聖蹟桜ヶ丘で長く続いている中華食堂です。
しばらくの間ご無沙汰していたのですが、最近また行くようになりました。
車や資材が置いてあるピロティを通り抜けた奥にある小さな店です。晴れた昼間だと、うす暗くて営業中かどうかよくわからないことも。
店に入れば、怖すぎるほど真剣な表情で店主さんが中華鍋を振っています。話せば気さくな方です。それに、ちょっと丸くなったかも。
シンプルな醤油味のラーメンは、何十年と続く中華料理店の味ですね。ショウガの聞いたワンタンメンもおすすめです。
大きめの餃子は、挽き肉がぎっしり詰まっていて、万人に愛される味。一時期もてはやされたゆるい餡の餃子とは、一線を画しています。
炒め物も美味しいですね。少し塩コショウが強めに感じることがありますが、好みにもよりますね。ビールに合うと思います。
時間が止まったかのような店で、唯一、変化を感じるのはタバコです。今でも、カウンターには灰皿が置かれていますが、一部の常連さんを除いて、吸う人はめっきり少なくなりました。
（2017年3月）