about

――これから離れ離れになってしまう二人,"あなた"は恋人に言った.(1番)

「恋人よ 僕は旅立つ 東へと向かう列車で
 はなやいだ街で 君への贈り物 探す探すつもりだ」
「いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ
 ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って」

東京(?)へ向かう列車,夢に向かう青年と彼を想う純真な少女の気持ち.でも,どことなく不安な先行きを感じ取る彼女.


――そして..(4番)

「恋人よ 君を忘れて変わってく僕を許して
 毎日愉快に過ごす街角 僕は 僕は帰れない」
「あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ
 ねえ涙拭く木綿の ハンカチーフください ハンカチーフください」

彼への一途な想いと,その熱い想いを想うことなく,都会に離れていく男.私には「木綿」がいいの.あのころの素朴なあなたを感じられるから.きゃー(>_<).切ない..

木綿のハンカチーフ(全文)




んで、ここでちょっと辛口になるわけですが,何となく切ないんです. 活動休止とか.最近のBANK$活動とか.多摩川レコード作ってるとき,Bイビー宅でのデモテープ作りが 楽しくてたまらなかった,そんな,そんな蜜月が,今ではかなわぬことなのです.. 確かに,最近のも音楽的に聴き所はたくさんあります.曲の完成度としても,すっかり垢抜けました. 今でも,決してキライじゃないんです.本当はやっぱり好きなんです.そうは言うても 遠いあのころが懐かしい.切ないんだよなぁ..


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