大学通り (国立)

だいがくどおり
(お花見)

写真


地図

聖蹟桜ヶ丘駅から 国立駅行きバス
「桐朋学園」停留所 下車

「お花見スポットで大学通りを紹介しないの?前は毎年見に行ってたよね。」

おお、そう言えば・・・ ここのところ国立(くにたち)にご無沙汰しています。
大正時代に学園都市構想にもとづいて開発された街。聖蹟桜ヶ丘からは国立駅行きのバスがあって便利です。

中央線の国立駅から一橋大学の前を通って一直線に谷保駅に至る「大学通り」は都内屈指の桜の名所。
歩道と車道の間に広い緑地帯が確保され、桜、イチョウなどの木々が植えられています。市民ボランティアの「桜守」が桜を1本1本きめ細かく見てまわり、害虫の予防や病気の治療などに努めているそうです。

かもきちのお気に入りポジションは、桐朋学園の近くの歩道橋の真ん中です。
国立駅方面をながめると、まっすぐ伸びた通りの両側に桜並木が連なっています。以前は、通りの突き当たりに大きな赤い三角屋根の駅舎が見えて、ほかのどこにもない魅力的な景観でした。しかし三角屋根は、昨年とりこわされてしまいました。

谷保駅方面のながめも良かったのですが、景観訴訟で有名になった巨大マンションが建って、ありふれた市街地に変わりました。

桜並木は前と変らずみごと。本当にきれいです。けれど落ち着いた街のたたずまいは少しずつ壊れている感じ。国立市民でないのであまり言う資格はないかもしれませんが、ちょっと残念な気がします。

(2007年4月)
(2014年4月訂)