小平うどん 聖蹟桜ヶ丘店

こだいら うどん

東京都多摩市一ノ宮4-20-24
(TEL) 042-316-9490

写真

聖蹟桜ヶ丘駅西口から徒歩7〜8分


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小平(こだいら)にあるうどん屋さんの支店だそうです。

閉店した「悠喜庵」跡地の居抜き(旧店の内装や設備をそのまま利用)で、2010年12月18日にオープン。

メニューは、肉汁うどん(もりうどん)とライス、たまご、ビールだけです。(2011年2月からカレーうどんが加わりました。)

店内のメニューで「武蔵野うどん」について言及されています。武蔵野うどんの本場が小平・・・ということではなく、本店が小平にあるので「小平うどん」と名づけたそうです。

うどん好きの知り合いによると、武蔵野うどんというのは、東京都北部から埼玉県にかけて、古くからあった郷土料理だそうです。わりと最近になって変化し、豚肉を入れたりするようになったとか。

色黒でごつごつした太うどんを、かつおだしと濃口醤油ベースの温かいつゆにつけて食べます。つゆの中には豚肉とネギがどっさり。ビギナーは、基本(肉普通)のうどん300グラム(600円)からスタートすることをおすすめします。ちなみに、肉増しうどん1kgは1,250円。

関東地方の郷土料理をベースにしつつも、最近のつけめんブームから影響を受けているのでは?というのが、知り合いの見立てです。

たしかに、どこかつけめんに通じるものを感じます。小麦粉が真っ白でなく、わずかにざらっとした食感。つゆは、かつおだしに豚肉の風味が加わり、ダブルスープのおもむきも。しかし、つけめんのスープほど絡まず、あっさりめです。

中途半端といえば中途半端ですが、不思議にバランスがとれています。良い意味で素朴においしいと思いました。

(2011年4月)