毎年秋に多摩市内の公共ホールで開催される映画祭です。今年(2007年)が第17回。1991年スタートですね。
以前から、作品の選び方にきらりと光るセンスを感じて注目していましたが、会場がパルテノン多摩(多摩センター)とその周辺という感じで、多摩市の南部にかたよっているので、聖蹟桜ヶ丘の住民には今ひとつ身近でないのが残念でした。
しかし、良い映画が毎年上映されているので、そのうち記事にしようかな、と思っていました。そしたら、聖蹟桜ヶ丘のヴィータホール(第5会場)で「秘密結社鷹の爪」を上映するというではありませんか。モチベーションが一気に高まりましたよ。
この映画祭を企画されている方たちのセンスは素晴らしいと思います。全国各地でどのくらい映画祭が行われているかわかりませんが、多摩の水準はおそらくかなり高いのではないでしょうか。
まあプログラムをご覧ください。新旧各分野にわたって有名作、無名作が並んでいますが、心憎いばかりの選択だと思いませんか。囲碁の布石のようにピシリと決まっています。もちろん人によって好き嫌いはあると思いますけど。
気に入った作品があれば、1000円ちょっとで数本まとめて見れたりするのでお得です。興味のある方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
(2007年11月)
今年(2010年)で第20回。
待ちに待ったチェブラーシカがついに登場しました。個人の好みですが、せっかくの20周年記念だし、ウサビッチを同時上映したら面白かったと思います。
(2010年11月)