２月から３月にかけて百草園で「梅まつり」が行われます。
江戸時代からの梅の名所。もともとはお寺の庭園だったそうですが、現在は京王電鉄の所有地になっています。ですから正式名称は「京王百草園」。
早春の訪れとともに約800本といわれる梅の花に園内が彩られます。早咲きの梅から樹齢300年といわれる名木まで、それぞれの趣きがあって見る人を飽きさせません。
この時期「梅まつり」が開催され、お茶会やお香を楽しむイベントが開催されます。京王電鉄もこの時期の土日には、ふだん各駅停車しかとまらない百草園駅に準特急を停車させます。おおぜいの人でにぎわいますね。
ところで、この「梅まつり」にはなぜか音の出るイベントが多いのです。遠くから琴の音がかすかに聞こえてくるぐらいだと風情があっていいかもしれませんが、園内すみずみまで聞こえそうな大音量にはびっくりしてしまいます。
かもきちは、静かに花を眺め、ほのかな香りを楽しむ観梅が好きなので、司会者さんの絶叫や楽器の演奏（スピーカーで増幅！）はどうも苦手です。にぎやかな方が盛り上がるという考え方もあるでしょうから、一概に否定はできませんが・・・
いずれにしても、見事な梅園ですから、まだ行ったことのない方は週末にでも一度訪れてみてはいかがでしょうか。
音の出るイベントは日曜日に行われることが多いので、かもきちと同じ意見の人は土曜日に行くといいかもしれません。
（2005年12月）