。
（2012年11月）